JP4472508B2 - 旋削用数値制御プログラム作成装置及び数値制御旋削加工機 - Google Patents

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Description

本発明は、外周面に周方向に延びる凹形状部が旋削されている製品形状モデルの軸線を含む平面で切断した断面形状データから前記凹形状部を検出し、この凹形状部を製品素材に旋削する加工工程のための数値制御プログラムを作成する旋削用数値制御プログラム作成装置及び数値制御旋削加工機に関するものである。
数値制御工作機械を用いて加工を行うには、製品素材の加工工程に対応した数値制御プログラムを作成する。数値制御旋削加工機の数値制御プログラムでは、旋削工具、旋削経路、旋削条件等が指定される。近年、製品形状モデルの断面形状データから、この数値制御プログラムを自動で作成する数値制御プログラム作成装置が普及している。
例えば、特許文献1に記載の数値制御プログラム作成装置では、製品素材を旋削するために、製品素材の断面形状データと製品の断面形状データから周方向に延びる凹形状部を含む加工領域が認識される。そして、この凹形状部が旋削バイトを用いて旋削可能であるか否かが判定され、旋削可能と判定されたときには、旋削バイトを用いてこの凹形状部を旋削する加工工程のための数値制御プログラムが作成される。一方、旋削不可能と判定されたときには、この凹形状部を、旋削バイトにより旋削可能な領域と不可能な領域とに分割可能であるか否かが判定される。そして、分割可能と判定されたときには、旋削バイトにより旋削可能な凹形状部の領域を旋削する加工工程のための数値制御プログラムと、旋削不可能な凹形状部の領域を溝入れバイトにより旋削する加工工程のための数値制御プログラムとが作成される。また、凹形状部が分割不能と判定されたときには、この凹形状部を溝入れバイトにより旋削する加工工程のための数値制御プログラムが作成される。
特開平3−251907号公報
ところで、溝入れバイトによる凹形状部の旋削は、その凹形状部に対し溝入れバイトを主に深さ方向に変位させることで行われるが、その加工工程を、この凹形状部の断面形状に応じて変える必要がある。すなわち、図9(a)に示すような、製品の外周面に位置する断面四角形状の凹形状部を旋削するには、製品の軸線方向(Z軸方向)の少なくとも1箇所以上の位置で溝入れバイトを同軸線に対する径方向(X軸の負の向き)に変位させる。また、図9(e)に示すような、製品の内周面に位置する断面四角形状の凹形状部を旋削するには、製品の軸線方向(Z軸方向)の少なくとも1箇所以上の位置で溝入れバイトを同軸線に対する径方向(X軸の正の向き)に変位させる。また、図9(f)に示すような、製品の端面に位置する断面四角形状の凹形状部を旋削するには、製品の同軸線に対する径方向(X軸方向)の少なくとも1箇所以上の位置で溝入れバイトを軸線方向(Z軸の負の向き)に変位させる。なお、説明の便宜上、以下の凹形状部の製品に対する位置と断面形状とその加工方向に関する記述は、製品の外周面に位置する凹形状部のみに対応したものとなっている。
また、図9(b)に示すような断面形状の凹形状部を加工するには、まず、断面四角形状の凹形状部を形成した後、この凹形状部の左側において、溝入れバイトを軸線方向及び径方向に同時に変位させて、凹形状部の左側部を斜めに旋削する。また、図9(c)に示すような断面形状の凹形状部を加工するには、まず、断面四角形状の凹形状部を形成した後、この凹形状部の右側において、溝入れバイトを軸線方向及び径方向に同時に変位させて、同凹形状部の右側部を斜めに旋削する。さらに、図9(d)に示すような断面形状の凹形状部を加工するには、断面四角形の凹形状部を形成した後、同凹形状部の両側部を順に斜めに旋削する。従って、凹形状部を溝入れバイトによって旋削する場合には、まず、その凹形状部の断面形状を把握し、その断面形状に応じた溝入れバイトによる加工工程のための数値制御プログラムを作成する必要がある。しかしながら、上記特許公報1の技術は、溝入れバイトをX軸方向に変位させて凹形状部を旋削するための数値制御プログラムを作成するのみであり、このように種々の断面形状の凹形状部を溝入れバイトによって旋削するための数値制御プログラムを作成することはできない。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、周溝の断面形状に応じた同周溝の加工工程のための数値制御プログラムを自動作成することができる数値制御プログラム作成装置、及び、同数値制御プログラム作成装置を備えた数値制御旋削加工機を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、外周面に周方向に延びる凹形状部が旋削されている製品形状モデルの軸線を含む平面で切断した断面形状データから前記凹形状部を検出し、検出された凹形状部を製品素材に旋削する加工工程のための数値制御プログラムを作成する旋削用数値制御プログラム作成装置において、前記凹形状部の幅及び深さに基づき、同凹形状部が溝入れバイトを用いて旋削可能な周溝であるか否かを判別する周溝判別手段と、周溝であると判別された前記凹形状部のデータに基づき、同凹形状部の断面形状パターンを判別する断面パターン判別手段と、判別された断面形状パターンの加工工程のための数値制御プログラムを作成するプログラム作成手段とを有し、さらに、前記凹形状部の位置がコーナ部であり、同凹形状部の幅及び深さに基づき、同凹形状部がヌスミ溝であるか否かを判別するヌスミ溝判別手段を備え、前記プログラム作成手段は、前記ヌスミ溝を旋削バイトで旋削するための数値制御プログラムをも作成することを特徴とする数値制御プログラム作成装置を要旨とするものである。
また、請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、周溝であると判別された前記凹形状部のデータが前記断面形状データから除かれた旋削データを作成するデータ処理手段を備え、前記プログラム作成手段は、前記凹形状部を除く部位を旋削バイトで旋削するための数値制御プログラムを前記旋削データに基づいて作成することを要旨とする。
また、請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記断面形状パターンは、前記凹形状部の底面に対しその両側面が共に直交する第1の断面形状パターンと、同底面に対し一方の側面が直交するとともに他方の側面が傾斜した第2の断面形状パターンと、同底面に対し前記他方の側面が直交するとともに前記一方の側面が傾斜した第3の断面形状パターンと、同底面に対しその両側面が共に傾斜した第4の断面形状パターンとからなることを要旨とするものである。
また、請求項に記載の発明は、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の数値制御プログラム作成装置を備えたことを特徴とする数値制御旋削加工機を要旨とするものである。
請求項1〜請求項に記載の発明では、製品形状モデルの断面形状データから周方向に延びる凹形状部を検索し、この凹形状部の中から溝入れバイトで旋削すべき周溝を判別する。次に、周溝のデータに基づき、溝入れバイトによる加工工程が異なる複数の断面形状パターンのなかからその周溝に対応する断面形状パターンを判別する。そして、この判別された断面形状パターンに応じた周溝の加工工程のための数値制御プログラムを作成する。従って、周溝の断面形状に応じた同周溝の加工工程のための数値制御プログラムを自動作成することができる。
請求項に記載の発明では、断面形状データから検索した凹形状部の位置がコーナ部であり、同凹形状部の幅及び深さに基づき同凹形状部がヌスミ溝であるか否かを判定し、ヌスミ溝であると判定したときには、このヌスミ溝を旋削する加工工程に対応する数値制御プログラムを自動作成する。従って、必要に応じて頻繁に設けられるヌスミ溝を旋削するための数値制御プログラムをも自動作成することができる。
次に、本発明をコンピュータ化数値制御旋削加工機に具体化した一実施形態を図1〜図20に従って説明する。なお、説明の便宜上、以下の本発明の実施形態の説明は、製品の外周面のみに対応したものとなっている。
図1(b)に示すように、コンピュータ化数値制御旋削加工機(以下、CNC(Computerized Numerically Controlled )旋削加工機という。)1は、制御部2及び加工部3から構成されている。制御部2には、図示しないCAD装置で作成された、図7に示すような製品形状モデル4の3次元CADデータが入力される。制御部2は、入力した3次元CADデータから、製品形状モデル4をその軸線を含む平面で切断した図8に示すような2次元の断面形状データを作成し、この断面形状データから、加工部3を数値制御して製品素材を旋削するための数値制御プログラムを作成する。そして、制御部2は、この数値制御プログラムに従って加工部3を数値制御する。断面形状データは、製品の軸線(すなわち、加工部3における主軸の軸線)をZ軸とし、このZ軸に直交する平面上にX軸をとった直交座標系で表現される。そして、この断面形状データにおいて、製品の外周面の形状は、製品の外周面を構成する複数の直線要素の接続点A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,L,M,Nに対応した座標を含むデータで示される。
製品素材の旋削は、図4(a)に示すような旋削バイト5と図4(b)に示すような溝入れバイト6とを使い分けて行われる。すなわち、加工工程は、前記旋削バイト5を主に主軸の軸線方向(Z軸方向)へ移動させることで製品素材に周面、凹部又はヌスミ溝を旋削する工程と、前記溝入れバイト6を主軸の軸線に対して主として径方向(X軸方向)に移動させることで製品素材に周溝を旋削する工程とからなる。ここで、凹部とは、製品の周方向に延びる凹形状部の内、製品の軸線方向における幅と深さとの比が所定値未満のもの、すなわち比較的浅いものをいう。また、周溝とは、前記凹形状部の内、前記比が所定値以上のもの、すなわち比較的深いものをいう。また、ヌスミ溝は、いわゆる逃げ溝のことである。これは、旋削バイト5は、溝入れバイト6よりも旋削効率が高いものの、旋削バイト5を用いて旋削可能な凹形状部の比に上限があるためである。一方、溝入れバイト6は、旋削バイト5によって旋削可能な最大比を超える比を有する周溝を旋削可能である。
図1(a)に示すように、制御部2は、主制御部11、入力操作部12、システムプログラムメモリ13、製品形状モデルメモリ14、パラメータメモリ15、工程メモリ16、溝パターン番号メモリ17、表示部18、形状解析制御部(周溝判別手段、ヌスミ溝判別手段)19、溝形状解析部(断面パターン判別手段)20、溝フラグ21、プログラム作成部(プログラム作成手段)22及びデータ処理部(データ処理手段)23を備えている。なお、主制御部11を含む各制御部は、CPU(Central Processing Unit)で構成されており、図1(a)における各制御部は、機能ブロックとして示されている。
主制御部11には、前記各制御部及びメモリ等がバス24を介して接続されている。入力操作部12は、キーボードやスイッチ等から構成されている。システムプログラムメモリ13には、前記3次元CADデータから、加工部3を数値制御するための数値制御プログラムを作成するためのシステムプログラムが格納されている。主制御部11は、前記システムプログラムに基づいて各部を制御する。製品形状モデルメモリ14には、前記製品形状モデル4の3次元CADデータが記憶される。パラメータメモリ15には、前記断面形状データに基づき、前記凹形状部を凹部、周溝及びヌスミ溝に判別するために用いる3つのパラメータN1,N2,N3が記憶されている。工程メモリ16には、主制御部11が断面形状データから随時作成する旋削データ及び溝加工データが記憶される。旋削データは、前記旋削バイト5を用いて製品の周面、凹部及びヌスミ溝を旋削するために用いられる。また、溝加工データは、溝入れバイト6を用いて製品の周溝を旋削するために用いられる。溝パターン番号メモリ17には、溝入れバイト6を用いて旋削する周溝について、その加工工程が異なる4つの断面形状パターンが記憶されている。形状解析制御部19は、断面形状データから、製品の外周面、内周面又は端面における凹形状部を検出する。また、形状解析制御部19は、検出された凹形状部の断面形状データから、前記パラメータN1,N2,N3を用いて凹部、周溝及びヌスミ溝を判別する。溝形状解析部20は、断面形状データから、周溝の断面形状パターンを判別する。溝フラグ21は、周溝が形状解析制御部19により検索される毎にONとされる。そして、溝フラグがONとされているときには、形状解析制御部19により新たな凹形状部の検索が繰り返し実行される。
次に、上記のように構成されたCNC旋削加工機1の動作について説明する。
制御部2は、断面形状データから凹形状部を検索し、この凹形状部が凹部、周溝及びヌスミ溝のいずれであるかを判別する。また、制御部2は、周溝の断面形状パターンを判別し、その断面形状パターンに対応する加工工程を設定する。
図2に示すフローチャートは、制御部2が、断面形状データから凹形状部を検索し、検索した凹形状部に対する加工工程を決定する処理手順を示している。この処理は、入力操作部12に対するオペレータの入力操作に基づき、主制御部11がシステムプログラムを実行することで実行される。
この処理において、主制御部11は、まず、ステップ(以下、Sと略記する。)100において、製品形状モデルメモリ14に記憶されている3次元CADデータから断面形状データを作成し、この断面形状データを工程メモリ16に図10に示すような旋削データABCDEFGHIJKLMNとして登録する。
次に、S101において溝フラグ21が初期化(OFF)される。
次に、S102において、形状解析制御部19により、工程メモリ16に登録されている旋削データABCDEFGHIJKLMNから図11(a)に示すような凹形状部DEFGが検索される。このとき、製品の外周又は内周における凹形状部は、製品の軸線に平行な底面を1つだけ持ち、その両側を側面に挟まれた部分として検索される。また、製品の端面における凹形状部は、製品の軸線に直交する底面を1つだけ持ち、その両側を側面に挟まれた部分として検索される。また、凹形状部は、図6(a)に示すように、底面の両側面の高さが等しいもの、図6(b)に示すように、同図左側面の高さが同図右側面の高さよりも高いもの、又は、図6(c)に示すように、同図右側面の高さが同図左側面の高さよりも高いものが検索される。凹形状部の検索は、断面形状データの端面及び外周面をZ軸の正側から負側に向かう方向にたどっていくことで行われる。このため、最初に登録された旋削データである図10に示す断面形状データからは、まず、図11(a)に示すような凹形状部DEFGが検索される。
次に、S103において、旋削データABCDEFGHIJKLMNから凹形状部が検索されたか否かが判定され、凹形状部が検索されたときには、次にS104が実行される。
S104において、主制御部11は、検索された凹形状部DEFGのデータに基づき、この凹形状部DEFGが、凹部、周溝及びヌスミ溝のいずれであるかを判別する。そして、その判別結果に応じた加工工程を決定する。さらに、凹形状部DEFGを周溝と判定したときには、その周溝の断面形状パターンに応じた加工工程を決定する。
周溝の断面形状パターンとしては、加工工程が異なる4つのものが想定されている。その第1の断面形状パターンは、図14(a),(b),(c)に示すように、周溝の底面に対しその両側面が共に直交しているものである。その第2の断面形状パターンは、図15(a),(b),(c)に示すように、同底面に対しZ軸の正側(一方)の側面のみが直交し、その反対側(他方)の側面が傾斜しているものである。その第3の断面形状パターンは、図16(a),(b),(c)に示すように、同底面に対しZ軸の負側(他方)の側面のみが直交し、その反対側(一方)の側面が傾斜しているものである。その第4の断面形状パターンは、図17(a),(b),(c)に示すように、同底面に対しその両側面が共に傾斜しているものである。
第1の断面形状パターンを備えた周溝は、図9(a)に示すように、Z軸方向の正方向に向かって順に溝入れバイト6をX軸の負方向に変位させる加工工程(1,2,3)により旋削される。また、第2の断面形状パターンを備えた周溝は、図9(b)に示すように、Z軸方向の負方向に向かって順に溝入れバイト6をX軸の負方向に変位させる加工工程(1,2)と、溝入れバイト6をZ軸正方向及びX軸負方向に同時に変位させてZ軸の負側の側面を形成する加工工程(3)とにより旋削される。また、第3の断面形状パターンを備えた周溝は、図9(c)に示すように、Z軸方向の正方向に向かって順に溝入れバイト6をX軸の負方向に変位させる加工工程(1,2)と、溝入れバイト6をZ軸負方向及びX軸負方向に同時に変位させてZ軸の正側の側面を形成する加工工程(3)とにより旋削される。さらに、第4の断面形状パターンを備えた周溝は、図9(d)に示すように、溝入れバイト6をX軸の負方向に変位させる加工工程(1)と、溝入れバイト6をZ軸負方向及びX軸負方向に同時に変位させる加工工程(2)と、同じくZ軸正方向及びX軸負方向に同時に変位させる加工工程(3)とにより旋削される。第4の断面パターンを備えた周溝では、加工工程(2)によりZ軸の正側の側面が形成され、加工工程(3)によりZ軸の負側の側面が形成される。
図3に示すフローチャートは、前記S104において、主制御部11が、検索された凹形状部が凹部、周溝及びヌスミ溝のいずれであるかを判別し、その判別結果に応じた加工工程を決定する処理手順を示している。
この処理では、まずS200において、検索された凹形状部が、ヌスミ溝であるか否かが形状解析制御部19により判別される。ヌスミ溝であるか否かの判別は、凹形状部のデータに基づき、その凹形状部の位置が図5(a),(b)に示すようなコーナ部であり、かつ、その幅Wが所定のパラメータN1以下、その深さVが所定のパラメータN2以下である条件が成立するか否かに基づいて判別される。このパラメータN1,N2は、ヌスミ溝として通常設定される幅W及び深さVに基づいて設定されている。そして、この条件が成立する凹形状部はヌスミ溝であると判定され、この条件が成立しない凹形状部はヌスミ溝ではないと判定される。図10に示す旋削データABCDEFGHIJKLMNから検索された周溝DEFGは、コーナ部にないのでヌスミ溝ではないと判定される。
S200において、凹形状部がヌスミ溝でないと判定されると、次にS201において、この凹形状部の深さVに対する幅Wの比率W/VがパラメータN3以下(W/V<=N3)であるかが判定される。このパラメータN3は、旋削バイト5の切れ刃角から設定されている。そして、比率W/VがN3を超えるときには、旋削バイト5により旋削可能な凹形状部、すなわち凹部であると判定される。S201において、凹形状部が旋削バイト5により旋削可能であると判定されると、この凹形状部に対する加工工程を旋削バイト5による旋削で行うことが決定され、この処理が終了される。
一方、前記S201において、凹形状部の比率W/VがパラメータN3以下であるときには、この凹形状部が溝入れバイト6を用いて旋削する周溝であると判定される。そして、次にS202において、データ処理部23により、工程メモリ16に記憶されている旋削データから同周溝を除いた旋削データが生成され、この旋削データにより工程メモリ16の旋削データが更新される。同時に、データ処理部23により、周溝のデータが溝加工データとして工程メモリ16に記憶される。すなわち、図10に示す旋削データABCDEFGHIJKLMNから図11(a)に示すような凹形状部DEFGが周溝として検索されると、図11(b)に示すような旋削データABCHIJKLMNと溝加工データDEFGとが生成される。
次にS203で、溝形状解析部20により、この周溝の断面形状パターンとして、4種類の断面形状パターンのうち図14(a),(b),(c)に示す第1の断面形状パターンが設定される。すなわち、断面パターンを示す番号Gnoとして第1の断面パターンに対応する「1」が設定される。
次にS204で、この周溝を決定する点D,E,F,Gのうち、Z軸の正側から1番目及び二番目の点D,Eの座標、すなわち、周溝において図11(a)における右側面を決定する2つの点D,EのZ軸における座標ZP1,ZP2が等しいか否かが判定される。すなわち、このS204では、同周溝の右側面が、Z軸に直交しているか否かが判定される。そして、このS204において、周溝の右側面がZ軸に直交していると判定されたときには、第1の断面パターンを示す番号Gno「1」が設定されたまま、次に、S205が実行される。一方、S204において、2つの点D,EのZ軸における座標ZP1,ZP2が異なると判定されたときには、次にS206において、この周溝の断面形状パターンとして、第1の断面形状パターンに代えて、図16(a),(b),(c)に示す第3の断面パターンが新たに設定された後、前記S205が実行される。すなわち、断面パターンを示す番号Gnoとして、第1の断面パターンに対応する「1」に代えて、第3の断面パターンに対応する「3」が新たに設定される。
S205においては、図11(a)において周溝の左側面を決定する2つの点F,GのZ軸における座標ZP3,ZP4が等しいか否かが判定される。すなわち、このS205では、同周溝の左側面がZ軸に直交しているか否かが判定される。そして、S205において、周溝の左側面がZ軸に直交していると判定されたときには、第1の断面パターンを示す番号Gno「1」、又は、第3の断面パターンを示す番号Gno「3」が設定されたまま、次に、S207が実行される。
一方、S205において、2つの点F,GのZ軸における座標ZP3,ZP4が異なると判定されたときには、次に、S208において、この周溝の断面形状パターンとして、番号Gno「1」、又は、番号Gno「3」に「1」を加算した番号Gnoの断面形状パターンが設定された後、前記S207が実行される。すなわち、S205までの処理で、第1の断面パターンを示す番号Gno「1」が設定されていたときには、新たに、第2の断面パターンを示す番号Gno「2」が設定される。また、S205までの処理で、第3の断面パターンを示す番号Gno「3」が設定されていたときには、新たに、第4の断面パターンを示す番号Gno「4」が設定される。
すなわち、S204,S205において共にYESと判定される周溝は、Gnoが「1」のままであり、これは第1の断面パターンに対応する。また、S204でYES、S205でNOと判定される周溝は、Gnoが「2」となり、これは第2の断面パターンに対応する。また、S204でNO、S205でYESと判定される周溝は、Gnoが「3」となり、これは第3の断面パターンに対応する。さらに、S204,S205において、共にNOと判定される周溝は、Gnoが「4」となり、これは第4の断面パターンに対応する。
S207においては、S203〜S208までにおいて判定された断面形状パターンがこの周溝に対応する断面形状パターンとして把握されるとともに、その断面形状データが溝加工データとして工程メモリ16に記憶される。図11(a)に示す周溝については、第1の断面形状パターンであると判定されるとともに、その断面形状データが溝加工データDEFGとして工程メモリ16に記憶される。
S207の終了後、次に、S209において溝フラグ21がオンとされた後に、この周溝に対する加工工程を溝入れバイト6を用いて行うことが決定され、S104の処理が終了される。
図2のフローチャートに示す処理において、S104の終了後、次にS105において新たな凹形状部が検索される。図10に示す旋削データABCDEFGHJKLMNに対しては、まず凹形状部DEFGが検索された後、次に、図12(a)に示すような凹形状部JKLMが検索される。このため、S103の次にS104が再び実行される。
再度実行されるS104において、まずS200では、凹形状部JKLMは、コーナにあり、かつ、W<=N1、V<=N2であることから、ヌスミ溝であると判定される。この場合、次に、S210において、工程メモリ16に記憶されている旋削データABCHIJKLMNが、同旋削データABCHIJKLMNから凹形状部JKLMのデータを除いた図12(b)に示すような旋削データABCHIOMNに更新される。このとき、ヌスミ溝に対しては、旋削バイト5で行う定型的な加工工程が予め設定されているので、ヌスミ溝の位置のみが記憶され、溝加工データは図12(b)に示すように更新されない。すなわち、凹形状部JKLMは、所定形状のヌスミ溝に変更される。ヌスミ溝の存在は、フラグを用いて記憶される。従って、溝加工データDEFGは、図12(b)に示すように、そのままとされる。そして、凹形状部JKLMを、ヌスミ溝として旋削バイト5を用いて旋削することが決定され、S104の処理が終了される。
S104の終了後、S105において、新たな凹形状部が検索されないと、次にS106において溝フラグ21がONであるか否かが判定される。そして、溝フラグ21がONでなかったときには、これ以上の凹形状部が存在しないと判断され、処理が終了される。
一方、S106において溝フラグ21がONであったときには、すでに検索された周溝(凹形状部DEFG)を包含する凹形状部が存在する可能性があると判断され、その凹形状部を検索するために、S101からの処理が改めて実行される。本実施形態では、凹形状部DEFGが周溝として検索され、溝フラグ21がONとされているので、S101からの処理が改めて実行される。
S101で溝フラグ21がOFFとされた後S102が実行されると、工程メモリ16に記憶されている旋削データABCHIOMNから、図13(a)に示すような凹形状部BCHIが検索される。このため、再びS104が実行される。そして、S200において、凹形状部BCHIはヌスミ溝ではないと判定され、次にS201において凹形状部BCHIは周溝ではないと判定される。すなわち、凹形状部BCHIは、凹部であると判定される。このため、図13(b)に示すように、工程メモリ16の旋削データABCHIOMN及び溝データDEFGは共に更新されない。このとき、凹形状部BCHIが周溝でないので、溝フラグ21はOFFのままとなる。
次にS105において新たな凹形状部が検索されないので、S103の後にS106が実行され、溝フラグ21がONであるか否かが判定される。そして、S106において溝フラグ21がONでないので、この処理が終了される。
以上の処理により、製品の断面形状データから、旋削バイト5によって旋削する周面及び凹部を示す旋削データABCHIOMNと、溝入れバイト6によって旋削する周溝を示す溝加工データDEFGとが作成される。また、旋削バイト5によって旋削するヌスミ溝の位置が記憶される。
プログラム作成部22は、以上の処理により作成された旋削データ及び溝加工データから、旋削バイト5及び溝入れバイト6を用いて製品素材の周面、凹部、周溝及びヌスミ溝を旋削する加工工程のための数値制御プログラムを周知の方法により作成する。
本実施形態において検索される周溝は、その両側面の高さ(周溝の深さVに相当)が互いに等しいものであった。一方、両側面の高さが互いに異なる周溝が存在する断面形状データからは、次のように旋削データ及び溝加工データが生成される。
例えば、図18(a)に示すような断面形状データABCDEFにおいては、製品の端面からZ軸の負向きに離れた位置に凹形状部BCDEが存在し、この凹形状部BCDEにおいて右側面BCの高さよりも左側面DEの高さの方が高くなっている。
このような断面形状データにおいて、図18(b)に示すように検索された凹形状部BCDEが周溝であると判別されると、図18(c)に示すように、凹形状部BCDEの左側面DEに対するZ軸の軸線方向での点Bの対応位置に座標Gが設定された上で、元の旋削データABCDEFから凹形状部BCDGを除いた旋削データAGEFが生成される。同時に、図18()に示すような凹形状部BCDGからなる溝加工データBCDGが生成される。
また、図19(a)に示すような断面形状データABCDEFGにおいては、製品の端面からZ軸方向の負向きに離れた位置に二重の凹形状部BCDEFGが存在し、その内側の凹形状部BCDEにおいて左側面DEの高さよりも右側面BCの高さの方が高くなっている。
このような断面形状データにおいて、図19(b)に示すように検索された凹形状部BCDEが周溝であると判別されると、図19(c)に示すように、凹形状部BCDEの右側面BCに対するZ軸の軸線方向での点Eの対応位置に座標Hが設定された上で、元の旋削データABCDEFGから凹形状部HCDEを除いた旋削データABHFGが生成される。同時に、図19()に示すような凹形状部HCDEからなる溝加工データHCDEが生成される。
次に、図20(a)に示すように、旋削データABHFGから凹形状部BHFGが改めて検索される。そして、凹形状部BHFGが凹部であると判定されると、図20(b)に示すように、旋削データABHFG及び溝加工データHCDEは更新されない。
従って、左右両側面の高さが互いに異なる周溝が存在する断面形状データからも、旋削バイト5及び溝入れバイト6を用いた加工工程のための数値制御プログラムが作成される。
以上詳述したように、この実施形態によれば、検出された凹形状部の幅W及び深さVに基づき、凹形状部が溝入れバイト6を用いて旋削可能な周溝であるか否かが判定され、周溝であると判定されたときにはそのデータに基づいて周溝の断面形状パターンが判別される。そして、判別された断面形状パターンを有する周溝の加工工程のための数値制御プログラムが作成される。従って、周溝の断面形状に応じた同周溝の加工工程のための数値制御プログラムを自動作成することができる。
また、断面形状データから検索した凹形状部の位置、幅及び深さに基づき同凹形状部がヌスミ溝であるか否かが判定され、ヌスミ溝であると判定されたときには、このヌスミ溝を旋削する加工工程に対応する数値制御プログラムが作成される。従って、必要に応じて頻繁に設けられるヌスミ溝を旋削するための数値制御プログラムをも自動作成することができる。
なお、この発明を、CNC旋削加工機1ではなく、CAD装置で作成された3次元CADデータを入力し、この3次元CADデータから旋削データ及び溝加工データを作成するとともに、この旋削データ及び溝加工データから数値制御プログラムを作成するだけの旋削用数値制御プログラム作成装置(コンピュータ)に具体化してもよい。そして、この旋削用数値制御プログラム作成装置で作成された数値制御プログラムは、CNC旋削加工機に入力され、この数値制御プログラムに従って旋削加工が行われる。
(a)は一実施形態のCNC旋削加工機における制御部の機能ブロック図、(b)はCNC旋削加工機を示すブロック図。 加工工程展開処理のフローチャート。 溝工程展開処理のフローチャート。 (a)は旋削バイトを示す側面図、(b)は溝入れバイトを示す側面図。 (a),(b)は共にヌスミ溝を示す断面図。 (a),(b),(c)はいずれも凹形状部を示す断面図。 3次元CADデータが示す製品形状モデルの斜視図。 断面形状データが示す製品の断面形状。 (a),(b),(c),(d)はいずれも製品の外周面における周溝の加工工程を示す断面図、(e)は製品の内周面における周溝の加工工程を示す断面図、(f)は製品の端面における周溝の加工工程を示す断面図。 最初の旋削データが示す製品の断面形状。 (a)は凹形状部を示す断面図、(b)は旋削データ及び溝加工データが示す加工部断面形状。 (a)は凹形状部を示す断面図、(b)は旋削データ及び溝加工データが示す加工部断面形状。 (a)は凹形状部を示す断面図、(b)は旋削データ及び溝加工データが示す加工部断面形状。 (a),(b),(c)はいずれも周溝の断面形状パターン図。 (a),(b),(c)はいずれも周溝の断面形状パターン図。 (a),(b),(c)はいずれも周溝の断面形状パターン図。 (a),(b),(c)はいずれも周溝の断面形状パターン図。 (a)は旋削データが示す加工部断面形状、(b)は凹形状部を示す断面図、(c)は旋削データ及び溝加工データが示す加工部断面形状。 (a)は旋削データが示す加工部断面形状、(b)は凹形状部を示す断面図、(c)は旋削データ及び溝加工データが示す加工部断面形状。 (a)は凹形状部を示す断面図、(b)は旋削データ及び溝加工データが示す加工部断面形状。
符号の説明
1…CNC旋削加工機、2…制御部、3…加工部、4…製品形状モデル、5…旋削バイト、6…溝入れバイト、11…主制御部、13…システムプログラムメモリ、14…製品形状モデルメモリ、19…周溝判別手段及びヌスミ溝判別手段としての形状解析制御部、20…断面パターン判別手段としての溝形状解析部、22…プログラム作成手段としてのプログラム作成部、23…データ処理手段としてのデータ処理部、V…深さ、W…幅。

Claims (4)

  1. 外周面に周方向に延びる凹形状部が旋削されている製品形状モデルの軸線を含む平面で切断した断面形状データから前記凹形状部を検出し、検出された凹形状部を製品素材に旋削する加工工程のための数値制御プログラムを作成する旋削用数値制御プログラム作成装置において、
    前記凹形状部の幅及び深さに基づき、同凹形状部が溝入れバイトを用いて旋削可能な周溝であるか否かを判別する周溝判別手段と、
    周溝であると判別された前記凹形状部のデータに基づき、同凹形状部の断面形状パターンを判別する断面パターン判別手段と、
    判別された断面形状パターンの加工工程のための数値制御プログラムを作成するプログラム作成手段とを有し、
    さらに、前記凹形状部の位置がコーナ部であり、同凹形状部の幅及び深さに基づき、同凹形状部がヌスミ溝であるか否かを判別するヌスミ溝判別手段を備え、
    前記プログラム作成手段は、前記ヌスミ溝を旋削バイトで旋削するための数値制御プログラムをも作成することを特徴とする旋削用数値制御プログラム作成装置。
  2. 周溝であると判別された前記凹形状部のデータが前記断面形状データから除かれた旋削データを作成するデータ処理手段を備え、
    前記プログラム作成手段は、前記凹形状部を除く部位を旋削バイトで旋削するための数値制御プログラムを前記旋削データに基づいて作成することを特徴とする請求項1に記載の旋削用数値制御プログラム作成装置。
  3. 前記断面形状パターンは、前記凹形状部の底面に対しその両側面が共に直交する第1の断面形状パターンと、同底面に対し一方の側面が直交するとともに他方の側面が傾斜した第2の断面形状パターンと、同底面に対し前記他方の側面が直交するとともに前記一方の側面が傾斜した第3の断面形状パターンと、同底面に対しその両側面が共に傾斜した第4の断面形状パターンとからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の数値制御プログラム作成装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の数値制御プログラム作成装置を備えたことを特徴とする数値制御旋削加工機。
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