JP4485176B2 - 802.11ネットワーク向けの固有wi−fiアーキテクチャ - Google Patents

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Description

本発明は、一般に無線コンピューティングの構成および接続性に関し、より詳細には、IEEE 802.11ネットワークの無線コンピューティングに提供されるシステムの構成および接続性に関する。
たいていの企業は、ネットワーク化されたコンピューティング環境内で稼動することによって大きなメリットを得られることがわかってきた。ローカルエリアネットワーク(LAN)を確立することにより、企業は、自社の社員が、プリンタ、ファイルサーバ、モデムバンク、eメールサービスなどのネットワークリソースを共用できるようにすると共に、複数の個々のワークステーションコンピュータを有する分散コンピューティング能力を維持している。実際、複数台のコンピュータを持つ家庭が増えるにつれて、ネットワーク化コンピューティングの恩恵をホームコンピューティング環境で利用できるようになってきている。今では、オフィスと同様に、家族の中でネットワークリソース(例えばプリンタ)を共用することができる。
残念なことに、ネットワークが提供するすべての恩恵にもかかわらず、配線接続されたアーキテクチャは、ユーザが柔軟な方法でコンピューティングできる機能を制限する傾向があるといういくつかの問題を示している。例えば、多くのネットワーク化コンピュータユーザは、ラップトップやノートサイズのコンピュータを使用することにより、自分のコンピュータをどこへでも持ち歩けるという柔軟性が得られるようになった。しかし残念なことに、物理的に配線接続されたアーキテクチャは、特定の場所に物理的に取り付けられるネットワーク接続ポート差込口の制限により、特定の場所(例えば会議室)にいる複数のユーザに対処しない場合が多い。従って、1人のユーザが、ネットワークポート差込口が提供されている任意の場所からネットワークに接続できる理論的な機能を有していても、配線設置の物理的な現実がこれを制限する場合が多い。さらに、たとえ十分な数の差込口ポートが提供されていても、各ユーザがネットワーク差込口に結合するのに十分な長さのネットワークケーブルを持ち運ぶという要件は、ユーザの見地からは望ましくないものである。同様に、家庭内の各部屋で接続できるようにネットワークケーブル配線を設置するためのコストおよびその困難さにより、実際の配線は、コンピュータおよびネットワークリソースが現在置かれている固定位置のみに制限される。従って、こうした配線接続システムは、本来、現在市場に出ているポータブルコンピューティングデバイスによって可能とされてきた移動コンピューティングを排除するものである。
有線LANアーキテクチャが現在のコンピューティングに与える可動性および柔軟性の重大な制限を理解した上で、多くの業界のリーダたちは、これまでに無線ネットワークを開発し、さらに現在もそれらの実施を続けている。これら無線ネットワークは、無線LANの範囲とされている企業内の任意の場所から、ノマディック(nomadic)コンピューティングを真に実行可能にすることにより、柔軟性を大幅に向上させることができる。ユーザがネットワーク接続ケーブルを持ち運ぶ必要性や、ネットワーク接続差込口が提供されている物理的な場所でのコンピューティングにのみ制約されることは、もはやない。この無線ネットワーキング技術には、家庭内の都合の良いあらゆる場所からアクセスできる完全なホームネットワークを有することができるという、ホームコンピュータユーザにとって大きな利点もある。
無線ネットワーキングによって提供される莫大な恩恵を理解することで、空港、ホテル、学校など、さらに広範囲にわたって展開されつつある。さらに、ハンドヘルドコンピューティングデバイスの普及に伴い、こうした無線ネットワークをショッピングセンター、食料雑貨店などで展開することも構想されている。さらに、現在、無線電話システム用に幅広く使用されているものと同様のサービスエリアを有する無線ワイドエリアネットワークコンピューティングにより、ユーザの物理的位置に関係なく、真のノマディックコンピューティングが可能になる。この方法でノマディックコンピュータユーザは、飛行機内での待機時間中、電車での通勤中などに、自分のネットワークリソースにアクセスして生産活動に従事することができる。
これらの無線ネットワークを展開することのできる様々なネットワークサービスプロバイダ間の互換性が最も重要であることをふまえて、こうした技術の成長および受容をこれからも確実に継続させていくために、様々な業界標準がこれまでに開発されてきた。IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)によって開発されたこうした標準の1つが、IEEE 802.11と呼ばれている。この無線標準の下で、ノマディックコンピュータユーザは、アドホックモードでそれら自体のネットワークを形成することが可能であるか、またはインフラストラクチャモードで確立されたネットワークに接続することができる。アドホックモードでは、ネットワークに対する構造はなく、各メンバは通常、あらゆる他のメンバと通信可能である。これらのアドホックネットワークは、ユーザグループが会議中などに情報を共用するために自分達の間での通信を希望する場合には、いつでも形成することができる。IEEE 802.11の下でのこうしたアドホック形式のネットワークの一例が、図8に示されている。この簡略化された図からわかるように、複数のユーザ802、804、806は、それら自体の疎に形成されたネットワーク800内で、互いに有線で結合される必要はまったくなしに、互いに通信する。
IEEE 802.11のネットワーク構造の第2のタイプは、インフラストラクチャネットワークとして知られており、簡略化された形式で図9に示されている。図からわかるように、このアーキテクチャは、少なくとも1つの固定ネットワークアクセスポイント(AP)900を使用しており、移動コンピュータユーザ902、904、906は、これを介してネットワークメンバ908、910、およびリソース912、914と通信することができる。これらのネットワークアクセスポイント900を、配線接続されたLAN回線に接続して、これらの無線ノードから確立されたネットワーク916上の他の無線ノードにブリッジをかけることによって、無線ネットワークの機能を拡大することが可能であり、このアーキテクチャは単一の深いレイヤのアクセスポイントに限られる。
無線ネットワーキングデバイスおよびインフラストラクチャの開発および展開に伴い、消費者および企業は、真の移動コンピューティング、協同、および情報交換の特典をますます実現可能にしている。ネットワークに接続して、電子メールメッセージの取出し、ファイルのダウンロード、または情報の交換を行うだけのために、ビジネスマンが出張時に一揃えのケーブルを持ち運び、使用可能なデータポートを絶えず探し続ける必要はもはやなくなった。会社や家庭の消費者は、壁のイーサネット(登録商標)ジャックの位置によって自分のネットワークにアクセスできる場所が制約されることは、もはやなくなった。これで会議の参加者および友人グループは、自分達の間にケーブルを接続すること、または何らかの既存ネットワークにログインすることなく、自分達自身のアドホックネットワークを形成することができる。
残念なことに、無線ネットワーキングがコンピューティング環境にもたらす重要な利点および柔軟性にもかかわらず、これらのネットワークを実施するためのハードウェアは、かなり複雑かつ高価である。例えば、コンピュータに無線で通信するための手段を提供する無線ネットワークインタフェースカード(NIC)は、802.11仕様に指定された、すべてではなくともほとんどの機能をサポートするものでなければならない。いったんユーザが無線NICを実装すると、無線標準が変更された場合に、無線NICを再構成するかまたは交換しなければならない。無線NICを構成および更新する際の現在のユーザ体験は、依然としてかなり複雑である。
さらにユーザ体験を損なうものは、複数の深いレイヤのアクセスポイントを使用して無線ネットワークを形成するための機能を提供する際の、現在の無線ネットワークおよび移動コンピューティングデバイスの制限である。図10は、使用可能なシステムの制限を示す図である。有線ネットワーク1002に接続された従来のアクセスポイント1000は、アクセスポイント1006に接続されたデバイス1014と通信するための制限付き機能を有する。有線アクセスポイント1004、1014と通信中のデバイス1006〜1012は、有線アクセスポイント1000にパケットをルーティングし、有線ネットワーク1002への接続性を取得することができる。
そこで、ソフトウェアベースの無線インフラストラクチャシステムを提供する。システムは、ネットワークスタックおよびネットワークインタフェースカード(NIC)と通信するステーションドライバと、ステーションドライバおよび802.1Xサプリカント(supplicant)と通信するステーションサーバと、NICおよび、有線ネットワークと通信するネットワークブリッジまたはネットワークスタックのいずれかと通信するアクセスポイントドライバと、アクセスポイントドライバおよび802.1Xオーセンティケータ(authenticator)と通信するアクセスポインタサーバとを有する。各NICは、ステーションおよび/またはアクセスポイント機能サポートを提供する。
ステーションドライバおよびアクセスポイントドライバは、それぞれ、パケットが認証および関連付けされていない場合に受け取られたパケットをドロップするフィルタリングエンジンを有する。パケットプロセッサは、フィルタリングエンジンから認証および関連付けされたパケットを受け取り、断片化されたパケットを再アセンブルする。関連付けマネージャは、管理パケットを介してステーションとアクセスポイントを関連付けるために、構成テーブルマネージャと共に使用される。第2のフィルタリングエンジンは、スイッチと同様に働き、パケットプロセッサからデータパケットを受け取り、未認証の送信側デバイスによって送信されたデータパケットをドロップし、認証済み送信側デバイスによって送信されたデータパケットを第1のネットワークスタックまで送信する。マネージャはパケットプロセッサから802.1Xデータパケットを受信し、それらを、他のステーションおよびアクセスポイントを認証および認証解除するために使用される、ユーザモードアプリケーションおよび、802.1Xサプリカントまたは802.1Xオーセンティケータのいずれかと通信する、ステーションサーバまで送信する。
ユーザモードアプリケーションとステーションおよびアクセスポイントおよびネットワークインタフェースカードなどのネットワークスタックのレイヤとの間で通信するための方法を提供する、APIも提供される。
本発明の追加の特徴および利点は、添付の図面を参照しながら進行する例示的実施形態の以下の詳細な説明から明らかになろう。
図を見ると、同じ参照番号は同じ要素を示し、本発明は好適な環境で実施されているものとして示されている。必須ではないが、本発明は、プログラムモジュールなどのコンピュータ実行可能命令がコンピューティングデバイスによって実行されているという、一般的なコンテキストで説明される。一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実行するかまたは特定の抽象データ型を実施する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造などが含まれる。さらに、当分野の技術者であれば、本発明は、ハンドヘルドデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースまたはプログラム可能な大衆消費電子製品、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、などを含む、他のコンピュータシステム構成で実施可能であることが理解されよう。本発明は、通信ネットワークを介してリンクされたリモート処理デバイスによってタスクが実行される、分散コンピューティング環境でも実施可能である。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールはローカルおよびリモートの両方のメモリ記憶デバイスに位置することができる。
図1は、本発明が動作可能な好適なオペレーティング環境の一例を示す図である。単一のアクセスポイント22は、LANなどの有線ネットワーク24への有線接続を有する(すなわちハードワイヤードである)。他のアクセスポイント26〜38は、どこへでも配置され、これらのアクセスポイントは有線アクセスポイント22との間、および相互に、無線で通信する。本発明は、ステーション40〜44が有線アクセスポイント22と無線で通信し、パケットを有線アクセスポイントにルーティングして、インターネットに接続できるようにする機能を提供する。ステーション46〜50は、無線アクセスポイント26と無線で通信し、パケットを有線アクセスポイント22にルーティングして、有線ネットワーク24に接続することができる。さらに本発明は、ステーション46〜50が、無線アクセスポイント28、32を介して無線で、パケットをステーション52〜56にルーティングするための機能も提供する。ステーション52は、無線アクセスポイント28と無線で通信し、ステーション54〜56は、無線アクセスポイント32と無線で通信する。ステーション58は、無線アクセスポイント30と無線で通信する。ステーション52〜58は、パケットを有線アクセスポイント22にルーティングする必要なしに、パケットをネットワーク内の他のステーションにルーティングする。例えば、ステーション58は、アクセスポイント30−26−28−32を介して、パケットをデバイス56に送信することができる。
図2は、本発明が実施可能な好適なコンピューティングシステム環境100の一例を示す図である。コンピューティングシステム環境100は、好適なコンピューティング環境の一例に過ぎず、本発明の用途または機能の範囲に関して、どんな制限も示唆することを意図するものではない。さらにコンピューティング環境100は、例示的オペレーティング環境100に示された構成要素のうち任意の1つまたはそれらの組合せに関して、どんな依存または要件をも有するものと解釈されるべきではない。
本発明は、多くの他の汎用または特定用途向けのコンピューティングシステム環境または構成で動作可能である。本発明と共に使用するのに好適なよく知られたコンピューティングシステム、環境、および/または構成の例には、これに限定されないが、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドまたはラップトップデバイス、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースシステム、セットトップボックス、プログラム可能大衆消費電子製品、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、上記のシステムまたはデバイスのうちのいずれかを含む分散コンピューティング環境、などが含まれる。
本発明は、コンピュータによって実行される、プログラムモジュールなどのコンピュータ実行可能命令の、一般的なコンテキストで説明することができる。通常、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行するかまたは特定の抽象データ型を実施する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、構成要素、データ構造などを含む。本発明は、通信ネットワークを介してリンクされたリモート処理デバイスによってタスクが実行される、分散コンピューティング環境でも実施可能である。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールは、メモリ記憶デバイスを含む、ローカルおよびリモート両方のコンピュータ記憶媒体内に位置することができる。
図2を参照すると、本発明を実施するための例示的システムは、コンピュータ110の形の汎用コンピューティングデバイスを含む。コンピュータ110の構成要素は、処理ユニット120、システムメモリ130、および、システムメモリを含む様々なシステム構成要素を処理ユニット120に結合するシステムバス121を含むことができるが、これらに限定されるものではない。システムバス121は、メモリバスまたはメモリコントローラ、周辺バス、および任意の様々なバスアーキテクチャを使用するローカルバスを含む、いくつかのタイプのバス構造のうちのいずれかであってよい。例を挙げると、これに限定されないが、こうしたアーキテクチャには、ISA(Industry Standard Architecture)バス、MCA(Micro Channel Architecture)バス、EISA(Enhanced ISA)バス、VESA(Video Electronics Standards Associate)ローカルバス、および、メザニンバスとしても知られるPCI(Peripheral Component Interconnect)バスが含まれる。
コンピュータ110は、典型的には様々なコンピュータ読取り可能媒体を含む。コンピュータ読取り可能媒体は、コンピュータ110がアクセス可能な任意の使用可能媒体であってよく、揮発性および不揮発性、取外し可能および取外し不能の、両方の媒体を含む。例を挙げると、コンピュータ読取り可能媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含むことができるが、これらに限定されるものではない。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータ読取り可能命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータなどの情報を記憶するための任意の方法または技術で実施された、揮発性および不揮発性、取外し可能および取外し不能の、両方の媒体を含む。コンピュータ記憶媒体は、これに限定されないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル汎用ディスク(DVD)または他の光ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望の情報を格納するために使用可能であり、コンピュータ110がアクセス可能な任意の他の媒体を含む。通信媒体は、通常、搬送波または他の移送メカニズムなどの変調されたデータ信号内で、コンピュータ読取り可能命令、データ構造、プログラムモジュール、または他のデータを具体化し、任意の情報送達媒体を含む。「変調されたデータ信号」という用語は、1または複数の特徴を設定した信号、または信号内の情報を符号化するように変更した信号を意味する。例を挙げると、通信媒体は、有線ネットワークまたは直接配線接続などの有線媒体、ならびに音波、RF、赤外線、および他の無線媒体などの無線媒体を含むが、これらに限定されるものではない。上記の任意の組合せも、コンピュータ読取り可能媒体の範囲に含まれるものとする。
システムメモリ130は、読取り専用メモリ(ROM)131およびランダムアクセスメモリ(RAM)132などの、揮発性および/または不揮発性メモリ形式のコンピュータ記憶媒体を含む。起動時などにコンピュータ110内の要素間で情報を転送するのを助ける基本ルーチンを含む、基本的な入力/出力システム133(BIOS)は、通常はROM131に格納される。RAM132は、典型的には、即時アクセス可能であり、および/または現在処理ユニット120によって作動中である、データおよび/またはプログラムモジュールを含む。一例として、図2には、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、他のプログラムモジュール136、およびプログラムデータ137が示されているが、これらに限定されるものではない。
コンピュータ110は、他の取外し可能/取外し不能、揮発性/不揮発性のコンピュータ記憶媒体も含むことができる。一例に過ぎないが、図2には、取外し不能の不揮発性磁気媒体からの読取りまたはこれへの書込みを行うハードディスクドライブ141、取外し可能の不揮発性磁気ディスク152からの読取りまたはこれへの書込みを行う磁気ディスクドライブ151、および、CD ROMまたは他の光媒体などの取外し可能の不揮発性光ディスク156からの読取りまたはこれへの書込みを行う光ディスクドライブ155が示されている。例示的オペレーティング環境で使用可能な他の取外し可能/取外し不能、揮発性/不揮発性のコンピュータ記憶媒体には、これに限定されないが、磁気テープカセット、フラッシュメモリカード、デジタル汎用ディスク、デジタルビデオテープ、ソリッドステートRAM、ソリッドステートROMなどが含まれる。ハードディスクドライブ141は、通常は、インタフェース140などの取外し不能メモリインタフェースを介してシステムバス121に接続され、磁気ディスクドライブ151および光ディスクドライブ155は、通常は、インタフェース150などの取外し可能メモリインタフェースによってシステムバス121に接続される。
上記で論じ図2に示されたドライブおよびそれらに関連付けられたコンピュータ記憶媒体は、コンピュータ読取り可能命令、データ構造、プログラムモジュール、および他のデータの記憶域を、コンピュータ110に提供する。例えば図2では、ハードディスクドライブ141は、オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、他のプログラムモジュール146、およびプログラムデータ147を格納するように示されている。これらの構成要素は、オペレーティングシステム134、アプリケーションプログラム135、他のプログラムモジュール136、およびプログラムデータ137と同じであるかまたは異なるかの、いずれであってもよいことに留意されたい。オペレーティングシステム144、アプリケーションプログラム145、他のプログラムモジュール146、およびプログラムデータ147には、ここでは少なくとも異なるコピーであることを示すように、異なる番号が与えられている。ユーザは、キーボード162および、一般にはマウス、トラックボール、またはタッチパッドと呼ばれるポインティングデバイス161などの入力デバイスを介して、コマンドおよび情報をコンピュータ110に入力することができる。他の入力デバイス(図示せず)には、マイクロフォン、ジョイスティック、ゲームパッド、衛星用パラボラアンテナ、スキャナなどが含まれる。これらおよび他の入力デバイスは、システムバスに結合されたユーザ入力インタフェース160を介して処理ユニット120に接続されることが多いが、パラレルポート、ゲームポート、またはユニバーサルシリアルバス(USB)などの、他のインタフェースおよびバス構造によって接続することもできる。モニタ191または他のタイプのディスプレイデバイスも、ビデオインタフェース190などのインタフェースを介して、システムバス121に接続される。コンピュータは、モニタに加えて、出力周辺インタフェース195を介して接続可能な、スピーカ197およびプリンタ196などの他の周辺出力デバイスを含むこともできる。
コンピュータ110は、リモートコンピュータ180などの1または複数のリモートコンピュータへの論理接続を使用して、ネットワーク環境内で動作可能である。リモートコンピュータ180は、他のパーソナルコンピュータ、サーバ、ルータ、ネットワークPC、ピアデバイス、または他の一般的なネットワークノードであってよく、図2にはメモリ記憶デバイス181のみが示されているが、典型的な場合では、パーソナルコンピュータ110に関して上記で述べた要素の多くまたはすべてを含む。図2に示された論理接続は、ローカルエリアネットワーク(LAN)171およびワイドエリアネットワーク(WAN)173を含むが、他のネットワークを含むこともできる。こうしたネットワーキング環境は、オフィス、企業規模のコンピュータネットワーク、イントラネット、およびインターネットで普及している。
パーソナルコンピュータ110は、LANネットワーキング環境で使用される場合、ネットワークインタフェースまたはアダプタ170を介してLAN171に接続される。コンピュータ110は、WANネットワーキング環境で使用される場合、通常はモデム172、またはインターネットなどのWAN173を介して通信を確立するための他の手段を含む。モデム172は内蔵または外付けであってよく、ユーザ入力インタフェース160または他の適切なメカニズムを介して、システムバス121に接続することができる。ネットワーク環境では、パーソナルコンピュータ110またはその一部に関して示されたプログラムモジュールは、リモートメモリ格納デバイスに格納することができる。一例として、図2では、メモリデバイス181上に常駐するものとして、リモートアプリケーションプログラム185が示されているが、これに限定されるものではない。図示されたネットワーク接続は例示的なものであって、コンピュータ間に通信リンクを確立する他の手段が使用可能であることを理解されよう。
以下の記述では、本発明について、特に指示のない限り、1または複数のコンピュータによって実行される動作およびオペレーションの記号図を参照しながら説明する。従って、時にはコンピュータ実行型と呼ばれることのあるこうした動作およびオペレーションには、データを構造形式で表す電気信号のコンピュータの処理ユニットによる操作が含まれる。この操作は、データを変換するか、またはコンピュータのメモリシステム内の位置に維持し、当分野の技術者によく知られた方法でコンピュータのオペレーションを再構成するか、またはそうでなければ変更する。データが維持されるデータ構造は、データの形式によって定義された特定のプロパティを有するメモリの物理位置である。ただし、本発明は前述のコンテキストで記載されているが、これに限定されることを意図するものではなく、当分野の技術者であれば、以下に記載する様々な動作およびオペレーションはハードウェア内でも実施可能であることを理解されよう。本発明では、インフラストラクチャモード無線LANのソフトウェアベースアクセスポイント(APまたはアクセスポイント)、および、インフラストラクチャモード無線LANまたはアドホックモード無線LANのいずれかのソフトウェアベースステーション(ステーション)について記載する。本発明では、わかりやすくするために、APとステーションを別々に記載する。実施は、ユーザインタフェースを介した動的なAPまたはステーション構成を可能にする、単一のインフラストラクチャに統合することができる。
次に図3を見ると、802.11サービスの2つのカテゴリがある。これらのカテゴリは、ステーションサービスと分散システムサービスである。802.11サービスは、認証、関連付け、認証解除、関連付け解除、分散、統合、プライバシー、再関連付け、およびMSDU(MAC[メディアアクセスコントロール]サービスデータユニット)送達である。ステーションサービスは、認証、認証解除、プライバシー、およびMSDU送達である。分散システムサービスは、関連付け、関連付け解除、分散、統合、および再関連付けを含む。ステーション200は、アクセスポイント300と無線で通信する。
以下の説明では、アーキテクチャについて、ステーションドライバおよびアクセスポイントドライバを別々のドライバとして説明する。別々のドライバとして記載されているが、ドライバを単一のドライバに一体化できることを理解されよう。図4は、本発明に従ったステーション全体のアーキテクチャを示す図である。802.11ネットワークインタフェースカード(NIC)202は、無線LAN204に接続される。802.11パケットを受け取ると、いくつかの802.11パケットを、そのプロトコルであるステーションドライバ206に渡す。802.11パケットが送信されると、NIC202は、ステーションドライバ206から802.11パケットを受け取り、無線LAN204を介してそれらを宛先に送る。NIC202が、いくつかの802.11パケットを示す代わりに包含し、それ自体で802.11パケットを生成することもできる処理ユニットを有する場合、以下で述べるように、NIC202は、802.11特有のハードウェアオペレーションを実行することもできる。
ステーションドライバ206は、802.3仮想ミニポートである。これは、NIC202から802.11パケットを受け取り、いくつかの802.11パケットを、TCP/IPなどの802.3プロトコル208に示す前に、802.3パケットに変換する。ドライバ206は、ステーションサーバ212へのアップコールを介して、802.1Xパケットを802.1Xサプリカント210にも示す。送信パス上で、ドライバ206は、802.3プロトコル208から802.3パケットを受け取り、それらをNIC202に渡す前に802.11パケットとして変換する。ドライバ206は、ステーションサーバ212を介して802.1Xサプリカント210から受け取った802.1Xパケットも送信する。802.3/802.11パケット変換に加えて、ドライバ206は、いくつかの802.11パケットを示す代わりに包含し、それ自体で802.11パケットを生成することもできるソフトウェア内で、他の802.11ステーションオペレーションを実行する。
802.1Xサプリカント210は、802.1Xオーセンティケータ向け、および802.1Xオーセンティケータからの802.1Xパケットを、ステーションサーバ212を介して送信および受信する。ステーションサーバ212は、関係するすべてのユーザモードアプリケーション(802.1Xサプリカント210、ステーションマネージャ/モニタ214など)とステーションドライバ206との間のパイプ役を務める。サーバ212は、関係するユーザモードアプリケーションが、ステーションドライバ206へのダウンコールを実行するために呼び出すことのできるAPIを暴露(expose)する。ステーションサーバ212は、アプリケーションがそれ自体をサーバ212に登録している場合、それぞれの関係するユーザモードアプリケーションから関数テーブルも受け取る。サーバ212は、この関数テーブルを使用して、ステーションドライバ206から宛先となるユーザモードアプリケーションに、アップコールを渡す。ステーションクライアント側DLL216は、サーバによって暴露されたリモートのAPIに機能を提供する。
図5は、本発明に従ったアクセスポイント300全体のアーキテクチャを示す図である。802.11物理NIC302は、無線LAN204に接続される。NIC302は、802.11パケットを受け取ると、いくつかの802.11パケットを、そのプロトコルであるAPドライバ304に渡す。送信パス上で、NIC302は、APドライバ304から802.11パケットを受け取り、無線LAN204を介してそれらを送る。NICカード302は、いくつかの802.11パケットを示す代わりに包含し、それ自体で802.11パケットを生成することができる、802.11特有のハードウェアオペレーションを実行することも可能である。
APドライバ304は、802.3仮想ミニポートである。これは、NIC302から802.11パケットを受け取り、いくつかの802.11パケットを、オプションのブリッジ306に示す前に、802.3パケットに変換する。APドライバ304は、APサーバ310へのアップコールを介して、802.1Xパケットを802.1Xオーセンティケータ308にも示す。送信パス上で、APドライバ304は、ブリッジ306から802.3パケットを受け取り、それらをNIC302に渡す前に802.11パケットとして変換する。APドライバ304は、APサーバ310を介して802.1Xオーセンティケータ308から受け取った802.1Xパケットも送信する。802.3から802.11、および802.11から803.2へのパケット変換に加えて、APドライバ304は、いくつかの802.11パケットを示す代わりに包含し、それ自体で802.11パケットを生成することもできるソフトウェア内で、他の802.11アクセスポイントオペレーションを実行する。
802.3NIC312は、有線LAN314に接続される。ブリッジ306は、802.3NIC312およびAPドライバ304上で実行する。802.1Xオーセンティケータ308は、802.1Xサプリカント210向け、および802.1Xサプリカント210からの802.1Xパケットを、APサーバ310を介して送信および受信する。オーセンティケータ308は、802.1Xオーセンティケータサーバ(図示せず)向け、および802.1Xオーセンティケータサーバからの802.1Xパケットも、ブリッジ306を介して送信および受信し、最終的に、これらのパケットを802.3NIC312に渡すか、またはここから受け取る。一時的に図3に戻って、802.1Xオーセンティケータ308は、SAMデータベース400およびラジアス(radius)クライアント402と通信することができる。SAMデータベース400は、同じボックス上にまたはネットワークを介して配置可能な、パスポートサーバ404またはラジアスサーバ406にメッセージを送ることができる。
APサーバ310は、関係するすべてのユーザモードアプリケーション(802.1Xオーセンティケータ308、APマネージャ/モニタ318など)とAPドライバ304との間のパイプ役を務める。APサーバ310は、関係するユーザモードアプリケーションが、APドライバ304へのダウンコールを実行するために呼び出すことのできるAPIを暴露する。APサーバ310は、アプリケーションがそれ自体をAPサーバ310に登録している場合、それぞれの関係するユーザモードアプリケーションから関数テーブルも受け取る。APサーバ310は、この関数テーブルを使用して、APドライバ304から宛先となるユーザモードアプリケーションに、アップコールを渡す。APクライアント側DLL320は、APサーバ310によって暴露されたリモートのAPIに機能を提供する。
次に図6および7に進み、ステーション200およびアクセスポイント300内での802.11パケットのルーティングについて説明する。説明では、アクセスポイント300内でのルーティングについて述べる。ルーティングについて説明した後、NIC202、302が実行する機能、ならびにAPドライバ304およびステーションドライバ206が実行する機能について説明する。
802.11パケットが受け取られると、NIC302は、802.11パケットが受け取られた旨の通知をAPドライバ304に提供する、802.11パケット受信インジケーション600を送信する。フィルタリングエンジン602は、パケットの関連状態に応じて、パケットがドロップされるかまたは示されるかを決定する。パケットの状態は、パケットの種類および、関連付けテーブルによって示されたパケットの送信者によって維持される状態を示す。適切に認証および関連付けされたステーション(および他のアクセスポイント)からのパケットが示される。適切に認証および関連付けされていないステーション(およびアクセスポイント)からのデータパケットは、ドロップされる。802.11管理パケットは転送され、ユーザがすべてのパケットをドロップするために特定のMACアドレスに関する早期拒否形式のサービスチェックを実施していない限り、関連付けマネージャ608によって処理される。
パケットプロセッサ604はパケットを受け取り、パケットが断片化されている場合にはパケットを再アセンブルする。パケットプロセッサ604が受け取る初期パケットは、MPDU(MAC[メディアアクセスコントロール]プロトコルデータユニット)として知られている。MPDUパケットは、MSDU(MACサービスデータユニット)の断片であってよい。パケットプロセッサ604は、暗号化されているパケットを復号し、復号されたパケットが断片化されている場合は、パケットプロセッサ604がそれらを再アセンブルする。その後パケットプロセッサ604は、MSDUを802.11データ/管理デマルチプレクサ606に送る。NIC302は、パケットを復号および断片化解除する機能を有する可能性があることに留意されたい。従って、ドライバ206、304によって構成されるオフロード/アップロード機能に応じて、受け取ったMPDUの復号および断片化解除が、NIC202、302またはドライバ206、304のいずれかで実行される。
802.11データ/管理デマルチプレクサ606は、管理パケットをデータパケットから分離する。管理パケットは、802.11関連付けに関する状態エンジンが維持される、関連付けマネージャ608に送られる。802.11データパケットが示される。データパケットは、フルレイヤ2認証パケットである、802.1Xパケットを含むことができる。データ/802.1Xデマルチプレクサ610は、802.1Xパケットを802.1Xマネージャ612に送る。802.1Xマネージャ612は、802.1Xパケットを802.1Xサプリカント210(図7を参照)または802.1Xオーセンティケータ308に示すための、アップコールモジュール614を有する。オーセンティケータ308(またはサプリカント210)は、それ自体の実行中の状態エンジンを有する。オーセンティケータ308(またはサプリカント210)がパケットを送信する必要がある場合、パケットをクライアント側DLL320(216)に与え、パケットはAPサーバ310(またはステーションサーバ212)に達し、パケットはダウンコールを介して802.1Xマネージャ612へ進み、パケットはデータ/802.1Xマルチプレクサ616および802.11データ/管理マルチプレクサ618を介して、NIC302(またはNIC202)に送られる。
さらに受け取りパスを進むと、通常の802.11データパケットは、データ/802.1Xデマルチプレクサ610から、802.1Xポートとして挙動する802.1Xフィルタリングエンジン620に送られる。802.1Xフィルタリングエンジン620は、送信側ステーション(またはアクセスポイント)に関する802.1X認証が発生した場合に限り、パケットがフィルタリングエンジン620を通って進めるようにする。フィルタリングエンジン620は、送信側デバイスが認証されるまではパケットを通過させることはできない。プロセス中のこの時点までに、以下のイベントが発生した。第1に、802.11フィルタリングエンジン604で、送信側ステーションはアクセスポイント300に関連付けられる必要がある。関連付けの前に、フィルタリングエンジン604は、802.11管理パケットを除くすべてのパケット(802.1Xパケットを含む)をドロップする。関連付けが終了すると、802.11および802.1Xデータパケットは許可されるが、802.1Xフィルタリングエンジン620は、ポートが閉じている場合にはデータパケットをドロップする。本明細書で使用される場合、閉じているポートとは、パケットが通過できないことを意味する。開いているポートは、パケットを通過させることができる。802.1Xパケットのみが、オーセンティケータ308まで達することが可能であり、オーセンティケータ308は、パケットを返送して認証プロセスを完了する。認証が実行されると、802.1Xフィルタポート620は、その特定のステーションに対して(すなわちその特定のMACアドレスに対して)開かれる。802.1Xフィルタリングエンジン620によって、そのMACアドレスに関するデータパケットが示される。
有線/無線LANデマルチプレクサ622は、パケットが最終的に、同じネットワークに属するステーション(すなわち、アクセスポイントのセル有効範囲内にある所与のアクセスポイントに関連付けられたステーション)に向けて送られるかどうかを決定する。パケットが、同じネットワークに属するステーションに向けて送られる場合、命令をルーティングするためにIPレイヤ306までパスを進む必要はない。代わりに、パケットはAPブリッジ624に送られ、これがパケットを、同じネットワーク上の伝送パスで再ルーティングすることになる。パケットが、同じネットワークに属するステーションに向けて送られない場合、パケットは、802.11パケットが802.3パケットに変換され、オプションのネットワークブリッジ306またはその上に配置されたIP208のいずれかに示される、パケット変換器626に送られる。APブリッジ624を介してパケットをルーティングすると、802.11から802.3への変換が不要であることから、リソースの節約になる。
伝送パス上では、パケットがネットワークブリッジ306またはIPレイヤ208から送信されているときに、802.3パケット伝送インジケーション630が受け取られる。802.3パケットは、パケット変換器626によって802.11パケットに変換されて、パケット変換器626またはAPブリッジ624からパケットを受け取る有線/無線LANマルチプレクサ630に送られる。パケットは802.1Xフィルタリングエンジン620を通過する。宛先MACアドレスに関して1.Xポートが閉じている場合、802.11パケットは送信されない。ただし、APフィルタリングエンジン602は、認証が発生する前にクリアテキストパケットを送信することができる。データ/802.1Xマルチプレクサ616は、データパケットおよび802.1Xパケットを受け取る。以前に示したように、802.1Xオーセンティケータ308(または802.1Xサプリカント210)は、802.1Xマネージャ612へパケットをダウン送信していてもよく、マネージャ612は、802.1Xパケットに関する802.11パケットを生成し、それらをデータ/802.1Xマルチプレクサ616に与える。
データパケットは802.11データ/管理デマルチプレクサ616に送られる。関連付けマネージャ612は、802.11管理パケットを生成していてもよく、これらの管理パケットは、802.11データパケットと多重化される。パケットは、パケットプロセッサ604へ進む。第1に断片化が適用され、次に必要であれば暗号化が適用される。フィルタリングエンジン602は、有効な関連付けに関するパケットのみが送られることを保証するものである。
以上、データのルーティングについて説明したが、次に、制御メッセージのルーティングについて論じる。サーバ212、310からの制御I/Oコールがある。サーバ212、310は、任意のI/Oユーザモードアプリケーションによって呼出し可能なAPIを暴露している。これらのコールは、サーバ212、310から、制御I/Oコールを介して、制御I/Oデマルチプレクサ700まで転送され、これがコールを802.1Xマネージャ612、関連付けマネージャ608、または構成テーブルマネージャ702へと送る。構成テーブルマネージャ702は、アクセスポイント300(またはステーション200)に関する構成データを保持する。構成データには、使用する暗号の種類、受け入れ可能なパケットの種類、パケットが常時ドロップされるステーションおよび/またはアクセスポイントなどが含まれる。構成テーブルマネージャ702は、さらにコールをNIC202、302へとダウン方向に渡すことができる。アップコールは、構成テーブルマネージャ702から、802.1Xマネージャ612から、または関連付けマネージャ608から、アップコールモジュール614へとアップ方向に渡される。これらのアップコールは、制御I/O706を介してサーバ212、310に転送され、これがそのコールを聞いて、ユーザモードアプリケーションを呼び出す。
AP300およびステーション200は、それ自体を802.3媒体タイプとして暴露する。プライベートOIDマッパ708およびマッパ710で、802.3OID(オブジェクト識別子)を802.11OIDにマッピングする。以下で説明するが、これらのOIDは、NIC202、302へ送られ、ここでサポートされる。構成OID712は、802.11 Configuration Specific QueryおよびSet Control Information OIDである。関連付けマネージャ608は、NIC202、302内のOIDの一部の呼出しおよび設定を実行することができる。
以上、データおよび制御全体の流れについて説明したが、次に、NIC202、302にオフロードすることができる機能を含む、ドライバ204、304、とNIC202、302との間の802.11機能の区分について説明する。一般に、オペレーティングシステム内でより適切に実行される機能(例えば、ステーション200またはアクセスポイント300)は、オペレーティングシステム内で区分され、残りの機能は、NIC202、302内に配置される。残りの機能は、オペレーティングシステム内では実行できないか、またはオペレーティングシステム内で実行するには実用的でないか、のいずれかである。例えば、Intel X86プラットフォームでのオペレーティングシステムの細分性は、5マイクロ秒である。より大きな細分性を必要とするオペレーションは、オペレーティングシステムでは実行できないため、これらのオペレーションは、NIC202、302に配置される。ビーコンは定期的に(実際には100ミリ秒からそれ以上の間で変化する可能性がある)送信しなければならず、これには時間がかかるため、オペレーティングシステム内で実行するには実用的でない。NIC202、302は、ビーコンの定期的な伝送の改善を保証することが可能であり、さらに、ビーコンのタイムスタンプが無線伝送の直前に実行されることも保証可能であり、これによって、ジッタを発生させることになるタイムスタンプのばらつきを最小限にする。その結果、ビーコン生成は、NIC202、302にオフロードされる。
本発明に従って実施されるNICは、ステーション機能、アクセスポイント機能、またはアクセスポイントおよびステーションの両方の機能の、いずれかをサポートしなければならない。さらにNICは、2.4GHz帯域用の周波数ホッピング方式スペクトル拡散(FHSS)PHY(物理レイヤ)、2.4GHz帯域用の直接拡散方式スペクトル拡散(DSSS)PHY、または赤外線PHYのうちの、少なくとも1つをサポートしなければならない。さらにNICは、IEEE802.11g(例えば、OFDM[直交周波数分割多重]を使用する2.4GHzの高速PHYレート)などの他のPHY標準、およびPBCC[パケット2進数重畳コード化]、CCK[相補コードキーイング]、IEEE802.11a(例えば、OFDMを使用する5GHz)などの他のオプションの代替方式をサポートすることを必要とする可能性がある。
MACプロトコル機能は、NIC202、302あるいはステーション200またはアクセスポイント300のいずれかによってサポートされなければならない。これらの機能には、認証サービス、WEP(Wired Equivalent Privacy protocol)アルゴリズム、分散協調機能、ポイントコーディネータ、CFポーリング(Contention Free-Pollable)、断片化、断片化解除、MACデータサービス、マルチレートサポート、複数未処理MSDUサポート、タイミング同期化、インフラストラクチャパワー管理、IBSSパワー管理、ならびに関連付けおよび再関連付けが含まれる。ステーションおよびアクセスポイントは、認証サービスを提供しなければならない。認証サービスは、認証状態、オープンシステム認証、および共用鍵認証を含む。これらをNICにオフロードすることはできない。WEPアルゴリズムは、WEP暗号化手順、WEP復号手順、およびセキュリティサービス管理からなり、ステーションおよびアクセスポイントで実施しなければならない。WEP暗号化手順およびWEP復号手順は、NICにオフロードすることができる。NICがWEPをサポートしない場合、NICは、本明細書に記載されるように標準NDIS機能の802.11拡張をサポートしなければならない。
分散協調機能はNICで実施される。分散協調機能には、ネットアロケーションベクトル(NAV)機能、インターフレームスペース使用およびタイミング、ランダムバックオフ機能、DCF(分散協調機能)アクセス手順、回復手順および再送制限、RTS/CTS(request to send/clear to send)手順、有向MPDU転送、同報通信およびマルチキャストMPDU転送、MACレベル確認応答、ならびに重複検出および回復が含まれる。
ポイントコーディネータは、アクセスポイント機能のみをサポートするNICではオプションであり、他のタイプのNIC(ステーション専用機能ならびにステーションおよびアクセスポイント機能)には必須である。ポイントコーディネータは、CFP(contention free period)構造およびタイミングの保守、PCからのPCFMPDU(point coordination function MACPDU)転送、PCへのPCFMPDU転送、重複PC提供、およびポーリングリスト保守を含む。PCへのPCFMPDU転送はオプションである。PCへのPCFMPDU転送がサポートされる場合、ポーリングリスト保守がサポートされなければならない。CFポーリングは、NICで実施されなければならない。CFポーリングには、CFP構造およびタイミングの解釈、CFポーリングステーションとの間のPCFMPDU転送、ならびにポーリングリスト更新が含まれる。
パケットの断片化および断片化解除は、ステーションおよびアクセスポイントで実施されなければならない。パケットの断片化および断片化解除は、NICで実施することができる。断片化または断片化解除機能がNICによって実施される場合、NICはWEPオフロードを実施しなければならない。断片化または断片化解除機能がNICで実施されない場合、NICは、本明細書に記載されるように標準NDIS機能の802.11拡張をサポートしなければならない。
MACデータサービスは、NICで実施される。MACデータサービスは、記録可能マルチキャストサービスクラスおよび厳密順序付けサービスクラスを含む。再順序付け可能マルチキャストサービスクラスは必須であり、厳密順序付けサービスクラスはオプションである。マルチレートサポートはNICで実施される。複数未処理MSDUサポートおよび複数未処理MSDU伝送制限は、ステーション、アクセスポイント、およびNICで実施される。
タイミング同期化はNICで実施される。NICはビーコン生成、TST同期化および精度、受動スキャン、能動スキャン、ならびにプローブ応答をサポートしなければならない。アクセスポイント機能をサポートするNICは、インフラストラクチャネットワーク内のタイミング、およびインフラストラクチャBSS(basic service set)初期化をサポートしなければならない。ステーション機能をサポートするNICは、独立BSS(Independent BSS)内のタイミング、および独立BSS初期化をサポートしなければならない。2.4GHz帯域のFHSS PHYをサポートするNICは、ホップ同期化機能をサポートしなければならない。NICは、IEEE802.11gおよびIEEE802.11aなどの他のPHY標準をサポートすることを必要とする可能性がある。
インフラストラクチャパワー管理は、NICに実施される。ステーション機能をサポートするNICは、ステーションパワー管理モードを提供し、CPの間、受信機能を実施しなければならない。アクセスポイント機能をサポートするNICは、TIM伝送、CP期間中AP機能、およびエージング機能を実施しなければならない。ポイントコーディネータ機能を提供するNICは、CFP期間中AP機能を実施しなければならない。CFポーリング可能機能を提供するNICは、CFP期間中受信機能を実施しなければならない。
IBSSパワー管理は、ステーション機能をサポートするNICに実施される。IBSSパワー管理機能には、IBSSパワー管理の初期化、ステーションパワー状態移行、ならびにATIM(announcement traffic indication message)およびフレーム伝送が含まれる。
関連付けおよび再関連付け機能は、ステーションおよびアクセスポイントで実施される。この機能には、関連付け状態の提供、ステーションまたはアクセスポイント関連付け手順、およびステーションまたはアクセスポイント再関連付け手順が含まれる。これらの機能は、NICで実施してはならない。
ステーションおよびアクセスポイントは、NICで実施されるいくつかのフレーム機能を備えた、MACフレーム機能をサポートする。MACフレーム機能は、伝送機能、受信機能、フレーム交換シーケンス、およびMACアドレス指定機能を含む。具体的に言えば、伝送機能は、関連付けおよび再関連付け要求機能、関連付けおよび再関連付け応答機能、関連付け解除、認証、および認証解除機能、プローブ要求、プローブ応答、およびビーコン機能、PSポーリング機能、RTS、CTS、およびACK機能、CF−End、CF−End+CF−Ack、Data、Data+CF−Ack、Data+CF−Poll、Data+CF−Ack+CF−Poll、NULL、CF−Ack(データなし)、CF−Poll(データなし)、CF−Ack+CF−Poll(データなし)機能
を含む。関連付けおよび再関連付け要求機能は、ステーションで実施され、関連付けおよび際関連付け応答機能は、アクセスポイントで実施される。関連付け解除、認証、および認証解除機能は、ステーションおよびアクセスポイントで実施される。プローブ応答およびビーコン機能は、NICで実施される。ステーション機能をサポートするNICは、プローブ要求機能およびPSポーリング機能を実施しなければならない。RTS、CTS、およびACK機能は、NICで実施される。DF−EndおよびCF−End+CF−Ack機能は、ポイントコーディネータ機能を提供するNICで実施される。Data機能は、ステーションおよびアクセスポイントで実施される。NULL機能は、NICで実施される。PCへのPCFMPDU転送機能を提供するNICは、Data+CF−Poll、Data+CF−Ack+CF−Poll、CF−Poll(データなし)、およびCF−Ack+CF−Poll(データなし)機能も実施する。Data+CF−AckおよびCF−Ack(データなし)機能は、ポイントコーディネータ機能またはCFポーリング機能を提供するNICで実施される。
MACフレーム受信機能は、関連付けおよび再関連付け要求機能、関連付けおよび再関連付け応答機能、関連付け解除、認証、および認証解除機能、プローブ要求、プローブ応答、およびビーコン機能、ATIM、PSポーリング機能、RTS、CTS、およびACK機能、CF−End、CF−End+CF−Ack、Data、Data+CF−Ack、Data+CF−Poll、Data+CF−Ack+CF−Poll、NULL、CF−Ack(データなし)、CF−Poll(データなし)、CF−Ack+CF−Poll(データなし)機能を含む。関連付けおよび再関連付け要求機能は、アクセスポイントで実施され、関連付けおよび再関連付け応答機能は、ステーションで実施される。関連付け解除、認証、および認証解除機能は、ステーションおよびアクセスポイントで実施される。プローブ応答およびビーコン機能は、ステーション、アクセスポイント、およびNICで実施される。ステーション機能をサポートするNICは、ATIM機能を実施しなければならない。アクセスポイント機能をサポートするNICは、PSポーリング機能を実施しなければならない。RTS、CTS、ACK、CF−EndおよびCF−End+CF−Ack、Data+CF−Ack、およびNULL機能は、NICで実施される。Data機能は、ステーションおよびアクセスポイントで実施される。CFポーリング機能を提供するNICは、Data+CF−Poll、Data+CF−Ack+CF−Poll、CF−Poll(データなし)、およびCF−Ack+CF−Poll(データなし)機能を実施する。CF−Ack(データなし)機能は、ポイントコーディネータ機能またはCFポーリング可能機能を提供するNICで実施される。
フレーム交換シーケンスは、基本フレームシーケンスおよびCFフレームシーケンスを含む。基本フレームシーケンス機能は、NICで実施される。CFフレームシーケンス機能は、ポイントコーディネータ機能またはCFポーリング可能機能を提供するNICで実施される。
MACアドレス指定機能は、ステーションユニバーサルIEEE802アドレス機能、BSS識別子生成、および受信アドレスマッチングを含む。ステーションユニバーサルIEEE 802アドレス機能および受信アドレスマッチングは、ステーション、アクセスポイント、およびNICで実施される。BSS識別子生成は、ステーションおよびアクセスポイントで実施される。
以上、本発明のステーション、アクセスポイント、およびNICの間での802.11機能の区分について説明してきたが、次に、ステーション、アクセスポイント、およびNICの間での通信コールについて説明する。
ステーションおよびアクセスポイントは、NICに機能をオフロードすることができる。OIDコールを使用して、NICに照会し、NICの機能を決定する。NICの機能を決定するためのOIDコールは、OID_DOT11_Offload_Capability、OID_DOT1l_Current_Offload_Capability、OID_DOT11_Operation_Mode_Capability、OID_DOT11_Optional_Capability、OID_DOT11_WEP_Offload、OID_DOTl1_WEP_Upload、OID_DOT11_Default_WEP_Offload、OID_DOT11_Default_WEP_Upload、およびOID_DOT11_MPDU_Maximum_Lengthである。OID_DOT11_Offload_Capabilityコールは、NICがサポートする機能をステーションまたはアクセスポイントに提供する。オフロード可能な機能は、WEP、断片化、および断片化解除を含む。WEPがサポートされる場合、NICは、NICにオフロードできる最大数のWEP行も戻す。OID_DOT1l_Current_Offload_Capabilityコールは、NICの現在のオフロード機能を提供する。OID_DOT11_WEP_Offloadコールは、WEP行をNICにオフロードする際に使用され、使用されるアルゴリズム、WEP行の方向、ピアのMACアドレス、バイト単位のキー長さ、および実際のキーを含むコールを指定する。NIC202、302は、ステーション200またはアクセスポイント300にハンドルを戻す。OID_DOT11_WEP_Uploadコールは、指定されたWEP行をNICからアップロードする際に使用される。OID_DOT11_Default_WEP_Offloadコールは、デフォルトのWEP行をNICにオフロードする。このコールは、使用されるアルゴリズム、WEP行が配置される必要のあるデフォルトのWEPテーブルの索引、WEP行が適用されるアドレスタイプ、バイト単位のキー長さ、および実際のキーを含むコールも指定する。OID_DOT11_Default_WEP_Uploadコールは、デフォルトのWEP行をNICからアップロードする際に使用される。OID_DOT11_MPDU_Maximum_Lengthコールは、NICによってサポートされる最大MPDU長さを決定するためにNICを照会する際に使用される。
ステーションおよびアクセスポイントは、基礎となるNICを構成するために構成コールを使用する。これらのコールは、OID_DOT11_Operation_Mode_Capability、OID_DOT11_Current_Operation_Mode、OID_DOT11_Current_Packet_Filter、OID_DOT11_ATIM_Window、OID_DOT11_Scan_Request、OID_DOT11_Current_PHY_Type、OID_DOT11_Join_Request、OID_DOT11_Start_Request、OID_DOT11_Reset_Request、OID_DOT11_Optional_Capability、およびOID_DOT11_Current_Optional_Capabilityを含む。OID_DOT11_Operation_Mode_Capabilityコールは、NICによってサポートされるオペレーションモード機能を決定する際に使用される。NICは、ステーション機能のみ、アクセスポイント機能のみ、またはステーション機能およびアクセスポイント機能の両方をサポートしているかどうかを示す値を戻す。OID_DOT11_Current_Operation_Modeコールは、NICがオペレーションを開始することになるオペレーションモードを設定する際に使用される。オペレーションモードは、ステーション専用モード、アクセスポイント専用モード、またはステーションおよびアクセスポイントモードである。OID_DOT11_Current_Packet_Filterコールは、適切なフラグを設定することによって、NICがどのパケットタイプをサポートするかを示す際に使用される。フラグは、802.11ユニキャスト制御パケット、802.11ユニキャスト管理パケット、802.11ユニキャストデータパケット、802.11マルチキャスト制御パケット、802.11マルチキャスト管理パケット、802.11マルチキャストデータパケット、802.11ブロードキャスト制御パケット、802.11ブロードキャスト管理パケット、802.11ブロードキャストデータパケット、混合(promiscuous)モード(すべての802.11パケット)、およびすべての802.11マルチキャストパケットを含む。OID_DOT11_ATIM_Windowコールは、ATIMウィンドウサイズを決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_Scan_Requestコールは、ステーションが後で接合を試行するために選出することのできる潜在的BSSの調査を要求する際に使用される。OID_DOT11_Current_PHY_Typeコールは、NICが使用しなければならない現在の物理媒体タイプを照会および設定する際に使用される。OID_DOT11_Join_Requestコールは、NICにBSSと同期をとるように要求する際に使用される。OID_DOT11_Start_Requestコールは、NICにBSSを開始するように要求する際に使用される。OID_DOT11_Reset_Requestコールは、NICにそれ自体をリセットするように要求する際に使用される。OID_DOT11_Optional_Capabilityコールは、NICによってサポートされるオプションのポイントコーディネータ機能を決定する際に使用される。OID_DOT11_Current_Optional_Capabilityは、NIC内の現在のオプション機能を照会および設定する際に使用される。
OIDコールは、MIB(管理情報ベース)パラメータを決定および設定する際にも使用される。これらのコールは、OID_DOT11_Station_ID、OID_DOT11_Medium_Occupancy_Limit、OID_DOT11_CF_Pollable、OID_DOT11_CFP_Period、OID_DOT11_CFP_Max_Duration、OID_DOT11_Power_Mgmt_Mode, OID_DOT11_Operational_Rate_Set、OID_DOT11_Beacon_Period、OID_DOT11_DTIM_Period、OID_DOT11_WEP_ICV_Error_Count、OID_DOT11_MAC_Address、OID_DOT11_RTS_Threshold、OID_DOT11_Short_Retry_Limit、OID_DOTI1_Long_Retry_Limit、OID_DOT11_Fragmentation_Threshold、OID_DOT11_Max_Transmit_MSDU_Lifetime、OID_DOT11_Max_Receive_Lifetime、OID_DOT11_Counters_Entry、OID_DOT11_Supported_PHY_Types、OID_DOT11_Current_Reg_Domain、OID_DOT11_Temp_Type、OID_DOT11_Current_TX_Antenna、Diversity_Support、OID_DOT11_Current_RX_Antenna、OID_DOT11_Supported_Power_Levels、OID_DOT11_Current_TX_Power_Level、OID_DOT11_Hop_Time、OID_DOT11_Current_Channel_Number、OID_DOT11_Max_Dwell_Time、OID_DOT11_Current_Dwell_Time、OID_DOT11_Current_Set、OID_DOT11_Current_Pattern、OID_DOT11_Current_Index、OID_DOT11_Current_Channel、OID_DOT11_CCA_Mode_Supported、OID_DOT11_Current_CCA_Mode、OID_DOT11_ED_Threshold、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Max、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Max、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Min、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Min、OID_DOT11_Reg_Domains_Support_Value、OID_DOT11_Supported_TX_Antenna、OID_DOT11_Supported_RX_Antenna、OID_DOT11_Diversity_Selection_RX、OID_DOT11_Supported_Data_Rates_Valueである。
OID_DOT11_Station_IDコールを使用して、ステーションIDを決定し、ステーションIDを設定する。これによってマネージャは、真のMACアドレスとは無関係に、それ自体の目的のためにステーションを識別することができる。OID_DOT11_Medium_Occupancy_Limitコールを使用して、TUでの最大時間を決定および設定する。TUは、ポイントコーディネータが、媒体へのDSF(データサービス機構)アクセスの少なくとも1つのインスタンスを可能にするだけの十分な長さの間、制御を放棄することなく、無線媒体の使用率を制御することができる。OID_DOT11_CF_Pollableコールは、ステーションがSIFS時間内にデータフレームを使用して、CF-Pollに応答できる場合かどうかを決定する際に使用される。OID_DOT11_CFP_Periodコールは、CFP開始の間のDTIM(delivery traffic indication message)間隔の数を決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_CFP_Max_Durationコールは、PCFが生成可能なTUでのCFPの最大持続時間を決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_Power_Mgmt_Modeコールは、ステーションのパワー管理モードを決定および設定する際に使用される。これは、ステーションがパワーセーブモードであるかどうかを示す。OID_DOT11_Operational_Rate_Setコールは、ステーションがデータを伝送できるデータレートセットを決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_Beacon_Periodコールは、ビーコン期間(すなわち、ステーションがビーコン伝送をスケジューリングするために使用しなければならないTU数)を決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_DTIM_Periodコールは、DTIM期間(すなわち、そのDTIMカウントフィールドがゼロであるTIM要素を含む、ビーコンフレームの伝送間で逆戻りしなければならないビーコン期間数)を決定する際に使用される。OID_DOT11_WEP_ICV_Error_Countコールは、WEP ICV(integrity check value)エラーカウント値を決定する際に使用される。
OID_DOT11_MAC_Addressコールは、ステーションに割り当てられる一意のMACアドレスを決定する際に使用される。OID_DOT11_RTS_Thresholdコールは、RTSしきい値を決定および設定する際に使用される。この値は、その下でRTS/CTSハンドシェイクが実行されてはならないMPDUのオクテット数を示す。OID_DOT11_Short_Retry_Limitコールは、障害条件が示される前に、長さがRTSしきい値より短いかまたは等しいフレームの最大伝送試行数を決定および設定する際に使用される。OID_DOTI1_Long_Retry_Limitコールは、障害条件が示される前に、長さがRTSしきい値より長いフレームの最大伝送試行数を決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_Fragmentation_Thresholdコールは、PHYレイヤに送達することができるMPDUの現在の最大サイズを決定および設定する際に使用される。MSDUは、MACヘッダおよびトレーラを追加した後に、そのサイズがこの属性の値を超える場合、断片化しなければならない。OID_DOT11_Max_Transmit_MSDU_Lifetimeコールは、それ以降のMSDU伝送試行を中止しなければならない、最大MSDU伝送生存期間値を決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_Max_Receive_Lifetimeコールは、それ以降のMPDUまたはMSDUの再アセンブル試行を中止しなければならない、断片化されたMPDUまたはMSDUの初期受取り後の経過時間を決定および設定する際に使用される。
OID_DOT11_Counters_Entryコールは、802.11統計カウンタ設定を決定する際に使用される。カウンタは、伝送済み断片数、マルチキャスト伝送済みフレーム数、伝送障害数、再送成功数、重複フレーム数、RTSに応答してCTSが受信された回数および受信されなかった回数、ACKが予測されて受信されなかった回数、受信された断片数、受信されたマルチキャストフレーム数、ならびに首尾よく伝送されたMSDU数を含む。OID_DOT11_Supported_PHY_Typesコールは、NICによってサポートされる物理媒体タイプを決定する際に使用される。OID_DOT11_Current_Reg_Domainコールは、PMD(物理媒体依存)の現行のインスタンスがサポートされている現在の規制ドメインを決定する際に使用される。OID_DOT11_Temp_Typeコールは、物理レイヤのオペレーティング温度範囲機能(例えば0〜40度C、−30〜70度C)を決定する際に使用される。OID_DOT11_Current_TX_Antennaコールは、伝送に使用されている現在のアンテナを決定および設定する際に使用される。Diversity_Supportコールは、ダイバーシティサポート値を決定する際に使用される。OID_DOT11_Current_RX_Antennaコールは、受信に使用されている現在のアンテナを決定および設定する際に使用される。
OID_DOT11_Supported_Power_Levelsコールは、サポートされるパワーレベル数およびサポートされるすべてのパワーレベルに関するミリワット単位での伝送出力パワーを決定する際に使用される。OID_DOT11_Current_TX_Power_Levelコールは、現在の伝送パワーレベルを決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_Hop_Timeコールは、PMDをチャネル2からチャネル80に変更するためのマイクロ秒単位の時間を決定する際に使用される。OID_DOT11_Current_Channel_Numberコールは、RFシンセサイザによって出力される周波数の現在のチャネル数を決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_Max_Dwell_Timeコールは、送信機が単一のチャネル上で動作可能なTUでの最大時間を決定する際に使用される。OID_DOT11_Current_Dwell_Timeコールは、MACによって設定されたように、送信機が単一のチャネル上で動作しなければならないTUでの現在時間を決定および設定する際に使用される。
OID_DOT11_Current_Setコールは、PHY LME(layer management entity)がホッピングシーケンスを決定するために使用している現在のパターンセットを決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_Current_Patternコールは、PHY LMEがホッピングシーケンスを決定するために使用している現在のパターンを決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_Current_Indexコールは、PHY LMEが現在のチャネル数を決定するために使用している現在の索引値を決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_Current_Channelコールは、DSSS PHYの現在のオペレーティング周波数チャネルを決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_CCA_Mode_Supportedコールは、サポートされているCCA(Clear Channel Assessment)モードを決定する際に使用される。OID_DOT11_Current_CCA_Modeコールは、オペレーション中の現在のCCAモードを決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_ED_Thresholdコールは、DSSS PHYによって使用されている現在のエネルギー検出しきい値を決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Maxコールは、最大CCAウォッチドッグタイマ値を決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Maxコールは、最大CCAウォッチドッグカウント値を決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Minコールは、最小CCAウォッチドッグタイマ値を決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Minコールは、最小CCAウォッチドッグカウント値を決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_Reg_Domains_Support_Valueコールは、現在の実施でPLCPおよびPMDがサポートしている規制ドメインを決定する際に使用される。OID_DOT11_Supported_TX_Antennaコールは、サポートされている送信アンテナの真理値を決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_Supported_RX_Antennaコールは、サポートされている受信アンテナの真理値を決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_Diversity_Selection_RXコールは、受信ダイバーシティ選択の真理値を決定および設定する際に使用される。OID_DOT11_Supported_Data_Rates_Valueコールは、サポートされている送信および受信のデータレート値を決定する際に使用される。
本発明のアクセスポイントおよびステーションは、プライベート802.11コールもサポートする。これらのコールは、OID_DOT11_Maximum_Lookahead、OID_DOT11_Current_Lookahead、OID_DOT11_Current_Packet_Filter、OID_DOT11_Current_Address、およびOID_DOT11_Permanent_Addressである。これらのプライベート802.11コールは、NDISレイヤに暴露されている総称MACレイヤ機能である。OID_DOT11_Maximum_Lookaheadは、NICミニポートドライバによってサポートされているルックアヘッドバッファの最大数であり、受信されたパケットのプレビューバージョンをその上位NDISに提供して、特定のパケットを受け入れるか廃棄するかを決定する。OID_DOT11_Current_Lookaheadは、使用されているルックアヘッドバッファのサイズである。OID_DOT11_Current_Packet_Filterは、ステーション200またはアクセスポイント300によって現在使用されているパケットフィルタである。OID_DOT11_Current_Addressは、ステーション200またはアクセスポイント300によって現在使用されているIEEE 49ビットアドレスである。OID_DOT11_Permanent_Addressは、NIC製造業者によって事前にプログラミングされた、NIC202、302の不揮発性部分に常駐するIEEE 48ビットアドレスである。
アクセスポイント(またはステーション)とユーザモードアプリケーションとの間の通信は、ユーザモードアプリケーションがNICパラメータを決定および設定する(すなわち、上記で定義されたOIDにマッピングする)ことのできる前述と同じ機能を提供する、IOCTL(I/O control)コールを有する。例えば、IOCTL_DOT11_Operation_Mode_Capabilityは、OID_DOT11_Operation_Mode_Capabilityにマッピングする。さらに、IOCTLコールは、アプリケーションがアクセスポイント(またはステーション)パラメータの決定または決定および設定を実行できるようにするために提供される。これらのコールは、ソフトウェアインフラストラクチャ構成コールおよびソフトウェアインフラストラクチャMIBコールを含む。ソフトウェアインフラストラクチャ構成コールは、IOCTL_DOT11_Current_BSSID、IOCTL_DOT11_Desired_BSSID、IOCTL_DOT11_Current_SSID、IOCTL_DOT11_Current_BSS_TYPE、IOCTL_DOT11_Exclude_8021X、IOCTL_DOT11_Associate、IOCTL_DOT11_Disassociate、IOCTL_DOT11_Query_Adapter_List、IOCTL_DOT11_Query_BSSID_List、IOCTL_DOT11_Send_8021X_Pkt、IOCTL_DOT11_Receive_Upcall、IOCTL_DOT11_Check_Adapter、IOCTL_DOT11_8021X_State、およびIOCTL_DOT11_8021X_Filterを含む。ソフトウェアインフラストラクチャMIBコールは、IOCTL_DOT11_Authentication_Response_Time_Out、IOCTL_DOT11_Privacy_Option_Implemented、IOCTL_DOT11_Desired_SSID、IOCTL_DOT11_Desired_BSS_Type、IOCTL_DOT11_Association_Response_Time_Out、IOCTL_DOT11_Disassociated_Peer、IOCTL_DOT11_Deauthenticated_Peer、IOCTL_DOT11_Authentication_Failed_Peer、IOCTL_DOT11_Authentication_Algorithm、IOCTL_DOT11_WEP_Default_Key_Value、IOCTL_DOT11_WEP_Key_Mapping、IOCTL_DOT11_Privacy_Invoked、IOCTL_DOT1l_WEP_Default_Key_Id、IOCTL_DOT11_WEP_Key_Mapping_Length、IOCTL_DOT11_Exclude_Unencrypted、IOCTL_DOT11_WEP_Excluded_Count、IOCTL_DOT11_Dissassociate_Notification、IOCTL_DOT11_Deauthenticate_Notification、IOCTL_DOT11_Authenticate_Fail_Notification、IOCTL_DOT11_WEP_Undecryptable_Count、およびIOCTL_DOT11_Group_Addressコールが含まれる。
IOCTL_DOT11_Current_BSSIDコールは、ステーションの関連付けられたアクセスポイントのMACアドレスを決定する際に使用される。ステーションがアクセスポイントに関連付けられていない場合、ステーションはゼロアウトされたMACアドレスを戻す。IOCTL_DOT11_Desired_BSSIDコールは、関連付けが望まれるアクセスポイントのMACアドレスを決定または設定する際に使用される。IOCTL_DOT11_Current_SSIDコールは、関連付けられたアクセスポイントのSSIDを決定する際に使用される。IOCTL_DOT11_Current_BSS_TYPEコールは、ステーションが動作している現在のBSSタイプを決定する際に使用される。IOCTL_DOT11_Exclude_8021Xコールは、排除802.1X真理値を決定または設定する際に使用される。IOCTL_DOT11_Associateコールは、所望のBSSID、所望のSSID、および所望のBSSタイプパラメータの現在の値に基づいて、それ自体をアクセスポイントに関連付けるようにステーションに要求する際に使用される。
IOCTL_DOT11_Disassociateコールは、現在関連付けられているアクセスポイントとの関連付けを解除するようにステーションに要求する際に使用される。ステーションがアクセスポイントに関連付けられていない場合、エラーコードが戻される。関連付け解除が成功すると、ステーションによって媒体切断が生成される。IOCTL_DOT11_Query_Adapter_Listコールは、ステーションドライバ206(またはアクセスポイントドライバ304)が現在有する仮想アダプタのリストを決定する際に使用される。IOCTL_DOT11_Query_BSSID_Listコールは、現在のBSS記述リストを決定する際に使用される。IOCTL_DOT11_Send_8021X_Pktコールは、ステーションまたはアクセスポイントに、802.1Xパケットを送信するように要求する際に使用される。
IOCTL_DOT11_Receive_Upcallコールは、ステーションドライバまたはアクセスポイントドライバがアップコール要求を受信すると、ステーションドライバまたはアクセスポイントドライバが要求元アプリケーションのアップコール情報を送信するように、コールをペンドする際に使用される。このコールが実行され、ステーションドライバまたはアクセスポイントドライバがすでに未処理のアップコールを有する場合、ドライバはこの未処理のアップコール情報をバッファ内に記入し、コールを即時に終了する。未処理の要求がない場合、ステーションドライバ(またはアクセスポイントドライバ)は、STATUS_PENDINGを戻し、アップコール要求が受信されるとコールを完了する。実行されるアップコールの種類は、スキャン確認、リセット確認、802.1Xパケット送信確認、802.1Xパケット受信インジケーション、関連付け解除通知、認証解除通知、および認証障害通知である。アクセスポイントに関するアップコールには、関連付けインジケーションおよび関連付け解除インジケーションも含まれる。IOCTL_DOT11_Check_Adapterコールは、ステーションまたはアクセスポイントに所与のアダプタの存在をチェックするように要求する際に使用される。IOCTL_DOT11_8021X_Stateコールは、特定のインスタンスでの802.1X状態を決定または設定する際に使用される。IOCTL_DOT11_8021X_Filterコールは、特定のステーションまたはアクセスポイントの仮想ミニポートインスタンスでの802.1Xフィルタを決定または設定する際に使用される。
IOCTL_DOT11_Authentication_Response_Time_Outコールは、認証応答タイムアウト値を決定または設定する際に使用される。タイムアウト値は、応答側ステーションが認証応答の次のフレームまで待機しなければならない時間である。IOCTL_DOT11_Privacy_Option_Implementedコールは、プライバシーオプション実施済み真理値を決定する際に使用される。「true」に設定された場合、WEPオプションが実施されたことを示す。IOCTL_DOT11_Desired_SSIDコールは、最も新しいスキャンの所望のSSIDパラメータで使用された所望のサービスセットIDを決定または設定する際に使用される。IOCTL_DOT11_Desired_BSS_Typeコールは、所望のBSSタイプを決定または設定する際に使用される。IOCTL_DOT11_Association_Response_Time_Outコールは、要求元ステーションが送信された関連付け要求MMPDUへの応答を待たなければならない時間である関連付け応答タイムアウト値を、決定または設定する際に使用される。IOCTL_DOT11_Disassociated_Peerコールは、最新の関連付け解除理由および最新の関連付け解除ステーションのアドレスを決定する際に使用される。IOCTL_DOT11_Deauthenticated_Peerコールは、最新の認証解除理由および最新の認証解除ステーションのアドレスを決定する際に使用される。IOCTL_DOT11_Authentication_Failed_Peerコールは、最新の認証障害理由および認証に障害が発生した最新のステーションのアドレスを決定する際に使用される。
IOCTL_DOT11_Authentication_Algorithmコールは、ステーションによってサポートされるすべての認証アルゴリズムおよびそれらの状態のリストを決定する際に使用される。コールは、認証アルゴリズムのリストに関する状態を設定する際にも使用される。IOCTL_DOT11_WEP_Default_Key_Valueコールは、指定された索引のデフォルトのWEPキー値を設定する際に使用される。IOCTL_DOT11_WEP_Key_Mappingコールは、WEPキーマッピングのリストを決定する際、または指定された索引でのWEPキーマッピングを設定する際に使用される。IOCTL_DOT11_Privacy_Invokedコールは、プライバシー呼出し真理値を決定または設定する際に使用される。「true」に設定された場合、この値は、WEPメカニズムがタイプデータのフレームを伝送するために使用中であることを示す。IOCTL_DOT1l_WEP_Default_Key_Idコールは、指定された要素(すなわち、WEPデフォルトキーアレイの第1、第2、第3、または第4の要素)に関してWEPデフォルトキーID値を決定または設定する際に使用される。IOCTL_DOT11_WEP_Key_Mapping_Lengthコールは、WEPキーマッピング長さを決定または設定する際に使用される。IOCTL_DOT11_Exclude_Unencryptedコールは、排除非暗号化真理値を決定または設定する際に使用される。「true」に設定された場合、ステーションは、MACサービスインタフェースで受信された、ゼロに等しいフレーム制御フィールドのWEPサブフィールドを有するMSDUを示すものではない。IOCTL_DOT11_WEP_Excluded_Countコールは、WEP排除カウントを決定する際に使用される。IOCTL_DOT11_Dissassociate_Notificationコールは、関連付け解除通知真理値を決定または設定する際に使用される。この真理値が「true」に設定された場合、ステーションが関連付け解除フレームを送信すると必ず、関連付け解除通知が送信される。関連付け解除通知には、関連付け解除フレームが送信されたMACのMACアドレス、および関連付け解除の理由が含まれる。IOCTL_DOT11_Deauthenticate_Notificationコールは、認証解除通知真理値を決定および設定する際に使用される。「true」に設定された場合、ステーションが認証解除フレームを送信すると必ず、認証解除通知が送信される。認証解除通知には、認証解除フレームが送信されたMACのMACアドレス、および認証解除の理由が含まれる。IOCTL_DOT11_Authenticate_Fail_Notificationコールは、認証障害通知真理値を決定および設定する際に使用される。「true」に設定された場合、ステーションが認証解除フレームを送信すると必ず、認証障害通知が送信される。認証解除通知には、認証解除フレームが送信されたMACのMACアドレス、および認証解除の理由が含まれる。IOCTL_DOT11_WEP_Undecryptable_Countコールは、WEP非復号カウントを決定する際に使用される。IOCTL_DOT11_Group_Addressコールは、マルチキャストアドレスおよびそれらの行状況のリストを決定し、マルチキャストアドレスおよび指定された索引での行状況を設定する際に使用される。
以上、IOCTLコールについて述べてきたが、次に、標準NDIS機能の802.11拡張について述べる。NIC202、302は、これらの拡張を以下に記載されるように実施しなければならない。
NIC202、302が断片化オフロードをサポートする場合、WEPオフロードをサポートしなければならない。この場合、WEPキーがオフロードされないか、またはNIC202、302が必要なWEPアルゴリズムをサポートしない場合を除き、対話はMSDUレベルである。WEPキーがオフロードされないか、またはWEPアルゴリズムがサポートされない場合、対話は、1または複数のMPDUのチェーンとして表されるMSDUも含む。
NIC202、302がWEPオフロードをサポートするが、断片化オフロードをサポートしない場合、対話は、MSDUに加えて1または複数のMPDUのチェーンとして表されるMSDUも含み、ステーションドライバ206またはアクセスポイントドライバ304は、必要であれば断片化を適用し、断片はMPDUで送信される。NIC202、302が断片化オフロードまたはWEPオフロードをサポートしない場合、NICとステーション200またはアクセスポイント300との間の対話には、1または複数のMPDUのチェーンとして表されるMSDUも含まれ、ステーション200またはアクセスポイント300は、断片化(断片化はMPDUで送信される)および/またはWEP(WEPは断片化の後に適用される)を適用する。
アクセスポイント300およびステーション200は、NDIS_PACKETに加えて、802.11プロトコルに特有の情報をNIC202、302に渡す。この802.11拡張情報へのポインタは、コマンドNdis_Get_Packet_Media_Specific_Infoを介して検索することができる。このコマンドは、実際にDOT11_Send_Extension_Infoへのポインタである、媒体特有の情報へのポインタを戻す。NIC202、302は、Ndis_Get_Packet_Media_Specific_Infoを使用して、未処理パケットの拡張情報を検出しなければならない。このコマンドへの応答に含まれる情報は、MDLチェーンからMPDUを検出するために必要な情報を含む。パケット記述子は、単一のMSDU、または単一のMSDUのすべてのMPDU(断片)のいずれかを記述することができる。
提供される他の情報は、uDontFragmentビット、hWEPOffloadハンドル、および断片数である。uDontFragmentビットは、NIC202、302がパケットを断片化できるかどうかを示す。hWEPOffloadハンドルは、パケットの暗号化(断片化されていない場合)、またはパケットの各断片の暗号化(断片化されている場合)に使用される、WEP行へのハンドルである。ステーション200またはアクセスポイント300は、ここで渡すハンドル値が、コールの持続期間中有効状態を維持することを保証する。NIC202、302は、断片化オフロードをサポートする場合、WEPオフロードをサポートしなければならない。NIC202、302が断片化オフロードをサポートしていない場合、ステーション200またはアクセスポイント300は、必要であれば断片化を適用する。アクセスポイント300またはステーション200は、NIC202、302がWEP暗号化をサポートしていない場合、WEP暗号化を適用する。ハードウェア内で断片化がサポートされておらず、NIC202、302がまだ断片化されていないパケットを送信できない場合、NIC202、302は適切な状況を戻す。状況コードを受け取ると、ステーション200またはアクセスポイント300は、断片化しきい値および最大MPDUサイズをNIC202、302から再照会する。
NIC202、302は、供給された802.11送信拡張情報を特定の方法で使用しなければならない。802.11NICが供給された802.11送信拡張情報をどのように使用しなければならないかを、以下に列挙する。
1)uDontFragmentビットはクリア、フラグメント数=0、およびhWEPOffloadはNULLである
NIC202、302は、トップレベルNDIS_PACKET構造を使用して、パケットバッファチェーンの記述を取得し、必要であればパケットを断片化し、パケットの各断片(パケットが断片化されている場合)またはパケット(パケットが断片化されていない場合)に、WEPを適用しない。
2)uDontFragmentビットはクリア、フラグメント数=0、およびhWEPOffloadはNULLでない
NIC202、302は、トップレベルNDIS_PACKET構造を使用して、パケットバッファチェーンの記述を取得し、必要であればパケットを断片化し、hWEPOffloadハンドル値を使用してWEPキーの位置を特定し、パケットの各断片(パケットが断片化されている場合)またはパケット(パケットが断片化されていない場合)に、WEPを適用する。どちらのケースも、NICはICVおよびIVに関するバッファを割振る必要がある。この場合に上位レイヤがICVまたはIVを割振らない理由は、NIC202、302がパケットを断片化するかどうかがわからないからである(NIC内のMPDU最大長さ状態は、PHYエラー状態に依存してNICが動的に変更することができる)。
3)uDontFragmentビットはクリア、フラグメント数>1、およびhWEPOffloadはNULLである
ステーション200/アクセスポイント300は、uDontFragmentビットがクリアの場合、NIC202、302がハードウェア内の断片化をサポートするので、このケースが決して生じないことを保証する。
4)uDontFragmentビットはクリア、フラグメント数>1、およびhWEPOffloadはNULLでない
ステーション200/アクセスポイント300は、uDontFragmentビットがクリアの場合、NIC202、302がハードウェア内の断片化をサポートするので、このケースが決して生じないことを保証する(WEPオフロードもサポートすることを含意する)。
5)uDontFragmentビットが設定され、フラグメント数=0、およびhWEPOffloadはNULLである
NIC202、302は、トップレベルNDIS_PACKET構造を使用して、パケットバッファチェーンの記述を取得し、パケットを断片化せず、無線で伝送する前にはWEPをパケットに適用しない。
6)uDontFragmentビットが設定され、フラグメント数=0、およびhWEPOffloadはNULLでない
NIC202、302は、トップレベルNDIS_PACKET構造を使用して、パケットバッファチェーンの記述を取得し、パケットは断片化せず、hWEPOffloadハンドル値を使用してWEPキーの位置を特定し、パケットにWEPを適用する。このケースでは、ステーション200/アクセスポイント300が、ICVおよびIVに関するバッファがパケットにすでに割振られていることを保証することになるため、NIC202、302は、ICVおよびIVに関してバッファを割振る必要がない。
7)uDontFragmentビットが設定され、フラグメント数>1、およびhWEPOffloadはNULLである
このシナリオでは、トップレベルNDIS_PACKETのバッファチェーンがすべてのMPDUを記述する。NIC202、302は、トップレベルNDIS_PACKET構造のMediaSpecificInformationポインタから、DOT11_FRAGMENT_DESCRIPTOR構造のアレイ(DOT11_SEND_EXTENSION_INFO構造のDot11FragmentDescriptorsフィールド)を使用して、各断片のオフセットおよび長さ(断片の数はusNumberOfFragmentsに等しい)を取得し、無線で伝送する前にはWEPを各断片に適用しないものとする。
8)uDontFragmentビットが設定され、フラグメント数>1、およびhWEPOffloadはNULLでない
このシナリオでは、トップレベルNDIS_PACKETのバッファチェーンがすべてのMPDUを記述する。NIC202、302は、トップレベルNDIS_PACKET構造のMediaSpecificInformationポインタから、DOT11_FRAGMENT_DESCRIPTOR構造のアレイ(DOT11_SEND_EXTENSION_INFO構造のDot11FragmentDescriptorsフィールド)を使用して、各断片のオフセットおよび長さ(断片の数はusNumberOfFragmentsに等しい)を取得し、hWEPOffloadハンドル値を使用してWEPキーの位置を特定し、無線で伝送する前にWEPを各断片に適用するものとする。このケースでは、ステーション200/アクセスポイント300が、ICVおよびIVに関するバッファがパケットの各断片にすでに割振られていることを保証することになるため、NICは、ICVおよびIVに関してバッファを割振る必要がない。
パケット処理中に何らかの障害があると、NICは該当する状況を示さなければならず、その構成テーブル内の該当する統計も更新しなければならない。戻される状況コードは、以下のうちの1または複数であるものとする(これらについては後の項で定義する)。MSDUを首尾よく送受信した場合はDOT11_STATUS_SUCCESS。ShortRetryMaxまたはLongRetryMaxの再試行限度をその他の方法で超えたときに有向MSDUが未承認で送達不能の場合はDOT11_STATUS_RETRY_LIMIT_EXCEEDED。状況の種類−障害、ContentionまたはContentionFree以外の優先権に関して優先権がサポートされていない場合はDOT11_STATUS_UNSUPPORTED_PRIORITY。状況の種類−障害、ReorderableMulticastまたはStrictlyOrdered以外のサービスクラスに関して、サービスクラスがサポートされていない場合はDOT11_STATUS_UNSUPPORTED_SERVICE_CLASS。状況の種類−障害、与えられた優先権Contensionと共にMSDUが伝送される、使用可能なポイントコーディネータがないときにContentionFreeの優先権が使用不能な場合はDOT11_STATUS_UNAVAILABLE_PRIORITY。状況の種類−通報、ステーションのパワー管理モードが「アクティブ」以外のときにStrictlyOrderedサービスに関してサービスクラスが使用不能な場合はDOT11_STATUS_UNAVAILABLE_SERVICE_CLASS。状況タイプ−通報、TransmitMSDUTimerが首尾よく送達される前にaMaxTransmitMSDULifetimeに達した場合に送達不能である、DOT11_STATUS_XMIT_MSDU_TIMER_EXPIRED。状況の種類−障害、使用可能なBSSがなかった場合に送達不能である、DOT11_STATUS_UNAVAILABLE_BSS。状況の種類−障害、uDontFragmentビットが設定され、カードが断片化されていないパケットを送信できないときに、パケットのデータ長さが長すぎる場合はDOT11_STATUS_EXCESSIVE_DATA_LENGTH。状況の種類−障害、何らかの理由で暗号化に障害が起きた場合はDOT11_STATUS_ENCRYPTION_FAILED。状況の種類−障害。
NIC202、302は、NDIS_PACKETに加えて、802.11プロトコル特有の情報を渡さなければならない。拡張情報へのポインタは、Ndis_Get_Packet_Media_Specific_Infoを介して検索することができる。802.11NICは、Ndis_Set_Packet_Media_Specific_Infoを使用して、着信パケットの拡張情報を設定しなければならない。DOT11_Recv_Extension_Infoを含むNDISパケット記述子は、再アセンブルされたフルサイズパケット(NIC202、302が再アセンブリを実行した場合のみ)または断片ではないパケットを記述することになり、DOT11_Recv_Extension_Info内のpNdisPacketsは、断片が受信されて再アセンブルされなかった場合にのみ、断片を記述することになる。DOT11_Recv_Extension_Infoを含むトップレベルNDISパケット記述子は、パケットが断片のセットとして受信されて再アセンブルされなかった場合には、どんなパケットバッファチェーンも記述しない。これは、再アセンブルされたパケットまたは断片化されていないパケット(MSDU)のいずれかを記述する。MSDUの場合、表示する前にICVおよびIVバッファを除去する。
NIC202、302によって設定される他の情報は、優先度、受信した信号のdBm単位の強度およびすべての物理媒体の種類にわたる定性計量単位での強度、状況、受信したMPDU数、断片数、ならびにNDISパケット構造へのポインタアレイを含む。優先度設定は、データユニット転送に使用された受信処理優先度を指定する。可能な値は、ContentionまたはContentionFreeである。状況情報には、MSDUを示す際にNIC202、302が記入した状況が含まれる。状況が成功である場合、このフィールドにはDOT11_Status_Successと、適用可能であれば任意の通報状況コードが含まれる(すべての適用可能状況コードは論理和をとる必要がある)。NIC202、302がパケットを表示する前に障害に遭遇した場合、パケットをドロップして、その構成テーブル内の該当する統計を更新しなければならない。この場合、NIC202、302はパケットを表示してはならない。受信したMPDUの数には、表示される予定のMSDUを形成するためにNIC202、302が受信したMPDUの数が含まれ、これは、1より大きいかまたは等しく、DOT11_Max_Num_Of_Fragmentsより小さい値を含まなければならない。フラグメント数には、NIC202、302が戻したフラグメント数が含まれる。NIC202、302が断片化解除オフロードをサポートする場合、WEPオフロードをサポートしなければならない。NIC202、302が断片化解除オフロードをサポートしない場合、ステーション200/アクセスポイント300は、必要であれば断片化解除を適用する。NIC202、302がWEPオフロードもサポートしていない場合、ステーション200/アクセスポイント300はWEP復号を適用する。
次に、以下の各シナリオで、NIC202、302が802.11受信拡張情報にどのように記入しなければならないかについて列挙する。
1)受信したパケットは断片でなく、WEPをパケットに適用する必要はない
パケットを表示する前に、以下の方法で、802.11受信拡張情報を設定する。状況=DOT11_Status_Success、受信したMPDU数=1、断片数=0、およびNULL化されたアレイを指すポインタ。トップレベルNDIS_PACKETは、パケットバッファチェーンを記述しなければならない。
NIC202、302がNDISにパケットを表示する前に何らかの障害が起こった場合、NIC202、302はパケットをドロップして、その構成テーブル内の該当する統計を更新しなければならない。
2)受信したパケットは断片でなく、WEPをパケットに適用する必要があり、必要なWEPキーはカード内で入手できないか、またはハードウェア内のWEPはサポートされていない
パケットを表示する前に、以下の方法で、802.11受信拡張情報を設定する。状況=DOT11_STATUS_SUCCESS | DOT11_STATUS_WEP_KEY_UNAVAILABLE、受信したMPDU数=1、断片数=0、NULL化されたアレイを指すポインタ。トップレベルNDIS_PACKETは、パケットバッファチェーンを記述しなければならない。
NIC202、302がNDISにパケットを表示する前に何らかの障害が起こった場合、NIC202、302はパケットをドロップして、その構成テーブル内の該当する統計を更新しなければならない。
3)受信したパケットは断片でなく、WEPをパケットに適用する必要があり、必要なWEPキーはカード内で入手できる
パケットを表示する前に、以下の方法で、802.11受信拡張情報を設定する。状況=DOT11_STATUS_SUCCESS | DOT11_STATUS_ICV_VERIFIED、受信したMPDU数=1、断片数=0、NULL化されたアレイを指すポインタ。トップレベルNDIS_PACKETは、パケットバッファチェーンを記述しなければならない。
NIC202、302がNDISにパケットを表示する前に何らかの障害が起こった場合、NIC202、302はパケットをドロップして、その構成テーブル内の該当する統計を更新しなければならない。
4)受信したパケットは断片であり、すべての断片は断片受信時間間隔内に受信されたものであり、WEPを断片に適用する必要はない
パケットを表示する前に、以下の方法で、802.11受信拡張情報を設定する。
カードがハードウェア内の断片化解除をサポートする場合、値は以下の通りとする。状況=DOT11_STATUS_SUCCESS | DOT11_STATUS_PACKET_REASSEMBLED、受信したMPDU数=受信した断片数、断片数=0、NULL化されたアレイを指すポインタ。トップレベルNDIS_PACKETは、再アセンブルされたパケットバッファチェーンを記述しなければならない。
カードがハードウェア内の断片化解除をサポートしない場合、値は以下の通りとする。状況=DOT11_STATUS_SUCCESS | DOT11_STATUS_PACKET_NOT_REASSEMBLED、受信したMPDU数=受信した断片数、断片数=受信した断片数、アレイ内のエントリ数が受信した断片数に等しいNDIS_PACKET構造のアレイを指すポインタ。トップレベルNDIS_PACKETは、NDISチェックを迂回するために、第1の断片のパケットバッファチェーンを記述しなければならない(NDISはゼロ長さパケットを許可しない)。
NIC202、302がNDISに再アセンブルされたパケットまたは断片を表示する前に何らかの障害が起こった場合、NIC202、302は断片をドロップして、その構成テーブル内の該当する統計を更新しなければならない。
5)受信したパケットは断片であり、すべての断片は断片受信時間間隔内に受信されたものであり、WEPを断片に適用する必要があり、必要なWEPキーはカード内で入手できないか、またはハードウェア内のWEPはサポートされていない
パケットを表示する前に、以下の方法で、802.11受信拡張情報を設定する。状況=DOT11_STATUS_SUCCESS | DOT11_STATUS_PACKET_NOT_REASSEMBLED | DOT11_STATUS_WEP_KEY_UNAVAILABLE、受信したMPDU数=受信した断片数、断片数=受信した断片数、アレイ内のエントリ数が受信した断片数に等しいNDIS_PACKET構造のアレイを指すポインタ。トップレベルNDIS_PACKETは、第1の断片のパケットバッファチェーンを記述しなければならない。
NIC202、302がNDISに断片を表示する前に何らかの障害が起こった場合、NIC202、302は断片をドロップして、その構成テーブル内の該当する統計を更新しなければならない。
6)受信したパケットは断片であり、すべての断片は断片受信時間間隔内に受信されたものであり、WEPを断片に適用する必要があり、必要なWEPキーはカード内で入手できる
パケットを表示する前に、以下の方法で、802.11受信拡張情報を設定する。カードがハードウェア内の断片化解除をサポートする場合、値は以下の通りとする。状況=DOT11_STATUS_SUCCESS | DOT11_STATUS_PACKET_REASSEMBLED | DOT11_STATUS_ICV_VERIFIED、受信したMPDU数=受信した断片数、断片数=0、NULL化されたアレイを指すポインタ。トップレベルNDIS_PACKETは、NDISチェックを迂回するために、第1の断片のパケットバッファチェーンを記述しなければならない(NDISはゼロ長さパケットを許可しない)。
カードがハードウェア内の断片化解除をサポートしない場合、値は以下の通りとする。状況=DOT11_STATUS_SUCCESS | DOT11_STATUS_PACKET_NOT_REASSEMBLED | DOT11_STATUS_ICV_VERIFIED、受信したMPDU数=受信した断片数、断片数=受信した断片数、アレイ内のエントリ数が受信した断片数に等しいNDIS_PACKET構造のアレイを指すポインタ。トップレベルNDIS_PACKETは、NDISチェックを迂回するために、第1の断片のパケットバッファチェーンを記述しなければならない(NDISはゼロ長さパケットを許可しない)。
NIC202、302がNDISに再アセンブルされたパケットまたは断片を表示する前に何らかの障害が起こった場合、NIC202、302は断片をドロップして、その構成テーブル内の該当する統計を更新しなければならない。
以上、OIDおよびIOCTLコール、ならびにIOCTLコールおよび標準NDIS機能の802.11拡張について述べてきたが、次に、NIC202、302とステーション200/アクセスポイント300との間の対話、ならびに、NIC202、302に実行を要求できるオペレーションの予測されるシーケンスについて、様々なオペレーションモードに関して説明する。説明するイベントのシーケンスは、イベントの典型的なセットである。
インフラストラクチャモードで動作しているステーション200をサポートするNICには、リブートまたはソフトウェアリセット後に、以下のオペレーションシーケンスの実行を要求することができる。当分野の技術者であれば、前のソフトウェアリセットまたはリブート以後の各パスで、オペレーションシーケンスの一部のみが実行可能であることを理解されよう。
ステーション200は、NIC202の機能を照会することができる。NIC202へのコールは、OID_DOT11_Offload_Capability、OID_DOT11_Operation_Mode_Capability、OID_DOT11_Optional_Capability、OID_DOT11_CF_Pollable、OID_DOT11_Operational_Rate_Set、OID_DOT11_Supported_PHY_Types、OID_DOT11_Diversity_Support、OID_DOT11_Supported_Power_Levels、OID_DOT11_Reg_Domains_Support_Value、およびOID_DOT11_Supported_Data_Rates_ValueのOIDコールを含む。ステーション200は、いったん機能がわかると、NIC202の現在の機能をオプションで設定することができる。これは、OID_DOT11_Current_Offload_Capability、OID_DOT11_Current_Operation_Mode、OID_DOT11_Current_Phy_Type、OID_DOT11_Current_Optional_Capability、およびOID_DOT11_Diversity_Selection_RXのOIDコールを含む。
ステーション200は、OIDコールを介してNICパラメータを照会および設定することもできる。これらのパラメータは、それらが動作することになる802.11LANの現在の状態によって影響を受けないものである。デフォルト値を変更する必要のあるパラメータに対してのみ、コールが設定される。この点で変更または照会が可能なパラメータのリストは、OID_DOT11_Temp_Type、OID_DOT11_MPDU_Max_Length、OID_DOT11_MAC_Address、OID_DOT11_Station_ID、OID_DOT11_Current_TX_Antenna、OID_DOT11_Current_RX_Antenna、OID_DOT11_Current_TX_Power_Level、OID_DOT11_Supported_TX_Antenna、およびOID_DOT11_Supported_RX_Antennaである。FHSS PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストは、OID_DOT11_Hop_Time、OID_DOT11_Current_Channel_Number、OID_DOT11_Max_Dwell_Time、OID_DOT11_Current_Dwell_Time、OID_DOT11_Current_Set、OID_DOT11_Current_Pattern、およびOID_DOT11_Current_Indexを含む。DSSS PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストは、OID_DOT11_Current_Channel、OID_DOT11_CCA_Mode_Supported、OID_DOT11_Current_CCA_Mode、OID_DOT11_ED_Thresholdを含む。IR PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストは、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Max、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Max、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Min、およびOID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Minを含む。
ステーション200は、スキャン要求(能動または受動)OIDコール(OID_DOT11_Scan_Request)を発行する。スキャン時のビーコンおよびプローブ応答フレームは、標準NDIS機能の802.11拡張に関する考察で説明したように、ミニポート受信パス拡張の規則を使用して表示される。これらの規則は、すべての受信パケットに適用される。
スキャン要求が首尾よく完了すると、ステーション200は、OIDを介してNICパラメータをオプションで照会および設定する。これらのパラメータは、それらが動作することになる802.11LANの現在の状態によって影響を受けるものである。デフォルト値を変更する必要のあるパラメータに対してのみ、コールが設定される。この点で変更または照会が可能なパラメータのリストは、OID_DOT11_Operational_Rate_Set、OID_DOT11_Current_Reg_Domain(コールは、NIC202によって受動スキャンが実行されていることを必要とする)、OID_DOT11_Current_TX_Antenna、OID_DOT11_Current_RX_Antenna、OID_DOT11_Current_TX_Power_Level、OID_DOT11_Supported_TX_Antenna、OID_DOT11_Supported_RX_Antenna、およびOID_DOT11_Diversity_Selection_RXを含む。FHSS PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストは、OID_DOT11_Hop_Time、OID_DOT11_Current_Channel_Number、OID_DOT11_Max_Dwell_Time、OID_DOT11_Current_Dwell_Time、OID_DOT11_Current_Set、OID_DOT11_Current_Pattern、およびOID_DOT11_Current_Indexを含む。DSSS PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストは、OID_DOT11_Current_Channel、OID_DOT11_CCA_Mode_Supported、OID_DOT11_Current_CCA_Mode、OID_DOT11_ED_Thresholdを含む。IR PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストは、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Max、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Max、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Min、およびOID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Minを含む。
ステーション200は、NIC202に、インフラストラクチャBSSへの接合要求(OID_DOT11_Join_Request)を送信することができる。接合要求が首尾よく完了すると、NIC202はそれ自体で、または要求されて、以下のように実行することができる。
1)上記の標準NDIS機能の802.11拡張で説明したように、ミニポート送信パス拡張の規則に従って、ステーション200によってNIC202に与えられたパケットを処理および送信する。NIC202には、これらのOIDに関連付けられたパラメータを変更し、ステーション200にその変更を通知する際に、以下のOIDコールを使用し、NDISインジケーションであるOID_DOT11_MPDU_Max_Lengthを介して、照会することができる。
2)さらに、NIC202は、上記の標準NDIS機能の802.11拡張で説明したミニポート受信パス拡張の規則に従って、受信したパケットを処理し、それらをステーション200に渡すことができる。NIC202がWEPオフロード/アップロードをサポートしている場合、NIC202は、WEP行をオフロードすることが可能であるか、またはすでにオフロードされたWEP行を、OID_DOT11_WEP_Offload、OID_DOT11_WEP_Upload、OID_DOT11_Default_WEP_Offload、およびOID_DOT11_Default_WEP_Uploadコールを使用して、いつでもアップロードすることが可能である。
3)要求されたときにスキャン要求(OID_DOT11_Scan_Request)を処理する。
4)プローブ応答およびビーコンフレームを常時表示する。一定のパケット送信用に受信された、選択されたACKパケットも表示する。NDIS送信パス拡張は、受信されたACKパケットを、送信されるどのパケット用に表示しなければならないかを示すために使用される。
5)読取り専用OIDおよび読取り書込みOID(OID_DOT11_WEP_ICV_ERROR_COUNTおよびOID_DOT11_COUNTERS_ENTRYのような統計OIDを含む)に関するすべてのパラメータ照会要求を処理する。さらに、この点で変更可能なパラメータのリストは、OID_DOT11_Current_Packet_Filter、OID_DOT11_Power_Mgmt_Mode、OID_DOT11_RTS_Threshold、OID_DOT11_Short_Retry_Limit、OID_DOT11_Long_Retry_Limit、OID_DOT11_Fragmentation_Threshold、OID_DOT11_Max_Transmit_MSDU_Lifetime、およびOID_DOT11_Max_Receive_Lifetimeを含む。
ステーション200は、NDISリセット要求とは異なる、NICソフトウェアリセット要求(Reset_Request)も発行することができる。このソフトウェアリセットは、NIC202に対して、いくつかの介在する構成OIDおよび/またはスキャン要求OIDを使用して、それ自体を新しい接合要求または新しい開始要求に向けて準備するように要求する。要求は、現在の設定を保存するかまたはデフォルト設定に再ロードするかを、NIC202に伝えるフラグも有する。この要求が首尾よく完了すると、ステーション200は、NICの機能、周囲の802.11LAN状態、およびユーザ要求構成に応じて、4つの構成のうちのいずれか1つに対して、予測されるオペレーションシーケンスを反復することができる。
IBSS接合モードで動作しているステーション200をサポートするNICには、リブートまたはソフトウェアリセット後に、以下のオペレーションシーケンスの実行を要求することができる。当分野の技術者であれば、前のソフトウェアリセットまたはリブート以後の各パスで、オペレーションシーケンスの一部のみが実行可能であることを理解されよう。
ステーション200は、NIC202の機能を照会することができる。NIC202へのコールは、OID_DOT11_Offload_Capability、OID_DOT11_Operation_Mode_Capability、OID_DOT11_Optional_Capability、OID_DOT11_Operational_Rate_Set、OID_DOT11_Supported_Phy_Types、OID_DOT11_Diversity_Support、OID_DOT11_Supported_Power_Levels、OID_DOT11_Reg_Domains_Support_Value、およびOID_DOT11_Supported_Data_Rates_ValueのOIDコールを含む。ステーション200は、いったん機能がわかると、NIC202の現在の機能をオプションで設定することができる。これは、OID_DOT11_Current_Offload_Capability、OID_DOT11_Current_Operation_Mode、OID_DOT11_Current_Phy_Type、OID_DOT11_Current_Optional_Capability、およびOID_DOT11_Diversity_Selection_RXのOIDコールを含む。
ステーション200は、OIDコールを介してNICパラメータを照会および設定することもできる。これらのパラメータは、それらが動作することになる802.11LANの現在の状態によって影響を受けないものである。デフォルト値を変更する必要のあるパラメータに対してのみ、コールが設定される。この点で変更または照会が可能なパラメータのリストは、OID_DOT11_Temp_Type、OID_DOT11_MPDU_Max_Length、OID_DOT11_MAC_Address、OID_DOT11_Station_ID、OID_DOT11_Current_TX_Antenna、OID_DOT11_Current_RX_Antenna、OID_DOT11_Current_TX_Power_Level、OID_DOT11_Supported_TX_Antenna、およびOID_DOT11_Supported_RX_Antennaである。FHSS PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストは、OID_DOT11_Hop_Time、OID_DOT11_Current_Channel_Number、OID_DOT11_Max_Dwell_Time、OID_DOT11_Current_Dwell_Time、OID_DOT11_Current_Set、OID_DOT11_Current_Pattern、およびOID_DOT11_Current_Indexを含む。DSSS PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストは、OID_DOT11_Current_Channel、OID_DOT11_CCA_Mode_Supported、OID_DOT11_Current_CCA_Mode、OID_DOT11_ED_Thresholdを含む。IR PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストは、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Max、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Max、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Min、およびOID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Minを含む。
ステーション200は、スキャン要求(能動または受動)OIDコール(Scan_Request)を発行する。スキャン時のビーコンおよびプローブ応答フレームは、標準NDIS機能の802.11拡張に関する考察で説明したように、ミニポート受信パス拡張の規則を使用して表示される。これらの規則は、すべての受信パケットに適用される。
スキャン要求が首尾よく完了すると、ステーション200は、OIDを介してNICパラメータをオプションで照会および設定する。これらのパラメータは、それらが動作することになる802.11LANの現在の状態によって影響を受けるものである。デフォルト値を変更する必要のあるパラメータに対してのみ、コールが設定される。この点で変更または照会が可能なパラメータのリストは、OID_DOT11_ATIM_Window、OID_DOT11_Operational_Rate_Set、OID_DOT11_Beacon_Period、OID_DOT11_Current_Reg_Domain(コールは、NIC202によって受動スキャンが実行されていることを必要とする)、OID_DOT11_Current_TX_Antenna、OID_DOT11_Current_RX_Antenna、OID_DOT11_Current_TX_Power_Level、OID_DOT11_Supported_TX_Antenna、OID_DOT11_Supported_RX_Antenna、およびOID_DOT11_Diversity_Selection_RXを含む。FHSS PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストには、OID_DOT11_Hop_Time、OID_DOT11_Current_Channel_Number、OID_DOT11_Max_Dwell_Time、OID_DOT11_Current_Dwell_Time、OID_DOT11_Current_Set、OID_DOT11_Current_Pattern、およびOID_DOT11_Current_Indexを含む。DSSS PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストは、OID_DOT11_Current_Channel、OID_DOT11_CCA_Mode_Supported、OID_DOT11_Current_CCA_Mode、OID_DOT11_ED_Thresholdを含む。IR PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストは、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Max、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Max、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Min、およびOID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Minを含む。
ステーション200は、NIC202に、開始要求(Start_Request)を送信することができる。開始要求が首尾よく完了すると、NIC202はそれ自体で、または要求されて、以下のように実行することができる。
1)NIC202は、定期的ビーコンフレームを送信し、プローブ応答によってプローブ要求フレームに回答しなければならない。
2)上記の標準NDIS機能の802.11拡張で説明したように、ミニポート送信パス拡張の規則に従って、ステーション200によってNIC202に与えられたパケットを処理および送信する。NIC202には、これらのOIDに関連付けられたパラメータを変更し、ステーション200にその変更を通知する際に、以下のOIDコールを使用し、NDISインジケーションであるOID_DOT11_MPDU_Max_Lengthを介して、照会することができる。
3)さらに、NIC202は、上記の標準NDIS機能の802.11拡張で説明したミニポート受信パス拡張の規則に従って、受信したパケットを処理し、それらをステーション200に渡すことができる。NIC202がWEPオフロード/アップロードをサポートしている場合、NIC202はWEP行をオフロードすることが可能であるか、またはすでにオフロードされたWEP行を、OID_DOT11_WEP_Offload、OID_DOT11_WEP_Upload、OID_DOT11_Default_WEP_Offload、およびOID_DOT11_Default_WEP_Uploadコールを使用して、いつでもアップロードすることが可能である。
4)要求されたときにスキャン要求(OID_DOT11_Scan_Request)を処理する。
5)プローブ応答およびビーコンフレームを常時表示する。一定のパケット送信用に受信された、選択されたACKパケットも表示する。NDIS送信パス拡張は、受信されたACKパケットを、送信されるどのパケット用に表示しなければならないかを示すために使用される。
6)読取り専用OIDおよび読取り書込みOID(OID_DOT11_WEP_ICV_ERROR_COUNTおよびOID_DOT11_COUNTERS_ENTRYのような統計OIDを含む)に関するすべてのパラメータ照会要求を処理する。さらに、この点で変更可能なパラメータのリストは、OID_DOT11_Current_Packet_Filter、OID_DOT11_Power_Mgmt_Mode、OID_DOT11_RTS_Threshold、OID_DOT11_Short_Retry_Limit、OID_DOT11_Long_Retry_Limit、OID_DOT11_Fragmentation_Threshold、OID_DOT11_Max_Transmit_MSDU_Lifetime、およびOID_DOT11_Max_Receive_Lifetimeを含む。
ステーション200は、NDISリセット要求とは異なる、NICソフトウェアリセット要求(OID_DOT11_Reset_Request)も発行することができる。このソフトウェアリセットは、NIC202に対して、いくつかの介在する構成OIDおよび/またはスキャン要求OIDを使用して、それ自体を新しい接合要求または新しい開始要求に向けて準備するように要求する。要求は、現在の設定を保存するかまたはデフォルト設定に再ロードするかを、NIC202に伝えるフラグも有する。この要求が首尾よく完了すると、ステーション200は、NICの機能、周囲の802.11LAN状態、およびユーザ要求構成に応じて、4つの構成のうちのいずれか1つに対して、予測されるオペレーションシーケンスを反復することができる。
アクセスポイント300をサポートするNICには、リブートまたはソフトウェアリセット後に、以下のオペレーションシーケンスの実行を要求することができる。当分野の技術者であれば、前のソフトウェアリセットまたはリブート以後の各パスで、オペレーションシーケンスの一部のみが実行可能であることを理解されよう。
アクセスポイント300は、NIC302の機能を照会することができる。本明細書に記載されたOIDは、使用されるPHYの代表である。他のPHYレイヤに特有の異なるOIDを指定することができる。NIC302へのコールは、OID_DOT11_Offload_Capability、OID_DOT11_Operation_Mode_Capability、OID_DOT11_Optional_Capability、OID_DOT11_Operational_Rate_Set、OID_DOT11_Supported_PHY_Types、OID_DOT11_Diversity_Support、OID_DOT11_Supported_Power_Levels、OID_DOT11_Reg_Domains_Support_Value、およびOID_DOT11_Supported_Data_Rates_ValueのOIDコールを含む。アクセスポイント300は、いったん機能がわかると、NIC302の現在の機能をオプションで設定することができる。これは、OID_DOT11_Current_Offload_Capability、OID_DOT11_Current_Operation_Mode、OID_DOT11_Current_PHY_Type、OID_DOT11_Current_Optional_Capability、およびOID_DOT11_Diversity_Selection_RXのOIDコールを含む。
アクセスポイント300は、OIDコールを介してNICパラメータを照会および設定することもできる。これらのパラメータは、それらが動作することになる802.11LANの現在の状態によって影響を受けないものである。デフォルト値を変更する必要のあるパラメータに対してのみ、コールが設定される。この点で変更または照会が可能なパラメータのリストは、OID_DOT11_Temp_Type、OID_DOT11_MPDU_Max_Length、OID_DOT11_MAC_Address、OID_DOT11_Station_ID、OID_DOT11_Mediuim_Occupancy_Limit、OID_DOT11_CFP_Max_Duration、OID_DOT11_Current_Reg_Domain、OID_DOT11_Current_TX_Antenna、OID_DOT11_Current_RX_Antenna、OID_DOT11_Current_TX_Power_Level、OID_DOT11_Supported_TX_Antenna、およびOID_DOT11_Supported_RX_Antennaである。FHSS PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストは、OID_DOT11_Hop_Time、OID_DOT11_Current_Channel_Number、OID_DOT11_Max_Dwell_Time、OID_DOT11_Current_Dwell_Time、OID_DOT11_Current_Set、OID_DOT11_Current_Pattern、およびOID_DOT11_Current_Indexを含む。DSSS PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストは、OID_DOT11_Current_Channel、OID_DOT11_CCA_Mode_Supported、OID_DOT11_Current_CCA_Mode、およびOID_DOT11_ED_Thresholdを含む。IR PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストには、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Max、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Max、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Min、およびOID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Minを含む。
アクセスポイント300は、スキャン要求(能動または受動)OIDコール(Scan_Request)を発行する。スキャン時のビーコンおよびプローブ応答フレームは、標準NDIS機能の802.11拡張に関する考察で説明したように、ミニポート受信パス拡張の規則を使用して表示される。これらの規則は、すべての受信パケットに適用される。
スキャン要求が首尾よく完了すると、アクセスポイント300は、OIDを介してNICパラメータをオプションで照会および設定する。これらのパラメータは、それらが動作することになる802.11LANの現在の状態によって影響を受けるものである。デフォルト値を変更する必要のあるパラメータに対してのみ、コールが設定される。この点で変更または照会が可能なパラメータのリストは、OID_DOT11_Operational_Rate_Set、OID_DOT11_Beacon_Period、OID_DOT11_DTIM_Period、OID_DOT11_Current_TX_Antenna、OID_DOT11_Current_RX_Antenna、OID_DOT11_Current_TX_Power_Level、OID_DOT11_Supported_TX_Antenna、OID_DOT11_Supported_RX_Antenna、およびOID_DOT11_Diversity_Selection_RXを含む。FHSS PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストは、OID_DOT11_Hop_Time、OID_DOT11_Current_Channel_Number、OID_DOT11_Max_Dwell_Time、OID_DOT11_Current_Dwell_Time、OID_DOT11_Current_Set、OID_DOT11_Current_Pattern、およびOID_DOT11_Current_Indexを含む。DSSS PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストには、OID_DOT11_Current_Channel、OID_DOT11_CCA_Mode_Supported、OID_DOT11_Current_CCA_Mode、およびOID_DOT11_ED_Thresholdを含む。IR PHYをサポートしているNICの場合、パラメータのリストは、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Max、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Max、OID_DOT11_CCA_Watchdog_Timer_Min、およびOID_DOT11_CCA_Watchdog_Count_Minを含む。
アクセスポイント300は、インフラストラクチャモードで動作している場合、NIC302に開始要求(Start_Request)を送信することができる。開始要求が首尾よく完了すると、NIC302はそれ自体で、または要求されて、以下のように実行することができる。
1)定期的ビーコンフレームを送信し、プローブ応答によってプローブ要求フレームに回答しなければならない。
2)上記の標準NDIS機能の802.11拡張で説明したように、ミニポート送信パス拡張の規則に従って、アクセスポイント300によってNIC302に与えられたパケットを処理および送信する。NIC302には、これらのOIDに関連付けられたパラメータを変更し、アクセスポイント300にその変更を通知する際に、以下のOIDコールを使用し、NDISインジケーションであるOID_DOT11_MPDU_Max_Lengthを介して、照会することができる。
3)さらに、NIC302は、上記の標準NDIS機能の802.11拡張で説明したミニポート受信パス拡張の規則に従って、受信したパケットを処理し、それらをアクセスポイント300に渡すことができる。NIC302がWEPオフロード/アップロードをサポートしている場合、NIC302はWEP行をオフロードすることが可能であるか、またはすでにオフロードされたWEP行を、OID_DOT11_WEP_Offload、OID_DOT11_WEP_Upload、OID_DOT11_Default_WEP_Offload、およびOID_DOT11_Default_WEP_Uploadコールを使用して、いつでもアップロードすることが可能である。
4)要求されたときにスキャン要求(OID_DOT11_Scan_Request)を処理する。
5)プローブ応答およびビーコンフレームを常時表示する。一定のパケット送信用に受信された、選択されたACKパケットも表示する。NDIS送信パス拡張は、受信されたACKパケットを、送信されるどのパケット用に表示しなければならないかを示すために使用される。
6)読取り専用OIDおよび読取り書込みOID(OID_DOT11_WEP_ICV_ERROR_COUNTおよびOID_DOT11_COUNTERS_ENTRYのような統計OIDを含む)に関するすべてのパラメータ照会要求を処理する。さらに、この点で変更可能なパラメータのリストには、OID_DOT11_Current_Packet_Filter、OID_DOT11_Power_Mgmt_Mode、OID_DOT11_RTS_Threshold、OID_DOT11_Short_Retry_Limit、OID_DOT11_Long_Retry_Limit、OID_DOT11_Fragmentation_Threshold、OID_DOT11_Max_Transmit_MSDU_Lifetime、およびOID_DOT11_Max_Receive_Lifetimeが含まれる。
アクセスポイント300は、NDISリセット要求とは異なる、NICソフトウェアリセット要求(Reset_Request)も発行することができる。このソフトウェアリセットは、NIC302に対して、いくつかの介在する構成OIDおよび/またはスキャン要求OIDを使用して、それ自体を新しい接合要求または新しい開始要求に向けて準備するように要求する。要求は、現在の設定を保存するかまたはデフォルト設定に再ロードするかを、NIC302に伝えるフラグも有する。この要求が首尾よく完了すると、アクセスポイント300は、NICの機能、周囲の802.11LAN状態、およびユーザ要求構成に応じて、4つの構成のうちのいずれか1つに対して、予測されるオペレーションシーケンスを反復することができる。
802.11ステーションおよびアクセスポイント向けのソフトウェアベースの無線インフラストラクチャについて、アクセスポイントおよびステーションに必要なハードウェアを簡略化して説明してきたことは明らかであろう。インフラストラクチャは、アクセスポイントおよび/またはステーション機能をサポートする無線NICを備えたどんなコンピューティングプラットフォーム上でも実行される。インフラストラクチャは、動的なアクセスポイントまたはステーション構成が可能であり、マルチレイヤ無線ネットワークを形成する機能を提供する。
本発明の原理が適用可能な多くの可能な実施形態に鑑みて、図面に関して本明細書に記載された実施形態は例示的なものに過ぎず、本発明を制限するものとみなされるべきではないことを理解されたい。例えば、当分野の技術者であれば、ソフトウェア内に示された例示的実施形態の要素がハードウェア内で実施可能であり、その逆も可能であること、または、例示的実施形態が本発明の精神を逸脱することなく配置構成および詳細を修正可能であることを理解されよう。従って、本明細書に記載された本発明は、こうしたすべての実施形態を、添付の特許請求の範囲およびその均等物の範囲内に属することができるものとして企図する。
本発明が動作する例示的環境を一般的に示す構成図である。 本発明が常駐する例示的コンピュータシステムを一般的に示す構成図である。 図2のコンピュータシステムにおける本発明のステーションおよびアクセスポイントのアーキテクチャを一般的に示す構成図である。 本発明のステーションを示す構成図である。 本発明のアクセスポイントを示す構成図である。 本発明に従ったアクセスポイントにおけるデータおよびコマンドの流れを示す構成図である。 本発明に従ったステーションにおけるデータおよびコマンドの流れを示す構成図である。 IEEE 802.11アドホック無線ネットワークを示す図である。 IEEE 802.11インフラストラクチャ無線ネットワークを示す図である。 従来のアクセスポイントおよびステーションの制限を一般的に示す構成図である。
符号の説明
200 MSステーション
202 802.11ステーションNIC
204 無線LAN
206 ソフトウェアベースステーションドライバ
208 TCP UDP その他 IP
210 802.1Xサプリカント
212 ソフトウェアベースステーション構成サービス
300 MSアクセスポイント
302 802.11 AP NIC
304 ソフトウェアベースAPドライバ
306 ネットワークブリッジ(オプション)
308 802.1Xオーセンティケータ
310 ソフトウェアベースAP構成サービス
312 802.3 NIC
314 有線LAN
400 SAMデータベース
402 ラジアスクライアント
404 パスポートサーバ
406 ラジアスサーバ

Claims (11)

  1. 無線ネットワークに結合されたネットワークインタフェース装置とアプリケーションとインタフェースするサーバとの間でパケットを転送するドライバ装置であって、
    前記ネットワークインタフェース装置からパケットを受け取るための第1のフィルタリングエンジンであって、前記パケットは、データパケット、802.1Xデータパケット、および管理パケットを含み、前記パケットが認証または関連付けされていない場合に、データパケットおよび802.1Xパケットをドロップする、第1のフィルタリングエンジンと、
    前記第1のフィルタリングエンジンと通信するパケットプロセッサであって、認証および関連付けされたパケットを前記第1のフィルタリングエンジンから受け取り、断片化されたパケットを再アセンブルする、パケットプロセッサと、
    前記パケットプロセッサから管理パケットを受け取る関連付けマネージャと、
    前記パケットプロセッサからデータパケットを受け取る第2のフィルタリングエンジンであって、未認証の送信側デバイスによって送信されたデータパケットをドロップし、認証済みの送信側デバイスによって送信されたデータパケットをネットワークスタックに送信する、第2のフィルタリングエンジンと、
    前記パケットプロセッサから802.1Xデータパケットを受け取り、前記サーバと通信するマネージャと
    を備えたことを特徴とするドライバ装置。
  2. 前記パケットプロセッサは、暗号化されたパケットを復号することを特徴とする請求項1に記載のドライバ装置。
  3. 前記パケットプロセッサと前記第2のフィルタリングエンジンとの間の第1のデマルチプレクサであって、前記パケットプロセッサからパケットを受け取り、前記関連付けマネージャに管理パケットを送信する、第1のデマルチプレクサと、
    前記第1のデマルチプレクサと前記第2のフィルタリングエンジンとの間の第2のデマルチプレクサであって、前記第1のデマルチプレクサからパケットを受け取り、前記マネージャに802.1X管理パケットを送信し、前記第2のフィルタリングエンジンにデータパケットを送信する、第2のデマルチプレクサと
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のドライバ装置。
  4. 前記関連付けマネージャと通信する構成テーブルをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のドライバ装置。
  5. 前記サーバ、前記関連付けマネージャ、および前記構成テーブルと通信する制御マルチプレクサをさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載のドライバ装置。
  6. 前記第2のフィルタリングエンジンおよび前記ネットワークスタックと通信するパケット変換器であって、前記第2のフィルタリングエンジンから送信されるデータパケットを、802.11データパケットから802.3データパケットに変換する、パケット変換器をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のドライバ装置。
  7. 無線ネットワークに結合されたネットワークインタフェース装置とアプリケーションとインタフェースするサーバとの間でパケットを転送する方法であって、前記パケットは、データパケット、802.1Xパケット、および管理パケットのうちの1つを含み、
    第1のフィルタリングエンジンにおいて、前記ネットワークインタフェース装置からパケットを受け取り、前記パケットがデータパケット、802.1Xパケット、または管理パケットであるかどうかを判定し、前記パケットが認証または関連付けされていない場合に、前記データパケットおよび前記802.1Xパケットをドロップするステップと、
    第2のフィルタリングエンジンにおいて、前記第1のフィルタリングエンジンからデータパケットを受け取り、未認証の送信側デバイスによって送信されたデータパケットをドロップし、認証済みの送信側デバイスによって送信されたデータパケットをネットワークスタックに送信するステップと、
    前記サーバと通信するマネージャにおいて、前記第1のフィルタリングエンジンから802.1Xデータパケットを受け取り、前記サーバに送信するステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  8. 前記第1のフィルタリングエンジンと通信するパケットプロセッサにおいて、認証および関連付けされたパケットを前記第1のフィルタリングエンジンから受け取り、断片化されたパケットを再アセンブルするステップをさらに備えたことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 関連付けマネージャにおいて、前記パケットプロセッサから管理パケットを受け取り、前記送信側デバイスを関連付けるステップをさらに備えたことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記第2のフィルタリングエンジンと通信するパケット変換器において、前記第2のフィルタリングエンジンから送信されるデータパケットを、802.11データパケットから802.3データパケットに変換し、ネットワークスタックに送信するステップをさらに備えたことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  11. 無線ネットワークに結合されたネットワークインタフェース装置とアプリケーションとインタフェースするサーバとの間でパケットを転送するドライバ装置として、請求項7ないし10に記載の方法を実行するコンピュータ実行可能命令を有するコンピュータプログラム。
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