JP4473336B2 - 接合方法 - Google Patents

接合方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4473336B2
JP4473336B2 JP2009096951A JP2009096951A JP4473336B2 JP 4473336 B2 JP4473336 B2 JP 4473336B2 JP 2009096951 A JP2009096951 A JP 2009096951A JP 2009096951 A JP2009096951 A JP 2009096951A JP 4473336 B2 JP4473336 B2 JP 4473336B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bonding
substrate
gas
ultraviolet light
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009096951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009239288A (ja
Inventor
習一 庄子
潤 水野
克幸 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Waseda University
Original Assignee
Waseda University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Waseda University filed Critical Waseda University
Priority to JP2009096951A priority Critical patent/JP4473336B2/ja
Publication of JP2009239288A publication Critical patent/JP2009239288A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4473336B2 publication Critical patent/JP4473336B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
    • H01L24/75Apparatus for connecting with bump connectors or layer connectors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Description

本発明は、接合方法に関し、特に表面をエキシマ紫外光によって活性化する手法を用いて基板同士を接合する方法に関するものである。
半導体、ガラス又はセラミックス等の材料を用いた基板同士の接合において、当該基板に形成された接合部の表面(以下、接合面という)に有機物系の物質(以下、有機物という)が付着する有機物汚染は、接合反応の妨げとなり、接合後には、界面にボイド等の接合不良を発生させる原因となる。このため通常は、接合に際して、接合面を硫酸過水で洗浄する等、こうした有機物を除去する洗浄処理が前もって通常行なわれる。
ところが、洗浄後の基板を大気中に暴露させたまま放置すると、空気中に含まれる水分と共に有機物が当該基板の接合面に吸着し、接合面が再び汚染されてしまう。また、シリコンや多くの金属材料は大気中の酸素と反応して接合面に酸化膜を形成する。この酸化膜も、接合反応を阻害する要因となる。
これに対し、一般的に、接合面に存在する有機物や酸化膜を除去して接合反応を進行させるため、基板を数百度に加熱する方法が行なわれている。しかし、接合する基板同士の熱膨張係数が大きく異なる場合、接合後の基板に反りや歪みあるいは割れといった問題が生じる。同様に、加熱による基板の熱膨張は基板同士の位置合わせ精度に影響を及ぼし、位置ずれの問題を引き起こす。また、基板に構造物が形成されている場合、構造物で使われている材料によっては加熱可能な温度が制限される場合が多いので、その結果、接合材料や接合方法が限定されるという問題がある。
こうした問題を解決するため、超高真空下で基板にアルゴンビーム等を照射して表面を清浄化し、その状態を保持しながら常温で接合を行う方法(非特許文献1)が提唱されている。また、水素やギ酸といった還元作用のある物質を用いて接合面の酸化膜を除去する方法も行われている(特許文献1、非特許文献2)。
特開2002−270609号公報
表面科学、Vol. 26, No. 2, pp. 82―87, 2005 エバラ時報、No.218(2008-1)pp.40-44
しかしながら、上記非特許文献1でも、超高真空状態を発生させるための設備が大掛かりになりコストがかかることや、設備の保守点検が容易でなく時間がかかることなど、製品の生産設備として解決すべき課題が残されている。
また、上記特許文献1又は非特許文献2でも、十分な反応速度を得るためには基板をある程度加熱することが必要である。
そこで、本発明は、上記した問題点に鑑み、室温でも接合面を洗浄することができ、容易に基板同士を接合できる接合方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る発明は、第1の基板の一側表面に形成された第1の接合部、及び、第2の基板の一側表面に形成された第2の接合部の少なくとも一方に対して、化学的処理を行う前処理ステップと、前記第1の接合部と前記第2の接合部とを接触させて接合する基板接合ステップとを備える接合方法であって、前記前処理ステップは、エキシマ紫外光を照射することにより酸素を励起して第1の洗浄ガスを生成する第1のガス生成ステップと、前記第1の接合部及び前記第2の接合部に対し前記紫外光を照射せずに前記第1の洗浄ガスで前記第1の接合部及び前記第2の接合部に付着した有機物を除去する洗浄処理ステップとを有することを特徴とする。
本発明の請求項に係る発明は、前記洗浄処理ステップは、酸素濃度が10%〜100%の雰囲気下で行うことを特徴とする。
本発明の請求項に係る発明は、前記前処理ステップが、前記紫外光を照射することにより還元性ガスを励起して第2の洗浄ガスを生成する第2のガス生成ステップと、前記第2の洗浄ガスを前記第1の基板及び前記第2の基板に導入し、前記第1の接合部及び前記第2の接合部に形成された酸化膜を除去する酸化膜除去ステップとを有することを特徴とする。
本発明の請求項に係る発明は、前記還元性ガスが、ギ酸又は水素を含有することを特徴とする。
本発明の請求項に係る発明は、前記紫外光の波長が308nm以下であることを特徴とする。

本発明の請求項1に係る発明によれば、第1の洗浄ガスを処理室内に供給することにより、室温でも第1の接合部及び第2の接合部から有機物を除去することができ、超高真空又は高温下で洗浄する従来に比べ、その分設備を簡略化できるので、容易に基板同士を接合することができる。
本発明の請求項に係る発明によれば、紫外光で効率よく酸素を励起できるので、より効率的に有機物を除去することができる。
本発明の請求項に係る発明によれば、紫外光を直接接合部に照射せずに有機物を除去することができるので、基板に与える影響を小さくすることができると共に、装置の構成を簡略化できる。
本発明の請求項に係る発明によれば、より効率的に有機物を除去することができるので、より確実に基板同士を接合することができる。
本発明の請求項に係る発明によれば、酸化膜を除去することができるので、より確実に基板同士を接合することができる。
本発明の請求項に係る発明によれば、より確実に酸化膜を除去することができる。
本発明の請求項に係る発明によれば、汎用性の高い紫外光を使用することができるので、その分設備を簡略化できるので、容易に基板同士を接合することができる。
本発明の第1実施形態に係る接合装置の全体構成を模式的に示す縦断面図であり、(A)前処理を行っている状態、(B)接合を行っている状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る基板の部分的な構成を示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る接合装置の全体構成を模式的に示す縦断面図であり、(A)前処理を行っている状態、(B)接合を行っている状態を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る接合装置の全体構成を模式的に示す縦断面図である。 本発明の実施例に係る実験装置の構成を模式的に示す縦断面図である。 本発明の実施例に係る洗浄処理前と、洗浄処理を10分間行った後のSnCuで構成した第1の接合部及びAuで構成した第2の接合部の表面の接触角を比較したグラフである。 本発明の実施例に係る第2の接合部において洗浄処理を行っている時間と、接触角との関係を示すグラフである。 本発明の実施例に係る洗浄処理後の経過時間と接触角との関係を示すグラフである。 本発明の実施例に係る第1の接合面(Sn)におけるC1sスペクトル(A)とSn3d5/2スペクトル(B)である。 本発明の実施例に係る第2の接合面(Au)におけるC1sスペクトル(A)とAu4fスペクトル(B)である。 本発明の実施例に係る原子間力顕微鏡による第2の接合面(Au)の測定画像であり、(A)洗浄処理前、(B)洗浄処理後の画像である。 本発明の実施例に係る原子間力顕微鏡による第1の接合面(Sn)の測定画像であり、(A)洗浄処理前、(B)洗浄処理後の画像である。
(1)第1実施形態
(A)全体構成
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態について詳細に説明する。
図1に示す接合装置1は、処理室としてのチャンバー2と、当該チャンバー2内に設けられ基板3を設置するステージ4と、前記チャンバー2に連通されたガス導入路5及びガス排出路6とを備える。この接合装置1は、接合前に基板3の表面に対し化学的処理、すなわち、ガス導入路5から供給される洗浄ガスによって基板3の表面を洗浄し、洗浄後直ちに当該基板3同士を接合し得るように構成されている。
ステージ4は、第1のステージ4aと、当該第1のステージ4aに対向して設けられた第2のステージ4bとからなる。第1のステージ4aは、圧接部として伸縮自在に構成されたシリンダー7に接続され、当該シリンダー7が伸縮することにより前記第2のステージ4bに向かって進退可能に設けられている。
本実施形態の場合、第1のステージ4aと第2のステージ4bとは、チャンバー2内において上下に配置され、第1のステージ4aが上下方向に移動可能に設けられている。すなわち、チャンバー2の天部2aには、貫通穴8が形成されており、当該貫通穴8にシリンダー先端部7aが挿通されている。第1のステージ4aは、前記シリンダー先端部7aに固定されている。また、第2のステージ4bは、第1のステージ4aの下方に配置され、チャンバー2の底部2bに固定されている。
基板3は、第1の基板3aと第2の基板3bとからなり、半導体で形成されている。第1の基板3aは、図2に示すように、一側表面に形成された第1の接合部10を第2の基板3bに対向させて第1のステージ4aに設置されている。また、第2の基板3bは、一側表面に形成された第2の接合部11を第1の基板3aに対向させて第2のステージ4bに設置されている。尚、本実施形態の場合、第1の基板3a及び第2の基板3bは、ウェーハから所定サイズに切り出したチップサイズのSi基板からなる。
第1の接合部10と第2の接合部11は、金属、例えば、SnCuや、Auで構成することができる。第1の基板3aは、一側表面上にTi薄膜12が所定厚さで形成されており、当該Ti薄膜12上に第1の接合部10としてのCu薄膜13及びSn薄膜14が順に形成されている。第2の基板3bは、一側表面上にTi薄膜15、Cu薄膜16、Ni薄膜17が順に所定厚さで形成されており、当該Ni薄膜17上に第2の接合部11としてのAu薄膜18が形成されている。
ガス導入路5は、洗浄ガスとしての第1の洗浄ガス及び第2の洗浄ガスの一方を選択的にチャンバー2内へ供給し得るように構成されている。このガス導入路5は、図示しないが酸素ガスを供給する手段と、還元性ガスを供給する手段とにバルブを介して接続されている。
本実施形態に係る接合装置1は、図1に示すように、ガス導入路5に紫外光照射部20が設けられており、供給される酸素ガス又は還元性ガスを紫外光照射部20によって励起して第1の洗浄ガス又は第2の洗浄ガスを生成し得るように構成されている。紫外光照射部20は、図示しないが、エキシマランプが設けられている。エキシマランプは、例えば、石英ガラスで構成された放電容器中にキセノンガスなどの放電ガスが充填されている。紫外光照射部20では、上記キセノンガスを用いることにより、波長172nmのエキシマ紫外光を得ることができる。また、一般的に、エキシマ紫外光の波長は、放電ガスとして、アルゴンガスを用いると126nm、クリプトンを用いると146nm、塩化クリプトンを用いると222nm、塩化キセノンを用いると308nmを得ることができる。
接合装置1は、ガス導入路5内を流れる酸素ガスに所定の波長のエキシマ紫外光を照射し、当該酸素ガスを活性化して、第1の洗浄ガスを生成し、当該第1の洗浄ガスをチャンバー2内へ供給し得るように構成されている。第1の洗浄ガスを構成する活性酸素には、例えば、スーパーオキシドアニオン(O )や、オゾン(O)が含まれる。この場合、ガス導入路5は、紫外光照射部20を固定する部分がエキシマ紫外光を透過させ得る透明な部材で構成される。本実施形態場合、第1の洗浄ガスを供給した場合のチャンバー2内の酸素濃度は、有機物を効率よく燃焼させるため、高いことが望ましく、10%〜100%であることがより好ましい。
また、接合装置1は、ガス導入路5内を流れる還元性ガスに紫外光照射部20によって所定の波長のエキシマ紫外光を照射し、当該還元性ガスを励起して、第2の洗浄ガスを生成し、当該第2の洗浄ガスをチャンバー2内へ供給し得るように構成されている。本実施形態の場合、還元性ガスとしては、種々のものを選択することができるが、例えば、ギ酸や希釈水素(水素濃度4%)などを用いることができる。
本実施形態では、紫外光照射部20をガス導入路5に設けたことにより、エキシマ紫外光がチャンバー2内の基板3に直接照射されるのを抑制できる。従って、エキシマ紫外光が照射されることによる基板3に与える影響は小さいので、エキシマ紫外光の波長は、特に限定されるものではないが、例えば、150nm〜308nm程度とすることができる。
また、ガス排出路6には、図示しない真空ポンプが連通されており、当該真空ポンプにより、チャンバー2内の気体を排気し得るように構成されている。
また、チャンバー2、第1のステージ4a及び第2のステージ4bは、図示しないヒータを設け、チャンバー2内、及びチャンバー2内に設置された基板3を所定温度に加熱し得るように構成してもよい。これにより、第2の洗浄ガスを供給して酸化膜を除去する場合や、基板3同士を接合する場合に、第1の基板3a及び第2の基板3bを所定温度に加熱してもよい。
(B)動作及び効果
次に、上記のように構成された接合装置1の動作及び効果について説明する。まず、基板3をステージ4に設置し、チャンバー2を密閉した後、チャンバー2内の気体を排気する(図1(A))。ここで、第1の基板3aは第1のステージ4aに、第2の基板3bは第2のステージ4bに設置する。この場合、第1のステージ4aは上昇しており第2のステージ4bに対し退行した状態である。尚、第1の基板3aの第1の接合部10の表面(以下、第1の接合面という)10a、及び、第2の基板3bの第2の接合部11の表面(以下、第2の接合面という)11aは、それぞれ有機物が付着していると共に、自然酸化膜による酸化膜が形成されている。
排気した後、チャンバー2内に第1の洗浄ガスを所定時間、供給する。第1の洗浄ガスは、ガス導入路5内に供給された酸素ガスに、エキシマ紫外光が照射されることによって活性化された酸素で構成される。第1の洗浄ガスはチャンバー2内へ供給され、第1の接合部10及び第2の接合部11に導入される。そうすると、第1の洗浄ガスを構成する活性酸素は第1の接合面10a及び第2の接合面11aに付着した有機物と酸化反応する。これにより、接合装置1は、第1の接合面10a及び第2の接合面11aから有機物を除去することができる。尚、この場合、第1の洗浄ガスをチャンバー2内へ供給して第1の接合面10a及び第2の接合面11aを洗浄する時間は10分、チャンバー2内の温度は、室温で行うことができる。ここで、室温とは、概ね10℃〜40℃をいう。
次いで、所定時間経過後、ガス導入路5からの第1の洗浄ガスの供給を停止すると共に、第1の洗浄ガス及び活性酸素によって酸化された有機物を排気する。
このように接合装置1は、チャンバー2内の温度を室温とした状態で第1の洗浄ガスをチャンバー2内に供給することにより、室温でも第1の接合面10a及び第2の接合面11aから有機物を除去することができるので、超高真空又は高温下で洗浄する従来に比べ、その分設備を簡略化できるので、容易に基板3同士を接合することができる。
排気終了後、チャンバー2内に第2の洗浄ガスを所定時間、供給する。第2の洗浄ガスは、ガス導入路5内において、還元性ガスにエキシマ紫外光を照射し、当該還元性ガスをイオン化又はラジカル化することにより生成される。第2の洗浄ガスがチャンバー2内へ供給されると、第2の還元性ガスは、第1の接合面10a及び第2の接合面11aに形成された酸化膜を還元し、当該酸化膜を除去する。この場合、第2の洗浄ガスをチャンバー2内へ供給する時間は10分、チャンバー2内の温度は室温〜200℃で行うことができる。
所定時間経過後、ガス導入路5からの第2の洗浄ガスの供給を停止すると共に、チャンバー2内の第2の洗浄ガス及び酸化物を排気する。
排気終了後、次いで、第1のステージ4aを第2のステージ4bに向かって下降させ、第1の接合部10を第2の接合部11に当接させて、所定時間保持することにより、第1の基板3aと第2の基板3bとを接合する(図1(B))。この場合、保持する時間は5〜15分間、チャンバー2内は、温度が室温〜260℃、第1の接合部10を第2の接合部11に当接する圧力が1MPa〜3MPaであるのが好ましい。
本実施形態に係る接合装置1は、紫外光照射部20をガス導入路5に設けたことにより、エキシマ紫外光がチャンバー2内の基板3に直接照射されるのを抑制する構成とした。これにより、エキシマ紫外光が照射されることによる基板3の影響を小さくできるので、エキシマ紫外光の波長の選択の幅を増やすことができる。
また、本実施形態に係る接合装置1は、紫外光照射部20をガス導入路5に設け、当該ガス導入路5から供給される第1の洗浄ガスによって、第1の接合面10a及び第2の接合面11aから有機物を除去する構成としたことにより、直接、エキシマ紫外光を第1の接合面10a及び第2の接合面11aに照射する必要がないので、装置レイアウトの自由度を向上することができる。
また、接合装置1は、エキシマ紫外光を照射することにより還元性ガスをイオン化又はラジカル化した第2の洗浄ガスを生成し、当該第2の洗浄ガスによって、第1の接合面10a及び第2の接合面11aから酸化膜を除去することにより、より確実に第1の接合面10a及び第2の接合面11aを洗浄できるので、より容易に基板3同士を接合することができる。
さらに、接合装置1は、有機物の除去、酸化膜の除去、及び基板3同士の接合を室温でも行い得るので、高温下で行っていた従来に比べ、接合後の基板に反りや歪みあるいは割れが生じるのを防いだり、位置ずれが生じるのを防ぐことができると共に、ヒータを省略することができるので、その分設備を簡略化でき、容易に基板3同士を接合することができる。
(2)第2実施形態
図3に示す接合装置30は、紫外光照射部20でチャンバー2内を照射し得るように構成されている点のみが、上記第1実施形態と異なる。上記構成と同様の構成については、同様の符号を付し、簡単のため、説明を省略する。この接合装置30は、チャンバー2と、当該チャンバー2内に設けられ第1の基板3a及び第2の基板3bをそれぞれ設置する第1のステージ4a及び第2のステージ4bと、前記チャンバー2に連通されたガス導入路5及びガス排出路6とを備える。
紫外光照射部20は、チャンバー2の対向する側壁に各1個、合計2個設けられており、チャンバー2の略中央に設けられた第1のステージ4a及び第2のステージ4bに向かって側面からエキシマ紫外光を照射し得るように構成されている。この場合、チャンバー2は、紫外光照射部20を固定する部分がエキシマ紫外光を透過させ得る透明な部材で構成される。
この場合、ガス導入路5から酸素ガスが供給されると、チャンバー2内に照射されるエキシマ紫外光によって当該酸素ガスが活性化され第1の洗浄ガスが生成される。この第1の洗浄ガスに含まれる活性酸素は第1の接合面10a及び第2の接合面11aに付着した有機物と酸化反応することにより、第1の接合面10a及び第2の接合面11aから有機物を除去する。
同様に、ガス導入路5から還元性ガスが供給されると、チャンバー2内に照射されるエキシマ紫外光によって当該還元性ガスがイオン化又はラジカル化し第2の洗浄ガスが生成される。この第2の洗浄ガスは、第1の接合面10a及び第2の接合面11aから酸化膜を除去する。
本実施形態に係る接合装置30は、第1の洗浄ガス及び第2の洗浄ガスを第1の接合部10及び第2の接合部11に導入するように構成されていることから、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態に係る接合装置30は、紫外光照射部20をチャンバー2に設け、チャンバー2内を照射する構成としたから、エキシマ紫外光が直接第1の接合部10及び第2の接合部11に側面から照射されることにより、第1の洗浄ガス及び第2の洗浄ガスによって第1の接合面10a及び第2の接合面11aから有機物や酸化膜を除去すると同時に、当該エキシマ紫外光によっても第1の接合面10a及び第2の接合面11aから有機物や酸化膜を直接除去することができる。
尚、本実施形態では、紫外光照射部20をチャンバー2に2個設けた場合について説明したが、1個、3個、又は4個以上設けることとしてもよい。
(3)第3実施形態
図4に示す接合装置40は、エキシマ紫外光を直接接合面に照射し得るように構成されており、洗浄処理のみを行い得るように構成されている点が、上記第1実施形態と異なる。上記第1実施形態と同様の構成については、同様の符号を付し、簡単のため、説明を省略する。この接合装置は、チャンバー2と、当該チャンバー2内に設けられ基板3を設置するステージ4と、前記チャンバー2に連通されたガス導入路5及びガス排出路6とを備える。尚、本実施形態の場合、洗浄処理後の基板同士を、図示しない圧接部によって当接させて接合し得るように構成されている。
紫外光照射部20は、下方に向かってエキシマ紫外光を照射し得るようにチャンバー2の天部2aに設けられている。チャンバー2の底部2bには、紫外光照射部20に対向するように、上方に接合部31を配置した状態で基板3がステージ4に保持されている。
この場合、ガス導入路5から酸素ガスが供給されると、接合部31に向かって照射されるエキシマ紫外光によって当該酸素ガスが活性化され第1の洗浄ガスが生成される。この第1の洗浄ガスに含まれる活性酸素は、接合部31の表面(以下、接合面という)31aに付着した有機物と酸化反応することにより、接合面31aから有機物を除去する。
同様に、ガス導入路5から還元性ガスが供給されると、接合面31aに向かって照射されるエキシマ紫外光によって当該還元性ガスがイオン化又はラジカル化し第2の洗浄ガスが生成される。この第2の洗浄ガスは、接合面31aから酸化膜を除去する。
本実施形態に係る接合装置40は、第1の洗浄ガス及び第2の洗浄ガスを接合部31に導入するように構成されていることから、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態に係る接合装置40は、接合部31に向かって垂直にエキシマ紫外光を照射し得るように紫外光照射部20をチャンバー2に設けたから、エキシマ紫外光を効率よく接合面31aに照射できるので、第1の洗浄ガス及び第2の洗浄ガスによって第1の接合面10a及び第2の接合面11aから有機物や酸化膜を除去すると同時に、当該エキシマ紫外光によっても接合面31aから有機物や酸化膜を直接除去することができる。
また、本実施形態に係る接合装置40は、洗浄処理のみを行い得るように構成されているので、例えば、第1の基板3aのみを洗浄し、当該第1の基板3aを洗浄していない第2の基板3bに対し圧接部で当接させて接合することもできる。尚、この場合、第1の基板3aと第2の基板3bを適宜入れ替えてもよいことはいうまでもない。
(4)実施例
以下に示す実施例では、半導体からなる基板3上に金属で構成した接合部10,11を形成し、当該接合部に対し有機物を除去する洗浄処理を行い、洗浄処理の効果を確認した。
本実施例では、図2に示すSiで形成された第1の基板3a及び第2の基板3bを用いた。第1の基板3aには、Ti薄膜(膜厚100nm)12が形成され、当該Ti薄膜12上に第1の接合部10としてのCu薄膜(膜厚3μm)13とSn薄膜(膜厚3μm)14とが順に形成されている。一方、第2の基板3bには、Ti薄膜(膜厚100nm)15、Cu薄膜(膜厚2μm)16、Ni薄膜(膜厚500nm)17が順に形成され、当該Ni薄膜17上に第2の接合部11としてのAu薄膜(膜厚100nm)18が形成されている。
このように構成された第1の基板3a及び第2の基板3bに対し、図5に示す実験装置40を用いて、有機物を除去する洗浄処理を行った。当該実験装置40は、チャンバー2と、当該チャンバー2内に設けられ基板3を設置するステージ4と、前記チャンバー2に連通されたガス導入路5及びガス排出路6とを備える。
紫外光照射部20は、下方に向かってエキシマ紫外光を照射し得るようにチャンバー2の天部2aに設けられている。ステージ4は、紫外光照射部20に対向するようにチャンバー2の底部2bに設けられている。第1の基板3a又は第2の基板3bは、第1の接合部10及び第2の接合部11をそれぞれ上方に配置した状態で保持される。
ガス導入路5は、酸素ガス導入路41と、Nガス導入路42とが設けられている。Nガス導入路42は、紫外光照射部20へNガスを供給する第1導入路42aと、チャンバー2内へNガスを導入する第2導入路42bとからなる。尚、第2導入路42bは、チャンバー2内における酸素濃度を適宜制御し得るように構成されている。
このように構成された実験装置40に第1の基板3a又は第2の基板3bをそれぞれ設置し、表1に示す条件で、第1の接合面10a及び第2の接合面11aから有機物を除去する洗浄処理を行った。尚、酸素を供給する手段における酸素濃度は、99.9%以上のものを使用した。
洗浄処理により、第1の接合面10a及び第2の接合面11aから有機物が除去されたことを確認するため、第1の接合面10a及び第2の接合面11aの接触角を測定した。測定は、LCD−400S(協和界面科学株式会社)を用いて行った。その結果を図6〜図8に示す。図6は、洗浄処理前と、洗浄処理を10分間行った後の第1の接合部10(SnCu)及び第2の接合部11(Au)の接触角を比較したグラフである。接触角は、洗浄処理前では、いずれも80°であったのに対し、洗浄処理後、第1の接合部10では5°、第2の接合部11では30°に減少した。この結果から、第1の接合面10a及び第2の接合面11aの親水性が向上し、洗浄処理によって第1の接合面10a及び第2の接合面11aから有機物を除去できることが確認できた。
図7は、第2の接合面11aにおける洗浄処理の時間と接触角との関係を示すグラフである。本図から明らかなように、洗浄処理時間の経過と共に、接触角が減少することが確認できた。洗浄処理を開始後、1分間で接触角は17°に減少した。また、洗浄処理時間が10分間経過するまで、接触角は減少し続けた。
図8は、第2の接合面11aにおける洗浄処理の終了後の経過時間と接触角との関係を示すグラフである。洗浄処理後、外気環境下で保管した場合の接触角の変化について確認した。試料は、洗浄処理を10分間行った後の第2の基板3b(第2の接合部11:Au)を用いた。接触角は、洗浄処理後、1日と8日経過後に測定した。本図から明らかなように、洗浄処理直後、接触角は5°であったが、第1の接合面10aに大気中の化合物が吸着することにより、急激に増加した。接触角は、最初の1日で急激に増加したが、その後は、緩やかに増加した。
次に、上記SnCuで形成した第1の接合部10と、Auで形成した第2の接合部11とに対し、X線光電子分光(X-ray Photoelectron Spectroscopy; XPS)測定を行った結果を表2及び表3に示す。測定は、JEOL JPX−9000(日本電子株式会社)を用いて行った。
この結果からも、C濃度は、洗浄処理後、減少していることが確認できた。また、Snで形成した第1の接合面10a、及びAuで形成した第2の接合面11aから有機物を除去したことにより、洗浄処理後、第1の接合面10aにおいてはSnの濃度が、第2の接合面11aにおいてはAuの濃度が増加したことが確認された。
図9に、第1の接合面10a(Sn)におけるC1sスペクトル(A)とSn3d5/2スペクトル(B)を示す。本図(A)は、C−C及びC−Hの結合に由来する285eVのピークを示している。これらの結果は洗浄処理前に存在していた第1の接合面10aのC−O(結合エネルギー:286〜287eV)やO−C=O(結合エネルギー:289〜290eV)のような炭素と酸素との結合に相当するピークが、洗浄処理後では、劇的に減少していることが分かる。
一方、本図(B)に示すように、Sn3d5/2スペクトルは、洗浄処理前に比較して洗浄処理後でピークが増加している。これは、第1の接合面10aの有機物が洗浄処理により除去されたため、本来のSnが測定されたものである。
図10に、第2の接合面11a(Au)におけるC1sスペクトル(A)とAu4fスペクトル(B)を示す。本図(A)から明らかなように、約285eVにピークがあり、洗浄処理後、傾きが緩やかに減少した。このことは、洗浄処理によって第2の接合面11aから有機物が除去されたことを示している。
本図(B)において、4f7/2スペクトルと4f5/2スペクトルとに相当する2つのピークが確認された。処理前の第2の接合面11aに対し、洗浄処理後の第2の接合面11aは、Au4fスペクトルのピークが増加した。これは、前述のSn3d5/2スペクトルの場合と同様に、第2の接合面11a上の有機物が洗浄処理によって除去されたためである。
次に、原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscopy: AFM)による第2の接合面11a(Au)の測定画像を図11、及び第1の接合面10a(Sn)の測定画像を図12に示す。測定には、走査型プローブ顕微鏡(島津製作所製 SPM-9600)を用いて行った。本図(A)は洗浄処理前、(B)は洗浄処理後の結果であり、いずれも評価した面積は100μmである。
図11に示されるように、第2の接合面11a(Au)は、平坦な表面である。これに対し、図12に示されるように、第1の接合面10a(Sn)は、表面が大きい結晶で構成されているため、粗いものとなっている。また、第2の接合面11a(Au)は、第1の接合面10a(Sn)に比べ、結晶密度が高いことが示されている。因みに、表面の粗さは、プラズマ処理後のイオン照射によって、簡単かつ顕著に変化することが知られている。しかしながら、図11及び図12から明らかなように、第1の接合面10a(Sn)及び第2の接合面11a(Au)において、洗浄処理の前後で表面の顕著な差異は認められない。
表4に、AFMにより第1の接合面10a(Au)及び第2の接合面11a(Sn)の中心平均粗さ(Ra)と二乗平均粗さ(RMS)の算出結果を示す。ここで、中心平均粗さ(Ra)とは、粗さ曲線を中心線から折り返し、その粗さ曲線と中心線によって得られた面積を長さLで割った値をいう。また、二乗平均粗さ(RMS)とは、平均線から粗さ曲線までの偏差の二乗を平均した値の平方根をいう。
洗浄処理後の第1の接合面10a(Au)及び第2の接合面11a(Sn)は、洗浄処理前に比べ、中心平均粗さ(Ra)と二乗平均粗さ(RMS)の変化は、いずれもわずかであった。
(5)変形例
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で適宜変更することができる。例えば、上記実施形態では、接合部10,11は、基板3と異なる材料で構成した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、接合部10,11は基板3と同一の材料で一体的に形成することとしてもよい。
また、上記実施形態では、ウェーハから所定サイズに切り出したチップサイズの基板同士を接合する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、ウェーハ同士、又はウェーハとチップとの接合とすることができる。
この場合、ウェーハ同士の接合としては、例えば、第1の基板3a及び第2の基板3bは、Si基板からなり、当該Si基板上にCr薄膜(膜厚30nm)が形成され、当該Cr薄膜上に第1の接合部10及び第2の接合部11としてのCu薄膜(膜厚1μm)が形成されたものを用いることができる。有機物の除去は、上記第1実施形態と同様の条件で行うことができる。酸化膜の除去は、ギ酸雰囲気中で200℃としたチャンバー2内に5分間保持することにより行う。また、接合は、200℃としたチャンバー2内で、第1の接合部10と第2の接合部11を1〜3MPaの圧力で当接させた状態で1時間保持することにより行うことができる。
また、ウェーハとチップとの接合としては、チップとしての第1の基板3aは、Si基板上に、TiW薄膜、スパッタによりCu薄膜、イオンプレーティングによりCu薄膜が形成され、当該Cu薄膜上にSn薄膜が形成される。また、ウェーハとしての第2の基板3bは、Si基板上に、TiW薄膜、スパッタによりCu薄膜、当該Cu薄膜上にイオンプレーティングによりCu薄膜が形成されたものを用いることができる。酸化膜の除去は、ギ酸雰囲気中で170〜250℃としたチャンバー2内に10分間保持することにより行う。接合は、250℃としたチャンバー2内で、第1の接合部10と第2の接合部11を0.2〜0.5MPaの圧力で当接させた状態で5〜15分間保持することにより行うことができる。
また、上記実施形態では、第1の接合部10及び第2の接合部11として、金属を用いた場合について説明したが、本発明はこれに限らず、半導体、合成樹脂、セラミックス、ガラスなどで構成することができる。
半導体の場合としては、例えば、第1の基板3aとしてSi基板を用い、第1の接合部10を同じSiで構成し、第2の基板3bとしてSi基板を用い当該Si基板上に第2の接合部11としてSiO薄膜(500nm)を用いることができる。この場合、上記第1実施形態と同様の条件で有機物の除去を行った後、酸化膜の除去を省略して、直ちに第1の基板3a及び第2の基板3bの接合工程に移ることができる。接合は、室温としたチャンバー2内で、第1の接合部10と第2の接合部11を0.1MPaの圧力で当接させた状態で30秒間保持して仮接合を行い、その後、300℃で2時間、熱処理することにより、行うことができる。
また、樹脂の場合としては、第1の接合部10及び第2の接合部11は共にPMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)を用いることができる。尚、第1の基板3a及び第2の基板3bは、第1の接合部10及び第2の接合部11と同じPMMAで構成される。この場合、上記第1実施形態と同様の条件で有機物の除去を行った後、直ちに第1の基板3a及び第2の基板3bの接合工程に移ることができる。接合は、100℃未満としたチャンバー2内で、第1の接合部10と第2の接合部11を1〜3MPaの圧力で当接させた状態で10分間保持することにより行うことができる。
1 接合装置
2 チャンバー(処理室)
3 基板
3a 第1の基板
3b 第2の基板
4 ステージ
4a 第1のステージ
4b 第2のステージ
5 ガス導入路
6 ガス排出路
7 シリンダー(圧接部)
10 第1の接合部
10a 第1の接合面
11 第2の接合部
11a 第2の接合面
20 紫外光照射部
30 接合装置
31 接合部
31a 接合面
40 接合装置

Claims (5)

  1. 第1の基板の一側表面に形成された第1の接合部、及び、第2の基板の一側表面に形成された第2の接合部の少なくとも一方に対して、化学的処理を行う前処理ステップと、
    前記第1の接合部と前記第2の接合部とを接触させて接合する基板接合ステップと
    を備える接合方法であって、
    前記前処理ステップは、
    エキシマ紫外光を照射することにより酸素を励起して第1の洗浄ガスを生成する第1のガス生成ステップと、
    前記第1の接合部及び前記第2の接合部に対し前記紫外光を照射せずに前記第1の洗浄ガスで前記第1の接合部及び前記第2の接合部に付着した有機物を除去する洗浄処理ステップと
    を有することを特徴とする接合方法。
  2. 前記洗浄処理ステップは、酸素濃度が10%〜100%の雰囲気下で行うことを特徴とする請求項記載の接合方法。
  3. 前記前処理ステップが、
    前記紫外光を照射することにより還元性ガスを励起して第2の洗浄ガスを生成する第2のガス生成ステップと、
    前記第2の洗浄ガスを前記第1の基板及び前記第2の基板に導入し、前記第1の接合部及び前記第2の接合部に形成された酸化膜を除去する酸化膜除去ステップと
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の接合方法。
  4. 前記還元性ガスが、ギ酸又は水素を含有することを特徴とする請求項記載の接合方法。
  5. 前記紫外光の波長が308nm以下であることを特徴とする請求項又は記載の接合方法。
JP2009096951A 2009-04-13 2009-04-13 接合方法 Expired - Fee Related JP4473336B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009096951A JP4473336B2 (ja) 2009-04-13 2009-04-13 接合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009096951A JP4473336B2 (ja) 2009-04-13 2009-04-13 接合方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009239288A JP2009239288A (ja) 2009-10-15
JP4473336B2 true JP4473336B2 (ja) 2010-06-02

Family

ID=41252801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009096951A Expired - Fee Related JP4473336B2 (ja) 2009-04-13 2009-04-13 接合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4473336B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5656144B2 (ja) * 2010-03-26 2015-01-21 国立大学法人群馬大学 金属部材の接合方法
JP6011074B2 (ja) 2012-01-20 2016-10-19 富士通株式会社 電子装置の製造方法及び電子装置の製造装置
JP5984044B2 (ja) * 2012-04-16 2016-09-06 須賀 唯知 金属触媒下及び不活性ガス雰囲気下で有機酸ガスを用いた表面酸化物除去方法及び接合装置
CN111344850A (zh) * 2017-11-17 2020-06-26 琳得科株式会社 带第一保护膜的半导体芯片及其制造方法、及半导体芯片-第一保护膜层叠体的评价方法
JP2021535613A (ja) * 2018-09-04 2021-12-16 中芯集成電路(寧波)有限公司 ウェハレベルパッケージ方法及びパッケージ構造
JP2021048332A (ja) * 2019-09-20 2021-03-25 株式会社東芝 半導体装置の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009239288A (ja) 2009-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4473336B2 (ja) 接合方法
KR101672833B1 (ko) 세정 방법, 처리 장치 및 기억 매체
JP5661612B2 (ja) 直接接合方法における窒素プラズマ表面処理
JP2006229198A (ja) 紫外線内設洗浄器具のための方法および装置
US6881687B1 (en) Method for laser cleaning of a substrate surface using a solid sacrificial film
KR102258659B1 (ko) 기판 접합 방법, 기판 접합 시스템 및 친수화 처리 장치의 제어 방법
US20090258159A1 (en) Novel treatment for mask surface chemical reduction
JP5217951B2 (ja) レジスト除去方法及びその装置
JP2013251405A (ja) 金属領域を有する基板の接合方法
JP5789798B2 (ja) 接合方法および接合システム
TW201708968A (zh) 微影術系統及其使用方法
JP2005294800A (ja) 接合方法及びこの方法により作成されるデバイス並びに表面活性化装置及びこの装置を備えた接合装置
JP6859496B1 (ja) ガス孔をもつ半導体製造装置部品の洗浄方法
KR20210137169A (ko) 패턴화된 재료의 층을 형성하기 위한 방법 및 장치
JP2011230430A (ja) テンプレート補修方法、パターン形成方法及びテンプレート補修装置
JP2017513216A (ja) 基板を表面処理する方法及び装置
TW201731598A (zh) 用於高的寬高比特徵之烘乾處理
JP4889562B2 (ja) 接合装置および接合方法
JP6008095B2 (ja) チップの表面処理方法、接合方法、及び表面処理装置
JP6465633B2 (ja) 半導体積層構造を形成するための方法および装置
JP2006258958A (ja) 基板接着方法及び基板接着装置
CN105904824A (zh) 一种利用水蒸气辅助及紫外光活化的被键合物键合装置及方法
JP2012204381A (ja) 樹脂除去方法および樹脂除去装置
JP2011192764A (ja) 膜の除去方法及び膜除去用装置
JP5372966B2 (ja) フォトマスクを作製する方法、およびその方法を実施するための装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090617

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091020

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20091111

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20091201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100301

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100304

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees