JP4484848B2 - 半導体製造装置及び半導体製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一組の半導体基板を処理する半導体製造装置及び半導体製造方法に関するもので、具体的には高温工程と大口径の半導体基板の処理が要求される半導体製造装置において、一組の半導体基板を立てた状態でお互いを対面させて工程処理する半導体製造装置及び半導体製造方法に関する。
一般的に半導体製造において、エピウェーハ(Epi−wafer)は、例えばウェーハ表面又は表面近くに存在するCOP(Crystal Originated Particle)等の微小欠陥を制御することによって、ウェーハ表面に単結晶シリコンを成長させてウェーハ表面の欠陥を最大限に縮めることができ、デバイス製造後のGOI(Gate Oxide Integrity)特性を改善させることができるようになり、積極的に開発されている。
このようなエピタキシャル層は、高温で加熱したシリコンウェーハ上に水素キャリアによって、SiCl4、SiHCl3、SiH2Cl2又はHiH4等のシリコンソースガスが供給され、基板上でH−Si−Cl系反応を通してシリコン単結晶が成長する化学気相蒸着(CVD)方法が採択されている。
このようなエピタキシャル成長方法では、ウェーハの歩留まりが落ちる高温の熱環境が造成され、反応ガスの分布等と膜特性の均一性を考慮して設計が容易な枚葉式により処理されている。
このような装置での蒸着、即ち、膜の微細構造と成長結果は、成長界面上に核生成過程と表面拡散によって決定され、これを決定する要因として基板温度、反応チャンバーの圧力、ガス造成によって影響を受ける。
特に、化学反応物の特徴と与えられた基板の幾何学上の理由により、気体−流動力学は化学気相蒸着で重要な要因であり、このために反応ガスは反応チャンバーの上部から噴射し下部で排出する形式を取っており、その流動場に半導体板を配置している。
しかし、このような枚葉式の蒸着装置は、バッチ処理による処理量の限界でその根本的な問題点が内包になっている。
即ち、枚葉式の処理は、洗浄条件でローディングと蒸着、アンローディングの順の段階による工程を勘案すると、一枚当たりの処理はその処理量に限界があることを根本的に内包しているので、大量生産のためには枚葉式の化学気相蒸着装置を一つのユニットで大量に配置する必要を生じるが、これを遂行するための物理的空間の確保と装置の投入は生産性確保に望ましくない要因である。
一方、半導体製造工程は厳格な洗浄工程が要求されるのに、半導体基板を反応チャンバーに投入させて移動させる場合、移動部品、例えばノズルやボートで微細粒子が半導体基板上に落下し、基板表面が汚染される恐れがあった。
このような理由から積極的に開発されているのが、双葉式処理方式の半導体製造装置であり、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3等に双葉式処理方式の半導体製造装置が開示されている。
これは特に半導体基板を立ててこれを対面させ、この対面する半導体基板面(工程進行面)の間の空間にノズルを配置し、半導体基板が対面する空間上に工程ガスを投入して工程を進行させる(特許文献1)。
このような場合、一組の基板処理による生産性が増加して、パーティクルの落下による基板上の汚染が防止され、対面する基板面に層流(Lamina Flow)の反応ガスの流れを形成できるという長所を持つことになる。
このような対面する半導体基板を処理するために、ボートには半導体基板を立てるサセプターが設置され、このサセプターに半導体基板が安着するホルダーが装着される。
そして、サセプターは、支持ローラーによりその装着位置が保持され、サセプターの外周に駆動ピンが設置され、この駆動ピンが駆動用ガスにより回転するように備わっている(特許文献2、特許文献3)。
しかし、このような半導体製造装置は一組(一対)の半導体基板を対面させるべき条件によって多数の問題点を包んでいる。このような問題点は、サセプター、ヒーター装置、ノズル等に全般的に存在する。
サセプターでは半導体基板の汚染防止と半導体基板の変形及び工程進行のための改善が要求される。
これをもう少し詳細に説明すれば、先ず、サセプターは、一組の半導体基板を立てて対面させるために重力方向に対して平行になるように設置され、このサセプターに半導体基板が搭載されたホルダーがまた搭載される。
この時、ホルダーが立てられた半導体基板を搭載するために、半導体基板外周に弾着される弾着口が設置され、半導体基板は、工程中に回転させることが要求されるためにこれに相応する弾着力が要求される(特許文献3)。
ところが、特にエピタキシャル工程を進行させるための1000℃以上の高温環境では弾着口を通した局部的な荷重が半導体基板の変形を起こす可能性があり、このような理由から、立てられて回転する半導体基板を支持しながら、局部的な弾着が排除される搭載構造が要求される。
一方、半導体基板を工程中で回転させるために、サセプターの外周が支持ローラーに保持され、サセプターに設けられた駆動用ピン及び駆動用ガスを通してサセプターを回転させるようにする(特許文献2)。
このような理由から、支持ローラーとサセプター外周との駆動摩擦は必然的であり、ここで発生する微細粉塵が対面する基板間の工程空間に侵入するという憂慮が生じる。
合わせて、反応チャンバー内部でサセプターを回転させるための駆動用ガスの供給は、低圧環境で進行する工程での外乱作用になる恐れがある。
更に、エピタキシャル工程の中で半導体基板の回転数を制御する必要があり、このような状況で駆動装置とサセプターが直結しない従来の装置は回転数制御が難しく、反対にサセプターと駆動装置を、例えば駆動軸で直結させるようにすれば、駆動装置(モーター)が反応チャンバー内に投入されることで、高温環境では駆動装置が損傷しサセプターを回転させることができなくなった状況となる。
次に、このような一組の半導体基板を立てて処理する半導体製造装置は、温度勾配に対する均一性を十分に確保することに難しいという問題点がある。
これをもう少し詳細に説明すれば、上述した内容と共に、エピタキシャル工程における主要要素は特に温度と反応ガスであり、一組の基板処理は上部から下部に流れる工程ガスの流れ上の境界で半導体基板を対面させている。
このような状況において、反応ガスの投入の初期期間は温度勾配に影響を及ぼす。即ち、室温の反応ガスが初期噴射時半導体基板の上部領域に対して、冷却領域を造成することになる。
また、ヒーター装置自体でも半導体基板の中心部より外周部の領域の方が、温度が低くなる。即ち、ヒーター装置の加熱源がその境界における外部の室温と干渉することになるのでこの部分での温度低下が発生し、これは半導体基板の均一な温度勾配に影響を及ぼすことになる。
このような中心部と外周部との温度差は半導体基板の回転でも解決出来ない。半導体基板の回転で解決することは、同一領域(同一円周上の区域)で温度差、例えば外周部の領域でお互い他の温度差を示す時に、基板の回転により解決できることであって、お互い他の外周部分の領域にわたり温度差を示す時には半導体基板の回転で解決できることでない。
結局、一組の半導体基板を工程処理するにあって、このような温度勾配の偏差は工程均一性確保のために解決すべき課題となる。
次に、上述した温度勾配の均一性の他にもヒーター装置の構造的な配置に対して問題点が発生する。これは反応チャンバーへのサセプター搭載時、ヒーター装置との干渉に伴う構造的な問題となる。
即ち、ホルダーに半導体基板を搭載し、これがまたサセプターに搭載されて支持ローラーにより回転させながら半導体基板を狭い間隙で対面させるためには、サセプターがその対面方向に凸形状を有するようにして内部に凹溝を形成する必要がある。
このようなサセプターが反応チャンバーに投入される時、ヒーター装置が固定されている場合、サセプターの外周に近接するように離隔された位置が固定位置の限界となる。
この時、ヒーター装置の加熱面と半導体基板間には隔離距離が発生し、加熱面として充分な機能を期待することが難しい。従って、サセプターの搭載完了後、その凹部分にヒーター装置が挿入されて搭載されるようにし、半導体基板と加熱原とを最大限近接させる初期セッティングを遂行する必要がある。
次に、このような一組の半導体基板を立てて処理する半導体製造装置は、排気ノズルを適切に配置することが難しいという問題点がある。
これをもう少し詳細に説明すれば、上述したことと共に、エピタキシャル工程の主要要素は特に温度と反応ガスであり、一組の基板処理は上部から下部に流れる工程ガスの流れ上の境界で半導体基板を対面させている。
この時、排気ノズルは、対面するホルダーとホルダー間に最大限近接するように配置され、投入された反応ガスを回収することが要求されるために、供給ノズル対応の大面積の吸入部(空間)が必要になる。
即ち、排気ノズルは、その厚さが対面させた半導体基板間に最大限近接するように形成されることが要求される。このような状況から、特許文献1等は、排気ノズルがボートと一緒に搭載されて排気ノズルが半導体基板間に最大限密着されるようになっている。
ところが、大口径半導体基板の反応チャンバー搭載時、ボートの移動範囲が大きいことを勘案すると、高温の排気ガスを回収するための排気ノズル及びその周辺装置を、ボートと共に備えることは機器の信頼性側面で望ましくない。
特開2000−124135号公報 特開2000−124134号公報 特開2000−49098号公報
そこで、本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、高温工程と大口径の半導体基板の処理が要求される半導体製造装置において、一対の半導体基板を立てた状態で対面させて工程処理する半導体製造装置及び半導体製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた本発明による半導体製造装置は、密閉された工程空間を提供する反応チャンバー(24)と、
前記反応チャンバー内で一組の対面する半導体基板(100)の背面方向から熱処理を遂行するために中央が開放されたリング形状のホルダー(10)が該半導体基板(100)に弾着され、該半導体基板(100)を互いに対面するように装着させる一組のサセプター(18)及び支持ローラー(20)により前記サセプター(18)を回転可能に支持して前記反応チャンバーに投入されるボート(22)と、
前記ボート(22)の反応チャンバー(24)搭載後に前記一組のサセプター(18)及び支持ローラー(20)の中のそれぞれのいずれか一つの支持ローラーを駆動ローラー(20′)とし前記駆動ローラー(20′)に接続された前記サセプターを回転させる駆動装置(26)と、
前記反応チャンバー内で一組の前記対面する半導体基板(100)の熱処理を遂行するために半導体基板(100)の背面に配置される一組のヒーター装置(80)と、
前記ボート(22)の反応チャンバー(24)搭載後に前記サセプター(18)の内部空間にヒーター装置(80)を挿入させてヒーター装置(80)の加熱面と対面する半導体基板(100)の背面とを近接させる搭載装置(92)と、
前記対面する半導体基板(100)の上部領域を包囲するように形成される供給ノズル(76)と、さらに前記対面する半導体基板(100)の下部領域を包囲するように形成される排気ノズル(78)と、
前記ボート(22)の反応チャンバー(24)搭載及び引出の前に前記排気ノズル(78)を最小限前記ホルダー(10)との干渉を回避して反応チャンバー(24)下部で待機させるのに合わせて、搭載完了後に前記半導体基板(100)の下部領域を包囲するように前記排気ノズル(78)をホルダー(10)間に挿入させる昇降装置(90)と、を有し、
前記駆動装置(26)は、反応チャンバー(24)外部に支持フレーム(40)が設置され、この支持フレーム(40)にレール(42)とこのレール(42)に沿ってスライディングする移送パネル(44)が設置されて、前記移送パネル(44)を往復させる移送装置(46)が支持フレーム(40)に設置され、前記移送パネル(44)には前記駆動ローラー(20′)を回転させるための駆動軸(48)を含む駆動モーター(50)が設置され、前記駆動ローラー(20′)には前記駆動軸(48)と接続して回転力を伝達する接続具(52)が形成され、
前記駆動軸(48)は、接続具(52)とスプライン結合され、前記駆動軸(48)の先端にはスプライン結合を誘導するためのガイドテープ面(62)が形成されることを特徴とする。
このような半導体製造装置における前記サセプター及び駆動装置の各構成要素は次の通りである(図1〜図10参照)。
先ず、前記サセプター(18)には、前記ホルダー(10)の背面で半導体基板の背面外周端に接触してホルダー(10)と一緒に支持するように弾着具(12)を通して弾着されるリング形状の支持パネル(14)が装着される。
ここで、前記サセプター(18)には、前記支持ローラー(20)と装着された半導体基板(100)間の空間に前記サセプター(18)の外周をめぐるように形成され、装着される半導体基板方向へのパーティクル侵入を防御する防汚具として、支持ローラー(20)と接触するサセプターの駆動外周部(28)と前記支持ローラー(20)に対して前記半導体基板(100)方向側に前記サセプター(18)の外周上に防汚リング(30)が突出するように形成される。
更に、前記サセプター(18)には、前記支持ローラー(20)と装着された半導体基板(100)間の空間に前記サセプター(18)の外周をめぐるように形成され、装着される半導体基板方向へのパーティクル侵入を防御する防汚具として、反応チャンバー(24)と対面するサセプター(18)間にファジーガスを供給するファジーガス供給部(36)を形成し、このファジーガス供給部(36)により提供されるファジーガスによってガスカーテン部(34)が形成される。
これとは別途に、前記反応チャンバー(24)には、前記半導体基板(100)背面の蒸着を妨害するファジーガスが供給されるように各サセプター(18)の背面方向にファジーガス供給部(36)が形成されるようにしてもよい
に、前記移送装置(46)は、前記支持フレーム(40)に移送モーター(54)が設置され、この移送モーター(54)の駆動軸が移送ボルト具(56)で形成され、この移送ボルト具(56)と結合して往復する移送ナット具(58)が装着され、前記移送ナット具(58)に支持ロード(60)が緩衝スプリング(61)と共に結合されて前記支持ロード(60)が移送パネル(44)と結合される
方、前記駆動軸(48)は、前記反応チャンバー(24)を貫通して移動しながらも反応チャンバー(24)との気密性を維持するために、反応チャンバー(24)の貫通ホールに反応チャンバー装着リング(64)が設置され、前記反応チャンバー(24)の外部に離隔して前記駆動軸(48)外周を包囲して気密性を維持するシーリング具(66)が設置され、このシーリング具(66)と前記反応チャンバー装着リング(64)間に前記駆動軸(48)の移動を維持させながら駆動軸(48)の外周に気密を維持するベローズチューブ(68)が設置される。
また、前記駆動軸(48)は、駆動モーター(50)への熱伝逹を防ぐために、断熱材によってなされた駆動モーターの回転軸の間をスプライン結合させるカプラー(72)を有する。
更に、前記駆動軸(48)は、冷却装置を含み、冷却装置は駆動軸(48)に形成される冷却水路(74)を含み、この冷却水路(74)の入出口には回転する駆動軸(48)への該冷却水路(74)に冷却水を供給及び排出させるリング形状の冷却水コネクター(75)が設置される。
次に、搭載装置を含むヒーター装置の各構成要素は次の通りである(図1及び図2、図11〜15参照)。
先ず、前記ヒーター装置(80)は、対面する半導体基板(100)の背面方向で半導体基板(100)を加熱させるために、前記半導体基板(100)のあらゆる領域に対応可能な加熱面を有し、この加熱面が提供する加熱領域は、独立した電源供給ラインを有して区分される半導体基板(100)において、同心状に形成されて半導体基板(100)の中心部領域を加熱させる中心部領域(102)と、この中心部領域(102)を包囲してその外側を加熱させる周辺領域(104)と、この周辺領域(104)を包囲して半導体基板(100)の外周が含まれる領域を加熱させる外周部領域(106)と、この外周部領域(104)を包囲してこれと室温の干渉を緩和させる空間として加熱する緩衝領域(108)とを有してなされる。
具体的に、前記加熱領域は、周辺領域(104)と外周部領域(106)と緩衝領域(108)とが、反応ガスが流れる上下方向に少なくとも2分割されて半導体基板(100)の上部と下部領域とを耐熱状態に維持できるようにする。
また、前記緩衝領域(108)の上部の領域は、反応ガスの供給ノズル(76)出口が配置されて反応ガスが予熱され噴射される反応ガスの噴射前の、予熱領域である。
そして、前記外周部領域(106)の上部の領域は、反応ガスの供給ノズル(76)出口と半導体基板(100)間の空間が含まれて噴射された反応ガスが加熱され半導体基板(100)に供給される反応ガスの噴射後加熱領域である。
一方、前記加熱領域は、印加ラインと接地ラインとを有する一つの抵抗加熱ライン(110)として区分された領域を担当する面積内に独立的に配置されるために、前記一つの抵抗加熱ライン(110)が屈曲されてなるように配置されて前記該当領域の面積を担当する。
前記ヒーティング装置(80)は、反応チャンバーへのサセプター(18)装着後、このサセプター(18)に装着された半導体基板(100)の背面に挿入される搭載装置(92)を含み、前記搭載装置(92)を含んだヒーティング装置(80)は、ベローズカバー(87)を介して前記反応チャンバー(24)と気密性を維持して装着される。
具体的に、前記ベローズカバー(87)は、ヒーター装置(80)の搭載のために、反応チャンバー(24)に形成された貫通ホールの外周を包囲して装着される反応チャンバー装着リング(112)と、ヒーター装置(80)を半導体基板(100)背面に近接するように装着させる搭載装置と結合されるヒーター装着リング(114)とに区分され、前記反応チャンバー装着リング(112)とヒーター装着リング(114)との間に達する気密性を維持させながら前記搭載装置を通して移送を許容するベローズチューブが設置され、前記ヒーター装着リング(114)には、前記ヒーター装置(80)の脱装着のためのガイドレール(116)が設置され、前記ヒーター装置(80)は、前記ガイドレール(116)でスライディングするように結合して前記ヒーター装着リング(114)に締結される。
ここで、前記ヒーティング装置(80)は、反応チャンバー(24)における気密性の維持のためのヒーターカバー(81)を含んでおり、ヒーターカバー(81)は、透光性、例えばクォーツ(Quartz)カバーであり、前記ヒーター装着リング(114)とヒーター装置(80)間にその外周部が挟まれてヒーター装置(80)本体と反応チャンバー(24)を気密保護する。
次に、昇降装置を含む排気ノズルの各構成要素は次の通りである(図1及び図2、図16〜図18参照)。
先ず、前記排気ノズル(78)には反応チャンバー(24)を貫通して外部に配置される排気管(79)と前記反応チャンバー(24)との間に、前記排気管(79)を移動しながら気密性を維持するベローズカバー(89)が装着される。
具体的に、前記ベローズカバー(89)は、排気ノズル(78)の排気管(79)配置のために形成された反応チャンバー(24)の貫通ホール外周を包囲して装着される反応チャンバー装着リング(124)と、前記排気ノズル(78)の昇降のために昇降装置(90)の締結ブラケット(126)に装着されて排気管(79)の外周を密閉させるパッキング(128)が設置されたブラケット装着リング(130)と、前記反応チャンバー装着リング(124)と前記ブラケット装着リング(130)との間に気密性を維持しながら前記昇降装置を通した排気管(79)の昇降を許容するベローズチューブ(88)が設置される。
一方、前記昇降装置(90)は、反応チャンバー(24)外部に支持フレーム(132)が設置され、この支持フレーム(132)にレール(134)とこのレール(134)に沿ってスライディングする昇降パネル(136)が設置され、前記昇降パネル(136)に締結ブラケット(126)が設置されて排気ノズルの排気管(79)と結合され、前記支持フレーム(132)に昇降モーター(138)及び前記昇降モーター(138)から駆動力の伝達を受ける移送ボルト(140)が設置され、この移送ボルト(140)には結合して昇降する移送ナット具(142)が装着され、この移送ナット具(142)が昇降パネル(136)と結合される。
ここで、前記反応チャンバー(24)にはその下部に前記排気ノズル(78)が待機する待機チャンバー(120)が形成される。
また、前記待機チャンバー(120)にはファジーガスを回収するためのファジー排気管(122)が連結される。
このような本発明の半導体製造装置によって本発明では対面する一組の半導体基板を処理する半導体製造方法が提供される。
上記目的を達成するためになされた本発明による半導体製造方法は、外部との気密性を有する工程空間である反応チャンバーに一組の対面する半導体基板を搭載する半導体基板搭載段階と、
半導体基板搭載後、前記一組の対面する半導体基板を工程処理するためにサセプターの支持ローラーの中のいずれか一つの支持ローラーを駆動ローラーとして該駆動ローラーと駆動軸を接続し、ヒーター装置を半導体基板背面方向へ移動させて加熱面を半導体基板背面に近接させ、半導体基板を2分割してその下部を包囲する排気ノズルを対面するホルダー間の間隔で挿入させる工程装置を稼動させる段階と、
工程装置搭載後、後続工程が実施される後続の工程実施段階と、を有することを特徴とする。
ここで、前記工程装置を稼動させる段階では、工程装置で駆動ローラーと接続されて移動する駆動軸と半導体基板背面方向へ移動するヒーター装置とホルダー間の間隔で挿入されるように移動する排気ノズルとに、その移動を維持しながら反応チャンバーとの気密性を維持させる。
一方、前記後続の工程実施段階には、前記対面する一組の半導体基板の背面に各々ファジーガスを供給して半導体基板の背面に蒸着がなされるのを妨ぐバックサイド蒸着妨害段階がさらに含まれる。
また、前記後続の工程実施段階には、前記対面する一組の半導体基板のサセプターの外周に各々ファジーガスを供給してサセプター外周の支持ローラーとサセプターとの間にガスカーテンを形成してサセプター内側に微細粉塵の侵入を防止する防汚段階がさらに含まれる。
一方、前記後続の工程実施段階には、ヒーター装置により加熱する加熱領域を半導体基板と同心上に形成して半導体基板の中心部領域を加熱させる中心部領域と、この中心部領域を包囲してその外側を加熱させる周辺領域と、この周辺領域を包囲して半導体基板の外周が含まれる領域を加熱させる外周部領域と、この外周部領域を包囲してこれと室温の干渉を緩和させる空間として加熱する緩衝領域とに区分し、相互に重なる温度勾配を持つように加熱を遂行し、前記周辺領域と外周部領域と緩衝領域とは反応ガスが流れる上下方向に少なくとも2分割されて半導体基板の上部と下部領域と耐熱状態に維持できる熱処理段階が含まれる。
ここで、前記緩衝領域に供給ノズルの出口を配置させ、反応ガスを予熱させた後、噴射させる。
そして、前記外周部領域の上部の領域は、反応ガスの供給ノズル出口と半導体基板間の空間を含めて噴射された反応ガスを加熱させた後、半導体基板に供給させる。
本発明による半導体製造装置及び半導体製造方法によれば、工程処理装置は、反応チャンバーから分離されて作られ、その移送を維持しながら反応チャンバーとの気密性を維持するためのベローズカバーが媒介となる。
このような気密性の維持により、反応チャンバーの工程の進行に合わせて、反応チャンバーにはファジーガスが供給され、半導体基板のバックサイド蒸着が防止され、サセプター外周上にガスカーテンが作られて微細粉塵による基板の汚染が防止される。
そして、ヒーター装置は、半導体基板の領域に対して主加熱領域で中心部領域と、この中心部領域を放射状に包囲する周辺領域で区分し、この周辺領域を放射状に包囲して半導体基板の外周領域を別途に加熱させる外周部領域と、この外周部領域を放射状に包囲して室温との境界を緩衝させる空間として緩衝領域と、に区分して形成し、この温度制御を外部条件によって別に設定することによって、半導体基板の温度勾配が均一に維持できる。
サセプターがホルダーを通して半導体基板を対面させて立て、これを回転させるにあたって、ホルダーが支持パネルを通して半導体基板の正面と背面の外周端を支持し、高温の環境でホルダー弾着具の弾発力による半導体基板の変形が防止されながらも半導体基板を十分に支持する効果がある。
また、サセプターに防汚具が形成され、特に支持ローラーにより発生する可能性のある微細粉塵が半導体基板の工程空間に侵入することが防止されて基板の不良率がより一層減少する効果がある。
併せて、反応チャンバー外部で反応チャンバーに貫通するサセプターと直結する駆動装置が作られて精密なサセプターの回転制御が遂行できる効果がある。
この時、駆動装置は、ベローズカバーが媒介になって反応チャンバーと一緒に密閉されることによって、反応チャンバーの気密性を維持しながらもサセプターとの短絡及び接続が遂行され、駆動装置には冷却装置が作られて駆動軸の熱変形が防止される効果がある。
一方、半導体基板を工程反応させるためのヒーター装置において、半導体基板を包囲する加熱領域をその外部条件によって細かく制御する加熱領域として中心から放射状に包囲する領域により区分して制御することによって、半導体基板の均一な温度勾配の形成が可能になるという効果がある。
また、このようなヒーター装置と反応チャンバーはベローズカバーを媒介で結びついて上記ヒーター装置が半導体基板の背面に近接するように配置されるように反応チャンバーに搭載される時、ヒーター装置の移動を許容しながらも反応チャンバーの気密性を十分に維持させることができる効果があり、このためにヒーター装着リングにガイドレールを通してヒーター装置が結びつくことによって、ヒーター装置の脱着が容易になる効果もある。
一方、一組の半導体基板を対面させて工程処理するにあたって、排気ノズルをボート及び反応チャンバーと分離するように用意して、ボートの反応チャンバー搭載完了後に昇降装置を通して排気ノズルを半導体基板間に搭載させることによって、対面する半導体基板間に充分な吸気口を造成する排気ノズルが搭載されながらも装置の信頼性が確保される効果がある。
この時、このような排気ノズルと反応チャンバーは、ベローズカバーを媒介として結びつき、排気ノズルが昇降してもその移動を許容しながらも反応チャンバーの充分な気密性が維持される効果がある。
次に、本発明の半導体製造装置及び半導体製造方法を実施するための最良の形態の具体例を、図面を参照しながら説明する。
本発明の半導体製造装置は、大きくは、工程空間を提供する反応チャンバーとこの反応チャンバーに搭載される工程処理装置であって、サセプターを含んだボート及びサセプターを回転させるための駆動装置と、ヒーター装置及びヒーター装置を上記サセプターの内部空間に挿入させるための搭載装置と、排気ノズル及びこの排気ノズルをサセプターのホルダー間の空間に挿入させるための昇降装置とで構成される。
図1は、本発明の一実施例による半導体製造装置を示す外観図であり、図2は、図1に示す半導体製造装置の供給ノズルと排気ノズルの配置状態を示す概念図であり、図3〜10は、図1に示す半導体製造装置に装着されるサセプター及び駆動装置を説明するための概念図である。図3は、サセプターを示した分解図であり、図4及び図5は、サセプター及びこれに接続される駆動装置の拡大図である。図6は、サセプターを含む半導体製造装置の正面断面図であり、図7は、図6に示す半導体製造装置の上部拡大断面図である。図8及び図9は、サセプター駆動装置の作動状態を示す拡大断面図であり、図10は、駆動軸の冷却装置を示す概念図である。
先ず、全体的には図1に示すように、工程空間を提供する反応チャンバー24が作られ、反応チャンバー24は、対面する一組(一対)の半導体基板100及びこれを保持するサセプター18とこのサセプター18が設置されるボート22を受け入れる大きさを有する。
このような反応チャンバー24の上部から下部にかけて反応ガスの流れが造成され、このために反応チャンバー24の上部には供給ノズル76が配置されて下部には排気ノズル78が配置される。
反応チャンバー24の両側部には、高温の環境を造成するためのヒーター80と、サセプター18の駆動ローラー20′と接続する駆動装置26が設置される。
ボート22は、反応チャンバー24で投入されたサセプター18の後方を閉鎖して密閉された空間を提供するボートギャップ82を含み、ボートギャップ82は、移動レール84に設置される。
このようなボート22にエンドイパッタ(図示せず)を通して半導体基板100がホルダー10に搭載され、ホルダー10は、またエンドイパッタを通してサセプター18に搭載される。
ここで、ホルダー10を含むサセプター18は、図3〜10に示すように、具体的にはサセプター18とホルダー10と支持パネル14とに区分されており、サセプター18は、弾着具16を通してホルダー10を弾着させ、ホルダー10は、弾着具12及び支持パネル14を通して半導体基板100を係止するようになっており、ここに防汚具が追加される。
より一層具体的に、図3〜図7を参照してサセプター18に装着される半導体基板100を説明すれば、ホルダー10は、半導体基板100の正面(工程反応面)に対してその外周囲、具体的には正面外周囲に干渉する程度に開放されていて、その背面は、半導体基板の背面外周囲に干渉する程度のリング形状の支持パネル(14)が弾着具により装着される。これにより弾着具による半導体基板100の圧迫力が作用しなくなる。
サセプター18は、搭載された半導体基板100を、互いに近接するように対面させるために正面から凸状の皿形状になっており、その外周には支持ローラー20と接触する駆動外周部28が突出するように形成される。
そして、サセプター18には支持ローラー20に対して半導体基板100方向にサセプター18の外周をめぐるように設置されて半導体基板100方向に粉塵侵入を防止する防汚具が形成される。
ここで、防汚具は、支持ローラー20と接触するサセプター18の駆動外周部28と装着された半導体基板100との間で、サセプター18の外周上に防汚リング30が突出されて構成される。
即ち、防汚リング30は微細粉塵の侵入方向に対して物理的に対応する突出構造物として作用する。
さらに、反応チャンバー24には、対面するサセプター18間にファジーガスを供給するファジーガス供給部36が形成されており、このファジーガス供給部36により供給されるファジーガスのガスカーテン部34が形成される。
また、反応チャンバー24には、対面するサセプター18の背面方向に、半導体基板100背面の蒸着を妨害するファジーガスが供給されるように半導体基板100の背面にファジーガス供給部38が形成される。
ガスカーテン部34を形成するためにファジーガス供給部が反応チャンバー24に設置されている。供給されるファジーガスはH2ガスである。
反応チャンバー24内に投入されたファジーガスは、待機チャンバー120に形成されたファジー排気管122を通して排出される(図2及び図18参照)。
一方、このようなサセプター18に半導体基板100が搭載される際に、半導体基板100は立てられた状態になって互いに対面し、支持ローラー20によりサセプター18が回転可能に待機する。
サセプター18の支持ローラー20の中のいずれか一つには図4に示すように接続具52が形成され、接続具52には駆動装置の駆動軸48と接続するために図示したことと共にスプライン溝として多角形状の溝が形成されている。
このような接続具52を通してボート22が反応チャンバー24に搭載完了した次に、駆動装置26が移送されて図5、図8及び図9に示すように接続される。
この時、サセプター18の駆動装置26は、ベローズカバーを通して反応チャンバー24と密閉されるように装着される。これは上述のようにファジーガスとして爆発性のH2ガスが流入するので、反応チャンバー24の外側への流出を防止する必要があって、また工程を進行するための低圧(真空)環境のために密閉する必要があり、工程進行中の廃ガス(毒ガス)の流出防止のためにも密閉する必要があるためである。
このような密閉装置と駆動装置26をもう少し詳細に説明すれば、駆動装置26は、反応チャンバー24の外部に支持フレーム40が設置されており、この支持フレーム40にレール42とこのレールでスライディングする移送パネル44が設置される。
そして、移送パネル44を往復させる移送装置46が支持フレームに設置され、移送パネル44には駆動ローラー20′を回転させるための駆動軸48を含む駆動モーター50が設置されると共に、駆動ローラー20′には駆動軸48と接続される接続具52が形成される。
ここで、駆動軸48は、反応チャンバー24に貫通しながら反応チャンバー24の気密性を維持するために、駆動軸48が貫通して移動する反応チャンバー24の貫通ホールに反応チャンバー装着リング64が設置され、駆動軸48にはこれを包囲して気密性を維持させるシーリング具66が設置される。
シーリング具66は、回転する駆動軸48の気密性を維持させる手段として、例えばマグネチックシールドを用いる。
このようなシーリング具66を通して駆動軸48の気密性を維持させ、このシーリング具66と反応チャンバー装着リング64間に駆動軸48の移動を維持させながら駆動軸の外周との気密性を維持させるためにベローズチューブ68が設置されている。
次に、これらの装置が設置された移送パネル44を移送させるための移送装置46は、支持フレーム40に移送モーター54が設置され、この移送モーター54の駆動軸に移送ボルト具56が装着され、この移送ボルト具56には、これと結びついて回転運動を直線運動に変形させて往復させる移送ナット具58が装着される。
移送ナット具58には支持ロード60が緩衝スプリング61と共に結びついており、緩衝スプリング61は、図示したことと共にスプリングシートを通して支持フレーム40を支点として支持ロード60を移送ナット具58に弾着させる。そして、このような支持ロード60が移送パネル44と結びついて移送装置が構成される。
移送ナット具58と支持ロード60の分離及び緩衝スプリング61を通した支持ロード60の後方弾着は、駆動軸48の移動に対する接続公差又は接続衝撃を緩和させるために、駆動軸48の接続時、その先端がある程度接続限界を越えて移動してもその変位相当分、支持ロード60が後に押出され、この時緩衝スプリング61は、支持ロード60のある程度の緩衝域を移動することを許容しながらも、支持ロード60を弾性支持するようにしている。
そして、接続具52と駆動軸48はスプライン結合され、駆動軸48の先端にはスプライン結合を誘導するためのガイドテープ面62が形成される。
ガイドテープ面62はスプラインの雌雄結合において、雄部が順次拡大されるように備わって最初の接続時、雌雄の溝と突起が正確に一致しなくても、その挿入の完了時点でこれらがお互い一致するように誘導する傾斜面による組み合わせを有している。
図4に示すスプラインは多角形状として4角形状のスプラインが形成されたことを示しているが、これに限定されず、もう少し多くの数の多角又は曲面により仕上げられたスプラインが適用されても構わない。
このようなサセプター駆動装置26により、気密性を維持しがらサセプターの接続具52と接続され、それぞれのサセプター18は、直結する駆動装置26により精密な回転数制御が遂行される。
この時、サセプター18の駆動、即ち工程の進行中にエピタキシャル工程のような高温工程では、駆動軸48に相当量の熱が伝えられる恐れがあって、駆動軸48に伝えられた熱は、駆動モーター、特に磁力を損傷させる恐れがある。
これにより駆動モーター50への熱伝逹を遮断させる必要があって、また駆動軸48の熱損傷を防御する必要がある。
このような理由から、本実施例における駆動軸48は、駆動モーターの回転軸70間に断熱材で構成されてスプライン結合されるカプラー72により結合される。
さらに、駆動軸48は冷却装置を含んでおり、冷却装置は、駆動軸48に冷却水路74を形成し、この冷却水路には回転する駆動軸の冷却水路に冷却水を供給するリング形状の冷却水コネクター75が形成されて構成される(図10参照)。
駆動軸48への冷却水路74は入口と出口を有し、ここに冷却水コネクター75が各々設置される。
冷却水コネクター75は、回転する駆動軸外周を密閉させるシーリング(図示せず)を含んでおり、駆動軸48の外周にそれぞれの冷却水路74の入出口のどの方向に対しても連結する連結空間を提供し、これにより駆動軸が回転しても固定された冷却水コネクター75は、その各々に冷却水路の入口と出口に連結して冷却水を供給排出する。
このような本実施例により冷却水路74に供給された冷却水は、駆動軸48に伝えられた熱を冷却させて駆動軸48が熱損傷(熱変形)することを防止する。
次に、搭載装置92を含んだヒーター装置80の構成要素を、図1及び図2と図11〜図15を参照してもう少し詳細に説明する。図11及び図12は、反応チャンバーの正面断面図であり、図6及び図7と対応させることができるが、図面上、駆動装置26と搭載装置92の重複説明を避けるために駆動装置26の図示は除外されている。
また、説明の便宜のために半分が図示されており、残りは対称構造となっている。
先ず、サセプター18は、その外周に支持ローラー20に接触して回転可能にボート22に設置されており、この支持ローラー20の接触線上の内側に半導体基板100が近接するように対面させるためにその対面方向に凸状の皿形状になっている。
このようなサセプター18に半導体基板100が搭載されれば、半導体基板は、立てられた状態で互いに対面し、上述のように支持ローラー20によりサセプター18が回転可能に待機する。
この時、反応チャンバー24のヒーター装置80がサセプター18の外側に待機し、搭載完了後、搭載装置92を通してサセプター18が溝に挿入され、半導体基板100の背面に近接するように搭載される(図11参照)。
一方、このような搭載装置92を通したヒーター装置80の移送を許容しながら反応チャンバーの気密性を確保するためにヒーター装置80と反応チャンバー24は分離され、ベローズカバー87がヒーター装置80と反応チャンバー24との間に媒介する。
具体的に、ベローズカバー87は、反応チャンバー24の貫通ホールの外周を包囲して装着される反応チャンバー装着リング112と、ヒーター装置80及び搭載装置92と結びつくヒーター装着リング114とに区分される。
反応チャンバー装着リング112とヒーター装着リング114間での気密性を維持させながら搭載装置92を通した移送を許容するベローズチューブが設置される。
ここで、搭載装置92は、図示したように、移送のための駆動力を発生させる移送モーター93が支持フレーム94に設置され、この支持フレーム94に移送モーター93の動力を伝達するための1組のプーリー95が設置され、一方のプーリー95が移送モーターの回転軸と連結する。
そして、他方のプーリー95には移送ボルト96の一端と連結し、移送ボルト96の他端は反応チャンバー24に回転可能に支持される。
この移送ボルト96と連動して回転に伴うピッチ移動(直線移動)を遂行する移送ナット具97が移送ボルト96に結合され、この移送ナット具97がヒーター装着リング114に結びつきこれと一体で移動し、このヒーター装着リング114がヒーター装置80と結びつくことによって、結局、移送ナット具97の移動によりヒーター装着リング114と共にヒーター装置80を移送させて反応チャンバー24内の半導体基板100背面に搭載される。
一方、このようなヒーター装着リング114には、搭載装置92と別途に、ヒーター装置の脱装着のためのガイドレール116が設置され、ヒーター装置80は、ガイドレール116でスライディングするように結びつく(図12参照)。
また、ヒーター装置80は、ヒーターカバー81と分離して脱着されるようにヒーター装着リング114とヒーター装置80の本体間にヒーターカバー81の外周端が挟まれるように結びつく。
ここで、ヒーターカバー81は、透光性の例えばクォーツ(Quartz)カバーであり、ヒーター装着リング114とヒーター装置80間に挟まれて反応チャンバー24からヒーター装置80を気密保護する。
ヒーター装置80とヒーター装着リング114を結合させる締結具118を脱去してその結合を解除させれば、ガイドレール116からヒーター装置80本体だけを簡便に脱去できる。
このようなヒーター装置80が反応チャンバー24に搭載完了になった次に、サセプター18が回転しながら工程が進行し、工程は、反応ガスが対面する半導体基板100間に投入されて排出され、この時ヒーター装置80により高温環境が造成される。
このような高温環境は、半導体基板100の反応面に膜を成長させるために半導体基板100上に適切な温度勾配を造成させることが要求され、このために本実施例ではヒーター装置80として、対面する半導体基板100の背面方向で半導体基板100を加熱させるために、半導体基板100のあらゆる領域を受け入れる領域に加熱面を持っており、この加熱面が提供する加熱領域は、中心部領域102、周辺領域104、外周部領域106、及び緩衝領域108に区分される(図13及び図14参照)。
区分された領域は、皆独立になった電源供給ラインを持って区分されて互いに他の加熱温度を持つことが出来るように備わっており、中心部領域102を除いて残りの領域は半導体基板100の上下部によって少なくとも2分割された領域を持つ。
これに伴い、区分された加熱領域は少なくとも7個の区分された領域を持ち、これは中心部領域102とこれをめぐる2個の周辺領域104と、この周辺領域をめぐる2個の外周部領域106、この外周部領域106をめぐる2個の緩衝領域108で構成される(図13参照)。
具体的に、ヒーターパターンで図示されたことは、4分割された領域に設定されたことを示しているが、これに限定にされることなく、4分割された領域より一層微細な温度制御も可能で、またそれぞれの領域をヒーターユニットとする場合、ヒーターユニットの損傷時、交替することができ、修理費の面でメリットがある。(図14参照)
このような本実施例によって設定された加熱領域をもう少し詳細に説明すれば、中心部領域102は、半導体基板100と同心上に形成され、例えば半導体基板100の1/2の直径を持つ円形の領域に中心部領域102が形成され、ここは従来行われている温度加熱と同じになる。
周辺領域104は、中心部領域102を包囲して中心部領域102の外側を加熱させる周辺領域として、反応ガスが流れる上下方向に少なくとも2分割されて半導体基板100の上部と下部領域を加熱に耐えられるように備わる。
より一層具体的に、周辺領域104は、中心部領域102の境界から半導体基板100外周に近接する内部領域を包囲し、反応ガスの投入初期の際に半導体基板100半分の上方の周辺領域温度を下方より低くことができ、上方の周辺領域をより高く加熱することができる。
次に、周辺領域104の外側には、周辺領域104を包囲して半導体基板100の外周が含まれる領域を加熱させる外周部領域106が形成される。
具体的に反応ガスが流れる上下方向に、少なくとも2分割して半導体基板100の上部と下部領域を加熱に耐えられるように備えて半導体基板100の外周が外周部領域106内に含まれ、半導体基板100の外周ラインの内外側に外周部領域106が存在し、この外周部領域06は、特に半導体基板100の外周の温度が下降するのを補償することができる。
合わせて、外周部領域106の上部の領域により、最初供給される反応ガスを加熱させた次に、半導体基板100に供給する反応ガスの噴射後、加熱領域でその役割を遂行する(図15参照)。
これは特に、反応ガスの半導体基板100への投入時、半導体基板100との初期反応区域上での反応ガスの温度による半導体基板100の工程温度低下を防止する。
このような外周部領域106の外側には、外周部領域106を包囲して外周部領域106と室温の干渉を緩和させる空間を形成する緩衝領域108が形成される。
具体的に、反応ガスが流れる上下方向に少なくとも2分割されて半導体基板100の上部と下部領域を加熱に耐えられるように備え、外周部領域106が室温と干渉して温度勾配が下降したり、不均一に造成されたりするのを緩和する。
これは外周部領域106が、それ自体でも半導体基板100の外周ラインの外の領域に拡張されているけれども、これだけでは半導体基板100の外周(エッジ)部分の温度低下を十分に防御出来ないためであり、このような外周部領域106と室温との境界間に緩和区域として緩衝領域108を設定し、室温と外周部領域106が直接干渉することを防止したものである。
特に、このような緩衝領域108の上部の領域は、反応ガスの供給ノズル76の出口部位が配置されており、これにより反応ガスは噴射される直前に予熱されながら噴射される(図15参照)。
従って、緩衝領域108のその上部の領域は、反応ガスの噴射前の予熱領域であり、外周部領域106である反応ガス噴射後の加熱領域と順次連動し、緩衝領域108により予熱された次に、噴射されて、噴射後にまた外周部領域106により2次加熱されて半導体基板100に投入される。
このような本実施例の加熱領域により、半導体基板100に造成される温度勾配を、これに対する外乱(反応ガス温度、干渉要因になる室温)に対応してより一層均一に造成させることができる。
このような加熱領域は、印加ラインと接地ラインを持つ一つの抵抗加熱ライン110として区分された領域を担当する面積内で独立して配置されるために、一つの抵抗加熱ライン110が屈曲して隣接するように配置され、一つの抵抗加熱ライン110が該当する領域の面積を担当する(図14参照)。
図14に表示された点は印加ラインと接地ラインを示しており、加熱面の後方に引出されて電源ラインが連結する。
図面上では、簡略な図示のために一つの印加ラインと接地ラインを表わしているが、該当する印加ラインと接地ラインの全てのラインが連結する。
このようなヒーターパターンを通して該当する領域に独立した一つの抵抗加熱ライン110が備わり、この抵抗加熱ライン110が細かく屈曲されて該当する領域の面積を満たすことによって、独立した加熱面を形成する。
次に、昇降装置90を含んだ排気ノズルの各構成要素を図1及び図2と図16〜図18に基づいてもう少し詳細に説明する。ここで、図18では、駆動装置26と搭載装置92の重複説明を避けるために駆動装置26が図面上除外されている。
上述のように、サセプター18は、その外周に支持ローラー20に接触して回転可能にボート22に設置され、この支持ローラー20の接触線上の内側に半導体基板100を近接するように対面させるためにその対面方向に凸状の皿形状を有している。
そして、反応チャンバー24の上部から下部にかけて反応ガスの流れが造成され、このために反応チャンバー24の上部には、供給ノズル76が配置され、下部には排気ノズル78が配置される(図2参照)。
この時、供給ノズル76は、ボート22の搭載と解除が遂行される際に、ホルダー10間でホルダーと干渉しない程度に十分に薄いノズル厚さを持っているので、反応チャンバー24に固定されるように備わっても構わない。
反面、排気ノズル78は、反応チャンバー24と分離されて区分され、またボート22とも分離して備わっており、これに伴い反応チャンバー24へのボート22の搭載又は引出し前に、ボート22との干渉を回避するためにボート下部で待機する。
このことは、排気ノズル78が、供給ノズル76と違い反応ガスを収集するために供給ノズル76と対比して大面積の吸入部(空間)を必要とする。即ち、対面するホルダー10とホルダー10間に最大限近接するように配置されて投入された反応ガスを回収することが要求される。
ところが、ボート22の移動範囲が大きいことを勘案する時、高温の排気ガスを回収するための排気ノズル及びその周辺装置をボート22に、共に具備することは機器の信頼性側面で望ましくない。
この時、排気ノズル78を反応チャンバー24に固定されるように装着させる場合、ボート22の移送経路に対してホルダー10間で摩擦がおき、摩擦は反応チャンバー24内に微細粉塵を発生させて工程空間を汚染させる憂慮を生じる。
従って、ボート22の反応チャンバー24搭載又は引出前に、最小限ホルダー10の下部で待機しながら搭載完了後ホルダー10間に搭載されるように排気ノズル78に昇降装置が設置される。
具体的に、排気ノズル78は、対面する半導体基板の下部領域を包囲するように半円上でホルダー10間に配置され、排気ノズル78の待機時、半円上の排気ノズル両端がホルダー10と上下で離隔できるように反応チャンバー24に設置される。
ここで、ホルダー10との離隔は、ホルダー間の空間でその外周境界をなす部分との離隔を意味しており、具体的にはホルダーを保持するための中央の凸状のサセプター18の部分も含む。
そして、反応チャンバー24には、その下部に排気ノズル78が待機する待機チャンバー120が形成される。
このような待機チャンバー120を通して排気ノズル78の上部区域が受納され、また工程進行中には反応チャンバーに別途に作られた固定された場所である待機チャンバー120でファジーガスを回収する。
一方、このような反応チャンバー24の下部に昇降装置90が備わっており、この昇降装置90にベローズカバー89と一緒に排気ノズル78が結びつく。
具体的にベローズカバー89は、排気ノズルの排気管79配置のために形成された反応チャンバーの一部として待機チャンバー120の貫通ホール外周を包囲して装着される反応チャンバー装着リング124と、排気ノズル78の昇降のための昇降装置90の締結ブラケット126に装着されて排気管79の外周を密閉させるパッキング128が設置されたブラケット装着リング130とに区分される。
そして、反応チャンバー装着リング124とブラケット装着リング130間に、気密性を維持しながら昇降装置90を通した移動を許容するベローズチューブ88が設置されて構成される。
昇降装置90は、反応チャンバー24の外部に支持フレーム132が設置され、この支持フレーム132にレール134と、このレール134に沿ってスライディングする昇降パネル136が設置される。
そして、昇降パネル136に締結ブラケット126が形成されて排気管79と結びつき、締結ブラケット126がブラケット装着リング130とまた結びつく。
一方、支持フレーム132に昇降モーター138が設置され、これに隣り合って昇降モーター138から駆動力の伝達を受ける移送ボルト具140が設置される。ここで、移送ボルト具140は、プーリー144により昇降モーター138から駆動力の伝達を受ける。
移送ボルト具140には、これとねじ結合されて回転を直線移動(昇降)に転換する移送ナット具142が設置され、移送ナット具142は、昇降パネル136と結びついて一緒に移動する。
従って、半導体基板100が反応チャンバー24に搭載される前、又は工程が完了して排出する前には排気ノズル78が下降して搭載待機状態を維持する。
この時、ベローズカバー89は、昇降装置で排気管79の外周をめぐりながら引っ張られた状態を維持する。
次に、半導体基板100が反応チャンバー24に搭載された後、昇降モーター138が駆動されてプーリー144により移送ボルト具140が回転し、これに結びついた移送ナット具142が上昇しながらレール134に沿って昇降パネル136が上昇する。
昇降パネル136と結びついた締結ブラケット126及びブラケット装着リング130が一緒に上昇しながら排気ノズル78が上昇し、これにより排気ノズル78の吸入口はホルダー10間に挿入されて半導体基板100の外周下部をめぐるように配置される。
この時、ベローズカバー89は締結ブラケット126に装着されて圧縮されながらも排気管79と反応チャンバー24の気密性を維持することになる。
次に、サセプター18側に駆動装置26が接続され、ヒーター装置80が搭載装置(図示せず)によりサセプター18の内部空間に挿入された後工程が進行し、工程進行が完了した次に、ボート22を引き出すためにまた排気ノズルが下降し、上述の工程と逆順に進行する(図18参照)。
このような本発明の半導体製造装置を用いて、上述した半導体製造工程を総合的に説明する。
先ず、本実施例では外部との気密性を維持する工程空間である反応チャンバーに一組の対面する半導体基板100が搭載される。
半導体基板100の搭載後、一組の対面する半導体基板を工程処理するために移送装置46が駆動され、サセプター18の支持ローラー20の中いずれか一つの支持ローラー20を駆動ローラー20′にして駆動ローラー20′と駆動軸24を接続する。
この時、駆動装置26は、他の工程装置の搭載完了のために待機する。
一方、搭載装置92を通してヒーター装置80が半導体基板100の背面方向に移動し、加熱面が半導体基板100の背面に最大限近接するように配置される。
合わせて、昇降装置90を通して半導体基板100の半分の下部を包囲する排気ノズル78が対面するホルダー間に挿入される。
ここで、工程装置において、駆動ローラー20′と接続するように移動する駆動軸48と、半導体基板100の背面方向へ移動するヒーター装置80と、ホルダー間に挿入されて移動する排気ノズル78は、それぞれのベローズカバー87、89により反応チャンバーとの気密性を維持する。
工程装置の搭載完了後工程が進行し、駆動装置26が駆動してサセプター18が回転し、ヒーター装置80の加熱面が赤熱になる。
この時、工程進行段階には、反応チャンバー24に形成されたファジーガス供給部36、38で、対面する一組の半導体基板100の背面に各々ファジーガスを供給して半導体基板100の背面に蒸着されるのを妨害するバックサイド蒸着妨害段階と、対面する一組の半導体基板のサセプター外周に各々ファジーガスを供給してサセプター18外周の支持ローラー20とサセプター間にガスカーテン34を形成させてサセプター18内側に微細粉塵の侵入を防止する防汚段階が含まれる。
一方、工程進行段階には、ヒーター装置80により加熱する加熱領域を、半導体基板100と同心上に形成して半導体基板100の中心部領域を加熱させる中心部領域102、この中心部領域102を包囲してその外側を加熱させる周辺領域104、この周辺領域104を包囲して半導体基板100の外周が含まれる領域を加熱させる外周部領域106、及びこの外周部領域104を包囲してこれと室温との干渉を緩和させる空間として加熱する緩衝領域108に区分し、互いに他の温度勾配を持つように加熱を遂行し、周辺領域104と外周部領域106と緩衝領域108が、反応ガスが流れる上下方向に少なくとも2分割されて半導体基板100の上部と下部領域を加熱に耐えられる熱処理段階が含まれる。
この時、緩衝領域108に供給ノズル76の出口を配置し、反応ガスを予熱させた次に噴射させるようにして、外周部領域106の上部の領域は、反応ガスの供給ノズル76出口と半導体基板100間の空間を含め、噴射された反応ガスが加熱して半導体基板100に供給される。
本発明の一実施例による半導体製造装置を示す外観図である。 図1に示す半導体製造装置の供給ノズルと排気ノズルの配置状態を示す概念図である。 図1に示すサセプターの分解図である。 サセプター及びこれに接続される駆動装置の拡大図である。 サセプター及びこれに接続される駆動装置の拡大図である。 サセプターを含む半導体製造装置の正面断面図である。 図6に示す半導体製造装置の上部拡大断面図である。 サセプター駆動装置の作動状態を示す拡大断面図である。 サセプター駆動装置の作動状態を示す拡大断面図である。 駆動軸の冷却装置を示す概念図である。 本発明の一実施例によるヒーター装置の搭載装置を示す断面図である。 図11に示す搭載装置からのヒーター装置の脱去を表す断面図である。 図12に示すヒーター装置で加熱面が区分された加熱領域を示す概念図である。 区分された加熱領域に配置された抵抗加熱線の配置としてヒーターパターンを示す説明図である。 区分された加熱領域に配置された半導体基板とノズルを示す概念図である。 図2の側断面の説明図であり、本発明の一実施例による排気ノズルを示す説明図である。 図2に示す昇降装置を示す拡大断面説明図である。 図17と対応する正面断面図である。
符号の説明
10 ホルダー
12、16 弾着具
14 支持パネル
18 サセプター
20 支持ローラー
20′ 駆動ローラー
22 ボート
24 反応チャンバー
26 駆動装置
28 駆動外周部
30 防汚リング
34 ガスカーテン部
36、38 ファジーガス供給部
40、94、132 支持フレーム
42、134 レール
44 移送パネル
46 移送装置
48 駆動軸
50 駆動モーター
52 接続具
54、93 移送モーター
56、96、140 移送ボルト
58、97、142 移送ナット具
60 支持ロード
61 緩衝スプリング
62 ガイドテープ面
64、112、124 反応チャンバー装着リング
66 シーリング具
68、88 ベローズチューブ
87、89 ベローズカバー
70 回転軸
72 カプラー
74 冷却水路
76 供給ノズル
78 排気ノズル
79 排気管
80 ヒーター装置
81 ヒーターカバー
82 ボートギャップ
84 移動レール
90 昇降装置
92 搭載装置
95、144 プーリー
100 半導体基板
102 中心部領域
104 周辺領域
106 外周部領域
108 緩衝領域
110 抵抗加熱ライン
114 ヒーター装着リング
116 ガイドレール
118 締結具
120 待機チャンバー
122 ファジー排気管
126 締結ブラケット
128 パッキング
130 ブラケット装着リング
136 昇降パネル
138 昇降モーター

Claims (28)

  1. 密閉された工程空間を提供する反応チャンバー(24)と、
    前記反応チャンバー内で一組の対面する半導体基板(100)の背面方向から熱処理を遂行するために中央が開放されたリング形状のホルダー(10)が該半導体基板(100)に弾着され、該半導体基板(100)を互いに対面するように装着させる一組のサセプター(18)及び支持ローラー(20)により前記サセプター(18)を回転可能に支持して前記反応チャンバーに投入されるボート(22)と、
    前記ボート(22)の反応チャンバー(24)搭載後に前記一組のサセプター(18)及び支持ローラー(20)の中のそれぞれのいずれか一つの支持ローラーを駆動ローラー(20′)とし前記駆動ローラー(20′)に接続された前記サセプターを回転させる駆動装置(26)と、
    前記反応チャンバー内で一組の前記対面する半導体基板(100)の熱処理を遂行するために半導体基板(100)の背面に配置される一組のヒーター装置(80)と、
    前記ボート(22)の反応チャンバー(24)搭載後に前記サセプター(18)の内部空間にヒーター装置(80)を挿入させてヒーター装置(80)の加熱面と対面する半導体基板(100)の背面とを近接させる搭載装置(92)と、
    前記対面する半導体基板(100)の上部領域を包囲するように形成される供給ノズル(76)と、さらに前記対面する半導体基板(100)の下部領域を包囲するように形成される排気ノズル(78)と、
    前記ボート(22)の反応チャンバー(24)搭載及び引出の前に前記排気ノズル(78)を最小限前記ホルダー(10)との干渉を回避して反応チャンバー(24)下部で待機させるのに合わせて、搭載完了後に前記半導体基板(100)の下部領域を包囲するように前記排気ノズル(78)をホルダー(10)間に挿入させる昇降装置(90)と、を有し、
    前記駆動装置(26)は、反応チャンバー(24)外部に支持フレーム(40)が設置され、この支持フレーム(40)にレール(42)とこのレール(42)に沿ってスライディングする移送パネル(44)が設置されて、前記移送パネル(44)を往復させる移送装置(46)が支持フレーム(40)に設置され、前記移送パネル(44)には前記駆動ローラー(20′)を回転させるための駆動軸(48)を含む駆動モーター(50)が設置され、前記駆動ローラー(20′)には前記駆動軸(48)と接続して回転力を伝達する接続具(52)が形成され、
    前記駆動軸(48)は、接続具(52)とスプライン結合され、前記駆動軸(48)の先端にはスプライン結合を誘導するためのガイドテープ面(62)が形成されることを特徴とする半導体製造装置。
  2. 前記サセプター(18)には、前記ホルダー(10)の背面で半導体基板の背面外周端に接触してホルダー(10)と一緒に支持するように弾着具(12)を通して弾着されるリング形状の支持パネル(14)が装着されることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  3. 前記サセプター(18)には、前記支持ローラー(20)と装着された半導体基板(100)間の空間に前記サセプター(18)の外周をめぐるように形成され、装着される半導体基板方向へのパーティクル侵入を防御する防汚具として、支持ローラー(20)と接触するサセプターの駆動外周部(28)と前記支持ローラー(20)に対して前記半導体基板(100)方向側に前記サセプター(18)の外周上に防汚リング(30)が突出するように形成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  4. 前記サセプター(18)には、前記支持ローラー(20)と装着された半導体基板(100)間の空間に前記サセプター(18)の外周をめぐるように形成され、装着される半導体基板方向へのパーティクル侵入を防御する防汚具として、反応チャンバー(24)と対面するサセプター(18)間にファジーガスを供給するファジーガス供給部(36)を形成し、このファジーガス供給部(36)により提供されるファジーガスによってガスカーテン部(34)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置
  5. 前記反応チャンバー(24)には、前記半導体基板(100)背面の蒸着を妨害するファジーガスが供給されるように各サセプター(18)の背面方向にファジーガス供給部(36)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  6. 前記移送装置(46)は、前記支持フレーム(40)に移送モーター(54)が設置され、この移送モーター(54)の駆動軸が移送ボルト具(56)で形成され、この移送ボルト具(56)と結合して往復する移送ナット具(58)が装着され、前記移送ナット具(58)に支持ロード(60)が緩衝スプリング(61)と共に結合されて前記支持ロード(60)が移送パネル(44)と結合されることを特徴とする請求項に記載の半導体製造装置。
  7. 前記駆動軸(48)は、前記反応チャンバー(24)を貫通して移動しながらも反応チャンバー(24)との気密性を維持するために、反応チャンバー(24)の貫通ホールに反応チャンバー装着リング(64)が設置され、前記反応チャンバー(24)の外部に離隔して前記駆動軸(48)外周を包囲して気密性を維持するシーリング具(66)が設置され、このシーリング具(66)と前記反応チャンバー装着リング(64)間に前記駆動軸(48)の移動を維持させながら駆動軸(48)の外周に気密を維持するベローズチューブ(68)が設置されることを特徴とする請求項に記載の半導体製造装置。
  8. 前記駆動軸(48)は、駆動モーター(50)への熱伝逹を防ぐために、断熱材によってなされた駆動モーターの回転軸の間をスプライン結合させるカプラー(72)を有することを特徴とする請求項に記載の半導体製造装置。
  9. 前記駆動軸(48)は、冷却装置を含み、冷却装置は駆動軸(48)に形成される冷却水路(74)を含み、この冷却水路(74)の入出口には回転する駆動軸(48)への該冷却水路(74)に冷却水を供給及び排出させるリング形状の冷却水コネクター(75)が設置されることを特徴とする請求項に記載の半導体製造装置。
  10. 前記ヒーター装置(80)は、対面する半導体基板(100)の背面方向で半導体基板(100)を加熱させるために、前記半導体基板(100)のあらゆる領域に対応可能な加熱面を有し、この加熱面が提供する加熱領域は、独立した電源供給ラインを有して区分される半導体基板(100)において、同心状に形成されて半導体基板(100)の中心部領域を加熱させる中心部領域(102)と、この中心部領域(102)を包囲してその外側を加熱させる周辺領域(104)と、この周辺領域(104)を包囲して半導体基板(100)の外周が含まれる領域を加熱させる外周部領域(106)と、この外周部領域(104)を包囲してこれと室温の干渉を緩和させる空間として加熱する緩衝領域(108)とを有してなされることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  11. 前記加熱領域は、周辺領域(104)と外周部領域(106)と緩衝領域(108)とが、反応ガスが流れる上下方向に少なくとも2分割されて半導体基板(100)の上部と下部領域とを耐熱状態に維持できるようにすることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  12. 前記緩衝領域(108)の上部の領域は、反応ガスの供給ノズル(76)出口が配置されて反応ガスが予熱され噴射される反応ガスの噴射前の、予熱領域であることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  13. 前記外周部領域(106)の上部の領域は、反応ガスの供給ノズル(76)出口と半導体基板(100)間の空間が含まれて噴射された反応ガスが加熱され半導体基板(100)に供給される反応ガスの噴射後加熱領域であることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  14. 前記加熱領域は、印加ラインと接地ラインとを有する一つの抵抗加熱ライン(110)として区分された領域を担当する面積内に独立的に配置されるために、前記一つの抵抗加熱ライン(110)が屈曲されてなるように配置されて前記該当領域の面積を担当することを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  15. 前記ヒーティング装置(80)は、反応チャンバーへのサセプター(18)装着後、このサセプター(18)に装着された半導体基板(100)の背面に挿入される搭載装置(92)を含み、前記搭載装置(92)を含んだヒーティング装置(80)は、ベローズカバー(87)を介して前記反応チャンバー(24)と気密性を維持して装着されることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  16. 前記ベローズカバー(87)は、ヒーター装置(80)の搭載のために、反応チャンバー(24)に形成された貫通ホールの外周を包囲して装着される反応チャンバー装着リング(112)と、ヒーター装置(80)を半導体基板(100)背面に近接するように装着させる搭載装置と結合されるヒーター装着リング(114)とに区分され、前記反応チャンバー装着リング(112)とヒーター装着リング(114)との間に達する気密性を維持させながら前記搭載装置を通して移送を許容するベローズチューブが設置され、前記ヒーター装着リング(114)には、前記ヒーター装置(80)の脱装着のためのガイドレール(116)が設置され、前記ヒーター装置(80)は、前記ガイドレール(116)でスライディングするように結合して前記ヒーター装着リング(114)に締結されることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  17. 前記排気ノズル(78)には反応チャンバー(24)を貫通して外部に配置される排気管(79)と前記反応チャンバー(24)との間に、前記排気管(79)を移動しながら気密性を維持するベローズカバー(89)が装着されることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  18. 前記ベローズカバー(89)は、排気ノズル(78)の排気管(79)配置のために形成された反応チャンバー(24)の貫通ホール外周を包囲して装着される反応チャンバー装着リング(124)と、前記排気ノズル(78)の昇降のために昇降装置(90)の締結ブラケット(126)に装着されて排気管(79)の外周を密閉させるパッキング(128)が設置されたブラケット装着リング(130)と、前記反応チャンバー装着リング(124)と前記ブラケット装着リング(130)との間に気密性を維持しながら前記昇降装置を通した排気管(79)の昇降を許容するベローズチューブ(88)が設置されることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  19. 前記昇降装置(90)は、反応チャンバー(24)外部に支持フレーム(132)が設置され、この支持フレーム(132)にレール(134)とこのレール(134)に沿ってスライディングする昇降パネル(136)が設置され、前記昇降パネル(136)に締結ブラケット(126)が設置されて排気ノズルの排気管(79)と結合され、前記支持フレーム(132)に昇降モーター(138)及び前記昇降モーター(138)から駆動力の伝達を受ける移送ボルト(140)が設置され、この移送ボルト(140)には結合して昇降する移送ナット具(142)が装着され、この移送ナット具(142)が昇降パネル(136)と結合されることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  20. 前記反応チャンバー(24)にはその下部に前記排気ノズル(78)が待機する待機チャンバー(120)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  21. 前記待機チャンバー(120)にはファジーガスを回収するためのファジー排気管(122)が連結されることを特徴とする請求項2に記載の半導体製造装置。
  22. 請求項1に記載の半導体製造装置において、
    外部との気密性を有する工程空間である反応チャンバーに一組の対面する半導体基板を搭載する半導体基板搭載段階と、
    半導体基板搭載後、前記一組の対面する半導体基板を工程処理するためにサセプターの支持ローラーの中のいずれか一つの支持ローラーを駆動ローラーとして該駆動ローラーと駆動軸を接続し、ヒーター装置を半導体基板背面方向へ移動させて加熱面を半導体基板背面に近接させ、半導体基板を2分割してその下部を包囲する排気ノズルを対面するホルダー間の間隔で挿入させる工程装置を稼動させる段階と、
    工程装置搭載後、後続工程が実施される後続の工程実施段階と、を有することを特徴とする半導体製造方法。
  23. 前記工程装置を稼動させる段階では、工程装置で駆動ローラーと接続されて移動する駆動軸と半導体基板背面方向へ移動するヒーター装置とホルダー間の間隔で挿入されるように移動する排気ノズルとに、その移動を維持しながら反応チャンバーとの気密性を維持さ
    せることを特徴とする請求項2に記載の半導体製造方法。
  24. 前記後続の工程実施段階には、前記対面する一組の半導体基板の背面に各々ファジーガスを供給して半導体基板の背面に蒸着がなされるのを妨ぐバックサイド蒸着妨害段階がさらに含まれることを特徴とする請求項2に記載の半導体製造方法。
  25. 前記後続の工程実施段階には、前記対面する一組の半導体基板のサセプターの外周に各々ファジーガスを供給してサセプター外周の支持ローラーとサセプターとの間にガスカーテンを形成してサセプター内側に微細粉塵の侵入を防止する防汚段階がさらに含まれることを特徴とする請求項2に記載の半導体製造方法。
  26. 前記後続の工程実施段階には、ヒーター装置により加熱する加熱領域を半導体基板と同心上に形成して半導体基板の中心部領域を加熱させる中心部領域と、この中心部領域を包囲してその外側を加熱させる周辺領域と、この周辺領域を包囲して半導体基板の外周が含まれる領域を加熱させる外周部領域と、この外周部領域を包囲してこれと室温の干渉を緩和させる空間として加熱する緩衝領域とに区分し、相互に重なる温度勾配を持つように加熱を遂行し、前記周辺領域と外周部領域と緩衝領域とは反応ガスが流れる上下方向に少なくとも2分割されて半導体基板の上部と下部領域と耐熱状態に維持できる熱処理段階が含まれることを特徴とする請求項2に記載の半導体製造方法。
  27. 前記緩衝領域に供給ノズルの出口を配置させ、反応ガスを予熱させた後、噴射させることを特徴とする請求項2に記載の半導体製造方法。
  28. 前記外周部領域の上部の領域は、反応ガスの供給ノズル出口と半導体基板間の空間を含めて噴射された反応ガスを加熱させた後、半導体基板に供給させることを特徴とする請求項2に記載の半導体製造方法。
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