JP4480661B2 - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体集積回路装置のアプリケーション処理技術に関し、特に、携帯電話などの無線通信システムに搭載される半導体集積回路装置における音声、画像処理の高効率化に有効な技術に関する。
近年、携帯電話では、音声通信や電子メールのみならず、カメラ、テレビ電話やJAVAゲームなど高機能なアプリケーションを実行することが一般的である。
この種の携帯電話において、たとえば、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)の市場では、早期に高性能のアプリケーションが立ち上がり、ソフトウェア構造が複雑であることから、高水準のOS(Operating System)が必要であり、アプリケーションプロセッサを搭載したものが広く知られている。
この場合、アプリケーションプロセッサでは、高水準のOSが実行されるので、画像や音声などのリアルタイム応答が必要なアプリケーションの実行が不得手となるために別途アクセラレータプロセッサを搭載し、処理能力の不足を補う例がある。
また、GSM(Global System for Mobile Communications)/GPRS(General Packet Radio Service)の市場では、これまで高性能のアプリケーションが望まれなかったこともあり、ベースバンドプロセッサを高性能化し、ベースバンドプロトコルスタック処理の余剰時間を利用してアプリケーションを実行するものが広く知られている。
この場合、ベースバンドプロセッサに、高機能な無線サービスを実現しうるWCDMAプロトコルと、広く利用されているGSMプロトコルとの処理をそれぞれ実現するプロセッサの搭載が望まれ、これら2つのベースバンド処理を行うプロセッサを個別に搭載するものが知られている。
ところが、上記のような携帯電話におけるアプリケーション処理技術では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
すなわち、アプリケーションプロセッサを用いたアプリケーション処理では、画像や音声などのリアルタイム処理において、各々の専用アクセラレータ回路との間でリアルタイムの割り込み応答が必要となり、高水準OSではソフトウェアの開発が困難となってしまうという問題がある。
また、アプリケーションプロセッサの他に、別途アクセラレータプロセッサを搭載する場合には、画像データなどの大量のデータを授受する必要があり、データ帯域の確保、およびデータ転送にかかってしまい、消費電力の面でデメリットとなるという問題がある。
また、WCDMA/GSMの2つプロセッサを搭載する例では、使用モードを固定する場合、それぞれのプロセッサの設計が容易となるが、両プロトコルを同時にサポートするプロトコルスタックの設計が難しくなってしまうという問題がある。
さらに、ベースバンドプロセッサによるアプリケーション処理では、ベースバンドプロセッサが主にプロトコルスタック処理を行うが、この処理は本質的にリアルタイム処理であるため、リアルタイムOSでの実装が必要となってしまう。それにより、高水準OSとの親和性が低く、高機能のアプリケーションが作成しづらいという問題がある。
また、ベースバンドプロセッサの処理能力向上のためには、高速で動作するトランジスタを用いてベースバンドプロセッサを製造する必要があるが、それにより、該トランジスタのリーク電流が大きくなってしまうことになる。ベースバンドプロセッサは、着呼の待ちうけのために常時動作しておく必要があるため、高速動作を行うトランジスタによるリーク電流が許容できない範囲となってしまう。
本発明の目的は、音声/画像などの高機能なアプリケーション処理の処理負荷を大幅に低減するとともに、ベースバンド処理の処理能力を大幅に向上させることのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、移動通信システムに用いられる半導体集積回路装置であって、無線通信のベースバンド処理における制御を行うベースバンド処理部と、ベースバンド処理を除く移動通信システムの制御を司る第1のシステム処理部と、画像、音声の処理における制御を行う第2のシステム処理部とを備え、それらベースバンド処理部、第1のシステム処理部、および第2のシステム処理部が1つの半導体チップ上に形成されたものである。
また、本願のその他の発明の概要を簡単に示す。
本発明は、前記ベースバンド処理部が、GSM方式、およびWCDMA方式のベースバンド処理を行うものである。
また、本発明は、第1のシステム処理部が接続される第1のバスと第2のシステム処理部が接続される第2のバスとを接続するバスブリッジを備え、第1のシステム処理部と第2のシステム処理部とは、該バスブリッジにより相互に通信が可能であり、第1のシステム処理部、および第2のシステム処理部は、共通のメモリアドレス空間を有するものである。
さらに、本発明は、前記ベースバンド処理部が、第1のシステム処理部、および第2のシステム処理部が共有するメモリアドレス空間とは異なる独立したメモリアドレス空間を有するものである。
また、本発明は、前記ベースバンド処理部が有するメモリアドレス空間が、第1のシステム処理部、および第2のシステム処理部が共有する任意のメモリアドレス空間にアクセス可能なアクセスウィンドウを備え、前記第1のシステム処理部、および前記第2のシステム処理部が共有するメモリアドレス空間は、ベースバンド処理部が有する任意のメモリアドレス空間にアクセス可能なアクセスウィンドウを備えたものである。
さらに、本発明は、ベースバンド処理部の割り込み制御を行う割り込みコントローラと第1のシステム処理部の割り込み制御を行う割り込みコントローラとの間に接続された第1のインタフェースと、第1のシステム処理部の割り込み制御を行う割り込みコントローラと第2のシステム処理部の割り込み制御を行う割り込みコントローラとの間に接続された第2のインタフェースとを備え、ベースバンド処理部と第1のシステム処理部とは、第1のインタフェースを介して相互に割り込み要求が行われ、第1のシステム処理部と第2のシステム処理部とは、第2のインタフェースを介して相互に割り込み要求が行われるものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)音声/画像などのアプリケーション処理に伴う処理負荷を大幅に低減することができる。
(2)またベースバンド処理の処理能力を大幅に向上させることのできる。
(3)上記(1)、(2)により、半導体集積回路装置の信頼性を向上させながら性能を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施の形態による半導体集積回路装置の構成を示すブロック図、図2は、図1の半導体集積回路装置の各CPUブロックにおける通信接続の関係、およびメモリ空間の構成を模式的に示した説明図、図3は、図1の半導体集積回路装置による割り込み処理を模式的に示した説明図、図4は、図1の半導体集積回路装置に設けられたシステムコントローラによる電源領域における電源供給の制御動作を模式的に示した説明図である。
本実施の形態において、半導体集積回路装置1は、たとえば、携帯電話などの移動通信システムに用いられる。半導体集積回路装置1は、図1に示すように、ベースバンド部BB、アプリケーションシステム部AP−SYS、アプリケーションリアルタイム部AP−RT、システムコントローラ(SYSC)7、およびウェイクアップコントローラ(WUC)8からなり、これらが1つの半導体チップ上に形成された構成からなる。
ベースバンド部BBは、ベースバンド処理部として機能するベースバンドCPUブロック2、WCDMAブロック3、GSMブロック4、クロックパルスジェネレータ(CPG)5、割り込みコントローラ(INTC)6、および周辺回路6aから構成されている。
アプリケーションシステム部AP−SYSは、第1のシステム処理部として機能するアプリケーションシステムCPUブロック9、DMAC(Direct Memory Access Controller)10、ベースバンドバスコントローラ(BBSC)11、割り込みコントローラ(INTC)12、MFI(Multi Functional Interface)13、クロックパルスジェネレータ(CPG)14、DMAC15、メモリコントローラ(BSC)16、周辺回路17、ならびにバスブリッジとして機能するブリッジ18,18aから構成されている。
アプリケーションリアルタイム部AP−RTは、第2のシステム処理部として機能するアプリケーションリアルタイムCPUブロック19、メモリコントローラ(SBSC)20、グラフィックアクセラレータ21、DMAC22、割り込みコントローラ(INTC)23、第2のインタフェースとして機能するMFI24、周辺回路25、LCDコントローラ(LCDC)26、VIO27、VPU(Video Processing Unit)28、およびJPU(JPEG Codec Unit)29から構成されている。
ベースバンドCPUブロック2は、リアルタイムOSを実行しベースバンドプロトコルスタックを実行する。WCDMAブロック3は、WCDMAにおける通信処理を行うブロックであり、DSP(Digital Signal Processor)やモデム、およびその他の周辺回路が備えられている。
GSMブロック4は、GSMにおける通信処理を行うブロックであり、同じくDSPやモデム、およびその他の周辺回路が備えられている。WCDMAブロック3、またはGSMブロックによって処理された信号は、外部接続された無線および音声インタフェース回路ABBに出力されるように接続されている。無線および音声インタフェース回路ABBは、WCDMA無線回路、GSM無線回路、ならびにスピーカやマイクなどのインタフェースとなる。
クロックパルスジェネレータ5は、クロック信号を生成し、該クロック信号をベースバンド部BBにおける各ブロックにそれぞれ供給する。割り込みコントローラ6は、ベースバンド部BBにおける各ブロックの割り込み処理の制御を行う。
システムコントローラ7は、半導体集積回路装置1を統括するコントローラであり、電源領域への電源供給のON/OFFを制御する。ここで、各々のCPUブロックには、任意に分割された電源の供給/遮断が行われる領域が設定されており、その領域毎の単位を電源領域という。ウェイクアップコントローラ8は、外部割り込み信号や内部モジュールから出力される割り込み信号を検出し、システムコントローラ7に電源遮断された該当する電源領域の電源復帰を要求する。
アプリケーションシステムCPUブロック9は、高水準OSを実行し、アプリケーション制御を司る。DMAC10は、外部接続された半導体メモリ部M、ベースバンド部BBの周辺モジュール、および内蔵メモリにおけるデータ転送処理を実行する。
外部接続された半導体メモリ部Mは、たとえば、フラッシュメモリに例示される不揮発性半導体メモリ、SRAM(Static Random Access Memory)、およびSDRAM(Synchronous Dynamic RAM)から構成されている。
ベースバンドバスコントローラ11は、外部接続される半導体メモリ部Mの制御を行う。割り込みコントローラ12は、アプリケーションシステムCPUブロック9の割り込み制御を司る。MFI13は、ベースバンドCPUブロック2とアプリケーションシステムCPUブロック9との通信インタフェースとして用いられる。
クロックパルスジェネレータ14は、クロック信号を生成し、該クロック信号をアプリケーションシステム部AP−SYSにおける各ブロックにそれぞれ供給する。DMAC15、およびDMAC10は、外部接続された半導体メモリ部M、アプリケーションシステム部AP−SYSにおける周辺モジュール、あるいは半導体メモリ部Mなどのデータ転送処理を実行する。
メモリコントローラ16は、外部接続された半導体メモリ部M(アプリケーションシステム部AP−SYS用のフラッシュメモリ)用のメモリコントローラである。周辺回路17は、アプリケーションシステム部AP−SYSに属する様々な周辺回路の機能モジュールからなる。
ブリッジ18は、アプリケーションシステムCPUブロック9が接続された内部高速バス(第1のバス)Bhsysとアプリケーションリアルタイムプロセッサ19が接続された内部高速バス(第2のバス)Bhrtとを接続する。
ブリッジ18aは、ベースバンドCPUブロック2が接続された内部高速バスBhとアプリケーションシステムCPUブロック9が接続された内部高速バスBhsysとを接続する。
アプリケーションリアルタイムCPUブロック19は、リアルタイムOSなどを実行し、画像や音声処理用のアクセラレータ回路を制御する。メモリコントローラ20は、外部接続される半導体メモリ部M(たとえば、アプリケーションリアルタイム部AP−RT用のSDRAM)のメモリコントローラである。グラフィックアクセラレータ21は、3次元グラフィックス処理などを行う。
DMAC22は、外部接続された半導体メモリ部M、アプリケーションリアルタイム部AP−RTの周辺モジュール、および内蔵メモリなどにおけるデータ転送処理を実行する。割り込みコントローラ23、アプリケーションリアルタイムCPUブロック19の割り込み制御を司る。
MFI24は、アプリケーションシステムCPUブロック9とアプリケーションリアルタイムCPUブロック19との通信インタフェースとして用いられる。周辺回路25は、アプリケーションリアルタイム部AP−RTに属する様々な周辺回路の機能モジュールからなる。
LCDコントローラ26は、外部接続された液晶ディスプレイDの表示制御を行う。VIO27は、外部接続されたカメラCから取り込まれた画像処理を行う。VPU28は、MPEG−4(Moving Picture Experts Group Phase 4)などの動画処理のアクセラレータである。JPU29は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)などの静止画像のデータ圧縮処理を行う。
ベースバンドCPUブロック2、DMAC10、およびベースバンドバスコントローラ11は、内部高速バスBhを介して相互に接続されている。また、クロックパルスジェネレータ(CPG)5、割り込みコントローラ(INTC)6、およびその他の複数の周辺モジュールから構成される周辺回路6aは、周辺バスBpを介して接続されている。
アプリケーションシステムCPUブロック9、DMAC15、およびメモリコントローラ16は、内部高速バスBhsysを介して相互に接続されている。
アプリケーションリアルタイムCPUブロック19、メモリコントローラ20、グラフィックアクセラレータ21、DMAC22は、内部高速バスBhrtを介して相互に接続されている。
そして、アプリケーションシステムCPUブロック9とアプリケーションリアルタイムCPUブロック19とは、内部高速バスBhsysと内部高速バスBhrtとを接続するブリッジ18を介して相互に接続されている。
このように、アプリケーションシステムCPUブロック9とアプリケーションリアルタイムCPUブロック19とがブリッジ18によって分離されることにより、リアルタイムかつ頻繁に生じる割り込み処理をアプリケーションリアルタイムCPUブロック19で実施し、アプリケーションCPUブロック2で実行される高水準OS上のアプリケーションの負担を軽減することができる。
また、ベースバンドCPUブロック2とアプリケーションシステムCPUブロック9とは、内部高速バスBhsysと内部高速バスBとを接続するブリッジ18aを介して相互に接続されている。
このように、ブリッジ18aを介することにより、ベースバンドCPUブロック2からアプリケーションシステムCPUブロック9が分離されることで、該ベースバンドCPUブロック2をプロトコルスタック専用とすることができる。
さらに、アプリケーションシステムCPUブロック9とアプリケーションリアルタイムCPUブロック19とをブリッジ18により、ベースバンドCPUブロック2とアプリケーションシステムCPUブロック9とをブリッジ18aによってそれぞれ分離することができるので、システムコントローラ7によって各々のプロセッサ領域を個別に電源遮断することが可能となる。
これにより、アプリケーションシステムCPUブロック9、およびアプリケーションリアルタイムCPUブロック19を高速な高リーク型のトランジスタを使用して製造することが許容され、アプリケーション処理における処理能力の向上を実現することができる。
また、常時動作の必要なベースバンドCPUブロック2は、プロトコルスタック専用とすることで必要性能を抑え、低速な低リーク型のトランジスタを使用して製造することにより、低消費電力化を実現することができ、携帯電話の待ち受け時間を延ばすことができる。
割り込みコントローラ12、MFI13、クロックパルスジェネレータ14、ならびに周辺回路17は、周辺バスBpsysを介して相互に接続されている。LCDコントローラ26、VIO27、VPU28、およびJPU29は、メディアバスBmを介して相互に接続されている。また、割り込みコントローラ23、MFI24、および周辺回路25は、周辺バスBprtを介して相互に接続されている。
また、メモリコントローラ16のオフチップバスと、メモリコントローラ16が制御する外部接続された半導体メモリ部Mのオフチップバスは共用され、バスサイクルを自動調停する調停回路を有している。
図2は、半導体集積回路装置1のベースバンドCPUブロック2、アプリケーションシステムCPUブロック9、ならびにアプリケーションリアルタイムCPUブロック19における通信接続の関係、およびメモリ空間の構成を模式的に示した説明図である。
まず、図2の下方において、ベースバンドCPUブロック2とアプリケーションシステムCPUブロック9とは、シリアルモジュールSM1とシリアルモジュールSM2とを介して通信が行われる。
シリアルモジュールSM1,SM2は、シリアル通信の送受信を行うもモジュールである。シリアルモジュールSM1は、ベースバンド部BBの周辺回路6aに設けられており、シリアルモジュールSM2は、周辺回路17に設けられている。また、シリアルモジュールSM1は周辺バスBpに接続されており、シリアルモジュールSM2は周辺バスBpsysに接続されている。
ベースバンドCPUブロック2とアプリケーションシステムCPUブロック9とは、ベースバンドバスコントローラ11からMFI13にアクセスを行うことにより、通信を行うことも可能である。
同様に、アプリケーションシステムCPUブロック9とアプリケーションリアルタイムプロセッサ19とは、メモリコントローラ16、およびMFI24を介して通信を行う。
シリアルモジュールSM1,SM2によって、シリアルデータの授受が可能となり、MF113,24によってパケットデータの授受が可能となる。また、MFI13,24により、内部高速バスBhsys,Bhrtの混雑度によらずデータの授受を安定して行うことができる。
続いて、図2の上方において、左側は、ベースバンドCPUブロック2におけるメモリ空間マップの構成を示し、右側は、アプリケーションシステムCPUブロック9、およびアプリケーションリアルタイムプロセッサ19におけるメモリアドレス空間マップの構成を示している。
図示するように、ベースバンドCPUブロック2は、独立したメモリアドレス空間マップMA1を有しており、アプリケーションシステムCPUブロック9とアプリケーションリアルタイムプロセッサ19には、メモリアドレス空間マップMA2を共有した構成となっている。
メモリアドレス空間マップMA2を共有することによって、半導体メモリ部Mや周辺回路17,25などをアプリケーションシステムCPUブロック9、またはアプリケーションリアルタイムCPUブロック19のいずれのCPUブロックでもアクセスすることが可能となる。
たとえば、画像や音声などの大量のデータは、アプリケーションシステムCPUブロック9、およびアプリケーションリアルタイムCPUブロック19に共通のメモリ空間に配置することで、両CPUブロック間でのデータ転送を不要にすることができる。
さらに、周辺回路17,25は、どちらのCPUブロックであっても操作することができ、どちらのCPUブロックでも割り込みを受理することができるため、アプリケーションシステムCPUブロック9のみに電源を供給し、周辺回路25の状態を監視させ、リアルタイム処理の起動が必要と判断した場合にアプリケーションリアルタイムCPUブロック19に電源を供給することもできる。
また、両CPUブロックとも割り込みを監視することも可能で、処理開始、処理終了、処理エラーなどのフロー制御はアプリケーションシステムCPUブロック9、データ転送、およびデータ加工などのデータ制御はアプリケーションリアルタイムCPUブロック19がハンドリングすることができる。
また、メモリアドレス空間マップMA1の一部には、メモリアドレス空間マップMA2のメモリアドレス空間を閲覧することのできるアプリケーション側アクセスウィンドウAC1を有している。同様に、メモリアドレス空間マップMA2の一部には、メモリアドレス空間マップMA1のメモリアドレス空間を閲覧することのできるベースバンド側アクセスウィンドウAC2を有している。
たとえば、メモリアドレス空間マップMA1のアプリケーション側アクセスウィンドウAC1をアクセスした場合には、予め設定されたメモリアドレス空間マップMA2の任意のアドレス空間アクセスすることでき、ベースバンドCPUブロック2が半導体メモリ部Mや周辺回路17,25などにアクセスすることが可能となる。
これらアプリケーション側アクセスウィンドウAC1、およびベースバンド側アクセスウィンドウAC2のアドレス範囲設定は、たとえば、ブリッジ18aに備えられたレジスタに任意のレジスタ値を格納することによって行う。
図3は、半導体集積回路装置1のベースバンドCPUブロック2、アプリケーションシステムCPUブロック9、およびアプリケーションリアルタイムCPUブロック19における割り込み処理を模式的に示した説明図である。
はじめに、ベースバンドCPUブロック2がアプリケーションシステムCPUブロック9に割り込み処理(S1〜S3)を行う場合ついて説明する。
まず、ベースバンドCPUブロック2が、第1のインタフェースとして機能するMFI13にアクセスを行い(S1)、該MFI13に設けられている割り込み発生用レジスタREGに割り込み処理を行うレジスタ値を設定する。割り込み発生用レジスタREGに設定が行われたMFI13は、割り込みコントローラ12にCPU間通信割り込み要求信号を出力する(S2)。
このCPU間通信割り込み要求信号を受けて、割り込みコントローラ12は、アプリケーションシステムCPUブロック9に割り込み要求信号を出力する(S3)。
また、アプリケーションシステムCPUブロック9がベースバンドCPUブロック2に割り込み処理(S4〜S6)を行う場合には、アプリケーションシステムCPUブロック9がMFI13にアクセスを行い(S4)、該MFI13に設けられている割り込み発生用レジスタREGに割り込み処理を行うレジスタ値を設定する。
これによって、MFI13は、割り込みコントローラ6に対してCPU間通信割り込み要求信号を出力する(S5)。そして、割り込みコントローラ6は、CPU間通信割り込み要求信号を受けて、ベースバンドCPUブロック2に割り込み要求信号を出力する(S6)。
MFI13,24は、共有レジスタ、ならびに共有メモリを備えており、上述した割り込み要求信号の他に、割り込み要因やメッセージを表すデータなどの授受が可能となっている。
周辺回路6aからベースバンドCPUブロック2に割り込み処理(S7,S8)を行う場合には、該周辺回路6aから割り込みコントローラ6に対してベースバンドCPUブロック2に割り込みを要求する個別の割り込み要求信号が出力される(S7)。
割り込みコントローラ6は、周辺回路6aからの割り込み要求信号を受けて、ベースバンドCPUブロック2に対して割り込み要求信号を出力する(S8)。
次に、周辺回路25がアプリケーションシステムCPUブロック9に割り込み処理(S9〜S11)を行う場合ついて説明する。
まず、周辺回路25から割り込みコントローラ23に対して割り込みを要求する個別の割り込み要求信号を出力する(S9)。ここで、割り込みコントローラ23には、周辺回路25に設けられた複数のモジュールから個別に接続された複数の配線が接続されている。
そして、各々のモジュールから出力された個別の割り込み要求信号は、それら配線を介して割り込みレベル値が割り込みコントローラ23に入力される。
たとえば、周辺回路25の2つのモジュールから、割り込みレベル値’5’の割り込み要求信号と割り込みレベル値’8’の割り込み要求信号とがそれぞれ出力されると、割り込みコントローラ23は、割り込みレベル値の高い信号(割り込みレベル値’8’)のみを割り込みコントローラ12に対して出力する(S10)。
割り込みコントローラ23と割り込みコントローラ12との間には、割り込み信号非同期伝達論理回路30,31がそれぞれ1本の配線よって接続されている。
割り込み信号非同期伝達論理回路30,31は、アプリケーションシステムCPUブロック9、およびアプリケーションリアルタイムCPUブロック19が動作クロック信号の周波数が異なる場合に、割り込みコントローラ23から割り込みコントローラ12(あるいは割り込みコントローラ12から割り込みコントローラ23)に対して非同期で割り込み要求信号を受け渡す回路であり、割り込み信号非同期伝達論理回路31(,30)は、図3上方に示すように、ラッチr、否定論理和回路NOR、論理積回路AND、およびインバータInvから構成されている。
ここで、割り込み信号非同期伝達論理回路30,31は、それぞれ分割されて割り込みコントローラ12,23に設けられている。たとえば、図3上方の割り込み信号非同期伝達論理回路31において、図中の一点鎖線の左側の回路は、割り込みコントローラ12に設けられており、一点鎖線より右側の回路は、割り込みコントローラ24に設けられている。
そして、割り込みコントローラ12は、割り込み信号非同期伝達論理回路30を介して入力された割り込み要求信号を受けて、アプリケーションシステムCPUブロック9に割り込み要求信号を出力する(S11)。
このように、割り込みコントローラ12,23の間に 割り込み信号非同期伝達論理回路30,31を接続して通信経路を設けたことにより、一方のCPUブロック(たとえば、アプリケーションリアルタイムCPUブロック19)に属する周辺回路の要因を、他方のCPUブロック(たとえば、アプリケーションシステムCPUブロック9)に伝達することが可能となる。
それにより、割り込み要求信号における割り込みレベル値の設定などのハードウェアリソースを割り込みコントローラ12,23に分割させながら両CPUブロック9,19が割り込みを監視することを可能にすることができる。
図4は、システムコントローラ7によるブロック毎に設定された電源領域における電源供給の制御動作を模式的に示した説明図である。
図示するように、システムコントローラ7は、ベースバンド制御部7a、システム制御部7b、リアルタイム制御部7c、ならびにシステム制御部7dから構成されている。ベースバンド制御部7aは、ベースバンドCPUブロック2に対応する制御を行う。
システム制御部7bは、アプリケーションシステムCPUブロック9に対応する制御を行い、リアルタイム制御部7cは、アプリケーションリアルタイムCPUブロック19に対応する制御を行う。システム制御部7dは、ベースバンド制御部7a、システム制御部7b、およびリアルタイム制御部7cを統括して制御する。
ベースバンド制御部7a、システム制御部7b、ならびにリアルタイム制御部7cには、セマフォレジスタS、パワーダウンレジスタP、ウェイクアップレジスタW、およびブートコントロールレジスタBの4つのレジスタがそれぞれ設けられている。
セマフォレジスタSは、後述するセマフォ7d2 にアクセスする際に設定を行うレジスタである。パワーダウンレジスタPは、電源領域に電源遮断を要求するレジスタである。ウェイクアップレジスタWは、電源遮断された電源領域に電源供給を要求するレジスタである。ブートコントロールレジスタBは、起動時のブート動作を設定するレジスタである。
システム制御部7dには、パワーコントロール部7d1 、セマフォ7d2 、ブートコントロール部7d3 、および3つのマスクレジスタMが備えられている。パワーコントロール部7d1 は、パワースイッチPWを制御する。パワースイッチPWは、各々の電源領域に接続されており、パワーコントロール部7d1 の制御に基づいて任意の電源領域に電源の供給/遮断を行う。
たとえば、パワーダウンレジスタPにレジスタ値が設定された際には、該パワーダウンレジスタPに対応するCPUブロックの電源領域に対して電源を遮断するようにパワースイッチPWが設定される。
セマフォ7d2 は、各セマフォレジスタSに設定されたレジスタ値を読み出し、電源供給の制御権をCPUブロック2,9,19のいずれかに付与する制御を行う。たとえば、ベースバンドCPUブロック2に制御権が与えられるとセマフォ7d2 には’01’が設定される。同様に、アプリケーションシステムCPUブロック9の場合にはセマフォ7d2 に’10’が設定され、アプリケーションリアルタイムCPUブロック19の場合にはセマフォ7d2 に’11’が設定される。電源供給の制御権が設定されていない場合には、’00’となる。
ブートコントロール部7d3 は、外部端子から入力されたブートモード信号、および各ブートコントロールレジスタBに設定されたレジスタ値に基づいて起動時の3つのCPUブロックにおけるブート動作の制御をそれぞれ行う。
マスクレジスタMは、セマフォレジスタS、パワーダウンレジスタP、ウェイクアップレジスタW、およびブートコントロールレジスタBに設定されたレジスタ値のマスクを行い、設定を無効にする。
3つのCPUブロック2,9,19は、ベースバンド制御部7a、システム制御部7b、およびリアルタイム制御部7cにそれぞれ設けられたパワーダウンレジスタP、ウェイクアップレジスタWにアクセスし、半導体集積回路装置1に設定されたすべての電源領域の電源制御を行うことができる。
マスタプロセッサとなるCPUブロックは、前述した外部端子を介して入力されたブートモード信号によって決定される。マスタプロセッサとなったCPUブロックは、スレーブプロセッサとなった他の2つのCPUブロックに対応するマスクレジスタMを設定することができ、各スレーブプロセッサの制御可能な電源領域を設定する。
3つのCPUブロックにおける各ブートコントロールレジスタBは、それらCPUブロックそれ自体、あるいはマスタプロセッサからアクセス可能であり、各CPUブロックのブートアドレスを指定可能である。
システム制御部7dは、リセット解除後、マスタプロセッサにのみクロックを供給し、スレーブプロセッサのクロックを停止する。また、マスタプロセッサのレジスタ設定により、スレーブプロセッサへのクロックを供給開始する。
また、CPG5,14は、ベースバンド制御部7a、システム制御部7b、およびリアルタイム制御部7cからそれぞれ出力されるレジュームコントロール信号を受けると、半導体集積回路装置1に備えられた内蔵メモリME(たとえば、SRAM)に供給する電圧をデータの保持のみに必要な電圧まで低下させる、いわゆるレジュームコントロールを行う。
ウェイクアップコントローラ8には、外部割り込み端子やモジュールなどから出力された割り込み信号が入力されるように接続されている。ウェイクアップコントローラ8は、割り込み信号を検出すると、その検出結果をパワーコントロール部7d1 に出力する。
パワーコントロール部7d1 は、入力された検出結果に基づいて、任意の電源領域の電源供給を復帰させる。
それにより、本実施の形態によれば、アプリケーション処理の負荷を大幅に低減しながら、ベースバンド処理を効率よく行うことができるので、半導体集積回路装置1の性能を大幅に向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、移動通信システムに用いられるアプリケーション処理とベースバンド処理とを行う半導体集積回路装置に適用することができる。
本発明の一実施の形態による半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。 図1の半導体集積回路装置の各CPUブロックにおける通信接続の関係、およびメモリ空間の構成を模式的に示した説明図である。 図1の半導体集積回路装置による割り込み処理を模式的に示した説明図である。 図4は、図1の半導体集積回路装置に設けられたシステムコントローラによる電源領域における電源供給の制御動作を模式的に示した説明図である。
符号の説明
1 半導体集積回路装置
BB ベースバンド部
AP−SYS アプリケーションシステム部
AP−RT アプリケーションリアルタイム部
2 ベースバンドCPUブロック
3 WCDMAブロック
4 GSMブロック
5 クロックパルスジェネレータ
6 割り込みコントローラ
7 システムコントローラ
7a ベースバンド制御部
7b システム制御部
7c リアルタイム制御部
7d システム制御部
7d1 パワーコントロール部
7d2 セマフォ
7d3 ブートコントロール部
8 ウェイクアップコントローラ
9 アプリケーションシステムCPUブロック
10 DMAC
11 ベースバンドバスコントローラ
12 割り込みコントローラ
13 MFI
14 クロックパルスジェネレータ
15 DMAC
16 メモリコントローラ
17 周辺回路
18,18a ブリッジ
19 アプリケーションリアルタイムCPUブロック
20 メモリコントローラ
21 グラフィックアクセラレータ
22 DMAC
23 割り込みコントローラ
24 MFI
25 周辺回路
26 LCDコントローラ
27 VIO
28 VPU
29 JPU
30,31 割り込み信号非同期伝達論理回路
M 半導体メモリ部
SM1,SM2 シリアルモジュール
Bp,Bpsys,Bprt 周辺バス
Bh,Bhsys,Bhrt 内部高速バス
MA1,MA2 メモリアドレス空間マップ
AC1,AC2 ベースバンド側アクセスウィンドウ
REG 割り込み発生用レジスタ
S セマフォレジスタ
P パワーダウンレジスタ
W ウェイクアップレジスタ
B ブートコントロールレジスタ
M マスクレジスタ
PW パワースイッチ
ME 内蔵メモリ

Claims (11)

  1. 移動通信システムに用いられる半導体集積回路装置であって、
    無線通信のベースバンド処理における制御を行うベースバンド処理部と、
    ベースバンド処理を除く前記移動通信システムの制御を司る第1のシステム処理部と、
    画像、音声の処理における制御を行う第2のシステム処理部と
    前記第1のシステム処理部に含まれる第1中央処理装置と、
    前記第2のシステム処理部に含まれる第2中央処理装置と、
    前記ベースバンド処理部に含まれる第3中央処理装置と、
    モード信号を入力する外部端子と、
    外部割り込み信号を入力する割り込み端子とを備え、
    前記半導体集積回路装置は、任意に分割され、電源供給及び電源遮断が行われる複数の電源領域を有し、
    前記割り込み端子から入力された割り込み信号に応じて、電源遮断された任意の前記電源領域の電源を復帰させることが可能であり、
    前記半導体集積回路装置の起動時、前記外部端子を介して入力されたモード信号に応じて、前記第1乃至第3中央処理装置のいずれかがマスタプロセッサとして指定され、
    前記マスタプロセッサを含む処理部はクロックが供給され、
    前記マスタプロセッサとして指定された一つの中央処理装置は、他の中央処理装置を含む処理部へのクロック供給開始を制御することが可能であり、
    前記ベースバンド処理部、前記第1のシステム処理部、および前記第2のシステム処理部は、1つの半導体チップ上に備えられ半導体集積回路装置。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    更に、前記複数の電源領域に対する電源供給及び電源遮断の制御を行うことが可能なシステムコントローラを有し、
    前記システムコントローラは、前記第1乃至第3中央処理装置に対応した複数のレジスタを有し、
    前記システムコントローラは、前記半導体集積回路装置のリセット解除後、前記マスタプロセッサに対してクロックを供給し、
    前記マスタプロセッサは、前記レジスタへの設定によって、前記他の中央処理装置へのクロック供給開始を行うことが可能である半導体集積回路装置。
  3. 請求項2記載の半導体集積回路装置において、
    前記マスタプロセッサは、前記レジスタへの設定によって、前記他の中央処理装置が制御可能な電源領域を設定することが可能である半導体集積回路装置。
  4. 請求項3記載の半導体集積回路装置において、
    前記第1のシステム処理部は、外部の第1SDRAMにアクセスするための第1メモリコントローラに接続され、
    前記ベースバンド処理部は、外部の第2SDRAMにアクセスするための第2メモリコントローラに接続され、
    前記第1のシステム処理部と前記第2のシステム処理部とは、共有される第1メモリアドレス空間を有し、
    前記ベースバンド処理部は、前記第1メモリアドレス空間とは独立した第2メモリアドレス空間を有し、
    前記第1メモリアドレス空間は、前記第2メモリアドレス空間を閲覧することの可能なアクセスウィンドウを有し、
    前記第1のシステム処理部及び第2のシステム処理部は、前記アクセスウィンドウへのアクセスによって、予め設定された前記第2メモリアドレス空間の任意のアドレス空間へアクセスすることが可能であり、
    更に、前記任意のアドレス空間のアドレス範囲設定を行うためのレジスタを有する半導体集積回路装置。
  5. 請求項4記載の半導体集積回路装置において、
    前記第2メモリアドレス空間は、前記第1メモリアドレス空間を閲覧することの可能な第2アクセスウィンドウを有し、
    前記ベースバンド処理部は、前記第2アクセスウィンドウへのアクセスによって、予め設定された前記第1メモリアドレス空間の任意のアドレス空間へアクセスすることが可能であり、
    前記レジスタは、前記第1メモリアドレス空間の任意のアドレス空間のアドレス範囲を設定することが可能である半導体集積回路装置。
  6. 請求項5記載の半導体集積回路装置において、
    更に、前記第1のシステム処理部にクロックを供給するための第1クロックパルスジェネレータと、前記ベースバンド処理部にクロックを供給するための第2クロックパルスジェネレータと、
    内蔵メモリと、を有し、
    前記第1および第2クロックパルスジェネレータは、前記システムコントローラからのコントロール信号を受けて、前記内蔵メモリに供給する電圧を低下する制御を行う半導体集積回路装置。
  7. 請求項6記載の半導体集積回路装置において、
    更に、前記第1のシステム処理部の割り込み制御を行う第1割り込みコントローラと、
    前記第2のシステム処理部の割り込み制御を行う第2割り込みコントローラと、
    前記第2のシステム処理部で利用される周辺回路と、を有し、
    前記周辺回路は、個別の割り込み要求信号を前記第2割り込みコントローラへ出力し、
    前記第2割り込みコントローラは、前記個別の割り込み要求信号に応じて前記第1割り込みコントローラへ割り込み要求信号を出力し、
    前記第1割り込みコントローラは、前記割り込み要求信号に基づいて、前記第1システム処理部へ割り込み要求を行う半導体集積回路装置。
  8. 請求項記載の半導体集積回路装置において、
    前記ベースバンド処理部は、
    GSM方式、およびWCDMA方式におけるベースバンド処理を行う半導体集積回路装置。
  9. 請求項記載の半導体集積回路装置において、
    前記第1のシステム処理部が接続される第1のバスと前記第2のシステム処理部が接続される第2のバスとを接続するバスブリッジを備え、
    前記第1のシステム処理部と前記第2のシステム処理部とは、前記バスブリッジにより相互に通信が可能であり、
    前記第1のシステム処理部、および前記第2のシステム処理部は、共通のメモリアドレス空間を有する半導体集積回路装置。
  10. 請求項記載の半導体集積回路装置において、
    前記ベースバンド処理部の割り込み制御を行う第3割り込みコントローラと前記第1のシステム処理部の割り込み制御を行う前記第1割り込みコントローラとの間に接続された第1のインタフェースと、
    前記第1割り込みコントローラと第2のシステム処理部の割り込み制御を行う前記第2割り込みコントローラとの間に接続された第2のインタフェースとを備え、
    前記ベースバンド処理部と前記第1のシステム処理部とは、前記第1のインタフェースを介して相互に割り込み要求が行われ、前記第1のシステム処理部と前記第2のシステム処理部とは、前記第2のインタフェースを介して相互に割り込み要求が行われる半導体集積回路装置。
  11. 請求項10記載の半導体集積回路装置において、
    前記第1中央処理装置は、第1のOSを実行し、
    前記第2中央処理装置は、第2のOSを実行し、
    前記ベースバンド処理部は、第3の中央処理装置を有し、
    前記第1、前記第2のシステム処理部、および前記ベースバンド処理部は、それぞれ異なるメモリアドレス空間を有し、
    前記ベースバンド処理部は、GSM方式、およびWCDMA方式におけるベースバンド処理を行うことを特徴とする半導体集積回路装置。
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