JP4482029B2 - 無線基地局および無線基地局の運用方法 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムにおける無線基地局の運用および保守の分野に関する。
多くのコンピュータをベースとする技術システムは、異なる地理的場所に位置する部分を有する。そのような分散コンピュータベースシステムの一例は、移動通信ネットワークであり、移動通信ネットワークは非常に大きなエリアをカバーすることができ、非常に遠く離れて位置する多数の場所に技術装置を有することができる。代表的には、移動通信ネットワークは全国をカバーし、国内の数千の場所に位置を占める技術装置を含む。
本発明が関係する問題は、移動体無線ネットワークの運用において必要な無線基地局サイトへのアクセス回数(the number of visits)をいかにして最小にするかということである。
本発明の第1の実施形態では、上記の問題は、移動体無線ネットワークにおいて無線信号を送受信するための無線基地局により着手されており、
無線基地局は、運用および保守ノードに対するインタフェースを有し、
本無線基地局は、無線基地局の運用に関係するファイルの格納装置のためのファイルシステムを含む不揮発性メモリを含み、
ファイルシステムは、少なくとも1つのファイルのうち、少なくとも2つのバージョンを含み、そのうちの1つのバージョンは、無線基地局の運用に使用するアクティブバージョンであり、
無線基地局は、前記少なくとも2つのバージョンのうちのアクティブバージョンであるものに関する指示を備え、
無線基地局は、無線基地局の運用において前記少なくとも1つのファイルにおけるアクティブバージョンより前のバージョンの使用に戻るための手段を更に備える。
本発明の第1の実施形態では、上記の問題は、無線基地局におけるファイルのアップグレードの方法によりさらに着手されており、ファイルは、データファイルまたは実行可能なファイルであり、無線基地局は、運用および保守ノードに対するインタフェースを有し、無線基地局は、グレードアップすべきファイルを格納するファイルシステムを含む、不揮発性で、書き込み可能なメモリを含み、本方法は、
インタフェースを経て無線基地局においてファイルの新バージョンを受信する工程と、
ファイルの前のバージョンを保持しつつ、ファイルの新バージョンをファイルシステムに格納する工程と、
無線基地局の運用において使用すべき、アクティブバージョンであるグレードアップすべきファイルのバージョンに関する指示を無線基地局において保持する工程と、および
前記指示が、グレードアップすべきファイルの新バージョンが、アクティブバージョンであることを指示するように配備する工程と、を含む。
第1の実施形態による本発明の無線基地局および方法により、無線基地局におけるファイルのグレードアップの際に、グレードアップすべきファイルの以前に使用したバージョンを、ファイルシステムにおいて保持し、グレードアップ手順の途中で問題が生じれば元に戻ることができる、ことを達成する。従って、グレードアップは、安全に遠隔から実行することができ、サイトにアクセスする回数を削減することができる。
本発明の第2の実施形態では、上記の問題は、移動体無線ネットワークにおいて無線信号を送受信するための無線基地局の第2の実施形態により着手されており、無線基地局は、運用および保守ノードに対するインタフェースを有し、本無線基地局は、
無線基地局の運用に関係するファイルの格納装置のためのファイルシステムを含む不揮発性メモリと、
ファイルシステムのファイルのバックアップ格納装置のためのバックアップエリアを含む不揮発性メモリであって、バックアップエリアがファイルシステムから分離さている、不揮発性メモリと、を含む。
第2の実施形態では、上記の問題は、不揮発性で、書き込み可能なメモリにおけるファイルシステムに格納するファイルを有する無線基地局の運用の方法によりさらに着手されており、本方法は、
不揮発性メモリのバックアップエリアに、前記ファイルシステムのバックアップの複製を格納する工程であって、バックアップエリアが前記ファイルシステムとは独立である、バックアップの複製を格納する工程と、および
ファイルシステムの問題の検出の際に、バックアップエリアの内容をファイルシステムに複製する工程と、を含む。
第2の実施形態による本発明の無線基地局および方法により、ファイルシステムにおけるファイルの複製を、ファイルシステムとは独立に格納する、ことを達成する。従って、無線基地局のグレードアップまたは運用中に問題が生じれば、バックアップエリアに格納するファイルの複製は、ファイルシステムに自動的に複製することができる。このように、グレードアップは、安全に遠隔から実行することができる。さらに、ファイルシステムに持ち込まれる誤りによる問題の原因は自動的に解決することができる。従って、サイトにアクセスする回数を削減することができる。
本発明の第3の実施形態では、上記の問題は、移動体無線ネットワークにおいて無線信号を送受信するための無線基地局により着手されており、無線基地局は、運用および保守ノードに対するインタフェースを有し、本無線基地局は、
種々のバージョンが存在する内部インタフェースを介して相互動作する、プラットフォーム部およびアプリケーション部と、
プラットフォーム部によりサポートする、前記内部インタフェースのバージョンに関する第1の情報を含むデータファイルを含むプラットフォーム部と、
アプリケーション部によりサポートする、前記内部インタフェースのバージョンに関する第2の情報を含むデータファイルを含むアプリケーション部と、を含む。
本発明の第3の実施形態では、上記の問題は、無線基地局を運用する方法によりさらに着手されており、無線基地局は、種々のバージョンにおいて存在する内部インタフェースを介して通信する、プラットフォーム部およびアプリケーション部を有し、無線基地局は、運用および保守ノードに対するインタフェースをさらに有し、本方法は、
プラットフォーム部によりサポートする、内部インタフェースのバージョンの第1のリストを無線基地局に格納する工程と、
アプリケーション部によりサポートする、内部インタフェースのバージョンの第2のリストを無線基地局に格納する工程と、
プラットフォーム部またはアプリケーション部の新バージョンによるプラットフォーム部またはアプリケーション部のグレードアップの際に、グレードアップしない無線基地局の部分のリストの内容を、グレードアップする無線基地局の部分の新バージョンによりサポートする、内部インタフェースのバージョンと比較する工程と、および
無線基地局の運用において使用するために、グレードアップする無線基地局の部分およびグレードアップしない無線基地局の部分の双方によりサポートするバージョンを選択する工程と、を含む。
本発明の第3の実施形態により、無線基地局のプラットフォーム部またはアプリケーション部のグレードアップは、プラットフォーム部/アプリケーション部の新バージョンが、既存のプラットフォーム部/アプリケーション部と通信できないという危険を伴うことなく安全に実行することを可能にする。従って、無線基地局のグレードアップは安全に実行でき、サイトにアクセスする回数を削減することができる。さらに、プラットフォーム部およびアプリケーション部の前のバージョンと将来のバージョンとの間の互換性(compatibility)を保証することができる。
本発明の3つの実施形態の特性を有利に結合することができ、無線基地局がそのソフトウエアおよびハードウエアをグレードアップすることになる場合、優れた安全性をもたらす無線基地局を得ることができる。
本発明の一態様では、無線基地局が、前記指示を含むファイルを格納するデータ格納装置を含み、前記指示が、少なくとも1つのファイルのアクティブバージョンを格納するファイルシステムの場所に関する情報を含み、無線基地局が、前記少なくとも1つのファイルの新バージョンがファイルシステムに含まれる場合に、情報を含む前記ファイルをグレードアップするように構成され、情報が、新バージョンがアクティブバージョンであることを指示するように、グレードアップを実行する。
この態様では、本発明の方法は、前記新バージョンの格納に関する情報を含む前記ファイルをグレードアップする工程を含み、情報が、新バージョンがアクティブバージョンであることを指示するように、グレードアップする工程を実行する。この態様では、本発明の方法は、グレードアップすべきファイルの新バージョンが、無線基地局の運用において使用される場合に、無線基地局の運用が乱されれば、グレードアップすべきファイルの前のバージョンが、グレードアップすべきファイルのアクティブバージョンであることを指示する工程を有利にはさらに情報を含むファイルに含むことができる。
本発明の別の態様では、無線基地局が、前記指示を含むファイルを格納するデータ格納装置を含み、前記指示が、少なくとも1つのファイルのアクティブバージョンを格納するファイルシステムの場所に関する情報を含み、無線基地局が、前記少なくとも1つのファイルのグレードアップの際に、以前にアクティブバージョンとして使用した前記少なくとも1つのファイルのバージョンを、前のバージョンに戻る際に使用すべきバージョンとして格納するように構成され、前記無線基地局が、前記少なくとも1つのファイルの新バージョンを格納し、前記指示を含む前記ファイルにおける前記指示が、前記新バージョンが無線基地局の運用において使用すべきバージョンであることを示すように、さらに構成されている。
本発明のこの別の態様では、本発明の方法は、グレードアップすべきファイルのグレードアップの際に、以前にアクティブバージョンとして使用したグレードアップすべき前記ファイルのバージョンを、前のバージョンに戻る際に使用すべきバージョンとして格納する工程と、および前記指示を含む前記ファイルにおける前記指示が、前記新バージョンが、無線基地局の運用において使用すべきバージョンであることを指示するように、グレードアップすべき前記ファイルの新バージョンを格納する工程と、を含む。
本発明の上述の一または別の態様により、新たにグレードアップするファイルにおける誤りにより起因する無線基地局の運用の不安定性を、問題を起こすファイルの前のバージョンに戻ることにより解決することができる、ことを達成する。
本発明の一態様では、無線基地局は、ファイルシステムのファイルのバックアップ格納装置のためのバックアップエリアを含む不揮発性で、書き込み可能なメモリを含み、バックアップエリアはファイルシステムから分離し、本発明の方法は、グレードアップすべきファイルの新バージョンを使用する場合、無線基地局の運用が乱されなければ、グレードアップすべきファイルの新バージョンをバックアップエリアに格納する工程をさらに含む。この態様では、無線基地局が動作できなければ、バックアップエリアの内容をファイルシステムに有利には複製する。
この態様により、バックアップエリアに格納するファイルは最新のものとなる。
本発明の別の態様では、特定の情報のカテゴリに関係するデータをファイルシステムの、前記特定のカテゴリに関係するデータのためのファイルタイプのデータファイルに格納し、無線基地局は、ファイルシステムのファイルをグレードアップするための、コンピュータプログラムコードを含むソフトウエアを含み、コンピュータプログラムコードは、グレードアップに先立ってグレードアップすべき新バージが、ファイルシステムに格納するグレードアップすべきファイルのバージョンと同じファイルタイプであることを調べる。
この態様では、グレードアップすべきファイルの新バージョンは、特定のファイルタイプのものであり、本発明の方法は、グレードアップに先立ってファイルシステムに格納する、グレードアップすべきファイルのバージョンが、新バージョンと同じファイルタイプのものであることを調べる工程と、および同じでなければ、グレードアップすべきファイルのグレードアップを中断する工程と、を含む。
本発明のこの態様により、変更すべきでないファイルのカテゴリが、間違って改ざんされないことを保証することができる。従って、グレードアップ手順の信頼性がさらに増す。
本発明のさらに別の態様では、無線基地局は、ブートアプリケーションをさらに含み、
ファイルシステムが、ファイルシステムに存在すべきファイルに関する情報を含むファイルを含み、
ブートアプリケーションが、ファイルシステムに存在すべきファイルに関する情報を含むファイルの内容を読み、実際に存在するファイルと前記情報を比較するように配備し、
ブートアプリケーションが、存在すべきファイルとファイルシステムに実際に存在するファイルとの間に不一致が検出されれば、バックアップエリアの内容をファイルシステムにロードする。
本発明のこの態様では、無線基地局は、ファイルシステムに存在すべきファイルに関する情報を含むファイルのための格納装置をさらに含み、本方法は、
情報を含む前記ファイルに含む、ファイルシステムに存在すべきファイルに関する情報を読む工程と、
ファイルシステムに実際に存在するファイルと前記情報を比較する工程と、
存在すべきファイルとファイルシステムに実際に存在するファイルとの間に不一致が検出されれば、バックアップエリアの内容をファイルシステムにロードする工程と、をさらに含む。
これによって、ファイルシステムにおける誤りを自動的に検出し、修復することができる。
本発明の無線基地局の別の態様では、ファイルシステムに格納するファイルが内容指示子を含み、内容指示子が、内容指示子の属するファイルが誤りであることの端部を指示し、ブートアプリケーションが、無線基地局の起動の際に前記内容指示子を調べるように配備し、内容指示子が、内容指示子の属するファイルが誤りであることを指示することが分かれば、ブートアプリケーションが、バックアップエリアの内容を前記ファイルシステムにロードするようにさらに構成される。
この態様では、ファイルシステムに格納するファイルは内容指示子を含み、内容指示子は、内容指示子の属するファイルが誤りであるか否かを指示し、本方法は、内容指示子を調べる工程と、および内容指示子が、内容指示子の属するファイルが誤りであることを指示することが分かれば、バックアップエリアの内容をファイルシステムにロードする工程と、を含む。
これによって、ファイルシステムにおける誤りを自動的に検出し、修復することができる、ことを達成する。
以上に説明したように、本発明の方法は、無線基地局および/または運用および保守ノードにおけるプログラム可能なディジタル回路手段により好ましくは実装することができる。本発明が関係する問題は、従ってディジタルプログラマブル回路において実行する場合、以上に説明した本方法を実行するために動作可能なコンピュータプログラムコード手段を含むコンピュータプログラムにより実行される。
本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照して、より詳細に説明する。
移動体無線ネットワーク(Mobile radio network)100の一般的構成を図1に示す。移動体無線ネットワーク100は、無線インタフェース(radio interface)120を経て複数の無線基地局(radio base station)115を介し、携帯端末(mobile equipment)110のユーザ105に移動通信(mobile communication)を提供する。無線基地局115は、アンテナ(antenna)117に接続され、無線ネットワークコントローラ(radio network controller)125にさらに接続され、無線ネットワークコントローラ125は、次に、コアネットワーク(core network)130に接続される。代表的な移動体無線ネットワーク100には、複数の無線ネットワークコントローラ125があり、それぞれ異なる場所に位置する複数の無線基地局115に接続される。移動体無線ネットワーク100の無線基地局115は、無線状態の良い場所に好ましくは配置される。
移動体無線ネットワーク100によりカバーする地理的エリア(geographical area)における無線サービスエリアを保証するために、多くの無線基地局115を広い地理的エリアに亘って分散させる。
無線基地局115は、例えば無線ネットワークコントローラ125からの命令の受信、無線インタフェース120を経る信号の送受信、無線インタフェース120を経て受信し、送信する信号のディジタルフィルタリングの実行などのような、無線基地局115のタスクを実行するためのコンピュータソフトウエアおよびハードウエアを含む。
多くの場合、無線基地局115のコンピュータソフトウエアおよびハードウエアに変更を行うことが必要であるか、または有利である。これは、例えば無線基地局115のコンピュータソフトウエアの全てまたは一部がグレードアップを必要とする場合、無線基地局115の運用に誤りが生じた場合、または無線基地局115の設置(installation)における場合である。
無線基地局115へのサイトにアクセスする回数(the number of site visits)を最小にするために、無線基地局115のコンピュータソフトウエアのような保守を、無線基地局115の地理的サイトに実際にアクセスする必要がなく、遠隔から行うことが好ましい。無線基地局115の遠隔保守(remote maintenance)は多くの面で有利である。例えば、無線基地局115の遠隔保守の可能性を提供することにより、無線基地局115間を訪ね回るのに費やす時間を削減することができる。さらに、全ての輸送手段は環境に負の影響を有するので、無線基地局115の遠隔保守のためのシステムの提供は、移動体無線ネットワーク100の環境への影響を削減する。
図1の無線基地局115は、運用および保守(Operation & Maintenance、O&M)ノード135に接続され、O&Mノード135は、無線基地局115の保守のためのハードウエアおよびソフトウエアを含む。図1で、O&Mノード135と無線基地局115との間の接続は、説明の目的のためだけに各無線基地局115への直接接続であるように示す。多くの場合、無線ネットワークコントローラ125を介して無線基地局115にO&Mノード135を物理的に接続するのが有利である。O&Mノード135と無線基地局115との間の通信は、その場合無線ネットワークコントローラ125により使用するインタフェースを経て行うことができ、そのインタフェースは、例えば非同期伝送モード(Asynchronous Transfer Mode、ATM)ベースのプロトコルでありうる。無線基地局115の設置における場合など、幾つかの場合では、携帯可能なO&Mノード135に無線基地局115を接続するのが望ましいことがある。無線基地局115とO&Mノード135との間の通信は、その場合例えばイーサネット(登録商標)などの任意のプロトコルを経て実行することができる。
以下では、無線基地局の保守のための本発明の方法、ならびに本発明の無線基地局を説明する。説明は無線基地局115の運用および保守に関して行うが、本発明は任意の他のコンピュータベースの技術システムにも適用できる。
図2は、無線基地局115の実施例の概要図である。図2の無線基地局115には3つの外部論理インタフェースがある。無線基地局115とアンテナ117との間の無線インタフェース200、無線基地局115と無線ネットワークコントローラ125との間の伝送インタフェース205、およびO&Mインターフェース210である。明らかに、伝送インタフェース205およびO&M210インタフェースは同じ物理インタフェースでありうる。さらに、O&M210インタフェースは種々のO&Mノード135への無線基地局115の接続を容易にする複数の物理インタフェースを含むことができる。例えば、無線基地局115の初期設置に携帯可能なO&Mノード135、および無線基地局115の運用に中央O&Mノード135を使用することが望ましいことがある。
図2の無線基地局115は、プラットフォーム部215およびアプリケーション部220を含む。プラットフォーム部215は、ハードウエア225を含み、ハードウエア225は、例えば伝送回路ボード230、プロセッサを含む主制御ユニット235、不揮発性メモリ240、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)245、アナログ無線回路250、または無線基地局115の運用に使用する任意のその他のハードウエアでありうる。不揮発性メモリ240は、フラッシュメモリ、ハードディスク、ミニディスク、バッテリバックアップを持つRAM、などのような任意の持続性があり、書き込み可能なメモリでありうる。
プラットフォーム部215は、好ましくはまたプラットフォームソフトウエア255、即ち無線基地局115の製造の際にハードウエア225に格納するソフトウエアを含みうる。プラットフォームソフトウエア255は、好ましくは無線基地局115の製造の際にハードウエア225の不揮発性メモリ240に格納しうる。プラットフォームソフトウエア255は、好ましくはハードウエア225の特性に関するデータを含むデータファイル252ならびに、中でもブートアプリケーションおよびドライバファイルを含む実行可能なファイル251を含む。プラットフォームソフトウエア255は、有利には個々のプラットフォーム部215間のハードウエアの相違を隠蔽し、アプリケーション部220を種々のプラットフォーム部215において実行できるように構成することができる。従って、変更されたハードウエア225を有する新プラットフォーム部215は、適するプラットフォームソフトウエア255を導入することによりアプリケーション部220の旧バージョンに適合できるか、または新アプリケーション部220が、同様にプラットフォーム部215の旧バージョンに適合することができる。
無線基地局115のアプリケーション部220は、無線基地局115のプラットフォーム部215において実行することができるソフトウエアアプリケーションを含む。アプリケーション部220は、好ましくはアプリケーションプログラムファイル253を含み、試験機能ならびに、無線基地局115の完全なトラフィック運用機能をサポートする。無線基地局115の正常運用に使用するアプリケーション部220のコンピュータプログラムは、以下では主アプリケーション256と呼ぶ。さらに、アプリケーション部220は、有利には、例えば無線基地局115の運用のために必要なサイトに特定の情報に関するデータファイル254を含む。アプリケーション部220は、有利には図2の不揮発性メモリ240に格納される。アプリケーションプログラムファイル253およびアプリケーション部220のデータファイル254は、好ましくはロードすることができ、時に応じてグレードアップすることができる。
図2のアプリケーション部220とプラットフォーム部215との間の通信は、内部インタフェース260を経て行われる。アプリケーション部220は、好ましくはプラットフォーム部215へのクライアントとして動作する。プラットフォーム部215は、その場合アプリケーション部220へのサーバとして動作する。
図3は、無線基地局115の不揮発性メモリ240の内容の例の概要図である。図3の不揮発性メモリ240は、中でもバックアップエリア305、ファイルシステム300のための格納装置、およびブートアプリケーション310のための格納装置を提供する。ファイルシステム300は、無線基地局115の運用に使用するファイルのための格納装置を含み、以下でさらに説明する。バックアップエリア305は、好ましくはファイルシステム300の一部ではなく、ファイルシステム300とは独立のバックアップの可能性を提供する。従って、無線基地局115の起動に必要なファイルは、有利には複製し、バックアップエリア305に格納することができる。不揮発性メモリ240のバックアップエリア305を効果的に利用するために、ファイルシステム300のファイルは、ファイルシステムソフトウエアを使用することなく、バックアップエリア305に格納することができる。ファイルの終わり(End Of File、EOF)の指示は、次に有利には各ファイルの終わりを指示するのに使用することができる。さらに、ファイルシステム300のファイル構造は、有利にはバックアップエリア305に格納し、バックアップエリア305からのファイルシステム300の抽出を容易にする。これは、例えばファイルシステム300の回復に際し、ファイルを格納すべきファイルシステム300の場所を指示するファイルの経路を含むフォーマットを使用して、ファイルシステム300のファイルをバックアップエリア305に格納することにより達成できる。
あるいは、ファイルシステム300のファイルを、バックアップエリア305においてファイルシステムソフトウエアの使用によりバックアップし、バックアップエリア305は、ファイルシステム300の複製を保持する。
不揮発性メモリ240は、図3では1つの物理ユニットとして図示するが、不揮発性メモリ240は、あるいは複数の物理ユニットとして実装することができる。
(ファイルシステム300)
ファイルシステム300は、好ましくは、アプリケーション部220の一部であるアプリケーションプログラムファイル253およびデータファイル254ならびに、プラットフォームソフトウエア255の一部であるデータファイル252などの、無線基地局115の運用に必要なデータファイルおよび実行可能なファイルを含む。特に、ファイルシステム300は、好ましくはファイルシステム300に存在すべきファイルのリストを含むファイル情報ファイル315を含む。
ファイルシステム300が、無線基地局115の運用をサポートすることができる信頼性のあるファイルを常に含むことを保証するために、ファイルの複数のバージョンをファイルシステム300に格納することができる。従って、ファイルシステム300が、バグを含むか、またはそうでなく無線基地局115の運用に問題を起こす新ファイルにより更新されれば、更新済みファイルの古い、試験済みバージョンをファイルシステム300に保存し、それに戻ることができる。ファイルシステム300は、好ましくは再起動ファイル320を含み、再起動ファイル320は、無線基地局115の運用に使用すべきバージョンである、複数のバージョンにおいて存在する、ファイルシステム300におけるファイルのバージョンに関する情報を含む。本発明の一実施形態では、全てのファイルの複数のバージョンをファイルシステム300に保持する。別の実施形態では、無線基地局115の運用に重大なファイルの複数のバージョンのみを保存する。
ファイル情報ファイル315および再起動ファイル320は、ファイル情報ファイル315および再起動ファイル320のファイルシステム300への格納を補うものとしてか、またはファイルシステム300における格納に替わるもののいずれかとして、明らかにファイルシステム300の外部に格納することができる。
本発明によれば、ファイルシステム300における全てのファイルは、有利にはファイルが完全であることの端部を示す内容指示子を含むことができる。内容指示子は、ファイルのバイトを全て加算して、例えば32ビットの非飽和数を得る簡単なバイト加算アルゴリズムを介してか、循環冗長性チェック(Cyclic Redundancy Check、CRC)の計算を介してか、またはファイルの内容を指示する数字を生成する任意のその他のアルゴリズムを介するなどの多くの異なる方法で計算することができる。内容指示子は、ファイルを生成し、内容指示子をファイルの生成の際に、ファイルに加えることができるプログラムにより計算することができる。内容指示子は、後のステージにおいてファイルの内容が変化していないことを調べるために、再計算することができる。
ファイルシステム300に格納する、無線基地局115の運用に関するデータは、有利には少なくとも3つの異なるカテゴリとして、製品専用データ、ユニット専用データおよび構成専用データに分けることができる。製品専用データおよびユニット専用データは、製造時に既知の無線基地局115の特性に関係し、好ましくはプラットフォームソフトウエア255の一部であるデータファイル252の一部でありうる。製品専用データは、無線基地局115の特性に関係し、この特性は、同じ仕様書により製造する全ての無線基地局115に対して同一であり、例えば無線基地局115によりサポートする機能性に関する情報を含みうる。ユニット専用データは、較正データなどの個々の無線基地局115の特性に関係する。構成専用データは、一方無線基地局115の構成に関する情報に関係し、従って無線基地局の製造時には分かっていない。構成専用データは、従って好ましくはアプリケーション部220のデータファイル254の一部でありうる。構成専用データは、中でも移動体無線ネットワーク100における他のノードとの通信に関係する伝送データを含むので、構成専用データをグレードアップする場合に、伝送情報を失わないように注意を払う必要がある。
ユニット専用データが関係する、無線基地局のハードウエアが変化しない限り、ユニット専用データをグレードアップしない。ユニット専用データが改ざんされれば、無線基地局を、恐らく再較正のために作業場に戻さなければならない。それ故に、ユニット専用データを変更することができないことを確かめるのは重要である。製品専用データおよび構成専用データは、他方好ましくはグレードアップすることを認めることができる。製品専用データおよび構成専用データのこのようなグレードアップは、有利にはO&Mノード135を介して実行することができる。
本発明の好ましい実施形態では、異なる方法で管理するデータファイルは、異なるファイルタイプとして格納される。例えば、別様に管理するファイルは、異なるサフィックスを使用して格納することができる。この実施形態では、例えばユニット専用データファイルに対する.ud、製品専用データファイルに対する.pdおよび構成専用データファイルに対する.cdなどの、3つの異なるファイルサフィックスを使用して、以上に記述した3つの異なるデータのカテゴリを格納することができる。無線基地局115、または運用および保守ノード135のいずれかにおいて格納し、実行し、データファイルをグレードアップする過程において使用するソフトウエアは、有利にはグレードアップすべきファイルサフィックスを調べるためのコンピュータプログラムコード含むことができ、グレードアップすべきファイルタイプのものでないファイルタイプを意図せず壊さないようにする。そうすることにおいて、例えばファイルシステム300の構成専用データファイルおよび/または製品専用データファイルをグレードアップする場合に、ユニット専用データファイルが壊されないことを確かめることができる。例えば、移動体無線ネットワーク100のオペレータに構成専用データファイルの変更を認めるのは望ましいであろう。異なる方法で管理するデータを含むファイルに対して異なるサフィックスを使用し、グレードアップすべきファイルサフィックスを調べるためのコンピュータプログラムコードを、オペレータにより使用するグレードアップのためのソフトウエアに導入することにより、オペレータが製品専用データファイルまたはユニット専用データファイルを変更しえない、ことを確かめることができる。同様に、製品専用データファイルをグレードアップするのに使用するソフトウエアは、更新すべきファイルが製品専用データファイルであり、任意のその他のファイルタイプのものでないことを調べるためのコンピュータプログラムコードを含むことができる。
ファイルシステム300に格納するデータファイル252および254は、例えばデータの格納および抽出を認めるテキストファイル、バイナリファイル、または任意のその他のタイプのファイルでありうる。
(ブートアプリケーション310)
ブートアプリケーション310は、好ましくはプラットフォーム部215の製品に関するプラットフォームソフトウエア255の実行可能なファイル251として不揮発性メモリ240に格納することができる。ブートアプリケーション310は、有利にはO&Mノード135を介するアプリケーション部220の主アプリケーション256の起動のためのコンピュータプログラムコード、O&Mノード135との通信のためのコンピュータプログラムコード、およびアプリケーション部220の遠隔設置のためのコンピュータプログラムコードを含む。O&Mノード135との通信のためのコンピュータプログラムコードは、好ましくは無線ネットワークコントローラ120を介する遠隔O&Mノード135との通信のためのコンピュータプログラムコード、およびローカルに接続するO&Mノード135を介する通信のためのコンピュータプログラムコードを含む。ブートアプリケーション310は、またプラットフォーム部215の初期設定パラメータを含むことができる。ブートアプリケーション310は、さらに有利にはブートアプリケーション310またはアプリケーション部220の主アプリケーション256のいずれを動作させるかを選択するためのコンピュータプログラムコード、例えば無線基地局115の起動/再起動のためのコンピュータプログラムコードなどの無線基地局115の運用および保守の機能性を後退させるためのコンピュータプログラムコード、および無線基地局115の種々の機能の設置およびグレードアップのためのコンピュータプログラムコードを含む。何らかの理由のためO&Mノード135との通信が乱されれば、このようなO&M機能性の後退(fall back)を使用することができる。
図4は、無線基地局115の起動の際にブートアプリケーション310により実行する手順を概略的に説明するフローチャートである。無線基地局115が起動する場合、工程400に入り、ブートアプリケーション310は、不揮発性メモリ240にあるファイルシステム300の存在を調べる。この調査は、好ましくはファイル情報ファイル315の内容とファイルシステム300におけるファイルの名称との比較を含むことができる。工程400においてファイルシステム300の内容とファイル情報ファイル315の内容との間に不一致が見つかるか、またはファイル情報ファイル315を見つけることができなければ、次に工程405に入る。工程405で、バックアップエリア305の内容をファイルシステム300に複製する。次に、工程407に入り、ファイルシステム300が主アプリケーション256を含むことを調べる。含めば、工程410に入り、主アプリケーション256を含むファイルをRAM245にロードする。主アプリケーション256がファイルシステム300に存在しなければ、一方ブートアプリケーション310は、好ましくは遠隔であるか、またはローカルのいずれかであるO&Mノード135との通信のための手順を実行する。プラットフォームソフトウエア255のデータファイル252は、好ましくは遠隔O&Mノード135への無指定アドレスを含む。
一方、工程405で、ファイル情報ファイル315におけるリストに含むファイル名が、ファイルシステム300に存在するファイルの名称と一致することが分かれば、次に工程420に入る。工程420で、ファイルシステム300におけるファイルを、各ファイルに含む内容指示子の正しいことの端部について調べる。工程420で、ファイルシステム300におけるファイルの内容指示子が正しいことが分かれば、その場合工程425に入り、再起動ファイル320を読み、無線基地局115の運用に使用すべきファイルシステム300のファイルのバージョンを見出す。次に、工程407に入り、ファイルシステム300が主アプリケーション256を含むことを調べる。含めば、工程410に入り、主アプリケーション256を含むファイルをRAM245にロードする。主アプリケーション256がファイルシステム300に存在しなければ、一方ブートアプリケーション310は、好ましくはO&Mノード135との通信のための手順を実行する。
一方、工程420で、内容指示子が正しくないことが分かれば、不正な内容指示子の属するファイルが誤りであることを指示し、次に工程405に入り、バックアップエリア305の内容をファイルシステム300に複製する。本発明の一実施形態では、内容指示子が正しくないファイルのみをバックアップエリア305に見つかる複製により取り替える。本発明の別の実施形態では、内容指示子が不正であることが分かれば、ファイルシステム300全体をバックアップエリア305に格納する複製により取り替える。バックアップエリアにおけるファイルがEOFの指示により分離して格納されていれば、この後者の実施形態が好ましい。工程405におけるファイルの複製が行われる場合、次に工程407に入り、ファイルシステム300が主アプリケーション256を含むことを調べる。含めば、工程410に入り、主アプリケーション256を含むファイルをRAM245にロードする。主アプリケーション256がファイルシステム300に存在しなければ、一方ブートアプリケーション310は、好ましくはO&Mノード135との通信のための手順を実行する。
ファイルシステム300のファイルを、ファイルシステムソフトウエアを使用することなくバックアップエリアにおいてバックアップする、本発明の実施形態では、不揮発性メモリ240のバックアップエリア305の内容をファイルシステム300に複製する図4の工程405は、有利にはバックアップエリア305の内容を読む工程およびEOFの指示を特定する工程を含む。バックアップエリア305にファイルの一部として格納する各ファイルの経路を次に読むことができ、ファイルシステム300を回復することができる。
明らかに、図4に示す手順は、多くの方法で変更することができる。例えば、工程405が完了する場合、ファイルの複製が成功したことを確かめるために、工程400および420を実行することがでる。さらに、ファイルシステム300のファイルの複数のバージョンをバックアップエリア305に格納すれば、工程405が完了した後に工程425を実行することが必要でありうる。幾つかの状況では、工程410を種々の工程により取り替えることができるが、その工程では、例えば試験アプリケーションなどの別のアプリケーションをRAM245にロードする。
図4の工程420を、バックアップエリア305に格納するファイルとファイルシステム300におけるファイルとの間のバイト毎、または任意のその他の方法での比較により取り替えることができる。ファイルシステム300に格納するファイルの内容が、バックアップエリア305に格納するファイルの内容と相違すれば、ファイルシステム300を、好ましくはバックアップエリア305に格納するファイルにより取り替える。
(プログラムおよびデータのグレードアップ)
多くの場合、ファイルシステム300に格納するファイルの幾つかまたは全てをグレードアップすることが必要であることがある。これは、例えば新しい機能性が無線基地局115のアプリケーション部220に導入される場合か、誤りがファイルシステム300のファイルにおいて検出された場合か、またはIPアドレスまたは周辺の無線特性などの構成専用データが変化した場合の事例でありうる。ファイルのグレードアップなどを、遠隔O&Mノード135から実行することができれば、好ましいことがよくある。ファイルシステム300のファイルは、無線基地局115の運用に必要な情報を含むので、ファイルのグレードアップに失敗することは無線基地局115にとり被害が大きく、サイトへのアクセスを必要とするか、または作業場でのみ修理することができる機能不全を招くことさえありうる。
本発明によれば、無線基地局115が、新ファイルを使用して動作できることを確立するまで、グレードアップ手順では、ファイルシステム300に存在するファイルを取り替える予定の新ファイルは、存在するファイルを取り替えない。これは、ファイルの複数の独立のバージョンとして、新バージョンおよび1つまたは幾つかの旧バージョンをファイルシステム300に格納することにより達成する。再起動ファイル320(図3参照)は、無線基地局115の運用において使用すべきファイルシステム300のファイルのバージョンに関する情報を含む。そのような情報は、例えば無線基地局115の運用において使用すべきファイルシステム300のファイルのバージョンへの(例えば、/non_volatile_memory/application_part/application_part_version_17/application_data.pdの形式の)経路または無線基地局115の運用において使用すべきファイルシステム300のファイルのバージョンへの任意のその他のポインタを含む。従って、ファイルシステム300のファイルのグレードアップが終了すると、再起動ファイル320は、グレードアップファイルの新バージョンの配置方法に関する情報を含み、ファイルシステム300のファイルの新バージョンは無線基地局115の運用において使用される。とはいえ新ファイルを使用する場合に、何らかの理由で問題が生じれば、復帰手順においてファイルの旧バージョンに戻る可能性がある。ファイルの複数の旧バージョンをファイルシステム300に格納すれば、その場合再起動ファイル320は、有利には無線基地局115の運用において使用すべきバージョンに関する情報ならびに、そのファイルの複数のバージョンの配置方法に関する情報および復帰手順において使用すべきバージョンに関する情報を含むことができる。
ファイルシステム300におけるファイルのグレードアップの本発明の手順の実施形態を概略的に説明するフローチャートを図5に示す。工程500で、グレードアップすべきファイルの新バージョンとして新ファイルを、ファイルシステム300にロードするが、工程500で実行するロード以前に最新バージョンであったグレードアップすべきファイルのバージョンが、なおファイルシステム300に存在するようにする。これは、例えば新ファイルが、グレードアップすべきファイルの最も古いバージョンを取り替えるように、行うことができる。次に、工程505に入り、再起動ファイル320を更新し、再起動ファイル320が、グレードアップすべきファイルの新バージョンが、無線基地局115の運用において使用すべきバージョンであることを示す。これは、例えば再起動ファイル320におけるポインタ/経路を調整することにより実行することができる。次に、工程507に入り、無線基地局115を再起動する。ブートアプリケーション310は、次に起動手順、例えば図4に示す起動手順を実行する。図4の工程407で、主アプリケーション256がファイルシステム300に存在することが分かれば、次に主アプリケーション256をRAMメモリ245にロードし、図5の工程510に入る。図5の工程510で、カウンタiに値1を与える。
工程515で、工程500において実行した新ファイルのロードにより影響を受けたアプリケーションプログラムを起動する。これは、例えばファイル253に格納する新しいアプリケーションプログラム、即ちアプリケーションプログラムの新バージョンか、または工程500においてグレードアップしたデータファイル252または254からデータを使用するアプリケーションプログラムでありうる。工程520で、アプリケーションが実際に起動したか、またはソフトウエアのクラッシュの発生を調べる。この調査は、例えば誤りハンドラまたは監視の手段により実装することができる。アプリケーションが起動しなかったことが工程520で分かれば、次に工程555に入り、カウンタiを増やす。次に、工程560に入り、カウンタiが所定の数Aより大であるか調べる。大でなければ、工程515に再度入り、アプリケーションを再起動し、以上で説明したように工程520において、手順を続ける。一方工程560で、カウンタiが所定の数Aより大きな値を持つ、即ちアプリケーションを所定の回数再起動しなければならないことが分かれば、次に工程550に入り、グレードアップファイルの前のバージョンへの復帰を行う。工程550で、再起動ファイル320を好ましくは変更し、再起動ファイル320が、工程500におけるロードを行なう前に使用したグレードアップすべきファイルのバージョンが、無線基地局115の運用において使用すべきバージョンであることを示す。次に、好ましくは警報を発する。手順は、次に工程545において終了する。無線基地局115の再起動の際に、ポインタ/経路が、グレードアップすべきファイルの前のバージョンが、アクティブバージョンであることを示す、再起動ファイル320を読む。ファイルシステム300にグレードアップすべきファイルの前のバージョンが存在しなければ、次にブートアプリケーションを起動する(図4参照)。
工程520で、一方アプリケーションが起動したことが分かれば、次に工程530に入る。工程530で、アプリケーションプログラムが円滑に動作しているかを調べる。この調査は、例えばソフトウエアに実装済みの監督機能を持たせることにより行うことができ、無線基地局の種々の機能を担うアプリケーションプログラムの種々の部分が、アプリケーションの起動の成功の端部を報告する。言うまでもなく、起動したアプリケーションプログラムのみが、報告することの可能な1つのそのような部分を含めば、その場合その他の部分は監督機能に報告しない。
工程530で、アプリケーションプログラムが円滑に動作していることが分かれば、次に工程535に入り、O&Mノード135がコンタクト可能(接続)かを調べる。可能であれば、工程540でファイルシステム300のファイルをバックアップエリア305に複製する。この複製は、工程500のロードが行われた後に無線基地局115との最初のコンタクトの際に、O&Mノード135により開始することができるか、またはO&Mノード135とのコンタクトを検出した場合に無線基地局115のアプリケーション部により開始することができるかのいずれかである。この手順は、次に工程545において終了する。一方、工程535で、O&Mノード135がコンタクト(接続)できないことが分かれば、次に工程550に入り、グレードアップファイルの前のバージョンへの復帰を以上で説明したように行う。手順は、次に工程545で終了する。
工程530で、アプリケーションプログラムの実行に問題があることが分かれば、次に工程555に入り、カウンタiを増やす。次に、工程560に入り、カウンタiが所定の数Aより大であるか調べる。大でなければ、工程515に再度入り、アプリケーションを再起動し、以上で説明したように工程520で、手順を続ける。一方工程560で、カウンタiが所定の数Aより大きな値を持つ、即ちアプリケーションを所定の回数再起動しなければならないことが分かれば、次に工程550に入り、以上で説明したように前ファイルへの復帰を行う。次に、工程545に入り、手順を終了する。
本発明によれば、ファイルのグレードアップは、ファイルシステム300における全てのファイルを同時にグレードアップするか、またはあるいはファイルシステム300におけるファイルの幾つかのみを同じ機会にグレードアップするかのいずれかのように行うことができる。グレードアップすべきファイルが、無線基地局115の運用にとって特に重要なものである場合などの幾つかの場合では、ファイルのグレードアップは、一度に少し行うことができ、ファイルの更新が何らかの理由のために成功しない場合に、重大な情報を全て失わない。
図5の本発明のグレードアップ手順は、明らかに多くの方法で変更することができる。グレードアップ手順の一実施形態では、グレードアップにより影響を受けるアプリケーションを再起動する回数を計数するのに、カウンタiを使用せず、工程500でロードする新ファイルが問題を起こす、最初の指示の際に、工程550の復帰を実行する。明らかに工程520は、工程530の一部でありえ、アプリケーションが起動しなければ、アプリケーションが円滑に動作していないことが、工程530で検出される。グレードアップすべきファイルの新バージョンの配置方法に関する情報により、再起動ファイル320を更新する工程505を、次の方法により取り替えることができる。その方法は、以前に使用したバージョンを、復帰手順において使用すべきファイルであることを示す名称の下に、無線基地局115の運用に使用すべきバージョンとして保存する、および以前に使用したバージョンの前名称の下に新バージョンを保存し、この名称が、無線基地局115の運用に使用すべきバージョンであることを示す、方法である。そうすることにおいて、再起動ファイル320は変更する必要がなく、再起動ファイル320のポインタ/経路が指し示す、アドレスに見つかるファイルが変更されている。工程550は、次にアクティブバージョンの名称と復帰手順において使用すべきバージョンとの交換を含むことができる。あるいは、前のバージョンのファイル名を、ファイルの新バージョンに格納することができ、復帰バージョンが存在する、ファイルシステム300のファイルが、この復帰バージョンへの経路を含む。
幾つかの場合では、ファイルシステム300に新ファイルを加えるのは望ましいことがある。新ファイルを図5により示すグレードアップ手順においてファイルシステム300に加えれば、その場合ファイル情報ファイル315(図3参照)を、好ましくは工程507の再起動を行う前にグレードアップすることができる。
図5に示す本発明のグレードアップ手順は、多くの利点を有する。例えば、ファイルのグレードアップが、何らかの理由のために成功しなければ、グレードアップファイルの前のバージョンへの復帰を実行することができる。ファイルのグレードアップが、ファイルシステム300においてある大きな誤りを引き起こせば、前ファイルシステム300全体の複製をバックアップエリア305から抽出することができる。さらに、再起動ファイル320が、データファイルおよびプログラムファイルの両方の使用すべきバージョンに関する情報を同時に保持することができるので、本発明のグレードアップ手順は、データファイル252および254およびプログラムファイル253の同時グレードアップを容易にする。新アプリケーションプログラムファイルが、その実行のために新データファイルを必要とする場合、これは特に有利である。従って、グレードアップデータの現アプリケーションプログラムファイルとの適合性の如何に関わらず、構成専用データファイルをアップグレードすることができ、構成専用データファイルおよびアプリケーションプログラムファイル双方を、同時にグレードアップできるので、逆も成立する。同様に、グレードアップデータの現アプリケーションプログラムとの適合性の如何に関わらず、製品専用データファイルをグレードアップすることができ、逆も成立する。事実、ファイルシステム300の全てのファイルを、希望すれば、同時にグレードアップすることができる。グレードアップが、何らかの理由のために成功しなければ、前のバージョンへの同時復帰をプログラムファイル253およびデータファイル252/254の双方に対して行うことができる。
(プラットフォーム部215およびアプリケーション部220の種々のバージョン間の適合性)
図2のアプリケーション部220とプラットフォーム部215との間の通信は、好ましくは内部インタフェース260を経て行われる。アプリケーション部220は、好ましくはプラットフォーム部215へのクライアントとして動作する。プラットフォーム部215は、その場合アプリケーション部220へのサーバとして動作する。
内部インタフェース260の特性は、プラットフォーム部215の特性により決定する。プラットフォーム部215をグレードアップする場合、内部インタフェース260のさらに進んだバージョンが、無線基地局115において利用可能になりうる。プラットフォーム部215のグレードアップは、例えば既存無線基地局115におけるハードウエアまたはプラットフォームソフトウエア構成要素の取替えとしてか、または新無線基地局115の製造の開発過程の一部として実行することができる。プラットフォーム部215のグレードアップに従う、アプリケーション部220のグレードアップを望まない理由が存在するので、プラットフォーム215のグレードアップバージョンのプラットフォーム部215の前のバージョンにおいて実行可能なアプリケーション部220のバージョンとの適合性を保証することは重要である。アプリケーション部220のグレードアップを望まない理由は様々でありえ、例えば無線基地局115の運用会社が、アプリケーション部220の新バージョンへのグレードアップに絡むバグおよび/または財政的な係わり合いの危険を取りたくないか、移動体無線ネットワーク100の運用会社が、移動体無線ネットワーク100における全ての無線基地局115において同じアプリケーション部220の使用を望むか、または無線基地局115の製造会社が、移動体無線ネットワーク100の運用会社を巻き込む必要なく、新たに製造する無線基地局115のプラットフォーム部215に変更を持ち込むことを望むからである。
同様に、無線基地局115のアプリケーション部220をグレードアップする場合、グレードアップアプリケーション部220が、プラットフォーム部215の既存バージョンと適合することが重要である。
内部インタフェース260の新バージョンを含むプラットフォーム部215のグレードアップバージョンとプラットフォーム部215の前のバージョンにおいて実行可能なアプリケーション部220のバージョンとの間のそのような適合性を保証するために、プラットフォーム部215のグレードアップバージョンは、好ましくは新しい、より進んだバージョンならびに、内部インタフェース260の前のバージョンをサポートすべきである。同様に、内部インタフェース260の最近のバージョンにおいて実行可能である、アプリケーション部220の新バージョンは、好ましくは内部インタフェース260の以前のバージョンを含むプラットフォーム部において実行可能であるべきである。内部インタフェース260の各バージョンには、好ましくは数字または文字の組み合わせのような識別を与えることができる。
幾つかの場合では、内部インタフェース260の1つまたは幾つかの既存バージョンは、無線基地局115のアプリケーション部220とプラットフォーム部215との間の通信における使用にあまり魅力的でないことがある。内部インタフェース260の特定バージョンにより提供する機能性が、例えば無線基地局115の運用に問題を起こすことがある。内部インタフェース260のそのような問題のバージョンの使用を避けるために、プラットフォーム部215は、好ましくは内部インタフェース260のサポートするバージョンのリストを含むことができる。プラットフォームによりサポートするインタフェースのバージョンのそのようなリスト600の例を、図6aに与える。図6aのプラットフォームによりサポートするインタフェースのバージョンのリスト600に、プラットフォーム部215が、内部インタフェース260のバージョン9、8、6、5および2をサポートすることを示し、大きな数字は、内部インタフェース260の最近のバージョンを示す(リスト600は、図3に関して説明したように、製品専用データファイルの代表的な例である)。
アプリケーション部220によりサポートする内部インタフェース260のバージョンの対応するリストを、アプリケーション部220に、好ましくはデータファイル254に有利には格納する。アプリケーションによりサポートするインタフェースのバージョンのそのようなリスト605の例を図6bに示す。図6bに示すアプリケーションによりサポートするインタフェースのバージョンのリスト605に、プリケーション部220が、内部インタフェース260のバージョン7、4、3、2および1をサポートすることを示す。従って、図6aおよび図6bに与えるリスト600および605の例の双方は、「穴」を含む、即ち最近サポートするバージョンより古いが、それぞれプラットフォーム部215およびアプリケーション部220によりサポートしない、内部インタフェース260のバージョンがある。
図6cは、無線基地局115のプラットフォーム部215およびアプリケーション部220の双方に適合する内部インタフェース260のバージョンを見つける手順を概略的に示す。この手順は、有利には無線基地局115の起動の際に、アプリケーション部220により実行するか、またはあるいはプラットフォーム部215のプラットフォームソフトウエア255の実行可能なファイル251により実行することができる。工程610で、リスト600および605の内容を比較し、リスト600および605の双方に現存する内部インタフェース260の任意のバージョンを特定する。次に、工程615に入り、工程610における比較によりリスト600および605の双方に現存する内部インタフェース260の任意のバージョンの特定の可能性を調べる。工程615で、リスト600および605の双方に含む内部インタフェース260の少なくとも1つのバージョンがあることが分かれば、工程620に入り、リスト600および605の双方に含む内部インタフェース260のバージョンの最近のものを、無線基地局115が動作させようとするものに従い内部インタフェース260のバージョンとして選択する。手順は、次に工程620で終了する。一方工程615で、リスト600および605の双方に含む内部インタフェース260のバージョンがないことが分かれば、次に工程630に入り、警報を出す。図6cの手順が、プラットフォームソフトウエア255におけるか、またはアプリケーション部220におけるファイルのグレードアップにより呼び出される場合、次に工程630は、好ましくは図5に関して詳しく説明したようにプラットフォームソフトウエア255/アプリケーション部220の前のバージョンに戻る工程を含むことができる。別の実施形態では、工程630は、起動手順による無線基地局の再起動を含むことができ、その例を図4に与える。明らかに、工程620で選択したバージョンは、リスト600および605の双方に含む最近のバージョンである必要はなく、両リストに含む任意のバージョンでありうる。
図6cの手順を、図6aおよび図6bのそれぞれリスト600および605を含む無線基地局115において実行したとすれば、次に内部インタフェース260のバージョン2を工程620で選択する。言うまでもなく、内部インタフェース260のバージョンは任意に表示することができ、図6の例に使用する方法で表示する必要はない。
図6cにより説明する手順は、有利には無線基地局115の起動の際に、アプリケーション部220により自動的に実行することができる。あるいは、図6cにより説明する手順は、無線基地局115のアプリケーション部220および/またはプラットフォームソフトウエア255のグレードアップの際に、O&Mノード135により実行することができる(図5参照)。そうすることにおいて、O&Mノード135は、サポートされない無線基地局115の一部がサポートする内部インタフェース260のバージョンに関して無線基地局115に問い合わせを送信する必要がありうる。O&Mノード135は、次にアプリケーション部220/プラットフォームソフトウエア255の新バージョンによりサポートする内部インタフェース260のバージョンと問い合わせに対する応答を比較することができる。アプリケーション部220/プラットフォームソフトウエア255の新バージョンおよびグレードアップしない無線基地局115の一部の双方によりサポートする内部インタフェース260のバージョンがあれば、次にアプリケーション部220/プラットフォームソフトウエア255の新バージョンを無線基地局115にロードする。O&Mノード135は、次に有利にはプラットフォーム部215とアプリケーション部220との間の通信に使用すべき内部インタフェース260のバージョンに関して無線基地局115に通告することができる。グレードアップすべきアプリケーション部220/プラットフォームソフトウエア255の新バージョンおよびグレードアップしない無線基地局115の一部によりサポートする、内部インタフェース260のバージョンを見つけることができなければ、好適には警報を出すことができる。
当業者は、本発明が、説明の目的のみのために開示する添付の図面および詳細な説明において開示する実施形態に制限されず、幾つかの異なる方法で実装することができることを理解する。
移動体無線ネットワークの概要図である。 無線基地局のハードウエアおよびソフトウエア構成要素の概要図である。 無線基地局の不揮発性メモリの内容の概要図である。 本発明の実施形態にかかるブートアプリケーションにより実行する手順を説明するフローチャートである。 ファイルシステムにおけるファイルをグレードアップする本発明の手順の実施形態を説明するフローチャートである。 無線基地局のプラットフォーム部およびアプリケーション部の双方によりサポートする内部インタフェースのバージョンが存在することを保証する本発明の方法の実施形態の概要図である。 無線基地局のプラットフォーム部およびアプリケーション部の双方によりサポートする 内部インタフェースのバージョンが存在することを保証する本発明の方法の実施形態の概要図である。 無線基地局のプラットフォーム部およびアプリケーション部の双方によりサポートする内部インタフェースのバージョンが存在することを保証する本発明の方法の実施形態の概要図である。

Claims (21)

  1. 運用および保守ノード(135)に対するインタフェース(210)を有し、移動体無線ネットワーク(100)において無線信号を送受信するための無線基地局(115)であって、当該無線基地局が、
    前記無線基地局の運用に関係するファイル(252、253、254)を格納するためのファイルシステム(300)を含む不揮発性メモリ(240)を備え、
    前記ファイルシステムが、少なくとも1つのファイルのうち、少なくとも2つのバージョンを含み、そのうちの1つのバージョンが、前記無線基地局の運用に使用するアクティブバージョンであり、
    前記無線基地局が、前記少なくとも2つのバージョンのうちの前記アクティブバージョンであるものに関する指示を備え、
    前記無線基地局が、該無線基地局の運用において少なくとも1つのファイルにおけるアクティブバージョンより前のバージョンの使用に戻るための手段を更に備え
    前記無線基地局が、プラットフォーム部(215)およびアプリケーション部(220)を含み、前記プラットフォーム部および前記アプリケーション部が、種々のバージョンが存在する内部インタフェース(260)を介して相互動作し、
    前記プラットフォーム部が、該プラットフォーム部によりサポートされる、前記内部インタフェースのバージョンに関する第1の情報を含むデータファイル(600)を含み、
    前記アプリケーション部が、該アプリケーション部によりサポートされる、前記内部インタフェースのバージョンに関する第2の情報を含むデータファイル(605)を含むことを特徴とする無線基地局。
  2. 前記無線基地局が、前記指示を含むファイル(320)を格納するデータ格納部(240)を含み、前記指示が、前記少なくとも1つのファイルの前記アクティブバージョンを格納する前記ファイルシステムの場所に関する情報を含み、
    前記無線基地局は、前記少なくとも1つのファイルの新バージョンを前記ファイルシステムに含む場合、前記情報を含む前記ファイルをグレードアップするように構成されており、前記情報は、前記新バージョンが前記アクティブバージョンであることを指示するように前記グレードアップが実行されることを特徴とする請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記無線基地局は、前記指示を含むファイル(320)を格納するデータ格納部(240)を含み、前記指示が、前記少なくとも1つのファイルの前記アクティブバージョンを格納する前記ファイルシステムの場所に関する情報を含み、
    前記無線基地局は、前記少なくとも1つのファイルのグレードアップの際に、以前に前記アクティブバージョンとして使用した前記少なくとも1つのファイルのバージョンを、前のバージョンに戻る際に使用すべきバージョンとして格納するように構成されており、前記無線基地局は、前記少なくとも1つのファイルの新バージョンを格納し、前記ファイルにおける前記指示は、前記新バージョンが前記無線基地局の運用において使用すべきバージョンであることを示すことを特徴とする請求項1に記載の無線基地局。
  4. 特定の情報カテゴリに関係するデータを前記ファイルシステムの、前記特定のカテゴリに関係するデータのためのファイルタイプのデータファイルに格納し、
    前記無線基地局が、前記ファイルシステムのファイルをグレードアップするための、コンピュータプログラムコードを含むソフトウエアを含み、前記コンピュータプログラムコードは、前記グレードアップに先立ってグレードアップすべきファイルの新バージョンが、前記ファイルシステムに格納されているグレードアップすべきファイルのバージョンと同じファイルタイプであることを調べることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の無線基地局。
  5. 前記無線基地局が、
    前記ファイルシステムのファイルのバックアップ格納装置のためのバックアップエリア(305)を含む不揮発性メモリ(240)をさらに含み、前記バックアップエリアが前記ファイルシステムと独立であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の無線基地局。
  6. 前記無線基地局が、ブートアプリケーション(310)をさらに含み、
    前記ファイルシステムが、該ファイルシステムに存在すべきファイルに関する情報を含むファイル(315)を含み、
    前記ブートアプリケーションが、前記ファイルシステムに存在すべきファイルに関する情報を含む前記ファイルの内容を読み、実際に存在する該ファイルと前記情報を比較するように構成され、
    前記ブートアプリケーションが、存在すべき前記ファイルと前記ファイルシステムに実際に存在する前記ファイルとの間に不一致が検出されれば、前記バックアップエリアの内容を前記ファイルシステムにロードするように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の無線基地局。
  7. 前記ファイルシステムに格納する前記ファイルが内容指示子を含み、該内容指示子が、該内容指示子が属する前記ファイルが誤りであるか否かを指示し、
    前記ブートアプリケーションが、前記無線基地局の起動時に前記内容指示子を調べ、前記内容指示子が、当該内容指示子の属する前記ファイルが、誤りであることを指示することが分かれば、前記バックアップエリアの内容を前記ファイルシステムにロードすることを特徴とする請求項5または6に記載の無線基地局。
  8. 前記無線基地局が、新バージョンによる前記プラットフォーム部または前記アプリケーション部のグレードアップの際に、前記無線基地局においてサポートされる内部インタフェースのバージョンに関する情報であって、グレードアップされないものを備えるファイルの内容と、前記無線基地局において前記新バージョンによりサポートされる前記内部インタフェースのバージョンに関する情報であって、グレードアップされるものを備えるファイルの内容と、を比較するように構成され、
    前記無線基地局が、当該無線基地局の運用において使用するために、前記無線基地局においてグレードアップされた前記新バージョンおよび前記無線基地局においてグレードアップされないものの双方をサポートする前記内部インタフェースのバージョンを選択するようにさらに構成されることを特徴とする請求項1に記載の無線基地局。
  9. 無線基地局(115)におけるファイルのアップグレードの方法であって、前記ファイルが、データファイルまたは実行可能なファイルであり、前記無線基地局が、運用および保守ノード(135)に対するインタフェース(210)を有し、前記無線基地局が、グレードアップすべき前記ファイルを格納するファイルシステム(300)を含む、不揮発性で、書き込み可能なメモリ(240)を含み、前記方法が、
    前記インタフェースを経て前記無線基地局においてグレードアップすべき前記ファイルの新バージョンを受信する工程(500)と、
    グレードアップすべき前記ファイルの前のバージョンを保持しつつ、グレードアップすべき前記ファイルの新バージョンを前記ファイルシステムに格納する工程(500)と、
    前記無線基地局の運用において使用すべき、アクティブバージョンであるグレードアップすべき前記ファイルのバージョンに関する指示を前記無線基地局において保持する工程と、
    グレードアップすべき前記ファイルの新バージョンが、前記アクティブバージョンであることを指示する工程と、
    を含み、
    前記無線基地局が、プラットフォーム部(215)およびアプリケーション部(220)を含み、前記プラットフォーム部および前記アプリケーション部が、種々のバージョンが存在する内部インタフェース(260)を介して相互動作し、
    前記プラットフォーム部が、該プラットフォーム部によりサポートされる、前記内部インタフェースのバージョンに関する第1の情報を含むデータファイル(600)を含み、
    前記アプリケーション部が、該アプリケーション部によりサポートされる、前記内部インタフェースのバージョンに関する第2の情報を含むデータファイル(605)を含むことを特徴とする方法。
  10. 前記無線基地局が、前記指示を含むファイル(320)を格納するデータ格納部(240)を含み、前記指示が、グレードアップすべき前記ファイルの前記アクティブバージョンを格納する前記システムファイルの場所に関する情報を含み、前記指示する工程が、
    前記新バージョンが前記アクティブバージョンであることを指示するように、前記新バージョンの格納に関する情報を含む前記ファイルをグレードアップする工程を更に含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  11. グレードアップすべき前記ファイルの前記新バージョンが、前記無線基地局の運用において使用される場合に、前記無線基地局の運用が乱されれば、グレードアップすべき前記ファイルの前のバージョンが、グレードアップすべき前記ファイルの前記アクティブバージョンとなることを、情報を含む前記ファイルに指示する工程をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記無線基地局が、前記指示を含むファイル(320)を格納するデータ格納部(240)を含み、前記指示がグレードアップすべき前記ファイルの前記アクティブバージョンを格納する前記システムファイルの場所に関する情報を含み、前記指示する工程が、
    グレードアップすべき前記ファイルのグレードアップの際に、以前に前記アクティブバージョンとして使用したグレードアップすべき前記ファイルのバージョンを、前のバージョンに戻るのに際して使用すべきバージョンとして格納する工程と、
    前記ファイルにおける前記指示が、前記無線基地局の前記運用において使用すべき新バージョンであることを指示するように、グレードアップすべき前記ファイルの新バージョンを格納する工程と、
    を更に含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  13. 前記無線基地局は、前記ファイルシステムのファイルのバックアップ格納用のバックアップエリア(305)を含む不揮発性で、書き込み可能なメモリを含み、前記バックアップエリアが前記ファイルシステムから分離ししているものであり、前記方法は、
    グレードアップすべき前記ファイルの前記新バージョンを使用する場合、前記無線基地局の運用が乱されなければ、グレードアップすべき前記ファイルの前記新バージョンを前記バックアップエリアに格納する工程をさらに含むことを特徴とする請求項乃至12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記無線基地局が動作できなければ、前記バックアップエリアの内容が前記ファイルシステムに複製されることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. グレードアップすべき前記ファイルの前記新バージョンは、特定のファイルタイプのものであり、前記方法は、
    前記グレードアップに先立って前記ファイルシステムに格納する、グレードアップすべき前記ファイルが、前記新バージョンと同じ前記ファイルタイプのものであることを調べる工程と、
    前記ファイルタイプが同じでなければ、グレードアップすべき前記ファイルのグレードアップを中断する工程と、
    を更に含むことを特徴とする請求項乃至14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 不揮発性で、書き込み可能なメモリ(240)におけるファイルシステム(300)に格納するファイル(251、252、253)を有する無線基地局(115)を運用する方法であって、前記無線基地局が、前記ファイルシステムに存在すべきファイルに関する情報を含むファイル(315)のための格納部をさらに含み、該方法が、
    バックアップエリアが前記ファイルシステムとは独立であり、不揮発性メモリ(240)のバックアップエリア(305)に、前記ファイルシステムのバックアップの複製を格納する工程と、
    前記ファイルシステムの問題の検出の際に、前記バックアップエリアの内容を前記ファイルシステムに複製する工程と、
    を含み、
    前記無線基地局が、プラットフォーム部(215)およびアプリケーション部(220)を含み、前記プラットフォーム部および前記アプリケーション部が、種々のバージョンが存在する内部インタフェース(260)を介して相互動作し、
    前記プラットフォーム部が、該プラットフォーム部によりサポートされる、前記内部インタフェースのバージョンに関する第1の情報を含むデータファイル(600)を含み、
    前記アプリケーション部が、該アプリケーション部によりサポートされる、前記内部インタフェースのバージョンに関する第2の情報を含むデータファイル(605)を含むことを特徴とする方法。
  17. 前記方法が、
    情報を含む前記ファイルに含まれる、前記ファイルシステムに存在すべきファイルに関する前記情報を読み出す工程と、
    前記ファイルシステムに実際に存在する前記ファイルと前記情報を比較する工程と、
    存在すべき前記ファイルと前記ファイルシステムに実際に存在する前記ファイルとの間に不一致が検出されれば、前記バックアップエリアの内容を前記ファイルシステムにロードする工程と、
    を更に含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記ファイルシステムに格納する前記ファイルが内容指示子を含み、該内容指示子が、該内容指示子の属する前記ファイルが誤りであるか否かを指示し、前記方法が、
    前記内容指示子を調べる工程と、
    前記内容指示子の属する前記ファイルが誤りであることを指示する場合に、前記バックアップエリアの内容を前記ファイルシステムにロードする工程と、
    を更に含むことを特徴とする請求項16または17に記載の方法。
  19. 無線基地局のディジタルプログラマブル回路において、請求項16に記載の方法を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  20. 無線基地局のディジタルプログラマブル回路において、請求項に記載の方法を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  21. 無線基地局のディジタルプログラマブル回路、または無線基地局の運用および保守ノードにおいて、請求項に記載の方法を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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