JP4482745B2 - 蓋材、および蓋材を被冠した帯付き密閉容器、並びに蓋材を被冠した多角型の密閉容器 - Google Patents

蓋材、および蓋材を被冠した帯付き密閉容器、並びに蓋材を被冠した多角型の密閉容器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓋材、および蓋材を被冠した帯付き密閉容器、並びに蓋材を被冠した多角型の密閉容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、容器入り食品、例えば、カップ入りデザート等において、
(イ)図14及び図15に示すように、容器210のフランジ部211に被着する蓋材2 20を封緘するために、あるいは、手作り感をアップさせて商品価値を高めるために 蓋材220の上から帯封ラベル230を帯掛けした容器入り商品201や、
(ロ)図17に示すように、容器310のフランジ部311の外周形状が丸で容器310 の本体胴部の横断面形状が角形(図17では四角)のカップ(以下、本明細書におい て、「丸角カップ」という)を形成して蓋材320を被冠し、カップの形状を工夫す ることにより商品価値を高めた丸角カップを使用した容器入り商品301、
が市場で売られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記(イ)(ロ)の商品の容器にあっては、摘みタブ221、321は、通例、蓋材の円外周部に1個当て設けられているだけであるため、
(1)上記(イ)の商品の容器にあっては、帯封ラベル230が摘みタブに掛かると摘み タブ221が折り込まれて隠れてしまい指で摘む個所が無くなるため極めて開封しず らい(図15参照);また、摘みタブ221に対し帯封ラベル230が垂直(90° )に掛けられると開封時の力(テンション)が帯封ラベルの左右両側に分散し開封し づらくなる(図16参照);
(2)上記(ロ)の商品の容器にあっては、カップのフランジ部311の幅が均一(一様 )でないため[図17(B)において、最大幅=W1,最小幅=W2;W1>W2] 、フランジ部311の幅に深浅が生じ、特に、幅広部に摘みタブが位置すると(来る と)[図17(A)(B)参照]、開封時には摘みタブ321とフランジ部311が 一緒に上方に持っていかれるため開封しずらくカップ内の商品をなかなか食せなかっ たり、非力な幼児が無理に開封しようとすると容器内の食品をこぼしたり、衣服を汚 すおそれがある;
等の問題点を有していた。
そして、この問題点を解消するために、摘みタブの位置を基準にして、帯封ラベルの貼着位置、あるいは、丸角カップの方向(フランジ部に形成されるフランジ幅の深浅位置)を機械装置により規制する工程を設けことが検討されているが、この場合には、専用の機械装置が必要となるとともに、機械装置を設置するスペースも必要となり、更に、上記工程を必須とするため製造能力が制限されるという問題点が指摘されていた。
【0004】
従って本発明の目的は、蓋材に形成した摘みタブの位置を規定して2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、帯封ラベル、あるいは、丸角カップを使用した容器、例えば、食品用容器に被冠して、摘みタブと帯封ラベル、あるいは、丸角カップのフランジ部との位置関係に関係なく、容器を容易に開封できるようにした蓋材、および蓋材を被冠した帯付き密閉容器、並びに蓋材を被冠した多角型の密閉容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に係る発明は、外周部に形成された摘みタブを有し、容器本体の開口部に被冠して容器本体を密閉し、帯封ラベルが帯掛けされる蓋材において、外周部に少なくとも2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、容器本体に被冠した蓋材上から帯封ラベルを帯掛けし該摘みタブの一つが帯封ラベルによって隠れた場合でも、他の個所にも摘みタブが位置するように前記摘みタブを配したことを特徴とする蓋材である。
【0006】
本願の請求項2に係る発明は、外周部に形成された摘みタブを有し、容器本体の開口部に被冠して容器本体を密閉し、帯封ラベルが帯掛けされる蓋材において、外周部に少なくとも2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、容器本体に被冠した蓋材上から帯封ラベルを帯掛けした場合に、少なくとも摘みタブの一つが帯封ラベルに対し鋭角な位置を形成して現れ出るように摘みタブを配したことを特徴とする蓋材である。
【0007】
本願の請求項3に係る発明は、外周部に形成された摘みタブを有し、容器本体の開口部に被冠して容器本体を密閉し、帯封ラベルが帯掛けされる蓋材において、外周部に摘みタブを2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、容器本体に被冠した蓋材上から帯封ラベルを帯掛けした場合に、少なくとも一つの摘みタブが、帯掛けした帯封ラベルの中心Cと帯封ラベルの長手方向のセンターラインCLとを結ぶ線分と、帯掛けした帯封ラベルの中心Cと摘みタブの中心とを結ぶ線分とで形成される角度が鋭角をとる位置に形成されていることを特徴とする蓋材である。
【0008】
本願の請求項4に係る発明は、容器の胴部の横断面形状が多角形状に形成されるとともに、容器本体の開口縁部に外周が円形のフランジ部が形成されたフランジ部の幅が均一でない容器本体に被冠して容器本体を密閉し、帯封ラベルが帯掛けされる蓋材において、容器本体のフランジ部に被着した際にフランジ部の異なる位置に摘みタブが位置するように円外周部に摘みタブを2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、該摘みタブの一つがフランジ部の幅が最大の箇所に位置する場合でも、他の箇所にも摘みタブが位置するように前記摘みタブを配したことを特徴とする蓋材である。
【0009】
本願の請求項5に係る発明は、容器の胴部の横断面形状が多角形状に形成されるとともに、容器本体の開口縁部に外周が円形のフランジ部が形成されたフランジ部の幅が均一でない容器本体に被冠して容器本体を密閉し、帯封ラベルが帯掛けされる蓋材において、容器本体のフランジ部に被着した際にフランジ部の異なる位置に摘みタブが位置するように円外周部に摘みタブを2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、該摘みタブの一つがフランジ部の幅が最大の箇所に位置する場合でも、その他の少なくとも一つの摘みタブがフランジ部の幅が最小の箇所に位置するように前記摘みタブを配したことを特徴とする蓋材である。
【0010】
本願の請求項6に係る発明は、容器本体と、外周部に形成された摘みタブを有し、前記容器本体の開口部に被冠して容器本体を密閉する蓋材と、該蓋材上に配設する帯封ラベルとを具備し、前記蓋材が、外周部に2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、前記容器本体に被冠した前記蓋材上から前記帯封ラベルを帯掛けした場合に、少なくとも摘みタブの一つが前記帯封ラベルに対し鋭角な位置を形成して現れ出るように摘みタブを配したことを特徴とする、蓋材を被冠した帯付き密閉容器である。
【0011】
本願の請求項7に係る発明は、胴部の横断面形状が多角形状に形成されるとともに、開口縁部に外周が円形のフランジ部が形成された、フランジ部の幅が均一でない容器本体と、
該容器本体の開口部に被冠して容器本体を密閉する蓋材とを具備し、該蓋材が、前記容器本体のフランジ部に被着した際にフランジ部の異なる位置に摘みタブが位置するように円外周部に摘みタブを2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、該摘みタブの一つがフランジ部の幅が最大の箇所に位置する場合でも、他の箇所にも摘みタブが位置するように前記摘みタブを配したことを特徴とする、蓋材を被冠した多角型の密閉容器である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の蓋材は、蓋材の外周部より突出して形成した摘みタブの位置を規定して2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、帯封ラベル、あるいは、丸角カップを使用した容器、例えば、食品用容器に被冠して、摘みタブと帯封ラベル、あるいは、丸角カップのフランジ部との位置関係に関係なく、容器の密閉を容易に解除(開封)できるようにしている。
【0013】
蓋材に設ける摘みタブは、蓋材の外周部に2つ〜5つの設けることが肝要であるが、消費者がどの摘みタブを摘めばよいか迷わないように2個乃至3個程度とすることが好ましい。
【0014】
蓋材の素材としては、樹脂フイルム、アルミ箔片等を用いることができ、蓋材は容器本体のフランジ部においてヒートシールして被着され、容器本体の開口部に被冠される。
【0015】
本発明の蜜閉容器は、外周部に形成された2つ〜5つの摘みタブを有し、容器の開口部に被冠して容器を密閉し、被着後に摘みタブのいずれかを用いて容器のフランジ部より蓋材を剥離する。
【0016】
本発明の蜜閉容器の容器本体は、横断面形状が三角形以上の多角形状であればいずれのものを用いてもよい。
【0017】
【実施例】
実施例の説明に先立ち、本発明の概念を図1〜図3、図6、図7、図9に示す参考例を用いて説明する。図1〜図3、図6、図7、図9では、外周部に少なくとも2つの摘みタブを設け、2つの摘みタブの形成する角度が45°、90°、315°の範囲に形成され、容器本体に被冠した蓋材上から帯封ラベルを帯掛けした場合に、摘みタブの一つが帯封ラベルによって隠れた場合でも、他の個所にも摘みタブが位置するように摘みタブを配している。
【0018】
図1は、密閉容器の参考例を示し、密閉容器の構成要素を分離し、蓋材と、食品を充填した食品包装用の容器本体と、帯封ラベルとから構成されていることを示す斜視図、
図2は、密閉容器の参考例を示し、蓋材を用いて容器本体を密閉し、更に、帯封ラベルを蓋材上に貼付した食品包装用の密閉容器を示す斜視図、
図3は、蓋材の参考例を示し、摘みタブを2つ有し、2つの摘みタブが形成する角度θ1が45°をとる蓋材と帯封ラベルとの5つの帯掛位置を示す平面略図
図6は、蓋材の参考例を示し、摘みタブを2つ有し、2つの摘みタブが形成する角度θ7が315°をとる蓋材を示す平面略図、
図7は、蓋材の参考例を示し、摘みタブを3つ有し、3つの摘みタブ形成する角度θ1、θ2が45°、90°をとる蓋材を示す平面略図、
図9は、密閉容器の参考例を示し、(A)はその平面図、(B)はその斜視図である。
【0019】
(蓋材の参考例)
図1及び図2において、蓋材20Aは、外周部に形成された復数個の摘みタブを有し、容器本体10の開口部12に形成されるフランジ部11に被着して容器本体10を密閉し、被着後にはいずれかの摘みタブを用いて容器本体10のフランジ部11より剥離される。このため、前記摘みタブは、円外周部に2個当て設けられ、この2つの摘みタブ21、22が形成する角度θ1は45°に形成されている(図2及び図3参照)。
【0020】
しかして、前記容器本体10に被冠した前記蓋材20A上から帯封ラベル30を帯掛けした場合には、前記帯封ラベル30位置が図3の(A)(B)(C)(D)(E)のいずれの位置にあっても、帯掛けした帯封ラベル30の中心C(蓋材20の中心)と帯封ラベル30の長手方向のセンターラインCLとを結ぶ線分と、帯掛けした帯封ラベル30の中心Cと2つの摘みタブ21、22のうちの少なくとも一方の摘みタブの中心とを結ぶ線分とで形成される角度α1,α2,α3,α4,α5,α6は鋭角(90°以下)をとり、摘みタブとしての機能を発揮するので、その摘みタブを用いて容器本体10のフランジ部11より蓋材20Aは簡単に剥離する(たとえ帯封ラベル30が摘みタブ21、22の一方に掛かり折り込まれて隠れるようなことがあっても、摘みタブの一つが帯封ラベル30に対し鋭角な位置を形成して現れ出る(露出する)ため、指で摘んで開封に寄与する摘みタブを少なくとも一個確保できる)。
【0021】
図6に、摘みタブを2つ有し、2つの摘みタブ21、28が形成する角度θ7が315°をとる蓋材20Dの参考例を示す。前記帯封ラベル30位置が図の(A)(B)(C)(D)(E)のいずれの位置にあっても、帯掛けした帯封ラベル30の中心C(蓋材20の中心)と帯封ラベル30の長手方向のセンターラインCLとを結ぶ線分と、帯掛けした帯封ラベル30の中心Cと2つの摘みタブ21、28のうちの少なくとも一方の摘みタブの中心とを結ぶ線分とで形成される角度δ1,δ2,δ3,δ4,δ5,δ6が鋭角をとり摘みタブとしての機能を発揮するので、その摘みタブを用いて容器10のフランジ部11より蓋材20は簡単に剥離される。
【0022】
図7に、摘みタブを3つ有し、3つの摘みタブ21、22、23が形成する角度θ1、θ2が45°、90°をとる蓋材20Eの参考例を示す。前記帯封ラベル30位置が図7の(A)(B)(C)(D)(E)のいずれの位置にあっても、帯掛けした帯封ラベル30の中心C(蓋材20の中心)と帯封ラベル30の長手方向のセンターラインCLとを結ぶ線分と、帯掛けした帯封ラベル30の中心Cと3つの摘みタブ21、22。23のうちの少なくとも一方の摘みタブの中心とを結ぶ線分とで形成される角度ε1,ε2,ε3,ε4,ε5,ε6、ε7,ε8,ε9が鋭角をとり摘みタブとしての機能を発揮するので、その摘みタブを用いて容器10のフランジ部11より蓋材20は簡単に剥離される。
【0023】
図9に、容器本体のフランジ部に被着した際にフランジ部の異なる位置に摘みタブが位置するように円外周部に摘みタブを複数個設け、摘みタブの一つがフランジ部の幅が最大の箇所に位置する場合でも、他の箇所にも摘みタブが位置するように摘みタブを配した参考例を示す。
【0024】
図9では、容器110の胴部113の横断面形状が多角(四角)形状に形成され、容器110の開口部112に形成されるフランジ部111の外周が円形に形成され、フランジ部111の幅が均一でない[図9(B)において、最大幅=W1,最小幅=W2;W1>W2]容器110に被着して容器110を密閉するのに好適な蓋材120Aを示している。この参考例では、実施例1と同様に、円外周部に形成された摘みタブ121,122を有し、容器110の開口部112に形成されるフランジ部111に被着して容器10を密閉し、被着後に摘みタブ121,122を用いて容器110のフランジ部111より剥離して使用する。
【0025】
この蓋材120Aは、容器本体110のフランジ部11に被着した際にフランジ部11の幅の異なる位置に摘みタブ121,122が位置するように円外周部に摘みタブを複数個設け、摘みタブの一つがフランジ部の幅が最大の箇所に位置する場合でも、他の箇所(例えば、丸角カップのコーナ)に摘みタブが位置するように形成されており、開封が容易である。
【0026】
(密閉容器の参考例)
図1に示す密閉容器1は蓋材を被冠した帯付き密閉容器として形成され、前記容器本体10と、円外周部に形成された摘みタブを有し、前記容器本体10の開口部12に被冠して容器本体10を密閉する蓋材20Aと、この蓋材上に配設する帯封ラベル30とを具備している。
【0027】
前記蓋材20Aは、上記のとおり、外周部に少なくとも2つの摘みタブ21、22を有し、前記容器本体10に被冠した前記蓋材20A上から前記帯封ラベル30を帯掛けした場合に、少なくとも摘みタブの一つが前記帯封ラベル30に対し鋭角な位置を形成するように摘みタブが配されている(摘みタブ21、22の一つが帯封ラベル30によって隠れた場合でも、他の摘みタブが帯封ラベル30に対し鋭角な位置を形成して現れ出る)。
【0028】
図9に示す密閉容器101は、蓋材を被冠した多角型の密閉容器として形成され、胴部の横断面形状が多角形状に形成されるとともに、開口縁部に外周が円形のフランジ部111が形成された、フランジ部111の幅が均一でない容器本体110と、この容器本体110の開口部112に被冠して容器本体110を密閉する蓋材120Aとを具備している。
【0029】
そして、前記該蓋材120Aは、既述の通り、前記容器本体110のフランジ部111に被着した際にフランジ部111の異なる位置に摘みタブが位置するように円外周部に摘みタブを複数個設け、該摘みタブ121、122の一つがフランジ部の幅が最大の箇所に位置する場合でも、他の箇所にも摘みタブが位置するように前記摘みタブは配されている。
【0030】
以下、本発明の実施例を図4、図5、図8、図10乃至図13を参照しながら説明する。
【0031】
先ず図4に、摘みタブを2つ有し、2つの摘みタブ21、24が形成する角度θ3が135°をとる蓋材20Bを示す。前記帯封ラベル30位置が図4の(A)(B)(C)(D)(E)のいずれの位置にあっても、帯掛けした帯封ラベル30の中心C(蓋材20の中心)と帯封ラベル30の長手方向のセンターラインCLとを結ぶ線分と、帯掛けした帯封ラベル30の中心Cと2つの摘みタブ21、24のうちの少なくとも一方の摘みタブの中心とを結ぶ線分とで形成される角度β1,β2,β3,β4,β5,β6が鋭角をとり摘みタブとしての機能を発揮するので、その摘みタブを用いて容器10のフランジ部11より蓋材20は簡単に剥離される。
【0032】
図5に、摘みタブを2つ有し、2つの摘みタブ21、26が形成する角度θ5が225°をとる蓋材20Cを示す。前記帯封ラベル30位置が図4の(A)(B)(C)(D)(E)のいずれの位置にあっても、帯掛けした帯封ラベル30の中心C(蓋材20の中心)と帯封ラベル30の長手方向のセンターラインCLとを結ぶ線分と、帯掛けした帯封ラベル30の中心Cと2つの摘みタブ21、26のうちの少なくとも一方の摘みタブの中心とを結ぶ線分とで形成される角度γ1,γ2,γ3,γ4,γ5,γ6が鋭角をとり摘みタブとしての機能を発揮するので、その摘みタブを用いて容器10のフランジ部11より蓋材20は簡単に剥離される。
【0033】
図8に、摘みタブを3つ有し、5つの摘みタブ21、22、23、25、27が形成する角度θ1、θ2、θ4、θ6が45°、90°、180°、270°をとる蓋材20Fの実施例を示す。この場合、摘みタブ22と25が形成する角度は135°をとり、摘みタブ22と27が形成する角度は225°をとる。前記帯封ラベル30位置が図8の(A)(B)(C)(D)(E)のいずれの位置にあっても、帯掛けした帯封ラベル30の中心C(蓋材20の中心)と帯封ラベル30の長手方向のセンターラインCLとを結ぶ線分と、帯掛けした帯封ラベル30の中心Cと3つの摘みタブ21、22、23、25、27のうちの少なくとも一方の摘みタブの中心とを結ぶ線分とで形成される角度λ1,λ2,λ3,λ4,λ5,λ6,λ7,λ8,λ9,λ10,λ11,λ12,λ13,λ14,λ15が鋭角をとり摘みタブとしての機能を発揮するので、その摘みタブを用いて容器10のフランジ部11より蓋材20は簡単に剥離される。
【0034】
以上のように、本発明では、少なくとも摘みタブの一つが帯封ラベルに隠れた場合、その他の少なくとも一つの摘みタブが帯封ラベルに対し45°の位置にあるように、即ち「鋭角」が45°になるように摘みタブを形成する(例えば図4(A)及び(D)、図5(A)及び(B)等参照)。このために、外周部に少なくとも2〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°又は225°の範囲にある摘みタブを有するように形成することが肝要である。なお、この場合、摘みタブの幅を考慮すれば、実際には、前記135°、225°のプラスマイナス10°の範囲に摘みタブを配置することができる。
【0035】
図10乃至図13に、容器本体のフランジ部に被着した際にフランジ部の異なる位置に摘みタブが位置するように円外周部に摘みタブを複数個(2つ〜5つ)設け、摘みタブの一つがフランジ部の幅が最大の箇所に位置する場合でも、他の箇所にも摘みタブが位置するように摘みタブを配した例を示す。
【0036】
図10の(I)に、2つの摘みタブ121、124が形成する角度θ3が135°をとる蓋材120Bを、図10の(II)に、2つの摘みタブ21、26が形成する角度θ5が225°をとる蓋材120Cをそれぞれ示す[図10の(III)は、2つの摘みタブ21、28が形成する角度θ7が315°をとる蓋材120Dの参考例である」
【0037】
また、図11の(I)に、3つの摘みタブ21、22、24が形成する角度θ1、θ3が45°、135°をとる蓋材120Eを、図11の(II)に、3つの摘みタブ21、22、26が形成する角度θ1、θ5が45°、225°をとる蓋材120Fをそれぞれ示す[図11の(III)は、3つの摘みタブ21、22、28が形成する角度θ1、θ7が45°、315°をとる蓋材120G参考例である]
【0038】
さらに、図12の(I)に、4つの摘みタブ21、22、24、26が形成する角度θ1、θ3、θ5が45°、135°、225°をとる蓋材120Hを、図12の(II)に、4つの摘みタブ21、22、24、28が形成する角度θ1、θ3、θ7が45°、135、315°をとる蓋材120Jを示す。
【0039】
そして、図13に、5つの摘みタブ21、22、24、26、28が形成する角度θ1、θ3、θ5、θ7が45°、135°、225°、315°をとる蓋材120Kを示す。
【0040】
以上のように、図10乃至図13では、少なくとも摘みタブの一つが、フランジ部の幅が最大の箇所に位置した場合に、その他の少なくとも一つの摘みタブが他の箇所、とりわけフランジ部の幅が最小になる箇所に位置するようにすることが好ましく、例えば、容器の本体胴部の横断面形状が正四角のカップである場合には、外周部に少なくとも2〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°又は225°の範囲にある摘みタブを有するように形成することが肝要である(例えば図10等参照)。なお、この場合、摘みタブの幅を考慮すれば、実際には、前記135°、225°のプラスマイナス10°の範囲に摘みタブを配置することができる。
【0041】
(密閉容器の実施例)
本発明に係る密閉容器1は、蓋材を被冠した帯付き密閉容器として形成され、前記容器本体10と、円外周部に形成された摘みタブを有し、前記容器本体10の開口部12に被冠して容器本体10を密閉する前記蓋材20B、20C、20Fのいずれかと、この蓋材上に配設する帯封ラベル30とを具備している。
【0042】
前記蓋材20B、20C、20Fは、上記のとおり、外周部に少なくとも2つの摘みタブを有し、前記容器本体10に被冠した前記蓋材20B、20C、20F上から前記帯封ラベル30を帯掛けした場合に、少なくとも摘みタブの一つが前記帯封ラベル30に対し鋭角な位置を形成するように摘みタブが配されている(摘みタブ21、22、23,24,25,26の一つが帯封ラベル30によって隠れた場合でも、他の摘みタブが帯封ラベル30に対し鋭角な位置を形成して現れ出る)。
【0043】
さらに本発明に係る密閉容器101は、蓋材を被冠した多角型の密閉容器としても形成でき、胴部の横断面形状が多角形状に形成されるとともに、開口縁部に外周が円形のフランジ部111が形成された、フランジ部111の幅が均一でない容器本体110と、この容器本体110の開口部112に被冠して容器本体110を密閉する蓋材120Aとを具備している。
【0044】
そして、前記該蓋材120B、120C、120E、120F、120H、120J、120Kのいずれかを、既述の通り、前記容器本体110のフランジ部111に被着した際にフランジ部111の異なる位置に摘みタブが位置するように円外周部に摘みタブを複数個(2つ〜5つ)設け、該摘みタブの一つ、たとえば摘みタブ121がフランジ部の幅が最大の箇所に位置する場合でも、他の箇所にも摘みタブが位置するように前記摘みタブは配されている。
【0045】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成してあるため、本発明によれば、蓋材に形成した摘みタブの位置を規定して2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、帯封ラベル、あるいは、丸角カップを使用した容器、例えば、食品用容器に被冠して、摘みタブと帯封ラベル、あるいは、丸角カップのフランジ部との位置関係に関係なく、容器を容易に開封できるようにした蓋材、および蓋材を被冠した帯付き密閉容器、並びに蓋材を被冠した多角型の密閉容器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】密閉容器の参考例を示し、密閉容器の構成要素を分離し、蓋材と、食品を充填した食品包装用の容器本体と、帯封ラベルとから構成されていることを示す斜視図である。
【図2】密閉容器の参考例を示し、蓋材を用いて容器本体を密閉し、更に、帯封ラベルを蓋材上に貼付した食品包装用の密閉容器を示す斜視図である。
【図3】蓋材の参考例を示し、摘みタブを2つ有し、2つの摘みタブが形成する角度θ1が45°をとる蓋材と帯封ラベルとの5つの帯掛位置を示す平面略図である。
【図4】本発明に係る蓋材の実施例を示し、摘みタブを2つ有し、2つの摘みタブが形成する角度θ3が135°をとる蓋材を示す平面略図である。
【図5】本発明に係る蓋材の他の実施例を示し、摘みタブを2つ有し、2つの摘みタブが形成する角度θ5が225°をとる蓋材を示す平面略図である。
【図6】蓋材の参考例を示し、摘みタブを2つ有し、2つの摘みタブが形成する角度θ7が315°をとる蓋材を示す平面略図である。
【図7】蓋材の参考例を示し、摘みタブを3つ有し、3つの摘みタブ形成する角度θ1、θ2が45°、90°をとる蓋材を示す平面略図である。
【図8】本発明に係る蓋材の他の実施例を示し、摘みタブを3つ有し、5つの摘みタブが形成する角度θ1、θ2、θ4、θ6が45°、90°、180°、270°をとる(摘みタブ22と25が形成する角度は135°をとり、摘みタブ22と27が形成する角度は225°をとる)蓋材を示す平面略図である。
【図9】密閉容器の参考例を示し、(A)はその平面図、(B)はその斜視図である。
【図10】 図9に示す密閉容器に適用する蓋材の実施例又は参考例を示し、(I)は摘みタブを2つ有し、2つの摘みタブが形成する角度θ3が135°をとる蓋材の実施例を示す平面略図、(II)は摘みタブを2つ有し、2つの摘みタブが形成する角度θ5が225°をとる蓋材の実施例を示す平面略図、(III)は摘みタブを2つ有し、2つの摘みタブが形成する角度θ7が315°をとる蓋材の参考例を示す平面略図である。
【図11】 図9に示す密閉容器に適用する蓋材の他の実施例、又は参考例を示し、(I)は摘みタブを3つ有し、3つの摘みタブが形成する角度θ1、θ3が45°、135°をとる蓋材の実施例を示す平面略図、(II)は摘みタブを3つ有し、3つの摘みタブが形成する角度θ1、θ5が45°、225°をとる蓋材の実施例を示す平面略図、(III)は摘みタブを3つ有し、3つの摘みタブが形成する角度θ1、θ7が45°、315°をとる蓋材の参考例を示す平面略図である。
【図12】 図9に示す密閉容器に適用する蓋材の他の実施例を示し、(I)は摘みタブを4つ有し、4つの摘みタブが形成する角度θ1、θ3、θ5が45°、135°、225°をとる蓋材の実施例を示す平面略図、(II)は摘みタブを4つ有し、4つの摘みタブが形成する角度θ1、θ3、θ7が45°、135°、315°をとる蓋材の実施例を示す平面略図である。
【図13】 図9に示す密閉容器に適用する蓋材の実施例を示し、摘みタブを5つ有し、5つの摘みタブが形成する角度θ1、θ3、θ5、θ7が°45°、135°、225°、315°をとる蓋材を示す平面略図である。
【図14】 従来の技術を示し、蓋材と、食品を充填した食品包装用容器と、帯封ラベルを分離した状態を示す斜視図である。
【図15】 図14に示す蓋材を用いて容器を密閉し、更に、帯封ラベルを蓋材上に貼付した食品包装容器の斜視図である。
【図16】 従来の蓋材を示し、摘みタブと帯封ラベルとの帯掛位置を示す平面略図である。
【図17】 従来の蓋材を、容器のフランジ部の外周形状が丸で容器の本体胴部の横断面形状が角形のカップに被着した食品包装容器を示し、(A)はその平面図、(B)はその斜視図である。
【符号の説明】
1 密閉容器
10 容器本体
11 フランジ部
12 開口部
20A 蓋材
20B 蓋材
20C 蓋材
20D 蓋材
20E 蓋材
20F 蓋材
21 摘みタブ
22 摘みタブ
23 摘みタブ
24 摘みタブ
25 摘みタブ
26 摘みタブ
27 摘みタブ
28 摘みタブ
30 帯封ラベル
101 密閉容器
110 容器本体
111 フランジ部
112 開口部
120A 蓋材
120B 蓋材
120C 蓋材
120D 蓋材
120E 蓋材
120F 蓋材
120G 蓋材
120H 蓋材
120J 蓋材
120K 蓋材
121 摘みタブ
122 摘みタブ
124 摘みタブ
126 摘みタブ
128 摘みタブ
201 容器入り商品
210 容器
211 フランジ部
220 蓋材
221 摘みタブ
230 帯封ラベル
301 容器入り商品
310 容器
311 フランジ部
320 蓋材
321 摘みタブ

Claims (7)

  1. 外周部に形成された摘みタブを有し、容器本体の開口部に被冠して容器本体を密閉し、帯封ラベルが帯掛けされる蓋材において、
    外周部に少なくとも2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、容器本体に被冠した蓋材上から帯封ラベルを帯掛けし該摘みタブの一つが帯封ラベルによって隠れた場合でも、他の個所にも摘みタブが位置するように前記摘みタブを配したことを特徴とする蓋材。
  2. 外周部に形成された摘みタブを有し、容器本体の開口部に被冠して容器本体を密閉し、帯封ラベルが帯掛けされる蓋材において、
    外周部に少なくとも2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、容器本体に被冠した蓋材上から帯封ラベルを帯掛けした場合に、少なくとも摘みタブの一つが帯封ラベルに対し鋭角な位置を形成して現れ出るように摘みタブを配したことを特徴とする蓋材。
  3. 外周部に形成された摘みタブを有し、容器本体の開口部に被冠して容器本体を密閉し、帯封ラベルが帯掛けされる蓋材において、
    外周部に摘みタブを2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、容器本体に被冠した蓋材上から帯封ラベルを帯掛けした場合に、少なくとも一つの摘みタブが、帯掛けした帯封ラベルの中心Cと帯封ラベルの長手方向のセンターラインCLとを結ぶ線分と、帯掛けした帯封ラベルの中心Cと摘みタブの中心とを結ぶ線分とで形成される角度が鋭角をとる位置に形成されていることを特徴とする蓋材。
  4. 容器の胴部の横断面形状が多角形状に形成されるとともに、容器本体の開口縁部に外周が円形のフランジ部が形成されたフランジ部の幅が均一でない容器本体に被冠して容器本体を密閉し、帯封ラベルが帯掛けされる蓋材において、
    容器本体のフランジ部に被着した際にフランジ部の異なる位置に摘みタブが位置するように円外周部に摘みタブを2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、該摘みタブの一つがフランジ部の幅が最大の箇所に位置する場合でも、他の箇所にも摘みタブが位置するように前記摘みタブを配したことを特徴とする蓋材。
  5. 容器の胴部の横断面形状が多角形状に形成されるとともに、容器本体の開口縁部に外周が円形のフランジ部が形成されたフランジ部の幅が均一でない容器本体に被冠して容器本体を密閉し、帯封ラベルが帯掛けされる蓋材において、
    容器本体のフランジ部に被着した際にフランジ部の異なる位置に摘みタブが位置するように円外周部に摘みタブを2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、該摘みタブの一つがフランジ部の幅が最大の箇所に位置する場合でも、その他の少なくとも一つの摘みタブがフランジ部の幅が最小の箇所に位置するように前記摘みタブを配したことを特徴とする蓋材。
  6. 容器本体と、
    外周部に形成された摘みタブを有し、前記容器本体の開口部に被冠して容器本体を密閉する蓋材と、
    該蓋材上に配設する帯封ラベルとを具備し、
    前記蓋材が、
    外周部に2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、前記容器本体に被冠した前記蓋材上から前記帯封ラベルを帯掛けした場合に、少なくとも摘みタブの一つが前記帯封ラベルに対し鋭角な位置を形成して現れ出るように摘みタブを配したことを特徴とする、蓋材を被冠した帯付き密閉容器。
  7. 胴部の横断面形状が多角形状に形成されるとともに、開口縁部に外周が円形のフランジ部が形成された、フランジ部の幅が均一でない容器本体と、
    該容器本体の開口部に被冠して容器本体を密閉する蓋材とを具備し、
    該蓋材が、
    前記容器本体のフランジ部に被着した際にフランジ部の異なる位置に摘みタブが位置するように円外周部に摘みタブを2つ〜5つの摘みタブを設け、そのうちの2つの摘みタブの形成する角度が135°プラスマイナス10°又は225°プラスマイナス10°の範囲にある摘みタブを有するように形成し、該摘みタブの一つがフランジ部の幅が最大の箇所に位置する場合でも、他の箇所にも摘みタブが位置するように前記摘みタブを配したことを特徴とする、蓋材を被冠した多角型の密閉容器。
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