JP4482258B2 - 音声通信ネットワークにおける同期のためのインバンド信号処理 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信と有線通信におけるシステム待ち時間(system latency)の測定のためのインバンド信号処理(in-band signaling)に関し、特に、無線通信および/または有線通信の音声通信ネットワークにおける通信の基準クロック(reference clock)と遠隔クロック(remote clock)の間の時間同期(time synchronization)および同期エラー測定(synchronization error measurement)における待ち時間測定(latency measurement)で使用されるインバンド信号処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
スレーブオシレーター(oscillator)離れたマスターオシレーター(oscillator)と正確に同期させるための信号処理方法としては、数多くの方法が知られている。そのような既知の方法の1つは、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)あるいはGLONASSのような衛星位置決めシステム(SPS)のマスターオシレーターを備えた人工衛星から送信される信号を使用する。スレーブオシレーターは、「ロック」と呼ばれるノーマルSPS信号受信モードにおいてSPSマスターオシレーターと同期している。SPSポジショニング・レシーバーを含むモバイルユニットでは、SPSマスターオシレーターとSPSポジショニング・レシーバーのスレーブオシレーターとの間の同期エラーの量が、衛星天体位置表データ(satellite ephemeris data)を使用してSPS信号からその位置を正確に決定するSPSポジショニング・レシーバーの能力に影響を与える。例えば、GPSレシーバーのスレーブオシレーターの同期エラーは、30秒未満のコールドスタート(cold start)からの位置固定を得るために、GPS衛星マスターオシレーターから約+/−500マイクロセカンド以下でなければならない。ロックモードにおいて、スレーブオシレーターは、通常、GPS衛星マスターオシレーターの+/−10マイクロセコンドの範囲内で同期する。例えば、SPS衛星が見えなくなる等によりSPS信号が利用不可である場合、あるいはモバイルユニットがSPS衛星信号を得られない場合、モバイルユニットは、所定時間にわたるスレーブオシレーターのドリフト(drift)のために、再同期をとらなければならない。SPS信号を使用しなければならない場合、この再同期は長い時間を必要とする。さらに、コールドスタートからのSPS同期は、さらに時間を消費する。従って、コールドスタートからの1分あるいはそれ以上の同期処理時間はよくあることである。
【0003】
コンピューター・ネットワーク設備および機器、コントロールシステムおよび測距装置(ranging devices)のような他の種類の電子機器も、正確に同期された内部クロックに依存するようになっている。アブラハム他(Abraham et al.)の米国特許第5,510,797号には、それらの内部クロックを同期させるために、コンピューターおよび時間で制御される機器に関連してSPSレシーバーを使用することについて記載されている。
【0004】
ウォータース(Waters)の米国特許第4,368,987号には、衛星用の同期方法が記載されている。この同期方法では、マスターパルスがマスタークロックステーションによってスレーブステーションに送信され、そしてスレーブステーションでは受信したマスターパルスに関しての結合過程(conjugate phase)を有するスレーブパルスがマスターステーションによって受信されるように再送信されるようになっている。マスターステーションにおけるマスターパルスと受信スレーブパルスの間の時間差の測定は、マスタークロックとスレーブクロックの間の時相差を計算するために用いられる。その後、この時相差は双方のクロックを同期させるために使用される。このウォータースの方法は、クロック同期と位相差の決定のために、衛星用マスターステーションと衛星用スレーブステーションの間に協力関係を必要とする。従って、ウォータースによって開示された方法は、SPSが使用可能なモバイルユニットの再同期を行うために転用できるものではなかった。SPS衛星は、元々軍用のために開発されたものであり、そのためモバイルユニットから受信したマスターパルスに応じてスレーブパルスを再送信しないようになっている。そのため、SPS衛星は、反対に、モバイルユニットによって生成された結合スレーブパルスを受け取るようにも、また時相差を計算するようにもなっていない。
【0005】
有線の電話からの呼び出し(コール/call)に対しては、自動番号識別(Automatic Number Identification/ANI)サービスにより、パブリック・セーフリー・アンサリング・ポイント(PSAP)のような呼び出し受信ステーションが所有者データベースにおける呼び出し者(登録された電話所有者)の名前およびアドレスを速く検索できるようになっている。無線通信装置の携帯特性は、無線ネットワークにおける上述のような検索スキームの実行の可能性を除外するものである。SPSレシーバーを組込んだ無線移動電話ユニットは、その後で呼び出し受信ステーションに送信することができる位置データを生成する手段として考案されたものである。理論上、この方法により位置データを生成しかつ送信することは、緊急事態を報告するために911をダイヤルしたが、PSAPオペレーターに位置情報を口頭で告げることができない無線通信者を探し出すのに特に役立つ。
【0006】
SPSを使用可能な無線電話は、正確に位置データを決定し送信する能力を有してはいるが、呼び出し受信ステーションへ位置データを適時かつ効率的に生成し送信することに対して多くの実際的な問題が障害となっていた。例えば、使用可能な位置データを生成する前に、SPSの使用可能な無線電話のSPSレシーバーは、SPS時間に同期する必要があるかもしれない。PSAPへの呼び出しを含む非常時態では、SPS衛星信号を使用するSPSレシーバーを同期させるのに必要な時間の長さは生命に係るものである。
【0007】
図1は、有線通信ネットワーク(POTSネットワーク)14に接続された無線通信ネットワーク12を含む従来の音声通信ネットワーク10の概略構成を示している。図1に示すように、無線通信ネットワーク12は、関連するベースステーションアンテナ18およびモバイルスイッチングセンター20を各々有する1つ以上のセルーラベースステーション(cellular base station)16を含んでいる。モバイルスイッチングセンター20は、POTSネットワーク14へセルーラベースステーション16をつなぐことにより、PSAPのような有線呼び出し者22が無線通信ネットワーク12のモバイルユニット24と通信することを可能にしている。動作としては、モバイルユニット24が、2つの送信チャンネル26上においてセルーラベースステーション16によってそれぞれ受信および送信された信号を送信および受信する。これらの送信チャンネル26は、音声を表わす無線周波数信号の送信のための音声チャンネル27(呼び出しパス、音声呼び出しパス、音声呼び出し接続、音声通話パス、音声トラヒックチャンネルおよびトラヒックチャンネルとして知られている)と、呼び出し開始およびコントロール信号を送信するためのコントロールチャンネル28(オーバーヘッドチャンネルおよび非通話パスとして知られている)とを有している。ディジタル無線通信ネットワークでは、コントロールチャンネル28上の送信は、パケットデジタルデータで行われる。コントロールチャンネル28用プロトコルおよびコントロールチャンネル28上で送ることができるデータのタイプは、無線通信ネットワークによって使用されるコントロールチャンネル通信プロトコルのタイプによって決定される。各タイプの無線のネットワークは独自のプロトコルを使用しているので、コントロール信号は、セルーラベースステーション16でデコード(復号化)されなければならない。
【0008】
先行技術における他の本来的な制約は、以下に記載した好ましい実施形態の詳細な記述および発明の概要を見れば明白となるであろう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
有線と無線通信のシステムは、呼び出しパス(call path/通話パス)における信号の伝播および処理のために、500ミリセカンドより少ないシステム待ち時間を持っている。無線通信ネットワークでは、エアーインターフェース・プロトコル、ベースステーション、送受話器メーカーおよび送信距離の差によって、システム待ち時間が変わってくる。
【0010】
【発明の概要】
本発明は、音声通信ネットワークの音声呼び出しパス上で基準ステーションと遠隔ユニットの間で送信された信号に対する音声通信ネットワークのシステム待ち時間を決定する方法を提供する。システム待ち時間は、基準ステーションの基準オシレーターを備えた遠隔ユニットの同期の間、考慮される。システム待ち時間の測定は、基準ステーションから遠隔ユニットまでの音声呼び出しパス上で基準信号を送信することを含む信号処理シーケンスによって達成される。そこでは、予め選択された返答遅れ間隔の後に、返答信号が生成され、呼び出しパスを通じて基準ステーションへ返信される。これらの基準信号および返答信号は、それぞれの所定の基準および返答持続時間(それらは、音声通信ネットワークの信号減衰特性によって決定することができる)の間送信される。返答遅れ間隔は、遠隔ユニットにおける基準信号の受信で開始し、遠隔ユニットが基準信号を処理しかつ返答信号を生成するのに十分な時間を可能にするように前もって選ばれる必要がある。測定は、基準信号の送信と返答信号の受信の間のラウンドトリップ時間(round-trip time)を決定するために、基準ステーション上でなされる。待ち時間の合計は、その後で、基準持続時間、返答持続時間および返答遅れ間隔の合計より少ないラウンドトリップ時間として計算される。
【0011】
本発明の別の態様では、補正間隔は、合計待ち時間の2分の1として計算される。また、補正間隔を表わす同期信号は、その後で、遠隔ユニットによる受信用に呼び出しパス上に基準ステーションから送信される。遠隔ユニットは、同期信号に応じて基準オシレーターと同期する。同期は、多くの異なる方法で効果的に行うことができる。例えば、遠隔ユニットで同期信号を格納し、同期時間の計算のためにパラメーターとしてそれをその後使用することによって同期をとってもよく、また同期信号の同期マークを受信した際に遠隔オシレーター調整または再起動することによって同期をとってもよい。
【0012】
本発明の他の態様では、遠隔ユニットは、SPSレシーバーを含むモバイルユニットからなる。この態様では、遠隔のオシレーターが接続されるか、あるいはSPSレシーバーの一部になり、そして遠隔ユニットの位置を決定するためにSPS衛星信号とともにSPSレシーバーによって使用される。遠隔オシレーターの同期は、上述した同期技術のいずれか、あるいは遠隔ユニットの位置を計算するためにSPSレシーバーによって使用されるアルゴリズムを同期信号に応じて改良したものによって行われる。
【0013】
本発明の別の態様では、基準信号、返答信号および同期信号は、自由に音声通信ネットワークを通過できるようなあらゆる音声周波数信号である。そのような音声周波数信号は、制限のある無線-周波数帯域幅中の呼び出しトラヒックを最大限にするため、圧縮プロトコルおよび/または拡散スペクトラム技術を使用するタイプの高度な通信ネットワークの音声呼び出しパスでの送信に必要とされる。高度な通信ネットワークで使用されるプロトコルの例としては、時分割多重アクセス(TDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、モバイル通信用のグローバルシステム(GSM)などを含む。また、基準、返答および同期信号は、アナログ無線通信ネットワークを通じても自由に送信される。これらの音声周波数信号は、特に、例えば周波数、振幅および持続時間のような人間の音声の特性をエミュレートするように構成される。人間の音声に似ている信号を生成することによって、本発明は、音声通信ネットワークによる信号の破壊を回避する。
【0014】
本発明の別の態様では、信号は、1または2以上の音声トーン、多重波数トーンあるいは多重周波数コントローラーによって生成されたガウス分布のパルスを含む音声周波数信号である。ガウス分布のパルスは、音声通信ネットワークによる破壊的な減衰を回避するために、約0.3ms〜1msの間の3s(標準偏差x3)と−4dBm〜−10dBmの増幅率によって特徴づけられる。単一のトーンあるいは多重周波数トーンは、約5msから50msの持続時間および300から3000Hzの範囲の周波数を持っている。1つの信号当たり多数のトーンあるいはパルスを使用する方法では、(特別の信号の)トーンあるいはパルスを受信した時間は、待ち時間測定および同期の正確さを改善するために、平均される。また、この信号は、規則的および不規則的に配置された複数のトーンあるいはパルスの連結により作成されたパルス列を含んでもよい。トーンまたはパルスの不規則な間隔は、合計のラウンドトリップ時間差の計算のために基準ステーションにおいて基準信号へ返答信号を正確に相関させるのを容易にする。これらの技術の使用は、基準オシレーターの+/―500msecの範囲内で遠隔ユニットを同期させることを可能にする。SPSが使用可能な遠隔ユニットでは、本発明の方法を使用することにより、SPSロックを達成するためにSPSレシーバーが要する時間が著しく減少する。
【0015】
また、本発明の別の態様では、信号処理シーケンスは、遠隔ユニットによって開始される。それは、基準パルスを生成し送信する。その基準パルスの受信により、基準ステーションは、返答遅れ間隔の後に返答パルスで返答する。その後、遠隔ユニットによって待ち時間計算が行われる。遠隔ユニットの同期をとるには、遠隔ユニットが、基準オシレーターの時間マーク出力の際に、基準ステーションによって送信された同期信号を受け取ることを必要とする。
【0016】
本発明は、遠隔ユニットがセルーラ電話のような無線通信装置を含むセルーラ電話ネットワークのコンテキストにおいて特に著しい利点を有する。コントロールすなわち通信ネットワークのオーバーヘッドチャンネルにおいてデータと同期の信号を送信する既知の無線データ通信装置とは異なり、本発明は、基準、返答および同期信号の取り扱いために無線のネットワークのベースステーションサイトでインストールされる特別の設備やソフトウェアを必要としない。コントロールチャンネル(非通話パス)上での送信を回避することによって、本発明は、既存の無線および有線(POTS)電話ネットワークのインフラの修正を回避することができ、それによりコスト効率よく実施できる。反対に、本発明は、既存のインフラ上で明確に作動する。音声呼び出しパス(音声通話パス)中のインバンド信号は、無線あるいは有線ネットワーク中のどのポイントでも受信できる。例えば、基準ステーションとして提供される位置サービスコントローラーやPSAPでも受信できる。本発明は、データモードに無線通信装置を切り替えることによりデータ送信中に音声呼び出しパスを完全に占拠する従来の無線通信モデム装置に比べて、種々の長所がある。待ち時間測定、同期および位置データ送信の間に音声呼び出しパスを無線電話ユーザに利用可能にしておくことによって、本発明は、無線のユーザと呼び出し通信者の間にほぼ同時的な言語通信を容易にする。
【0017】
本発明の多くの他の態様及び利点は、添付の図面を基準した好ましい実施形態の詳細な説明から明白となるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による電子メール伝送システムの実施形態について説明する。
【0019】
図2は、本発明の第1の好適実施形態にかかるSPS使用可能モバイルユニット40を含む音声通信ネットワーク30を示す図である。
【0020】
図2に示すように、音声通信ネットワーク30は、公衆電話交換ネットワークすなわち(POTS)48に接続された無線通信ネットワーク44を含んでいる。無線通信ネットワーク44は、モバイルユニット40に無線周波数信号56を送信するとともにモバイルユニット40から無線周波数信号56を受信するためのベースステーション52を含んでいる。無線周波数信号56は、音声を送信するための音声チャンネル信号58と、制御コマンドおよびディジタルデータを送信するためのコントロールチャンネル信号60とを含んでいる。モバイル切り替えセンター64は、無線通信ネットワーク44をPOTS48へ接続する。モバイルユニット40は、好ましくは、セルーラテレホン送受話器であるが、音声チャンネル58上で送信することができる任意のタイプの無線通信装置でもよい。モバイルユニット40は、ローカルオシレーター(「モバイルオシレーター」あるいは「遠隔オシレーター」とも呼ばれる)と、地球軌道上のSPS人工衛星72によって放送されるSPS信号70を受信するとともにSPS信号70に基づいてモバイルユニットの位置を計算するためのSPSレシーバー66を含んでいる。通常の動作では、SPSレシーバー66は、SPS信号70とロックし、+/−10マイクロセカンド内でローカルオシレーターを同期させる。しかしながら、SPS信号70が利用不可能かあるいはSPSレシーバー66がSPS信号を得ていない場合、ローカルオシレーターは、ローカルオシレーターのドリフトのため正確なSPS時間を維持できなくなる。本発明によれば、SPSオシレーターの再同期は、必要に応じて、モバイルユニット40によって自動的に始開始することができ、あるいはモバイルユニット40によって受信するかまたは行われた次の通話中に起きるようにすることもできる。
【0021】
SPS時間にローカルオシレーターを再同期するのに必要な時間を短くするために、ローカルオシレーターは、既知の地球上の位置に置かれた基準オシレーターと同期させてもよい。この種の再同期処理は、SPSのロック中に起きる許容誤差より広い許容誤差で同期するため、SPSレシーバー66のシーディング(seeding)として知られている。シードプロセッサー(seed processor)80は、基準SPSレシーバー82および基準オシレーター(SPSレシーバー82と統合できる)と交信する。シードプロセッサー80は、モバイル切り替えセンター64(無線通信スイッチ)あるいはPOTS48の呼び出しデバイス86、あるいはその両方と接続してもよい。一旦音声呼び出しパスがシードプロセッサー80およびモバイルユニット40の間で確立されると、シードプロセッサー80は、システム待ち時間を決定するためおよびローカルオシレーターと基準オシレーターとの同期のために、信号処理シーケンス100(図3)を開始する。
【0022】
図3は、システム待ち時間の測定ための信号処理シーケンス100を示す図である。図3に示すように、位置サービスコントローラー(LSC)104のような基準ステーション102は、音声チャンネル58(図2)上に基準信号を送信する。セルーラ式電話送受話器(HS)110のような遠隔ユニット108は、基準待ち時間t1の後に基準信号106を受信する。次に、遠隔ユニット108は、返答信号112を送信することにより、基準信号106を受信したことを返答する。この返答信号112は、返答待ち時間t2の後に基準ステーション102で受信される。基準待ち時間t1および返答待ち時間t2は、信号伝播時間と基準ステーション102および遠隔ユニット108でそれぞれの基準信号および応答信号106,112を処理するための時間との両方を含んでいる。基準信号106の送信と返答信号112の受信の間の経過時間は、基準ステーション102で測定され、繰り返しの遅延時間tRTを決定する。基準待ち時間t1と返答待ち時間t2が等しい場合、システムは対称であると言われる。図示説明の目的で、図3の中では非対称が強張されている。しかしながら、CDMA、TDMA、GSMおよびアナログ無線通信電話システムにおける経験的な測定により、無線通信ネットワーク44(図2)と組み合わされたPOTSネットワーク48は、+/−500マイクロセカンド内の同期時間でのインバンド信号処理の目的のために許容される許容誤差の範囲内で対称(各呼び出しセッション中においてほぼ時間的に不変)となることが確認されている。無線およびPOTSの通信ネットワークはほぼ対称なので、一方行の待ち時間は、ラウンドトリップ遅延(round trip delay)の2分の1、すなわち1/2tRTと考えることができる。
【0023】
図4は、信号処理シーケンス100のタイミングおよび要素を示すタイミング図である。図4に示すように、タイミング図の上部は、基準ステーション102における信号を示し、下部は、遠隔ユニット108における信号を示す。ここで、受信された信号は破線で示され、送信された信号は実線で示されている。この信号処理シーケンス100は、基準ステーション102によって開始されるものとして図4中では示されているが、他の実施形態では遠隔ユニット108(図示省略)によって開始されてもよい。この信号処理シーケンス100を開始するために、基準ステーション102は、基準持続時間(tref)を有する基準信号106を送信する。便宜的に、基準信号106は、期間Pを有する基準オシレーターの周期的時間マーク120の発生時点において基準ステーション102によって送信される。この基準信号106は、基準待ち時間t1の後に遠隔ユニット108で受信される。この基準信号106の受信した際に、遠隔ユニット108は、返答信号112を生成し、予め選択された返答遅れ間隔tdelの後に信号112を送信する。この返答信号112は、返答持続時間trpを持っており、返答待ち時間t2の後に基準ステーション102で受信される。ラウンドトリップ遅延tRTの測定は、基準ステーション102でなされる。合計の待ち時間TLは、以下の式で求められる。
TL = tRT − (tref + tdel + trp)
【0024】
通信ネットワークは本質的に対称なので、システム(1/2TLと考えられる)の一方行の待ち時間は、補正間隔(correction interval)TCとして使用できる。補正間隔TCを表す同期信号124は、基準ステーション102から送信される。同期信号124は、次の時間マーク120の際に送信される。また、補正間隔TCは、同期信号124の一部としてあるいは個別のデータ信号(図示省略)の一部として、遠隔ユニット108にデータとして送信される。他の方法としては、同期信号124’は、補正間隔TCと等しい量だけ将来の時間マーク120’に先立って補正時間126に送信される。その後で、遠隔ユニット108は、補正間隔TCおよび/または同期信号124‘の受信127の時間を利用して、基準オシレーターと同期する。なお、当業者であれば、補正間隔TCを表わす1または複数の信号の遠隔ユニット108における受信および基準オシレーターの時間マーク120に基づいて、種々の方法で同期を達成することができることが理解できるであろう。例えば(図示省略)、同期信号124は、補正間隔TCを引いた期間Pと等しい値だけ遅れた遅延時間マークの形成により生成してもよい。
【0025】
音声通信ネットワーク、特にディジタル式セルーラ電話ネットワークは、信号送信媒体における呼び出しトラヒック(call traffic)を最大にするために、信号の圧縮、広域スペクトラム信号送信および他の信号操作プロトコルを使用する。これらの信号処理プロトコルは、人間の音声に似ていない呼び出しパス中の信号を削除する傾向がある。音声通信ネットワーク30(図2)を介する信号の送信を改善し、待ち時間測定の正確さを改善するために、基準信号106、返答信号112および同期信号124は、すべて音声呼び出しパス中の音声周波数信号として生成される。当業者であれば、音声周波数信号は、無線電話ネットワークの音声呼び出しパスにおいて一般的に生じるように、符号化、送信および復号化の間にアナログ信号形式とディジタル信号形式と無線周波数信号とに何回も変換されることを理解するであろう。ここでいう「音声周波数数信号」の用語は、その形態にかかわらず、呼び出しパスの中を伝わっているときに音声を表すどのような信号をも含むものとして記載されている。基準信号106、返答信号112および同期信号124は、音声通信ネットワーク30を通過するために経験的に見出された特性を有するように生成される。
【0026】
図5A、図5B及び図5Cは、それぞれ、基準信号106、返答信号112、および同期信号124のために使用できる第1、第2および第3の実施例にかかる音声周波数信号128a、128b、128cを示す。図5Aに示すように、第1の実施例の音声周波数数信号128aは、基準ポーズ(reference pause)134によって時間的に間隔を置かれた第1の音声周波数数トーン130および第2の音声周波数数トーン132を含んでいる。第1と第2の音声周波数トーン130、132は、各々300Hz〜3000Hzの間の周波数、5ms〜50msの所定の持続時間、および−4dBm〜−10dBmの間の増幅率によって特徴づけられる。この基準ポーズ134は、予め選択された持続時間によって特徴づけられる。この持続時間は、便宜上第1と第2の音声周波数トーン130,132の持続時間と同じとなるが、それらより短いかあるいは長くなるようにしてもよい。多数のトーンを使用することにより、遠隔ユニット108および基準ステーション102は、第1および第2の音声周波数数トーン130,132を受信したときにそれらを平均化することができ、また、それにより音声周波数信号128aを受信した時間を正確に判定することができる。
【0027】
図5Bに示すように、第2の実施例にかかる音声周波数数信号128bは、以下の方程式によって時間(t)の関数として表わされるほぼガウス分布のパルスを含む。
G(t) = A・e-1/2(t/ σ )2
ここで、Aは、約−4dBm〜−10dBmの間の増幅率であり、σ(標準偏差)は、100マイクロセカンドと330マイクロセカンドとの間である。
【0028】
図5Cは、対応する返答信号112が重ねられた第3の実施例にかかる基準信号106'を示す。図5Cに示すように、この第3の実施例の音声周波数数信号128cは、所定の間隔a、b、c、d、e、f、g で間隔を置いて配置された8個のほぼガウス分布の基準パルス144を含む基準パルス列140を有している。同様に、返答信号112’(図5Cの中では基準ステーション102で受信されたとして示されている)は、基準パルス144とほぼ同様に間隔を置かれた8個のほぼガウス分布の返答パルス148を含む返答パルス列を有している。間隔a−gは、ラウンドトリップ遅延時間tRTを決定する場合に基準ステーション102で相関性を強めるために、不規則となっている。不規則な間隔a−gを使用することよって、たとえガウス分布のパルス144,148のすべてが受信されなくても、相関性は数学上は達成される。同業者であれば、基準パルス144の幅および間隔は、より多くのパルスを受信した場合はより不正確になるものの、パルス列と相互に関連づけかつ合計ラウンドトリップ遅延時間tRTを決定するために返答パルス148の1つだけが受信される必要があるように選択してもよい。好ましくは、この第3の実施例の音声周波数信号128cは、400Hzで3dBの帯域幅で11.4ミリセカンドの長さおよび1.0のロールオフ(roll-off)を有する音声−周波数キャリア信号に変調されたアナログろ波されたパルス列(analog filtered pulse train)を有する。パルス列140の合計持続時間tPTは、約143msから189msの間となる。音声周波数キャリア信号は、音声周波数スペクトル(300Hzから3000Hz)中の任意の信号とすることができるが、好ましくは1800Hz信号となる。
【0029】
図6は、モバイルユニット40の信号処理装置の概要を示す図である。図6に示すように、モバイルユニット40は、多重周波数コントローラー204およびモデムトランシーバー208に接続された音声ブリッジ200を含んでいる。多重周波数コントローラー204およびモデムトランシーバー208は、例えばRS−232接続214によって、インターフェースプロセッサー212に接続されている。インターフェースプロセッサー212は、SPSアンテナ220を有するSPSレシーバー216に接続されている。多重周波数コントローラー204およびモデムトランシーバー208の両方は、信号処理シーケンス100の間に呼び出しパスを能動的に聞くようになっている。理想的には、多重周波数コントローラー204、モデムトランシーバー208、インターフェースプロセッサー212およびSPSレシーバー216の機能は、CODEC、ディジタル信号プロセッサー(DSP)、および既知のセルーラ電話で見られるARMマイクロプロセッサーのようなモバイルユニット40の既存のコンポーネント上に統合される。プロトタイプおよびテストの目的のために多重周波数コントローラー204は、サウンドカードとアメリカのマサチューセッツ州ネーティックのMathworks社から入手できるMATLABを動かせるソフトウエアを含むパーソナルコンピュータや他の利用可能な多重周波数コントローラーとすることができる。基準オシレーターの+/−500msecの範囲内にモバイルユニット40を同期させるために、インターフェースプロセッサー212およびマルチ周波数コントローラー204は、信号処理シーケンス100の全体の平均2乗誤差の平方根(total root mean square error)が、0.1ミリセカンド未満となるように、理想的な動作を行う。基準ステーション102(図示省略)は、基準多重周波数コントローラー、基準モデムトランシーバーおよび基準インターフェースプロセッサーを含むモバイルユニットのものと同様な信号処理コンポーネントを有している。
【0030】
根本原理から逸脱することなく上述した本発明の実施形態の詳細に多くの変更を加えることができることは当業者にとって明白である。したがって、本発明の範囲は請求項によってのみ決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 無線通信ネットワークのコンポーネントおよび有線ライン通信ネットワークへの接続状態を示した従来の無線通信ネットワークを示す図である。
【図2】 本発明に従って同期プロトコルを実行するために無線通信ネットワーク上における呼び出し者と通信するSPSレシーバーを含むモバイルユニットを示す図である。
【図3】 本発明に従った信号の送信シーケンスを示す図である。
【図4】 基準信号、返答信号、および図3の信号送信シーケンスの同期信号のタイミングおよび要素を示すタイミング図である。
【図5】 図5Aは、第1および第2の基準トーンから成る第1の実施形態の音声周波数信号を示す図である。図5Bは、ガウス分布したパルスから成る第2の実施形態の音声周波数信号を示す図である。図5Cは、観測された返答パルス列と重なる基準パルス列から成る第3の実施形態の音声周波数信号を示す図である。
【図6】 SPSレシーバーと本発明を実行するための多重周波数コントローラーとを含むモバイルユニットの概略図である。
Claims (33)
- 音声通信ネットワークにおいて遠隔ユニットを基準ステーションの基準オシレーターと同期させる方法であって、
前記基準ステーションと前記遠隔ユニットとの間に確立された呼び出しパス上で、音声周波数基準信号を、前記基準ステーションから所定の基準持続時間にわたって前記遠隔ユニットに送信する工程と、
前記遠隔ユニットにおいて前記音声周波数基準信号を受信する工程と、
前記遠隔ユニットにおいて前記音声周波数基準信号に応じて音声周波数返答信号を生成する工程と、
前記音声周波数基準信号の受信が観測された時点で開始する返答遅延間隔を待つ工程と、
前記返答遅延間隔を待った後に、前記呼び出しパス上で前記遠隔ユニットから所定の返答持続時間にわたって前記音声周波数返答信号を前記基準ステーションに送信する工程と、
前記基準ステーションにおいて前記音声周波数返答信号を受信する工程と、
前記基準ステーションにおいて、前記音声周波数基準信号の送信時と前記音声周波数返答信号の受信が観測された時点との間のラウンドトリップ時間差を測定する工程と、
前記ラウンドトリップ時間差と前記基準持続時間と前記返答持続時間と前記返答遅延間隔とに基づいて、合計の待ち時間を計算する工程と、
前記基準オシレーターによって出力される時間マークに対応する同期基準時間を選択する工程と、
前記合計の待ち時間の1/2だけ前記同期基準時間に先行する補正時間を定める工程と、
前記補正時間において前記呼び出しパス上で前記基準ステーションから前記遠隔ユニットに同期信号を送信する工程とを有し、
前記音声周波数基準信号は、前記音声通信ネットワークによる壊滅的な減衰を避けるために人間の音声をエミュレートするものであり、
前記同期信号は、前記遠隔ユニットのローカルクロックを前記基準ステーションの前記基準オシレーターと同期させるものであり、
前記遠隔ユニットは、前記同期信号を受信したときに、前記ローカルクロックを前記基準ステーションの前記基準オシレーターと同期させるように構成されていることを特徴とする前記同期方法。 - 前記音声周波数基準信号は基準ポーズによって分離された第1と第2の基準トーンを含んでおり、前記音声周波数返答信号は返答ポーズによって分離された第1と第2の返答トーンを含んでいることを特徴とする請求項1に記載の同期方法。
- 前記第1及び第2の基準トーンは等しい持続時間を持っており、また前記第1及び第2の返答トーンは等しい持続時間を持っており、
上記同期方法が、さらに、前記基準ステーションにおいて、前記第1及び第2の返答トーンの受信が観測された時間を平均する工程と、前記音声周波数返答信号の受信が観測された時間を調節する工程とを有し、それにより前記音声周波数返答信号の送信及び受信における本質的なエラーを減少させるようになっていることを特徴とする請求項2に記載の同期方法。 - セルーラ電話ネットワークにおいて、モバイルユニットを基準ステーションの基準オシレーターと同期させる同期方法であって、
前記基準ステーションと前記モバイルユニットとの間に確立された音声呼び出しパス上で、所定の基準継続時間を有する音声周波数基準信号を、前記基準ステーションから前記モバイルユニットに送信する工程と、
前記モバイルユニットで前記音声周波数基準信号を受信するとともに前記音声周波数基準信号に応じて所定の返答持続時間を有する音声周波数返答信号を生成する工程と、
前記音声周波数基準信号の受信に応じて開始する返答遅延間隔を待つ工程と、
前記返答遅延間隔を待った後に前記音声呼び出しパス上で前記モバイルユニットから前記音声周波数返答信号を前記基準ステーションに送信する工程と、
前記基準ステーションにおいて前記音声周波数返答信号を受信する工程と、
前記基準ステーションにおいて、前記音声周波数基準信号の送信時と前記音声周波数返答信号の受信が観測された時点との間のラウンドトリップ時間差を測定する工程と、
前記ラウンドトリップ時間差と前記基準持続時間と前記返答持続時間と前記返答遅延間隔とに基づいて、合計の待ち時間を計算する工程と、
前記基準オシレーターによって出力される時間マークに対応する同期基準時間を選択する工程と、
前記合計の待ち時間の1/2だけ前記同期基準時間に先行する補正時間を定める工程と、
前記補正時間において前記音声呼び出しパス上で前記基準ステーションから前記遠隔ユニットに同期信号を送信する工程とを有し、
前記音声周波数基準信号は、前記セルーラ電話ネットワークによる壊滅的な減衰を避けるために人間の音声をエミュレートするものであり、
前記同期信号は、前記モバイルユニットのローカルクロックを前記基準ステーションの前記基準オシレーターと同期させるものであり、
前記モバイルユニットは、前記同期信号を受信したときに、前記ローカルクロックを前記基準ステーションの前記基準オシレーターと同期させるように構成されていることを特徴とする前記同期方法。 - 前記音声周波数基準信号および音声周波数返答信号は、それぞれ、ほぼガウス分布のパルスを含むことを特徴とする請求項4に記載の同期方法。
- 前記個々のガウス分布のパルスは、100〜330マイクロセカンドの標準偏差によって特徴づけられることを特徴とする請求項5に記載の同期方法。
- 前記音声周波数基準信号および前記音声周波数返答信号は、それぞれ、−4dBm〜−10dBmの間の増幅率を持っていることを特徴とする請求項4に記載の同期方法。
- 前記音声周波数基準信号を送信する工程は、前記音声周波数返答信号が前記基準ステーションによって受信されるまで前記音声周波数基準信号の送信を繰り返す工程を含んでいることを特徴とする請求項4に記載の同期方法。
- 前記音声呼び出しパスは、予期される最大の一方向伝播待ち時間を有しており、前記音声周波数基準信号の送信を繰り返す工程は、前記予期される最大の一方向伝播待ち時間より大きい繰り返し間隔における繰り返しを含むことを特徴とする請求項8に記載の同期方法。
- 前記音声周波数基準信号および前記音声周波数返答信号は、それぞれ、一連の音声周波数パルスから成るパルス列を含んでいることを特徴とする請求項4に記載の同期方法。
- 前記音声周波数パルスは、不規則な間隔となっていることを特徴とする請求項10に記載の同期方法。
- 前記音声周波数パルスは、音声周波数キャリア信号に変調されることを特徴とする請求項10に記載の同期方法。
- 前記音声周波数パルスは、3dBで400Hzの帯域幅および1.0のロールオフを備えた約11.4ミリセカンドの持続時間であることを特徴とする請求項10に記載の同期方法。
- 前記パルス列は、143ミリセカンド〜189ミリセカンドの合計パルス列持続時間を持っていることを特徴とする請求項10に記載の同期方法。
- 音声通信ネットワークにおいて、遠隔ユニットを基準ステーションの基準オシレーターと同期させる同期方法であって、
前記基準ステーションと前記遠隔ユニットとの間に確立された呼び出しパス上で、音声周波数基準信号を、前記基準ステーションから所定の基準持続時間にわたって前記遠隔ユニットに送信する工程と、
前記遠隔ユニットにおいて前記音声周波数基準信号を受信する工程と、
前記遠隔ユニットにおいて前記音声周波数基準信号に応じて返答信号を生成する工程と、
前記音声周波数基準信号の受信が観測された時点で開始する返答遅延間隔を待つ工程と、
前記返答遅延間隔を待った後に、前記呼び出しパス上で前記遠隔ユニットから所定の返答持続時間にわたって前記返答信号を前記基準ステーションに送信する工程と、
前記基準ステーションにおいて前記返答信号を受信する工程と、
前記基準ステーションにおいて、前記音声周波数基準信号の送信時と前記返答信号の受信が観測された時点との間のラウンドトリップ時間差を測定する工程と、
前記ラウンドトリップ時間差と前記基準持続時間と前記返答持続時間と前記返答遅延間隔とに基づいて、合計の待ち時間を計算する工程と、
前記呼び出しパス上で、前記合計の待ち時間に応じて調整される前に、前記基準オシレーターと同期されるときに、前記基準ステーションから前記遠隔ユニットに同期信号を送信する工程とを有し、
前記音声周波数基準信号および前記返答信号は、前記音声通信ネットワークによる壊滅的な減衰を避けるために人間の音声をエミュレートするものであり、
前記同期信号は、前記遠隔ユニットのローカルクロックを前記基準ステーションの前記基準オシレーターと同期させるものであり、
前記遠隔ユニットは、前記同期信号を受信したときに、前記ローカルクロックを前記基準ステーションの前記基準オシレーターと同期させるように構成されていることを特徴とする前記同期方法。 - 前記音声周波数基準信号および前記返答信号は、それぞれ、100〜330マイクロセカンドの標準偏差(σ)によって特徴づけられるほぼガウス分布のパルスを含むことを特徴とする請求項15に記載の同期方法。
- 前記音声周波数基準信号および前記返答信号は、それぞれ、−4dBm〜−10dBmの間の増幅率を持っていることを特徴とする請求項15に記載の同期方法。
- さらに、前記返答信号の受信の後に生じるとともに前記基準オシレーターによって出力され基準時間マーク出力に対応する音声周波数同期基準信号を生成する工程と、
前記基準時間マークの出力の際に前記呼び出しパス上で前記基準ステーションから前記音声周波数同期基準信号を送信する工程と、を具備することを特徴とする請求項15に記載の同期方法。 - さらに、前記基準オシレーターの同期時間に先行する補正時間を決定する工程を具備し、前記同期信号の送信は、同期時に前記呼び出しパス上で前記基準ステーションからの音声周波数同期補正信号の送信をすることを含んでいることを特徴とする請求項15に記載の同期方法。
- さらに、前記基準オシレーターからの基準時間マーク出力に先行する補正時間を決定する工程を具備し、前記補正時間は、前記合計の待ち時間(T L )の1/2と等しい量だけ前記基準時間マークに先行しており、また前記同期信号は、前記補正時間を示すことを特徴とする請求項15に記載の同期方法。
- 既知の地球上の位置に位置した基準ステーションと該基準ステーションと通信するモバイル式セルーラ電話ユニットを含む電話ネットワークにおいて、SPS衛星システムのSPSオシレーターと前記モバイル式セルーラ電話ユニットのモバイルオシレーターとを同期させる方法であって、
前記基準ステーションの基準オシレーターを前記SPSオシレーターと同期させる工程と、
前記基準ステーションと前記モバイル式セルーラ電話ユニットとの間に確立された呼び出しパス上で、音声周波数基準信号を、前記基準ステーションから所定の基準持続時間にわたって前記モバイル式セルーラ電話ユニットに送信する工程と、
前記モバイル式セルーラ電話ユニットにおいて前記音声周波数基準信号を受信する工程と、
前記モバイル式セルーラ電話ユニットにおいて前記音声周波数基準信号に応じて、音声周波数返答信号を生成する工程と、
前記基準ステーションへの返答時間に前記呼び出しパス上で前記モバイル式セルーラ電話ユニットから前記音声周波数返答信号を送信する工程と、
前記基準ステーションにおいて前記音声周波数返答信号を受信する工程と、
前記基準ステーションにおいて、前記音声周波数基準信号の送信と前記音声周波数返答信号の受信との間のラウンドトリップ時間差を測定する工程と、
前記ラウンドトリップ時間差と前記基準持続時間と前記返答持続時間と前記モバイル式セルーラ電話ユニットが前記音声周波数基準信号を受信したときから前記音声周波数返信信号を前記基準ステーションに送信し始めるまでの返答遅延間隔とに基づいて、合計の待ち時間を計算する工程と、
前記呼び出しパス上で前記基準ステーションから補正時間に同期信号を前記モバイル式セルーラ電話ユニットに送信する工程とを有し、
前記音声周波数基準信号は、前記音声通信ネットワークによる壊滅的な減衰を避けるために人間の音声をエミュレートするものであり、
前記返答時間は、前記モバイル式セルーラ電話ユニットによる前記音声周波数基準信号の受信の後の前記返答遅延間隔の後で生じ、当該返答信号は所定の返答持続時間にわたって送信されるようになっており、
また前記補正時間は、前記音声周波数基準信号のオシレーターと前記SPSオシレーターの同期合わせの後に続くものであって、補正間隔だけ同期基準時間に先行しており、かつ該補正間隔は前記合計の待ち時間の1/2に等しくなっており、
前記モバイル式セルーラ電話ユニットは、前記同期信号を受信したときに前記基準ステーションに同期し、それにより、前記モバイルオシレーターを前記SPSオシレーターに同期させることを特徴とする前記方法。 - 音声通信ネットワークにおいてローカルクロックを有するモバイル無線通信装置を同期させる方法であって、
確立された音声呼び出し接続上で基準ステーションとモバイル無線通信装置との間の伝送遅延に対応した特定の時間補正関数を決定する工程と、
前記基準ステーションにおいて、現在の衛星位置決めシステム(SPS)時間を維持し、該現在のSPS時間に対応する周期的なSPS時間マーク信号を生成する工程と、
前記現在のSPS時間を反映するデータを前記基準ステーションから音声周波数信号として符号化された確立した音声呼び出し接続上で前記モバイル無線通信装置に送信する工程と、
前記時間補正関数だけ前記周期的なSPS時間マークを遅らせることにより遅延したSPS時間マークを形成する工程と、
前記遅延したSPS時間マークのときに、前記基準ステーションから前記モバイル無線通信装置に同期信号を送信する工程とを有し、
前記音声周波数信号は、前記音声通信ネットワークによる壊滅的な減衰を避けるために人間の音声をエミュレートするものであり、
前記モバイル無線通信装置は、前記同期信号を受信したときに前記ローカルクロックを同期させることにより、前記ローカルクロックを前記現在のSPS時間に同期させることを特徴とする前記方法。 - 前記特定の時間補正関数の決定は、前記確立した音声呼び出し接続上で前記基準ステーションと前記モバイル無線通信装置の間での信号の送信のための合計の待ち時間を決定することを含んでいることを特徴とする請求項22記載の方法。
- 前記合計の待ち時間の決定は、
前記確立した音声呼び出し接続上で前記モバイル無線通信装置へ前記基準ステーションから音声周波数基準信号を送信する工程と、
前記音声周波数基準信号に応じて、前記確立した音声呼び出し接続上で前記モバイル無線通信装置からの返答信号を前記基準ステーションにおいて受信する工程と、
前記基準ステーションにおいて、前記返答信号の受信と前記音声周波数基準信号の送信の間の待ち時間を測定する工程と、を具備することを特徴とする請求項23記載の方法。 - 前記時間補正関数は、前記合計待ち時間の2/1として計算されることを特徴とする請求項23記載の同期方法。
- 音声通信ネットワークにおいてローカルクロックを有するモバイル無線通信装置を同期させる方法であって、
確立された音声呼び出し接続上で基準ステーションとモバイル無線通信装置との間の伝送遅延に対応した特定の時間補正関数を決定する工程と、
前記基準ステーションにおいて、現在の衛星位置決めシステム(SPS)時間を維持し、現在のSPS時間に対応した周期的なSPS時間マーク信号を生成する工程と、
音声周波数信号として符号化された前記確立した音声呼び出し接続上で前記基準ステーションから前記モバイル無線通信装置に前記現在のSPS時間を反映したデータを送信する工程と、
前記時間補正関数に応じて調整された前記SPS時間マーク信号に対応する時間に同期信号を前記モバイル無線通信装置に送信する工程とを有し、
前記音声周波数信号は、前記音声通信ネットワークによる壊滅的な減衰を避けるために人間の音声をエミュレートするものであり、
前記モバイル無線通信装置は、前記同期信号を受信したときに前記ローカルクロックを同期させることにより、前記ローカルクロックを前記現在のSPS時間に同期させることを特徴とする前記方法。 - 前記特別な時間補正関数を決定する工程は、前記確立した音声呼び出し接続上で前記基準ステーションと前記モバイル無線通信装置との間で、特別な信号のラウンドトリップ用の合計の待ち時間を決定することを含んでいることを特徴とする請求項26記載の同期方法。
- 前記合計の待ち時間を決定する工程は、前記確立した音声呼び出し接続上で前記モバイル無線通信装置へ前記基準ステーションから音声周波数基準信号を送信する工程と、
前記音声周波数基準信号に応じて、前記確立した音声呼び出し接続上で前記モバイル無線通信装置からの返答信号を前記基準ステーションにおいて受信する工程と、
前記基準ステーションで前記音声周波数基準信号の送信と前記返答信号の受信との間の待ち時間を測定する工程と、を含むことを特徴とする請求項27記載の同期方法。 - 前記時間補正関数は、前記合計の待ち時間の2/1として計算されることを特徴とする請求項27記載の同期方法。
- 前記特定時間補正関数を決定する工程は、
前記確立した音声呼び出し接続上で前記基準ステーションへ前記モバイル無線通信装置から音声周波数基準信号を送信する工程と、
前記音声周波数基準信号に応じて、前記確立した音声呼び出し接続上で前記モバイル無線通信装置からの返答信号を前記基準ステーションにおいて受信する工程と、
前記モバイルステーションにおいて、前記音声周波数基準信号の送信と前記返答信号の受信との間の待ち時間を測定する工程と、を含むことを特徴とする請求項26記載の同期方法。 - 衛星位置決めシステム(SPS)を利用可能なモバイルユニットであって、該モバイルユニットはローカルSPS時間クロックを有するとともに同期を補助するように構成されており、前記モバイルユニットは、
周回するSPS衛星またはSPS信号と同期された基準オシレーターを有する基準ステーションからSPS信号を受信するためのSPSアンテナと、
前記SPSアンテナに接続された、前記SPS信号を受信してSPSの生のデータを形成するとともに前記ローカルSPSタイムを維持するためのSPSレシーバーと、
前記SPSレシーバーに接続された、前記生のSPSデータを処理して位置データを生成するとともに前記ローカルSPS時間クロックを同期合わせするためのマイクロプロセッサーと、
前記マイクロプロセッサーに接続された、多重周波数音声トーンを生成して前記位置データを符号化するとともに受信した多重周波数音声トーンを複合化して同期用データを生成するための多重周波数コントローラと、
前記基準ステーションに確立された無線通信ネットワークの呼び出しパス上で音声通信を送受信するために動作する無線通信トランシーバーと、を含み、
前記無線通信トランシーバーは、前記多重周波数コントローラに接続され、前記呼び出しパス上で前記符号化された位置データを送るとともに前記呼び出しパス上で音声周波数トーンとして受信された同期データを受信しかつ複合化するための音声ポートを備えており、
前記音声周波数トーンは、無線通信ネットワークによる壊滅的な減衰を避けるために人間の音声をエミュレートするものであり、
前記マイクロプロセッサーは、前記無線通信トランシーバーによって前記呼び出しパス上で前記基準ステーションから前記同期データを受信したときに前記ローカルSPS時間クロックと同期することにより、前記ローカルSPS時間クロックを前記基準オシレーターと同期するように構成されていることを特徴とする前記モバイルユニット。 - 前記多重周波数コントローラは、前記マイクロプロセッサーで動作可能なソフトウェアで実行されるようになっていることを特徴とする請求項31記載のモバイルユニット。
- 前記無線通信トランシーバーは、前記呼び出しパス上で前記基準ステーションから送信されて受信する前記SPS時間クロックと同期するための補正時間に基づいた同期データに応答した前記ローカルSPS時間クロックを同期するように構成されており、前記補正時間は、前記ローカルのSPS時間と前記軌道に乗るSPS衛星によって提供される実際のSPS時間との間の差に対応していることを特徴とする請求項31記載のモバイルユニット。
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