JP4480473B2 - Ah測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、睡眠時の無呼吸・低喚起を測定するAH測定装置に関する。
従来から、睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)が注目されている。このSASは、睡眠中の無呼吸・低喚起(AH:Apnea Hypopnea)の回数によって診断される。このAHは、睡眠中に呼吸振幅が一定割合低下した状態が継続することと定義される。例えば、睡眠中に呼吸振幅が50%低下した状態が10秒間継続したAHが1時間に5回以上起きた場合に、SASに該当すると判断される。
現在、睡眠に何らかの不満を持つ者は、成人の3割にも達し、SAS患者数は、200万人といわれている。特に、高齢者は、睡眠障害になりやすく、60歳以上のSASの有病率が10%を超えている。
このようなSAS患者の内で実際に治療を受けているSAS患者数は、全体の1%にあたる2万人程度である。その原因の1つが、睡眠障害を検査できる病院が少ないことにある。さらに、対象者は、高額で大掛かりな機械であるポリソムノグラフィー(polysomnography:PSG)によって入院検査を受けなければならず、時間も手間も掛かることも、その一因がある。このSAS検査装置であるPSGの一例が、非特許文献1に開示されている。
他方、PSGは対象者の身体に直接装着して測定する拘束型の装置である。そのため、PSGを用いて検査する場合には、対象者は一晩中PSGを装着しなければならず、対象者の睡眠が妨げられてしまう。そこで、身体に装着しない無拘束にSASを診断するSAS測定装置が求められてきた。特に、運輸業界やホテル等の病院以外から、無拘束で睡眠のみならず日常の生活を妨げないSAS測定装置が求められていた。
近年、このような要望に応じて、無拘束のSAS測定装置が提案され始めている。その一例として、胸郭や腹部の動きを検出する呼吸センサが寝具に配設されたSAS測定装置が開発されている(特許文献1参照)。しかしながら、寝返りや手の動き等の体動による振動が呼吸成分に対するノイズとなって発生するため、AHを精度良く判定することができない。そのため、PSGを用いた既存の方法と同等の精度でAHを判定するSAS測定装置を実現することが困難である。特に、対象者がAHの状態から呼吸を再開するときの信号波形と、呼吸をしている状態で寝返りをするときの信号波形を区別するのは困難である。
本間日臣/編集,「睡眠時無呼吸症候群」,第1版,克誠堂出版,200年9月1日 特開平8−131421号公報
このように、従来の測定装置においては、周波数フィルタを用いたとしても、呼吸成分と同じ周波数帯に発生する体動成分を除去することができないため、AH判定を行う上で最適な呼吸成分を得ることができないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、AH判定を行う上で最適な呼吸成分を得ることができるAH測定装置を提供することを目的とする。
本発明に係るAH測定装置は、対象者の睡眠時のAHを測定する装置であって、前記対象者が発生させる振動を検出し、第1の検出信号を出力する第1の振動検出手段(例えば、発明の実施の形態におけるエアマットセンサ11)と、前記対象者の呼吸に起因した振動が伝わりにくい位置に配置され、実質的に前記対象者の体動に起因した振動だけを検出し、第2の検出信号を出力する第2の振動検出手段(例えば、発明の実施の形態におけるエアマットセンサ12)と、前記第1の検出信号から、呼吸成分が分布する呼吸周波数帯の信号成分を抽出する呼吸成分抽出手段(例えば、発明の実施の形態におけるフィルタ手段32)と、前記第2の検出信号に基づいて、前記呼吸周波数帯の信号成分に含まれた体動成分を補正する補正手段(例えば、発明の実施の形態における補正手段36)とを備えたものである。
このような構成においては、呼吸周波数帯の体動成分の大きさと第2の検出信号の大きさとが略同じであるから、呼吸成分とともに検出された体動成分を補正することができる。従って、良好な呼吸成分を得ることができる。
本発明に係るAH測定装置は、対象者の睡眠時のAHを測定する装置であって、前記対象者が発生させる振動を検出し、第1の検出信号を出力する第1の振動検出手段(例えば、発明の実施の形態におけるエアマットセンサ11)と、前記対象者の呼吸に起因した振動が伝わりにくい位置に配置され、実質的に前記対象者の体動に起因した振動だけを検出し、第2の検出信号を出力する第2の振動検出手段(例えば、発明の実施の形態におけるエアマットセンサ12)と、前記第2の検出信号に基づいて、前記第1の検出信号に含まれた体動成分を補正する補正手段(例えば、発明の実施の形態における補正手段36)とを備えたものである。
このような構成においては、第1の検出信号に含まれた体動成分の大きさと第2の検出信号の大きさとが略同じであるから、第1の検出信号に含まれた体動成分を補正することができる。従って、良好な呼吸成分を得ることができる。
本発明に係るAH判定装置は、対象者の睡眠時のAHを測定する装置であって、前記対象者が発生させる振動を検出し、第1の検出信号を出力する第1の振動検出手段(例えば、発明の実施の形態におけるエアマットセンサ11)と、当該第1の検出信号から、呼吸成分が分布する呼吸周波数帯の信号成分を抽出する呼吸成分抽出手段(例えば、発明の実施の形態におけるフィルタ手段32)と、当該呼吸成分抽出手段が検出した呼吸周波数帯の信号成分に基づいてAHの回数をカウントするAHカウント手段(例えば、発明の実施の形態におけるAH判定手段42)と、前記対象者の呼吸に起因した振動が伝わりにくい位置に配置され、実質的に前記対象者の体動に起因した振動だけを検出し、第2の検出信号を出力する第2の振動検出手段(例えば、発明の実施の形態におけるエアマットセンサ12)と、当該第2の振動検出手段が検出した第2の検出信号に基づいて体動の回数をカウントする体動カウント手段(例えば、発明の実施の形態における補正手段36)と、前記AHカウント手段によってカウントされたAHの回数と、前記体動カウント手段によってカウントされた体動の回数との差分を算出する差分手段(例えば、発明の実施の形態における差分手段43)とを備えたものである。
このような構成においては、カウントされたAHの回数には、呼吸周波数帯の体動成分に依存したAHの回数が含まれている。従って、このAHの回数と体動の回数との差分をとることによって、呼吸成分に依存したAHの回数を効率よく求めることができる。
本発明に係るAH測定装置は、対象者の睡眠時のAHを測定する装置であって、前記対象者が発生させる振動を検出し、第1の検出信号を出力する第1の振動検出手段(例えば、発明の実施の形態におけるエアマットセンサ11)と、当該第1の振動検出手段が出力した第1の検出信号に基づいてAH判定を行い、AHの回数をカウントするAHカウント手段(例えば、発明の実施の形態におけるAH判定手段42)と、前記対象者の呼吸に起因した振動が伝わりにくい位置に配置され、実質的に前記対象者の体動に起因した振動だけを検出し、第2の検出信号を出力する第2の振動検出手段(例えば、発明の実施の形態におけるエアマットセンサ12)と、当該第2の振動検出手段が検出した第2の検出信号に基づいて体動の回数をカウントする体動カウント手段(例えば、発明の実施の形態における解析手段41)と、前記AHカウント手段によってカウントされたAHの回数と、前記体動カウント手段によってカウントされた体動の回数との差分を算出する差分手段(例えば、発明の実施の形態における差分手段43)とを備えたものである。
このような構成においては、カウントされたAHの回数には、呼吸周波数帯の体動成分に依存したAHの回数が含まれている。従って、このAHの回数と体動の回数との差分をとることによって、呼吸成分に依存したAHの回数を効率よく求めることができる。
好適には、前記第2の振動検出手段は、前記対象者の脚部付近に配置される。これによって、体動にだけ依存した第2の検出信号を確実に検出することができる。
また、前記第1の振動検出手段及び前記第2の振動検出手段の少なくともいずれか一方は、流体を収容し、前記対象者の身体より下に配置される流体封入体と、当該流体封入体内の流体の移動を検出することによって前記振動を検出するセンサとを有することができる。
またさらに、前記体動周波数帯は、前記呼吸周波数成分と、前記対象者の心拍に起因した心拍成分が分布する心拍周波数帯との間の周波数帯、若しくは当該心拍周波数帯と、前記対象者のイビキに起因したイビキ成分が分布するイビキ周波数帯との間の周波数帯である。
一般に呼吸は、鼻や口による気流があり、かつ胸腹部が動く状態を示す。さらに、無呼吸とは、鼻や口による気流が無く、胸腹部運動が低下する状態を示す。また、低喚起とは、鼻や口による気流が低下し、胸腹部運動が低下する状態を示す。また、本明細書においては、体動とは、寝返り、手足の動き等の動作である。
本発明によれば、AH判定を行う上で最適な呼吸成分を得ることができるAH測定装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
発明の実施の形態1.
まず、図1を用いて、本発明に係るAH測定装置の全体構成について説明する。図1は、このAH測定装置の一構成を示す模式図である。
図1に示すように、AH測定装置1は、エアマットセンサ11,12、コントローラ13を備えている。エアマットセンサ11,12は、対象者10の睡眠時における呼吸や体動に起因して発生する振動を検出する装置である。コントローラ13は、対象者10の呼吸/無呼吸や低喚起を測定する装置である。
このようなAH測定装置1において、エアマットセンサ11は、対象者10の呼吸や体動に起因した振動を検出し、この検出信号をコントローラ13に入力する。このエアマットセンサ11は、後述するように検出した検出信号から呼吸成分を抽出するので、対象者の呼吸を検出することができる箇所であれば、どこにでも配置することが可能である。この配置位置は、エアマットセンサ11の検出精度等により決定される。
エアマットセンサ12は、対象者10の体動だけに起因した振動を検出し、この検出信号をコントローラ13に入力する。対象者10の呼吸によって発生する振動が伝播可能な範囲の範囲外に配置されている。例えば、エアマットセンサ12は、胸郭運動や心拍等を検出しにくい位置に配設することができ、好適には、対象者10の脚部周辺に配置することができる。
また、エアマットセンサ12が対象者10の脚部の動脈によって対象者10の心拍を検出する場合には、エアマットセンサ12を脚部の裏に当接するように配置することも可能である。対象者10は寝返り等の動作をしたときに脚部を動かし、また対象者10が上半身を動かした場合には、この上半身の動作にともなって脚部が動く。従って、エアマットセンサ12を対象者10の脚部近傍に配設することによって、対象者10の体動だけに起因した振動を検出することができる。
コントローラ13は、エアマットセンサ11が検出した検出信号から、呼吸成分が分布する周波数帯の信号成分を抽出する。コントローラ13は、エアマットセンサ12が検出した体動だけに依存した検出信号に基づいて、呼吸成分が分布する周波数帯の信号成分を補正する。
続いて、図2及び図3を用いて、エアマットセンサ11,12、コントローラ13の各構成について順に詳細に説明する。ここでは、エアマットセンサ11,12の構成を略同じにすることができるので、エアマットセンサ11について説明し、エアマットセンサ12について省略する。
図2の模式図に、エアマットセンサ11の一構成例が示されている。このエアマットセンサ11は、エアマット111、エアチューブ112、圧力センサ113、出力ケーブル114、出力端子115を備えている。エアマット111は、空気等の流体が封入されたマットである。このエアマット111は、空気に限らず、液体が封入されたマットとすることもできる。また、エアマット111は、シート形状の一体のエアマット、あるいは、互いに分離された複数のシート状エアマットから構成することができる。
エアマット111は、典型的には対象者10の下方に配置され、例えば、マットレスやシーツ等の寝具の下部に取り付けられる。また、エアマット111は、枕の内部や下部、あるいは寝具の上部に取り付けることもできる。
エアチューブ112は、エアマット111の圧力変動を圧力センサ113に伝達する。エアチューブ112は中空状に構成され、エアマット111に封入された空気が自由に移動することができる。エアチューブ112は、例えば、ビニル等により形成される。
圧力センサ113は、エアチューブ112を介してエアマット111の圧力変動を検出し、電気信号として出力する。この圧力センサ113は、例えば、対象者10の呼吸や体動等に起因する1000Hz程度までの周波数を有する電気信号を取り出して出力することができる。また、圧力センサ113は、周波数が400Hz〜500Hz程度までの周波数帯の電気信号を取り出すように構成してもよい。なお、圧力センサ113の代わりにエアマット111の外表面形状の変化を測定する変位検出器を用いることも可能である。またなお、圧力センサ113は、エアチューブ112を介さずに、エアマット111に直接接続されるようにしてもよい。
出力ケーブル114は、圧力センサ113が検出したエアマット111の圧力変動を示す検出信号を伝達する。出力端子115は、コントローラ13に接続され、出力ケーブル114を介して検出信号をコントローラ13へと出力する。
図3のブロック図に、コントローラ13の論理構成の一例が示されている。図3に示すように、コントローラ13は、信号処理装置311,312、フィルタ手段32、入力手段33、設定手段34、解析手段35、補正手段36を備えている。
コントローラ13は、このような各種手段を有するが、これら各種手段は、物理的には、CPU、ROM、RAM、ハードディスク・ドライブ、マウスやキーボード等のハードウェアを用いて実現される。さらに、コントローラ13には、各種アプリケーション・プログラムがインストールされ、これらのプログラムによって、上記各種ハードウェア上で以下に述べる算出処理、解析処理等の各種機能が実現される。
信号処理装置311,312はそれぞれ、図示しないコントローラ13の入力端子を介してエアマットセンサ11,12から入力された検出信号について、内部処理を行うためのインターフェース処理を実行する。
フィルタ手段32は、信号処理装置312で処理された検出信号の内、特定の周波数帯域に対応した特定成分を抽出するための処理を行う。具体的には、フィルタ手段32は、呼吸成分が分布する周波数帯の振動成分を抽出する。
入力手段33は、操作ボタン等から構成される。対象者10は、コントローラ13の表示画面(図示せず)を見ながら当該入力手段33を操作して各種データを入力する。
設定手段34は、入力手段33に接続され、入力手段33から入力された各種設定値を保持する。この設定手段34は、解析手段35、補正手段36に接続され、各手段35,36に対して、入力手段33から入力された各種設定値を出力する。
解析手段35は、信号処理装置311に接続され、体動だけに依存した検出信号が入力される。解析手段35は、補正手段36に接続され、この検出信号の解析結果を補正手段36に出力する。
補正手段36は、フィルタ手段32に接続され、呼吸成分が分布する周波数帯の振動成分が入力される。補正手段36は、解析手段35による解析結果に基づいて、この呼吸成分に対応した周波数帯の振動成分を補正する。
次に、本発明に係るAH測定装置1の動作について説明する。
まず、図4を用いて、本発明に係るAH測定装置1の動作原理について説明する。ここで、図5を適宜参照しながら説明する。
図4の模式図に、このAH測定装置1の動作原理が示されている。図4において、振動検出部211,212は、エアマットセンサ11,12によって構成され、周波数フィルタ22は、コントローラ13によって構成されている。
図4に示すように、振動検出部211は、対象者10が発生させる振動を検出し、重ね合わせられた検出信号A,B,C,Dとして出力する。これら検出信号A,B,C,Dが、図5に示されている。図5に示すように、検出信号A,B,C,Dは順に、呼吸成分、体動成分、心拍成分、イビキ成分である。これら検出信号A,C,Dはそれぞれ、周波数帯0.1Hz〜0.8Hz、5Hz〜10Hz、100Hz〜1000Hzに発生する振動成分である。これに対して、体動成分である検出信号Bは、0Hz〜1000Hz程度までの全周波数に亘って発生している。これら検出された検出信号A,B,C,Dは、周波数フィルタ22に入力される。
周波数フィルタ22に入力された検出信号A,B,C,Dは、特定の周波数ごとに分離される。具体的には、周波数フィルタ22は、検出信号A,B,C,Dを、(信号成分A,B1)、信号成分B2、(信号成分C,B3)、信号成分B4、(信号成分D,B5)の5つの成分に分離する。ここで、信号成分B1,B2,B3,B4,B5は、検出信号Bを分離したものであり、B=B1+B2+B3+B4+B5が成り立つ。これら信号成分B1,B2,B3,B4,B5は、図5に示すように、周波数の異なる体動成分である。具体的には、信号成分B1,B3,B5は、呼吸成分、心拍成分、イビキ成分の各周波数帯に分布した体動成分である。従って、信号成分B1,B3,B5は、信号成分A,C,Dと同じ周波数帯の周波数を有する。また、信号成分B2,B4は、体動だけに依存した周波数を有する成分である。
振動検出部211に対して、振動検出部212は、体動だけに依存した検出信号B0を検出する。この検出信号B0の振幅の大きさは、信号成分B1の振幅の大きさに略等しい。従って、分離された信号成分A,B1中の信号成分B1は、検出信号B0に基づいて補正することが可能である。これによって、AH測定装置1は、信号成分A、すなわち呼吸成分を取り出すことができる。
続いて、図6を用いて、コントローラ13の動作処理について説明する。図6は、コントローラ13の処理フローを示すフローチャートである。ここで、図7を適宜用いながら説明する。図7は、コントローラ13が処理する信号の一例を示す波形図である。
図6に示すように、まず、SASを検査する検査スタッフは、入力手段33から予め各種設定値を入力し、各処理における閾値や倍率等を設定する(S101)。それとともに、検査スタッフは、入力手段33からコントローラ13における各種処理の時刻を設定する。設定手段34は、入力手段33から入力された閾値、倍率、解析時刻を保持する。
エアマットセンサ11から出力された検出信号が信号処理装置312に入力される。すると、信号処理装置312は、この検出信号の信号処理を実行し(S102)、フィルタ手段32に入力する。フィルタ手段32は、信号処理装置312から入力された検出信号から、対象者10の呼吸に起因する呼吸成分を抽出する(S103)。
図7(a)の波形図に、このフィルタ手段32によって抽出された信号成分の一例が示されている。この抽出された信号成分は、呼吸成分、体動成分から構成されている。すなわち、フィルタ手段32は、呼吸成分とともに、この呼吸成分の周波数帯に周波数を有する体動成分も通過させる。従って、図7(a)に示すように、対象者10に体動があった時刻t1、t3付近においては、体動成分によって、この信号成分の振幅が大きくなっている。
エアマットセンサ12から出力された検出信号は、信号処理装置311に入力される。すると、信号処理装置311は、この検出信号を信号処理する。図7(b)の波形図に、このエアマットセンサ12によって検出された信号の一例が示されている。この検出信号には、呼吸成分、心拍成分、イビキ成分が含まれていない。図7(b)に示すように、対象者10に体動があった時刻t1、t3付近の振幅が大きくなっている。
図6に示すように、エアマットセンサ12からの検出信号は、信号処理装置311から出力されると、解析手段35に入力される。このとき、設定手段34は、解析手段35に対して、体動だけに依存した検出信号を解析するための閾値αを入力する。解析手段35は、入力された閾値αに基づいて、この入力された体動だけに依存した検出信号を解析する(S104)。具体的には、解析手段35は、体動だけに依存した検出信号の振幅を順次抽出し、この振幅と閾値αとの比較処理を実行する。解析手段35は、この順次行われた比較処理の比較結果を、その解析時刻とともに補正手段36に出力する。
補正手段36には、解析手段35から比較結果が入力されるとともに、フィルタ手段32から呼吸成分と呼吸成分の周波数帯に分布した体動成分とが入力される。補正手段36は、この入力された比較結果に基づいて、呼吸成分の周波数帯に周波数を有する体動成分の補正を行う。このとき、補正手段36には、設定手段34から補正のための所定の縮小倍率が解析時刻とともに入力される。
具体的には、解析手段35が、体動だけに依存した検出信号の振幅が、閾値αよりも大きいと判断したとする。この場合には、補正手段36は、設定手段34から入力された縮小倍率に基づいて、この比較処理時の解析時刻における呼吸成分が分布する周波数帯の信号成分の振幅を縮小する(S105)。
逆に、解析手段35が、体動だけに依存した検出信号の振幅が、閾値αよりも小さいと判断したとする。この場合には、フィルタ手段32によって抽出された信号成分に体動成分が含まれない。すなわち、フィルタ手段32によって抽出された信号成分は、呼吸成分のみである。従って、補正手段36は、この比較処理時の解析時刻における呼吸成分が分布する周波数帯の信号成分の振幅を等倍で出力する。(S106)。
図7(c)の波形図に、補正手段36によって補正された信号成分の一例が示されている。図7(c)に示すように、対象者10に体動があった時刻t1、t3付近においては、図7(a)に示された信号成分に比べて、振幅が縮小されている。これに対して、時刻t1、t3以外の体動がなかった時刻t2付近においては、図7(a)に示された信号成分の振幅が略維持されている。
このように、呼吸成分が分布する周波数帯の信号成分は、その振幅が補正された後、AH判定処理に用いられる(S107)。このAH判定処理は、一例として、胸腹部の動きがそれ以前の2分間における最大幅の50%以下の低下が10秒以上持続する場合にAHと判定する。なお、AH判定処理については、本間日臣/編集,「睡眠時無呼吸症候群」,第1版,克誠堂出版,200年9月1日,p.2−4(前述の非特許文献1)に記載されている。
また、図7(d)の波形図に、PSGによって対象者10の呼吸が測定された信号の一例が示されている。この信号と、図7(c)の補正された信号成分の信号波形とを比較すると、本発明に係るAH測定装置1によって得られた呼吸成分は、PSGによって測定された信号に近似している。
以上のように、本発明に係るAH測定装置1によれば、体動だけに依存した検出信号を用いて、呼吸成分が分布する周波数帯の信号成分を補正する。この呼吸成分が分布する周波数帯の信号成分には、呼吸成分のみならず、この周波数帯に分布する体動成分も含まれている。この体動成分の振幅が体動だけに依存した検出信号の振幅と略同じである。従って、体動だけに依存した検出信号を用いて、呼吸成分が分布する周波数帯の信号成分の体動成分を補正することができる。従って、AH判定に用いられる呼吸成分の振幅の増減に影響を与える体動成分を取り除くことが可能となる。これにより、呼吸成分に混じった体動成分の寄与を確実に低減することができ、AH判定の大幅な精度向上を実現することができる。
なお、本実施形態においては、エアマットセンサ11,12によって対象者10が発生させる振動を検出したが、本発明における検出装置は、エアマットセンサに限られない。特に、この振動を無拘束に検出可能な検出装置であれば好ましいが、これに限らず、チェスト・バンド等のように対象者に直接装着する装置であってもよい。さらに、本発明においては、2つのエアマットセンサを2つ用いて呼吸や体動を検出したが、双方ともにエアマットにせずに、一方のみをエアマットセンサとすることも可能である。
またなお、本実施形態においては、エアマットセンサによって対象者10の呼吸や体動に起因した振動を検出したが、本発明は、エアマットセンサに限らず、この振動を無拘束に検出可能な検出装置であればよい。またさらに、本発明は、対象者10の呼吸や体動を無拘束に検出する場合のみならず、チェスト・バンド等のように対象者に直接装着して呼吸や体動を検出する場合にも適用可能である。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態2においては、エアマットセンサ12が検出した体動だけに依存した検出信号を用いて、エアマットセンサ11が検出した検出信号を直接補正する場合について説明する。
図8のブロック図に、本実施形態におけるコントローラ13の論理構成の一例が示されている。図8に示すように、本実施形態のコントローラ13においては、発明の実施の形態1と異なり、フィルタ手段32が不要となる。すなわち、信号処理装置312によってインターフェース処理された検出信号は、補正手段36に直接入力される。
図9の模式図に、本実施形態におけるAH測定装置1の動作原理の一例が示されている。
図9に示すように、発明の実施形態1と同様に、振動検出部211は、重ね合わせられた検出信号A,B,C,Dを検出する。振動検出部212もまた、体動だけに依存した検出信号B0を検出する。この検出された検出信号B0の振幅の大きさは、信号成分A,C,Dに重ね合わされた信号成分Bの振幅の大きさに略等しい。従って、本実施形態においては、検出信号A,B,C,D中の信号成分Bが、体動だけに依存した検出信号B0に基づいて補正することができる。これによって、AH測定装置1は、信号成分A,C,Dが重ね合わされた信号を取り出すことができる。
ここで、信号成分C,Dが信号成分Aに比べて十分に小さい場合には、信号成分A,C,Dが重ね合わせられた信号は信号成分Aと略同じとみなすことができる。従って、AH測定装置1によって取り出された信号成分A,C,Dが重ね合わせられた信号は、信号成分Aとして用いることができる。
実際、心拍成分(信号成分C)、イビキ成分(信号成分D)は、呼吸成分(信号成分A)に比べて振幅が小さい。従って、本実施形態のように、AH測定装置1によって取り出された信号成分は、呼吸成分としてAH判定に用いることができる。
発明の実施の形態3.
発明の実施の形態3においては、エアマットセンサ11が検出した検出信号を用いてAH判定した判定結果を、エアマットセンサ12が検出した体動だけに依存した検出信号を用いて補正する場合について説明する。
図10の模式図に、本実施形態におけるAH測定装置1の動作原理の一例が示されている。
図10に示すように、重ね合わせられた検出信号A,B,C,Dは、振動検出部211によって検出され、AH判定に用いられる。このAH判定処理によって、AHの回数がカウントされる。これに対して、振動検出部212は、体動だけに依存した検出信号B0を検出する。体動の回数は、この検出信号B0を用いてカウントされる。
このようにカウントされたAHの回数、体動の回数の差分がとられる。カウントされたAHの回数には、体動成分Bに依存したAHの回数が含まれている。このAHの回数は、検出信号B0の振幅の大きさが体動成分Bの振幅の大きさと等しいので、検出信号B0に依存したAHの回数に等しくなる。従って、このAHの回数と体動の回数との差分をとることによって、呼吸成分に依存したAHの回数を求めることができる。
続いて、本実施形態におけるコントローラ13について具体的に説明する。
図11のブロック図に、本実施形態におけるコントローラ13の論理構成の一例が示されている。なお、図11においては、発明の実施の形態1,2における機能ブロックと同じブロックについては、同じ符号を付し、その説明を省略する。
図11に示すように、本実施形態のコントローラ13においては、発明の実施の形態2と同様に、フィルタ手段32が不要となる。このコントローラ13は、解析手段35、補正手段36に替えて、解析手段41、AH判定手段42、差分手段43を有する。
解析手段41には、発明の実施の形態1,2における解析手段35と同様に、信号処理装置311から、体動だけに依存した検出信号が入力される。この解析手段41は、解析手段35と異なり、入力された検出信号を用いて体動があった回数をカウントする。
AH判定手段42は、AH判定処理を行う。信号処理装置312によってインターフェース処理された検出信号は、AH判定手段42に直接入力される。AH判定手段42は、入力された検出信号を用いて、対象者10がAHである回数をカウントする。また、このAH判定処理に用いられる各種閾値、解析時刻等は、設定手段34からAH判定手段42に入力される。なお、このAH判定処理については、上記文献を参照することができる。
差分手段43は、差分演算処理を行う。差分手段43には、解析手段41によってカウントされた体動の回数、AH判定手段42からAHの回数が入力される。差分手段43は、これらの差分を算出する。
発明の実施の形態4.
発明の実施の形態3においては、エアマットセンサ11が検出した検出信号を用いてAH判定した。これに対して、発明の実施の形態1に示されたフィルタ手段32が抽出した呼吸成分を用いてAH判定することもできる。発明の実施の形態4においては、この場合について説明する。
図12の模式図に、本実施形態におけるAH測定装置1の動作原理の一例が示されている。また、図示しないが、本実施形態におけるコントローラ12の論理構成は、図3に示された論理構成において、解析手段35、補正手段36に替えて、解析手段41、AH判定手段42、差分手段43を有した構成となる。
図12に示すように、振動検出部211によって検出された検出信号A,B,C,Dは、発明の実施形態1と同様に、周波数フィルタ22によって、(信号成分A,B1)、信号成分B2、(信号成分C,B3)、信号成分B4、(信号成分D,B5)の5つの帯域に分離される。これら分離された信号成分の内、信号成分A,B1は、AH判定処理に用いられ、AHの回数がカウントされる。
振動検出部212によって検出された検出信号B0は、体動だけに依存しているので、この検出信号B0を用いて体動の回数がカウントされる。発明の実施の形態3と同様に、これらカウントされたAHの回数、体動の回数の差分がとられ、この差分によって呼吸成分に依存したAHの回数を求めることができる。
なお、発明の実施の形態3,4において、AH判定箇所と体動判定箇所の時間帯が重なっている場合に、差分をとることによって体動による寄与を除去しているが、この場合にAHと判定しないように構成してもよい。すなわち、体動が発生した区間をAH判定の対象としないように構成することもでき、AHの回数を効率よくカウントすることができる。
本発明に係るAH測定装置の一構成例を示す説明図である。 本発明に係るAH測定装置におけるエアマットセンサの一構成例を示す模式図である。 本発明に係るAH測定装置におけるコントローラの論理構成の一例を示すブロック図である。 本発明に係るAH測定装置の動作原理の一例を示す模式図である。 本発明に係るAH測定装置におけるコントローラが抽出する周波数帯を示す模式図である。 本発明に係るAH測定装置におけるコントローラの処理動作の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るAH測定装置におけるコントローラが処理する信号の一例を示す波形図である。 本発明に係るAH測定装置におけるコントローラの論理構成の一例を示すブロック図である。 本発明に係るAH測定装置の動作原理の一例を示す模式図である。 本発明に係るAH測定装置の動作原理の一例を示す模式図である。 本発明に係るAH測定装置におけるコントローラの論理構成の一例を示すブロック図である。 本発明に係るAH測定装置の動作原理の一例を示す模式図である。
符号の説明
1…AH測定装置、10…対象者、11,12…エアマットセンサ、
111…エアマット、112…エアチューブ、113…圧力センサ、
114…出力ケーブル、115…出力端子、13…コントローラ
211,212…振動検出部、22…周波数フィルタ
311,312…信号処理装置、32…フィルタ手段、33…入力手段、
34…設定手段、35…解析手段、36…補正手段
41…補正手段、42…AH判定手段、43…差分手段

Claims (7)

  1. 対象者の睡眠時のAHを測定する装置であって、
    前記対象者が発生させる振動を検出し、第1の検出信号を出力する第1の振動検出手段と、
    前記対象者の呼吸に起因した振動が伝わりにくい位置に配置され、実質的に前記対象者の体動に起因した振動だけを検出し、第2の検出信号を出力する第2の振動検出手段と、
    前記第1の検出信号から、呼吸成分が分布する呼吸周波数帯の信号成分を抽出する呼吸成分抽出手段と、
    前記第2の検出信号に基づいて、前記呼吸周波数帯の信号成分に含まれた体動成分を補正する補正手段とを備えたAH測定装置。
  2. 対象者の睡眠時のAHを測定する装置であって、
    前記対象者が発生させる振動を検出し、第1の検出信号を出力する第1の振動検出手段と、
    前記対象者の呼吸に起因した振動が伝わりにくい位置に配置され、実質的に前記対象者の体動に起因した振動だけを検出し、第2の検出信号を出力する第2の振動検出手段と、
    前記第2の検出信号に基づいて、前記第1の検出信号に含まれた体動成分を補正する補正手段とを備えたAH測定装置。
  3. 対象者の睡眠時のAHを測定する装置であって、
    前記対象者が発生させる振動を検出し、第1の検出信号を出力する第1の振動検出手段と、
    当該第1の検出信号から、呼吸成分が分布する呼吸周波数帯の信号成分を抽出する呼吸成分抽出手段と、
    当該呼吸成分抽出手段が検出した呼吸周波数帯の信号成分に基づいてAHの回数をカウントするAHカウント手段と、
    前記対象者の呼吸に起因した振動が伝わりにくい位置に配置され、実質的に前記対象者の体動に起因した振動だけを検出し、第2の検出信号を出力する第2の振動検出手段と、
    当該第2の振動検出手段が検出した第2の検出信号に基づいて体動の回数をカウントする体動カウント手段と、
    前記AHカウント手段によってカウントされたAHの回数と、前記体動カウント手段によってカウントされた体動の回数との差分を算出する差分手段とを備えたAH測定装置。
  4. 対象者の睡眠時のAHを測定する装置であって、
    前記対象者が発生させる振動を検出し、第1の検出信号を出力する第1の振動検出手段と、
    当該第1の振動検出手段が出力した第1の検出信号に基づいてAH判定を行い、AHの回数をカウントするAHカウント手段と、
    前記対象者の呼吸に起因した振動が伝わりにくい位置に配置され、実質的に前記対象者の体動に起因した振動だけを検出し、第2の検出信号を出力する第2の振動検出手段と、
    当該第2の振動検出手段が検出した第2の検出信号に基づいて体動の回数をカウントする体動カウント手段と、
    前記AHカウント手段によってカウントされたAHの回数と、前記体動カウント手段によってカウントされた体動の回数との差分を算出する差分手段とを備えたAH測定装置。
  5. 前記第2の振動検出手段は、前記対象者の脚部付近に配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のAH測定装置。
  6. 前記第1の振動検出手段及び前記第2の振動検出手段の少なくともいずれか一方は、流体を収容し、前記対象者の身体より下に配置される流体封入体と、
    当該流体封入体内の流体の移動を検出することによって前記振動を検出するセンサとを有する請求項1乃至5のいずれかに記載のAH測定装置。
  7. 前記体動周波数帯は、前記呼吸周波数成分と、前記対象者の心拍に起因した心拍成分が分布する心拍周波数帯との間の周波数帯、若しくは当該心拍周波数帯と、前記対象者のイビキに起因したイビキ成分が分布するイビキ周波数帯との間の周波数帯であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のAH測定装置。
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