JP4485914B2 - 研削ホイール - Google Patents

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Description

本発明は、研削ホイールに関する。
従来、台金の作用面上に複数の砥粒が同心円状に配列された研削ホイールが知られている(例えば、特許文献1参照)。この研削ホイールでは、各同心円において砥粒が周方向に所定の間隔で配列されている。
特開2004−154908号公報
しかしながら、上述の研削ホイールにおいて隣り合う砥粒同士の間隔を狭くすると、研削時の削り残しは抑制されるが、目詰まりが発生し易くなってしまう。
特に、研削ホイールを用いて高能率加工を行う場合には、以下のように目詰まりが更に発生し易くなってしまう。高能率加工を行う場合には、例えば、図9に示されるように、中央部に設けられたベース部211と外周に設けられたテーパ部209とを有する台金201を備えた研削ホイール210が好適に用いられる。図9は、研削ホイール210を用いて被研削材Wを研削する工程を模式的に示す部分断面図である。研削ホイール210では、台金201の作用面201a上に砥粒層202が形成されている。砥粒層202は、砥粒205と、砥粒205を台金201に固定させる結合材207とからなる。
被研削材Wは、図9中の方向Aに移動し、研削ホイール210に当接することにより研削される。このとき、被研削材Wがテーパ部209上の砥粒205に当接しないと削り残しができてしまう。研削ホイール210では、テーパ部209上の隣り合う砥粒205同士の間隔(方向Aに垂直な方向における間隔)dが狭くなるので、目詰まりが発生し易くなってしまう。さらに、高能率加工時には大きな切り粉が多量に発生するため、一層目詰まりが発生し易くなってしまう。
そこで、本発明は、削り残しを抑制すると共に、研削時に目詰まりの発生を抑制できる研削ホイールを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の研削ホイールは、台金と、台金の作用面上に設けられた砥粒層とを備え、砥粒層は、周方向に沿って配列された複数の砥粒からなる砥粒列が、径方向に所定の間隔で複数列配置された第1及び第2の領域を有し、第1及び第2の領域は、周方向に沿って配列されており、第2の領域は、径方向において第1の領域よりも所定距離内側に配置されており、所定距離は所定の間隔よりも小さい。
また、本発明の研削ホイールは、台金と、台金の作用面上に設けられた砥粒層とを備え、砥粒層は、同心円上に配列された複数の砥粒からなる砥粒列が、径方向に所定の間隔で複数列配置された第1及び第2の領域を有し、第1及び第2の領域は、周方向に沿って配列されており、第2の領域は、径方向において第1の領域よりも所定距離内側に配置されており、所定距離は所定の間隔よりも小さい。
また、本発明の研削ホイールは、台金と、台金の作用面上に設けられた砥粒層とを備え、砥粒層は、周方向に沿った直線上に配列された複数の砥粒からなる砥粒列が、径方向に所定の間隔で複数列配置された第1及び第2の領域を有し、第1及び第2の領域は、周方向に沿って配列されており、第2の領域は、径方向において第1の領域よりも所定距離内側に配置されており、所定距離は所定の間隔よりも小さい。
本発明の各研削ホイールでは第2の領域が上述の位置に配置されている。このため、本発明の各研削ホイールを回転させると、第1の領域内における「所定の間隔」に起因する削り残しを第2の領域内の砥粒によって研削することができる。これにより、削り残しを抑制できる。また、第1及び第2の各領域内において、削り残しを抑制するために砥粒を密に配置する必要がないので、研削時に目詰まりの発生を抑制できる。したがって、本発明の各研削ホイールを用いて研削を行うと、削り残しを抑制できると共に、研削時の目詰まりの発生を抑制できる。
また、上記研削ホイールでは、台金は、外周に設けられたテーパ部を有し、台金の作用面は、テーパ部上に設けられていることが好ましい。この場合、高能率加工を行っても削り残しを抑制できると共に、研削時の目詰まりの発生を抑制できる。
また、上記研削ホイールでは、第1及び第2の領域間にスリットが設けられていることが好ましい。これにより、例えば、研削時の削り粉等を排出し易くなる。
本発明の研削ホイールによれば、削り残しを抑制すると共に、研削時に目詰まりの発生を抑制できる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号を用い、重複する説明を省略する。
図1は、実施形態に係る研削ホイールを模式的に示す斜視図である。図1に示される研削ホイール10は、台金1と、台金1の作用面1a上に設けられた砥粒層2とを備える。研削ホイール10は、例えばカップ型の研削ホイールである。台金1の作用面1aは、例えば円環状の台金1の一方面に設けられている。また、台金1の作用面1aには、研削ホイール10の中心から外側に向けて放射状に複数(例えば8個)のスリット3が設けられている。したがって、スリット3上には砥粒層2が設けられていない。本実施形態では、スリット3は例えば台金1に形成された溝からなる。
続いて、図2を参照しながら砥粒層2における砥粒5の配置パターンについて詳細に説明する。図2は、砥粒層2側から見た研削ホイール10の一部を模式的に示す平面図である。砥粒層2は、複数の砥粒5と、これらの砥粒5を台金1に保持させる結合材7とを有する。
砥粒5の構成材料としては、例えば、ダイヤモンド、cBN等が挙げられる。ダイヤモンドとしては、例えば、天然ダイヤモンド、合成ダイヤモンド等が挙げられる。また、砥粒5は、ダイヤモンド砥粒又はcBN砥粒等の超砥粒であることが好ましい。この場合、硬度が向上するので耐磨耗性が向上する。
結合材7としては、例えば金属結合材が挙げられる。砥粒5は、例えば金属結合材により台金1の作用面1aに固着される。
砥粒層2は、研削ホイール10の周方向Xに沿って順に配列された第1〜第3の領域N〜Nを有する。第1〜第3の領域N〜Nは3つの領域で1つの繰返し単位となっている。この繰返し単位は、周方向Xに沿って環状に繰返し配列されている。なお、図2において、第1〜第3の領域N〜Nは時計回りに配置されているが、反時計回りに配置されているとしてもよい。
第1の領域Nでは、周方向Xに沿って配列された複数(例えば3個)の砥粒5からなる砥粒列51が、研削ホイール10の径方向Yに所定の間隔a(例えば1mm)で複数列(例えば3列)配置されている。同様に、第2の領域Nでは、周方向Xに沿って配列された複数(例えば3個)の砥粒5からなる砥粒列52が、径方向Yに所定の間隔a(例えば1mm)で複数列(例えば3列)配置されている。また同様に、第3の領域Nでは、周方向Xに沿って配列された複数(例えば3個)の砥粒5からなる砥粒列53が、径方向Yに所定の間隔a(例えば1mm)で複数列(例えば3列)配置されている。
なお、第1〜第3の各領域N〜Nにおける砥粒5の配置パターンは互いに同一であることが好ましい。これにより、1種類の配置パターンで砥粒層2を形成できるので、砥粒層2を形成し易くなる。また、第1〜第3の各領域N〜Nにおける砥粒5の数は、図2に示される数(9個)より多くてもよい。また、砥粒5の粒径は、例えば、間隔aが1mmの場合、500μmである。
より具体的には、例えば、砥粒列51は、第1の領域Nにおいて同心円C11〜C13上にそれぞれ配列されている。同様に、砥粒列52は、第2の領域Nにおいて同心円C21〜C23上にそれぞれ配列されている。また同様に、砥粒列53は、第3の領域Nにおいて同心円C31〜C33上にそれぞれ配列されている。同心円C11,C21,C31の半径は、同心円C12,C22,C32の半径よりそれぞれ所定の間隔aだけ大きく、同心円C12,C22,C32の半径は、同心円C13,C23,C33の半径よりそれぞれ所定の間隔aだけ大きい。なお、同心円C11〜C13,C21〜C23,C31〜C33の中心点Oは、いずれも研削ホイール10の中心点と同一であることが好ましい。
第2の領域Nは、径方向Yにおいて第1の領域Nよりも所定距離bだけ内側(中心点O側)に配置されている。同様に、第3の領域Nは、径方向Yにおいて第2の領域Nよりも所定距離bだけ内側(中心点O側)に配置されている。さらに、所定距離bは上述の所定の間隔aよりも小さい(b<a)。同心円C11〜C13の半径は、同心円C21〜C23の半径よりそれぞれ所定距離bだけ大きく、同心円C21〜C23の半径は、同心円C31〜C33の半径よりそれぞれ所定距離bだけ大きい。
研削ホイール10では第2及び第3の領域N,Nが上述の位置に配置されている。このため、研削ホイール10を回転させると、第1の領域N内における所定の間隔a(径方向Yにおける砥粒5同士の間隔)に起因する削り残しを第2及び第3の領域N,N内の砥粒5によって研削することができる。これにより、削り残しを抑制できる。また、第1〜第3の各領域N〜N内において、削り残しを抑制するために砥粒5を密に配置する必要がないので、研削時に目詰まりの発生を抑制できる。したがって、研削ホイール10を用いて研削を行うと、削り残しを抑制できると共に、研削時の目詰まりの発生を抑制できる。なお、上述のように砥粒列が同心円上に配列されている方が、直線上に配列されているよりも研削効率を一層向上できる。
また、所定距離bは所定の間隔aを等分した長さであることが好ましく、所定の間隔aの1/2又は1/3の長さであることがより好ましい{b=a/N(N=2,3)}。この場合、より効率的に削り残しを抑制することができる。本実施形態では、第1〜第3の領域N〜Nが3つの領域で1つの繰返し単位となっているので、所定距離bは所定の間隔aの1/3の長さである。第1及び第2の領域N,Nが2つの領域で1つの繰返し単位となっている場合には、所定距離bは所定の間隔aの1/2の長さであることが好ましい。
また、本実施形態の研削ホイール10では、第1〜第3の各領域N〜N間にスリット3が設けられているので、研削時の削り粉や冷却水等を排出し易くなる。
次に、図3を参照しながら上記研削ホイール10の変形例について詳細に説明する。
図3は、実施形態の変形例に係る研削ホイール10の一部を模式的に示す断面図である。この研削ホイール10では、台金1は、中央部に設けられたベース部11と外周に設けられたテーパ部9とを有する。台金1の作用面1aは、テーパ部9上に設けられている。テーパ部9のテーパ角度は、図3に示されるように径方向Yに対してαである。テーパ角度は、例えば、「設定取り代」が大きくなるほど大きくなる。このような研削ホイール10を用いると、例えば、深切り込み加工や高送り速度加工等といった高能率加工が可能となり、高能率加工を行っても削り残しを抑制できると共に、研削時の目詰まりの発生を抑制できる。
次に、図4〜図7を参照しながら砥粒5の配置パターンの他の例について詳細に説明する。図4〜図7に示される研削ホイール10と図2に示される研削ホイール10とでは、砥粒5の配置パターンが異なっている。図4〜図7は、いずれも砥粒層2側から見た研削ホイール10の一部を模式的に示す平面図である。
図4に示される研削ホイール10において、砥粒層2は、周方向Xに沿って順に配列された第1〜第3の領域M〜Mを有する。第1〜第3の領域M〜Mは3つの領域で1つの繰返し単位となっている。この繰返し単位は、周方向Xに沿って環状に繰返し配列されている。なお、図4において、第1〜第3の領域M〜Mは時計回りに配置されているが、反時計回りに配置されているとしてもよい。本例では、第1〜第3の各領域M〜Mにおいて、複数の砥粒5は格子状に配置されている。
第1の領域Mでは、複数(例えば3個)の砥粒5からなる砥粒列54が、周方向Xに沿った直線L11〜L13上にそれぞれ配列されている。砥粒列54は、径方向Yに所定の間隔a(例えば1mm)で複数列(例えば3列)配置されている。同様に、第2の領域Mでは、複数(例えば3個)の砥粒5からなる砥粒列55が、周方向Xに沿った直線L21〜L23上にそれぞれ配列されている。砥粒列55は、径方向Yに所定の間隔a(例えば1mm)で複数列(例えば3列)配置されている。また同様に、第3の領域Mでは、複数(例えば3個)の砥粒5からなる砥粒列56が、周方向Xに沿った直線L31〜L33上にそれぞれ配列されている。砥粒列56は、径方向Yに所定の間隔a(例えば1mm)で複数列(例えば3列)配置されている。
なお、第1〜第3の各領域M〜Mにおける砥粒5の配置パターンは互いに同一であることが好ましい。また、第1〜第3の各領域M〜Mにおける砥粒5の数は、図4に示される数(9個)より多くてもよい。また、砥粒5の粒径は、例えば、間隔aが1mmの場合、500μmである。
第2の領域Mは、径方向Yにおいて第1の領域Mよりも所定距離bだけ内側(中心点O側)に配置されている。第3の領域Mは、径方向Yにおいて第2の領域Mよりも所定距離bだけ内側(中心点O側)に配置されている。さらに、所定距離bは上述の所定の間隔aよりも小さい(b<a)。中心点Oから直線L11までの距離r1は、中心点Oから直線L21までの距離r2より所定距離bだけ大きく、中心点Oから直線L21までの距離r2は、中心点Oから直線L31までの距離r3より所定距離bだけ大きい。
図4に示される研削ホイール10では、第2及び第3の領域M,Mが上述の位置に配置されている。このため、研削ホイール10を回転させると、第1の領域M内における所定の間隔a(径方向Yにおける砥粒5同士の間隔)に起因する削り残しを第2及び第3の領域M,M内の砥粒5によって研削することができる。これにより、削り残しを抑制できる。また、第1〜第3の各領域M〜M内において、削り残しを抑制するために砥粒5を密に配置する必要がないので、研削時に目詰まりの発生を抑制できる。したがって、研削ホイール10を用いて研削を行うと、削り残しを抑制できると共に、研削時の目詰まりの発生を抑制できる。
本実施形態では、第1〜第3の領域M〜Mが3つの領域で1つの繰返し単位となっているので、所定距離bは所定の間隔aの1/3の長さである。第1及び第2の領域M,Mが2つの領域で1つの繰返し単位となっている場合には、所定距離bは所定の間隔aの1/2の長さであることが好ましい。
また、図4に示される研削ホイール10では、第1〜第3の各領域M〜M間にスリット3が設けられているので、研削時の削り粉や冷却水等を排出し易くなる。
また、図2に示される研削ホイール10の第1〜第3の各領域N〜Nを、それぞれ図5に示される領域Kに置換するとしてもよい。この領域K内には、複数の砥粒5が千鳥状に配置されている。
領域K内では、周方向Xに沿って配列された複数(例えば2個又は3個)の砥粒5からなる砥粒列57が、研削ホイール10の径方向Yに所定の間隔a(例えば1mm)で複数列(例えば5列)配置されている。より具体的には、例えば、砥粒列57は、研削ホイール10に対する同心円上にそれぞれ配列されている。
また、図4に示される研削ホイール10の第1〜第3の各領域M〜Mを、それぞれ図6に示される領域Jに置換するとしてもよい。この領域J内には、複数の砥粒5が千鳥格子状に配置されている。
領域J内では、周方向Xに沿って配列された複数(例えば2個又は3個)の砥粒5からなる砥粒列58が、研削ホイール10の径方向Yに所定の間隔a(例えば1mm)で複数列(例えば5列)配置されている。より具体的には、例えば、砥粒列58は、周方向Xに沿った直線上にそれぞれ配列されている。
また、図2に示される研削ホイール10の第1〜第3の領域N〜Nを、それぞれ図7に示される第1〜第3の領域I〜Iに置換するとしてもよい。第1〜第3の領域I〜Iは、周方向Xに沿って順に配列され、3つの領域で1つの繰返し単位となっている。この繰返し単位は、周方向Xに沿って環状に繰返し配列されている。なお、図7において、第1〜第3の領域I〜Iは反時計回りに配置されているが、時計回りに配置されているとしてもよい。
第1〜第3の各領域I〜Iでは、周方向Xに沿って配列された複数(例えば7個〜10個)の砥粒5からなる砥粒列59が、研削ホイール10の径方向Yに所定の間隔a(例えば1mm)で複数列(例えば12列)配置されている。より具体的には、例えば、第1の領域Iにおいて、砥粒列59は、同心円C101〜C112上にそれぞれ配列されている。また、各砥粒列59における末端の砥粒5は、周方向Xとなす角がθとなる方向Yに所定の間隔で順に配列されている。さらに、方向Yに沿って、第1〜第3の各領域I〜I間に設けられたスリット3が配置されている。なお、第1〜第3の各領域I〜Iにおける砥粒5の配置パターンは互いに同一であることが好ましい。
第2の領域Iは、径方向Yにおいて第1の領域Iよりも所定距離bだけ内側に配置されている。同様に、第3の領域Iは、径方向Yにおいて第2の領域Iよりも所定距離bだけ内側に配置されている。さらに、所定距離bは上述の所定の間隔aよりも小さい(b<a)。
次に、図8を参照しながら図2に示される研削ホイール10の変形例について説明する。図8は、実施形態の変形例に係る研削ホイール10を模式的に示す斜視図である。図8に示される研削ホイール10は、台金1と、台金1の作用面1a上に設けられた砥粒層2とを備え、図2に示される研削ホイール10からスリット3を除いた構成を有している。このような研削ホイール10を、図2に示される研削ホイール10に代えて用いてもよい。この場合であっても、砥粒5の配置パターンを上述のようにすることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、砥粒5を上述の配置パターンでチップ上に配置し、当該チップを砥粒層2の第1〜第3の各領域として用いてもよい。
実施形態に係る研削ホイールを模式的に示す斜視図である。 砥粒層側から見た研削ホイールの一部を模式的に示す平面図である。 実施形態の変形例に係る研削ホイールの一部を模式的に示す断面図である。 砥粒の他の配置パターン例を示し、砥粒層側から見た研削ホイールの一部を模式的に示す平面図である。 砥粒の他の配置パターン例を示し、砥粒層側から見た研削ホイールの一部を模式的に示す平面図である。 砥粒の他の配置パターン例を示し、砥粒層側から見た研削ホイールの一部を模式的に示す平面図である。 砥粒の他の配置パターン例を示し、砥粒層側から見た研削ホイールの一部を模式的に示す平面図である。 実施形態の変形例に係る研削ホイールを模式的に示す斜視図である。 研削ホイールを用いて被研削材を研削する工程を模式的に示す部分断面図である。
符号の説明
1…台金、1a…台金の作用面、2…砥粒層、3…スリット、5…砥粒、51〜59…砥粒列、9…テーパ部、10…研削ホイール、X…周方向、Y…径方向、a…所定の間隔、b…所定距離、N〜N,M〜M,I〜I…第1〜第3の領域、K,J…第1〜第3の各領域、C11〜C13,C21〜C23,C31〜C33,C101〜C112…同心円、L11〜L13,L21〜L23,L31〜L33…直線。

Claims (5)

  1. 台金と、
    前記台金の作用面上に設けられた砥粒層と、
    を備え、
    前記砥粒層は、周方向に沿って配列された複数の砥粒からなる砥粒列が、径方向に所定の間隔で複数列配置された第1及び第2の領域を有し、
    前記第1及び第2の領域は、前記周方向に沿って配列されており、
    前記第2の領域は、前記径方向において前記第1の領域よりも所定距離内側に配置されており、
    前記所定距離は前記所定の間隔よりも小さい、研削ホイール。
  2. 台金と、
    前記台金の作用面上に設けられた砥粒層と、
    を備え、
    前記砥粒層は、同心円上に配列された複数の砥粒からなる砥粒列が、径方向に所定の間隔で複数列配置された第1及び第2の領域を有し、
    前記第1及び第2の領域は、周方向に沿って配列されており、
    前記第2の領域は、前記径方向において前記第1の領域よりも所定距離内側に配置されており、
    前記所定距離は前記所定の間隔よりも小さい、研削ホイール。
  3. 台金と、
    前記台金の作用面上に設けられた砥粒層と、
    を備え、
    前記砥粒層は、周方向に沿った直線上に配列された複数の砥粒からなる砥粒列が、径方向に所定の間隔で複数列配置された第1及び第2の領域を有し、
    前記第1及び第2の領域は、前記周方向に沿って配列されており、
    前記第2の領域は、前記径方向において前記第1の領域よりも所定距離内側に配置されており、
    前記所定距離は前記所定の間隔よりも小さい、研削ホイール。
  4. 前記台金は、外周に設けられたテーパ部を有し、
    前記台金の作用面は、前記テーパ部上に設けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の研削ホイール。
  5. 前記第1及び第2の領域間にスリットが設けられている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の研削ホイール。
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