JP4476981B2 - 電気掃除機 - Google Patents
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(1)掃除機本体の底面に取付けられて車輪台に当接する車輪が、床面に対して垂直に設けられているため、掃除機本体及び車輪台に発生する上下方向のガタは抑えることができるが、水平方向のガタは抑制できないため、車輪台の良好な回転性能が得られず、また、車輪台との接触部分が摩耗し易すかった。さらに、掃除機本体又は車輪台に水平方向の衝撃等の外力が作用すると、車輪と車輪台との接触部分に直接衝撃力等が加わるため、破損のおそれがあった。
また、二重成型等の金型技術を利用して、軟質材からなるバンパーを直接車輪台に設けた場合は、バンパーに引張りや引掛り等の力が作用しても外れることはないが、優れたクッション性が得られないという問題がある。
を備え、回転台車の上面に設けたローラは、回転台車の底面に対して上部が中心方向に向かう角度θで傾斜して配設し、回転台車の底面に、上方に窪んで且つ回転台車の外周側に開口した凹部を有し、凹部にキャスタを回転自在に保持するキャスタ保持部を設けるとともに、キャスタ保持部の凹部の開口した部分を除く壁部が回転台車の底面の中央部より下方まで延設し、更に、壁部の下端に連なり凹部の外側方向に上方へ緩やかに傾斜する面を有する膨出部を設け、凹部の外周側に開口した端部を下端から外周方向に上方へ滑らかに傾斜させたものである。
図10は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の全体構成を示す斜視図である。
本発明に係る電気掃除機は、内部に集塵室や電動送風機が設けられた平面形状がほぼ円形の掃除機本体1と、下面にキャスタを有し掃除機本体1の下面に回転自在に軸止された平面形状がほぼ円形の回転台車40と、蛇腹ホース101の一端に掃除機本体1の吸込口に着脱可能に接続される接続具102を有し、他端に電源スイッチ等の操作部104を有する取っ手部103が設けられたホースユニット100と、ホースユニット100の取っ手部103に着脱可能に接続される延長管105と、延長管105の先端部に着脱可能に接続される床用吸込具106とからなっている。なお、以下の説明では、掃除機本体1の吸込口側を前面側、その反対側を後面側という。
回転台車40は掃除機本体1の外径より若干大きい外径に形成されており、図7(a)、図8に示すように、底部41の上面外周に設けた周壁42の内側には、周壁42と同心的に、掃除機本体1の下面に回転台車40を軸止したときに、下ケース3のガタ防止リブ13と僅かなすき間を介して(近接して)その内側に位置する周壁42より高いガタ防止リブ43が設けられており、さらにその内側には、ガタ防止リブ43と所定の間隙を隔ててこれより低い内側リブ44が同心的に、下ケース3の凹部14の外周側に位置して設けられている。また、中心部には、下ケース3の凹部14の中心部に設けた回転軸受部16内に僅かなすき間を隔てて挿入される円筒状の回転軸45が立設されており、回転軸45の下部にはナット46が一体に設けられている。
このローラ保持部47内には、図7(b)に示すように、その上部が中心部に向って底部41の表面に対して所定の角度θ度傾斜してローラ48が取付けられたローラ保持枠49が、挿脱可能に挿入されている。実施例では、ローラ48の傾斜角度θを45°とした。なお、ローラ保持部47へのローラ48の取付けは、他の手段によってもよい。
59は底板41の下面中央部に設けられ、必要に応じて低摩擦シートが貼着されるシート貼着部である。なお、60は底板41の周壁42に装着されたバンパーである。
また、ローラ支持枠49に支持され、回転台車40の各ローラ保持部47に所定の角度θで傾斜して保持されたローラ48は、下ケース3の底部11と凹部14の間に形成された段部の下面に設けられた円弧状の当接部15に回転自在に当接する。
図10に示すように、掃除機本体1のハンドル部材30の接続口31に、ホース部材100の接続具102を接続し、その取っ手部103に延長管105を接続して、その先端部に床用吸込具106を接続する。ついで、掃除機本体1から引出した電源コード26を電源コンセントに接続する。
さらに、回転台車40の底面のシート貼着部59に低摩擦材を設けた場合は、キャスタ54が絨毯内に埋没しても、絨毯と回転台車40との摩擦を低減できるので、絨毯上の移動性能を向上することができ、また、キャスタ54の車輪56に低摩擦材を設ければ、回転台車40を、床面上をより円滑に移動させることができ、回転させることができる。
図11は本発明の実施の形態2に係る電気掃除機の回転台車40に設けたバンパーの下面図、そのC−C断面説明図及び一部拡大図である。
例えば、ゴム材の如き弾性材によりリング状に形成されたバンパー60は、回転台車40のキャスタ保持部50に対応する部分(以下、凹状部65という)を除いて、外周側が長い長片61と、内周側が長片61より短かい短片62と、長片61と短片62を連結する頂部63とにより、断面ほぼ逆J字状に形成されている。
これにより、バッファ体64は弾性変形し、短片62とバッファ体64との間に周壁42を圧着挟持し、バッファ体64の付勢力により強固に取付けられる。なお、回転台車40の周壁42へのバンパー60の取付けにあたっては、二重成型技術を利用してもよい。
図12(a)は、バンパー60の長片61の内壁面の上下方向に所定の間隔でリブ状のバッファ体64を一体に設けたものであり、図12(b)は同じく断面ほぼC字状のバッファ体64を一体に設けたものである。また、図12(c)は同じく断面ほぼZ字状のバッファ体64を一体に設けたものであり、図12(d)は同じく連続した波形のバッファ体64を一体に設けたものである。さらに、図12(e)は、バンパー60の長片61と、回転台車40の周壁42との間にばねからなるバッファ体64を設けたものである。なお、この場合は、バンパー60の長片61の内壁面に、接着剤によりばねを接着する。
さらに、図示してないが、図11の半円筒状のバッファ体64の間に、図12(a)のようなリブ状のバッファ体64を設けてもよく、これらはバッファ体64の一例を示すもので、他の形状であってもよい。
さらに、バンパー60を二重成型技術により回転台車40の周壁42に一体的に固着すれば、引張りや引掛りなどの外力に対して、より外れにくくすることができる。なお、本実施の形態に係るバンパー60は、本発明に係る掃除機本体と異なる構造の掃除機本体にも用いることができる。
図13は本発明の実施の形態3に係る電気掃除機の掃除機本体の側面図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
前述のように、円形の車輪台を備えた掃除機本体においては、外周に設けたバンパーが掃除中に回転するため汚れ易く、バンパーが家具や柱等に接触すると、その汚れが家具や柱等に付着して汚してしまうという問題があった。
なお、清掃体28に代えて、清掃体収容部27と係止台32に洗剤タンクを設けると共に、バンパー60に摺接するスポンジを設け、このスポンジに洗剤タンク内の液状の洗剤を浸潤させ、バンパー60を清掃するようにしてもよい。
本実施の形態によれば、バンパー60を常に清潔に保つことができるので、回転台車40が家具や柱などに接触しても、これらを汚すことはない。
図14は本発明の実施の形態4に係る電気掃除機の掃除機本体の下ケースの平面図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
前述のように、円形の車輪台を備えた掃除機本体においては、コードリールに巻かれた電源コードを前後方向の中心線とほぼ平行に後方に引き出すようになっているため、電源コードを引き出す際に、掃除機本体を支える手にひねられる方向の負荷がかかり、違和感を受けるという問題があった。
図15は本発明の実施の形態5に係る電気掃除機の掃除機本体の説明図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付し、説明を省略する。
本実施の形態は、掃除機本体1の上ケース2と下ケース3の、吸込口17、上部延設部7、延設部17及びコード引出し口25(以下、これらを開口部という)を除く部分の周壁8,12の内側に、周壁8,12と同心的にかつ所定のすき間を隔て内壁8a,12aを設け、周壁を二重構造としたものである。この場合、図15(b)に示すように、上ケース2と下ケース3にそれぞれリブ2a,3aを設け、両リブ2a,3aの間に両者を連結する内壁板70を設けて内壁8a,12aを構成してもよい。
Claims (14)
- 集塵室、電動送風機、コードリールを内蔵し、前面側に前記集塵室に連通しホース部材が接続される吸込口を有する平面形状がほぼ円形の掃除機本体と、
平面形状がほぼ円形で、上面に複数のローラを有し、底面に周方向に沿って分布して複数のキャスタが設けられ、上面に前記掃除機本体が回動自在に軸止される回転台車と
を備え、
前記回転台車の上面に設けたローラは、該回転台車の底面に対して上部が中心方向に向かう角度θで傾斜して配設し、
前記回転台車の底面に、上方に窪んで且つ当該回転台車の外周側に開口した凹部を有し、該凹部に前記キャスタを回転自在に保持するキャスタ保持部を設けるとともに、
該キャスタ保持部の凹部の開口した部分を除く壁部が前記回転台車の底面の中央部より下方まで延設し、更に、該壁部の下端に連なり前記凹部の外側方向に上方へ緩やかに傾斜する面を有する膨出部を設け、
前記凹部の外周側に開口した端部を下端から外周方向に上方へ滑らかに傾斜させた
ことを特徴とする電気掃除機。 - 前記回転台車に設けたローラの傾斜角度θを45°としたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
- 前記回転台車に設けたローラを、周方向にほぼ等間隔で奇数個設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の電気掃除機。
- 前記回転台車に設けたキャスタを、前記ローラの間に配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記掃除機本体の下面に周壁と同心的にガタ防止リブを設けると共に、前記回転台車の上面に前記掃除機本体のガタ防止リブに近接してガタ防止リブを設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記回転台車の下面に設けた膨出部を、キャスタを床面上に接触させて該回転台車を設置したときに、該床面に接触しない高さとしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記回転台車の下面中央部近傍に、低摩擦材を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記回転台車の外周にバンパーを設け、該バンパーを外側に位置する長片と内側に位置する短片とによりほぼ逆J字状に形成し、前記長片の内壁面の周方向に所定の間隔でバッファ体を設け、該バッファ体と前記短片とにより前記回転台車の周壁を挟持して取付けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記バッファ体を、前記バンパーの長片の内壁面の上下方向に設けた中空体又はリブによって形成したことを特徴とする請求項8記載の電気掃除機。
- 前記バッファ体を、前記バンパーの長片の内壁面に設けたばねによって形成したことを特徴とする請求項8記載の電気掃除機。
- 前記掃除機本体の下面の前後又はいずれか一方に、前記回転台車のバンパーと摺接する清掃材を設けたことを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記掃除機本体の後部側にほぼ直方体の箱状の延設部が設けられ、
前記コードリールに巻かれた電源コードの引出し口を、前記掃除機本体の延設部の後端部の一方と前記掃除機本体の外周とを結ぶ接線と直交し、前記掃除機本体の中心部を通る線に沿って設けたことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の電気掃除機。 - 前記掃除機本体の周壁の内側に、前記周壁と同心的にかつ所定のすき間を隔てて内壁を設け、前記周壁と内壁との間に空気層を形成したことを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記掃除機本体の周壁と内壁との間に消音材を配設したことを特徴とする請求項13記載の電気掃除機。
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