JP4471012B2 - 画像形成装置及び現像剤供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及び現像剤供給装置に関する。
進行波電界を用いて所定の現像剤供給対象(感光体ドラム等)に現像剤(乾式現像剤すなわち乾式トナー)を供給し得る現像剤供給装置、及び、かかる現像剤供給装置を備えた画像形成装置が、従来から多数知られている(例えば、特開昭63−13069号公報、特公平5−31146号公報、特開平5−19616号公報、特開2008−40045号公報、等参照。)。
この種の画像形成装置及び現像剤供給装置において、互いに対向する2つの現像剤電界搬送手段を用いたものがある(例えば特開2008−40045号公報等参照)。特開2008−40045号公報に記載の装置においては、複数の搬送電極が設けられた搬送配線基板と、複数の対向電極が設けられた対向配線基板と、を備えている。前記搬送配線基板と前記対向配線基板との間には、所定の間隙が設けられている。前記搬送配線基板における複数の前記搬送電極、及び前記対向配線基板における複数の前記対向電極は、それぞれ、帯電した前記現像剤を所定の現像剤搬送方向に搬送するような電圧が印加されるようになっている。
特開昭63−13069号公報 特公平5−31146号公報 特開平5−19616号公報 特開2008−40045号公報
この種の装置において、良好な画像形成を行うためには、前記現像剤がスムーズに搬送される必要がある。本発明の目的は、進行波電界によって前記現像剤がよりスムーズに所定方向に搬送され得る現像剤供給装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、現像剤担持体と、現像剤供給装置と、を備えている。前記現像剤担持体は、現像剤担持面を備えている。この現像剤担持面は、主走査方向と平行な面であって、多数の微粒子からなる現像剤が担持される面である。前記現像剤供給装置は、帯電した前記現像剤を、現像剤搬送経路に沿って搬送しつつ、前記現像剤担持体に対して供給するように構成されている。
前記現像剤供給装置は、複数の第一搬送電極と、複数の第二搬送電極と、第一搬送電圧印加部と、第二搬送電圧印加部と、を備えている。複数の前記第一搬送電極及び前記第二搬送電極は、前記現像剤搬送経路に沿って配列されている。複数の前記第一搬送電極は、進行波状の第一搬送電圧が印加されることで、前記現像剤を前記主走査方向と交差する現像剤搬送方向に搬送し得るように構成されている。複数の前記第二搬送電極は、前記現像剤搬送経路を挟んで前記第一搬送電極と対向するように配置されている。これらの第二搬送電極は、進行波状の第二搬送電圧が印加されることで、前記現像剤を前記現像剤搬送方向に搬送し得るように構成されている。前記第一搬送電圧印加部は、前記第一搬送電圧を印加し得るように、複数の前記第一搬送電極と電気的に接続されている。前記第二搬送電圧印加部は、前記第二搬送電圧を印加し得るように、複数の前記第二搬送電極と電気的に接続されている。
本発明の特徴は、前記第二搬送電圧印加部が、前記第一搬送電圧とは異なる周波数の前記第二搬送電圧を複数の前記第二搬送電極に印加し得るようになっていることにある。具体的には、前記第二搬送電圧印加部は、前記第一搬送電圧の周波数の整数倍とはならない周波数の前記第二搬送電圧を前記第二搬送電極に印加するように構成され得る。同様に、前記第一搬送電圧印加部は、前記第二搬送電圧の周波数の整数倍とはならない周波数の前記第一搬送電圧を前記第一搬送電極に印加するように構成され得る。
ここで、前記現像剤供給装置は、所定極性に帯電した前記微粒子と前記所定極性とは逆の極性に帯電した前記微粒子とを含む前記現像剤を、前記現像剤搬送経路に沿って搬送しつつ、前記現像剤担持体に対して供給するように構成され得る。具体的には、前記現像剤供給装置は、正帯電性トナー(画像形成に供される際の正規の帯電極性が正極性となるように製造されたもの)及び負帯電性トナー(画像形成に供される際の正規の帯電極性が負極性となるように製造されたもの)の双方を任意の割合(例えば1対1)で含む前記現像剤を、前記現像剤搬送経路に沿って搬送しつつ、前記現像剤担持体に対して供給するように構成され得る。
本発明の構成においては、前記第一搬送電圧印加部により、複数の前記第一搬送電極に対し、前記第一搬送電圧が印加される。また、前記第二搬送電圧印加部により、複数の前記第二搬送電極に対し、前記第二搬送電圧が印加される。このとき、前記第二搬送電圧の周波数は、前記第一搬送電圧の周波数の整数倍とはならない(同様に、前記第一搬送電圧の周波数も、前記第二搬送電圧の周波数の整数倍とはならない)。これにより、前記第一搬送電圧に基づく進行波電界と、前記第二搬送電圧に基づく進行波電界と、によって、前記現像剤が、前記現像剤搬送方向にスムーズに搬送され得る。したがって、本発明によれば、進行波電界によって、前記現像剤がよりスムーズに前記現像剤搬送方向に搬送され得る。
以下、本発明の実施形態(本願の出願時点において取り敢えず出願人が最良と考えている実施形態)について図面を参照しつつ説明する。
なお、以下の実施形態に関する記載は、法令で要求されている明細書の記載要件(記述要件・実施可能要件)を満たすために、本発明の具体化の単なる一例を、可能な範囲で具体的に記述しているものにすぎない。よって、後述するように、本発明が、以下に説明する実施形態の具体的構成に何ら限定されるものではないことは、全く当然である。本実施形態に対して施され得る各種の変更(modification)は、当該実施形態の説明中に挿入されると、一貫した実施形態の説明の理解が妨げられるので、末尾にまとめて記載されている。
<レーザープリンタの構成>
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態であるレーザープリンタ1の概略構成を示す側面図である。図1を参照すると、レーザープリンタ1は、用紙搬送機構2と、感光体ドラム3と、帯電器4と、スキャナーユニット5と、トナー供給装置6と、を備えている。
レーザープリンタ1内に備えられた、図示しない給紙トレイには、シート状の用紙Pが積み重ねられた状態で収容されている。用紙搬送機構2は、用紙Pを所定の用紙搬送経路PPに沿って搬送し得るように構成されている。
本発明の現像剤担持体としての感光体ドラム3の周面には、本発明の現像剤担持面としての潜像形成面LSが形成されている。潜像形成面LSは、主走査方向(図中z軸方向)と平行な円筒面として形成されている。この潜像形成面LSは、電位分布による静電潜像が形成され得るように構成されている。
感光体ドラム3は、中心軸Cを中心として、図中矢印で示されている方向(図1における時計回り)に回転駆動され得るように構成されている。すなわち、潜像形成面LSが、所定の移動方向、すなわち、前記主走査方向と直交する副走査方向に沿って、移動し得るように、感光体ドラム3が構成されている。
なお、「副走査方向」とは、前記主走査方向と直交する任意の方向である。通常、前記副走査方向は、鉛直線と交差する方向とされ得る。すなわち、前記副走査方向は、レーザープリンタ1の前後方向(用紙幅方向及び高さ方向と直交する方向:図中x軸方向)に沿った方向とされ得る。
帯電器4は、潜像形成面LSと対向するように配置されている。この帯電器4は、コロトロン型あるいはスコロトロン型の帯電器であって、潜像形成面LSを一様に正帯電させ得るように構成されている。
スキャナーユニット5は、画像データに基づいて変調されたレーザービームLBを生成するように構成されている。すなわち、スキャナーユニット5は、画素の有無によって発光のON/OFFが制御された、所定の波長帯域のレーザービームLBを生成するように構成されている。
また、スキャナーユニット5は、生成されたレーザービームLBを、潜像形成面LSにおけるスキャン位置SPにて結像させる(露光する)ように構成されている。ここで、スキャン位置SPは、帯電器4よりも、感光体ドラム3の回転方向(図1における矢印で示されている方向:図中時計回り)における下流側の位置に設けられている。
さらに、スキャナーユニット5は、潜像形成面LS上にてレーザービームLBが結像される位置を、前記主走査方向に沿って等速度にて移動させる(走査する)ことで、潜像形成面LS上に静電潜像を形成し得るように構成されている。
本発明の現像剤供給装置としてのトナー供給装置6は、感光体ドラム3と対向するように配置されている。トナー供給装置6は、現像位置DPにて、後述する乾式現像剤としてのトナーを帯電した状態で潜像形成面LSに供給し得るように構成されている。このトナー供給装置6の詳細な構成については後述する。
次に、レーザープリンタ1の各部の構成の詳細について説明する。
<<用紙搬送機構>>
用紙搬送機構2は、一対のレジストローラ21と、転写ローラ22と、を備えている。
レジストローラ21は、用紙Pを所定のタイミングにて感光体ドラム3と転写ローラ22との間に向けて送り出し得るように構成されている。
転写ローラ22は、感光体ドラム3の外周面である潜像形成面LSと、転写位置TPにて、用紙Pを挟んで対向するように配置されている。また、転写ローラ22は、図中矢印で示されている方向(反時計回り)に回転駆動され得るように構成されている。
転写ローラ22は、図示しないバイアス電源回路に接続されている。すなわち、転写ローラ22と感光体ドラム3との間で、潜像形成面LS上に付着したトナー(現像剤)を用紙Pに転写させるための所定の転写バイアス電圧が印加されるようになっている。
<<感光体ドラム>>
図2は、図1に示されている感光体ドラム3とトナー供給装置6とが対向する現像位置DPの周辺を拡大した側断面図である。以下、図1及び図2を参照すると、感光体ドラム3は、ドラム本体31と、感光層32と、から構成されている。
ドラム本体31は、z軸と平行な中心軸Cを有する円筒状の部材であって、アルミニウム等の金属から構成されている。このドラム本体31は、接地されている。
感光層32は、ドラム本体31の外周を覆うように設けられている。この感光層32は、所定波長のレーザー光の露光によって電子伝導性を示す、正帯電性の光導電層から構成されている。
潜像形成面LSは、感光層32の外周面によって構成されている。すなわち、帯電器4(図1参照)によって一様に正帯電された後に、スキャン位置SPにてレーザービームLBが走査されることで、正電荷のパターンからなる静電潜像LIが形成されるように、潜像形成面LS(感光層32)が構成されている。
<<トナー供給装置>>
本発明の現像剤供給装置としてのトナー供給装置6は、帯電したトナーT(現像剤)を、トナー搬送経路TTP(現像剤搬送経路)に沿って搬送しつつ、感光体ドラム3の潜像形成面LSに対して供給するように、以下のように構成されている。
トナー供給装置6のケーシングをなすトナーボックス61は、箱状部材であって、その内部に微粒子状の乾式現像剤としてのトナーTを貯留し得るように構成されている。本実施形態においては、トナーTは、正帯電性、非磁性1成分の、黒色のものが用いられている。
トナーボックス61における頂板61aは、感光体ドラム3と近接するように配置されている。この頂板61aは、平面視にて長方形状の平板状部材であって、水平面と平行に配置されている。
頂板61aには、トナーTがトナーボックス61の内部から感光層32に向けて図中y軸方向に沿って移動する際に通過し得る貫通孔としての、トナー通過孔61a1が形成されている。このトナー通過孔61a1は、平面視にて、前記主走査方向(図中z軸方向)における感光層32の幅と略同じ長さの長辺を有するとともに前記副走査方向(図中x軸方向)と平行な短辺を有する、長方形状に形成されている。
トナー通過孔61a1は、頂板61aと感光層32とが最近接している位置の近傍に設けられている。また、トナー通過孔61a1は、その前記副走査方向(図中x軸方向)における中心が、現像位置DPとほぼ一致するように形成されている。
<<<トナー電界搬送体>>>
トナーボックス61の内部には、トナー電界搬送体62が収容されている。トナー電界搬送体62は、トナー搬送面TTSを有している。トナー搬送面TTSは、トナー電界搬送体62における、トナー搬送経路TTPに面した表面であって、前記主走査方向(図中z軸方向)と平行に形成されている。
トナー電界搬送体62は、トナー搬送面TTSと潜像形成面LSとが、現像位置DPにて最も近接した状態で対向するように配置されている。すなわち、トナー搬送面TTSと潜像形成面LSとが最も近接する最近接位置が、現像位置DPと一致するように、トナー電界搬送体62が配置されている。
トナー電界搬送体62は、所定の厚さを有する板状の部材である。このトナー電界搬送体62は、帯電したトナーTを、トナー搬送面TTS上にて、所定のトナー搬送方向TTDに搬送し得るように構成されている。ここで、トナー搬送方向TTDは、トナー搬送面TTSと平行な方向であって、前記主走査方向(図中z軸方向)と垂直な方向である。すなわち、このトナー搬送方向TTDは、前記副走査方向に沿った方向(図中x方向)である。
トナー電界搬送体62は、搬送配線基板63を備えている。搬送配線基板63は、トナーボックス61における頂板61a及びトナー通過孔61a1を挟んで、潜像形成面LSと対向するように配置されている。
搬送配線基板63は、下記の通り、フレキシブルプリント配線基板と同様の構成を有している。
搬送電極63aは、前記主走査方向と平行な(前記副走査方向と直交する)長手方向を有する線状の配線パターンとして形成されている。具体的には、搬送電極63aは、厚さが数十μm程度の銅箔からなる。複数の搬送電極63aは、互いに平行に配置されている。これらの搬送電極63aは、前記副走査方向に沿って配列されている。また、搬送電極63aは、トナー搬送面TTSに沿って配置されている。すなわち、搬送電極63aは、トナー搬送面TTSの近傍に配置されている。
これらの搬送電極63aは、搬送電極支持フィルム63bの表面上に形成されている。搬送電極支持フィルム63bは、可撓性のフィルムであって、ポリイミド樹脂等の絶縁性の合成樹脂から構成されている。
搬送電極コーティング層63cは、絶縁性の合成樹脂から構成されている。この搬送電極コーティング層63cは、搬送電極支持フィルム63bにおける搬送電極63aが設けられている表面、及び搬送電極63aを覆うように設けられている。
搬送電極コーティング層63cの上には、搬送電極オーバーコーティング層63dが設けられている。すなわち、上述の搬送電極コーティング層63cは、搬送電極オーバーコーティング層63dと搬送電極63aとの間に形成されている。そして、上述のトナー搬送面TTSは、搬送電極オーバーコーティング層63dの表面からなり、凹凸の極めて少ない平滑な面として形成されている。
トナー電界搬送体62は、また、搬送基板支持部材64を備えている。搬送基板支持部材64は、合成樹脂製の板材からなり、搬送配線基板63を下側から支持するように設けられている。
<<<対向配線基板>>>
トナーボックス61の頂板61aの内側面(トナーTが貯留されている空間に面する表面)には、対向配線基板65が装着されている。対向配線基板65は、トナー搬送面TTSと所定の空隙(すなわちトナー搬送経路TTP)を挟んで対向するように配置されている。この対向配線基板65は、上述の搬送配線基板63と同様の構成を有している。
具体的には、対向配線基板65は、前記主走査方向と平行な対向配線基板表面CSを有している。対向配線基板表面CSは、トナー搬送経路TTPを挟んでトナー搬送面TTSと対向するように設けられている。この対向配線基板表面CSに沿って、多数の対向電極65aが設けられている。すなわち、対向電極65aは、対向配線基板表面CSの近傍に配置されている。
対向電極65aは、前記主走査方向と平行な(前記副走査方向と直交する)長手方向を有する線状の配線パターンとして形成されている。すなわち、対向電極65aは、厚さが数十μm程度の銅箔からなる。また、複数の対向電極65aは、互いに平行に配置されている。そして、これらの対向電極65aは、前記副走査方向に沿って配列されている。
これらの対向電極65aは、対向電極支持フィルム65bの表面上に形成されている。対向電極支持フィルム65bは、可撓性のフィルムであって、ポリイミド樹脂等の絶縁性の合成樹脂から構成されている。
対向電極コーティング層65cは、絶縁性の合成樹脂から構成されている。この対向電極コーティング層65cは、対向電極支持フィルム65bにおける対向電極65aが設けられている表面、及び対向電極65aを覆うように設けられている。
対向電極コーティング層65cの上には、対向電極オーバーコーティング層65dが設けられている。すなわち、上述の対向電極コーティング層65cは、対向電極オーバーコーティング層65dと対向電極65aとの間に形成されている。そして、上述の対向配線基板表面CSは、対向電極オーバーコーティング層65dの表面からなり、凹凸の極めて少ない平滑な面として形成されている。
<<<搬送電圧印加部>>>
搬送電極63aは、第一搬送電圧印加部66と接続されている。第一搬送電圧印加部66は、4つの電源回路VA1ないしVD1を備えている。そして、前記副走査方向に沿って多数配列された各搬送電極63aは、3本置きに同一の電源回路に接続されている。すなわち、電源回路VA1に接続された搬送電極63a,電源回路VB1に接続された搬送電極63a,電源回路VC1に接続された搬送電極63a,電源回路VD1に接続された搬送電極63a,電源回路VA1に接続された搬送電極63a,電源回路VB1に接続された搬送電極63a,電源回路VC1に接続された搬送電極63a・・・が、前記副走査方向に沿って順に配列されている。
各電源回路VA1ないしVD1は、実質的に同一波形の交流電圧(搬送電圧)を出力し得るように構成されている。また、各電源回路VA1ないしVD1が発生する電圧の波形における位相が、90°ずつ異なるように、各電源回路VA1ないしVD1が構成されている。すなわち、電源回路VA1から電源回路VD1に向かう順に、電圧の位相が90°ずつ遅れるようになっている。
同様に、対向電極65aは、第二搬送電圧印加部67と接続されている。第二搬送電圧印加部67は、4つの電源回路VA2ないしVD2を備えている。そして、前記副走査方向に沿って多数配列された各対向電極65aは、3本置きに同一の電源回路に接続されている。すなわち、電源回路VA2に接続された対向電極65a,電源回路VB2に接続された対向電極65a,電源回路VC2に接続された対向電極65a,電源回路VD2に接続された対向電極65a,電源回路VA2に接続された対向電極65a,電源回路VB2に接続された対向電極65a,電源回路VC2に接続された対向電極65a・・・が、前記副走査方向に沿って順に配列されている。
各電源回路VA2ないしVD2も、実質的に同一波形の交流電圧(搬送電圧)を出力し得るように構成されている。また、各電源回路VA2ないしVD2が発生する電圧の波形における位相が、90°ずつ異なるように、各電源回路VA2ないしVD2が構成されている。
さらに、本実施形態においては、第一搬送電圧印加部66と第二搬送電圧印加部67とは、異なる周波数の電圧を出力するようになっている。具体的には、第一搬送電圧印加部66の出力電圧の周波数、及び、第二搬送電圧印加部67の出力電圧の周波数は、互いに一方が他方の整数倍の関係にならないように設定されている。
<レーザープリンタの動作>
次に、上述のように構成されたレーザープリンタ1の動作について、図面を適宜参照しつつ説明する。
<<給紙動作>>
図1を参照すると、図示しない給紙トレイ上に積載された用紙Pの先端が、用紙搬送経路PPに沿って、レジストローラ21まで送られる。このレジストローラ21にて、用紙Pの斜行が補正されるとともに、搬送タイミングが調整される。その後、用紙Pは、用紙搬送経路PPに沿って、転写位置TPまで給送される。
<<潜像形成面上へのトナー像の担持>>
上述のように用紙Pが転写位置TPに向けて搬送されている間に、感光体ドラム3の周面である潜像形成面LS上に、以下のようにしてトナーTによる像が担持される。
<<<静電潜像の形成>>>
感光体ドラム3の潜像形成面LSは、まず、帯電器4によって、正極性に一様に帯電される。
帯電器4によって帯電された潜像形成面LSは、感光体ドラム3の図中矢印で示されている方向(時計回り)の回転により、スキャナーユニット5と対向する(正対する)位置であるスキャン位置SPまで、前記副走査方向に沿って移動する。
図2を参照すると、スキャン位置SPにて、画像情報に基づいて変調されたレーザービームLBが、前記主走査方向に沿って走査されつつ、潜像形成面LSに照射される。このレーザービームLBの変調状態に応じて、潜像形成面LS上の正電荷が消失する部分が生じる。これにより、潜像形成面LS上に、正電荷のパターン(画像状分布)による静電潜像LIが形成される。
潜像形成面LSに形成された静電潜像LIは、感光体ドラム3の図中矢印で示されている方向(時計回り)の回転により、トナー供給装置6と対向する現像位置DPに向かって移動する。
<<<帯電トナーの搬送・供給>>>
トナー電界搬送体62における複数の搬送電極63aに対して、電圧が進行波状に印加される。これにより、トナー搬送面TTS上には、所定の進行波状の電界が形成される。この進行波状の電界により、正帯電のトナーTが、トナー搬送面TTS上にて、トナー搬送方向TTDに沿って搬送される。
図3は、図2に示されている電源回路VA1ないしVD1が発生する電圧の波形を示したグラフである。図4は、図2に示されているトナー搬送面TTSの周辺を拡大して示す側断面図である。なお、図2において、電源回路VA1と接続されている搬送電極63aは、図4において、搬送電極63aAと示されている。搬送電極63aBないし搬送電極63aDも同様である。
以下、正帯電のトナーTが、トナー搬送面TTS上における、トナー搬送方向TTDの搬送の様子について、図3及び図4を参照しつつ説明する。
図3における時点t1においては、図4の(i)に示されているように、搬送電極63aAと搬送電極63aBとの間の位置であるAB間位置にて、トナー搬送方向TTDと逆向き(図4におけるxと反対の方向)の電界EF1が形成される。一方、搬送電極63aCと搬送電極63aDとの間の位置であるCD間位置には、トナー搬送方向TTDと同じ向き(図4におけるx方向)の電界EF2が形成される。また、搬送電極63aBと搬送電極63aCとの間の位置であるBC間位置、及び搬送電極63aDと搬送電極63aAとの間の位置であるDA間位置には、トナー搬送方向TTDに沿った方向の電界が形成されない。
すなわち、時点t1においては、前記AB間位置にて、正帯電のトナーTは、トナー搬送方向TTDと逆向きの静電力を受ける。また、前記BC間位置及び前記DA間位置にて、正帯電のトナーTは、トナー搬送方向TTDに沿った方向の静電力をほとんど受けない。また、前記CD間位置にて、正帯電のトナーTは、トナー搬送方向TTDと同じ向きの静電力を受ける。
よって、時点t1においては、正帯電のトナーTは、前記DA間位置に集められる。同様に、時点t2(図中(ii)参照)においては、正帯電のトナーTは、前記AB間位置に集められる。次いで、時点t3(図中(iii)参照)になると、正帯電のトナーTは、前記BC間位置に集められる。
すなわち、トナーTが集められる領域が、時間の経過に伴い、トナー搬送面TTS上を、トナー搬送方向TTDに沿って移動していく。このように、各搬送電極63aに対して、図3に示されているような電圧が印加されることで、トナー搬送面TTS上にて、進行波状の電界が形成される。これにより、正帯電したトナーTが、図中y方向にホッピングしつつ、トナー搬送方向TTDに沿って搬送される。
図2を参照すると、対向配線基板65によるトナーTの搬送動作も、上述のような、搬送配線基板63によるトナーTの搬送動作と同様である。
<<<静電潜像の現像>>>
図2を参照すると、上述のようにして、正帯電のトナーTが、トナー搬送面TTS上にて、トナー搬送方向TTDに搬送される。これにより、当該トナーTは、現像位置DPに供給される。
この現像位置DPの近傍にて、トナーTによって、潜像形成面LSに形成された静電潜像LIが現像される。すなわち、潜像形成面LS上であって、静電潜像LIにおける正電荷が消失した部分に、トナーTが付着する。これにより、トナーTによる画像(以下、「トナー像」と称する。)が、潜像形成面LS上に担持される。
<<潜像形成面から用紙へのトナー像の転写>>
図1を参照すると、上述のようにして感光体ドラム3の潜像形成面LS上に担持されたトナー像は、当該潜像形成面LSが図中矢印で示されている方向(時計回り)に回転することにより、転写位置TPに向けて搬送される。そして、この転写位置TPにて、トナー像が、潜像形成面LSから用紙P上に転写される。
<実施形態の構成による作用・効果>
図5ないし図9は、図2に示されている第一搬送電圧印加部66及び第二搬送電圧印加部67により、搬送電極63a及び対向電極65aに対して電圧が印加された場合の、トナーTの挙動を計算機シミュレーションした結果を示す図である。
この計算機シミュレーションは、個別要素法を用いて、以下の計算条件の下で行われた。なお、計算の簡略化のため、搬送電極63a及び対向電極65aの厚さは0とし、各種のコーティング層(図2における63c、63d、65c、及び65d)は厚さ25μmで比誘電率2.5と仮定して計算した。
計算条件
計算空間範囲…x方向1.6mm、y方向0.5mm、z方向0.03mm
(トナー搬送面TTS:y=0、対向配線基板表面CS:y=0.5)
各電極のx方向の幅…0.1mm、各電極間のx方向の隙間…0.1mm
トナー粒子数…2000個、トナー粒子径…10μm
トナー粒子電荷…2fC、トナー粒子密度…1.3g/cm3
印加電圧…+−300V(正弦波)
計算時間範囲…0.01秒
図5ないし図9における(i)は、第一搬送電圧印加部66と第二搬送電圧印加部67とで異なる周波数(VA1〜VD1:500Hz、VA2〜VD2:400Hz)の電圧が出力された場合のトナーTの挙動を示す図であり、(ii)は、比較例として、第一搬送電圧印加部66と第二搬送電圧印加部67とで同一周波数(500Hz)の電圧が出力された場合のトナーTの挙動を示す図である。
上述のように、本実施形態におけるトナーTは、正帯電性のものである。しかしながら、或る程度の割合で逆帯電性(この場合負帯電)トナーが生じるのが通常である。そこで、図5は、逆帯電性トナーが5%含まれていると仮定した場合の計算結果を示すものである。同様に、図6は、逆帯電性トナーが15%含まれていると仮定した場合の計算結果を示すものである。
また、正帯電性トナーと負帯電性トナーとが意図的に所定割合で混合されることがあり得る(例えば特開平5−19616号公報参照)。そこで、図7は、負帯電性トナーが35%含まれていると仮定した場合の計算結果を示すものである。また、図8は、正帯電性トナーと負帯電性トナーとが同量(1対1の割合で)含まれていると仮定した場合の計算結果を示すものである。
なお、参考のため、逆帯電性トナーが全く含まれないと仮定した場合(このようなことは通常の電子写真プロセスにおいては現実的にはあり得ない)の計算結果が、図9に示されている。また、正帯電性トナーと負帯電性トナーとの混合割合が逆である場合は、結果が同様になるため、計算は省略されている。
逆帯電性トナーが全く含まれないと仮定した場合、図9に示されているように、搬送電極印加電圧(第一搬送電圧)の周波数と対向電極印加電圧(第二搬送電圧)の周波数とが同一であっても異なっていても格別の差がない。むしろ、両者の周波数が同一である比較例(図中(ii)参照:以下同様)の方が、トナーTの搬送状態が良好であるようにすら見える。
しかしながら、図5に示されているように、逆帯電性トナーがわずか5%含まれているだけでも、比較例においては、トナーTのy方向における中央付近への局所的な集中が顕著に生じる。このような集中が生じると、電界強度が強くトナーTが最も搬送されやすい部分である、トナー搬送面TTSや対向配線基板表面CSの近傍における、トナーTの存在割合が減少する。さらには、トナーTの凝集が起こる。これらにより、トナーTの搬送性が悪化する。このような傾向は、逆帯電性トナーの割合が増加するほど、より顕著となる。具体的には、逆帯電性トナーが15%以上含まれる場合、中央付近に存在する割合が最も高くなる。そして、逆帯電性トナーが30%を超えると、半数以上のトナーTが中央付近に存在することになる。
これに対し、本実施形態のように、搬送電極印加電圧の周波数と対向電極印加電圧の周波数とを異ならせる(特に一方が他方の整数倍とならないようにする)ことで、上述のようなトナーTのy方向における集中が緩和される。これにより、逆帯電性トナーが含まれる場合であっても、良好なトナーTの搬送が行われる。
以上のように、本実施形態によれば、搬送配線基板63における進行波電界と、対向配線基板65における進行波電界と、によって、トナーTが、トナー搬送方向TTDにスムーズに搬送され得る。
特に、意図的に正帯電性微粒子と負帯電性微粒子とが任意の割合で混合された場合、例えば、正帯電性トナー(画像形成に供される際の正規の帯電極性が正極性となるように製造されたもの)及び負帯電性トナー(画像形成に供される際の正規の帯電極性が負極性となるように製造されたもの)が任意の割合で混合された場合、正帯電性トナー及び負帯電性の除電剤が任意の割合で混合された場合、あるいは、正帯電性の除電剤及び負帯電性トナーが任意の割合で混合された場合、等における、トナーTの搬送性が、格段に向上する。
<変形例>
なお、上述の各実施形態は、上述した通り、出願人が取り敢えず本願の出願時点において最良であると考えた本発明の代表的な実施形態を、単に例示したものにすぎない。よって、本発明はもとより上述の各実施形態に何ら限定されるものではない。したがって、本発明の本質的部分を変更しない範囲内において、上述の各実施形態に対して種々の変形が施され得ることは、当然である。
以下、代表的な変形例について、幾つか例示する。もっとも、言うまでもなく、変形例とて、以下に列挙されたもの限定されるものではない。また、複数の実施形態や変形例の、全部又は一部が、技術的に矛盾しない範囲内において、適宜、互いに複合的に適用され得る。
本発明(特に、本発明の課題を解決するための手段を構成する各構成要素における、作用的・機能的に表現されているもの)は、上述の実施形態や、下記変形例の記載に基づいて限定解釈されてはならない。このような限定解釈は、(先願主義の下で出願を急ぐ)出願人の利益を不当に害する反面、模倣者を不当に利するものであって、許されない。
(1)本発明の適用対象は、単色のレーザープリンタに限定されない。例えば、本発明は、カラーのレーザープリンタや、単色及びカラーの複写機等の、いわゆる電子写真方式の画像形成装置に対して、好適に適用され得る。このとき、感光体の形状は、上述の実施形態のようなドラム状でなくてもよい。例えば、平板状や無端ベルト状等であってもよい。
(2)上述の実施形態においては、本発明の現像剤担持体に相当するものは感光体ドラム3であった。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
例えば、本発明の現像剤担持体としては、トナーTを薄い層状に担持する円筒面状のトナー担持面を備えていて感光体ドラム3に対向するように設けられた、現像ローラあるいは現像スリーブが相当し得る。
あるいは、本発明は、上述の電子写真方式以外の方式(例えば、感光体を用いないトナージェット方式、イオンフロー方式、マルチスタイラス電極方式、等)の画像形成装置に対しても、好適に適用され得る。この場合、本発明の現像剤担持体に相当するものは、用紙Pや、ドラム状あるいはベルト状の中間転写体、等となり得る。
(3)搬送配線基板63や対向配線基板65の構成は、上述の実施形態にて示された具体例に限定されない。例えば、搬送電極オーバーコーティング層63dや対向電極オーバーコーティング層65dは、省略され得る。
(4)その他、いちいち言及しないが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、上述の実施形態にて示された構成に対する適宜の変形が可能である。また、本発明の課題を解決するための手段を構成する各要素における、作用・機能的に表現されている要素は、上述の実施形態や変形例にて開示されている具体的構造の他、当該作用・機能を実現可能ないかなる構造をも含む。
本発明の一実施形態に係るレーザープリンタの概略構成を示す側面図である。 図1に示されている感光体ドラムとトナー供給装置とが対向する現像位置の周辺を拡大した側断面図である。 図2に示されている各電源回路が発生する電圧の波形を示したグラフである。 図2に示されているトナー搬送面の周辺を拡大して示す側断面図である。 図2に示されている第一搬送電圧印加部及び第二搬送電圧印加部により、搬送電極及び対向電極に対して電圧が印加された場合の、トナーの挙動を計算機シミュレーションした結果を示す図である。 図2に示されている第一搬送電圧印加部及び第二搬送電圧印加部により、搬送電極及び対向電極に対して電圧が印加された場合の、トナーの挙動を計算機シミュレーションした結果を示す図である。 図2に示されている第一搬送電圧印加部及び第二搬送電圧印加部により、搬送電極及び対向電極に対して電圧が印加された場合の、トナーの挙動を計算機シミュレーションした結果を示す図である。 図2に示されている第一搬送電圧印加部及び第二搬送電圧印加部により、搬送電極及び対向電極に対して電圧が印加された場合の、トナーの挙動を計算機シミュレーションした結果を示す図である。 図2に示されている第一搬送電圧印加部及び第二搬送電圧印加部により、搬送電極及び対向電極に対して電圧が印加された場合の、トナーの挙動を計算機シミュレーションした結果を示す図である。
符号の説明
1…レーザープリンタ
2…用紙搬送機構
3…感光体ドラム
4…帯電器
5…スキャナーユニット
6…トナー供給装置
62…トナー電界搬送体
63…搬送配線基板
63a…搬送電極
64…搬送基板支持部材
65…対向配線基板
65a…対向電極
66…第一搬送電圧印加部
67…第二搬送電圧印加部
T…トナー
TTD…トナー搬送方向
TTP…トナー搬送経路

Claims (5)

  1. 主走査方向と平行な面であって、多数の微粒子からなる現像剤が担持される現像剤担持面を有する、現像剤担持体と、
    帯電した前記現像剤を、現像剤搬送経路に沿って搬送しつつ、前記現像剤担持体に対して供給するように構成された、現像剤供給装置と、
    を備え、
    前記現像剤供給装置は、
    前記現像剤搬送経路に沿って配列されていて、進行波状の第一搬送電圧が印加されることで前記現像剤を前記主走査方向と交差する現像剤搬送方向に搬送し得るように構成された、複数の第一搬送電極と、
    前記現像剤搬送経路に沿って配列されていて、前記現像剤搬送経路を挟んで前記第一搬送電極と対向するように配置され、進行波状の第二搬送電圧が印加されることで前記現像剤を前記現像剤搬送方向に搬送し得るように構成された、複数の第二搬送電極と、
    前記第一搬送電圧を印加し得るように、複数の前記第一搬送電極と電気的に接続された、第一搬送電圧印加部と、
    前記第一搬送電圧とは異なる周波数の前記第二搬送電圧を印加し得るように、複数の前記第二搬送電極と電気的に接続された、第二搬送電圧印加部と、
    を備えたことを特徴とする、画像形成装置。
  2. 多数の微粒子からなる現像剤を、帯電した状態で、現像剤搬送経路に沿って搬送しつつ、主走査方向と平行な面であって前記現像剤が担持される現像剤担持面を有する現像剤担持体に対して供給するように構成された、現像剤供給装置であって、
    前記現像剤搬送経路に沿って配列されていて、進行波状の第一搬送電圧が印加されることで前記現像剤を前記主走査方向と交差する現像剤搬送方向に搬送し得るように構成された、複数の第一搬送電極と、
    前記現像剤搬送経路に沿って配列されていて、前記現像剤搬送経路を挟んで前記第一搬送電極と対向するように配置され、進行波状の第二搬送電圧が印加されることで前記現像剤を前記現像剤搬送方向に搬送し得るように構成された、複数の第二搬送電極と、
    前記第一搬送電圧を印加し得るように、複数の前記第一搬送電極と電気的に接続された、第一搬送電圧印加部と、
    前記第一搬送電圧とは異なる周波数の前記第二搬送電圧を印加し得るように、複数の前記第二搬送電極と電気的に接続された、第二搬送電圧印加部と、
    を備えたことを特徴とする、現像剤供給装置。
  3. 請求項2に記載の、現像剤供給装置であって、
    前記第二搬送電圧印加部は、前記第一搬送電圧の周波数の整数倍とはならない周波数の前記第二搬送電圧を前記第二搬送電極に印加するように構成されたことを特徴とする、現像剤供給装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の、現像剤供給装置であって、
    所定極性に帯電した前記微粒子と前記所定極性とは逆の極性に帯電した前記微粒子とを含む前記現像剤を、前記現像剤搬送経路に沿って搬送しつつ、前記現像剤担持体に対して供給するように構成されたことを特徴とする、現像剤供給装置。
  5. 請求項4に記載の、現像剤供給装置であって、
    正帯電性トナー及び負帯電性トナーの双方を任意の割合で含む前記現像剤を、前記現像剤搬送経路に沿って搬送しつつ、前記現像剤担持体に対して供給するように構成されたことを特徴とする、現像剤供給装置。
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