JP4474045B2 - 乗り物用の木製レールおよびこのような木製レールを製作し取り付ける方法 - Google Patents

乗り物用の木製レールおよびこのような木製レールを製作し取り付ける方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、乗り物用、特に、ジェットコースター用の木製レールだけでなく、このような木製レールを製作し取り付ける方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
Florian Deringが著した本「Volksbelustingungen」(Greno Verlagsgesellschaft Nordlingen、1986、pp.119〜127)で説明されているように、最初の上下する乗り物(特に、ジェットコースター)は、木製の構築物にすぎず、その台車および昇降手段の車輪および車台だけが、鉄でできていた。その骨格は、トウヒ材および松材からできており、そのレールは、複数の結合したトウヒ材からできていて、その軌道面は、カエデからできていた。レールの両方の端面にある枠は、すなわち、いわゆる「バンド」(ドイツ語で「Banden」)を案内するのに供されるが、結合した厚板からなり、乾燥ストーブでレールの所望形状に曲げられていた。
【0003】
しかしながら、運転速度が比較的に遅いために、当時の木製レールは、側方に傾斜することがなく、すなわち、これらの厚板は、水平かつ平行に、ある層の上に他の層を覆って複数の層で配列されていた。
【0004】
時が経つにつれて、初期の木製構築物は、鋼鉄でできた上下する乗り物またはジェットコースターに変わり、1964年には、Schwarzkopf Company of Munsterhausen/Swabianは、ドイツ連邦共和国で最初の完全鋼鉄製ジェットコースターを建造した。その軌道構造は、モジュール設計であり、また、組立式(prefabricated)であり、例えば、DE−OS 1703917から推論できるように、使用場所では、その骨格を形成するのに、組み立てるだけでよかった。
【0005】
今日では、殆どの上下する乗り物またはジェットコースターは、鋼鉄製のレールを備えている;しかしながら、最近では、木製ジェットコースターの数が増えており、木製レールが架設されている。それに加えて、依然として、木製レールを有する木製ジェットコースターおよび上下する乗り物の一部の設計は、摩耗および摩滅のために、4年から7年ごとに交換しなければならない。
【0006】
ジェットコースターまたは一般的な上下する乗り物に使用される木製レールは、その上下する乗り物を組み立てる場所で、個々の木製層、すなわち、厚板(すなわち、少なくとも8mm厚で40mm厚未満の用材)、または平板(すなわち、少なくとも40mm厚の用材)から作製される(DIN 68252を参照)から構成されている。これらの2つの用語は、条件(これは、ここでは、それ程重要ではない)に依存して、以下では、ある種の用材の選択肢として、一緒に使用される。
【0007】
第一厚板/平板は、第一層として、レール骨格のトレッスルに設けられたレール支持体上に配置されるが、垂直に、すなわち、レール面に垂直方向で、曲げられている;従って、レールの谷は、下方に押されているか、またはレールの山は、上方に押されている。
【0008】
現在、第一層の上には、オフセット様式で、第二厚板/平板層が配置され、両方の層は、次いで、共に釘付けされる。次いで、所望の厚さが得られるまで、第三層などが配置される。
【0009】
一般に、ジェットコースター用の木製レールは、およそ8層の層を含むが、それより多いまたは少ない層もまた、使用できる。
【0010】
引き続いて、四角い材木でできたレール連結部は、レールの方向と直角に伸長しているが、スクリューボルトによって、該組立式パッケージの層に固定されている。これらのレール連結部の機能は、互いに平行に延びている2本のレール軌道幅を維持すること、レール上に走行するその車両の案内車輪から両方のレールへの負荷を分散すること、レールを安定にすること、また、もし望ましいなら、保守作業員用の狭い通路を提供することにある。
【0011】
その後、スクリューボルトによって、レールには、この車両の駆動車輪および案内車輪用の鋼鉄製シートが連続的に固定される。レールでの対抗車輪(counter wheel)用の鋼鉄製シートもまた、これらの対抗車輪が噛み合う地点にて、配列されている。
【0012】
現在一般的な速度のために、各ジェットコースターのレール(すなわち、各木製レール)は、広い領域にて、三次元で曲がっており、すなわち、レール面に垂直な半径およびレール面に平行な半径があり、レールの側方勾配βは、絶えず変わり得る。このことは、一対のレールのうちの右レールおよび左レールが本来ねじれ得ることを意味する。
【0013】
レール面で水平半径を有するレールの場合には、その対抗車輪が噛み合い得る2枚の厚板/平板は、しばしば、水平半径のないレールの場合とは異なって配置されている。
【0014】
これらの厚板/平板は、直線的に延びているので、このレールパッケージ(これは、水平半径を有する)は、オーバーサイズセグメントで架設されており、右および左レールの内面の半径は、大工により(すなわち、手作業で)、作り出される。
【0015】
これは、トレッスルを取り付けた後にその場で手作業でレールを組み立てる際に、骨が折れる厄介で困難な作業であり、大工は、天候および風に晒される。
【0016】
大工が手作業で製作することから、レールは、大きな公差を有する;特に、案内車用の鋼鉄製シート間、およびトレッスルからトレッスルへの2個のレール支持体間のレールの内部寸法については、大工は、レールの設計から逸脱する危険性が高い。
【0017】
これらの公差があるために、例えば、組立式の鋼鉄製レールから構成したジェットコースターに乗る場合と比較して、木製レールを敷設した場合、かなり揺れることになる。
【0018】
層状(layer−wise)の釘付けおよびそれに続いたボルト締めがあるために、木製レールは、部分的に接合しているにすぎず、個々の層は、2本の引き続いた次のレール間の接合部にて、接合が追加されておらず、以下の欠点を生じる;車両が通り過ぎる間、厚板/平板の個々の層は、相対的な位置ずれを受け、これにより、厚板/平板が依然として本来ねじれるので、釘がゆるんで、個々の層間で間隙が形成される。従って、このレールパッケージには水が浸透して、木材の早期腐食が起こり得る。さらに、冬季には、霜、雪および結露水の影響もまた生じる。
【0019】
これらのレールは、その個々の層が部分的な複合材料で取り付けられているにすぎないので、さらに大きな程度まで反れる。比較的に薄い鋼鉄製シート上を走行している車輪に由来の圧力の負荷分散は、僅かであるので、その最上層は、しばしば、その木質繊維の方向に対して垂直に圧力を受け、これは、許容できる圧力負荷を超える。
【0020】
経験上、上記の影響があるために、上下する乗り物/ジェットコースター用の木製レールは、4年から7年後には、完全に交換しなければならないことが分かっている。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記欠点をなくした上下する乗り物(特に、ジェットコースター)用の木製レールを提供することにある。特に、可能な限り広い範囲まで工業的に予め製作できる木製レールであってそのトレッスルに取り付けるだけでよい木製レールが提案されている。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明の木製レールは、乗り物用、特に、上下する乗り物/ジェットコースター用の木製レール(14、14’)であって、a)多層の個々の厚板/平板、積層ベニヤ木材またはプレスボード木材を含み、該厚板/平板、積層ベニヤ木材またはプレスボード木材は、オーバーサイズで互いに結合され、b)該ジェットコースターの設計に従って、正確にレール形状に機械工作される。このことによって、上記課題が解決される。
【0023】
1つの実施態様によると、本木製レールにおいて、上記個々の層が、上記レール面に平行および/または垂直に配列されている。
【0024】
1つの実施態様によると、本木製レールにおいて、上記個々の層が、結合前または結合後のいずれかにて、木材防腐剤で処理される。
【0025】
1つの実施態様によると、本木製レールにおいて、上記結合し機械工作した層が、木材防腐剤で処理される。
【0026】
1つの実施態様によると、本木製レールにおいて、上記レールのベアリング面に関して、少なくとも最上層が、硬材からなる。
【0027】
1つの実施態様によると、本木製レールにおいて、上記レールのベアリング面に関して、少なくとも最上層が、硬化材料、特に、ケイ化により硬化した材料からなる。
【0028】
1つの実施態様によると、本木製レールにおいて、鋼鉄製シート(22、24、26)が取り付けられ、上記木材領域および/または該鋼鉄領域に対して、作製した接合部が設けられている。
【0029】
1つの実施態様によると、本木製レールにおいて、上記レール(14)をレール支持体(34)に取り付けるための連結要素(38)が予め取り付けられ、該連結要素が、上記木製レール(14、14’)に取り付けて該レール支持体(34)を受容するためのU字形状領域(37)を含む。
【0030】
1つの実施態様によると、本木製レールにおいて、オーバーサイズで互いに結合し機械工作して形成された層の核(40)が、さらに結合した頂部層および側面層(42)の軌間と見なされる。
【0031】
本発明の方法は、乗り物用、特に、上下する乗り物/ジェットコースター用の木製レール(14、14’)を製作する方法であって、ここで、a)多層の個々の厚板/平板、積層ベニヤ木材またはプレスボード木材は、互いに結合されて、オーバーサイズの木材パッケージ(28)を形成し、そしてb)ここで、該結合木材パッケージ(28)は、硬化後、機械研削によって、該乗り物の設計に従って、正確なレール形状を受容する、方法である。このことによって、上記課題が達成される。
【0032】
1つの実施態様によると、本方法において、上記レールの上記正確な形状が、機械工作される。
【0033】
1つの実施態様によると、本方法において、垂直半径、すなわち、上記レール面に垂直な半径を有する上記レール(14、14’)の曲率が、結合中にて、プレ曲率で考慮され、および/または上記レール(14、14’)のねじれ、すなわち各個々のレールの固有のねじれが、該結合のオーバーサイズで考慮される。
【0034】
1つの実施態様によると、本方法において、上記レール(14、14’)の水平半径が、上記オーバーサイズ木製パッケージ(28)にて、上記レール面に含まれる。
【0035】
1つの実施態様によると、本方法において、上記正確なレール形状が、空間ねじれ様式で、所定座標によって、作り出される。
【0036】
1つの実施態様によると、本方法において、上記レールの接合部(30)が、2本のレールセグメント(14)間の形状適合噛み合い用に準備される。
【0037】
1つの実施態様によると、本方法において、上記仕上げレール(14)をレール支持体(34)に固定する前に、好ましくは、工場にて、鋼鉄製シート(22、24、26)およびレール連結部(30)が取り付けられる。
【0038】
1つの実施態様によると、本方法において、上記レール(14、14’)を上記レール支持体(34)に取り付けるための上記連結要素(38)が、工場にて、予め取り付けられている。
【0039】
1つの実施態様によると、本方法において、個々の層を結合して木製パッケージ(28)を形成する前または後のいずれか、および/または機械工作後で、木材防腐剤が塗布される。
【0040】
1つの実施態様によると、本方法において、上記レールのベアリング面に関して、上記木材パッケージ(28)の少なくとも最上層が、硬材からなる。
【0041】
1つの実施態様によると、本方法において、上記レールのベアリング面に関して、少なくとも最上層が、好ましくは、ケイ化により硬化される。
【0042】
1つの実施態様によると、本方法は、上記乗り物のトレッスルに固定したレール支持体(34)に、上記木製レール(14、14’)を取り付ける方法であって、ここで、該仕上げレール(14、14’)は、鋼鉄製シート(22、24、26)、レール接合部(30)および連結要素(38)を備え付けており、該レール支持体(34)に確保されている。
【0043】
この目的は、本発明の請求項1に記載の特徴により、解決される。
【0044】
適当な実施態様は、付随した従属請求項で規定されている。
【0045】
本発明のこの局面により得られる利点は、木材用接着剤作製方法での積層木材平板、積層ベニヤ材またはプレスボード木材からのレールの建造に基づいており、ここで、その平板層は、レール面に平行に、レール面に垂直、またはレール面に部分平行および部分垂直の混合構造で配列されており、次いで、互いに結合される。レールは、現在の正確な形状については、トレッスル上のレール支持体に確保する必要があるにすぎない。
【0046】
レール連結部を含む対のレールを予め製作して、それらを、その乗り物が組み立てられる場所に運搬することさえ、可能であり得る。しかしながら、運搬するために、個々のレールだけを製作して、それらを現場でレール対に組み立てることの方が、一般に、得策である。
【0047】
このようなレールは、±1mmの精度(これは、従来、現場にて、大工が手作業で個々の層を作製しなければならないので、不可能であった)で予め製作できる。それゆえ、ジェットコースターの品質は、このような木製レールを使用すると、相当に改善される。
【0048】
レールを予め組み立てることにより、建造に必要な時間が短くなる。それに加えて、作業者は、トレッスル、それらの取付、および現在の現場の状況を考慮しなくてすむ。
【0049】
組立式レールは、(同じ断面では)、釘固定法で製造した木製レールよりも頑丈であり、その結果、反りにくく、必要なレール連結部が少ないかまたは全くない。あるいは、結合した組立式木製レールのレール断面は、個々の層を共に釘付けして製造した木製レールよりも小さくできる。
【0050】
その表面が滑らかであるために、結合した組立式木製レールは、釘付けで製造したレールよりも見栄えがよい。
【0051】
組立式の結合した材木層のパッケージは、互いに対する厚板/平板の個々の層の相対的な位置ずれを防止し、その結果、その負荷の分散は、正確に規定でき、操作の過程でも不変である。さらに、このパッケージの外面は、滑らかであり、問題なく密封でき、その結果、開いた層を通って水が浸透できない。釘付けレールと比較して、耐用年数は、それゆえ、少なくとも2倍であり、時には、3倍にもなり得、その結果、貴重な材料である「木材」が節約され、同時に、相当な費用の節約になる。
【0052】
一般に、平板層は、レール面と平行に配列されており、互いに結合される。しかしながら、また、個々の平板層をレール面と垂直に、または混合して(すなわち、例えば、交互に、レール面に部分平行および部分垂直に)配列することも可能であり、次いで、それらは、互いに結合できる。
【0053】
特別な用途には(例えば、もし、木製レールの外面に特別な機能が必要なら)、互いにオーバーサイズで結合して正確なレール形状に機械工作した粗い木材層は、レールに対する一種の核と見なすことができ、これは、該核に結合される任意の追加側面層またはカバー層用の軌間(gauge)として、作用する。次いで、例えば、この側面層またはカバー層に適当な種類の木材を選択することだけでなく、このような層の適当な処理を選択することにより、所望の特徴が設定され得る。
【0054】
その耐用年数はまた、結合前または結合後のいずれかの個々の層および/または機械工作し結合した層に木材防腐剤を塗布することにより、さらに延長される。
【0055】
最大車輪圧力が生じる場所で、木質繊維に垂直な圧力吸収を改良するために、その最上層には、硬材の厚板/平板を使用するのが得策である。あるいは、例えば、この最上層用の厚板/平板は、ケイ化により、硬化され得る。
【0056】
両方の手段(これらは、また、極端な条件下では、共に使用され得る)を施すことにより、耐用年数が長くなる。
【0057】
従来技術の木製レールと本発明の木製レールとの基本的な相違は、以下の比較において明らかとなる:標準的なジェットコースター用に大工が従来製作した木製レールの製作および取付は、現場で手作業するのに、約6トンの釘が必要であったのに対して、本発明のレールの製作および取付では、釘は不必要である。
【0058】
本発明の他の局面によれば、前述の釘固定法(これは、乗り物用の木製レールを製作するのに使用されている)の欠点が回避される。特に、現場で大工が木製パッケージを使って作業することに伴う欠点を回避した工業的な製作を獲得することが意図されている。
【0059】
これは、本発明の請求項7に記載の特徴により、達成される。
【0060】
適当な実施態様は、付随した従属請求項で規定されている。
【0061】
本発明のこの局面で得られる利点のために、このジェットコースターを組み立てる場所の状況とは無関係に、製作が簡単になり、この木製レールの製作時間は、短くなり、最終的に、製作精度は、大工の作業で達成できない程度まで高まる。
【0062】
本発明の第三の局面によれば、乗り物用の木製レールを取り付ける方法が提案されており、この方法は、従来一般的であった大工が行う取付の欠点をなくし、特に、現場(すなわち、この乗り物を組み立てる場所)での取付時間が相当に短くなる。
【0063】
これは、請求項13に記載の特徴により、実現される。
【0064】
本発明のこの局面で得られる利点は、組立式レール(これは、取付用に、既に、準備完了している)(すなわち、極端な場合には、鋼鉄製レール、接合領域およびレール連結部を既に備え付けたレール)が、その支持ベースに取り付けた(これは、一般に、ネジ留めで行われる)場合、その建造部位まで運搬されるという事実に基づいている。この結果、現場で必要な取付時間が相当に短くなり、それゆえ、風や天候による影響が少なくなる。さらに、作製したレール接合部のために、個々のレールは、ずっと容易かつ迅速で正確に、互いに連結できる。
【0065】
本発明は、添付の概略図を参照して、以下の実施態様によって、さらに詳細に説明する。
【0066】
【発明の実施の形態】
図1は、2人の乗客が乗ったジェットコースターの車両(参照番号10で示す)の垂直断面である。この車両10の走行車輪は、一対のレール14、14’(右レール14および左レール14’)の上を転がっていく。各レール14、14’の本体14aは、長方形の断面であり、その上端にて、突出したノーズ14b、14b’を有し、これは、負荷を持ち上げる際に、車両10を案内するのに役立つ。この目的のために、車両10は、対抗車輪18を備え付けており、これは、この描写では、横断レールの勾配なしに、水平軸の周りで回転しており、また、負荷を持ち上げる際には、ノーズ14b、14b’の下面に沿って転がるが、案内車輪16と共に、水平に配列されており、図1に従った描写では、垂直軸の回りで回転可能であって、ノーズ14b、14b’の面に沿って、左または右に転がる(また、US−A−1,621,337を参照)。
【0067】
両方のレール14、14’は、共通のラス(lath)レール連結部20に取り付けられ、運動方向に直角に延びている。このようなレール連結部20は、2本のレール14、14’間の軌道幅を維持する。
【0068】
図2は、図1で示した描写に対応する一対のレール14、14’の図を示し、これは、横レール勾配βを有する。
【0069】
両方のレール14、14’は、厚板/平板、積層ベニヤ木材またはプレスボード木材の多数の積み重ね層からなり、これらは、互いに結合され、次いで、このレールの形状に機械工作されている。
【0070】
図3は、2本のレール14、14’を示すが、これらには、その上で車輪12、16、18が走行する鋼鉄製シート(すなわち、車両10の車輪12を転がすために各レール14、14’の上面に設けた鋼鉄製シート22、案内車輪16を転がすためにノーズ14b、14b’の上面に設けた鋼鉄製シート24、および対抗車輪18を転がすためにノーズ14b、14b’の下面に設けた鋼鉄製シート26)が取り付けられている。
【0071】
鋼鉄製シート22および24は、車輪10が移動する軌道の全長にわたって伸長しているのに対して、鋼鉄製シート26は、対抗車輪18が噛み合う地点にのみ設けられている。対抗車輪18に対するこのような噛み合い地点が操作時に明らかとなるのであれば、このシートの設置は、後で行うことができる。
【0072】
このような木製レールは、以下のようにして、製作される:
図4は、10層の個々の層を共に結合した木製パッケージの断面を示し、これは、厚板/平板、積層ベニヤ木材またはプレスボード木材を含み得る。この木製パッケージ28の断面は、オーバーサイズで、仕上げレール14の断面(これもまた、図面で示している)と対応しており、すなわち、木製パッケージ28の断面はまた、本体および突出しているノーズを含む。
【0073】
このジェットコースターの設計に従った木製パッケージ28および木製レール14の寸法もまた、示されている。
【0074】
図5は、木製パッケージ28の代替物(すなわち、結合した木製パッケージ28’)を示し、これは、長方形の断面を有する。仕上げ木製レール14の断面は、不変であり、木製パッケージ28’のオーバーサイズもまた、見える。
【0075】
結合し硬化した木製パッケージ28、28’のオーバーサイズは、今ここで、仕上げ木製レール14の断面だけが残るように、機械工作で取り除かれる。
【0076】
図5に従った木製パッケージ28’は、10層の個々の層が同じ寸法を有するので、製作が簡単であるという利点を有する。木製パッケージ28’の欠点は、比較的に多量の木材を機械工作しなければならないことにある。
【0077】
図4の木製パッケージ28を結合することは、2つの異なる寸法の木材層を使って作業しなければならないので、ある程度複雑である。しかしながら、木材の浪費が少ない。
【0078】
図6は、垂直半径RVを備えた木製レール14を示し、すなわち、このレールは、垂直レール面で曲がっている。
【0079】
仕上げレール14に対する木製パッケージ28、28’のオーバーサイズは、このオーバーサイズで、このレール面に垂直な半径RVが考慮されるように、設計される。
【0080】
これは、図4および5で見え、これはまた、図6の線A−Aに沿った断面として、解釈し得る。
【0081】
この理由のために、結合した木製パッケージ28、28’または仕上げレール14の寸法は、再度、図6で含まれる。
【0082】
図6から分かるように、この垂直半径(すなわち、このレール面に垂直な半径RV)の曲率は、木製パッケージ28が生じてその上面で垂直半径RVを有するような結合を考慮している。
【0083】
木製パッケージ28を硬化した後、上層は、この半径に従って機械工作されて、その結果、仕上げレール14の上面は、対応した曲率(すなわち、このレール面に垂直な半径RV)を有する。
【0084】
図8は、半径RHを有する結合した木製パッケージ28”の平面図であり、これは、このレール面に水平である。この仕上げレールの断面に関して、この結合した木製パッケージ28”のオーバーサイズは、木製パッケージ28”にあるレール面のオーバーサイズに水平半径RHが含まれるように設計される。
【0085】
図7は、図8の線A−Aに沿った断面であり、これは、同じことを明らかにしている。
【0086】
図9および10は、結合した木製パッケージの図または平面図であり、木製レール14は、そのレール面に垂直な半径RV、レール面に水平な半径RHで、固有のねじれを伴って、機械工作される。
【0087】
この連結部では、このレール面に垂直な曲率は、再度、結合を考慮しているのに対して、仕上げ木製レール14と比較して、このレール面に水平な半径および木製パッケージ28”のオーバーサイズのねじれが含まれている。
【0088】
このことはまた、図11からも分かり、これは、図10を通って、すなわち、上部では線A−Aに沿って、中間部では線B−Bに沿って、また、下部では線C−Cに沿って、3個の断面を示している。
【0089】
そこから分かるように、ねじれから生じる仕上げレール14の異なる位置は、結合した木製パッケージ28”のオーバーサイズに含まれている。
【0090】
厚板/平板、積層ベニヤ木材またはプレスボード木材の個々の層は、木材防腐剤で処理されている。多大な応力下に置かれたレールは、硬化材料(すなわち、ケイ化により硬化した材料、または硬材)の最上層を有し得る。
【0091】
これらの個々の層(一般に、8層)は、標準的な木材結合手段を用いて互いに結合されて、結合木材パッケージ28を形成し、その上面は、そのレール面に垂直な垂直半径でレール曲率に適合されているのに対して、レールの水平半径は、レール面で見られ、このレールは、各個々のレール14に関して、木製パッケージ28のオーバーサイズで、ねじれている。
【0092】
次いで、結合木製パッケージ28は、機械工作されて、この乗り物の設計に従った正確なレール形状を形成し、その正確な機械的な形状は、一定座標(各レールの可能な空間ねじれを含めて)によって、作り出される。
【0093】
もし、必要なら、機械工作されたレール14、14’は、再度、木材防腐剤で処理され得る。
【0094】
図2〜5、7および9〜11に従った実施態様は、互いに結合されてレール面に平行に配列された層を有する。あるいは、その個々の層はまた、このレール面に垂直、またはレール面に部分平行および部分垂直の混合構造(例えば、交互に)で配列されており、次いで、互いに結合される。
【0095】
他の変種は、図17で示されており、これに従って、上記手順に沿って、核40が使用され、これは、オーバーサイズで互いに結合して所望の正確な形状に機械工作した層からなり、このような層は、そのレール面に垂直に配列されている。この核40の上面および左側および右側は、互いに結合し核40と結合した個々の厚板/平板、積層ベニヤ木材またはプレスボード木材からなる層42を備え付けている。図17に従った実施態様は、この上面に配列された3層の層42、および、それぞれ、この左側および右側にある1層42を含む。
【0096】
これらの側面層および上層42用の材料は、それぞれに必要な特徴的な機能を考慮して、選択され得る。
【0097】
この作業はまた、現場(すなわち、このジェットコースターを組み立てる場所)で行うことができるものの、組立式レール接合部(すなわち、2個の隣接レール部分間の接合部)を使用するのが好ましい。これは、図12および13で示されている。
【0098】
図12から、各レール14の末端部は、各末端がレールの厚さの約半分に対応する厚さの突出タング(tongue)30を備えるように、機械工作されることが分かる。各タング30の前面および各レール14の前面は、図12から分かるように、各タング30の出発点にて、2個のタング30を互いの上に置いたとき、形状適合噛み合いを与えるように、相補的な角度で傾けられている。
【0099】
両方のタング30の重なり領域は、タング30(それゆえ、レール14)がこの位置でネジ32により互いに連結できるように、穴を備えている。
【0100】
ところで、このレールには、鋼鉄製シート22、24が取り付けられるが、これはまた、好ましくは、工場で既に行われており、この鋼鉄製シートは、2本のレール14の2個の隣接末端30を接合された後、このレール要素接合部がこの鋼鉄製接合部で覆われるように、このレール要素接合部を超えて僅かに突出して接合される。
【0101】
図12からも分かるように、また、その右側の描写を見ると、鋼鉄製シート22の下には陥凹部が機械工作されて、その中で、連結ネジ32のヘッド32aを受容する。この実施態様によれば、ネジ32は、ネジヘッド32aが鋼鉄製シート22で引き続いて覆われるように、工場にて、既に、タング30の対応する穴に配置されている。
【0102】
この状態では、木製レール14および鋼鉄製シート22、24の両方のために、挿入ネジ32および加工接合部を備えた木製レール14は、次いで、このジェットコースターが組み立てられる場所まで運搬される。
【0103】
これらのレール要素の接合部は、ネジ32を各個の下部タング30の穴に挿入してロッキングナット手段32bで留めることにより、互いに組み合わされる。
【0104】
このレール面にて図12および13で示した単純な接合部は、また、レール面に垂直に90°で配列され得る。
【0105】
最後の工程では、これらの個々のレールは、次いで、図14で見えるように、このジェットコースターの骨格の垂直トレッスル(図示せず)で位置しているレール支持体34上に取りつけられる。
【0106】
この場合、レール14は、その上端にあるそのノーズ14bが図14の描写に従って左側に向けられるように、その主要部14aの下面と共に、レール支持体34に載っている。2本のネジ33は、レール14の主要部14aを通って水平に伸長しており、その左端にて、ヘッドおよびナットを含む。
【0107】
レール14の反対端では、ネジ33は、プレート36に固定されており、これは、U形鋼鉄連結要素38の下部を形成する。
【0108】
U形連結要素38の2個の側壁37は、レール支持体34が連結要素38の2本の下方レッグ37間に位置するように、レール14の下側で突出しており、ここで、それは、2本の別のネジ40で留められている。
【0109】
その上端では、連結要素38の2個の側面37は、レール14に向かって傾いている。
【0110】
図14および15は、縦方向でのレールの傾きなしにレール14をレール支持体34に取り付けた実施態様を示す。
【0111】
図16は、縦方向にレールを傾けたこのような取付を示す。
【0112】
乗り物(特に、ジェットコースター)用の木製レールは、多層の個々の厚板/平板、積層ベニヤ木材またはプレスボード木材を含み、これらは、互いに結合され、このジェットコースターの設計に従って、正確にレール形状に機械工作される。
【0113】
さらに、本発明は、このような木製レールを製作する方法に関し、ここで、これらの層は、互いに結合されて、オーバーサイズの木材パッケージを形成し、そして硬化後、この結合木製パッケージは、機械研削によって、この乗り物の設計に従って、正確なレール形状を受容する。
【0114】
最後に、本発明は、この乗り物のトレッスルに固定したレール支持体に、このような木製レールを取り付ける方法に関し、ここで、この仕上げレールは、鋼鉄製シート、レール接合部および連結要素を備え付けており、該レール支持体に確保されている。
【0115】
【発明の効果】
車両が通り過ぎる間、厚板/平板の個々の層は、相対的な位置ずれを受けるために、個々の層間で間隙が形成される。従って、このレールパッケージには水が浸透して、木材の早期腐食が起こり得、冬季には、霜、雪および結露水の影響もまた生じる。これらのレールは、その個々の層が部分的な複合材料で取り付けられているにすぎないので、さらに大きな程度まで反れる。比較的に薄い鋼鉄製シート上を走行している車輪に由来の圧力の負荷分散は、僅かであるので、その最上層は、しばしば、その木質繊維の方向に対して垂直に圧力を受け、これは、許容できる圧力負荷を超える。また、上記の影響があるために、上下する乗り物/ジェットコースター用の木製レールは、4年から7年後には、完全に交換しなければならない。
【0116】
本発明の乗り物用の木製レールおよびこのような木製レールを作製し取りつける方法によって、上記のような欠点を克服することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、車両を有する木製ジェットコースターレールの垂直断面である。
【図2】図2は、図1で従った描写を示し、これは、移動方向で、横勾配βを有するレールを含む。
【図3】図3は、一対のレールを通る垂直断面である。
【図4】図4は、結合木製パッケージおよび仕上げレールの垂直断面図と共に、図6のA−A線に沿った断面である。
【図5】図5は、図4に従った描写を示し、これは、結合木製パッケージの他の断面形状を有する。
【図6】図6は、垂直半径RVを有する木製パッケージおよび木製レールを示す。
【図7】図7は、図8のA−A線に沿った断面である。
【図8】図8は、結合木製パッケージの平面図であり、これは、水平半径RHを有する木製レールの描写を有する。
【図9】図9は、結合木製パッケージおよび機械工作した木製レールを示し、これは、そのレール面に垂直な半径RVを有する。
【図10】図10は、結合木製パッケージおよびレール面に水平な半径RHのねじれ木製レールの平面図である。
【図11】図11は、図10の平面図の3つの断面であり、すなわち、上部は、線A−Aに沿った断面であり、その中間部は、線B−Bに沿った断面であり、また、その下部は、線C−Cに沿った断面である。
【図12】図12は、2本の隣接した木製レール間の接合領域の側面図である。
【図13】図13は、図12による接合領域の平面図である。
【図14】図14は、図15の線A−Aに沿った断面であり、これは、いかにして、単一のレールがそのトレッスルに固定したレール支持体に取り付けられるかを示している。
【図15】図15は、縦方向の傾斜のないレール用の図14の線B−Bに沿った断面である。
【図16】図16は、縦方向の傾斜を有する図15によるレールを示す。
【図17】図17は、例えば、図4によるレールであり、これは、結合し機械工作した核を備えている。

Claims (11)

  1. ジェットコースター用の木製レールであって、
    該木製レールは、
    個々の木材の複数のであって、該複数の層は、互いに結合され、ジェットコースターの設計に従って、正確レール形状に機械工作される、複数の層と、
    該正確なレール形状に取り付けられた連結要素であって、該連結要素は、該レールをレール支持体に取り付け、該連結要素は、該レール支持体を受け取るためのU字形状部分を含む、連結要素と
    を備える、木製レール。
  2. 前記個々の層が、1つ以上の面に配列されており、該1つ以上の面のうちの少なくとも1つは、レール面に平行である、請求項1に記載の木製レール。
  3. ジェットコースター用の木製レールであって、
    該木製レールは、個々の木材の複数の層を備え、
    該複数の層は、互いに接着されてパッケージを形成し、該パッケージから、ジェットコースターの設計に従って、正確なレール形状に機械工作され、該正確なレール形状は、核を形成するように互いに結合された複数の層と、該核の上面および側面の各々に結合された1つ以上のさらなる層とを含む、木製レール。
  4. 前記個々の層が、結合前または結合後のいずれかにて、木材防腐剤で処理される、請求項に記載の木製レール。
  5. 前記結合および機械工作された層が、木材防腐剤で処理される、請求項に記載の木製レール。
  6. 前記レールのベアリング面を形成する少なくとも最上層が、硬材からなる、請求項に記載の木製レール。
  7. 前記レールのベアリング面を形成する少なくとも最上層が、硬化材料からなる、請求項に記載の木製レール。
  8. 前記正確なレール形状の前記レールに取り付けられた鋼鉄製シートをさらに備え、該正確なレール形状は、該正確なレール形状の少なくとも1つの末端に設けられた1つ以上の接合部を有する、請求項に記載の木製レール。
  9. ジェットコースターのトレッスルに固定されたレール支持体に木製レールを取り付ける方法であって、請求項3に記載の木製レールを提供することと、該レールを該レール支持体に固定することとを含む、方法。
  10. 前記木材は、厚板と、平板と、積層木材ベニヤと、パーティクルボード木材とを含む群から選択される、請求項3に記載の木製レール。
  11. 前記個々の層が、1つ以上の面に配列されており、該1つ以上の面のうちの少なくとも1つは、レール面に垂直である、請求項3に記載の木製レール。
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