JP4479979B2 - ホログラム複製方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホログラム複製方法に関し、特に、感光フィルム上に光学密着液を介して無反射板を積層するホログラム複製方法において、複製前の光学密着液の静置時間を最小限に短縮して、高生産能力で良好なホログラムを複製することが可能なホログラム複製方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ホログラムは、その意匠性の高さや偽造が困難であることから、出版、パッケージ、プレミアム、POPを始め、偽造防止等広い分野に広がっている。特に、ホログラムの記録縞がそのフィルム内に屈折率の縞として記録されている体積型ホログラムでは、フィルム表面の凹凸として記録されているエンボス型ホログラムと比べて偽造防止効果が高い分、その量産方法はより複雑になる。
【0003】
以下、ホログラムの複製方法の従来技術(特開平7−114330号)について説明する。従来、ホログラム原版と感光材料とを密着させ、レーザー光を照射して、感光材料中で原版からの回折光と入射光とを干渉させ、その干渉縞を感光材料中に記録することにより、ホログラム原版の複製が行われている。また、ホログラムのノイズを除去する目的で、レーザー光入射側表面に無反射コーティングされた無反射板が感光材料の入射光側に積層される。感光材料支持フィルムと無反射板の間には、感光材料支持フィルム及び無反射板と屈折率が略等しい光学密着液を介在させ、密着性を良くして界面反射を防止している。ホログラム原版が反射型の場合は、図3に層構成を示すように、レーザー光47入射側から、無反射板(無反射コートガラス)34、光学密着液12、支持体フィルム4、感光材料2、ホログラム原版35、光吸収材料13の順の層構成となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような層構成における光学密着液12は一般に粘度の高い液体であり、その流動性により均一な厚みにならず、特に、光学密着液12の量が多い場合には、その流動により記録する干渉縞が変動し良好なホログラムの複製ができないという問題があった。これを避けるための、積層後、光学密着液12の流動が収まるまでに必要な静置時間が毎回異なるために、安全を見て十分長い時間静置させることになり、そのため、生産能力が低下するという問題があった。
【0005】
本発明は従来技術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で光学密着液の流動が収まったことが確認でき、高生産性でかつ良好なホログラムを複製できる方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のホログラム複製方法は、複製されるホログラム情報が記録されたホログラム原版に、ホログラム記録フィルムを貼り合わせ、前記ホログラム記録フィルムに光学密着液を滴下し、ホログラム記録光に対して反射防止コーティングされた無反射板を前記光学密着液が記録面全体に行き渡るように積層し、ホログラム記録光を照射して前記ホログラム記録フィルムにホログラムを複製する方法において、
前記光学密着液はその屈折率が前記ホログラム記録フィルムと前記無反射板の屈折率と0.005〜0.04の範囲で異なるように選び、
前記ホログラム記録光の照射の前に、前記ホログラム記録フィルムに感光しない波長の検出光を前記ホログラム記録フィルムに照射して、前記光学密着液の厚みむらによる前記光学密着液内部での繰り返し反射干渉縞の時間的変化を監視することにより前記光学密着液の安定化を確認することを特徴とする方法である。
【0008】
この場合、ホログラム原版としては反射型ホログラムであることが望ましい。
【0009】
本発明においては、光学密着液はその屈折率がわずかにホログラム記録フィルムと無反射板の屈折率と異なるように選び、ホログラム記録光の照射の前に、ホログラム記録フィルムに感光しない波長の検出光をホログラム記録フィルムに照射して、光学密着液の厚みむらによる光学密着液内部での繰り返し反射干渉縞の時間的変化を監視することにより光学密着液の安定化を確認するので、光学密着液の静置時間が必要最小限になり無駄な時間を必要としないため、高生産性でホログラム複製を行うことができ、かつ、光学密着液が確実に安定化してからホログラム複製を行うので、光学密着液の流動によるホログラム複製の不良をなくすことが可能になり良好なホログラムを複製を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のホログラム複製方法の実施例について図面を参照にして説明する。
【0011】
図2に示すような光学系を用いて、リップマンホログラム(反射型ホログラム)原版を撮影する。すなわち、Arレーザー21を用い、それから発振された光はハーフミラー22で2つの光束に分割され、一方の光はミラー23、レンズ24を経てピンホール25に集光され、ピンホール25から出射した発散光は感光材料26の一方の側から斜めに入射される。また、分割された他方の光は、ミラー27、28、レンズ29を経てピンホール30に集光され、ピンホール30から出射した発散光は感光材料26の他方の側から入射され、両方の発散光束は感光材料26中で干渉し、その中に記録される。感光材料26としては、米国デュポン社製Omnidex−352ホログラフィック記録フィルムを用いる。露光量は、Arレーザー21からの波長514nmの光で30mJ/cm2 である。露光後、ホログラムが記録された感光材料26に超高圧水銀灯で100mJ/cm2 の均一露光をし、ガラス板間に光学接着剤(米国ノーランド社製NOA−61)で封止し、ホログラム原版35とする。そして、このホログラム原版35の複製用感光材料フィルムが密着される面をフッ素系離型剤、シリコーン系離型剤等で離型処理をしておく。また、図5(b)に示すように、ホログラム原版35の複製用感光材料フィルムが密着される面のフィルム進行方向の両側面に沿ってその表面に溝61、61を設け、原版35の両側面と溝61、61の間に土手部62、62を形成しておく。
【0012】
次に、図1(a)に示すような複製装置にこのホログラム原版35を組み込む。この装置において、複製用感光材料フィルム1として、同図(b)▲1▼に断面を示すように、支持体フィルム3/感光材料2/支持体フィルム4の3層構成のOmnidex−352ホログラフィック記録フィルムを用いる。また、保護フィルム50として、同図(b)▲3▼に断面を示すように、50μm厚PET(ポリエチレンテレフタレート)51/1μm厚光学接着剤(米国ノーランド社製NOA−61)52/50μm厚PET53からなる保護フィルムを用いる。
【0013】
この装置の構成を作用と共に説明すると、まず、複製用感光材料フィルム1がセットされた巻き出しローラー31から送り出されたフィルム1は、1つのニップローラーを構成するクリーナーローラー44を通ってクリーニングされ、別のニップローラーを構成する支持体フィルム剥離ローラー32で片面の支持体フィルム3を剥離する。剥離された支持体フィルム3は巻き取りローラー33で巻き取られる。一方、感光材料2面の露出したフィルム1は、圧着ローラー37を原版35の図の左端から若干右に寄った位置から図の右の方へ押圧しながら移動し、その右端の若干手前で左上方へ離すことにより、原版35のガラス板中央領域上にラミネートされる。このとき、感光材料フィルム1の原版35両端35’、35’での持ち上げ角度αは図4に示すように2〜10°程度になるように、支持体フィルム剥離ローラー32の配置及び圧着ローラー37の停止位置を設定する。
【0014】
次に、フィルム1でラミネートされた原版35上に、図5(a)にフィルム進行方向に沿う断面図、同図(b)にフィルム横断方向に沿う断面図、同図(c)に平面図を示すように、障壁部材60、60を横から原版35上方に差し込んで、原版35の両端近傍で有効複製領域外に密着しているフィルム1上に軽く押し付ける。そして、図5に示すような、例えば先端が2本以上に枝分かれしていて複数の穴から同時に光学密着液(屈折率整合液)12を滴下できる光学密着液供給管63を横から原版35上方に差し込み、光学密着液12としてキシレンを原版35に張り付けられたフィルム1上に適量滴下し、その後、光学密着液供給管63を退避させてから、泡を抱き込まないように注意深く無反射板34をその上に被せる。なお、無反射板34の光学密着液接触面34’は予めフッ素系撥水処理剤、シリコーン系撥水処理剤等で撥水処理されている。
【0015】
その後、図示しない超高圧水銀灯からの紫外光46をクロムトリミングマスク36を通して投影露光することにより、感光材料2のラミネート領域の中心部のみを遮光し、それ以外の周囲部分に30mJ/cm2 の量で露光して感光性を失わせ、トリミング(マスキング)を行う。
【0016】
このトリミングの時間を含めて、光学密着液12の静置を行うのであるが、図6に示すように、感光材料2に感光しない波長633nmのKrレーザー光71をレンズ72とピンホール73を通して発散光にして、1mの距離から無反射板34の無反射板全面に照射し、その反射光を1m離れたスクリーン74に投影する。スクリーン74には、例えば図7に模式的に示す干渉縞パターンが4倍に拡大して投影される。各層の屈折率は、無反射板(ソーダガラス)34が1.51、光学密着液(工業用キシレン)12が1.50、感光材料支持フィルム(PET)4が1.53であり、無反射板34と感光材料支持フィルム4とにわずかに屈折率差が存在するように光学密着液12の材料が選択されている。このわずかな屈折率差によって、光学密着液12内での繰り返し反射が生じ、光学密着液12の厚み分布による明暗の干渉縞が現われ、その流動による干渉縞の変化をCCDカメラ75でモニターする。干渉縞の画像はコンピュータに取り込み、それを4mm角エリアに分割した。各エリアで干渉縞が横切る度に明るさが変化する。全エリアで変化が5秒間現れなかったら、光学密着液12の流動は安定化したと判断してホログラム記録光47の照射を開始するように設定した。
【0017】
本実施例では、スクリーン74上の干渉縞ピッチが一番細かい場所で10mm前後(1ピッチは約0.25μmの光学密着液12の厚み変化に相当)であったため、CCDカメラ75で撮像した画像を4mm角のエリアに分割してモニターしたが、このサイズは干渉縞のピッチより狭く選ぶ必要がある。
【0018】
次に、原版撮影時と共役なArレーザー光47を感光材料フィルム1側から原版35に照射(照射量:30mJ/cm2 )して複製を行う。
【0019】
上記複製後、無反射板34をフイルム1から剥離し、その間に、図8に示したように、矢印のぬぐい方向に凹状(弓形)に湾曲しているスキージ(ワイパー)64を差し込み、フィルム1上に軽く押し付けて矢印方向に拭うことにより光学密着液12をクリーニングし、さらに残存する光学密着液12を加熱空気で乾燥させる。
【0020】
次に、圧着ローラーを兼ねる複製フィルム剥離ローラー37を今度は図の左の方へ押圧しながら移動することにより、複製フィルム1を剥離し、フィルム1を1コマ分足すコマ間隔分の長さ送り出す。そのとき、複製フィルム1の感光材料2面側に、接着層52付き保護フィルム50をさらに別のニップローラーを構成するラミネートローラー38で貼り合わせる。この際、巻き出しローラー40から供給される保護フィルム50のカバーシート51(50μm厚PET)は、剥離ローラー39で剥離され、巻き取りローラー41に巻き取られる。
【0021】
保護フィルム50を貼り合わせた複製フィルム1は、搬送用の別のニップローラー54等を経て紫外線照射器42に入り、図示しない超高圧水銀灯からの紫外光49を100mJ/cm2 の量露光された後、巻き取りローラー43に巻き取られる。この紫外光49による露光は、接着層52の接着力を上げるための処理である。なお、剥離ローラー32及び39で発生する静電気を除去するために、それぞれの位置に帯電防止装置45が取り付けられている。
【0022】
そして、上記の各ニップローラー44、32、38、54の原版35中心線からフィルム1のパスに沿う距離xは、図9の関係に従って、
n(a+b)+a/2<x<n(a+b)+a/2+b
の関係を満たすように設定される。ここで、aは1回の複製で形成されるホログラム記録領域のフィルム1進行方向の寸法(1コマの寸法)、bは各ホログラム記録領域間のフィルム1進行方向の間隔、nはゼロ又は正の整数である。図9で、R、R’は露光前後のニップローラーであり、x、x’は露光前後のニップローラーR、R’の原版5中心線からフィルムパスに沿う距離である。
【0023】
このような関係を満足させることができるように、各ニップローラー44、32、38、54は、フィルム1のパスに沿う方向に位置調節可能に構成されている。
【0024】
このような装置において、図1(a)の▲1▼〜▲5▼における感光材料フィルム1、保護フィルム50及びそれらを貼り合わせた状態の層構成は、同図(b)のようになっている。なお、シートにカットした最終製品のカバーシート53を剥離することにより、ホログラムシールとして物品に接着することができる。
【0025】
図10に、100回連続してホログラムを複製したときの光学密着液12の静置時間の変化を示す。平均して45秒の静置時間が必要であった。もし静置時間を45秒に固定したとすると、53%のショット(複製)は静置時間不足となる。
【0026】
以上、本発明のホログラム複製方法を実施例に基づいて説明してきたが、本発明はこの実施例に限定されず種々の変形が可能である。
【0027】
本実施例では、無反射板34、光学密着液12、感光材料支持フィルム4の屈折率がそれぞれ1.51、1.50、1.53となるよう材料を選択している。ホログラムノイズを減らすためには、これらの屈折率差を極力小さくするのが望ましいが、小さくなる程干渉縞の検出が困難になる。この選択は、ホログラムに要求される品質やCCDカメラの感度等の条件から決められる。これらの間に屈折率差Δnとしては0.005〜0.04の範囲になるように設定するのが望ましい。
【0028】
なお、干渉縞検出の検出感度を上げるためには、無反射板34表面の無反射コーティングが、ホログラム記録光47のみならず、モニター光71に対しても低反射率であるように設計するのが望ましい。
【0029】
また、モニター光71を単色光として干渉による明暗縞をモニターしたが、ホログラム記録フィルム1に感光しない範囲の連統スペクトル光を照射して干渉色をモニターするようにしてもよい。
【0030】
さらに、モニター光71を発散光にして照射したが、これに限るものではなく、平行光、収束光を用いてもよい。また、簡易的には、モニター光71を無反射板34全面でなくホログラム記録フィルム1の一部分に照射してモニターしてもよい。
【0031】
また、干渉縞が時間的な変化を検出するのに、上記実施例の方法以外に種々の方法を用いることができる。例えば干渉縞の画像の時間的な微分を用いてもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のホログラム複製方法によると、光学密着液はその屈折率がわずかにホログラム記録フィルムと無反射板の屈折率と異なるように選び、ホログラム記録光の照射の前に、ホログラム記録フィルムに感光しない波長の検出光をホログラム記録フィルムに照射して、光学密着液の厚みむらによる光学密着液内部での繰り返し反射干渉縞の時間的変化を監視することにより光学密着液の安定化を確認するので、光学密着液の静置時間が必要最小限になり無駄な時間を必要としないため、高生産性でホログラム複製を行うことができ、かつ、光学密着液が確実に安定化してからホログラム複製を行うので、光学密着液の流動によるホログラム複製の不良をなくすことが可能になり良好なホログラムを複製を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例のホログラム複製方法を実施する装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の1実施例におけるホログラム原版撮影光学系の構成を説明するための図である。
【図3】本発明の1実施例のホログラム複製の際の層構成を示す図である。
【図4】感光材料フィルムのホログラム原版両端での持ち上げ角度を説明するための図である。
【図5】感光材料フィルム上に光学密着液を滴下するための構成と光学密着液が裏面へ回り込むのを防止する構成を説明するための図である。
【図6】本発明の1実施例の光学密着液内部での繰り返し反射による干渉縞を観察するための光学系を示す図である。
【図7】本発明の1実施例の光学密着液内部での繰り返し反射による干渉縞パターンを模式的に示す図である。
【図8】光学密着液を拭い取るための構成を説明するための図である。
【図9】本発明に係る露光前後のニップローラーの配置位置を説明するための図である。
【図10】本発明の1実施例における無反射板を積層してからホログラム記録光を照射するまでの静置時間の変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1…複製用感光材料フィルム
2…感光材料
3…支持体フィルム
4…支持体フィルム
12…光学密着液
13…光吸収材料
21…Arレーザー
22…ハーフミラー
23…ミラー
24…レンズ
25…ピンホール
26…感光材料
27、28…ミラー
29…レンズ
30…ピンホール
31…巻き出しローラー
32…支持体フィルム剥離ローラー
33…巻き取りローラー
34…無反射板(無反射コートガラス)
34’…無反射板の光学密着液接触面
35…ホログラム原版
35’…ホログラム原版の端部
37…圧着ローラー兼複製フィルム剥離ローラー
38…ラミネートローラー
39…剥離ローラー
40…巻き出しローラー
41…巻き取りローラー
42…紫外線照射器
43…巻き取りローラー
44…クリーナーローラー
45…帯電防止装置
47…ホログラム記録光(Arレーザー光)
49…紫外光
50…保護フィルム
51…カバーシート(PET)
52…光学接着剤
53…カバーシート(PET)
54…ニップローラー
60…障壁部材
61…溝
62…土手部
63…光学密着液供給管
64…スキージ(ワイパー)
46…紫外光
71…Krレーザー光(モニター光)
72…レンズ
73…ピンホール
74…スクリーン
75…CCDカメラ

Claims (2)

  1. 複製されるホログラム情報が記録されたホログラム原版に、ホログラム記録フィルムを貼り合わせ、前記ホログラム記録フィルムに光学密着液を滴下し、ホログラム記録光に対して反射防止コーティングされた無反射板を前記光学密着液が記録面全体に行き渡るように積層し、ホログラム記録光を照射して前記ホログラム記録フィルムにホログラムを複製する方法において、
    前記光学密着液はその屈折率が前記ホログラム記録フィルムと前記無反射板の屈折率と0.005〜0.04の範囲で異なるように選び、
    前記ホログラム記録光の照射の前に、前記ホログラム記録フィルムに感光しない波長の検出光を前記ホログラム記録フィルムに照射して、前記光学密着液の厚みむらによる前記光学密着液内部での繰り返し反射干渉縞の時間的変化を監視することにより前記光学密着液の安定化を確認することを特徴とするホログラム複製方法。
  2. 前記ホログラム原版が反射型ホログラムであることを特徴とする請求項記載のホログラム複製方法。
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