JP4469463B2 - 木質化粧成形品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の内装部品などに用いられる、表面に突板を配置した複合構成の木質化粧成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の木質化粧成形品として、例えば図9に示すものが知られている。この木質化粧成形品51は、表面側から順に、互いに接着された表突板53、補強材54および裏突板55と、その裏面に一体成形された基材56とによって構成され、表突板53の表面には、トップコート塗装によりトップコート塗膜層52が形成されている。
【0003】
表突板53および裏突板55は、木材を薄くスライスしたものであり、表突板53は化粧層として、裏突板55は、基材56を一体成形する際のアンカリング層として、それぞれ機能する。また、補強材54は、割れやすい表突板53を補強するためのものであり、例えば不織布で構成されている。基材56は、木質化粧成形品51の強度および剛性を確保するためのものであり、不透明な合成樹脂で構成され、例えば射出成形によって成形されている。さらに、トップコート塗膜層52は、透明なポリエステル塗料などで構成され、木質化粧成形品51の表面の艶出しや保護などを行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の木質化粧成形品51では、表面にトップコート塗装が施され、艶出し仕上げされているものの、不透明な基材56などを背景として設けられた表突板53のみが、トップコート塗膜層52を通して見えるにすぎない。このため、表突板53は、深み感や照り感(見る角度によって光り方が違って見える感じ)に欠け、仕上がりが単調になるという欠点がある。同じ理由から、木質化粧成形品51の意匠が、表突板53によってほぼ定まってしまうため、表突板53を変えない限り、基本的に意匠は変化せず、ほぼ一定の意匠しか得ることができない。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、突板の深み感や照り感が強調された、独特の美しい仕上がりを得ることができるとともに、多様な意匠と機能を実現することができる木質化粧成形品を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明の木質化粧成形品は、木材をスライスすることにより形成された突板と、透明な合成樹脂で構成され、突板の裏面側に接合された基材と、を備え、基材の裏面側に、突板に意匠上の変化を付与するための意匠層が着脱自在に取り付けられていることを特徴としている。
木材を薄くスライスした突板には一般に、光を通すという特性(透明性)がある。したがって、この木質化粧成形品によれば、透明性を有する突板の裏面側に透明な合成樹脂で構成された基材が配置されていることによって、光が突板だけでなく裏面側の基材をも透過する。その結果、従来の木質化粧成形品と異なり、突板の深み感や照り感が強調された、独特の美しい仕上がりを得ることができる。
また、基材の裏面側に意匠層を設けることにより、この意匠層が、透明な基材を介して透けて現れ、突板と複合して見えるようにすることによって、突板の意匠を多様に変化させることができる。この場合の意匠層としては、突板の意匠を変化させるものであれば任意であり、例えば、木目模様などの模様付きのものはもとより、色付きのものや文字を付したもの、さらにはこれらの2つ以上を付したものなどが広く含まれる。また、意匠層が基材の裏面側に着脱自在に取り付けられているので、この意匠層を適宜、交換することによって、突板の模様や色調などを容易に変化させることができる。
【0007】
また、本発明の他の木質化粧成形品は、木材をスライスすることにより形成された突板と、透明な合成樹脂で構成され、突板の裏面側に接合された基材と、を備え、基材の裏面側に、液晶およびLEDの一方により所定の情報を表示する表示装置が設けられていることを特徴としている。
この木質化粧成形品によれば、請求項1の木質化粧成形品と同様、透明性を有する突板の裏面側に透明な合成樹脂で構成された基材が配置されていることによって、突板の深み感や照り感が強調された、独特の美しい仕上がりを得ることができる。
また、基材の裏面側に上記の表示装置を設けることにより、必要なときだけ、液晶またはLEDを点灯することによって、所定の情報を基材を介して突板の表面に映し出すことができる。
【0008】
これらの場合、突板と基材の間に、突板を補強するための透明な補強材が配置されていることが好ましい。この構成によれば、例えば不織布から成る補強材で突板が補強されるので、その割れを防止できるなど、加工適性を向上させることができる。また、補強材が透明であるので、上述した請求項1および2の作用はそのまま保たれる。
【0009】
さらにこの場合、突板および補強材の少なくとも一方に、透明な合成樹脂が含浸されていることが好ましい。この構成では、突板および/または補強材に含浸した透明な合成樹脂によって、これらの透明性が増すので、突板の深み感をさらに強調することができる。
【0013】
これらの場合、基材の裏面側に照明用の光源が設けられていることが好ましい。この構成では、光源の光により、突板が基材を介して照明され、意匠層が設けられている場合にはこの意匠層も併せて照明されることによって、暗い場所でも突板の意匠を浮き出させて見せることができる。
【0014】
この場合、光源は、その光の色および光量の少なくとも一方が可変に構成されていることが好ましい。この構成では、光源の光の色および/または光量を変えることによって、突板の色調や明るさを変化させることができる。
【0015】
これらの場合、光源と基材の間に、光源の光を均一化するための導光板が設けられていることが好ましい。この構成では、光源の光が導光板で均一化されることによって、自然で穏やかな突板の外観を得ることができる。
【0016】
これらの場合、突板の表面に所定の情報を表示する表示材が設けられていることが好ましい。この構成では、表示材もまた光源により裏側から照明されるので、それに表示された情報を、暗い場所でも確認することができる。
【0018】
これらの場合、基材の一部が不透明な合成樹脂で構成されていることが好ましい。この構成では、透明な合成樹脂が基材に部分的にのみ配置されていることによって、突板の意匠を、部分的に強調して目立たせたり、同一平面内で変化させたりすることなどが可能になり、より多様なバリエーションを得ることができる。
【0019】
これらの場合、突板の表面にトップコート塗装が施されていることが好ましい。この構成では、突板の表面をトップコート塗膜層により艶出しおよび保護などすることによって、木質化粧成形品の意匠性や耐久性を向上させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態による木質化粧成形品を示している。この木質化粧成形品1は、表面側の突板2と、その裏面に接合一体化された基材3とを備えており、これらは、射出成形によって一体成形されている。また、突板2の表面には、トップコート塗装によってトップコート塗膜層10が形成されている。
【0021】
突板2は、木質化粧成形品1を化粧するものであり、ウォルナットやメープルなどの木材をスライスすることにより厚さ0.2mm程度に非常に薄く形成されており、その結果として、ある程度の透明性を有している。また、突板2は、基材3を射出成形により接合一体化する際のアンカリング層としても機能する。
【0022】
基材3は、木質化粧成形品1の強度および剛性を確保するものであり、突板シート2よりもかなり厚く形成されている。また、基材3は、本発明では特に、突板2に深み感や照り感を付与する機能を果たすものであり、このため、本実施形態では、射出成形に適し、かつ強度、耐熱性や寸法安定性などに優れていることに加えて、透明な合成樹脂、例えば、ポリカーボネートやポリスチレンなどで構成されている。
【0023】
トップコート塗膜層10は、透明なポリエステル塗料などで構成されており、木質化粧成形品1の表面を保護するとともに、高級感を与えるべく艶出し仕上げが施されている。これにより、木質化粧成形品1の意匠性や耐久性を向上させることができる。
【0024】
以上の構成の木質化粧成形品1によれば、透明性を有する突板2の裏面側に、透明な合成樹脂で構成された基材3が配置されているので、光が突板2だけでなく基材3をも透過する。その結果、従来の木質化粧成形品51と異なり、突板2の深み感や照り感が強調された、独特の美しい仕上がりを得ることができる。すなわち、この場合における基材3を構成する合成樹脂の「透明」とは、突板2の深み感などに影響を及ぼす程度に光を透過するものであればよく、半透明や色付きのものも含まれる。
【0025】
図2〜図8は、本発明の他の実施形態による木質化粧成形品をそれぞれ示している。以下、実施形態間で構成要素が同じものについては、図面に同じ参照符号を付して説明を行うものとする。また、各実施形態では、突板2の表面に、実際には第1実施形態と同様のトップコート塗膜層10が形成されているが、図示の便宜上、図2以下ではトップコート塗膜層10は省略して描かれている。
【0026】
図2に示す第2実施形態の木質化粧成形品1は、上述した第1実施形態の突板2と基材3との間に、透明な補強材4を付加したものである。この補強材4は、透明性を有する材料、例えばポリエステルやビニロンなどから成り、厚さ0.1mm程度に薄く形成された不織布で構成されている。したがって、本実施形態によれば、突板2が補強材4で補強されることにより、その割れを防止でき、木質化粧成形品1の加工適性を向上させることができる。また、補強材4が透明であるので、前述した第1実施形態の効果をそのまま維持することができる。したがって、この場合の補強材4の「透明」もまた、光をある程度以上、透過するものであればよく、半透明や色付きのものも含まれる。
【0027】
なお、図示しないが、第1実施形態の突板2に、あるいは第2実施形態の突板2および補強材4の少なくとも一方に、透明な合成樹脂をあらかじめ含浸するようにしてもよい。それにより、含浸した透明な合成樹脂によって、突板2および/または補強材4の透明性が増すので、突板2の深み感をさらに強調することができる。この場合、含浸する合成樹脂の「透明」もまた、突板2や補強材4の透明性を増すという作用が得られるような、光をある程度以上、透過する半透明や色付きのものでもよく、例えばポリエステル樹脂やポリウレタン樹脂で構成されている。
【0028】
図3の第3実施形態による木質化粧成形品1は、第1実施形態の基材3の裏面に、意匠層5を配置したものである。この意匠層5は、突板2に意匠上の変化を付与するために設けられており、例えば、木目模様などの模様付きのもの、色付きのものや文字を付したもの、さらにはこれらの2つ以上を付したものなど、任意に構成することが可能である。
【0029】
したがって、本実施形態によれば、この意匠層5が、透明な基材3を介して透けて現れ、突板2と複合して見えることによって、突板2の意匠を変化させることができる。より具体的には、意匠層5が模様付きの場合には、突板2の木目模様に変化をもたせることができ、色付きの場合には、突板2について異なる色調を得ることができ、また、文字付きの場合には、突板2の木目模様と複合した意匠を作り出すことができるなど、突板2が同じであっても、その意匠を多様に変化させることができる。
【0030】
さらに、この意匠層5を、基材3の裏面に着脱自在に取り付けるようにしてもよい。それにより、意匠層5を適宜、交換することによって、突板2の模様や色調などを容易に変化させることが可能になる。あるいは、意匠層5を基材3の表面側に設けるようにしてもよく、それにより、意匠層5が基材3を介さずに突板2に直接、透けて見えることで、突板2の意匠が変化するとともに、基材3の裏面側に設けた場合とはまた異なる意匠を得ることができる。
【0031】
図4の第4実施形態による木質化粧成形品1は、第1実施形態の基材3の裏面に、照明用の光源6を設けたものである。この光源6は、図示しないスイッチなどの操作子によりON/OFFされる。したがって、本実施形態によれば、光源6の光により、突板2が基材3を介して照明されることによって、暗い場所でも突板2の意匠を浮き出させて見せることができる。
【0032】
なお、光源6を、その光の色および光量の一方または両方が可変に構成し、これらを操作子で調節できるようにしてもよい。それにより、光源6の光の色および/または光量を変えることによって、突板2の色調や明るさを任意に変化させることができる。また、図示しないが、第3実施形態の木質化粧成形品1に光源6を設けるようにしてもよく、その場合には、光源6により、突板2と併せて意匠層5が照明されることで、意匠層5を複合した突板2の意匠を浮き出させて見せることができる。
【0033】
図5の第5実施形態による木質化粧成形品1は、第4実施形態の基材3の裏面に、導光板7を設けたものである。この導光板7は、光源6の光を拡散させながら透過させ、均一化するためのものであり、例えば、木質化粧成形品1の成形後に取り付けた、すりガラスや乳白色ガラスなどで構成されている。したがって、本実施形態では、光源6の光が導光板7で均一化されることによって、自然で穏やかな突板2の外観を得ることができる。
【0034】
図6の第6実施形態による木質化粧成形品1は、第4実施形態の突板2の表面に、表示ラベル8(表示材)を設けたものである。この表示ラベル8は、使用者に伝えるべき所定の情報を文字などで表示したものであり、木質化粧成形品1の成形と同時に、あるいは成形後に貼付けによって、突板2の表面に設けられている。したがって、本実施形態によれば、表示ラベル8もまた光源6により裏側から照明されるので、それに表示された情報を、暗い場所でも確認することができる。
【0035】
図7に示す第7実施形態による木質化粧成形品1は、第4実施形態の基材3の裏面側に、光源6に代えて、表示装置9を設けたものである。この表示装置9は、複数のLED9aを備えており、これらのLED9aが点灯することによって、所定の情報を表示するように構成されている。したがって、本実施形態によれば、必要なときだけ、LED9aを点灯することによって、所定の情報を基材3を介して突板2の表面に映し出すことができる。なお、表示装置9の発光素子として、LED9aに代えて、液晶を用いてもよく、その場合にも、同様の効果を得ることができる。
【0036】
図8に示す第8実施形態による木質化粧成形品1は、第1実施形態の基材3を、透明な合成樹脂から成る透明部3aと、不透明な合成樹脂から成る不透明部3bで構成したものであり、両者3a、3bは互いに一体に成形されている。この例では、基材3の中央部に透明部3aが表裏方向に貫通するように配置され、他の部分に不透明部3bが配置されている。したがって、本実施形態によれば、透明部3aが基材3に部分的にのみ配置されていることによって、突板2の意匠を、部分的に強調して目立たせたり、同一平面内で変化させたりすることなどが可能になり、より多様なバリエーションを得ることができる。
【0037】
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、第2実施形態以降の木質化粧成形品1は、第1実施形態の構成を基本とし、補強材4、意匠層5、光源6、導光板7、表示ラベル8および表示装置9のうちの1つまたは2つのみを、各実施形態を特徴づける構成要素として付加することで構成されているが、これらの構成要素4〜9を、例示した以外の2つまたは3つ以上、適宜組み合わせて実施することが可能であり、それによって、より多様な意匠と表示機能などを得ることができる。また、実施形態で示した各構成要素の材質や構成は、あくまで例示であり、各構成要素が備えるべき条件を満たす限り、他の材質などを採用することが可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の木質化粧成形品によれば、突板の深み感や照り感が強調された、独特の美しい仕上がりを得ることができるとともに、多様な意匠と機能を実現することができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による木質化粧成形品を示す断面図である。
【図2】第2実施形態による木質化粧成形品の断面図である。
【図3】第3実施形態による木質化粧成形品の断面図である。
【図4】第4実施形態による木質化粧成形品の断面図である。
【図5】第5実施形態による木質化粧成形品の断面図である。
【図6】第6実施形態による木質化粧成形品の部分斜視図である。
【図7】第7実施形態による木質化粧成形品の部分斜視図である。
【図8】第8実施形態による木質化粧成形品の断面図である。
【図9】従来の木質化粧成形品の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 木質化粧成形品
2 突板
3 基材
3a 透明部
3b 不透明部
4 補強材
5 意匠層
6 光源
7 導光板
8 表示ラベル(表示材)
9 表示装置
9a LED
10 トップコート塗膜層
Claims (10)
- 木材をスライスすることにより形成された突板と、
透明な合成樹脂で構成され、前記突板の裏面側に接合された基材と、
を備え、
前記基材の裏面側に、前記突板に意匠上の変化を付与するための意匠層が着脱自在に取り付けられていることを特徴とする木質化粧成形品。 - 木材をスライスすることにより形成された突板と、
透明な合成樹脂で構成され、前記突板の裏面側に接合された基材と、
を備え、
前記基材の裏面側に、液晶およびLEDの一方により所定の情報を表示する表示装置が設けられていることを特徴とする木質化粧成形品。 - 前記突板と前記基材の間に、前記突板を補強するための透明な補強材が配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の木質化粧成形品。
- 前記突板および前記補強材の少なくとも一方に、透明な合成樹脂が含浸されていることを特徴とする、請求項3に記載の木質化粧成形品。
- 前記基材の裏面側に照明用の光源が設けられていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の木質化粧成形品。
- 前記光源は、発光する光の色および光量の少なくとも一方が可変に構成されていることを特徴とする、請求項5に記載の木質化粧成形品。
- 前記光源と前記基材の間に、当該光源の光を均一化するための導光板が設けられていることを特徴とする、請求項5または6に記載の木質化粧成形品。
- 前記突板の表面に所定の情報を表示する表示材が設けられていることを特徴とする、請求項5ないし7のいずれかに記載の木質化粧成形品。
- 前記基材の一部が不透明な合成樹脂で構成されていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載の木質化粧成形品。
- 前記突板の表面にトップコート塗装が施されていることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれかに記載の木質化粧成形品。
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