JP4472906B2 - 送信ダイバーシチを用いるチャネル推定方法及び装置 - Google Patents
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Description
(背景技術)
本発明は送信ダイバーシチが使用される際の移動受信機におけるチャネル推定に関する。特に、本発明はパイロット信号を用いる送信ダイバーシチ環境におけるチャネル推定に関する。
【0002】
送信ダイバーシチは2つのアンテナからのデータ送信を含む技術であり、フェージングマージンを向上するために用いられる。より具体的には、送信ダイバーシチ及び対応するダイバーシチ受信を用いる移動無線通信システムにおいて、1つの信号は、同一の情報を持つ信号で変調され、2つ又は3つ以上の独立した信号源から発し、任意の瞬間においてその伝送特性が異なりうる複数の信号を合成することによって得られる。ダイバーシチ送信及び受信はフェージング、停電(outages)及び回路故障の影響を克服し、信頼性及び良好な信号品質を得るために用いられる。ダイバーシチ送信及び受信を用いる無線通信システムにおいて、受信信号の品質向上は回路停止及び故障だけでなく、信号のフェージング特性の独立性にも依存する。
【0003】
無線通信におけるフェージングは受信信号の1つ又は複数の周波数成分の振幅及び/又は相対位相の時間変動と見ることができる。フェージングは無線通信システムでは一般にエアインタフェースである伝送媒体の伝播経路特性が時間と共に変動することによって発生する。従って、例えば、地理的領域又はサービス領域全体に渡って必要なサービス品質が維持されることを保証する目的のためのフェージングマージンを、十分なシステム利得又は予期される信号フェージングに適応するための感度を提供する設計上の許容量として定義可能である。フェージングマージンは、システム性能が例えば移動局(MS)による受信が可能な特定の閾値を下回ることなしに削減可能な受信信号レベルの量を表す。
【0004】
送信ダイバーシチは例えば、2つのアンテナからの独立した送信によって実現することができる。例えば、2つの基地局に関連する2つのアンテナから送信することによって、伝播経路特性に対するチャネル雑音又は他の変化に起因して1つ又は両方の伝播経路に信号フェージングが生じても、通信の完全性の崩壊に対する感度が低くなる。BSはデータ及び制御信号の両方をMSに送信しうる。さらに、所定の信号、例えばパイロット信号をBSからMSに送信するのは一般的なことである。
【0005】
パイロット信号は、例えば無線通信システムのエアインタフェース上を、監視、制御、等価、連続性、同期又は参照を目的として、通常単一周波数で送信される信号である。周波数ホッピングシステムの急増により、パイロット関連情報搬送のためにいくつかの独立したパイロット周波数を用いねばならない場合がある。そのようなシステムにおけるパイロット信号は、所定のシンボルの列を含むことができる。このような所定のシンボルは、受信機がチャネル推定を行うために用いることの可能な既知の情報を提供しうる。
【0006】
送信ダイバーシチを用いるシステムの場合、異なるパイロット信号又はパイロットシンボルが2つのアンテナ上で送信される。これは2つのBSアンテナによって送信された信号の各々のチャネル推定をMSが得ることを可能にする。チャネル推定は、例えばシンボル間干渉(ISI)を生成することで、エアインタフェースが送信されたシンボルに影響を与える方法を受信機が特徴づけることを可能にする。従って、チャネル推定は信号フェージング及び類似の事象が発生した場合、受信信号からの情報復元を容易にする。既知のパイロット信号を用いるチャネル推定は、他のシステムが依然として受信された信号の事前知識なしにエアインタフェースの特徴付けを試みる一方で、受信機に受信された信号の性質に関するいくらかの情報、例えば干渉推定(coherent estimation)を提供する。
【0007】
MSに、送信ダイバーシチのシナリオにあるような、2つのアンテナから送信された信号に基づく個々のチャネル推定を行う機会を与えるため、異なるパイロットシンボル系列が2つのアンテナで送信される。そのようなパイロットパターン方式の1つが3GPP規格において記述されている。3GPP(3rd Generation Partnership Project)、3GPP RAN 25.211 V2.1.0, June 1999, Section 5.3.2を参照されたい。また、その記述は本明細書に参照として組み込まれる。
IEEE. Trans. On Communications, Vol. 47, No.4, April 1999 に掲載された、 J.C. Guey 等による、「レイリーフェージングチャネルを介した送信機ダイバーシチ無線通信システムのための信号設計 (Signal Design for Transmitter Diversity Wireless Communication Systems) 」は、周波数非選択性フェージングチャネルにおける線形変調について検討し、低い移動性でもインターリー部不要である、多元送信/多元送信機システムに固有なダイバーシチを提供する新しい符号化変調方式を提案している。
2000 年 4 月 12 日に EP 0 993 129 A2 として発行された欧州特許出願第 99203291.2 号は、広帯域符号分割多元アクセス(WCDMA)信号のチャネル推定のための空間時間ブロック符号化送信アンテナダイバーシチを目的としたものである。特に、この文献はa)複数の経路に沿った外部ソースから複数の入力信号と、b)少なくとも1つの既知の信号を受信するように接続された推定回路を有して設計された回路を開示する。少なくとも1つの既知の信号は予め定められた値を有する。推定回路は複数の入力信号及び1つの既知の信号に応答して、各信号経路に対応する複数の推定信号を生成する。訂正回路が複数の推定信号及び複数の入力信号を受信するように接続される。訂正回路は複数の推定信号及び複数の入力信号に応答して第1のシンボル推定を生成する。訂正回路は複数の推定信号及び複数の入力信号に応答して第2のシンボル推定を生成する。
【0008】
一般に、送信ダイバーシチ符号化パイロットを用いるチャネル推定方法はグループ化に依存し、例えば2組のチャネル推定を生成するためにパイロットシンボルを交互にする。従来のシステムは、パイロットシンボルが送信されるチャネルがある期間、例えば3又は4シンボル期間一定であると仮定している。しかし、3シンボルの間チャネルが一定であるという仮定が不正確でありうるという点において問題が発生する。そのような仮定は、例えば高い拡散係数に加えて大きなドップラシフトが起こった際に例えば見られる、急速に経時変化するチャネルに対する送信ダイバーシチシナリオにおいて特に問題である。
【0009】
一般に、高い拡散係数に関連してさらに問題が生じる。例えばDS−CDMAシステムに関連する拡散係数はシンボルのチップ長、例えば拡散系列において情報ビット又はシンボルあたりに送信されるビット又はシンボル数に関連する。高い拡散係数は1シンボルの期間が長いことを示す。期間の長いシンボルはチャネル特性の経時変化による様々な異常に影響を受けやすいことが理解できよう。
【0010】
従って、本技術分野において、チャネル推定を形成するために一定であるべき連続パイロットシンボル数に依存せず、送信ダイバーシチシステムにおけるチャネル推定を改善するための方法及び装置に対する要求が存在することが理解されよう。そのような方法及び装置は、チャネルオーバヘッドが削減され、ペイロードを搬送するための改善された帯域を実現し、シンボル検出を向上させる。
【0011】
(発明の概要)
従って、本発明の目的は、送信ダイバーシチチャネルにおけるチャネル推定を決定する方法及び装置を提供することにある。
【0012】
本発明の別の目的は経時変化するチャネルに対するチャネル推定を向上させるパイロットシンボル系列を用いるチャネル推定を提供することにある。
【0013】
本発明の1つの見地によれば、上述した目的及び他の目的は、無線通信システムにおける送信ダイバーシチチャネルに関するチャネル係数g^ 11、g^ 12、g^ 21、g^ 22を推定するための方法及び装置を提供することにある。そのような無線通信システムにおいて、パイロットシンボル系列の選択はBS又は類似の送信機によって実行されても良いが、無線通信システムは基地局(BS)及び少なくとも1つの移動局(MS)を有してもよい。送信ダイバーシチチャネルはBS又は類似の送信機に付随した少なくとも2つのアンテナから、少なくとも2つの伝播経路上を送信されるであろう。BSは、好ましくはMSへ、送信ダイバーシチチャネル上で送信するための2つのアンテナのそれぞれに対してパイロットシンボル系列を供給することができる。MSは例えば送信ダイバーシチチャネル上でシンボル列r1、r2、r3、r4を受信することができ、チャネル推定を容易にするため、前記パイロットシンボルの列の値の行列Pを以下の関係に従って定める。
【0014】
ここで、パイロットシンボル系列は行列Pがフルランク(full rank)を有するように選択することができる。従って、チャネル係数g^ 11、g^ 12、g^ 21、g^ 22は前記行列P及び前記シンボル列r1、r2、r3、r4を用いて決定することができる。行列P-1をさらにメモリに格納し、また読み出しても良い。
【0015】
パイロットシンボル系列は例えば、第1の(1つの)アンテナに関連した第1系列p1、p2、p3及びp4と、第2の(1つの)アンテナに関連した第2系列p1、−p* 4、−p3及びp* 2を含むことができる。行列Pがフルランクを有するよう、系列は例えばp1=−1−j、p2=−1−j、p3=−1−j及びp4=−1+jを含む値を用いることができる。従って、行列Pは以下の形式となりうる。
【0016】
本発明の別の実施形態において、送信ダイバーシチチャネルに関するチャネル係数g^ 11、g^ 12、g^ 21、g^ 22を推定する方法はMSで実施することができる。送信ダイバーシチチャネルは上述の通りでよく、例えばBS等の送信機に付随する少なくとも2つのアンテナから、少なくとも2つの伝播経路を介して送信される。MSは送信ダイバーシチチャネルからシンボル列r1、r2、r3、r4を受信し、以下の関係に従って既知のパイロットシンボル系列の値の行列Pを決定する。
【0017】
ここで、既知のパイロットシンボル系列は前記行列Pがフルランクを持つように選択される。従って、チャネル推定用のチャネル係数g^ 11、g^ 12、g^ 21、g^ 22は行列P及び受信シンボル列r1、r2、r3、r4を用いて決定することができる。行列P-1をさらにメモリに格納し、また読み出しても良い。
【0018】
推定を容易にするため、パイロットシンボル系列は第1の(複数の)アンテナに関連した第1系列p1、p2、p3及びp4と、第2の(複数の)アンテナに関連した第2系列p1、−p* 4、−p3及びp* 2を含むことができる。行列Pがフルランクを達成するよう、系列は例えばp1=−1−j、p2=−1−j、p3=−1−j及びp4=−1+jを含む値を用いることができる。従って、行列Pは好ましくは以下の形式を有する。
【0019】
本発明の目的及び長所は以下の詳細な説明を図面と共に読むことで理解されよう。
【0020】
(詳細な説明)
本発明の様々な特徴を図面に関して説明する。図面において、類似の部分は同一の参照符号によって表される。
【0021】
本発明の典型的な実施形態によれば、送信ダイバーシチを用いる無線通信システム内で信号が受信される受信機における改善されたチャネル推定を提供するための方法及び装置が示される。本発明のチャネル推定方法及び装置は、従来技術の方法が3又はそれ以上のシンボルの間チャネルが一定であるという仮定に基づいていたのに対し、チャネルが2シンボル時間一定であるという仮定の下にチャネルを形成する。従って、チャネル推定はより高速に実施され、時間変動するチャネルにおけるチャネル推定を改善する。
【0022】
図1には、アンテナ1(110)及びアンテナ2(120)を含むいくつかの部品を有する典型的な送信機100が示されている。データ180は送信機100内部で生成され、例えばチャネル符号化データ、送信電力制御(Trasmit Power Contorol:TPC)コマンド、オプションである搬送フォーマット結合インジケータ(Transport Format Combination Indicator:TFCI)等を含む。本発明によるダウンリンク送信ダイバーシチシステムのために、データ180は入力ライン171上を、空間時間ブロック符号化ベースの送信ダイバーシチ(Space Time block coding based Transmit Diversity:STTD)符号化器170へ入力される。
【0023】
データ180はまた、非ダイバーシチシステムにおいて実施されるのと同様に、速度マッチング(rate matching)、インタリーブ等の処理の対象となってもよい。さらに、STTD符号化器170が符号化データを多重化器140へ受け渡すことが好ましい。符号化データは多重化器140において、送信アンテナ110及び120にそれぞれ向けられた出力143及び144へルーティングされることが可能である。ダイバーシチパイロット信号150及び160もまた、入力ライン141及び142上をそれぞれ多重化器140へ入力され、アンテナ110及び120で出力するためにSTTD符号化データと共にパッケージ化される。チャネライゼーション符号、スクランブル符号等が入力130に供給され、入力131及び132を介してこれら符号は多重化器140の出力信号143及び144と加算ジャンクション145及び146で結合されることが好ましい。
【0024】
統合信号出力147及び148はアンテナ110及び120上をエアインタフェースチャネル111及び121をそれぞれ介してMS190へ送信され、本発明に従って出力情報の送信ダイバーシチを実現する。好ましくは、MS190が本技術分野で一般的であるような、例えばアンテナ191、プロセッサ192及びメモリ193を含むことに留意されたい。
【0025】
図2に、スーパーフレーム230、フレーム220及びタイムスロット210のレベルにおける典型的なデータチャネルマッピング200を示す。格別重要なのはタイムスロットフォーマット210であり、タイムスロットフォーマット210は他の情報はもとより、本発明によるパイロット信号215を含む。加えて、タイムスロットフォーマット210はTFCIブロック211、データ1ブロック212、TPCブロック213及びデータ2ブロック214を含むことができる。ここでTFCIブロック211、データ1ブロック212、TPCブロック213及びデータ2ブロック214で表される送信データはダイバーシチ送信機100内の両方のアンテナ110及び120に対して同一であって良いが、以下により詳しく説明するように、パイロット信号215はどちらのアンテナが特定の信号グループの送信に用いられるかによって異ならせることができる。
【0026】
図3に、例えばアンテナ110及び120でそれぞれ送信される信号に対応した、2つの異なるパイロット系列310及び320が示される。図示されるように、各パイロット系列は4つの符号化パイロットシンボルを含む。MS190において、例えば、パイロットシンボルはエアインタフェースチャネル111及び112を介して4つのシンボルとして受信される。パイロット系列310については、パイロットシンボルp1311、p2312、p3313及びp4314が含まれる。パイロット系列320については、パイロットシンボルp1321、−p* 4322(p4314の負の共役)、−p3323及びp* 2324(p2312の共役)が含まれる。
【0027】
送信ダイバーシチシステム100について、受信シンボルをr1、r2、r3及びr4とする。送信処理は以下のようにモデル化される。
【0028】
r1=h11p1+h21p2+n1 (3)
r2=h12p2−h22p4 *+n2 (4)
r3=h13p3−h23p3+n3 (5)
r4=h14p4−h24p2 *+n4 (6)
【0029】
ここで、hij∈Cはチャネル係数、nj∈Cは加算されるノイズ、そしてpj∈Cは上述したパイロットシンボルである。チャネル係数hijはアンテナ1(110)及びアンテナ2(120)に対して異なり、時間変動する。MS190のタスクは、受信したシンボルrjを用いてhijを推定することである。このタスクはチャネル推定問題の別名でも知られる。
【0030】
送信ダイバーシチ符号化されたパイロット系列310及び320を用いたチャネル推定は、チャネル推定の第1のセット及び第2のセットを得るため、r1とr3並びにr2とr4をグループ化することを要求する。パイロットパターン符号化の構成は、通常そのようなアプローチに適している。受信シンボルr1とr3は、例えば、パイロットシンボルp1(311)及びp3(313)に依存する。第2のチャネル推定r2とr4は、例えばパイロットシンボルp2(312)及びp4(314)に依存する。パイロット系列310及び320に関連するチャネルは3シンボルの期間一定であると仮定しても良い。そのような仮定は新しいチャネル係数f11、f21、f12及びf22の間に以下の関係を導く。
【0031】
f11=h11=h13 (5)
f12=h12=h14 (6)
f21=h21=h23 (7)
f22=h22=h24 (8)
【0032】
受信信号は以下のように記述できる。
r1=f11p1+f21p1+n1 (9)
r3=f11p3−f21p3+n3 (10)
【0033】
そして、チャネル推定の第1のセットは以下のように形成できる。
ここで、
である。
【0034】
P1がフルランク行列であるため、ゼロでないパイロットシンボルp1(311)及びp3(313)に対して、逆行列が存在する。同様の方法を第2(p2(312))及び第4(p4(314))に適用すると、パイロットシンボルはチャネル推定
を与える。ここで、
である。
【0035】
繰り返すが、行列P2がフルランク行列であるため、ゼロでないパイロットシンボルに対して逆行列が存在する。しかし、説明したチャネル推定方法には、チャネルが3シンボルの間一定であるという仮定が時間変動チャネルの場合に不十分であるという問題がある。この3シンボルの仮定は、上述したように、例えばひどいドップラシフトがあり、高い拡散係数で情報を伝搬するチャネルに対しては効力がないであろう。
【0036】
本発明による解決策は、アンテナ1(110)及びアンテナ2(120)に関連したそれらがパイロット系列中2パイロットシンボル、例えば、アンテナ1(110)によって送信されるパイロット系列310に関連するp1(311)及びp3(313)の間だけ一定であるかのようなモデリングチャネルを提供する。アンテナ1(110)チャネル係数としてg11が、アンテナ2(120)チャネル係数としてg21が導入されたとする。パイロット系列の最後の2シンボル、例えばアンテナ1(110)についてのp3(313)及びp4(314)に対し、アンテナ1(110)についてのチャネル係数はg12、アンテナ2(120)についてはg22である。そのような関係は以下のような仮定を与える。
【0037】
g11=h11=h12 (15)
g12=h13=h14 (16)
g21=h21=h22 (17)
g22=h23=h24 (18)
【0038】
本発明によれば、連続したチャネル係数のみが等しいものとして仮定されることが重要である。受信信号は以下のように記述できる。
【0039】
ここで、
である。行列Pがフルランクを有する場合、チャネル推定は以下のように得ることができる。
【0040】
本発明によるチャネル推定の有効性は、例えば式(20)における行列Pのランク状態に依存する。しかし、Pのランク状態を満たすいくつかのパイロットシンボル系列が存在する。そのようなパイロット系列の一例は、p1=−1−j、p2=−1−j、p3=−1−j及びp4=−1+jである。従って、行列Pに対する適切なランク状態を達成するようにパイロット系列310及び320を選択することが重要である。本発明によるチャネル推定方法はまた、パイロット系列310及び320の個々のパイロットシンボルのパイロットパターンを選択するための基準をも生み出す。本発明によるパイロットパターンの選択が行列Pをフルランクにすることもまた重要である。
【0041】
本発明のチャネル推定方法の1つの実施形態は直接実施することも可能である。そのような典型的な実施形態に対する逆行列は以下のような形式を有することができる。
ここで、*はゼロでない可能性のある要素を示す。逆行列は周知の方法で事前に計算し、MS190に付随するメモリに格納しておくことができる。典型的なチャネル推定子は
【0042】
として直接実施される。ここで、式(22)におけるゼロの構成は、より効率的な実施を行うために利用可能である。典型的な実施形態を特定のパイロットパターンを用いて説明したが、同一特性を有する送信ダイバーシチ符号化に対して好適な、類似の変形パイロットパターンが存在することに留意すべきである。このようなパターンの全ては、列挙することなく本発明によるものと予期される。
【0043】
本発明に従ってチャネル推定を得るための典型的な処理400のフローチャートが図4に示される。処理はブロック410から開始し、ここでは初期化及び他のルーティング方式(routing formalities)が実施され、矢印(arc)411に沿ってブロック420へ進む。ここではパイロット系列310及び320といったパイロット系列が基地局送信機の各アンテナ1(110)及びアンテナ2(120)にそれぞれ供給される。従って、パイロット系列310及び320は、それぞれが例えば基地局に付随するアンテナ110及び120を用いて、送信ダイバーシチチャネル上を送信される。
【0044】
MS190等のMSは、パイロットシンボルとして知られるシンボルr1、r2、r3及びr4を受信する。この時点で行列Pは矢印421に従ってブロック440で設定され、ここでパイロットシンボルはブロック420から受信され、矢印431はブロック430から受信されたシンボルを表す。行列Pは行列をリアルタイムに構築することによっても、好ましくは例えばメモリ193から読み出すことによっても設定可能であることに注意すべきである。行列Pはブロック420で選択されたようにパイロット系列を反映することが好ましい。ブロック430からの受信シンボルr1、r2、r3及びr4と、ブロック440からの行列Pを用い、例えば式(23)の関係に従って、チャネル係数g^ 11、g^ 12、g^ 21、g^ 22がブロック460において計算される。必要なら、ブロック470で示されるように処理400を繰り返しても良い。
【0045】
本発明を特定の実施形態に関して説明してきた。しかし、本施術分野の当業者は上述した好ましい実施形態と異なる特定の形式で本発明を実施可能であることを容易に理解するであろう。これは本発明の精神を離れることなく実行することができる。好ましい実施形態は単なる例証であり、いかなる意味においても限定的なものと解釈すべきでない。本発明の範囲は上述の説明ではなく添付の請求範囲で与えられ、請求項の範囲に含まれる全ての変形物及び等価物は請求項に包含されることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による典型的なダイバーシチ送信機を示す図である。
【図2】 図1の典型的なダイバーシチ送信機によって、本発明に従って送信される情報のための典型的なチャネルフォーマットを示す図である。
【図3】 本発明に従って、図1のダイバーシチ送信機によって送信される典型的なパイロット系列を示す図である。
【図4】 本発明の典型的な実施形態に従ったチャネル推定方法の、適用におけるステップを示す図である。
Claims (20)
- 基地局(BS)及び少なくとも1つの移動局(MS)を有する無線通信システムにおいて、前記BSに関連する少なくとも2つのアンテナから、少なくとも2つの伝播経路上を送信される送信ダイバーシチチャネルに関するチャネル係数g^ 11、g^ 12、g^ 21、g^ 22を推定する方法であって、
前記少なくとも2つのアンテナの各々に、前記送信ダイバーシチチャネルを介して前記BSから前記MSへ送信するためのパイロットシンボル系列を供給するステップと、
前記MSにおいて、前記送信ダイバーシチチャネルから、シンボル列r1、r2、r3、r4を受信するステップと、
以下の関係に従って、前記パイロットシンボル系列の値の行列Pを設定するステップと、
(ここで、前記パイロットシンボル系列は前記行列Pがフルランクを有するように選択されており、行列P-1は行列Pの逆行列である)
前記行列P-1及び前記シンボル列r1、r2、r3、r4を用いて前記チャネル係数g^ 11、g^ 12、g^ 21、g^ 22を決定するステップとを有し、
前記チャネル係数g ^ 11 、g ^ 21 は、前記パイロットシンボル系列の最初の2シンボルにおける、前記少なくとも2つのアンテナの第1のアンテナ及び第2のアンテナのチャネル係数であり、前記チャネル係数g ^ 12 、g ^ 22 は、前記パイロットシンボル系列の最後の2シンボルにおける、前記第1のアンテナ及び第2のアンテナのチャネル係数であることを特徴とする方法。 - 前記行列P -1 をメモリから読み出すステップを更に有することを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記パイロットシンボル系列が前記少なくとも2つのアンテナの第1に関連する第1の系列p1、p2、p3及びp4と、前記少なくとも2つのアンテナの第2に関連する第2の系列p1、−p* 4、−p3及びp* 2を有することを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記系列がp1=−1−j、p2=−1−j、p3=−1−j及びp4=−1+jを含むことを特徴とする請求項3記載の方法。
- 送信機に関連する少なくとも2つのアンテナから、少なくとも2つの伝播経路上を送信される送信ダイバーシチチャネルに関するチャネル係数g^ 11、g^ 12、g^ 21、g^ 22を移動局(MS)において推定する方法であって、
前記MSにおいて、前記送信ダイバーシチチャネルから、シンボル列r1、r2、r3、r4を受信するステップと、
以下の関係に従って、既知のパイロットシンボル系列の値の行列Pを設定するステップと、
(ここで、前記パイロットシンボル系列は前記行列Pがフルランクを有するように選択されており、行列P-1は行列Pの逆行列である)
前記行列P-1及び前記シンボル列r1、r2、r3、r4を用いて前記チャネル係数g^ 11、g^ 12、g^ 21、g^ 22を決定するステップとを有し、
前記チャネル係数g ^ 11 、g ^ 21 は、前記パイロットシンボル系列の最初の2シンボルにおける、前記少なくとも2つのアンテナの第1のアンテナ及び第2のアンテナのチャネル係数であり、前記チャネル係数g ^ 12 、g ^ 22 は、前記パイロットシンボル系列の最後の2シンボルにおける、前記第1のアンテナ及び第2のアンテナのチャネル係数であることを特徴とする方法。 - 前記行列P -1 をメモリから読み出すステップを更に有することを特徴とする請求項6記載の方法。
- 前記既知のパイロットシンボル系列が前記少なくとも2つのアンテナの第1に関連する第1の系列p1、p2、p3及びp4と、前記少なくとも2つのアンテナの第2に関連する第2の系列p1、−p* 4、−p3及びp* 2を有することを特徴とする請求項6記載の方法。
- 前記既知の系列がp1=−1−j、p2=−1−j、p3=−1−j及びp4=−1+jを含むことを特徴とする請求項8記載の方法。
- 基地局(BS)及び少なくとも1つの移動局(MS)を有する無線通信システムにおいて、前記BSに関連する少なくとも2つのアンテナから、少なくとも2つの伝播経路上を送信される送信ダイバーシチチャネルに関するチャネル係数g^ 11、g^ 12、g^ 21、g^ 22を推定する装置であって、
前記少なくとも2つのアンテナの各々に、前記送信ダイバーシチチャネルを介して前記BSから前記MSへ送信するためのパイロットシンボル系列を供給する手段と、
前記MSにおいて、前記送信ダイバーシチチャネルから、シンボル列r1、r2、r3、r4を受信する手段と、
以下の関係に従って、前記パイロットシンボル系列の値の行列Pを設定する手段と、
(ここで、前記パイロットシンボル系列は前記行列Pがフルランクを有するように選択されている)
前記行列P及び前記シンボル列r1、r2、r3、r4を用いて前記チャネル係数g^ 11、g^ 12、g^ 21、g^ 22を決定する手段とを有し、
前記チャネル係数g ^ 11 、g ^ 21 は、前記パイロットシンボル系列の最初の2シンボルにおける、前記少なくとも2つのアンテナの第1のアンテナ及び第2のアンテナのチャネル係数であり、前記チャネル係数g ^ 12 、g ^ 22 は、前記パイロットシンボル系列の最後の2シンボルにおける、前記第1のアンテナ及び第2のアンテナのチャネル係数であることを特徴とする装置。 - 前記設定する手段が前記行列P-1を格納する格納手段を更に有することを特徴とする請求項11記載の装置。
- 前記パイロットシンボル系列が前記少なくとも2つのアンテナの第1に関連する第1の系列p1、p2、p3及びp4と、前記少なくとも2つのアンテナの第2に関連する第2の系列p1、−p* 4、−p3及びp* 2を有することを特徴とする請求項11記載の装置。
- 前記系列がp1=−1−j、p2=−1−j、p3=−1−j及びp4=−1+jを含むことを特徴とする請求項13記載の装置。
- 送信機に関連する少なくとも2つのアンテナから、少なくとも2つの伝播経路上を送信される送信ダイバーシチチャネルに関するチャネル係数g^ 11、g^ 12、g^ 21、g^ 22を移動局(MS)において推定する装置であって、
前記MSにおいて、前記送信ダイバーシチチャネルから、シンボル列r1、r2、r3、r4を受信する手段と、
以下の関係に従って、既知のパイロットシンボル系列の値の行列Pを設定する手段と、
(ここで、前記パイロットシンボル系列は前記行列Pがフルランクを有するように選択されている)
前記行列P及び前記シンボル列r1、r2、r3、r4を用いて前記チャネル係数g^ 11、g^ 12、g^ 21、g^ 22を決定する手段とを有し、
前記チャネル係数g ^ 11 、g ^ 21 は、前記パイロットシンボル系列の最初の2シンボルにおける、前記少なくとも2つのアンテナの第1のアンテナ及び第2のアンテナのチャネル係数であり、前記チャネル係数g ^ 12 、g ^ 22 は、前記パイロットシンボル系列の最後の2シンボルにおける、前記第1のアンテナ及び第2のアンテナのチャネル係数であることを特徴とする装置。 - 前記設定する手段が前記行列P-1を格納する格納手段を更に有することを特徴とする請求項16記載の装置。
- 前記既知のパイロットシンボル系列が前記少なくとも2つのアンテナの第1に関連する第1の系列p1、p2、p3及びp4と、前記少なくとも2つのアンテナの第2に関連する第2の系列p1、−p* 4、−p3及びp* 2を有することを特徴とする請求項16記載の装置。
- 前記既知の系列がp1=−1−j、p2=−1−j、p3=−1−j及びp4=−1+jを含むことを特徴とする請求項18記載の装置。
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