JP4478406B2 - 伸縮管および継ぎ足し管 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、伸縮式の物干し竿や、相対する壁面間に圧着取り付けられる圧着ポールや圧着棚を構成する伸縮管に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平8−299690号公報
従来、大径管とこの大径管に伸縮自在に挿入された小径管からなる伸縮管においては、大径管へのスリーブの固着は接着によっていた。
又、特開平8−299690号公報には、一端にスリーブが固着された外パイプと、内端にストッパ部が設けられ該外パイプに伸縮自在に挿入された内パイプとを、備えた伸縮物干竿に於て、上記スリーブのパイプ挿入内筒部の内端側から長手方向に複数本のスリットを形成し、かつ、上記内パイプと外パイプが最伸長状態となるストロークエンドにて上記スリーブのパイプ挿入内筒部の内周面に突入するテーパ部を、上記ストッパ部の一部に形成したことを特徴とする伸縮物干竿が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の如き大径管にスリーブを接着剤で固着する方法においては、接着強度のバラツキが大きく、小径管が大径管から抜けてしまうという問題が起きることがあった。
【0004】
そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研究の結果、接着強度が低いときも小径管が大径管から抜けてしまうことがない伸縮管を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明請求項1記載の伸縮管は、端部にスリーブが固着された大径管と、このスリーブを介して大径管内に伸縮自在に挿入されると共に引き出されたときに端部に固着されたストッパーがスリーブの端部に当接されるようになされた小径管とからなる伸縮管において、スリーブは大径管内に挿入される挿入部と大径管の端部外壁を覆う被覆部とからなり、前記被覆部と挿入部内に挿入された小径管の外壁との間に位置している挿入部の外壁部分に、該外壁をコ字状に切り欠いて外方に突出させた弾発係止部が設けられると共に該弾発係止部が大径管側壁に設けられた係止孔に係止されているので、大径管とスリーブの接着が外れても、前記弾発係止部と係止孔が係止され、小径管が大径管から抜けてしまうことがない。
【0006】
又、本発明請求項2記載の継ぎ足し管は、端部にソケットが固着された大径管と、このソケットを介して大径管に継ぎ足される小径管とからなる継ぎ足し管において、前記ソケットの内壁には雌ネジが螺設されると共に、小径管の端部には雄ネジが設けられて、該雄ネジが前記雌ネジに螺入されることにより、小径管が大径管に継ぎ足されるようになされ、前記ソケットは大径管内に挿入される挿入部と大径管の端部外壁を覆う被覆部とからなり、前記被覆部と挿入部内に挿入された小径管の外壁との間に位置している挿入部の外壁部分に、該外壁をコ字状に切り欠いて外方に突出させた弾発係止部が設けられると共に該弾発係止部が大径管側壁に設けられた係止孔に係止されているので、大径管とスリーブの接着が外れても、前記弾発係止部と係止孔が係止され、小径管が大径管から抜けてしまうことがない。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明に付いて説明する。
図1は本発明伸縮管の実施形態の一例を示す要部の断面図である。図に於いて1は大径管であり、この大径管1の端部にはスリーブ3の挿入部31が挿入されこの挿入部31の端部に嵌着された被覆部33が大径管1の端部を覆っている。小径管2は端部にストッパー4が固着され小径管2が引き出されたときにスリーブ3の端部に当接され、それ以上小径管2が引き出されないようになされている。
【0008】
スリーブ3は挿入部31と被覆部33からなり、挿入部31の外面には弾性を有する突部が設けられ弾発係止部32となされている弾発係止部32は挿入部31の側壁がコ字形に切り欠かれ方形の板状の外壁が鏃状に隆起されたもので、大径管1内に挿入部31が挿入されると挿入部31の外壁から突出している弾発係止部32が挿入部31内に弾性変形して押し込まれ、大径管1に設けられた係止孔11の所で当初の状態に起きあがり、弾発係止部32が係止孔11に係止される。
【0009】
図2は本発明継ぎ足し管の実施形態の一例を示す要部の断面図である。図に於いて1は大径管であり、この大径管1の端部にはソケット5の挿入部51が挿入されこの挿入部51の端部に嵌着された被覆部53が大径管1の端部を覆っている。小径管2は端部に雄ネジ6が設けられている。ソケット5の挿入部51の内壁には雌ネジ54が設けられており、小径管2の端部に設けられた雄ネジ6と螺合し、継ぎ足されるようになっている。又、挿入部51の外面には弾性を有する突部が設けられ弾発係止部52となされている弾発係止部52は挿入部51の側壁がコ字形に切り欠かれ方形の板状の外壁が鏃状に隆起されたもので、大径管1内に挿入部51が挿入されると挿入部51の外壁から突出している弾発係止部52が挿入部51内に弾性変形して押し込まれ、大径管1に設けられた係止孔11の所で当初の状態に起きあがり、弾発係止部52が係止孔11に係止される。
【0010】
本発明における管体は、ステンレス鋼管やアルミ合金管などの金属管、鋼管に合成樹脂を被覆した被覆鋼管などが好適に用いられる。又、スリーブ3は合成樹脂を射出成型したものが好適に用いられる。用いられる合成樹脂の種類は特に限定されるものではないが、AAS樹脂やABS樹脂などが好適に用いられる。
【0011】
【発明の効果】
上述の如く、本発明請求項1記載の伸縮管は、端部にスリーブが固着された大径管と、このスリーブを介して大径管内に伸縮自在に挿入されると共に引き出されたときに端部に固着されたストッパーがスリーブの端部に当接されるようになされた小径管とからなる伸縮管において、スリーブは大径管内に挿入される挿入部と大径管の端部外壁を覆う被覆部とからなり、前記被覆部と挿入部内に挿入された小径管の外壁との間に位置している挿入部の外壁部分に、該外壁をコ字状に切り欠いて外方に突出させた弾発係止部が設けられると共に該弾発係止部が大径管側壁に設けられた係止孔に係止されているので、大径管とスリーブの接着が外れても、前記弾発係止部と係止孔が係止され、小径管が大径管から抜けてしまうことがない。又、小径管のストッパーを緩めた状態で伸縮管を傾斜させたときなど、小径管のストッパーが衝撃的にソケットに当たったりしたときなども小径管が大径管から抜け落ちることがない。
【0012】
又、本発明請求項2記載の継ぎ足し管は、端部にソケットが固着された大径管と、このソケットを介して大径管に継ぎ足される小径管とからなる継ぎ足し管において、前記ソケットの内壁には雌ネジが螺設されると共に、小径管の端部には雄ネジが設けられて、該雄ネジが前記雌ネジに螺入されることにより、小径管が大径管に継ぎ足されるようになされ、前記ソケットは大径管内に挿入される挿入部と大径管の端部外壁を覆う被覆部とからなり、前記被覆部と挿入部内に挿入された小径管の外壁との間に位置している挿入部の外壁部分に、該外壁をコ字状に切り欠いて外方に突出させた弾発係止部が設けられると共に該弾発係止部が大径管側壁に設けられた係止孔に係止されているので、大径管とスリーブの接着が外れても、前記弾発係止部と係止孔が係止され、小径管が大径管から抜けてしまうことがない。又、小径管のストッパーを緩めた状態で伸縮管を傾斜させたときなど、小径管のストッパーが衝撃的にソケットに当たったりしたときなども小径管が大径管から抜け落ちることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明伸縮管の実施形態の一例を示す断面図である。
【図2】本発明継ぎ足し管の実施形態の一例を示す断面図である。
【図3】本発明におけるスリーブの例を示す断面図である。
【図4】図3の直交方向の断面図である。
【符号の説明】
1 大径管
11 係止孔
2 小径管
3 スリーブ
31 挿入部
32 弾発係止部
33 被覆部
4 ストッパー
5 ソケット
51 挿入部
52 弾発係止部
53 被覆部
54 雌ネジ
6 雄ネジ

Claims (2)

  1. 端部にスリーブが固着された大径管と、このスリーブを介して大径管内に伸縮自在に挿入されると共に引き出されたときに端部に固着されたストッパーがスリーブの端部に当接されるようになされた小径管とからなる伸縮管において、スリーブは大径管内に挿入される挿入部と大径管の端部外壁を覆う被覆部とからなり、前記被覆部と挿入部内に挿入された小径管の外壁との間に位置している挿入部の外壁部分に、該外壁をコ字状に切り欠いて外方に突出させた弾発係止部が設けられると共に該弾発係止部が大径管側壁に設けられた係止孔に係止されていることを特徴とする伸縮管。
  2. 端部にソケットが固着された大径管と、このソケットを介して大径管に継ぎ足される小径管とからなる継ぎ足し管において、前記ソケットの内壁には雌ネジが螺設されると共に、小径管の端部には雄ネジが設けられて、該雄ネジが前記雌ネジに螺入されることにより、小径管が大径管に継ぎ足されるようになされ、前記ソケットは大径管内に挿入される挿入部と大径管の端部外壁を覆う被覆部とからなり、前記被覆部と挿入部内に挿入された小径管の外壁との間に位置している挿入部の外壁部分に、該外壁をコ字状に切り欠いて外方に突出させた弾発係止部が設けられると共に該弾発係止部が大径管側壁に設けられた係止孔に係止されていることを特徴とする継ぎ足し管
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