JP4469247B2 - 環状トレッドベルトのモールド、および環状トレッドベルトの形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、環状またはリング状のトレッド、より好ましくは環状のトレッドベルトアセンブリの加硫用のモールドに関し、本発明はさらに、この環状のトレッドベルトアセンブリを形成する独自の方法を含む。
タイヤのトレッド、またはタイヤのトレッドとベルトとのアセンブリを作り、加硫する場合、通常、金属製コードで補強されたプライや織物などの補強部材が取り付けられた、または、取り付けられない、1つまたは2つ以上未加硫のゴムなどのエラストマーの層が円筒状のコアの周りに巻かれていた。円筒状のコアは所望の内径に等しい直径を有するように選択され、通常は、エラストマーの層が取り付けられて、セグメントに分割される大きな円筒の中心に配置されていた。大きな円筒は、内側に所望のトレッドパターンが付けられたモールドの表面を含んでいてもよい。セグメントに分割される大きな円筒の直径は、内側のコアの装置の周りに巻かれた材料にきちんと接触するまで縮められ、装置全体が加熱される。外側のモールド面となる、セグメントに分割された円筒は、もちろん一定状態で加熱できるが、ゴムが周りに巻かれた内側のコアの加熱はより困難である。その結果、加硫が早く生じてしまうことがある。特許文献1は、エラストマーにこの種の不均一な加硫が生じる結果、加硫されたタイヤのトレッドまたはトラックベルトアセンブリが変形してしまうこと、特に、従来技術のこのようなモールド内では、内側のコアと、トレッドを形成する外側のコアとの間の大きな温度勾配により、トレッドベルト内の金属製のコードが動いてしまう可能性があることが開示されている。そこで、特許文献1では、トレッドベルトの内側表面を形成するために、概ね円筒形のモールド表面となるように互いに嵌め合わされる複数の内側セグメントを有する装置を、それらのセグメントを内側円筒の軸に向けて後退させる手段と、それらのセグメントを加熱する手段と共に示している。この装置はまた、内側円筒と同軸でかつ同じ長さである外側円筒の、概ね円筒形のモールド内側表面を形成するために、互いに嵌め合わされる複数の外側セグメントを、それらのセグメントを両方の円筒の共通軸から後退させる手段と、それらのセグメントを加熱する手段と共に有している。さらに、この装置は、内側円筒を外側円筒に対して、それらの両端部で密閉する一対のリングであって、複数の内側セグメントが共通軸に向けて後退させられ、かつ複数の外側セグメントが共通軸から離れるように後退させられて、未加硫のタイヤトレッドまたはトラックベルトを複数の内側セグメントと複数の外側セグメントとの間に配置できるように、少なくとも一方は取り外し可能な一対のリングを有している。
タイヤトレッドまたはトラックベルトアセンブリを作る上述の従来技術のモールドの利点は、成形されるアセンブリに熱と圧力が均一にかけられることである。
従来技術では、半径方向に後退可能なセグメントは通常、垂直に延びる縁部または側面を備えた、湾曲した、または円弧状の形状を有していた。外側セグメントは内側に移動可能で、トレッドのラグを含む外側トレッド面を形成する環状リングを作る。内側セグメントは、まず1つおきに外側に延び、次に内側に後退したままの1つおきの内側セグメントが外側に延び、それによって、完全に拡げられた位置でリングが形成されるような、1つおきのパターンで半径方向外側に順に動き、この結果、所定の時間に渡りトレッドベルトアセンブリを加硫するモールドが実現される。この時間は、モールドの加硫時間と考えられていた。半径方向外側の各セグメントと半径方向内側の各セグメントは、概ね垂直に延び、かつ内側と外側の両セグメントの共通軸に平行な縁部を有していた。トレッドの加硫が終わると、内側セグメントは、閉位置に保持されたままの隣接する内側セグメントがトレッドベルトアセンブリをトレッド形成用外側セグメントの中に保持しながら、形成されたトレッドの内側表面が半径方向内側に動く第1の複数のセグメントから分離されるようにして、後退させられた。半径方向内側の第1の複数のセグメントが内側に動かされると、次に、半径方向内側の第2のセグメントのセットが内側に移動可能になり、それによって、トレッドの内側の表面全体が解放された。その後、外側トレッド形成用セグメントが、半径方向外側に移動可能になり、それによって、トレッドベルトアセンブリ全体がモールドから開放された。トレッドが外側セグメントから取外されるときには、加硫されたトレッドベルトアセンブリをモールドから持ち上げる装置が使用されることもあった。
米国特許第4、207、052号明細書
この種の従来技術のベルトアセンブリの成形では、半径方向内側のトレッド形成面は、閉位置でモールド用の両リングの軸に概ね平行に延びる、垂直に延びる縁部を通常備えた、互いに同じ大きさのトレッド用セグメントを有している。同様に、外側セグメントも、モールドが閉じられると側面が接触してセグメント同士の間が密閉されるように垂直に延びる、つまり概ね平行な側面を有している。基本的には、特許文献1に記載されている上述の従来技術のモールドは、かなり大きいトレッドベルトアセンブリについては、概ね良好に作動する。しかし、このようなモールドの内側セグメントと外側セグメントとを閉じたときの力は、すべての動きが半径方向に生じて、半径方向内側セグメントの受ける圧力が実質的に増えるようにかかる。
本発明の目的は、加硫の圧力が360°全周で均一化されるように、トレッドベルトアセンブリの加硫時の内側と外側セグメントの安定性が改善された、トレッドベルト用モールドを提供することである。
本発明の第2の目的は、半径方向内側と半径方向外側の互いに向合うセグメント間の型割り線が、ベルト補強構造の近傍領域でのゴムの流れを最小にするように配置され、半径方向外側のモールドセグメントの構造上の完全性が改善される方法を提供することである。
半径方向厚さtの補強ベルト構造を有するトレッドベルトを形成する、セグメントに分割された環状のモールドが開示される。モールドは、トレッドベルトの内側表面を形成する、半径方向に動き外側に延びることのできる複数の半径方向内側セグメントと、トレッドベルトの外側表面を形成する、半径方向に動き収縮することのできる、複数の半径方向外側セグメントとを有している。半径方向内側セグメントおよび半径方向外側セグメントは、補強ベルト構造の半径方向最内周の表面から測って半径方向厚さtの50%よりも大きい距離離れた、トレッドベルトの補強ベルト構造の中点よりも半径方向外側の位置に、モールドの型割り線を形成している。
半径方向内側セグメントは、型割り線に向けて外側に延びる部分を形成する、上側と下側の横方向縁部を有している。同様に、半径方向外側セグメントは、型割り線に向けて内側に延びる部分を形成する、上側と下側の横方向縁部を有している。型割り線は、補強ベルト構造の、半径方向内側から少なくとも2番目のベルト層の外側に位置している。
好ましい実施態様では、トレッドベルトは、0°の角度の半径方向内側のワイヤ補強ベルト層と、90°の角度のワイヤ補強ベルト層と0°の角度のワイヤ補強ベルト層との間に配置された2つ以上の交差する角度のワイヤ補強ベルト層とを有しており、モールドの型割り線は、最外周のクロスプライ層と90°の角度のワイヤ補強ベルト層の半径方向における中間または外側に配置されている。
トレッドベルトを形成する、セグメントに分割された環状のモールドは、トレッドベルト形成用の複数の外側セグメントと、トレッドベルトの内側表面形成用の、半径方向に移動可能で、外側に拡がることのできる複数の内側セグメントと、中心軸を備えた摺動可能なハブアセンブリとを有している。ハブアセンブリは、各々が中心軸上に摺動可能に取り付けられた上側ハブ部分と下側ハブ部分とを有している。上側ハブ部分と下側ハブ部分は、各々が対応するハブ部分と半径方向内側セグメントとにピボット運動可能に連結された、複数のリンク用アームを有している。周方向に隣接する各セグメントは、交互に、上側ハブ部分か下側ハブ部分のいずれかに接続されている。一方のハブは、ハブの部分を動かす1つまたは2つ以上の手段によって、他方のハブに対して独立して動かされる。下側ハブ部分と上側ハブ部分とが動かされて絡み合わされた状態になると、内側セグメントは環状の輪を形成する。
トレッドベルトを形成する、セグメントに分割された環状のモールドは、各々がトレッドベルトの外側を形成するセグメントを支持する、複数の2枚式「J字」フレームを有している。ベースプレート支持構造が、2枚式J字フレームの各々に取り付けられている。一対の直動軸受レールがベースプレートに取り付けられており、複数の軸受用ブロックが、直動軸受ガイドレール上に取り付けられている。軸受用ブロックは、内側、外側セグメントに取り付けられており、一対の直動軸受レールにより、セグメントは直線状に案内される。
冷却プレートが各セグメントに取り付けられており、各セグメントと直動軸受用ブロックとの間に配置されている。冷却プレートは、冷却用媒体を通す複数の流路を有している。
本明細書における用語の定義を以下に示す。
「周方向」は、軸線方向に垂直な環状トレッド面の周囲に沿って延びているラインまたは方向を意味する。
「コード」は、トラック内のプライを構成している補強素線の1つを意味する。
「赤道面(EP)」は、トラックの回転軸に垂直でトレッドの中心を通る平面を意味する。
「フットプリント」は、荷重および空気圧下において平坦な面と接触するタイヤトレッドの接触部分、すなわち領域を意味する。
「横方向の」および「横方向に」は、タイヤの回転軸に平行なラインまたは方向を意味する(「軸線方向」と同じ)。
「プライ」は、ゴムに被覆された平行なコードの連続した層を意味する。
「半径方向の」および「半径方向に」は、トラックの回転軸に向けて、または回転軸から離れるように延びている方向を意味する。
「零度のワイヤ」は、トレッドの下に位置し、ビードに固定されておらず、トレッドに沿って周方向にらせん状に延びていて、タイヤの赤道面に対するコードの角度が0度から5度の範囲にある、平行なコード(通常は金属製ワイヤ)の少なくとも1つの層を意味する。
本発明は、類似の番号は類似の部分を示している図面を参照することで、よりよく理解されるであろう。
図1を参照すると、本発明のモールド2の平面図と、トレッドベルトアセンブリ4の断面図とが示されている。右半分は、モールド2が完全な開位置にある状態で、搬送手段50に支持されているトレッドベルトアセンブリ4を示している。モールド2の左半分は、搬送手段50により保持されているトレッドベルトアセンブリ4と、右半分ほどは開いていない、半径方向に後退した開位置を示している。図示のように、搬送手段50は、トレッドベルトアセンブリ4をモールド2に搬送する際にトレッドベルトアセンブリ4の全重量を支持する、トレッド支持用足54を備えた複数の脚部52を有している。これらのトレッドベルトアセンブリ4の重量は、約1800kg(4,000ポンド)以上またはその数倍になることがある。搬送手段50は、1つおきに設置されたセグメント12A、12Bからなる複数の内側モールドセグメント12と、1つおきに設置されたセグメント14A、14Bからなる複数の外側モールドセグメント14との間の環状の空間内にトレッドベルトアセンブリ4を配置できるように、その重量を支持している。図9により適切に示されているように、内側モールドセグメント12は、トレッドベルトアセンブリ4の内側表面3を形成する。各内側セグメント12は頂部と底部とに、半径方向外側に延びている部分16、18をそれぞれ有しており、トレッドベルトアセンブリ4は、これらの半径方向外側に延びている部分16、18によって支持されるように設置されることができる。
図3には、モールド2の上面図が示されており、トレッドベルトアセンブリ4を支持する複数の脚部52が図示されている。1つおきに配置されたモールド2の内側セグメント12Aは後退しているが、トレッドベルトアセンブリ4に近接している。脚部52は、これらの内側セグメント12Aがトレッドベルトアセンブリ4に接触するまで動かされたときに、図示の通り、この接触した2つの内側セグメント12Aの間にある。したがって、図示の通り、内側セグメント12Bがまだトレッドベルトアセンブリ4に接触していない、後退した位置にあれば、脚部52はトレッドベルトアセンブリ4を完全に支持することのできる位置にある。
図4を参照すると、複数の半径方向外側セグメント14Aが、トレッドベルトアセンブリ4と接触する位置まで動かされている。これらの外側セグメント14Aは、接触している内側セグメント12Aと一直線に揃えられている。これによって、搬送手段50がその位置でトレッドベルトアセンブリ4から離され、トレッドベルトアセンブリ4が、内側、外側セグメント12A、14Aが1つおきに接触するこのようなパターンによって支持される、トレッドベルトアセンブリ4の支持手段が提供される。搬送手段50(搬送手段50の一部は、分かりやすいように省略されている)を取外すため、脚部52は半径方向外側に動かされ、さらにトレッドベルトアセンブリ4と外側セグメント14Bとの間の空間内を垂直に持ち上げられることができる。脚部52が持ち上げられると、後退した位置にあった内側セグメント12Bも、トレッドベルトアセンブリ4と完全に接触する位置に、半径方向外側に動かされることができる。内側セグメント12Bがトレッドベルトアセンブリ4に完全に接触すると、残りの外側セグメント14Bも、外側セグメント14Aと一列に揃えられた位置であって、そこから外側セグメント14A、14Bが完全な閉位置まで内側に動かされ、トレッドベルトアセンブリ4がモールド2内で加硫可能になる、部分的な接触位置まで動かされることができる。この状態を図2に示している。
本発明の一つの重要な側面は、外側セグメント14Aがトレッドベルトアセンブリ4に対して1つおきに部分的に閉じた後に、脚部52が取り外され、残りの外側セグメント14Bもまた部分的な閉位置まで動かされるということである。内側セグメント12A、12Bが完全に接触した位置に置かれ、外側セグメント14A、14Bがこのような部分的な閉位置に置かれることによって、図2に示した通り、モールドのすべての外側セグメント14A、14Bが同時に閉位置に来るような方法でモールド2を最終的に閉めることができる。モールド2が最終的に閉じられると、トレッドベルトアセンブリ4は、完全にモールド2内に封入される。モールドの機構の動きは、以下においてより詳細に説明される、いくつかの装置によって制御されている。注目すべきは、このトレッドベルトアセンブリ4は非常に大きく、また、非常に複雑なトレッドベルト補強構造を有していることである。重要なのは、トレッドベルトアセンブリ4が、補強トレッドベルト構造5を変形させることなく、モールド2内に配置され、加硫されることである。本発明の、さらに重要な側面と重要な事項は、内側、外側セグメント12、14が硬いために、トレッドベルトアセンブリ4の形成に使用できる、各セグメント12、14の間にある容積が概ね固定されてしまうことである。しかし、ゴムは部材の加硫中に約2%膨張するため、トレッドベルトアセンブリ4の加硫中にトレッドベルトアセンブリ4が膨張できるように、セグメント12のセットまたはセグメント14のセットの一方を、半径方向内側または外側に動かせるようにしなければならない。モールド2を動かしながらトレッドベルトアセンブリ4を膨張させる方法の代替案として、モールドの空洞部13内に空洞部13よりもわずかに小さいトレッドベルトアセンブリ4を供給し、トレッドベルトアセンブリ4が膨張して空洞部13を満たすようにする方法がある。残念ながら、この代替案には、ゴムの流れの制御がかなり困難になり、「ライツ」(lights)と一般的に呼ばれている欠陥を引き起こす可能性が生じるという欠点がある。内側、外側セグメント12、14の間の空洞部13に合った、適切な大きさのトレッドベルトアセンブリ4を供給して、内側または外側セグメント12、14がトレッドベルトアセンブリ4に押されるようにする方がより好ましく、小さ目のトレッドベルトアセンブリ4を供給する方法よりもはるかに優れている。このプロセスでは、セグメントのセット12、14の両方が押されたり、動かされたりすることのない方が好ましい。本発明では、補強トレッドベルト構造5の重要な性質に鑑み、内側セグメント12を相対的に一定の位置に維持したまま、外側セグメント14を移動可能にする方が好ましいと定められた。このような構成が好ましいのは、トレッド領域9が動いても、影響されるのはトレッドのゴムの合成物だけであり、加硫中に向きが乱されないようにしておく必要のある補強トレッドベルト構造5の金属製コードとワイヤには影響しないためである。このようなゴムの動きは、外側セグメント14がゴムの熱膨張によってわずかに拡がるようにすることで、最も適切に実現することができる。
トレッドベルトアセンブリ4の大きさを最適にするには、トレッドベルトアセンブリ4が、その形成中に、重量または比重によって制御される大きさまたは体積で供給されることが重要である。ゴムの比重は、トレッドベルトアセンブリ4に取り付けられる際の値が既知であり、正確な量のゴムがトレッドベルトアセンブリ4に取り付けられるため、好ましい。その結果、トレッドベルトアセンブリ4の体積は、任意の位置で概ね既知になり、モールド2の空洞部13と十分に一致し、ゴムの動きが最小化される。
前述のように、すべての外側セグメント14は、閉じられる直前にトレッドのゴムに部分的に接触しており、次に、外側セグメント14は、そのトレッド形成用リブが相当に均一に動かされ、ゴムがトレッドベルトアセンブリ4の360°全周に渡って均一に押し付けられるように、モールド2の加硫サイクルの完全に接触した閉位置に動かされる。
図1と2に示しているように、外側セグメント14の動きは、外側セグメント14にピン17によって接続され、2枚式J字フレームと呼ばれる構造に取り付けられた大きなシリンダ6によって制御されている。図10に示される2枚式J字フレーム10は、外側セグメント14を支持するとともに、内側セグメント12を支持しているフレーム構造20に取り付けられている。2枚式J字フレーム10は、平坦な基部を備え、一対の溝11の位置まで上側に湾曲している鋳物である。これらの溝11により、図1に示すようなシリンダ6の軸支持部7が実現されている。2枚のJ字板の間には、構造上の一体性を高めるための補強用ブレース15が配置されている。図4に示している実施形態では、12個程度の内側、外側セグメント12、14が設けられている。各外側セグメント14は、外側セグメント14を支持している2枚式J字フレーム10上に設置されている。各2枚式J字フレーム10は床にしっかりと取り付けられ、加硫中は約800万N(約180万ポンド)の力を受ける。図示のように、J字フレーム10はまた、フレーム20の先に片持ちされた構造であり、負荷が加わると、約3mm(約0.12インチ)以下の範囲でたわむことがあるが、シリンダ6をJ字フレーム10と外側セグメント14に接続している、ピボット運動の軸となる軸支持部7とピン17とによって、容易に吸収可能である。モールド全体は、全周に渡って約9800万N(約2200万ポンド)の力を受ける。外側のシリンダ6は非常に大きく、直径は約40cm(約16インチ)で、約50cm(約20インチ)の動程を有している。
加硫中、外側セグメント14は、ゴムの熱膨張と大きな作用力とを吸収するように動くことができるため、内側セグメント12は、半径方向内側への動きが阻止されるという大きな機械的メリットが得られるように設置されることが好ましかった。このことは、成形されたトレッドベルトアセンブリ4の直径が製造毎に正確で、製作誤差の変動が非常にわずかあるいは微小となることが保証されるという長所がある。図1と2を参照すると、内側セグメント12はフレーム20に支持されており、その駆動機構は、内側セグメント12を半径方向に動かし、中心の柱、つまり軸60上に同軸で摺動可能に取り付けられた作動用摺動ハブアセンブリ30を有している。中心の柱、つまり軸60上に取り付けられたこの摺動可能なハブアセンブリ30は、図5と6に最もわかりやすく示されている。摺動可能なハブアセンブリ30は、図示のように、上部32Bと下部32Aとを有している。上部32Bと下部32Aは、各々、機械的リンク8を取り付ける穴34を備えた、リンクを張り出す位置(casting location)33を有している。これらの機械的リンク8は図1、2に示されており、1つのリンク8が、ピン17によって、1つの半径方向内側セグメント12A、12Bに接続されている。上側ハブ部分32Bは、ピボット運動するリンク8によって、1つおきに、2つの内側セグメント12Aの間の内側セグメント12Bに取り付けられている。また、下側ハブ部分32Aは、ピボット運動するリンク8によって、1つおきに、2つの内側セグメント12Bの間の内側セグメント12Aに取り付けられている。この構成により、ハブアセンブリ30の上側ハブ部分32Bと下側ハブ部分32Aは独立に動くことが可能となり、リンク8が接続された上部32Bと下部32Aとを独立に、円周に沿って1つおきのパターンで駆動することが可能になる。内側セグメント12A、12Bを半径方向に動かす手段36は、ハブアセンブリ30だけではなく、図2にわかりやすく示しているように、シリンダ31、35を有している。一方のシリンダ31は、リンク機構つまりリンク8が図示のようにほぼ水平になるように、下側のハブ32Aを下側の位置に動かす。上側のハブ32Bは、セグメント12Bに接続されているリンク機構つまりリンク8が、図示のように同様にほぼ水平位置になるまでハブ32Bを下側に動かす、第2のシリンダ35によって駆動される。下側、上側ハブ部分32A、32Bが下側の位置まで動かされると、ハブアセンブリ30の下側、上側ハブ部分32A、32Bは、図6に示されているように、相互に絡み合わされる。これによって、優れた強度と、内側セグメント12A、12Bをほぼ水平方向に機械的に固定する方法とをもたらす、連結された中央ハブアセンブリ30が実現される。これによって、内側セグメント12A、12Bを内側に押そうとする力は、機械的に完全に強化された構造によって抵抗され、著しい機械的利点が生じる。各セグメント12A、12Bとの間の図示のリンク8は、大きな負荷を処理し、構成要素の座屈を防止するため、約15cm(約6インチ)の直径を有している。
図2に示しているように、ハブアセンブリ30がモールドの閉位置に移動すると、ハブアセンブリ30の上側ハブ部分32Bと下形のハブの部分32Aの両方の穴34は、モールドの部分16、18の間にあるトレッドベルトアセンブリ4の横方向の両縁部間の距離の半分として定義される、トレッドベルトアセンブリ4の中心線に実質的に揃う。さらに図2に示しているように、リンク8は、位置34と内側セグメント12A、12Bとにおいて、形成されたトレッドベルトアセンブリ4の垂直方向の中心線の位置で固定されている。このような固定方法により、すべてのリンク8が、加硫時の圧力に起因し、中心から外れたいかなる負荷も最小にするように、同一の水平な平面上に並ぶことが保証される。
ハブアセンブリ30を、1つのリンク8の代わりに、垂直方向の一対のリンク8を使用して設計する場合には、一対のリンク8の中点が垂直方向の中心線上に位置し、一方のハブ部分の上側と下側の取り付け位置が他方のハブ部分の対応するそれぞれの取り付け位置に揃えられることが望ましいだろう。ただし、一対のリンク8の中点がトレッドの垂直方向の中心線に揃えられていれば、両方の取り付け位置がこのように揃えられることは重要ではない。
内側、外側セグメント12、14は支持プレート22に取り付けられており、支持プレート22は、図7に示しているように、中心軸60に向けて内側に延びる一対の直動軸受40を有している。内側、外側セグメント12、14は、これらの直動軸受40によって動くことができる。一対の直動軸受レール41は、図7に示しているように、内側、外側セグメント12、14にそれぞれ取り付けられた直動軸受用ブロック42を有している。内側の各セグメント12と外側の各セグメント14は、図示のように4つの直動軸受用ブロック42を有しており、直動軸受レール41には各々、2つの軸受用ブロック42が摺動可能に取り付けられている。
図8を参照すると、冷却用配管70が示されている。冷却用配管70は、冷却用液状媒体72を、内側、外側セグメント12、14が取り付けられている流路付きの冷却プレート19に通している。冷却用液状媒体72は、内側、外側セグメント12、14が加硫温度になるように加熱されながら、冷却プレート19に取り付けられた直動軸受用ブロック42が低い温度に維持されるように、冷却プレート19をほぼ周囲の温度、つまり室温に維持する。直径約3m以上の大きいモールド2では、フレーム20が概ね常時室温に維持され、フレーム20が、モールド2および連結されたフレーム20の熱膨張によって、温度勾配の増加に伴う一定期間にわたって、内径の制御が不可能となるような熱勾配を伴って大きく膨張しないように、直動軸受40の動きとフレーム20の熱収縮と熱膨張とが制御されなければならないことが見出された。フレーム20を、ほぼ室温に維持することで、完成した製品の寸法の制御性が大きく改善される。さらに、内側セグメント12と軸受用ブロック42との間、および外側セグメント14と軸受用ブロック42との間の冷却プレート19の冷却によって、直動軸受40の寿命が大きく伸びる。
図9を参照すると、閉位置にあるトレッドベルトアセンブリ4の拡大図が示されている。図示のように、内側セグメント12は、加硫温度を実現するための、水、蒸気、または、その他の任意の適切な加熱用媒体のいずれかである、加熱された液状媒体76を供給する液状媒体用流路74を有している。同様に、外側セグメント14も、外側セグメント14を加熱する液状媒体76と液状媒体用流路74とを有している。図示されている重要な特徴は、2つのモールドのセグメント12、14の型割り線80、つまり、2つのモールドのセグメント12、14が接する部分が、ベルト層5A、5B、5C、および5Dに対してほぼ半径方向外側の位置、好ましくは、半径方向最外周の2つのベルト層5C、5Dの間に位置していることである。型割り線80は、図では閉位置で示されている。本発明では、機械的リンク8に図1に示すようなシム8Aを設けることで、各型割り線80が非常に正確に閉じられる。シム8Aは、加硫温度でのモールドの閉位置に合わせて、正確に機械加工されている。この正確な機械加工により、型割り線80は、初期状態では、トレッドベルトアセンブリ4の大きさによって決まる、セグメント12、14が当接した完全な閉位置、または、ほぼ完全な閉位置にある。トレッドベルトアセンブリ4が加硫され、ゴムが膨張するにつれて、型割り線80に隙間が生じる、つまり、型割り線80が開くことができる。トレッドベルトアセンブリ4の半径方向外側の方に型割り線80を設けることにより、非常に均一なトレッドベルトアセンブリ4が実現されることがわかった。さらに、型割り線80を、トレッド領域9の非常に近くに設けることにより、トレッド用ゴムおよびベルト用ゴムが膨張するにつれて、トレッド領域9のゴムが型割り線80の隙間に流れ込み、隙間を充填することができるようになる。このことは非常に有益であり、補強トレッドベルト構造5の領域の近傍のゴムがほとんど動かされないことが保証される。補強トレッドベルト構造5は、半径方向内側のベルト層5Aが、トレッドベルトアセンブリ4の横方向縁部にほとんど密接するようなベルト層を有している。このように構成されているのは、もし、図示の内側セグメント12が、半径方向内側のベルト層の近傍に型割り線80を有していると、ゴムがその領域に流れる可能性があるためである。このような流れが発生すると、補強トレッドベルト構造5が横方向の両端部を変形させ、弱い部位が発生する。型割り線80が図示のように外側に動かされると、トレッドベルトアセンブリ4の補強トレッドベルト構造5の近傍の領域では、ゴムの流れがほとんどなくなる。図示のように、型割り線80は、実際には、内側セグメント12に締結部品90によりボルト止めされる上側、下側の板81、82によって実現されている。この構成により、型割り線80は、外側セグメント14の方向に、トレッドのゴム9により近づくように、外側に効果的に動かされる。
さらに図示しているように、トレッドベルトアセンブリ4は、半径方向外側のトレッド領域9と、複数のリブ3Aと溝38とを有している半径方向内側表面3とを有している。半径方向内側表面3は、トレッドベルトアセンブリ4が後で使用のために取り付けられるカーカス、つまりケーシングアセンブリとの境界を定めている。内側表面3の上には、補強トレッドベルト構造5の全体が配置されている。図示のように、補強トレッドベルト構造5は、トレッドベルトアセンブリ4の周りに周方向に巻かれた零度のワイヤを有する第1のベルト層5Aを有している。周方向のワイヤ補強ベルト層5Aと半径方向最外周のベルト層5Dとの間には、2つのクロスプライベルト層5B、5Cが配置されており、各クロスプライベルト層5B、5Cの横方向縁部は、半径方向外側のベルト層5B、5C、5Dが、それぞれ、半径方向内側の隣接する層よりもわずかに狭くなるように、周方向のワイヤ補強ベルト層5Aの横方向縁部よりも軸方向内側に動かされている。2つのクロスプライベルト層5B、5Cの外側には、図示のように、軸方向の強度を著しく増大させる90°のワイヤ補強ベルト層5Dが配置されている。型割り線80は、この90°のワイヤ補強ベルト層5Dに非常に近い位置に配置されている。型割り線80が、90°のワイヤ補強ベルト層5Dに揃えられているので、側面付近の膨張は、90°のワイヤ補強ベルト層5Dによって制限されることが理解されよう。この制限によって強度が大きく増大し、下側の層5A、5B、5Cにおける座屈やその他の不均一な状態の発生が防止されている。もう一つの長所は、型割り線80が、最も狭いベルト5Dの近くに配置されているため、ゴムの合成物が補強トレッドベルト構造5の周囲で動かされることが大幅に少なくなり、ゴムの合成物の動きは、主に、悪影響のないトレッドのゴム9からの動きとなることである。これらの特徴は、些細なものと見られるかもしれないが、品質の高いトレッドベルトアセンブリ4の製造にとっては非常に重要である。たとえば、典型的な大型のオフロード用空気入りラジアルタイヤでは、最も大きいまたは最も広いベルト層は、トレッドの横方向縁部から約9.3cm(3.65インチ)の位置にある。同様な大きさの2ピース型トレッドベルトでは、最も広いベルト層は、モールドの横方向縁部まで約3.2cm(1.25インチ)の位置にあり、つまり、モールドの横方向縁部に300%程度近づくことになる。それに応じて、トレッドベルトアセンブリ4の横方向縁部で、ベルトが大幅に変形しやすくなる。好ましくないゴムの流れに起因するベルト層5Aないし5Dの変形は、トレッドベルトアセンブリ4の耐久性に悪影響があるため、好ましくないゴムの流れを回避することが必須である。
本発明のモールドの平面図、トレッドベルトアセンブリの断面図、およびモールドの完全な開位置で搬送手段に支持されているトレッドベルトの図である。 完全な閉位置にあるときの、本発明のモールドと加硫中のトレッドベルトアセンブリの断面図である。 トレッドベルトが搬送手段により支持され、複数の半径方向内側セグメントが後退して開位置にある状態を示す、本発明のモールドの上面図である。 トレッドベルトが依然として搬送手段に支持されている状態と、複数の内側セグメント、および部分的に閉じている複数の外側セグメントを示す、第2の上面図である。 分離されて完全に開いた位置にある上側ハブ部分と下側ハブ部分を示す、内側の作動用摺動ハブアセンブリの斜視図である。 上側ハブ部分と下側ハブ部分の作動により内側セグメントが半径方向の外側に動かされて環状の輪を形成する、完全に閉じた位置で絡み合わされている、両方のハブの部分を示す、内側の作動用摺動ハブアセンブリの斜視図である。 直動軸受機構を示す、図2のモールドの部分端面図である。 図2のモールドのセグメントの下側の部分の拡大図である。 図2のモールドのセグメントの拡大図である。 モールド用フレームの、2枚式J字フレームの斜視図である。
符号の説明
2 モールド
3 内側表面
3A リブ
4 トレッドベルトアセンブリ
5 補強トレッドベルト構造
5A 零度のワイヤ補強ベルト層
5B クロスプライベルト層
5C クロスプライベルト層
5D 90度のワイヤ補強ベルト層
6 シリンダ
7 軸支持部
8 リンク
8A シム
9 トレッド領域
10 2枚式J字フレーム
11 溝
12,12A,12B 内側モールドセグメント
13 空洞部
14,14A,14B 外側モールドセグメント
15 補強用ブレース
16,18 半径方向外側に延びている部分
17 ピン
19 冷却プレート
20 フレーム構造
22 支持プレート
30 ハブアセンブリ
31,35 シリンダ
32A 下側ハブ部分
32B 上側ハブ部分
33 リンクを張り出す位置
34 穴
36 半径方向に動かす手段
38 溝
40 直動軸受
41 直動軸受レール
42 直動軸受用ブロック
50 搬送手段
52 脚部
54 トレッド支持用足
60 中心軸
70 冷却用配管
72 冷却用液状媒体
74 液状媒体用流路
76 液状媒体
80 型割り線
81 上側の板
82 下側の板
90 締結部品

Claims (3)

  1. 半径方向厚さtの補強ベルト構造を有するトレッドベルトを形成する、セグメントに分割された環状のモールドにおいて、
    前記トレッドベルトの内側表面を形成する、半径方向に動き外側に延びることのできる複数の半径方向内側セグメントと、
    前記トレッドベルトの外側表面を形成する、半径方向に動き収縮することのできる、複数の半径方向外側セグメントとを有し、
    前記半径方向内側セグメントおよび前記半径方向外側セグメントは、前記補強ベルト構造の半径方向最内周の表面から測って前記半径方向厚さtの50%よりも大きい距離離れた、前記トレッドベルトの前記補強ベルト構造の中点よりも半径方向外側の位置に、モールドの型割り線を形成することを特徴とするモールド。
  2. 環状のトレッドベルトを成形する方法において、
    半径方向厚さtの補強ベルト構造を有するトレッドベルトを受け入れて形成する、セグメントに分割された環状の開いたモールドであって、前記トレッドベルトの内側表面を形成する、半径方向に動き外側に延びることのできる複数の半径方向内側セグメントと、前記トレッドベルトの外側表面を形成する、半径方向に動き収縮することのできる、複数の半径方向外側セグメントとを有し、前記半径方向内側セグメントおよび前記半径方向外側セグメントは、前記補強ベルト構造の半径方向最内周の表面から測って前記半径方向厚さtの50%よりも大きい距離離れた、前記トレッドベルトの前記補強ベルト構造の中点よりも半径方向外側の位置に、モールドの型割り線を形成するモールドを準備するステップと、
    開いている前記モールドにトレッドベルトを挿入するステップと、
    前記モールドを閉じるステップと、
    前記トレッドベルトを加硫するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  3. 半径方向外側のトレッドと、
    少なくとも、0°の角度で周方向に延びている半径方向内側のワイヤ層と、一対のクロスプライ層と、90°の角度で横方向に延びている半径方向外側のワイヤ層とを有している補強ベルト構造と、
    前記半径方向内側の層および一対の前記クロスプライ層の少なくとも一方のいずれよりも半径方向外側にある型割り線と
    を有することを特徴とするトレッドベルト。

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