JP4476459B2 - 信号処理回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、一般にデジタル−アナログ(D/A)変換器またはアナログ−デジタル(A/D)変換器に関し、さらに詳しくは、クロック・ジッタによる大幅な性能低下を起こさずに、より低周波数の水晶クロック源を利用する変換器に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
デジタル−アナログ(D/A)変換回路においては、精度の低い構成部品を用いて高精度の変換を行うことが望ましい。この目的のために、シグマ−デルタ変調器がよく用いられる。特に、シグマ−デルタ変換器は、高解像度信号を標準的な精度の低い構成部品を用いて実現することのできる、解像度のより低い信号に変換することができる。図1は、全体を参照番号100で示す従来技術によるシグマ−デルタ変換回路の例を示す。シグマ−デルタ変換回路100は、シグマ−デルタ変調器102とデジタル−アナログ変換器(DAC)106とを具備する。
【0003】
シグマ−デルタ変調器102は、積分器108,110と、量子化装置116と、加算器118と、利得要素112とを帰還ループ内に備える。量子化装置116の出力は、負の帰還として加算回路118と利得ブロック112の入力とに送られる。利得ブロック112の出力は、負の帰還として、別の加算回路114に送られる。加算回路114は、他方の入力として、デジタル入力信号120を受け取る。たとえば、デジタル入力120は連続ストリームとして送られる17ビットのユーザ・データである。量子化装置116は、たとえば3ビット量子化装置である。積分器108の入力は加算ブロック114の出力に接続される。積分器108の出力は、加算器118の入力に接続される。加算器118の出力は、加算ブロック110の入力に接続される。加算ブロック110の出力は、量子化装置116の入力を駆動する。
【0004】
クロック源104は、デジタル−アナログ変換器106を計時する。クロック回路104は、一般に、55.2MHz水晶122などの高周波数水晶を、デジタル−アナログ変換器106を計時するために必要とする。高周波数水晶は、一般にきわめて高価なためにそれが組み込まれる製品の市場での受け入れを制約するので、不利である。
【0005】
図1のクロック回路の価格を下げるための1つの方法として、クロック回路内に位相ロック・ループ(PLL:phase lock loop)周波数乗数器と共により低周波数の水晶を採用する場合がある。たとえば、図2は、55.2MHz水晶に比べてより低速で価格の安い27.6MHz水晶222を有するクロック回路204を採用する従来技術によるシグマ−デルタ変換回路200を図示する。図1の回路と同じクロック速度(55.2MHz)を得るために、位相ロックループ(PLL)クロック二倍器205がクロック回路204の出力に設けられる。位相ロック・ループ・クロック二倍器205の出力は、図2のデジタル−アナログ変換器206のクロック入力に送られる。図2においてPLLが必要とされるのは、クロック速度を2分の1に減じると、シグマ−デルタ変換回路の信号対雑音比が大幅に低下するためである。
【0006】
図2の回路は価格面から見ると受け入れ可能な解決策ではあるが、図2のPLL205の設計と製造可能性のために、この方法はあまり魅力的ではない。図2は、位相ロック・ループ二倍器回路205のために複雑になる。位相ロック・ループ・クロック二倍器回路205を導入することは、デジタル−アナログ変換器クロック信号の広い周波数スペクトルに亘り、望ましくないクロック・ジッタ・ノイズを招くためにさらに不利になる。デジタル−アナログ変換器クロック信号におけるクロック・ジッタが、周波数ドメインにおいてデジタル−アナログ変換器に対するデジタル入力データに混入し、変換器のノイズ・フロアに重大な低下を招く。シグマ−デルタ変換器回路に関して、この低下を制限するためのクロック・ジッタ要件は極端であり、困難なPLL設計を必要とする。従って、図2は変換回路に関する価格の問題は解決するが、設計と製造可能性上の問題が起こる。
【0007】
たとえば、図3は電力スペクトル密度(PSD:power spectrum density)と周波数をx−yのグラフに例示する。このグラフ300は、図2のシグマ−デルタ変換回路200の特性を表す。グラフ300は、量子化ノイズ302の電力スペクトルと、位相ロック・ループに由来するクロック・ジッタ304の電力スペクトルとを示す。位相ロック・ループ(PLL)由来のクロック・ジッタ304は、位相ロック・ループ205の性能上の欠陥により起こる。量子化ノイズ302は、3ビット量子化装置216の出力において、17ビットの入力ストリームを3ビットに変換するために起こる。
【0008】
図3に示されるように、量子化ノイズ302と位相ロック・ループ由来クロック・ジッタ304との間にはかなりの重複部分がある。従来技術では周知の如く、デジタル−アナログ変換プロセスは、デジタル−アナログ変換器においてクロック・ジッタをデジタル・データと「ミキシング」するように数学的にモデル化することができる。このミキシング関数は、クロック・ジッタとデジタル・データとのスペクトルを畳み込んで、デジタル−アナログ変換器の出力信号のスペクトルに達するようにすることに等しい。このプロセスにおいて、ジッタ・スペクトルは、同様の周波数領域内の量子化ノイズ・スペクトルと結びつき、dc付近の信号帯域のノイズ・フロアを上げる。すなわち、望ましくないことに、量子化ノイズ302と位相ロック・ループ由来のクロック・ジッタ304とがデジタル−アナログ変換プロセスに混入して、DAC206の出力において信号品質の低下を引き起こし、その低下は環境によっては40dBほども高くなると測定されている。
【0009】
従って、より高周波の水晶を用いると価格面での制約があり、一方でPLLを伴うより低周波の水晶を用いると広帯域のクロック・ジッタを起こして、デジタル−アナログ変換プロセスに性能の低下をもたらす。
【0010】
かくして、低周波数水晶の利用が価格の点からは望ましいが、システム性能を低下させることになる。このため、集積回路(IC)および電子通信産業では、高性能でしかも価格の安い改善されたデジタル−アナログ変換アーキテクチャが必要である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
従来技術におけるこれらとその他の欠点は、本発明によるデジタル−アナログ(D/A)変換またはアナログ−デジタル(A/D)変換回路により大部分が克服される。要するに、本明細書に開示されるD/AまたはA/D変換回路は、大部分のクロック・ジッタ・ノイズを狭い周波数帯域に局在させて、クロック・ジッタが量子化ノイズから実質的に分離または濾波されるように構築される。量子化ノイズのヌルがジッタ・ノイズの高い電力と一致するように、またその逆になるようにすることで、システムは量子化ノイズと位相ロック・ループ由来のクロック・ジッタとがデジタル−アナログ変換プロセスにおいて信号帯域内に混入することを防ぎ、それによって、より低い価格でシステム性能を強化する。
【0012】
【実施例】
一般に、本発明は改善されたデジタル−アナログ(D/A)またはアナログ−デジタル(A/D)変換器回路であり、高性能オーディオおよびビデオ,xDSL,G.lite,ケーブル・モデム,高品質音声認識などの用途で必要とされる高性能信号処理のために用いられる。本明細書で開示されるシグマ−デルタ変換器は、より低価格の水晶クロック源をfs/Nで動作する周波数において用いる。ただしfsはD/AまたはA/Dのサンプル周波数であり、Nは一般に、1より大きな有限の正の整数である。fs/N信号は、PLLのように広帯域のクロック・ジッタ成分を持たない周波数乗算器(たとえばクロック二倍器またはクロック四倍器)により周波数が乗算される。詳しくは、クロック二倍器は、クロック・ジッタを周波数ドメイン内の局在領域に集中させるアーキテクチャにより構築することができる。
【0013】
クロック・ジッタ・ノイズを狭い周波数範囲に閉じこめることにより、量子化ノイズ・ヌルをクロック・ジッタ・エネルギの集中と一致する周波数スペクトルの非ゼロの周波数位置に配置するようシグマ−デルタ回路構成を再設定することができる。これらの1つ以上のヌルが追加されることで、量子化ノイズおよびクロック・ジッタ・ノイズのミキシングによるノイズ・フロアの低下が軽減される。この実施例においては、デジタル−アナログ変換器内へのクロック・ジッタのスペクトルおよびデータのスペクトルが実質的に相互に排他的に保たれるので、デジタル−アナログ変換器におけるミキシング動作の結果がdc付近の信号帯域内のノイズ・フロアを実質的に増大させる。本発明により、ICの表面積を大幅に節約することができ(たとえばより高度な多重ビットD/AまたはA/Dが必要でない)、一方で、場合によっては、デジタル−アナログ変換器ノイズ性能において最大40dBの改善がより低コストで達成できる。
【0014】
別の実施例においては、信号帯域がdc付近にないが周波数f信号に集中する場合は、シグマ−デルタ変調器を、量子化ノイズのヌルがクロック・ジッタのスペクトル位置から周波数間隔f信号離れるように設計する方法をとる。この方法では、量子化ノイズとクロック・ジッタのミキシングがあっても、信号帯域周波数領域におけるデジタル−アナログ変換器の性能が低下しない。
【0015】
本発明は、図4ないし図9を参照することで、より良く理解頂けよう。
【0016】
ここで図4を参照して、図4は、デジタル−アナログ(D/A)変換アーキテクチャ400を示す。本発明の実施例によるデジタル−アナログ変換アーキテクチャ400は、クロック乗算器由来のクロック・ジッタのスペクトルを、デジタル−アナログ変換器に入力されるデジタル・データのスペクトルから分離するよう構築される。これについて、以下にさらに詳細に説明する。概して、デジタル−アナログ変換アーキテクチャ400は、デジタル入力信号420を受信するデジタル−アナログ変換ユニット401を備える。デジタル−アナログ変換ユニット401は、信号処理ユニット402とデジタル−アナログ変換器(DAC)406とを備える。デジタル−アナログ変換器は、入力として、信号処理ユニット402の出力を受信する。信号処理ブロック402は、デジタル−アナログ変換器406に出力されるデジタル・データのスペクトルが周波数ドメイン・ヌルを有するようにデジタル入力ストリームを処理する。これらのヌルは、デジタル・データの、デジタル−アナログ変換器406におけるクロック乗算器405からのクロック・ジッタとのミキシング関数により、デジタル−アナログ変換プロセスにおける信号対雑音性能が許容できるものとなるように、周波数ドメイン内に置かれる。信号処理ブロック402は、シグマ−デルタ変調器とすることができる。あるいは、デジタル−アナログ変換器プロセスの前にデジタルにデータを処理する別の方法とすることができる。デジタル−アナログ変換器406は、入力として、さらにクロック(CLK1)を受信する。クロック(CLK1)は、クロック発生器404およびクロック乗算器回路405からの出力として提供される。クロック発生器404は、比較的価格の安い比較的低周波数の水晶422を備える。クロック発生器404の出力は、クロック乗算器405に送られる。クロック乗算器回路405は、高品質の位相ロック・ループまたはエッジ・トリガ・クロック乗算器(図8参照)などの別のクロック乗算器回路として具現することができる。後者が価格と性能の点から最適である。クロック乗算器回路405は、入力周波数に整数の倍数Nを掛け算する。このとき水晶422はfs/Nにおいて周波数信号を生成し、DACはサンプリング周波数fsにおいて動作するよう設計される。
【0017】
詳しくは、クロック乗算器405は、水晶422の周波数に基づいてクロックCLK1を発生するよう構築され、その結果、それに由来するジッタ・エネルギはN=2のときfs/2の信号周波数に集中される。このようなエッジ・トリガ・クロック乗算器の一例に関して、図8は、水晶波形の例800と周波数乗算器405の出力例802とを図示する。図8に示される例では、クロック乗算器405は2X乗算器すなわち二倍器である。二倍器出力が水晶波形800から生成されて、各水晶波形クロック・サイクル800のクロック遷移により、対応するクロック二倍器出力パルスが生起される。水晶信号800の立ち上がりエッジが信号802内に第1クロック・サイクルをひきおこし、信号800の立ち下がりエッジがクロック信号802内に第2サイクルを生起して、その結果クロック二倍関数が実行される。水晶クロック源には最小量のジッタしかなく、乗算器405はエッジ・トリガ二倍器として機能するので、それに由来するクロック・ジッタは、fs/Nの倍数において狭い周波数帯域に局在する。デジタル−アナログ変換ユニット401は、第2クロック(CLK2)も受信して、それを1つ以上の信号処理関数のために用いる。たとえば、CLK2を用いて、信号処理回路402を動作させ、ジッタの軽減が重要でない他の関数を実行させる。CLK2はCLK1と同周波数であり、あるいは実際には、特定の実施例においてはCLK1と同じ信号であることに留意されたい。
【0018】
次に図5を参照して、図4のデジタル−アナログ変換アーキテクチャの特定の実行例の図を示す。図5のデジタル−アナログ変換アーキテクチャ500は、デジタル−アナログ変換ユニット501を備え、このユニットは信号処理ユニット502とデジタル−アナログ変換器(DAC)506とを備える。クロック(CLK1)は、デジタル−アナログ変換器506を計時する。クロックCLK1は、クロック発生器504により生成されて、上記と同様の方法でクロック二倍器505に送られる。
【0019】
図5に示される実施例においては、クロック発生器504は、ある形式では27.6MHzの周波数を有する水晶522を備える。図示される実施例による信号処理ユニット501は、シグマ−デルタ変調器503と量子化ノイズ・フィルタ508とを備える。シグマ−デルタ変調器503は、所望のデジタル信号入力520を入力として受信する。シグマ−デルタ変調器503は、多重ビットのデジタル入力をより少ないビットに変換する。シグマ−デルタ変調器503は、ノードAにて出力を生成し、これは量子化ノイズ・フィルタ508の入力となる。量子化ノイズ・フィルタ508は、ノードBにてデジタル−アナログ変換器506に出力を与える。ノードA,Bのノイズのスペクトル密度を図6に関して説明する。
【0020】
概して、ある形態において二次的関数(1+z-12を実行する量子化ノイズ・フィルタ508がDAC506に対する入力データの周波数内容を小さくして、その周波数においてはクロック線CLK1上にかなり大きなクロック・ジッタが存在する。量子化ノイズ・フィルタ508の関数を図6を参照して図示する。図6は、図5の回路に関する電力密度スペクトルと周波数と表すグラフ600である。グラフ600は、ノードAにおける量子化ノイズ602と、ノードBにおける処理済みの量子化ノイズ604とを示す。
【0021】
図から分かるように、ノードBにおける量子化ノイズ604は、周波数fs/2においてノードAにおける電力密度602と比較して電力スペクトル密度が小さくなっている。さらに図6には、クロック・ジッタ608の電力スペクトル密度も示され、これは図8に関して上記に説明されるように、周波数fs/2周辺の狭い周波数帯域に集中する。このように、量子化ノイズ・フィルタ508(図5)の機能は、ノードAにおける量子化ノイズに対してノードBにおける量子化ノイズの電力スペクトル密度を小さくすることである。ノードBの電力スペクトル密度では、密度604はfs/2においてヌルを有する。「ヌル」とは、一般に電力出力がゼロであることを示すが、周波数fs/2における大幅な削減(低いけれども非ゼロの電力値)があれば、本明細書に論じられる目的に関してはヌルの特性を充分に有することに注目されたい。言い換えると、特定の用途では、量子化ノイズ電力スペクトル密度をゼロまで削減しなくとも単に小さくするだけで充分である場合がある。かくして、図6は、例に過ぎず、図6に示されるように、0Hzおよびfs/2Hzに加えて、2つ以上のヌルが電力スペクトル密度に置かれることもある。
【0022】
また、量子化ノイズ・フィルタ508は、量子化ノイズをクロック・ジッタ周波数、この実施例ではfs/2において所望のレベルまで下げるのに充分なものであれば、任意の次数の他のフィルタとすることができる。このような量子化ノイズ・フィルタに関する伝達関数の例は式H(z)=(1+Z-1)2で与えることができる。
【0023】
図7は、本発明によるデジタル−アナログ変換アーキテクチャ700の代替実施例を示す。デジタル−アナログ変換アーキテクチャ700は、信号処理ユニット702を有するデジタル−アナログ変換ユニット702を備え、このユニットの出力がデジタル−アナログ変換器(DAC)706に送られる。図示される実施例により、信号処理ユニット702は、以下の式で実質的に定義される伝達関数を有する改善された二次シグマ−デルタ変調器として具現される:
【0024】
【数1】
Figure 0004476459
ただしX(z)は、信号処理ユニット702に対する入力720であり、Y(z)は出力であり、f(z-1)はzの関数であり、enは(通常は加法白色ノイズとしてモデル化される)量子化ノイズを表す。Y(z)はここではdc付近の二次ノイズ整形と、fs/2のクロック・ジッタ領域付近の二次ノイズ整形を伴って図示されるが、本発明は任意の次数のシグマ−デルタ変調器またはクロック・ジッタ周波数(群)付近の任意の次数のノイズ整形に関しても有益である。本発明は、デジタル−アナログ変換器におけるクロック・ジッタ由来のノイズ低下を起こす一般的なデータ・ストリームの性能改善を行うために容易に用いることができる。デジタル・データ・ストリームは、デジタル−アナログ変換器におけるクロック・ジッタ・スペクトルに混合する周波数データ内容を除去するように濾波される。この手法は、クロック・ジッタが小さな周波数領域(群)に局在化される場合はきわめて良好であり、この周波数のおけるデジタル・データ内にはヌルが配される。しかし、デジタル・フィルタがヌルを生成することは必要ではなく、目的の領域内のデータの周波数内容を単に小さくすればよい。
【0025】
別の形態では、図7の回路を図5の回路,図1の回路または異なる次数または形態の他のフィルタと混合する同一ダイ上に形成することができる。単独のダイ上にいくつかの代替構造を形成することは、エンド・ユーザが(1つ以上の制御ビットを設定すること、ソフトウェア命令を実行すること、あるいは自動CPU検出によって)自分のシステムの性能をダイナミックに構築することができるので有利である。さらに、システムは、いくつかのスイッチをダイナミックにプログラミング可能な方法で変更するだけで、複数の水晶またはサンプル周波数fsにダイナミックに対応することができる。従って、異なる水晶を図7の回路に選択的に適応することができ、回路は異なる動作モード間で自身をダイナミックに調整する。
【0026】
図7では、DAC706は、クロック二倍器705の出力であるクロック入力CLK1を受信する。クロック二倍器705は、その入力をクロック発生器704から受信する。ある実施例により、クロック発生器704は27.6MHzの水晶722とfs=55.2MHzを備える。この実施例では、多くの他の周波数を用いることができることに留意されたい。クロックCLK1は、周波数fs/2(すなわちサンプリング周波数fsの1/2)に集中するジッタ電力スペクトル密度を有するように生成される。図示される改善されたシグマ−デルタ変調器から、より広帯域のジッタを生成するクロック乗算器の代替の実施例を得ることもできる。
【0027】
デジタル信号処理ブロック702は、加算回路714に対するデジタル入力720を受信する。加算回路714の出力は多重周波数高利得回路708に送られる。多重周波数高利得回路708は、DCおよびfs/2において高い利得を有する。図示される実施例により、多重周波数高利得回路708は、以下の式で定義される伝達関数を有する:
【0028】
【数2】
Figure 0004476459
図示されるように、回路708は、帰還経路内に加算回路754,遅延演算子750および遅延演算子752として構築される。遅延演算子750,752は、ラッチまたはその他の一時格納装置として具現することができる。
【0029】
多重周波数高利得回路708の出力が加算回路718に送られ、その出力が別の多重周波数高利得回路710に送られる。しかし、図7の回路は周波数fsに2つの重複するヌルを配するのに対して、図7の回路は周波数fsにおいて1つだけのヌルを配するよう変更される。これは、要素752を除去するか、あるいは要素758を除去し、要素740を図7の回路から変更して他の実施例を形成するようにすることで実行される。
【0030】
多重周波数高利得回路708と同様に、多重周波数高利得回路710は加算回路760,遅延演算子756および遅延演算子758を帰還ループ内に備える。この場合も、遅延演算子756,758をラッチまたはその他の一時格納装置として具現することができる。多重周波数高利得回路710の出力は、3ビット量子化装置716などの量子化装置に送られる。3ビット量子化装置の出力は帰還ループに送られる。
【0031】
利得要素712が量子化装置出力からの負の帰還として加算回路714に与えられる。帰還フィルタ740は、量子化装置の出力から負の帰還ループ内で加算回路718に送られる。帰還フィルタ740および多重周波数高利得回路710は共にDCおよびfs/2において高利得を生成するよう機能する。帰還ループ・フィルタ740は、たとえば、遅延演算子として具現され、一般に、特定の用途において性能を最適化するよう導かれる伝達関数を有する。図示される実行例では、帰還ループ・フィルタ740は、H(z)=a+bz-1の伝達関数を有する。好適な形式では、H(z)=1/4+3/z-1である。ただし、a=1/4,b=3/4である。他の実施例では、a,bに関して他の値を用いることができる。
【0032】
図7の実施例は多重周波数高利得回路708と多重周波数高利得回路710の両方を採用するが、回路708,710のうちいずれか一方のみを用いても所望の性能を得ることができる。このため、図7は例に過ぎない。
【0033】
さらに、上記においてはデジタル−アナログ変換に関して説明されるが、本発明の教義はアナログ−デジタル変換にも同様に適応可能であることに注目されたい。特に、図9に示されるようにアナログ−デジタル変換器900は、クロック・ジッタ電力スペクトルの周波数において、量子化ノイズ電力スペクトルを軽減するアナログ−デジタル信号処理アーキテクチャ902を採用する。アナログ−デジタル変換器900は、かくして、クロック源904とクロック乗算器905とを備え、これらがアナログ−デジタル信号変換器アーキテクチャ902に入力される。たとえば、アナログ−デジタル信号変換器アーキテクチャ902は、図7のデジタル−アナログ信号変換器アーキテクチャ702と全体として類似する。
【0034】
本発明は、特定の実施例に関して説明されたが、さらなる変更および改善が当業者には可能であろう。たとえば、本明細書に開示される概念を拡大して、fs/4の水晶を用いることで、図7の0Hzとfs Hzとの間の周波数スペクトルに4つのヌルを配することもできる。たとえば、ほぼ13.8MHzのさらに安価な水晶を4xクロック乗算器と共に用いて、fs=55.2MHzを出力することもできる。この場合は、シグマ−デルタ回路構成が、システム要件に応じて、0Hz,fs/4,fs/2さらには3fs/4付近にヌルまたは低エネルギ領域を生成することになる。従って、本発明は添付の請求項内に定義される本発明の精神および範囲から逸脱しないこれらすべての変更を包含するものと理解頂きたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による高周波数水晶シグマ−デルタ・デジタル−アナログ(D/A)変換回路を示す図である。
【図2】従来技術による低周波数水晶および位相ロック・ループ(PLL)シグマ−デルタ・デジタル−アナログ変換器回路を示す図である。
【図3】図2のシグマ−デルタ・デジタル−アナログ変換回路に関して問題となる電力スペクトル密度を示すグラフである。
【図4】本発明のある実施例により改善される性能を有する低周波数水晶デジタル−アナログ(D/A)変換アーキテクチャのブロック図である。
【図5】本発明のある実施例によるデジタル−アナログ変換アーキテクチャ例の図である。
【図6】図5のデジタル−アナログ変換アーキテクチャの電力スペクトル密度のグラフである。
【図7】本発明の別の実施例によるデジタル−アナログ変換アーキテクチャを示す図である。
【図8】本発明によるクロック二倍器の入力および出力におけるクロック波形例を示す図である。
【図9】本発明のある実施例によるアナログ−デジタル(A/D)変換アーキテクチャを示すブロック図である。
【符号の説明】
400 デジタル−アナログ変換アーキテクチャ
401 デジタル−アナログ変換ユニット
402 信号処理ユニット
404 クロック発生器
405 クロック乗算器
406 デジタル−アナログ変換器
420 デジタル入力ストリーム
422 水晶
CLK1,CLK2 クロック

Claims (6)

  1. 装置であって、
    デジタル−アナログ変換器(506または706)と、
    前記デジタル−アナログ変換器にクロック信号を提供するよう結合されたクロック回路(504,505または704,705)と
    前記デジタル−アナログ変換器の前記データ入力に結合され、受信データを処理する回路(502または702)であって、前記処理する回路は前記デジタル−アナログ変換器の前記データ入力に結合されたヌル配置回路に処理されたデータを提供するシグマ−デルタ回路を含む、前記処理する回路とを備え、
    前記ヌル配置回路は、前記シグマ−デルタ回路からの出力データの電力スペクトル密度においてクロック・ジッタ・ノイズに一致する周波数で周波数領域のヌルを配置することを特徴とする装置。
  2. 前記クロック回路は
    反復クロック信号を提供するためのクロック入力(504または704)と、
    前記クロック入力に結合され前記反復クロック信号の周波数を増大させて内部クロック信号を生成するためのクロック乗算器(505または705)であって、前記内部クロック信号は前記デジタル−アナログ変換器への前記クロック信号として提供される、前記クロック乗算器とを含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 装置であって、
    反復クロック信号を提供するクロック入力と、
    前記クロック入力に結合され、前記反復クロック信号の周波数を変更して、内部クロック信号を生成するクロック乗算器と、
    ジタル・ストリーム・データを受信する第1入力と、第2入力と、出力とを有する第1加算器と、
    少なくとも2つの異なる周波数において高利得を有する第1回路であって、前記第1加算器の前記出力に結合される入力と、出力とを有する第1回路と、
    前記第1回路の前記出力に結合される入力と、第2入力と、出力とを有する第2加算器と、
    少なくとも2つの異なる周波数において高利得を有する第2回路であって、前記第2加算器の前記出力に結合される入力と、出力とを有する第2回路と、
    前記第2回路の前記出力に結合される入力と、出力とを有する量子化装置回路と、
    前記量子化装置回路の前記出力に結合される入力と、前記第1加算器の前記第2入力に結合される出力とを有する利得回路と、
    前記量子化装置回路の前記出力と前記第2加算器の前記第2入力との間に結合される帰還回路と、
    前記量子化装置回路と前記内部クロック信号とに結合されるデジタル−アナログ変換器
    備え、
    前記装置は、前記量子化装置回路からの出力データの電力スペクトル密度におけるクロック・ジッタ・ノイズに一致する周波数を含む少なくとも2つの異なる周波数で周波数領域のヌルを配置することを特徴とする装置。
  4. 前記第1回路が、
    前記第1加算器の出力データを受信する第1入力と、第2入力と、出力とを備える内部加算器と、
    前記内部加算器の前記出力に結合される入力と、出力とを有する第1格納装置と、
    前記第1格納装置の前記出力に結合される入力と、前記内部加算器の前記第2入力に結合される出力とを有する第2格納装置
    含む回路として構築されることを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 前記第2回路が、
    前記第2加算器の出力データを受信する第1入力と、第2入力と、出力とを備える内部加算器と、
    前記内部加算器の前記出力に結合される入力と、出力とを有する第1格納装置と、
    前記第1格納装置の前記出力に結合される入力と、前記内部加算器の前記第2入力に結合される出力とを有する第2格納装置と
    を含む回路として構築されることを特徴とする請求項3記載の装置。
  6. 前記帰還回路が前記第2加算器の前記第2入力に対する入力として、az+bz−1を与え、このときaは定数であり、bは定数であり、zは前記量子化装置の現在の出力を表し、z−1は前記量子化装置の過去の出力を表すことを特徴とする請求項3記載の装置。
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