JP4481162B2 - 泥土の袋詰め脱水用袋及びこの袋を用いた袋詰め脱水処理方法 - Google Patents

泥土の袋詰め脱水用袋及びこの袋を用いた袋詰め脱水処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4481162B2
JP4481162B2 JP2004375325A JP2004375325A JP4481162B2 JP 4481162 B2 JP4481162 B2 JP 4481162B2 JP 2004375325 A JP2004375325 A JP 2004375325A JP 2004375325 A JP2004375325 A JP 2004375325A JP 4481162 B2 JP4481162 B2 JP 4481162B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
mud
bag body
dehydration
cylindrical body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004375325A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006183253A (ja
Inventor
博之 佐伯
和孝 ▲からさき▼
克彦 東
清美 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ashimori Industry Co Ltd
Original Assignee
Ashimori Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ashimori Industry Co Ltd filed Critical Ashimori Industry Co Ltd
Priority to JP2004375325A priority Critical patent/JP4481162B2/ja
Publication of JP2006183253A publication Critical patent/JP2006183253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4481162B2 publication Critical patent/JP4481162B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Revetment (AREA)

Description

本発明は、高含水比の泥土を注入して袋詰め脱水を行う際に使用される泥土の袋詰め脱水用袋、及び、この袋詰め脱水用袋を用いた袋詰め脱水処理方法に関する。
一般的に、河川、湖沼、海洋などで浚渫された高含水比の泥土の脱水処理は、泥土を、布帛等からなる透水性を有する袋体にポンプ等により圧送して充填してから、袋体を一定期間放置する、いわゆる、袋詰め脱水処理により行われることが多い。ここで、従来の袋詰め脱水処理においては、ポンプに接続された注入ホースを袋体の注入口に装着して袋体内に泥土を充填することが多いが、泥土の充填後に注入口から注入ホースを取り外したときに、泥土が袋体から漏れ出す虞があった。また、注入口を塞ぐために注入口付近を紐等で縛る必要があり、作業の効率が悪くなり、注入作業に時間がかかっていた。
そこで、泥土の充填後に注入口を容易に塞ぐことが可能な、袋詰め脱水処理用の袋体が求められている。例えば、特許文献1に記載の脱水袋においては、袋体に注入筒が設けられており、この注入筒の先端が内側から折り返されて袋体の内部へ突出している。そして、注入筒内に注入ホースを挿通して袋体内に泥土を注入していくと、注入ホースを注入筒から抜いたときに袋体内に突出した注入筒の突出部が泥土により押し潰されるため、袋体から注入筒を介しての泥土の逆流が防止される。
特許第3330026号公報(図2)
しかし、前記特許文献1の脱水袋では、注入筒の突出部の、袋体内部における位置が定まっていないため、場合によっては、注入筒から注入ホースを抜いたときに突出部が完全に押し潰されず、袋体から注入筒を介して泥土が逆流してしまう虞がある。
本発明の目的は、袋体からの泥土の逆流をより確実に防止することが可能な泥土の袋詰め脱水用袋、及び、袋詰め脱水処理方法を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
第1の発明の泥土の袋詰め脱水用袋は、高含水比の泥土を注入して袋詰め脱水を行うための袋であって、透水性を有する布帛からなり、その側部において開口部を有する袋体と、筒状織物からなり、一端部が前記袋体の開口部に接続されるとともに内側に折り返されて折り返し部を形成し、且つ、他端側部分が袋体の内部に入り込んだ状態で他端が袋体の内面に固定された筒状体とを有し、前記筒状体の他端側部分に、この筒状体の内部と前記袋体の内部とを連通させる連通部が形成されていることを特徴とするものである。
この袋詰め脱水用袋は、袋体の開口部が上面となるように配置した後、その開口部から高含水比の泥土を注入して、袋体内に泥土を充填し、そのまま一定期間放置することにより、泥土を脱水するためのものである。ここで、一端が袋体の開口部に接続された筒状体は、他端側部分が内側に折り返されて袋体の内部に入り込んだ状態で袋体の内面に固定されている。そのため、袋体内に泥土を注入していくと、この泥土は袋体内の下部から徐々に充填され、筒状体の折り返し部、及び、袋体の内部に入り込んだ他端側部分の一方側に充填された泥土により筒状体が圧迫されて、この筒状体が閉塞するとともに、筒状体の連通部が形成された部分が、連通部が形成されていない部分に密着する。つまり、泥土を注入していくと、袋体内の下部から確実に泥土が充填された後に、自動的に筒状部が閉塞して、さらに、筒状体の他端側部分に形成された連通部が閉止する。従って、袋体内に均一に泥土を注入することができ、また、開口部からの泥土の漏れを防止するための特別な部材が不要になり、さらには、泥土の充填作業も容易になる。
第2の発明の泥土の袋詰め脱水用袋は、前記第1の発明において、前記筒状体は、前記他端が塞がれた状態で前記袋体の内面に固定され、前記袋体の内部に入り込んだ前記筒状体の他端側部分の途中部に、前記連通部が形成されていることを特徴とするものである。このように、袋体の内部に入り込んだ筒状体の他端側部分の途中部に連通部が形成されているため、袋体内部に充填された泥土により、筒状体の連通部が形成された部分が圧迫されて、連通部が確実に閉止される。
第3の発明の泥土の袋詰め脱水用袋は、前記第2の発明において、前記連通部は、前記筒状体の他端側部分の側部に形成されたスリットからなることを特徴とするものである。従って、筒状体のスリットが形成された部分が、袋体内に注入された泥土により圧迫されて、スリットが形成されていない部分に密着するため、スリットが確実に塞がれる。
第4の発明の泥土の袋詰め脱水用袋は、前記第1〜第4の何れかの発明において、前記筒状体は、小径部とこの小径部から径が拡大しながら延びる径拡大部とを有する異径筒状織物からなり、前記径拡大部が前記袋体の開口部に接続され、前記小径部が袋体の内部に入り込んだ状態で袋体の内面に固定されていることを特徴とするものである。このように、径の小さい小径部が袋体の内部に入り込んでいるため、袋体内に泥土が充填されたときに、より確実に小径部の内部を閉塞でき、また、連通部も確実に閉止することができる。また、筒状体は、径拡大部において、袋体の開口部に接続されているため、この筒状体と袋体との接続状態が自然なものとなる。そして、袋体内に泥土が注入されて袋体が膨張するときに、袋体が局所的に膨張することがなく、泥土の注入中に袋体が破断してしまうのを極力防止できる。
第5の発明の袋詰め脱水処理方法は、前記第1の発明の泥土の袋詰め脱水用袋を用いて高含水比の泥土の袋詰め脱水処理を行う方法であって、前記筒状体から前記連通部を介して前記袋体の内部に泥土を注入していき、注入された泥土により前記筒状体の前記他端側部分を圧迫して、この他端側部分を閉塞させるとともに前記連通部を閉止させ、さらに、前記筒状体の前記折り返し部の内側に充填された泥土により、前記折り返し部を膨張させて前記筒状体を閉塞させ、この袋詰め脱水用袋を放置して、その内部に充填された泥土の脱水を行うことを特徴とするものである。この袋詰め脱水処理方法によれば、筒状体から連通部を介して袋体内に泥土を注入していくだけで、この注入された泥土により袋体内に入り込んだ筒状体を圧迫して閉塞し、同時に、連通部も閉止できるため、泥土の充填作業が簡単になる。
第6の発明の袋詰め脱水処理方法は、前記第5の発明において、前記袋体内に泥土を充填した後に、前記筒状体の内部を減圧することを特徴とするものである。このように、袋体内に泥土を充填した後に、さらに、筒状体の内部を減圧することにより、筒状体がより確実に閉塞し、また、筒状体の連通部が形成された部分が、連通部が形成されていない部分にさらに密着しやすくなるため、連通部を確実に閉止できる。
本発明の実施の形態について説明する。
図1〜図3に示すように、本実施形態の泥土の袋詰め脱水用袋1(以下、脱水用袋1という)は、開口部2aを有する袋体2と、一端が袋体2の開口部2aに接続され、且つ、他端側部分が内側へ折り返されて袋体2の内部へ入り込んだ筒状体3とを有する。
図1、図2に示すように、袋体2は、その両端部が夫々縫製により閉塞された、透水性を有する筒状織物10(布帛)からなる。筒状織物10の一端部は、折り曲げられた状態で縫製されており、この一端部には、棒状の吊り具20が挿通される筒状の吊り部2bが形成されている。また、袋体2の上部には、開口部2aが形成されている。
図2、図3に示すように、筒状体3は、小径部11aとこの小径部11aから径が拡大しながら延びる径拡大部11bとを有する異径筒状織物11からなる。そして、筒状体3は、その径拡大部11bにおいて袋体2の開口部2aに縫製により接続されている。このように、筒状体3は、径拡大部11bにおいて袋体2の開口部2aに接続されているため、この筒状体3と袋体2との接続状態が自然なものとなり、後述のように、袋体2内に泥土30が注入されて袋体2が膨張するときに、袋体2が局所的に膨張することがない。尚、開口部2aは、袋体2が膨張したときにその上部の略中央付近に位置するよう、側部に設けられている。
一方、小径部11aは、内側に折り返されて袋体2の内部に入り込んだ状態で、その先端部が、袋体2を形成する筒状織物10の、吊り部2bと反対側の端部と一緒に縫製されて、先端が閉塞された状態で袋体2の内面に略沿うように固定されている。また、小径部11aが折り返されて形成された折り返し部3aが、袋体2の開口部2aから上方へ突出している。さらに、図2、図3に示すように、袋体2内に入り込んだ小径部11aの途中部における、図2の下側に位置する側部には、筒状体3の内部と袋体2の内部とを連通させるスリット3b(連通部)が形成されている。そして、袋体2内には、高含水比の泥土30が、筒状体3の折り返し部に挿入された注入ホースからスリット3bを介して注入される(図4(a)参照)。さらに、この脱水用袋1においては、泥土30が袋体2内に注入されていくと、袋体2内に入り込んだ小径部11aが泥土30により圧迫されて小径部11aが閉塞し、さらに、小径部11aのスリット3bが形成された部分がスリット3bが形成されていない部分に密着して、スリット3bが閉止されるように構成されている。この脱水用袋1の泥土注入時の作用については、後ほど詳しく説明する。
また、この脱水用袋1を製造する方法を簡単に説明しておく。まず、袋体2の上側の側部の略中央部に開口部2aとなる穴を形成する。この穴の周囲に、異径筒状織物11からなる筒状体3の径拡大部11bの端部を縫製して接続する。次に、筒状体3の小径部11aを折り返し、小径部11aの途中部に形成されたスリット3bが下側に位置した状態で、この小径部11aの先端部と筒状織物10の一方の端部を一緒に縫製する。最後に、筒状織物10の他方の端部を折り返して筒状の吊り部2bが形成された状態で縫製する。
以上説明した脱水用袋1の一例を挙げる。袋体2としては、例えば、直径1.0m、長さ2.5mで、ポリエステル繊維製の目付527g/m2の筒状織物10からなり、内容積が1.3m3、耐圧力が0.1MPaのものを使用できる。また、筒状体3としては、例えば、小径部11aの径が100mm、径拡大部11bの最大径が200mmのものを使用できる。そして、袋体2内に泥土が充填されると、袋体2が膨張して、高さが800mm程度の扁平な形状になる。
次に、この脱水用袋1を用いて高含水比の泥土30の袋詰め脱水処理を行う方法について説明する。
まず、図4(a)に示すように、折り返し部3aの内部に注入ホース21を挿入する。そして、この注入ホース21から、小径部11aの途中部に形成されたスリット3bを介して、袋体2内へ泥土30を注入すると、袋体2の内部に泥土30が堆積していく。このとき、泥土30は袋体2の下部から徐々に充填されていく。このとき、泥土30が注入されて袋体2が膨張したときに、注入ホース21が押し上げられることがないように、注入ホース21により袋体2を少しつり上げて、袋体2の内部に空間が生じている状態で泥土30を注入することが好ましい。
ここで、前述したように、袋体2の内部に入り込んだ小径部11aの先端部は、袋体2の内面に固定されている。そして、図4(b)に示すように、袋体2内に泥土30を注入していくと、袋体2の上部まで堆積してきた泥土30が、折り返し部3a及び袋体2の内部に入り込んだ小径部11aの一方側(図4(b)における、小径部11aの右側の空間)に集中して充填され、この泥土30により小径部11aが圧迫される。従って、袋体2内に泥土30を注入していくことにより、小径部11aを閉塞させるとともに、小径部11aのスリット3bが形成されている部分を、スリット3bが形成されていない部分に密着させて、スリット3bを閉止することができる。
さらに、泥土30の充填が完了した後に、図4(c)に示すように、袋体2を圧縮しながら、注入ホース21側から筒状体3の内部を減圧することにより、さらに、小径部11aを押し潰して完全に閉塞させるとともに、小径部11aのスリット3bが形成されている部分とスリット3bが形成されていない部分とをより密着させ、確実に閉止する。
以上のようにして、脱水用袋1に泥土30を充填した後に、この脱水用袋1を一定期間放置して、透水性の袋体2から外部へ水を排出することにより泥土30を脱水する。
尚、図4(c)に示すように、泥土30の脱水がほぼ完了した状態の脱水用袋1は、扁平な断面形状を有し、安定性がよいため、この脱水用袋1を土嚢などに利用することができる。この場合には、図1に示すように、脱水用袋1を、吊り部2bに挿通された吊り具20を介してクレーン等により引き上げることにより、所定の場所へ運搬することが可能である。
以上説明した袋詰め脱水用袋1及びこの袋を用いた袋詰め脱水処理方法によれば、次のような効果が得られる。
内側に折り返されて袋体2の内部に入り込んだ小径部11aの先端部が袋体2の内面に固定されており、この小径部11aの途中部にスリット3bが形成されている。そのため、袋体2内に泥土30を注入していくと、この泥土30は袋体2内の下部から徐々に充填されていき、折り返し部3a及び袋体2の内部に入り込んだ小径部11aの一方側に集中して充填された泥土30により、小径部11aが圧迫されて小径部11aの内部が閉塞し、さらに、小径部11aのスリット3bが形成されている部分が、スリット3bが形成されていない部分に密着するため、スリット3bが閉止される。このように、泥土30を袋体2内に注入すると、袋体2内の下部から泥土30が確実に充填された後に、自動的に小径部11aが閉塞するとともに、小径部11aに形成されたスリット3bが確実に閉止される。従って、袋体2内に均一に泥土30を注入することができ、また、袋体2からの泥土30の逆流を防止するための特別な部材が不要になり、さらには、泥土30の充填作業も容易になる。また、筒状体3の内部と袋体2の内部を連通させる連通部がスリット3bからなるため、開口状の連通部と比較して、注入された泥土30により筒状体3と袋体2の連通状態を遮断することが容易である。
径の小さい小径部11aが袋体2の内部に入り込むとともに、袋体2の内面に略沿うように配置されているため、袋体2内に泥土30が充填されたときに、より確実に、小径部11aの内部を閉塞でき、また、スリット3bも確実に閉止することができる。また、筒状体3は、径拡大部11bにおいて、袋体2の開口部2aに接続されているため、この筒状体3と袋体2との接続状態が自然なものとなる。そのため、袋体2内に泥土30が注入されて袋体2が膨張するときに、袋体2が局所的に膨張することがなく、泥土30の注入中に袋体2が破断するのを防止できる。
袋体2内に泥土30を充填した後に、さらに、筒状体3の内部を減圧することにより、小径部11aをより確実に閉塞でき、また、スリット3bも確実に閉止できる。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。但し、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
筒状体3の内部と袋体2の内部を連通させる連通部としては、前記実施形態のスリット3bに限られるものではない。例えば、小径部11aの途中部に、連通部としての開口状の穴が形成されていてもよい。この場合には、筒状体3から袋体2内へ泥土を注入しやすくなる。
あるいは、図5の袋詰め脱水用袋1Aのように、筒状体3Aの小径部11aの先端部が、袋体2の内面に周方向の一部においてのみ縫製で接続されており、小径部11aの先端3cが袋体2の内部へ開口していてもよい。この形態では、小径部11aの先端3cが、筒状体3の内部と袋体2の内部を連通させる連通部に相当する。この場合でも、小径部11aの先端3cから袋体2内に泥土30が注入されていくにつれ、袋体2内に入り込んだ小径部11aが泥土30により圧迫されるため、小径部11aが閉塞すると同時に、小径部11aの先端3cが閉止される。
尚、前記実施形態では、折り返し部3aに直接注入ホース21を挿入しているが(図4(a),(b)参照)、袋体2内への泥土の充填が完了した状態では、折り返し部3a内にも泥土が充填されているため、注入ホース21の固定金具がキンクして注入ホース21が抜けにくくなる場合がある。そこで、図6に示すように、折り返し部3aに、ストレート状の筒状織物22を縫製等により取り付けておき、この筒状織物22内に注入ホース21を挿入してから、バンド23等により注入ホース21を筒状織物22に固定してもよい。この場合には、注入ホース21を筒状織物22から抜き取って取り外すことが容易になる。また、袋体2内への充填作業を終了した後でも、再び注入ホース21を筒状織物22に取り付けて、再度泥土の注入作業を行うことが可能になる。
本発明の実施形態に係る袋詰め脱水用袋の斜視図である。 図1のII-II線断面図である。 筒状体の平面図である。 脱水用袋への泥土の充填工程を示す図であり、(a)は注入開始中の状態、(b)は注入完了直前の状態、(c)は袋体の圧縮及び筒状体内部の減圧後の充填完了状態を夫々示す。 変更形態の袋詰め脱水用袋の図2相当の断面図である。 別の変更形態の袋詰め脱水用袋の図2相当の断面図である。
符号の説明
1,1A 袋詰め脱水用袋
2 袋体
2a 開口部
3,3A 筒状体
3A 筒状体
3a 折り返し部
3b スリット
10 筒状織物
11 異径筒状織物
11a 小径部
11b 径拡大部
30 泥土

Claims (6)

  1. 高含水比の泥土を注入して袋詰め脱水を行うための袋であって、
    透水性を有する布帛からなり、その側部において開口部を有する袋体と、
    筒状織物からなり、一端部が前記袋体の開口部に接続されるとともに内側に折り返されて折り返し部を形成し、且つ、他端側部分が袋体の内部に入り込んだ状態で他端が袋体の内面に固定された筒状体とを有し、
    前記筒状体の他端側部分に、この筒状体の内部と前記袋体の内部とを連通させる連通部が形成されていることを特徴とする泥土の袋詰め脱水用袋。
  2. 前記筒状体は、前記他端が塞がれた状態で前記袋体の内面に固定され、
    前記袋体の内部に入り込んだ前記筒状体の他端側部分の途中部に、前記連通部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の泥土の袋詰め脱水用袋。
  3. 前記連通部は、前記筒状体の他端側部分の側部に形成されたスリットからなることを特徴とする請求項2に記載の泥土の袋詰め脱水用袋。
  4. 前記筒状体は、小径部とこの小径部から径が拡大しながら延びる径拡大部とを有する異径筒状織物からなり、
    前記径拡大部が前記袋体の開口部に接続され、前記小径部が袋体の内部に入り込んだ状態で袋体の内面に固定されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の泥土の袋詰め脱水用袋。
  5. 請求項1の泥土の袋詰め脱水用袋を用いて高含水比の泥土の袋詰め脱水処理を行う方法であって、
    前記筒状体から前記連通部を介して前記袋体の内部に泥土を注入していき、注入された泥土により前記筒状体の前記他端側部分を圧迫して、この他端側部分を閉塞させるとともに前記連通部を閉止させ
    さらに、前記筒状体の前記折り返し部の内側に充填された泥土により、前記折り返し部を膨張させて前記筒状体を閉塞させ、
    この袋詰め脱水用袋を放置して、その内部に充填された泥土の脱水を行うことを特徴とする袋詰め脱水処理方法。
  6. 前記袋体内に泥土を充填した後に、前記筒状体の内部を減圧することを特徴とする請求項5に記載の袋詰め脱水処理方法。
JP2004375325A 2004-12-27 2004-12-27 泥土の袋詰め脱水用袋及びこの袋を用いた袋詰め脱水処理方法 Active JP4481162B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004375325A JP4481162B2 (ja) 2004-12-27 2004-12-27 泥土の袋詰め脱水用袋及びこの袋を用いた袋詰め脱水処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004375325A JP4481162B2 (ja) 2004-12-27 2004-12-27 泥土の袋詰め脱水用袋及びこの袋を用いた袋詰め脱水処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006183253A JP2006183253A (ja) 2006-07-13
JP4481162B2 true JP4481162B2 (ja) 2010-06-16

Family

ID=36736565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004375325A Active JP4481162B2 (ja) 2004-12-27 2004-12-27 泥土の袋詰め脱水用袋及びこの袋を用いた袋詰め脱水処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4481162B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4533207B2 (ja) * 2005-03-28 2010-09-01 芦森工業株式会社 泥土の袋詰め脱水用袋及び袋詰め脱水処理方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49139218U (ja) * 1973-04-04 1974-11-30
JPH08218341A (ja) * 1995-02-16 1996-08-27 Yung Ko Chang 水中での堤防築造工事の沈袋構造
JP2000178939A (ja) * 1998-12-16 2000-06-27 Maeda Kosen Kk 漏出防止機能を具備した土木用袋体
JP3330026B2 (ja) * 1996-07-29 2002-09-30 独立行政法人土木研究所 袋詰脱水袋の注入口の構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49139218U (ja) * 1973-04-04 1974-11-30
JPH08218341A (ja) * 1995-02-16 1996-08-27 Yung Ko Chang 水中での堤防築造工事の沈袋構造
JP3330026B2 (ja) * 1996-07-29 2002-09-30 独立行政法人土木研究所 袋詰脱水袋の注入口の構造
JP2000178939A (ja) * 1998-12-16 2000-06-27 Maeda Kosen Kk 漏出防止機能を具備した土木用袋体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006183253A (ja) 2006-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105715230A (zh) 中部渗浆式单囊袋注浆封孔装置及其封孔方法
CN108678721A (zh) 可移动式水力压裂和注浆封孔一体化装置及其施工方法
CN110130315A (zh) 结合气囊的孔内充气径向预压真空排水板装置及排水系统
JP2014122540A (ja) 中空パイプ体補強工法
JP4481162B2 (ja) 泥土の袋詰め脱水用袋及びこの袋を用いた袋詰め脱水処理方法
JP4533207B2 (ja) 泥土の袋詰め脱水用袋及び袋詰め脱水処理方法
JP3330026B2 (ja) 袋詰脱水袋の注入口の構造
KR102524835B1 (ko) 그라우트 주입장치 및 이를 이용한 그라우팅 시공방법
CN107489438A (zh) 利用钢管膨胀的地锚兼用排水管及其设置方法
KR100300247B1 (ko) 가압팽창 멤브레인을 이용한 어스앵커
CN216305880U (zh) 一种瓦斯抽采封孔装置
JP4533128B2 (ja) 流動性材料充填用逆止弁
CN211368719U (zh) 一种地下帷幕注浆装置
CN109707382A (zh) 裂隙单侧封堵方法
CN115125946A (zh) 一种串囊式伞状锚杆
JP2004197350A (ja) 地盤内部排水工法、及び地盤内部排水構造
JP2005314940A (ja) 薬液注入装置
JP3880002B2 (ja) 先端強化型場所打ちコンクリート杭の施工法、注入バッグ及び鋼製フレーム
CN104265239A (zh) 煤矿瓦斯抽放孔“二堵一注”专用布袋封孔器
JP3742240B2 (ja) 連結可能な袋詰脱水袋
CN108341106A (zh) 一种袜子包装定型压平装置
KR200304088Y1 (ko) 주름을 형성한 팽창튜브 보호카바
KR200314983Y1 (ko) 접이식튜브에 의한 굴착공의 지표수 유입차단장치
JP4545340B2 (ja) スライム排出方法及び場所打ち杭工法並びにそれらに用いられる袋体
JP2006161457A (ja) ロックボルト施工方法及びロックボルト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071128

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080121

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20080121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091104

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091211

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100316

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100317

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4481162

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140326

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250