JP4470538B2 - ソレノイドバルブ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の各種流体圧力制御に用いられるソレノイドバルブに関するものである。
従来、この種のソレノイドバルブとしては、例えば、図4に示すようなものが知られている。このようなソレノイドバルブ100は、ソレノイド部300と、バルブ部200と、から成っている。
ソレノイド部300は、円筒状に巻かれたソレノイド301と、ソレノイド301の内周側に同心状に配置されるサイドリング302及び軸受け303によってその内部に形成されるプランジャ室304と、プランジャ室304内に軸方向に移動自在に挿入されるプランジャ305と、プランジャ305の一端側であるバルブ部200側に連結される弁体307と、プランジャ305の他端側に前記サイドリング302及び軸受け303と同心状に配置されるセンターポスト306と、センターポスト306の内周側に嵌挿されるリテーナ308と、プランジャ305とリテーナ308との間に挿入されプランジャ305をバルブ部200側に対して押圧するスプリング309と、リテーナ308の中心部に設けられた貫通孔を介してプランジャ室304内の流体を排出するドレーンポート310と、を備えている。
また、バルブ部200は、バルブ部200の筐体側面に開口すると共に、軸方向に貫通する貫通孔に連通する流体の流入ポート204と、前記貫通孔の一端に形成される制御圧ポート201と、前記貫通孔の他端側に配置されソレノイド部300の弁体307の先端が当接する弁座203と、弁座203に対して制御圧ポート201とは反対側であってバルブ部200の筐体側面に開口する流出ポート202と、を備えている。
このようなソレノイドバルブ100は、ソレノイド301に通電することにより、センターポスト306を励磁して、プランジャ305をスプリング309のバネ力に抗してセンターポスト306側に吸引することによって、流入ポート204と流出ポート202とを連通させる。即ち、弁体307は、上記貫通孔内部の流体の圧力、スプリング309のバネ力に基づくプランジャ305の弁体307に対する押圧力、及びソレノイド301に通電することにより発生するセンターポスト306の励磁磁力を受ける。そして、これら3つの力のバランスをソレノイド301の磁力を変化させることにより弁体307が開弁する方向にプランジャ305を移動させて流体の制御を行う。
また、流出ポート202側からプランジャ室304のリテーナ308側に漏れ出す流体は、ドレーンポート310から排出される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−227672号公報
しかしながら、ソレノイドバルブ100の制御の仕方によっては、例えば、プランジャ305を急激に作動させて、弁体307を開弁又は閉弁方向に動作させた場合には、弁体307及びプランジャ305に加わる前記3つの力のバランス点近傍で、弁体307及びプランジャ305が自励振動を引き起こす場合がある。また、ソレノイドバルブ100を取り付けている車両の振動等が弁体307やプランジャ305に伝わり自励振動を引き起
こす場合が有る。更に、流入ポート204に接続される流体通路の圧力脈動や、ソレノイド301の励磁電流の固有振動等が原因となり、弁体307及びプランジャ305が振動する場合がある。
このように、弁体307及びプランジャ305が振動した場合には、その振動が収束するまではソレノイドバルブ100による流体の制御が困難となる。
本発明は、上記した従来技術の課題を解決し、ソレノイドバルブに備えられたプランジャの移動に伴って流動する流体に流動抵抗を与えて減衰力を発生させることにより、弁体及びプランジャの振動を抑制することを可能とするソレノイドバルブを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のソレノイドバルブにあっては、円筒状のソレノイドを有するソレノイド部と、流体の流入ポートと流出ポートを有するバルブ部と、を備えるソレノイドバルブにおいて、前記ソレノイド部は、前記ソレノイドの内周側に形成されるプランジャ室と、可動鉄芯であって、前記ソレノイドにより発生された磁束により前記プランジャ室内部を軸方向に移動する有底円筒状のプランジャと、前記プランジャの底側に配置され、前記プランジャと連動して前記流入ポートと前記流出ポートとの間の流路の開閉動作を行う弁体と、固定鉄芯であって、前記プランジャの他端側に配置される円筒状のセンターポストと、前記センターポストの内周側に嵌挿される有底円筒状のリテーナと、前記プランジャ底面と前記リテーナ底面との間に挿入され前記プランジャを前記バルブ部に対して押圧するスプリングと、前記リテーナ底面とは反対側の面を底面として前記センターポストの内周面で囲まれた空間に形成されるドレーン室と、前記ドレーン室内の流体を排出するドレーンポートと、を備え、前記バルブ部は、前記流入ポートと前記排出ポートに連通し、該バルブ部内部を軸方向に貫通する貫通孔と、前記貫通孔の一端に形成される制御圧ポートと、前記貫通孔の他端側に配置され前記ソレノイド部の前記弁体の先端が当接する弁座と、を備えたソレノイドバルブであって、前記プランジャの外周円筒面には、軸方向に前記弁体側から前記リテーナ側に連通する連通溝が形成され、前記リテーナ底面の中心には、前記プランジャ室と前記ドレーン室とを連通する絞り通路が設けられ、前記絞り通路から流出する流体は、一時、前記ドレーン室に溜まり、前記プランジャ及び前記弁体に自励振動が発生した場合、前記プランジャの前記プランジャ室内での移動に伴い前記プランジャ室と前記ドレーン室との間で流出したり流入したりする流体に、前記絞り通路によって流動抵抗を与えて、前記プランジャに接する流体に該プランジャの振動に対する減衰力を発生させることによって、前記プランジャ及び前記弁体の自励振動を抑制すると共に、前記センターポストは、頂面を有する有底の筒状であって、その内部空間にドレーン室が形成され、側面にドレーンポートが形成されていることを特徴とする。
以上説明したように、本発明のソレノイドバルブによれば、弁体及びプランジャの振動を抑制することを可能とするソレノイドバルブを提供することができる。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
参考例
図1は、参考例に係るソレノイドバルブを示す断面図である。
図1に示すように、ソレノイドバルブ1は、ソレノイド部3と、バルブ部2と、から成っている。
ソレノイド部3は、円筒状に銅線が巻かれたソレノイド4と、ソレノイド4の内周側に同心状に配置されるサイドリング5及び軸受け6によってその内部に形成されるプランジャ室7と、プランジャ室7内に軸方向に移動自在に挿入される可動鉄芯であるプランジャ8と、プランジャ8の一端側であるバルブ部2側に配置される弁体9と、プランジャ8の他端側に前記サイドリング5及び軸受け6と同心状に配置される固定鉄芯であるセンターポスト10と、センターポスト10の内周側に嵌挿される減衰力発生部材であるところの
リテーナ11と、プランジャ8とリテーナ11との間に挿入されプランジャ8をバルブ部2側に対して押圧するスプリング12と、リテーナ11のスプリング12が配置された側とは反対側の面を底面としてセンターポスト10の内周面で囲まれた空間に形成されるドレーン室13と、ドレーン室13内の流体を排出するドレーンポート14と、を備えている。
また、バルブ部2は、外周に他の流体の配管との接続部が形成された略円筒状の筐体の内周面側に形成される軸方向に貫通する貫通孔16と、上記筐体側面に開口すると共に、貫通孔16に連通する流体の流入ポート15と、貫通孔16の一端に形成される流体の制御圧ポート17と、貫通孔16の他端側に配置されソレノイド部3の弁体9の先端が当接する弁座18と、弁座18に対して制御圧ポート17とは反対側であってバルブ部2の筐体側面に開口する流体の流出ポート19と、を備えている。
ここで、図1に示すソレノイドバルブ1は、ノーマリークローズタイプであり、ソレノイド部3のソレノイド4に通電すると、バルブ部3の弁体9が開弁するもので、通常時は閉弁しているものである。
従って、ソレノイドバルブ1は、ソレノイド4に通電することにより、センターポスト10を励磁して、プランジャ8をスプリング12のバネ力に抗してセンターポスト10側に吸引する。これにより、弁体9が弁座18から離れて開弁状態となり、流入ポート15と流出ポート19とが連通する。そして、貫通孔16内部および制御圧ポート17の圧力は、開弁の程度に応じ連続的に減少する。即ち、ソレノイド4に通電していない時は、弁体9は流入ポート15に加えられる流体の供給圧力(貫通孔16内の流体圧力)と、プランジャ8を介して弁体9に伝えられるスプリング12のバネ力との力のバランスにより、弁体9は弁座18に着座し、閉弁状態となる。この場合、制御圧ポート17の圧力は供給圧力に近い値に保持される。また、ソレノイド4への通電時には、プランジャ8がスプリング12のバネ力に抗してセンターポスト10側に吸引されるため、弁体9が弁座8から離れる。つまり、貫通孔16内部の流体圧力とプランジャ8がセンターポスト10側に向かって吸引される力との和が、スプリング12のバネ力よりも大きくなって、弁体9が弁座8から離れる。従って、流入ポート15から流入してくる流体の一部が流出ポート19へと流れていくため、制御ポート17の圧力は閉弁時に比べて減少する。このとき、通電電流により励磁磁力、及び開弁の程度は変化するため、制御圧ポート17の圧力を0〜供給圧力の範囲で制御することができる。
参考例のソレノイドバルブ1では、弁体9とプランジャ8とは、それぞれが結合されていない状態でソレノイドバルブ1内に配置される。尚、弁体9とプランジャ8とはソレノイドバルブ1の使用条件等により適宜結合することも可能である。
プランジャ8の外周には軸方向に弁体9側からリテーナ11側に連通する連通溝20が形成される。
また、弁体9とサイドリング5との間には、弁体9を摺動自在にガイドする軸受け21がサイドリング5内に嵌挿される。
リテーナ11のプランジャ8側の端部には、センターポスト10の端縁に係止するフランジ部11aを有するとともに、このフランジ部11aのプランジャ8との対向面が該プランジャ8から若干の隙間を有するようにセンターポスト10内に嵌挿される。
また、リテーナ11の中心には、プランジャ室7とドレーン室13とを連通する絞り通路11bが設けられている。
従って、流出ポート19側から弁体9と軸受け21との隙間をつたわりプランジャ室7に漏れ出す流体は、プランジャ8の連通溝20及びプランジャ8と軸受け6との隙間を介してリテーナ11側のプランジャ室7に流入する。そして、プランジャ室7に流入した流体は、リテーナ11に設けられた絞り通路11bを介してドレーン室13に流入し、ドレーンポート14から排出される。
このため、流出ポート19側からプランジャ室7のリテーナ11側に漏れ出す流体はドレーンポート14から適宜排出されるので、プランジャ8が比較的遅いスピードで動作する場合には、スプリング12が配置されるプランジャ室7内の圧力が高まることがなく、プランジャ8の移動を妨げることが無い。
更に、ソレノイドバルブ1の制御の仕方によって、例えば、弁体9を素早く開弁又は閉弁するために、プランジャ8を急激に動作させた場合には、弁体9及びプランジャ8が自励振動を引き起こす場合がある。また、ソレノイドバルブ1に車両の振動等が伝わり弁体9やプランジャ8が自励振動を引き起こす場合が有る。また、流入ポート15に接続される流体通路の圧力脈動や、ソレノイド4の励磁電流の固有振動等が原因となり、弁体9及びプランジャ8が振動する場合がある。
弁体9及びプランジャ8の前記振動発生時には、通常の弁体9の開閉動作制御時に比べて、プランジャ8が速いスピードで動作することになる。
この場合に、プランジャ8のプランジャ室7内での移動により、プランジャ室7とドレーン室13との間で流出・流入する流体は、リテーナ11に設けられた絞り通路11bによって流量が制御される。そして、絞り通路11bによって、そこを流動する流体に流動抵抗を与えて減衰力を発生させることにより、弁体及びプランジャの振動を減衰することが可能となる。
また、リテーナ11とドレーンポート14との間にドレーン室13が、形成されているために、絞り通路11bから流出する流体は、一時、ドレーン室13に溜まることになる。
この為、プランジャ8が、プランジャ室7の空間が広がる方向、即ち、弁体9を閉弁する方向に移動する場合でも、ドレーン室13に溜まった流体が、絞り通路11bによって、流動抵抗を受けつつ、プランジャ室7内に流入するので、プランジャ8が弁体9を開弁する方向のみならず閉弁する方向に移動した場合でも、そこを流動する流体に流動抵抗を与えて減衰力を発生させることにより、弁体9及びプランジャ8の振動を減衰することが可能となる。
尚、絞り通路11bの形状は、適宜選択することができるが、絞り通路11bの直径をプランジャ8の径方向の断面積に対して、2%〜0.03%、具体的には絞り通路11bの直径を1.5mm〜0.2mmとすることが、上記減衰効果を高めるためには好ましい。このように、絞り通路11bを設定することによりプランジャ8が急激に移動した場合でも、絞り通路11bを流出・流入する流体の流量が適度に制御され、高い減衰効果を得ることが可能となる。
施の形態)
図2は、実施の形態に係るソレノイドバルブを示す断面図である。
尚、前記参考例に係るソレノイドバルブと同一の構成部分については説明を
省略する。
実施の形態に係るソレノイドバルブ1は、センターポスト10が、頂面10aを有する有底の筒状とされ、センターポスト10の内部空間にドレーン室13が形成される。そして、センターポスト10の側面にドレーンポート14aが、形成される。
この為、ドレーン室13内に効率よく流体が溜まり、また、ドレーン室13の流体に外部から埃や塵が混入する恐れがなく、弁体9の確実な開閉動作を担保することが可能となる。
図3は、上記本実施の形態に係るソレノイドバルブ1が適用されるオートマチックトランスミッションの油圧制御の油圧制御システムを示したものである。
図3に示すように、ライン圧Lが供給されるライン圧油圧路501に減圧弁502が接続されており、この減圧弁502で一定圧に制御されたソレノイド供給圧Sがソレノイド供給圧油路503に供給されてソレノイドバルブ1の流入ポート15に導かれる。
ソレノイドバルブ1には、流入ポート15の他に、流出ポート19と制御圧ポート17(パイロット圧ポート)とが設けられている。そして、流入ポート15からソレノイドバルブ1で制御されたパイロット圧Pがスプール弁505に通じるパイロット圧油路504に導かれる。
スプール弁505には、ライン圧油路501とパイロット圧油路504と出力圧油路506とが接続されている。そして、基圧であるライン圧Lとソレノイドバルブ1で制御された作動信号圧であるパイロット圧Pによって、スプール弁505で出力圧油路506に導かれる出力圧Oを制御する。
出力圧油路506は、不図示のクラッチ等のピストン油室に接続されており、出力圧の大きさによりクラッチ等の制御を行う。
これによって、パイロット圧油路504のパイロット圧Pを0〜ソレノイド供給圧Sの範囲で制御することが可能となる。
このようなオートマチックトランスミッションの油圧制御の油圧制御システムに、本実施の形態に係るソレノイドバルブ1を適用した場合には、ソレノイドバルブ1を急激に作動させても弁体及びプランジャの振動を抑制することが可能であるので、ソレノイドバルブ1の素早い弁体開閉動作を可能として、オートマチックトランスミッションの応答性を向上させることが可能となる。
図1は、参考例に係るソレノイドバルブを示す断面図である。 図2は、実施の形態に係るソレノイドバルブを示す断面図である。 図3は、オートマチックトランスミッションの油圧制御の油圧制御システムを示す図である。 図4は、従来のソレノイドバルブを示す断面図である。
符号の説明
1 ソレノイドバルブ
4 ソレノイド
7 プランジャ室
8 プランジャ
9 弁体
11 リテーナ(減衰力発生部材9
11b 絞り通路
13 ドレーン室
14 ドレーンポート
15 流入ポート
17 制御圧ポート
19 流出ポート

Claims (1)

  1. 円筒状のソレノイドを有するソレノイド部と、流体の流入ポートと流出ポートを有するバルブ部と、を備えるソレノイドバルブにおいて、
    前記ソレノイド部は、
    前記ソレノイドの内周側に形成されるプランジャ室と、
    可動鉄芯であって、前記ソレノイドにより発生された磁束により前記プランジャ室内部を軸方向に移動する有底円筒状のプランジャと、
    前記プランジャの底側に配置され、前記プランジャと連動して前記流入ポートと前記流出ポートとの間の流路の開閉動作を行う弁体と、
    固定鉄芯であって、前記プランジャの他端側に配置される円筒状のセンターポストと、
    前記センターポストの内周側に嵌挿される有底円筒状のリテーナと、
    前記プランジャ底面と前記リテーナ底面との間に挿入され前記プランジャを前記バルブ部に対して押圧するスプリングと、
    前記リテーナ底面とは反対側の面を底面として前記センターポストの内周面で囲まれた空間に形成されるドレーン室と、
    前記ドレーン室内の流体を排出するドレーンポートと、
    を備え、
    前記バルブ部は、
    前記流入ポートと前記排出ポートに連通し、該バルブ部内部を軸方向に貫通する貫通孔と、
    前記貫通孔の一端に形成される制御圧ポートと、
    前記貫通孔の他端側に配置され前記ソレノイド部の前記弁体の先端が当接する弁座と、
    を備えたソレノイドバルブであって、
    前記プランジャの外周円筒面には、軸方向に前記弁体側から前記リテーナ側に連通する連通溝が形成され、
    前記リテーナ底面の中心には、前記プランジャ室と前記ドレーン室とを連通する絞り通路が設けられ、
    前記絞り通路から流出する流体は、一時、前記ドレーン室に溜まり、
    前記プランジャ及び前記弁体に自励振動が発生した場合、前記プランジャの前記プランジャ室内での移動に伴い前記プランジャ室と前記ドレーン室との間で流出したり流入したりする流体に、前記絞り通路によって流動抵抗を与えて、前記プランジャに接する流体に
    該プランジャの振動に対する減衰力を発生させることによって、前記プランジャ及び前記弁体の自励振動を抑制すると共に、
    前記センターポストは、頂面を有する有底の筒状であって、その内部空間にドレーン室が形成され、側面にドレーンポートが形成されていることを特徴とするソレノイドバルブ。
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