JP4470727B2 - 内燃機関の制御装置及び制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、機関圧縮比を変更可能な内燃機関の制御装置及び制御方法に関する。
ガソリンエンジンに代表される火花点火式の内燃機関では、機関運転中にノッキング(単にノックとも呼ぶ)が発生した場合、これをノッキングセンサにより検出し、一時的に点火時期を遅角することで、ノッキングを速やかに回避する技術が従来より知られている。また、特許文献1に記載されているように、圧縮比を可変にできる内燃機関においては、低負荷側を高圧縮比、高負荷側を低圧縮比とすることによって、燃料消費率を向上させつつ、ノッキングの発生を抑制・回避することが可能である。
特開平7−229431号公報
エンジンは冬場等の低温始動の繰返しや、高負荷時はブローバイガス中のオイル分が吸気へ還流することにより燃焼時にカーボン等が生成されやすくなり、それらが燃焼室壁面やピストン冠面に付着・堆積することで、実際の圧縮比が経時的に変化していくことがある。また、ピストンリングの磨耗が進行したような場合においては、クランクケースへ混合気が吹抜け易くなり、実際の有効なコンプレッション圧が経時的に低下していくことがある。それらの要因によって経時的にエンジンのコンディションすなわち圧縮比が変化していくことが避けられない。
目標点火時期や目標圧縮比などを設定するための制御マップのマップ値は、初期のエンジンコンディションに対して経時変化を見越してある程度のマージンを加味して設定されている。しかしながら、当初の想定した以上のカーボン付着などにより、実際の有効な圧縮比などが当初の想定範囲より高くなってしまったような場合には、予め設定しておいた制御マップの値をそのまま用いて目標点火時期や目標圧縮比を設定すると、ノッキングが発生し易くなってしまう場合がある。
なお、上述したようにノッキングが発生した場合にはノッキングセンサでこれを検知して、点火時期をリタードさせることによりノッキングを速やかに回避する技術は従来より知られている。しかしながら、燃焼室内へのカーボンの付着などにより常に実圧縮比が高い方にずれてしまっているような場合においては、頻繁にノッキングが発生し、その都度点火時期をリタードすることとなるので、トルクや熱効率が低下する時間が長くなってしまうことが解かった。
また圧縮比を可変にできるエンジンにおいては、低負荷側を高圧縮比と設定するので、通常の運転モードでは高圧縮比側で運転される頻度がかなり高い。このため、前述のような要因で実圧縮比が高い方にずれてしまったような場合においては、通常の固定圧縮比のエンジンよりも更にノッキングが発生する可能性が高くなってしまう。本発明はこのような課題に鑑みてなされたものである。
燃焼室内の混合気に火花点火する点火装置と、機関運転状態に応じて目標圧縮比を算出する目標圧縮比算出手段と、上記目標圧縮比へ向けて機関圧縮比を変更可能な可変圧縮比手段と、ノッキングの発生を検出するノッキング検出手段と、を備える。所定レベルのノッキングの発生時から終息時まで点火時期を遅角し、この点火時期の遅角につづいて、上記目標圧縮比を低下するとともに点火時期を進角する。
本発明によれば、ノッキングの発生時に、一般的に応答性に優れた点火時期を遅角することによりノッキングを速やかに回避することができ、かつ、この点火時期の遅角後に、目標圧縮比を低くすることで点火時期を所期の値へ向けて進角させることができるので、大幅に熱効率を高めて燃費性能を向上することができる。
以下、この発明の好ましい実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1〜4は、本発明に係る内燃機関の制御装置の一例を示している。図1は高圧縮比設定状態におけるピストン上死点位置でのリンクレイアウトを示し、図2は低圧縮比設定状態におけるピストン上死点位置でのリンクレイアウトを示している。
内燃機関の機関圧縮比を可変とする可変圧縮比手段として、ここでは、ピストン3とクランクシャフト7のクランクピン8とを複数のリンクで連係した複リンク式ピストン−クランク機構としての可変圧縮比機構21を利用している。この可変圧縮比機構21は特開2003−90409号公報等にも開示されているように公知であり、ここでは簡単な説明にとどめる。
可変圧縮比機構21は、シリンダブロック1のシリンダ2内を摺動するピストン3にピストンピン4を介して一端が連結されたアッパリンク5と、このアッパリンク5の他端に連結ピン6を介して連結されるとともに、クランクシャフト7のクランクピン8に回転可能に取り付けられたロアリンク9と、このロアリンク9の自由度を制限するために該ロアリンク9に連結ピン10を介して一端が連結され、かつ他端がシリンダブロック1等の機関本体(機関固定体)に揺動可能に支持されたコントロールリンク11と、を備えており、上記コントロールリンク11の揺動支持位置が制御軸12の偏心カム部(制御偏心軸部)13によって可変制御される構成となっている。上記制御軸12はクランクシャフト7と平行に配置され、かつシリンダブロック1に回転自在に支持されている。
制御軸12の回転位置が変化することにより、コントロールリンク11によるロアリンク9の運動拘束条件が変化し、ピストン3のストローク特性及び機関圧縮比を連続的に変化させることができる。この制御軸12は、油圧式アクチュエータ22(図3,4参照)により回転駆動される。このアクチュエータ22は油圧装置23からの供給油圧に応じて動作する。エンジン制御部20は目標圧縮比に対応する制御信号を油圧装置23へ出力し、その供給油圧を制御する。この圧縮比制御は機関運転条件に基づいて行われ、典型的には、機関負荷が高いほどノッキングを回避するように低圧縮比側へ制御される。なお、上記の油圧駆動式に代えて電動式のモータ等により制御軸12の回転位置を変更・保持するようにしてもよい。
このような可変圧縮比機構21によれば、機関圧縮比を機関運転状態に応じて連続的・無段階に変更できることに加え、ピストンストローク特性そのものを好ましい特性、例えば単振動に近い特性へ近づけることができる。また、ロアリンク9にコントロールリンク11を接続することにより、制御軸12を比較的スペースに余裕のあるクランクシャフト7の斜め下方に配置することができ、機関搭載性にも優れている。
図3を参照して、クランク角センサやアクセル開度センサ等の各種センサ類25は、エンジン回転数、エンジン負荷、吸入負圧及び排気温度等の機関運転状態に関連する信号を検出してエンジン制御部20へ出力する。エンジン制御部20は、これらの検出信号に基づいて油圧装置23の他、ピストン3上方に形成される燃焼室内の混合気に火花点火する点火装置(点火プラグ)26や燃料噴射装置等へ制御信号を出力し、点火時期、燃料噴射量及び燃料噴射時期等を制御する。なお、後述する図5,6等の制御ルーチンはエンジン制御部20により記憶され、所定期間毎(例えば10ms毎)に繰り返し実行される。
また、シリンダブロック1には、燃焼室内のノッキングの発生を検出するノッキングセンサ24が設けられている。このノッキングセンサ24は、例えば圧電素子を座金上に取り付けたもので、燃焼圧力からノッキングを検出する。
次に、図5〜7等を参照して、本発明の第1実施例に係る制御内容について説明する。ステップ(図では単に「S」と記す)101及び102では、各種センサ類25の検出信号に基づいて、エンジン回転数rNe1及びアクセル開度rAPO1を読み込む。ステップ103では、上記のrNe1及びrAPO1で、図17に示すような予め設定及び記憶された基本点火時期マップMap_tADVを参照することにより、基本点火時期tADV0を演算する。
ステップ104では、ノッキングセンサ24の検出信号に基づいて、所定レベルのノッキングが発生したかを判定する。ノッキング発生時にはステップ105,106が実行される。ステップ105では、ノッキングを速やかに回避するために点火時期を遅角(リタード)する。具体的には、次式(1)により点火時期tADVを設定する。
tADV=tADV(−1)−#ADVNOK …(1)
上記のtADV(−1)は一演算前の点火時期tADVの値であり、初回のみ上記の基本点火時期tADV0が与えられる。#ADVNOKはノッキング検出時の1job(1ルーチン)毎の点火リタード量であり、この実施例では予め設定された固定値である。従って、図7に示すようにノッキングが終息するまで点火時期が速やかに低下していく。なお、機関運転状態に応じて上記のリタード量を変化させるようにしても良い。
ステップ106では、ノック回避のための点火時期のリタード中であることを示すフラグFLG1(図7参照)を”1”に設定して、本ルーチンを終了する。
ステップ104でノッキングが検出されない場合、ステップ107へ進み、ノックリタード中であるか、つまり上記のFLG1が1であるかを判定する。ノックリタード中でない場合、ステップ114へ進み、基本点火時期tADV(0)を点火時期tADVに設定して、本ルーチンを終了する。ノックリタード中である場合、ステップ107からステップ108へ進み、点火時期の進角分(量)#ADVhosADDを算出する。この#ADVhosADDは、この実施例では予め設定された固定値であるが、機関運転状態に応じて変化させても良い。続くステップ109では、上記の進角量#ADVhosADDに基づいて、点火時期を進角側へ補正する。すなわち、次式(2)によりtADVを算出する。
tADV=tADV+#ADVhosADD …(2)
ステップ110では、目標圧縮比の低下側への補正分(減少補正量)#εhosDECを算出する。この実施例では、簡素化のために補正分#εhosDECを固定値としているが、機関運転状態に応じて変更するようにしても良い。この補正分#εhosDECは、後述する図6の目標圧縮比演算ルーチンに用いられる。ステップ111では、元の点火時期、つまり適切な点火時期である基本点火時期tADV(0)に復帰したかを判定する。元の点火時期まで進角していれば、上記のリタード中フラグFLG1を”0”に設定するとともに(ステップ112)、目標圧縮比の補正量を保持した状態であることを示す補正状態保持中フラグFLG3を”1”に設定し(ステップ113)、本ルーチンを終了する。
図6は、この第1実施例に係る目標圧縮比演算ルーチンを示している。ステップ204では、ステップ201及び202で読み込まれるエンジン回転数rNe1及びアクセル開度rAPO1に基づいて、図18に示すような予め設定及び記憶された目標圧縮比設定マップMap_tε0を参照して、基本目標圧縮比tε0を求める。ステップ205では、ステップ203で読み込まれるエンジン水温rTw1に基づいて、図19に示すような水温補正テーブルを参照して、圧縮比の水温補正係数hos_Twε1を求める。ステップ206では、このhos_Twε1に基づいて、基本目標圧縮比tε0を補正して、目標圧縮比tεを演算する。具体的には、次式(3)に基づいて目標圧縮比tεを算出する。
tε=tε0×hos_Twε1 …(3)
ステップ207では、目標圧縮比の補正量を保持している状態であるかを判定する。具体的には、図5のステップ113やステップ214で設定される圧縮比補正状態保持中フラグFLG3が1であるかを判定する。圧縮比補正状態保持中でなければ、ステップ208へ進み、ノッキングセンサ24の検出信号に基づいて、ノッキング発生中であるかを判定する。ノッキング発生中でない場合、ステップ209へ進み、ノックリタード中かを判定する。つまりノック回避のために点火時期を遅角している状況であるかを判定する。この判定は、例えば点火時期リタード後に目標圧縮比を低下側へ補正中であることを示す補正中フラグFLG2(図7参照)を用いて行うことができる。
ノックリタード中であれば、ステップ210ヘ進み、図5のステップ110で設定される圧縮比の補正分#εhosDECに基づいて、目標圧縮比tεを低下側へ補正する。具体的には、次式(4)により目標圧縮比を演算する。
tε=tε(−1)−#εhosDEC …(4)
なお、tε(−1)は一演算前の目標圧縮比であり、初回のみ基本目標圧縮比tε(0)が設定される。
ステップ207の判定が肯定されると、ステップ211へ進み、エンジン回転数rNe1やアクセル開度rAPO1等に基づいて、運転条件が変化したかを判定する。つまり、加速時や減速時には運転条件が変わったとしてステップ212へ進み、ステップ206により求められる値を目標圧縮比tεとして設定し、ステップ214により圧縮比補正状態保持中フラグFLG3を”0”にリセットする。つまり、運転条件が変化した場合には、補正前の目標圧縮比へ復帰させる。
一方、定常運転状態のように運転条件があまり変化しない場合には、ステップ211からステップ213へ進み、目標圧縮比の前回値tε(−1)を今回の目標圧縮比tεとして保持する。すなわち、目標圧縮比を低下側へ補正した状態に維持する。
このような本実施例を適用した場合のタイムチャートを図7に示す。同図に示すように、ノッキング発生時T1には、応答性に優れる点火時期をリタードすることにより、ノッキングを速やかに回避することができる。そして、点火時期のリタード後、より詳しくは遅角終了直後T2から、目標圧縮比tεを低下側へ補正するとともに、点火時期を徐々に進角して、リタード前の値である基本点火時期へ向けて復帰させている。つまり、ノック回避のための点火時期の遅角分に応じて目標圧縮比tεを低下し、この目標圧縮比tεの低下分に応じて点火時期を進角させることができる。図20に示すように点火時期を進角するほど熱効率が向上することから、遅角終了T2後の熱効率が図7の破線H1で示す分だけ向上し、燃費性能を向上することができる。
次に、本発明の第2実施例について図8〜11を参照して説明する。図8は第2実施例に係る点火時期演算ルーチンを示すフローチャートである。なお、後述する実施例では上述した実施例と同様の説明を適宜省略する。ステップ303では、ステップ301及び302で読み込まれるエンジン回転数rNe1及びアクセル開度rAPO1に基づいて、図17に示す基本点火時期マップを参照して、基本点火時期tADV0を算出する。
ステップ304では、ノックリタード後の圧縮比補正中であるかを判定する。この判定は、ステップ314やステップ317で設定される補正中フラグFLG2に基づいて行うことができる。ノックリタード後の圧縮比補正中でなければステップ305へ進み、ノッキングセンサ24の検出信号に基づいて、所定レベルのノッキングが発生したかを判定する。ノッキング発生時にはステップ306へ進み、第1実施例のステップ105と同様、ノック回避のために点火時期を遅角(リタード)側へ補正する。続くステップ307でリタード中フラグFLG1を1に設定して本ルーチンを終了する。
上記ノックリタード後の圧縮比補正中であれば、ステップ304からステップ308へ進み、ノッキングセンサ24の検出信号に基づいてノッキングしているかを判定する。つまり、遅角終了T2後にも、ノッキングの発生を監視する。ノック中であればステップ309において、後述する点火時期の進角分#ADVhosADDを0として、ステップ312へ進む。つまり、ノック中には点火時期の進角を禁止する。ノック中であればステップ308からステップ311へ進む。
ステップ305でノック中でないと判定されると、ステップ310へ進み、ノックリタード中であるかを判定する。この判定は、上記のリタード中フラグFLG1に基づいて行うことができる。ノックリタード中でなければ、ステップ319へ進み、基本点火時期tADV0を点火時期tADVに設定して、本ルーチンを終了する。ノックリタード中であれば、ステップ310からステップ311へ進む。
ステップ311〜313では、第1実施例のステップ108〜110と同様に、点火時期の進角側への補正と、目標圧縮比の低下側への補正分の算出が行われる。すなわち、ステップ311では点火時期の進角分#ADVhosADDを算出し、ステップ312では#ADVhosADDに基づいて点火時期tADVを進角側へ補正し、ステップ313では圧縮比の低下側への補正分#εhosDECを算出する。但し、上記のステップ309において#ADVhosADDが0に設定されている場合には、点火時期の進角は行われない。ステップ314では、補正中フラグFLG2を1に設定する。
ステップ315では、元の点火時期(つまり、基本点火時期tADV0)へ復帰(進角)したかを判定する。元の点火時期に戻ると、ステップ316〜318において上記のフラグFLG1,2を”0”に、フラグFLG3を”1”に設定する。
図9は第2実施例に係る目標圧縮比の演算ルーチンを示すフローチャートである。基本的には第1実施例の図6のルーチンと同様であるが、ステップ408とステップ409の処理が異なっている。すなわち、ステップ407で圧縮比補正状態保持中でないと判定されると、ステップ408へ進み、ノックリタードの補正中であるかを判定する。この判定は補正中フラグFLG2に基づいて行うことができる。ノックリタードの補正中であれば、ステップ409へ進み、ノッキングセンサ24の検出信号に基づいて、所定レベルのノッキングが発生しているか、つまりノック中であるかを判定する。ノッキングを検出すると、ステップ410へ進み、図6のステップ210と同様、目標圧縮比を低下側へ補正する。
このような第2実施例によれば、図10に示すように、点火時期をリタードした分の点火時期を進角させる場合に、ノッキングセンサ24による検出信号に基づくフィードバック制御により、実際にノッキングが発生しているかを確認しながら点火時期と圧縮比を操作・制御できるようになる。従って、図11の矢印Y1及びY2に示すように、当初のノック限界ラインL1とは異なる現在のノック限界ラインL2に沿うように圧縮比と点火時期とを変化させることができ、必要以上にマージンをとった圧縮比や点火時期となるおそれがなく、より高い熱効率を得ることができる。また逆に限界以上に大きく点火時期を戻し過ぎてしまい、強いノックを発生させてしまうような事も避けることができる。
図12〜15を参照して、上記の第1実施例に対して目標圧縮比の学習処理を付与した第3実施例について説明する。なお、図5の点火時期演算処理等は第1実施例と同様であり、重複する説明を適宜省略する。
図12は第3実施例の目標圧縮比の演算ルーチンを示している。ステップ501〜506は図6のステップ201〜206と同様である。ステップ507では、次式(5)に示すように、後述する圧縮学習値εGAKUを目標圧縮比tεの設定に反映させる。
tε=tε+εGAKU …(5)
ステップ508〜515は図6のステップ207〜216とほぼ同様である。ステップ517では、図13に示す点火リタード分の圧縮比補正量の学習ルーチンを実行する。図13を参照して、ステップ601〜604では、圧縮比の学習に適した運転状態であるかを判定する。すなわち、エンジン回転数が規定範囲内か、アクセル開度が規定範囲内か、冷却水温が規定範囲内か、圧縮比補正量を保持した状態(つまり、圧縮比補正状態保持中フラグFLG3が1の状態)が所定の規定時間を経過したかを判定する。これらの条件が全て成立する場合に、ステップ605へ進み、次式(6)に示すように、基本目標圧縮比tε0と、現在の目標圧縮比(つまり、点火時期のリタード分に応じて目標圧縮比を低下側へ補正した状態での値)tεとの偏差を、圧縮比補正量HOSεとして算出する。
HOSε=tε0−tε …(6)
ステップ606では、上記の圧縮比補正量HOSε、機関回転数Ne及び燃料噴射量(機関負荷)Tpに基づいて、図14に示すような圧縮比学習マップMap_εGAKUにおける現在の機関運転状態(Ne,Tp)に対応するマップ値M1つまり学習更新量を算出する。具体的には次式(7)により新マップ値を算出する。
新マップ値=(マップ値(−1)−HOSε)×#gainGAKU+マップ値(−1) …(7)
なお、マップ値M1は図14のマップMap_εGAKUに格納されているデータ値つまり学習更新量であり、マップ値(−1)は更新前のマップ値である。ゲイン係数#gainGAKUは例えば0.1等の1未満の値である。このゲイン係数#gainGAKUを用いることにより、学習結果が緩やかに(徐々に)反映されるようにしている。ステップ607では、上記の新マップ値に基づいて圧縮比学習マップMap_εGAKU上の値M1を更新する。
このような第3実施例による学習処理を行うことによって、ノッキング回避のための点火リタード分に対応する目標圧縮比の低下量に応じた学習値M1を算出し、この学習値M1を反映した形で以降の目標圧縮比が算出される。従って、図15に示すように、破線の特性で示すように一度ノッキングが発生してしまい点火時期をリタードした運転条件(Ne,Tp)が再び表われた場合に、実線の特性で示すように、前回のリタード時に学習した圧縮比補正量を用いて予め目標圧縮比を補正することができるようになることから、同じ点火時期のままでノッキングの発生を防ぐことも可能となり、ノッキングが発生して点火時期をリタードする場合に比べて、図15の符号H2で示す領域に相当する分、更に熱効率の低下を抑制することができる。
次に、図16を参照して本発明の参考例について説明する。この図16において、破線の特性は、上記の第1〜第3実施例のようにノッキング発生時に先ずノック回避のために点火時期をリタードした後に点火時期の進角化と目標圧縮比の低下側への補正とを行う場合に対応している。これに対し、この参考例では、図16の実線の特性で示すように、ノッキング発生時に、点火時期と圧縮比の双方を変化させて、ノッキングを回避するようにしている。より具体的には、ノッキング発生時に、点火時期を遅角するとともに目標圧縮比tεを低下側へ補正して、ノッキングを回避するようにしている。
このような構成とすることで、機関運転中にノッキングが発生した場合、通常の点火時期をリタードさせる動作と平行して、同時に機関圧縮比もノッキングを回避する方向、つまり低下側へ制御することから、通常の点火時期だけをリタードする場合に比べて、ノッキングが終息するまでに要する時間を、図16の符号T2からT2’の分、更に短縮することが可能である。また機関圧縮比を下げる方向に制御する分、点火時期をリタードさせる量を少なく設定してもよく、その場合、ノッキング終息時の熱効率の低下を更に抑制することができる。
このような構成とすることで、機関運転中にノッキングが発生した場合、通常の点火時期をリタードさせる動作と平行して、同時に機関圧縮比もノッキングを回避する方向、つまり低下側へ制御することから、通常の点火時期だけをリタードする場合に比べて、ノッキングが終息するまでに要する時間を、図16の符号T2からT2’の分、更に短縮することが可能である。また機関圧縮比を下げる方向に制御する分、点火時期をリタードさせる量を少なく設定してもよく、その場合、ノッキング終息時の熱効率の低下を更に抑制することができる。
次に、本発明の特徴的な技術思想を、上記実施例を参照しつつ列記する。但し、本発明は参照符号を付した実施例の構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形・変更を含むものである。
(1)燃焼室内の混合気に火花点火する点火装置26と、図6等に示すように機関運転状態に応じて目標圧縮比tεを算出する目標圧縮比算出手段と、上記目標圧縮比tεへ向けて機関圧縮比を変更可能な可変圧縮比手段(可変圧縮比機構21)と、ノッキングの発生を検出するノッキング検出手段(ノッキングセンサ25)と、を備える。図7に示すようにノッキングの発生時T1に点火時期を遅角し、この点火時期の遅角後T2に、上記目標圧縮比tεを低下するとともに点火時期を進角する。このようにノッキングの発生時に点火時期をリタードすることによりノッキングを速やかに回避し、このリタード後に、目標圧縮比を低下するとともに点火時期をリタード前の所期の値へ向けて進角させることができるので、点火時期のリタード後の熱効率を高めて燃費性能を向上することができる。
(2)より好ましくは図10に示すように、点火時期の遅角後T2に、点火時期を徐々に進角するとともに、ノッキングの発生時に目標圧縮比を低下する。このように、ノック回避のための点火時期リタード後に、ノッキングセンサの検出信号に基づくフィードバック制御により目標圧縮比の低下と点火時期の進角とを行うことにより、ノック限界に沿う形で点火時期の進角を行うことができ、更に好ましい。
(3)あるいは、図16に示すように、ノッキングの発生時に点火時期を遅角するとともに目標圧縮比を低下する。このように、点火時期の遅角と圧縮比の低下の双方を同時に行うことによって、より迅速にノッキングの発生を回避することが可能となる。
(4)更に好ましくは、図13に示すように、上記点火時期の遅角後の目標圧縮比の低下量HOSεに基づいて学習値を算出する学習手段を有し、図12に示すように、この学習値に基づいて目標圧縮比tεを算出する。このように点火リタード後の目標圧縮比の低下量に基づいて学習制御を行い、次回以降の目標圧縮比の設定に反映させることにより、経時的な劣化等による機関圧縮比の変動を良好に吸収・相殺し、これに起因するノッキングの発生を抑制・回避することができる。
(5)上記可変圧縮比手段は、好ましくは図1に示すように、クランクシャフト7のクランクピン8に取り付けられるロアリンク9と、このロアリンク9と内燃機関のピストン3とを連係するアッパリンク5と、アクチュエータ22により回転位置が変更される制御軸12と、この制御軸12に偏心して設けられた制御偏心軸部13と、この制御偏心軸部13とロアリンク9とを連係するコントロールリンク11と、を有している。
次に、図21〜24を参照して上記第1〜4実施例の特徴的な構成及びその作用効果について説明する。
第1実施例では図21に示すように、機関運転条件信号を受けて、(基本)目標圧縮比を演算する手段B1と、ノッキング信号を受けて点火時期のリタード量を算出する手段B4と、この手段B4によるリタード後の圧縮比補正量を算出する手段B5と、この手段B5より出力される圧縮比補正量に基づいて、上記手段B1より出力される値を補正して目標圧縮比B3を算出する目標圧縮比補正(又は切替)手段B2と、を有する。また、上記の手段B4による点火リタード後の点火時期補正量を算出する手段B6と、この補正量に基づいて点火時期を補正する手段B7とを有し、この手段B7により点火進角値B8を算出する。
このようにノッキング信号を受けて点火リタード量を算出する手段B4を設けて速やかにノッキングを回避し、このリタード後に、上記の手段B5によりリタード量に応じて目標圧縮比を低下側へ補正するとともに、上記の手段B6〜B8により点火時期をリタード前の所期の値へ向けて進角させることができるので、ノッキングが発生した場合は従来同様に素早く点火時期をリタードさせてノッキングを回避し、その後、リタードさせた分を圧縮比を低く制御することで点火時期をリタード前の所期の値へ向けて進角させることができ、点火時期のリタード後の熱効率を高めて燃費性能を向上することができる。
第2実施例では図22に示すように、運転条件信号を受けて目標圧縮比を演算する手段B1と、ノッキング信号を受けて点火時期のリタード量を算出する手段B4と、を有する。また、この手段B4によるリタード後に、ノッキング信号を受けて点火リタード後の圧縮比補正量を算出する手段B5’と、この圧縮比補正量に基づいて上記の手段B1より出力される値を補正して目標圧縮比B3を算出する目標圧縮比補正(又は切替)手段B2と、を有する。更に、手段B4によるリタード後に、ノッキング信号を受けて点火リタード後の点火時期補正量を算出する手段B6’と、この点火時期補正量を受けて点火時期を補正する手段B7とを有し、この手段B7により点火進角値B8を算出する。
このように、点火リタード後の圧縮比補正量算出手段B5’と、点火リタード後の点火補正量算出手段B6’と、の入力に、点火リタード量の他に少なくともノッキングの発生信号を用いるような構成としたものである。このような構成とすることで、リタードした分の点火時期を進角させる場合に、実際にノッキングが発生しているかを確認しながら点火時期と圧縮比を操作できるようになるので、ノッキングの発生限界を確認しながら操作することができるため、必要以上にマージンをとった圧縮比や点火時期とする必要がなくなり、より高い熱効率を得ることができる。また逆に限界以上に大きく点火時期を戻し過ぎてしまい、不用意にノックを発生させてしまうような事も避けることができるようになる。
第3実施例では図23に示すように、運転条件信号を受けて、目標圧縮比を演算する手段B1と、ノッキング信号を受けて点火時期のリタード量を算出する手段B4と、この手段B4による点火リタード後の圧縮比補正量を算出する手段B5と、この手段B5の出力に基づいて学習値B10を算出・保持する手段B9と、を有する。また、この手段B9が出力する圧縮比学習値B10と上記手段B5の出力に基づいて上記手段B1の出力を補正して目標圧縮比B3を算出する目標圧縮比補正(又は切替)手段B2を有する。更に、上記手段B4による点火リタード後の点火時期補正量を算出する手段B6と、この手段B6により算出される点火時期補正量を受けて点火時期を補正する手段B7を有し、この手段B7により点火進角値B8を算出する。
このように、点火リタード後の圧縮比補正量算出手段B5の出力に基づいて学習値B10を算出・保持(記憶)する圧縮比補正量学習手段B9を設け、その学習値B10と手段B5の出力を用いて目標圧縮比を補正(又は切替)するような構成としたものである。このような構成とすることで、ノッキングを回避するための点火リタード後の目標圧縮比の低下分を、以降の目標圧縮比の設定に反映させることができるようになるため、次回運転時に前回ノッキングが発生してしまい点火をリタードしなくてはいけなかった運転条件になった場合であっても、予め目標圧縮比を補正することができるようになることから、同じ点火時期のままでノッキングの発生を防ぐことができ、ノッキングが発生して点火時期をリタードした場合に比べて、大幅な熱効率の低下を抑制することができる。
上記の参考例では図24に示すように、運転条件信号を受けて、目標圧縮比を演算する手段B1と、ノッキング信号を受けて点火時期のリタード量を算出する手段B4と、この手段B4による点火リタード後の圧縮比補正量を算出する手段B5と、ノッキング信号を受けてノッキング回避用の圧縮比補正量を算出する手段B11と、これらの手段B5,B11の出力に基づいて、上記手段B1の出力を補正して目標圧縮比B3を算出する目標圧縮比補正(又は切替)手段B2と、を有する。また上記手段B4による点火リタード後の点火時期補正量を算出する手段B6と、この点火時期補正量を受けて点火時期を補正する手段B7と、を有し、この手段B7により点火進角値B8を算出する。
このように、ノッキング信号を受けて点火時期のリタード量を算出する手段B4と平行して、同じくノッキング信号を受けてノック回避用の圧縮比補正量を算出する手段B11を設け、その出力と点火リタード後の圧縮比補正量算出手段B5の出力を用いて、上記の手段B2で目標圧縮比を補正するような構成としたものである。このような構成とすることで、運転中にノッキングが発生した場合、通常の点火時期をリタードさせる動作と平行して、同時に圧縮比もノッキングを回避する方向に制御することができるようになることから、通常の点火時期だけをリタードする場合に比べて、ノッキングが終息するまでに要する時間を短縮し、より確実にノッキングを回避することができるようになる。また圧縮比を下げる方向に制御する分、点火時期をリタードさせる量を少なく設定してもよく、その場合、ノッキング終息時の熱効率の低下を従来制御方法よりも抑制することができる。
本発明に係る可変圧縮比機構の一例を示す高圧縮比設定状態におけるピストン上死点位置での構成図。 本発明に係る可変圧縮比機構の一例を示す低圧縮比設定状態におけるピストン上死点位置での構成図。 本発明に係る内燃機関の制御装置を示すシステム構成図。 上記可変圧縮比機構の制御軸近傍の一部破断図。 本発明の第1実施例に係る点火時期算出ルーチンを示すフローチャート。 上記第1実施例に係る目標圧縮比算出ルーチンを示すフローチャート。 上記第1実施例を適用した場合の挙動を示すタイムチャート。 本発明の第2実施例に係る点火時期算出ルーチンを示すフローチャート。 上記第2実施例に係る目標圧縮比算出ルーチンを示すフローチャート。 上記第2実施例を適用した場合の挙動を示すタイムチャート。 上記第2実施例に係る点火時期の遅角後の圧縮比と点火時期の変化を示す特性図。 本発明の第3実施例に係る目標圧縮比算出ルーチンを示すフローチャート。 図12の圧縮比補正量の学習サブルーチンを示すフローチャート。 上記第3実施例に係る圧縮比学習マップの一例を示す説明図。 上記第3実施例を適用した場合の挙動を示すタイムチャート。 本発明の参考例を適用した場合の挙動を示すタイムチャート。 基本点火時期マップの一例を示す説明図。 目標圧縮比設定マップの一例を示す説明図。 水温補正係数の設定マップの一例を示す説明図。 点火時期と熱効率の関係を示す説明図。 上記第1実施例に係る制御ブロック図。 上記第2実施例に係る制御ブロック図。 上記第3実施例に係る制御ブロック図。 上記参考例に係る制御ブロック図。
符号の説明
3…ピストン
5…アッパリンク
7…クランクシャフト
8…クランクピン
9…ロアリンク
11…コントロールリンク
12…制御軸
13…制御偏心軸部
20…エンジン制御部
21…可変圧縮比機構
22…アクチュエータ
24…ノッキングセンサ(ノッキング検出手段)
26…点火装置

Claims (5)

  1. 燃焼室内の混合気に火花点火する点火装置と、機関運転状態に応じて目標圧縮比を算出する目標圧縮比算出手段と、上記目標圧縮比へ向けて機関圧縮比を変更可能な可変圧縮比手段と、ノッキングの発生を検出するノッキング検出手段と、を備える内燃機関の制御装置において、
    所定レベルのノッキングの発生時から終息時まで点火時期を遅角し、この点火時期の遅角につづいて、上記目標圧縮比を低下するとともに点火時期を進角することを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 上記点火時期の遅角後に、点火時期を徐々に進角するとともに、ノッキングの発生時に目標圧縮比を低下することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 上記点火時期の遅角後の目標圧縮比の低下量に基づいて学習値を算出する学習手段を有し、
    上記目標圧縮比算出手段は、上記学習値に基づいて目標圧縮比を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 上記可変圧縮比手段が、クランクシャフトのクランクピンに取り付けられるロアリンクと、このロアリンクと内燃機関のピストンとを連係するアッパリンクと、アクチュエータにより回転位置が変更される制御軸と、この制御軸に偏心して設けられた制御偏心軸部と、この制御偏心軸部とロアリンクとを連係するコントロールリンクと、を有する請求項1〜のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
  5. 機関圧縮比を変更可能な可変圧縮比手段と、燃焼室内の混合気に火花点火する点火装置と、燃焼室内のノッキングの発生を検出するノッキング検出手段と、を備える内燃機関の制御方法であって、
    所定レベルのノッキングの発生時から終息時まで点火時期を遅角し、この点火時期の遅角につづいて、上記目標圧縮比を低下するとともに点火時期を進角することを特徴とする内燃機関の制御方法。
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