JP4473664B2 - マスクブランクの製造方法、及び転写マスクの製造方法 - Google Patents

マスクブランクの製造方法、及び転写マスクの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4473664B2
JP4473664B2 JP2004206796A JP2004206796A JP4473664B2 JP 4473664 B2 JP4473664 B2 JP 4473664B2 JP 2004206796 A JP2004206796 A JP 2004206796A JP 2004206796 A JP2004206796 A JP 2004206796A JP 4473664 B2 JP4473664 B2 JP 4473664B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
mask blank
cleaning
film
convex portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004206796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006030424A (ja
Inventor
明典 栗川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2004206796A priority Critical patent/JP4473664B2/ja
Publication of JP2006030424A publication Critical patent/JP2006030424A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4473664B2 publication Critical patent/JP4473664B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Description

本発明は、半導体装置製造等に使用される転写マスクの製造方法、及びこの転写マスク製造の原版となるマスクブランクの製造方法に関する。
近年、半導体装置のパターンの微細化に伴い、露光用転写マスクを用いてパターン転写を行う際に使用される露光光の波長が短波長化され、露光光源は現行のKrFエキシマレーザー(波長248nm)からArFエキシマレーザー(波長193nm)、Fエキシマレーザー(波長157nm)へと移行する傾向にある。この露光光の短波長化に伴い、転写マスクに許容される欠陥サイズも小さくなる傾向にある。
ところで従来のマスクブランクの製造においては、透光性基板上に転写パターンとなる薄膜を成膜した後、薄膜表面に対して洗浄ブラシによるスクラブ洗浄を行っていた。そして、スクラブ洗浄に加えて、その後、薬品、機能水等を用いた洗浄を行っていた。スクラブ洗浄は、洗浄機能に加えて、潜在的ピンホールとなりうる膜中に存在していた異物が洗浄ブラシによりその場所から除去されることで、ピンホールとして顕在化させる機能を有する。透光性基板上に薄膜をスパッタ成膜する場合、使用するスパッタターゲットに起因する微小なパーティクルが発生しやすく、これが薄膜表面に異物として付着したり、膜中にめり込んでしまい、薄膜表面に凸部を形成してしまう。なお、下記特許文献1には、従来のマスクブランク(ハーフトーン型位相シフトマスクブランク)の製造方法が記載されている。
特開2003−195479号公報
しかしながら、従来の薄膜成膜後に行う洗浄ブラシによるスクラブ洗浄には次のような問題点を有していた。
まず第1に、洗浄ブラシによって一旦除去された膜中の異物が洗浄ブラシから膜表面へ再付着してしまうという問題がある。再付着がどの程度起こるのかは、異物の大きさや材質、基板上の膜の材質等によって左右される。また、異物が膜表面に再付着する際、洗浄ブラシによる物理的な力が加わるので、異物が膜表面に強固に付着してしまう恐れがある。スクラブ洗浄後に、薬品、機能水等を用いた洗浄を行うことにより、この膜表面に再付着した異物の一部は膜表面から除去することも可能であるが、膜表面に強固に再付着した異物についてはその後の洗浄でも取り除くことは困難であり、そもそも洗浄ブラシによるスクラブ洗浄を行っても除去できなかった膜中に埋まっている異物は、その後の洗浄によっても除去することは殆どできないため、そのまま凸状の欠陥として残ることになる。
第2に、洗浄ブラシによる膜表面の汚染という問題があり、これを防止するためには、洗浄ブラシの管理を徹底する必要があるが、現実には洗浄ブラシによる汚染を完全に防止することは困難である。
第3に、洗浄ブラシが膜表面を擦るため、洗浄ブラシによる刷毛目のような擦過傷が膜表面に形成されてしまうという問題がある。
従って、従来のマスクブランクの製造によって得られるマスクブランクでは、近年の例えば0.3μm以下レベルの微小な欠陥が存在しないことを要求される半導体デバイスのパターンのハーフピッチが65nm対応の露光用マスクブランクには適用することは困難である。
そこで本発明の目的は、第一に、基板上に形成された薄膜表面に微小な凸状の欠陥のないマスクブランクを製造できるマスクブランクの製造方法を提供することであり、第二に、このようなマスクブランクを用いて基板上に転写パターンをパターン欠陥なく形成することができる転写マスクの製造方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を有する。
(構成1)基板上に転写パターンとなる薄膜を成膜する成膜工程と、該成膜工程の後、前記薄膜の表面形態情報と位置情報とを含む表面情報を取得する表面情報取得工程と、該表面情報取得工程によって得られた前記表面形態情報の中から凸部を選択し、該凸部の高さを低減させるように修正する修正工程と、その後、前記薄膜表面を洗浄する洗浄工程とを有することを特徴とするマスクブランクの製造方法である。
構成1によれば、基板上に転写パターンとなる薄膜を成膜した後、薄膜の表面情報を取得し、取得した表面情報のうち、凸状の欠陥となりうる凸部の表面情報をもとに、凸部の高さを低減させるように修正を行い、その修正後に、薄膜表面を洗浄するため、従来の製造工程でスクラブ洗浄によって一旦薄膜から除去された異物が再付着することにより生じる凸状の欠陥や、洗浄でも除去されずに薄膜中に残留する異物による凸状の欠陥をなくすことができるので、基板上に形成された薄膜表面に微小な凸状の欠陥のないマスクブランクを製造することができる。
(構成2)前記凸部は、前記薄膜の材料と異なる異物であることを特徴とする構成1に記載のマスクブランクの製造方法である。
構成2によれば、凸部は、薄膜の材料と異なる異物であり、これは、薄膜成膜時に膜中に異物がめり込んだり、膜表面に異物が付着したりすることによって出来た凸部であるため、凸部の表面情報をもとに凸部の高さを低減させるように修正を行い、その後、薄膜表面を洗浄することにより、凸状の欠陥となりうる薄膜の表面の凸部をなくすことができる。これによって、基板上に形成された薄膜表面に微小な凸状の欠陥のないマスクブランクを製造することができる。
(構成3)前記表面形態情報には前記凸部の大きさの情報を含み、大きさが0.3μm以下の凸部に対して前記修正工程を施すことを特徴とする構成1又は2に記載のマスクブランクの製造方法である。
構成3のように、表面形態情報には凸部の大きさの情報を含み、大きさが0.3μm以下の凸部に対してその高さを低減させる修正工程を施すことにより、例えば0.3μm以下レベルの微小な欠陥が存在しないことを要求される半導体デザインルール(ハーフピッチ)が65nm対応の露光用マスクブランクの製造に好適である。
(構成4)前記修正工程は、前記凸部に針状部材を接触させて物理的な力を加え、前記凸部の高さを低減させることを特徴とする構成1乃至3の何れかに記載のマスクブランクの製造方法である。
構成4によれば、凸部の高さを低減させる手段として、針状部材を用いることにより、凸部の高さの低減させる部分を高精度で物理的に除去することができる。
(構成5)前記洗浄工程は、前記基板を回転させながら前記薄膜表面に洗浄液を供給して前記薄膜表面を洗浄することを特徴とする構成1乃至4の何れかに記載のマスクブランクの製造方法である。
構成5によれば、凸部の高さを低減させる修正工程の後に実施する洗浄工程は、基板を回転させながら薄膜表面に洗浄液を供給して薄膜表面を洗浄する洗浄工程とすることにより、凸部の高さを低減させる修正を施した際に発生した残滓を除去して付着物による凸状の欠陥の発生を防止することができる。
(構成6)前記洗浄液は、ガス溶解水、超音波を印加した溶媒、気体を混合した溶媒のうちから少なくとも一つを選択したものであることを特徴とする構成5に記載のマスクブランクの製造方法である。
構成6によれば、ガス溶解水、超音波を印加した溶媒、気体を混合した溶媒のうちから少なくとも一つを選択したものを洗浄液として前記洗浄工程を実施することにより、凸部の高さを低減させる修正を施した際に発生した残滓を薄膜表面から効果的に除去することができる。
(構成7)前記洗浄工程の後、前記薄膜上に他の膜を形成することを特徴とする構成1乃至6の何れかに記載のマスクブランクの製造方法である。
構成7によれば、例えば基板上にハーフトーン膜と遮光膜を形成したハーフトーン型位相シフトマスクブランクのような、基板上に複数層の膜を形成するマスクブランクの場合、基板上に形成された薄膜表面に微小な凸状の欠陥を除去した状態で、その上に他の膜を形成することにより、微小な凸状の欠陥のないマスクブランクを製造することができる。
(構成8)構成1乃至7の何れかに記載のマスクブランクの製造方法によって得られたマスクブランクの薄膜をパターニングして、前記基板上に転写パターンを形成することを特徴とする転写マスクの製造方法である。
構成8によれば、本発明により得られるマスクブランクを使用して、基板上にパターン欠陥のない転写パターンを形成した転写マスクを製造することができる。
本発明によれば、基板上に転写パターンとなる薄膜を成膜した後、薄膜の表面情報を取得し、取得した表面情報のうち、凸状の欠陥となりうる凸部の表面情報をもとに、凸部の高さを低減させるように修正を行い、その修正後に、薄膜表面を洗浄することにより、基板上に形成された薄膜表面に微小な凸状の欠陥のないマスクブランクを得ることができる。また、このような凸状の欠陥のないマスクブランクを用いて、基板上に転写パターンをパターン欠陥なく形成できる転写マスクを得ることができる。
以下、本発明を実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明により得られるマスクブランクの一実施の形態を模式的に示す断面図である。図1によると、マスクブランク100は、基板11上に転写パターンとなる薄膜12を形成してなる。このようなマスクブランクの具体例としては、ガラス基板上に、例えばMoSiNからなるハーフトーン膜を形成したハーフトーン型位相シフトマスクブランクなどが挙げられる。
本発明に係るマスクブランクの製造方法は、基板11上に転写パターンとなる薄膜12を成膜する成膜工程と、該成膜工程の後、前記薄膜12の表面形態情報と位置情報とを含む表面情報を取得する表面情報取得工程と、該表面情報取得工程によって得られた前記表面形態情報の中から凸部を選択し、該凸部の高さを低減させるように修正する修正工程と、その後、前記薄膜12表面を洗浄する洗浄工程とを有する。
本発明によれば、基板11上に転写パターンとなる薄膜12を成膜した後、薄膜12の表面情報を取得し、取得した表面情報のうち、凸状の欠陥となりうる凸部の表面情報をもとに、凸部の高さを低減させるように修正を行い、その修正後に、薄膜12表面を洗浄するため、従来の製造工程でスクラブ洗浄によって一旦薄膜から除去された異物が再付着することにより生じる凸状の欠陥や、洗浄でも除去されずに薄膜中に残留する異物による凸状の欠陥をなくすことができるので、基板11上に形成された薄膜12表面に微小な凸状の欠陥のないマスクブランク100が得られる。
図2は、本発明の一実施の形態によるマスクブランクの製造工程を示す断面図である。
同図(a)は、基板11上に転写パターンとなる薄膜12を成膜することにより薄膜付き基板1を得る成膜工程を示す。薄膜12は、例えばバイナリマスクブランクにおける遮光膜、ハーフトーン型位相シフトマスクブランクにおけるハーフトーン膜などである。また、基板11としては、剛性があり、かつ平滑度及び平坦度に優れるガラス基板が好ましく用いられる。基板11上に薄膜12を成膜する場合の成膜方法としては特に制約はされないが、均一で膜厚の一定な膜を形成できるスパッタ成膜法が好ましく挙げられる。但し、基板11上に薄膜12をスパッタ成膜する場合、使用するスパッタターゲットに起因する微小なパーティクルが発生しやすく、これが薄膜12表面に異物として付着したり、膜中にめり込んでしまい、薄膜12表面に凸部2,3を形成することがある。このような成膜時に膜表面に形成される凸部は、その後の洗浄でも全ては除去されずに、或いは洗浄時の再付着により、そのまま凸状の欠陥として残存することになる。
本発明では、上記成膜工程の後、上記薄膜12の表面形態情報と位置情報とを含む表面情報を取得する表面情報取得工程を実施する。この表面情報取得工程には、マスクブランク或いはマスク用の欠陥検査装置、例えばレーザーテック社製のMAGICS M-1320(商品名)を用いることができる。この表面情報には、凸部(パーティクル)と凹部(ピンホール)の表面形態情報と、前記凸部と前記凹部の位置情報と、前記凸部と前記凹部の大きさの情報が含まれている。前記位置情報は、例えば、基板11のコーナー部に形成されたノッチマークを基準に、基板11の大きさから求められた基板面内(主表面)の中心を原点とした、XY座標で示される。また、前記凸部と前記凹部の大きさは、例えば、〜0.3μm、0.3μm〜0.5μm、0.5μm〜1μm、1μm〜というように複数段階に分けて指定される。
本発明では、上述のように表面形態情報には特に前記凸部の大きさの情報を含むことが好ましい。凸部の大きさの情報を含むことによって、マスクブランクに要求される欠陥のレベルを考慮して、必要な範囲の修正を行うことが出来るからである。例えば、大きさが0.3μm以下の凸部に対してその高さを低減させる修正工程を施すことにより、0.3μm以下レベルの微小な欠陥が存在しないことを要求される半導体デザインルール(ハーフピッチ)が65nm対応の露光用マスクブランクの製造に好適である。
上記表面情報取得工程によって得られた表面形態情報の中から凸部を選択すると、例えば、X座標が10mm、Y座標が20mmの位置に、〜0.3μmの凸部と、X座標が20mm、Y座標が35mmの位置に、〜0.3μmの凸部というように検出される。
次に、上記表面情報取得工程によって得られた凸部の表面情報に基づき、該凸部の高さを低減させるように修正する修正工程を実施する。この修正工程では、例えば前記凸部に針状部材を接触させて物理的な力を加えることにより前記凸部の高さを低減させる方法を採用することができる。凸部の高さを低減させる手段として、針状部材を用いることにより、凸部の高さの低減させる部分を高精度で物理的に除去することができる。図2の(b)と(c)は、このような針状部材を用いた修正工程を示している。すなわち、上記表面情報取得工程によって得られた凸部2の位置情報に基づき、針状部材4を凸部2に接触させ、針状部材4をそのまま水平に摺動させ凸部2を引っ掻くようにして凸部2に対し物理的な力を加えることにより、凸部2の薄膜12表面より突出している部分2bが除去され、凸部2の高さは薄膜12表面とほぼ同一になるまで低減される。ここで、針状部材4としては、触針式形状測定器や走査プローブ顕微鏡の先端が尖った微小プローブ等を用いることができる。針状部材4の材質は、凸部の材質が何であるかをある程度考慮する必要もあるが、凸部は薄膜12の成膜時に使用するスパッタターゲットの材料に起因するパーティクルである場合が多く、通常は、珪素(Si)やダイヤモンドライクカーボン(DLC)等で出来た針状部材4を用いることができる。また、タングステン(W)や白金(Pt)等をベースに表面をDLCで被覆した針状部材4を用いてもよい。
次いで、凸部3についても、上記表面情報取得工程によって得られた凸部3の位置情報に基づき、針状部材4を用いて凸部3の高さを低減するように修正する。図2(d)は、以上のようにして凸部2と凸部3の修正を終えた薄膜付き基板10を示す。尚、上記修正工程では、凸部の高さを必ずしも薄膜12表面とほぼ同一になるまで修正する必要はなく、残存しても欠陥とならない程度に凸部の高さを低減できればよい。
上記修正工程の後、前記薄膜12表面を洗浄する洗浄工程を実施する。上記修正工程の後、薄膜12表面を洗浄することにより、凸部の高さを低減させる修正を施した際に発生した残滓を除去して付着物による凸状の欠陥の発生を防止することができる。尚、上記修正工程において、たとえばパーティクルが薄膜の表面近くにめり込んで出来た凸部であったため、針状部材4を接触させて摺動させることによってパーティクル全体がその場所から除去される場合もあるが、除去されたパーティクルは、修正を施した際に発生した残滓と同様、薄膜表面に単に載っている状態であるため、洗浄によって容易に薄膜表面から除去できる。
上記洗浄工程では、薄膜付き基板10を回転(スピン)させながら薄膜表面に洗浄液を供給して洗浄することが好適である。薄膜付き基板10を回転させながら薄膜表面に洗浄液を供給して洗浄する洗浄工程とすることにより、凸部の高さを低減させる修正を施した際に発生した残滓を効果的に除去することができる。
上記洗浄工程に使用する洗浄液としては、ガス溶解水、超音波を印加した溶媒、気体を混合した溶媒のうちから少なくとも一つを選択したものであることが好ましい。これらガス溶解水、超音波を印加した溶媒、気体を混合した溶媒のうちから少なくとも一つを選択したものを洗浄液として洗浄工程を実施することにより、凸部の高さを低減させる修正を施した際に発生した残滓を薄膜表面から効果的に除去することができる。ガス溶解水としては、水素ガス溶解水、酸素ガス溶解水、オゾンガス溶解水、希ガス溶解水、窒素ガス溶解水などが挙げられる。また、気体を混合した溶媒を使用する場合は、溶媒噴射ノズルを経て供給される溶媒と気体噴射ノズルを経て供給される気体とを混合した洗浄液を2流体噴射ノズルで供給するのが効果的である。
図3は、本発明における洗浄工程に用いることのできるスピン洗浄装置の一例を示す概略構成図である。
図3に示すスピン洗浄装置20は、前述の修正工程を終えた薄膜付き基板10を保持するスピンチャック21と、アーム24に備えられた洗浄液供給ノズル25とを有して構成される。スピンチャック21は、電動モータ22により回転可能に設けられている。洗浄液供給ノズル25は、溶媒供給装置26からの溶媒を洗浄液として薄膜付き基板10上に供給する。洗浄液供給ノズル25は、アーム24により薄膜付き基板10の中央から端面までの間で移動する。尚、上記スピンチャック21の周囲は洗浄カップ23にて覆われ、洗浄液等の飛散を防止している。かかるスピン洗浄装置20において、洗浄液供給ノズル25から薄膜付き基板10へ洗浄液(例えば前記ガス溶解水)を供給しつつ、電動モータ22により上記基板10を回転させた状態で洗浄が行われる。
また、図4は、本発明における洗浄工程に用いることのできるスピン洗浄装置の他の例を示す概略構成図である。
図4に示すスピン洗浄装置30は、図3のスピン洗浄装置20における洗浄液供給ノズル25に代えて超音波洗浄ノズル28及び2流体噴射ノズル29を備えたものである。従って、このスピン洗浄装置30において、前述のスピン洗浄装置20と同様な箇所は同一の符号を付して重複説明は省略する。上記超音波洗浄ノズル28は、溶媒供給装置26からの溶媒に超音波を印加させ、この溶媒を洗浄液として薄膜付き基板10上に供給する。また、上記2流体噴射ノズル29は、溶媒供給装置26から図示しない溶媒噴射ノズルを経て供給される溶媒と、気体供給装置27から図示しない気体噴射ノズルを経て供給される気体とを混合し、この混合流体(気体を混合した溶媒)を洗浄液として薄膜付き基板10上に噴射する。超音波洗浄ノズル28及び2流体噴射ノズル29は、アーム24により薄膜付き基板10の中央から端面までの間で移動する。
かかるスピン洗浄装置30において、超音波洗浄の場合は、超音波洗浄ノズル28から薄膜付き基板10へ超音波が印加された洗浄液(例えば前記ガス溶解水)を供給しつつ、上記超音波洗浄ノズル28を基板10に対して移動させ、電動モータ22により上記基板10を回転させた状態で超音波洗浄が行われる。また、2流体噴射洗浄の場合は、2流体噴射ノズル29から薄膜付き基板10へ上記混合流体を洗浄液として供給しつつ、上記2流体噴射ノズル29を基板10に対して移動させ、電動モータ22により上記基板10を回転させた状態で2流体噴射洗浄が行われる。
以上の洗浄工程を終えると、基板11上に形成された薄膜12表面に微小な凸状の欠陥の存在しないマスクブランク100(図1参照)が得られる。
本発明は、薄膜表面の凸部が、前記薄膜の材料と異なる異物である場合に特に好適である。凸部が薄膜の材料と異なる異物である場合、これは、薄膜成膜時に膜中に異物がめり込んだり、膜表面に異物が付着したりすることによって出来た凸部であるため、凸部の表面情報をもとに凸部の高さを低減させるように修正を行い、その後、薄膜表面を洗浄することにより、凸状の欠陥となりうる薄膜の表面の凸部をなくすことができる。これによって、前述の基板11上に形成された薄膜12表面に微小な凸状の欠陥のないマスクブランク100(図1参照)を製造することができる。
前記洗浄工程の後、薄膜12上に他の膜を形成するようにしてもよい。例えば基板上にハーフトーン膜と遮光膜を形成したハーフトーン型位相シフトマスクブランクのような、基板上に複数層の膜を形成するマスクブランクの場合、基板上に形成された薄膜表面に微小な凸状の欠陥を除去した状態で、その上に他の膜を形成することにより、微小な凸状の欠陥のないマスクブランクを製造することができる。本発明は、バイナリマスクブランクに限らず、ハーフトーン型位相シフトマスクブランク、レベンソン型位相シフトマスクブランクなどの製造に好適である。
また、上記の実施の形態では、凸部の高さを低減する手段として、先端の尖った微小ブローブのような針状部材を用いて物理的に除去する方法を説明したが、これに限らず、たとえばFIB(集束イオンビーム)照射により凸部の高さを低減するように除去することも可能である。
本発明によるマスクブランクの製造方法によって得られたマスクブランクの薄膜をパターニングして、基板上に転写パターンを形成した転写マスクを製造することができる。すなわち、転写マスクは、マスクブランクを用いて、レジスト膜塗布、パターン描画(露光)、現像の各工程によりマスクブランク上にレジストパターンを形成し、次いで、このレジストパターンをマスクとして上記薄膜をエッチングすることにより、基板上に転写パターンとなる薄膜パターンを形成し、残存するレジストパターンを除去することにより得ることができる。
本発明の転写マスクの製造方法によれば、本発明によるマスクブランクの製造方法によって得られた、薄膜表面に微小な凸状の欠陥のないマスクブランクを使用して、基板上にパターン欠陥のない転写パターンを形成した転写マスクを製造することができる。
以下、実施例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
合成石英ガラス基板上に、反応性スパッタリングにより、MoSiNからなるハーフトーン膜をスパッタ成膜し、ハーフトーン膜付き基板を得た。
次に、得られたハーフトーン膜付き基板を欠陥検査装置(レーザーテック社製:MAGICS M-1320)に投入し、ハーフトーン膜の表面情報を取得した。尚、この表面情報には、凸部(パーティクル)と凹部(ピンホール)の表面形態情報と、前記凸部と前記凹部の位置情報と、前記凸部と前記凹部の大きさの情報が含まれている。前記位置情報は、合成石英ガラス基板のコーナー部に形成されたノッチマークを基準に、合成石英ガラス基板の大きさから求められた基板面内(主表面)の中心を原点とした、XY座標で示される。また、前記凸部と前記凹部の大きさは、〜0.3μm、0.3μm〜0.5μm、0.5μm〜1μm、1μm〜と複数段階に分けて指定される。
こうして表面情報を取得した結果、X座標が48.25mm、Y座標が−57.43mmの位置に、〜0.3μmの凸部(パーティクル1)と、X座標が−21.68mm、Y座標が−38.34mmの位置に、〜0.3μmの凸部(パーティクル2)を検出した。尚、凹部(ピンホール)は検出されなかった。
次いで、ハーフトーン膜付き基板をXYステージに載置し、前記位置情報をもとに、先端の曲率半径が0.5μmの針状部材を上記パーティクル1,2に接触させて、摺動させた。上記パーティクル1は、異物がハーフトーン膜中に深くめり込んだものであったため、凸部の高さをハーフトーン膜表面とほぼ同一になるまで削り込んで高さを低減させた。また、パーティクル2は、異物がハーフトーン膜の表面近くにめり込んだものであったため、針状部材を接触させ摺動させることによって、完全にその場所からは取り除くことができた。
その後、図4のスピン洗浄装置にハーフトーン膜付き基板を投入し、ハーフトーン膜表面に、水素ガス溶解水に1MHzの超音波を印加した水素溶解水メガソニック洗浄液を供給して洗浄することにより、ハーフトーン型位相シフトマスクブランクを得た。
再度、上述の欠陥検査装置でハーフトーン膜の表面情報を取得したところ、凸部と凹部は検出されなかった。
このハーフトーン型位相シフトマスクブランクは、ハーフトーン膜表面に、〜0.3μmの大きさの凸部(パーティクル)や凹部(ピンホール)が存在していないので、半導体デバイスのパターンのハーフピッチが65nm対応のArFエキシマレーザー露光用ハーフトーン型位相シフトマスクブランクとして適用可能である。
以上の方法で、100枚のハーフトーン型位相シフトマスクブランクを作製したところ、全てのハーフトーン型位相シフトマスクブランクから、上述の欠陥検査装置では凸部は検出されなかった。
次に、この得られたハーフトーン型位相シフトマスクブランクのハーフトーン膜表面にレジスト膜を形成し、このレジスト膜に所望のパターンを露光し、現像してレジストパターンを形成した。次いで、このレジストパターンをマスクとしてハーフトーン膜をエッチングして、基板上にハーフトーン膜のパターンを形成したハーフトーン型位相シフトマスクを得た。
得られたハーフトーン型位相シフトマスクのパターンを検査したところ、パターン欠陥は存在しなかった。
(比較例1)
合成石英ガラス基板上に、反応性スパッタリングにより、MoSiNからなるハーフトーン膜をスパッタ成膜し、ハーフトーン膜付き基板を得た。
得られたハーフトーン膜付き基板のハーフトーン膜表面を洗浄ブラシを用いてスクラブ洗浄した。
次に、スクラブ洗浄後のハーフトーン膜付き基板を欠陥検査装置(レーザーテック社製:MAGICS M-1320)に投入し、ハーフトーン膜の表面情報を取得した。その結果、ハーフトーン膜表面内に、〜0.3μmの凹部(ピンホール)を1個と、〜0.3μmの凸部(パーティクル)を4個検出した。検出した凹部と凸部を詳細に調べたところ、凹部は、ハーフトーン膜中に存在していた異物がスクラブ洗浄により除去されて形成されたものであり、また凸部は、スクラブ洗浄を行っても除去できなかったハーフトーン膜中に埋まっている異物と、洗浄ブラシから再付着したと思われるハーフトーン膜表面上に付着した異物であることが確認できた。
以上の比較例の方法で、100枚のハーフトーン型位相シフトマスクブランクを作製したところ、42枚のハーフトーン型位相シフトマスクブランクからは上述の欠陥検査装置では凸部は検出されなかったが、残りの58枚については、上述の原因の異物が検出される結果となった。なお、異物が検出されたハーフトーン型位相シフトマスクブランクを、図4のスピン洗浄装置に投入し、実施例1と同様にハーフトーン膜表面を洗浄した後、再度、上述の欠陥検査装置でハーフトーン膜の表面を検査したところ、上述の原因の異物が相変らず検出される結果となった。
尚、以上の実施例では、基板上にハーフトーン膜を形成したハーフトーン型位相シフトマスクブランクの例しか示していないが、このハーフトーン膜上に更に反射防止機能を有する例えばCrを含む遮光膜を形成してもよい。そして、この遮光膜についても、実施例1と同様に欠陥検査装置で凸部が検出された場合、例えば針状部材により凸部の高さを低減させ、その後洗浄を行うこともできる。
また、基板上のハーフトーン膜や上記遮光膜の上にレジスト膜を形成してハーフトーン型位相シフトマスクブランクとしてもよい。
また、以上の実施例では、針状部材により凸部(パーティクル)を除去した後の洗浄として、水素ガス溶解水に超音波を印加した水素溶解水メガソニック洗浄液を使用した洗浄の例しか挙げなかったが、これに限らず、ガス溶解水のみや、超音波を印加したメガソニック溶媒のみを薄膜表面に供給してもよい。また、溶媒に印加する超音波の周波数も適宜調整することができる。また、溶媒噴射ノズルを経て供給される溶媒と気体噴射ノズルを経て供給される気体とを混合した洗浄液を供給する2流体噴射ノズル洗浄でも構わない。
本発明の一実施の形態により得られるマスクブランクを模式的に示す断面図である。 本発明の一実施の形態によるマスクブランクの製造工程を示す断面図である。 本発明に用いることのできるスピン洗浄装置を示す概略構成図である。 本発明に用いることのできる他のスピン洗浄装置を示す概略構成図である。
符号の説明
1,10 薄膜付き基板
2,3 凸部
4 針状部材
11 基板
12 薄膜
20,30 スピン洗浄装置
100 マスクブランク

Claims (8)

  1. 基板上に転写パターンとなる薄膜を成膜する成膜工程と、該成膜工程の後、前記薄膜の表面形態情報と位置情報とを含む表面情報を取得する表面情報取得工程と、該表面情報取得工程によって得られた前記表面形態情報の中から凸部を選択し、該凸部の高さを低減させるように修正する修正工程と、その後、前記薄膜表面を洗浄する洗浄工程とを有することを特徴とするマスクブランクの製造方法。
  2. 前記凸部は、前記薄膜の材料と異なる異物であることを特徴とする請求項1に記載のマスクブランクの製造方法。
  3. 前記表面形態情報には前記凸部の大きさの情報を含み、大きさが0.3μm以下の凸部に対して前記修正工程を施すことを特徴とする請求項1又は2に記載のマスクブランクの製造方法。
  4. 前記修正工程は、前記凸部に針状部材を接触させて物理的な力を加え、前記凸部の高さを低減させることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のマスクブランクの製造方法。
  5. 前記洗浄工程は、前記基板を回転させながら前記薄膜表面に洗浄液を供給して前記薄膜表面を洗浄することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のマスクブランクの製造方法。
  6. 前記洗浄液は、ガス溶解水、超音波を印加した溶媒、気体を混合した溶媒のうちから少なくとも一つを選択したものであることを特徴とする請求項5に記載のマスクブランクの製造方法。
  7. 前記洗浄工程の後、前記薄膜上に他の膜を形成することを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のマスクブランクの製造方法。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載のマスクブランクの製造方法によって得られたマスクブランクの薄膜をパターニングして、前記基板上に転写パターンを形成することを特徴とする転写マスクの製造方法。
JP2004206796A 2004-07-14 2004-07-14 マスクブランクの製造方法、及び転写マスクの製造方法 Expired - Fee Related JP4473664B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004206796A JP4473664B2 (ja) 2004-07-14 2004-07-14 マスクブランクの製造方法、及び転写マスクの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004206796A JP4473664B2 (ja) 2004-07-14 2004-07-14 マスクブランクの製造方法、及び転写マスクの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006030424A JP2006030424A (ja) 2006-02-02
JP4473664B2 true JP4473664B2 (ja) 2010-06-02

Family

ID=35896883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004206796A Expired - Fee Related JP4473664B2 (ja) 2004-07-14 2004-07-14 マスクブランクの製造方法、及び転写マスクの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4473664B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011081282A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Hoya Corp フォトマスク用欠陥修正方法、フォトマスク用欠陥修正装置、フォトマスク用欠陥修正ヘッド、及びフォトマスク用欠陥検査装置、並びにフォトマスクの製造方法
JP7320416B2 (ja) * 2018-09-28 2023-08-03 Hoya株式会社 フォトマスク基板の修正方法、フォトマスク基板の製造方法、フォトマスク基板の処理方法、フォトマスク基板、フォトマスクの製造方法、及び基板処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006030424A (ja) 2006-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7862960B2 (en) Manufacturing method of transparent substrate for mask blanks, manufacturing method of mask blanks, manufacturing method of exposure masks, manufacturing method of semiconductor devices, manufacturing method of liquid crystal display devices, and defect correction method of exposure masks
US9778209B2 (en) Substrate for mask blanks, mask blank, transfer mask, and method of manufacturing them
US10310373B2 (en) Method for manufacturing mask blank substrate, method for manufacturing mask blank and method for manufacturing transfer mask
JP2010170019A (ja) リソグラフィ原版の異物除去方法及びリソグラフィ原版の製造方法
KR100532641B1 (ko) 마스크 기판 및 그 제조 방법
US6277526B1 (en) Method for repairing MoSi attenuated phase shift masks
CN106933026A (zh) 光掩模和光掩模基板及其制造方法、光掩模坯体、显示装置制造方法
JP5161419B2 (ja) グレートーンマスクブランク及びグレートーンマスクの製造方法
US7378654B2 (en) Processing probe
JP4473664B2 (ja) マスクブランクの製造方法、及び転写マスクの製造方法
CN110967924B (zh) 光掩模基板的修正方法、制造方法和处理方法、光掩模的制造方法以及基板处理装置
JP4748574B2 (ja) マスクブランクス及びその製造方法
JP7220980B2 (ja) 表示装置製造用のマスクブランク用基板の製造方法、マスクブランクの製造方法、及びマスクの製造方法
JP6229291B2 (ja) ナノインプリントリソグラフィ用マスクの製造方法
JP5003094B2 (ja) ハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法
JP6256344B2 (ja) ガラス基板の再生処理方法、再生ガラス基板の製造方法及びフォトマスクの製造方法
JP3450848B2 (ja) フォトマスクブランク、フォトマスクブランク用ガラス基板及びフォトマスク
JP2003043669A (ja) フォトマスクの欠陥修正方法及び走査プローブ顕微鏡
TWI838399B (zh) 光罩基板之修正方法、光罩基板之製造方法、光罩基板之處理方法、光罩之製造方法及基板處理裝置
TWI626516B (zh) Manufacturing method of micron-sized imprinting mold and imprinting mold
JP2003337404A (ja) フォトマスクブランク、フォトマスクブランク用ガラス基板及びフォトマスク

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100302

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100305

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4473664

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees