JP4477471B2 - 光ファイバの線引方法及び線引装置 - Google Patents

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Description

本発明は、偏波保持ファイバのファイバ径のばらつきを少なくする偏波保持ファイバの線引方法及び線引装置に関する。詳しくは、偏波保持ファイバが線引時に0.1回/m以上捻られないようにすることにより、光ファイバ外径測定器により測定されるファイバ径変動幅が小さい、偏波保持ファイバの線引方法及び線引装置に関する。
偏波保持ファイバは、コア部に非軸対称の応力を付与する構造を有し、コア部はこれらの応力により等価的に複屈折率を持つことになり、優れた伝送特性を発揮する。例えば、偏波保持ファイバの一例であるPANDAファイバを図4に横断面図で示す。図4(a)に示すように光伝送路となるコア1近傍に、コア1より熱膨張率係数の大きなBなどを添加したガラスからなる応力付与部3が設けられ、コア1部に非軸対称の応力を付与する構造をしている。なお、2はクラッドを示す。
上述のように、偏波保持ファイバは非軸対称に熱膨張率係数の大きなBなどを添加したガラスを配置している為、偏波保持ファイバはクラッド非円率が通常のファイバに比べて大きな数値(約1〜2%)となりやすい。図4(b)に偏波保持ファイバの非円形断面の一例を示す。このような非円形のため、偏波保持ファイバ製造の際、偏波保持ファイバが線引き時に引き取りキャプスタン(以後、キャプスタン)表面で転がると、ファイバ外径測定器で測定されるファイバ径が偏波保持ファイバの長径4と短径5の差の影響を受け、その結果、ファイバ径変動が大きく計測されていた。
一方、通常の光ファイバの線引きでは、キャプスタンの引き取り速度を調節し、ファイバ径を精度良く一定にしていた。しかし、前述の偏波保持ファイバ製造時のように、測定されたファイバ径変動が大きいとキャプスタンの引き取り速度を調節しきれず、キャプスタンの引き取り速度が不安定となることがあった。すなわち、長径4が測定されると引き取り速度が速くなり、短径5が測定されると遅くなるような変動を呈した。その結果、ファイバ径が一定(ばらつきがない)の光ファイバを得ることが難しかった。
なお、関連する技術としては、光ファイバの捻れを抑制するためガイドローラに所定のV溝を付ける技術が特許文献1に開示されている。
実開平5−27027号公報
本発明は、上記のような問題点を解消するため、設備費用を増大させることなく且つ簡便に、ファイバ径のばらつきが少ない、偏波保持ファイバを製造することができる偏波保持ファイバの線引方法及びその線引装置を提供することを目的とする。詳しくは、偏波保持ファイバが線引時に0.1回/m以上捻られないようにすることにより、光ファイバ外径測定器により測定されるファイバ径変動幅が小さい線引方法及び線引装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、用いるキャプスタンの径とともに、キャプスタンと偏波保持ファイバとの接触長を特定することにより、前記偏波保持ファイバと前記キャプスタンの摩擦力を増加させ、前記偏波保持ファイバがキャプスタン表面で転がるのを防ぎ、その結果、線引時に前記偏波保持ファイバが0.1回/m以上捻られなくなり、ファイバ外径測定器で測定されるファイバ径変動幅を小さくすることができることを見出した。本発明はこの知見に基づきなされるに至ったものである。
すなわち、本発明は、
(1) 偏波保持ファイバを線引する、直径500mm以上のキャプスタンを有する偏波保持ファイバの線引装置を用い、線引された偏波保持ファイバと前記キャプスタンとの接触長を375mm以上とすることを特徴とする偏波保持ファイバの線引方法、
(2) 偏波保持ファイバを線引する、直径を300mm以上500mm以下のキャプスタンを有する偏波保持ファイバの線引装置を用い、線引された偏波保持ファイバと前記キャプスタンとの接触長を500mm以上とすることを特徴とする偏波保持ファイバの線引方法、
(3) 前記キャプスタンの近くに設けたガイドリールにより、線引された偏波保持ファイバと前記キャプスタンとの接触長を調整することを特徴とする(1)又は(2)項記載の偏波保持ファイバの線引方法、
(4) 前記キャプスタンの表面角度を調整することを特徴とする(1)、(2)又は(3)項記載の偏波保持ファイバの線引方法、
(5) 偏波保持ファイバを線引するキャプスタンと、前記キャプスタンの近くに、線引された偏波保持ファイバと前記キャプスタンとの接触長を調節するためのガイドリールとを有する偏波保持ファイバの線引装置であって、前記キャプスタンの直径を500mm以上とすることを特徴とする偏波保持ファイバの線引装置
提供するものである。
本発明の線引装置を用いれば、偏波保持ファイバがキャプスタン表面で転がるのを防ぐことができ、その結果、線引時に前記偏波保持ファイバが0.1回/m以上捻られなくなり、ファイバ外径測定器で測定されるファイバ径変動幅を小さくすることができる。
したがって、本発明の線引方法によれば、ファイバ径のばらつきが少ない偏波保持ファイバを製造することができる。
次に、本発明の好ましい実施の態様について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図の説明において同一の要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図1は、本発明の線引方法に用いる偏波保持ファイバの線引装置を示す説明図である。図1を用いて、本発明の線引方法に用いる偏波保持ファイバ線引装置の一実施態様を示す。7は、偏波保持ファイバ母材6の一体化を行う一体化炉、8は、続けて加熱・線引きする線引加熱炉、9は、得られた光ファイバ心線12aの外径を測定する光ファイバ外径測定器、10は、上記光ファイバ心線12aに樹脂被覆するためのコーティングダイ、11は、被覆した樹脂を硬化するためのUVランプ、15は、キャプスタン13による引き取り速度や後述の巻き取り機16による巻き取り速度の変化等によって発生する光ファイバ12bのたるみを調節するダンサーリール、16は、上記光ファイバ12bを巻き取る巻き取り機である。
また、光ファイバ12bの引き取り・巻き取りを効率よく行うため、複数のガイドリール14a及び14bを設けてもよい。さらに、光ファイバ12bとキャプスタン13との接触長を調節するため、キャプスタン13の近くに第1ガイドリール14aを設けることが好ましい。
そして、前述の外径測定器9によって得られる光ファイバ心線12aの外径の測定値が所定の一定値になるように光ファイバ12bの引き取り速度、すなわちキャプスタン13の回転速度を調節することができる。
次に、本発明の線引方法に用いるキャプスタンについて、図2及び3に基づいて説明する。
図2は、図1の偏波保持ファイバの線引装置のキャプスタン取り付け部付近を拡大して示す正面図である。図2において、17は、キャプスタン13の直径を示し、18は、キャプスタン13と偏波保持ファイバとの接触長を示している。また、光ファイバ12bとキャプスタン13との接触長を調節する第1ガイドリール14aは位置を移動・調節できることを示している。
本発明において、上記キャプスタンは、直径300mm以上を有することが好ましい。
上記キャプスタンの直径が500mm以上の場合、線引される偏波保持ファイバとの接触長が375mm以上になるよう、必要であれば第1ガイドリール14aを設置して、調節してもよい。また、上記キャプスタンの直径が300mm以上500mm以下の場合、線引される偏波保持ファイバとの接触長が500mm以上になるよう、必要であれば第1ガイドリール14aを設置して、調節してもよい。
また、図3は、図1の偏波保持ファイバの線引装置のキャプスタン取り付け部付近を拡大して、図1の矢印方向から示す側面図である。図3は、本発明において、キャプスタン表面角度(取り付け角度)を調節できることを示している。20は、キャプスタン駆動部を示し、21は、キャプスタン駆動回転軸を示している。さらに19をキャプスタン表面角度とする。
本発明において、キャプスタン表面角度19は、自由に調節できることが好ましい。上記キャプスタン表面角度は、0.00〜0.20度の範囲が好ましく、0.0〜0.05度の範囲が特に好ましい。
以下、本発明の偏波保持ファイバの線引方法の一実施態様を示す。本発明の方法において、上記線引装置を用いることができる。以下に、本発明の線引方法について図1に基づいて説明する。
VAD法により作成したシングルモードファイバ用プリフォームにBを20質量%添加した石英棒をコアの中心を中心とする対称位置にはめ込んで偏波保持ファイバ用プリフォームを作成する。
偏波保持ファイバ用プリフォームを一体化炉7にて一体化を行い、そのまま線引加熱炉8にて線引きを行う。そして、コーティングダイ10を所定位置に取り付けず、かつ、光ファイバ心線12aをUVランプ11に素通りさせるようにし、キャプスタン13を駆動させて引き取る。このように光ファイバ心線12aを引き取っている間に、光ファイバ外径測定器9の測定値に応じて上記キャプスタン13の回転速度を調整し、光ファイバ心線12aの外径が所望の値になるようにする。この際、本発明において特定した接触長になるように第1ガイドリール14aを用いて調節してもよい。
そして、上記光ファイバ心線12aの外径が所望の値になれば、上記コーティングダイ10を所定位置に取り付けてこのコーティングダイ10に光ファイバ心線12aを線通し、かつ、このコーティングダイ10に未硬化の紫外線硬化樹脂を供給するようにする。そして、UVランプ11から紫外線照射を開始し、光ファイバ心線12aの外側に被覆層を施すようにする。このようにして、被覆された光ファイバ12bが得られ、この被覆された光ファイバ12bをダンサーリール15を介して巻き取り機16によって巻き取るようにする。
次に、上記実施態様の作用・効果を説明する。
本発明の線引方法によれば、用いるキャプスタンの径とともに、キャプスタンと偏波保持ファイバとの接触長を特定することにより、前記偏波保持ファイバと前記キャプスタンの摩擦力を増加させ、前記偏波保持ファイバがキャプスタン表面で転がるのを防ぎ、それにより、線引時に前記偏波保持ファイバが0.1回/m以上捻られなくなり、ファイバ外径測定器で測定されるファイバ径変動幅を小さくすることができる。その結果、ファイバ径長のばらつきが少ない偏波保持ファイバを製造することができる。
また、本発明の線引方法によれば、用いるキャプスタンを常に地面に直角、すなわち、キャプスタン表面角度を常に水平(±0.05度)になるように調節することによって、前記偏波保持ファイバがキャプスタン表面で転がるのを防ぎ、それにより、線引時に前記偏波保持ファイバが0.1回/m以上捻られなくなり、ファイバ外径測定器で測定されるファイバ径変動幅を小さくすることができる。その結果、ファイバ径長のばらつきが少ない偏波保持ファイバを製造することができる。
なお、上述の捻れの測定は、ファイバ外径測定器9でのファイバ径の変化より計算して算出する。単位は回/mとし、例えば、0.2回/mとは、5mで1回転した場合を意味する。
また、光ファイバ径変動幅については、まず、ファイバ外径測定器9にて、1秒間に32回光ファイバ外径の測定を行った。そして、測定間隔10秒にて、最大ファイバ径−最小ファイバ径を光ファイバ変動幅とする。単位はμmとし、例えば、最大ファイバ径126.0μm、最小ファイバ径124.0μmの時、光ファイバ径変動幅は2.0μmである。
以下、本発明を図示した実施例に基づきさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
以下に、本発明の線引装置を用い、光ファイバの捻れ量及びファイバ外径測定器で測定されるファイバ径変動幅を測定し、ファイバ径のばらつきが少ない、偏波保持ファイバを製造するという点で評価したことを示す。
VAD法により作成した、直径40mm、長さ200mmのシングルモードファイバ用プリフォームにBを20質量%添加した石英棒を5mm間隔でコアの中心を中心とする対称位置にはめ込んで、偏波保持ファイバ(PANDA)用プリフォームを作製した。
そして、当該偏波保持ファイバ用プリフォームを一体化炉7に挿入して約1500℃で当該シングルモードファイバ用プリフォームと挿入した前記石英棒の一体化を行い、そのまま線引加熱炉8にて約2000℃で線引きを行った。線引き速度は60m/分、線引き張力は20gf/fiber、紫外線硬化型樹脂を塗布し、被覆後の径は直径で約250μmとした。
キャプスタン径17が、320mm、500mm及び700mmの本発明の線引装置を使用した。第一ガイドリール14aの位置により、各キャプスタンでの接触長18が250mm、375mm、500mm及び750mmとなるよう調整した。
キャプスタンの表面角度19は、0.05度、0.10度、0.20度として、線引きを行った。
捻れ量の測定は、ファイバ外径測定器9でのファイバ径の変化より計算して算出した。単位は回/mとし、例えば、0.2回/mは5mで1回転した場合を意味する。
また、光ファイバ径変動幅については、まず、ファイバ外径測定器9にて、1秒間に32回光ファイバ外径のの測定を行った。そして、測定間隔10秒にて、最大ファイバ径−最小ファイバ径を光ファイバ変動幅とした。単位はμmとし、例えば、最大ファイバ径126.0μm、最小ファイバ径124.0μmの時、光ファイバ径変動幅は2.0μmである。
実施結果を下表1〜6に示す。
Figure 0004477471
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上記の実施例より、本発明の範囲内において、キャプスタンの径が大きい場合には、接触長が比較的短くてもよく、逆にキャプスタンの径が小さい場合には接触長を比較的長くする必要があることが分かる。言い換えると、線引速度が一定のとき、キャプスタンの回転数が小さい場合には、接触長が比較的短くてもよく、逆にキャプスタンの回転数が大きい場合には、接触長を比較的長くする必要があると云える。
また、キャプスタン径を大きくするか、またはキャプスタンとの接触長を長くすることによって、キャプスタンが少し傾いていてもファイバ径変動幅が小さくなることが分かる。またキャプスタンの傾きを0.05度以内に調整することができれば、ファイバ径変動幅を小さくすることができることが分かる。
図1は、本発明の線引方法に用いる偏波保持ファイバの線引装置を示す一部断面の説明図である。 図2は、図1の偏波保持ファイバの線引装置のキャプスタン取り付け部付近を拡大して示す正面図である。 図3は、図1の偏波保持ファイバの線引装置のキャプスタン取り付け部付近を拡大して、矢印方向から示す側面図である。 図4aは、偏波保持ファイバ(PANDAファイバ)の横断面を示す図である。 図4bは、偏波保持ファイバの非円形の横断面の1例を示す図である。
符号の説明
1 コア
2 クラッド
3 応力付与部
4 長径
5 短径
6 偏波保持ファイバ母材
7 一体化炉
8 線引加熱炉
9 光ファイバ外径測定器
10 コーティングダイ
11 UVランプ
12a 光ファイバ心線
12b 被覆後の光ファイバ
13 キャプスタン
14a 第一ガイドリール
14b ガイドリール
15 ダンサーリール
16 巻き取り機
17 キャプスタン径
18 光ファイバとキャプスタンの接触長
19 キャプスタン表面角度(取り付け角度)
20 キャプスタン駆動部
21 キャプスタン駆動回転軸

Claims (5)

  1. 偏波保持ファイバを線引する、直径500mm以上のキャプスタンを有する偏波保持ファイバの線引装置を用い、線引された偏波保持ファイバと前記キャプスタンとの接触長を375mm以上とすることを特徴とする偏波保持ファイバの線引方法。
  2. 偏波保持ファイバを線引する、直径を300mm以上500mm以下のキャプスタンを有する偏波保持ファイバの線引装置を用い、線引された偏波保持ファイバと前記キャプスタンとの接触長を500mm以上とすることを特徴とする偏波保持ファイバの線引方法。
  3. 前記キャプスタンの近くに設けたガイドリールにより、線引された偏波保持ファイバと前記キャプスタンとの接触長を調整することを特徴とする請求項1又は2記載の偏波保持ファイバの線引方法。
  4. 前記キャプスタンの表面角度を調整することを特徴とする請求項1、2又は3記載の偏波保持ファイバの線引方法。
  5. 偏波保持ファイバを線引するキャプスタンと、前記キャプスタンの近くに、線引された偏波保持ファイバと前記キャプスタンとの接触長を調節するためのガイドリールとを有する偏波保持ファイバの線引装置であって、前記キャプスタンの直径を500mm以上とすることを特徴とする偏波保持ファイバの線引装置
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