JP4467619B2 - ワイヤレス通信ネットワークにおけるストリーム処理技術 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤレス通信に関する。より特定的には、本発明は、ワイヤレス通信ネットワークにおいてストリームに識別子を割当てる技術に関する。
短距離ワイヤレス近接ネットワークは、典型的に100mまたはそれ以下の通信範囲を有するデバイスを含む。長距離通信を得るために、これらの近接ネットワークが、セルラネットワーク、ワイヤライン通信ネットワーク、及びインターネットのような他のネットワークとインタフェースされることが多い。IEEE 802.15.3及びIEEE 802.15.3aは短距離ワイヤレス通信ネットワークの例である。
現在、IEEE 802.15.3aのために高レート物理層(PHY)標準が選択されている。現IEEE 802.15.3媒体アクセス制御層(MAC)は、選択されたPHYと共に可能な限り多く使用されることを想定している。現在、2つのPHY候補が残されている。これらの候補の一方は、直交周波数分割多重化(OFDM)の周波数ホッピング応用に基づいている。他方の候補は、「M項2進オフセットキーイング」に基づいている。OFDM提案は、「マルチバンドOFDM(MBO)」と呼ばれる。更に、IEEEの範囲外のOFDM提案を更に開発するために、「マルチバンドOFDMアライアンス」と呼ばれる新しいアライアンスが形成されている。
MBOは、OFDM変調及び周波数ホッピングを使用している。MBO周波数ホッピングは、「時間周波数コード(TFC)」のような予め限定されたコードに従って、種々の周波数における各OFDM記号の伝送を含むことができる。「時間周波数コード」は、より大きい周波数帯域にまたがってインタリーブされた情報ビットを広げるのに使用することができる。
現在、IEEE 802.15.3 MAC層の代わりにOFDM物理層と共に使用される「媒体アクセス制御(MAC)」層を作成するために、MBOAに関心が寄せられている。MBOA MACの現在のバージョンは、互いに通信することができるワイヤレス通信デバイスのグループ(ビーコニンググループと呼ばれる)を含む。ビーコニンググループのタイミングは、デバイスを通信資源に割当てることができる“スーパーフレーム”の繰り返しパターンに基づく。
MAC層は、伝送デバイス間の交換(フレームと呼ばれる)を支配する。MACフレームは、種々の部分を有することができる。これらの部分の例は、フレームヘッダ及びフレームボディを含む。フレームボディは、ユーザアプリケーションのようなより高いプロトコル層に関連付けられたデータを含むペイロードを含む。これらのユーザアプリケーションの例は、ウェブブラウザ、eメールアプリケーション、メッセージアプリケーション等々を含む。
更に、MAC層は資源の割当てを支配する。例えば、各デバイスはフレームを送信するために可用通信帯域幅の割当てられた部分を必要とする。現MBO MAC提案は、ビーコンと呼ばれる伝送を通して遂行される資源割当てを行う。ビーコニンググループ内の各デバイスは、ビーコンを伝送するためにある帯域幅の部分が割当てられている。
このアプローチによれば、MBOA MACは、複数のデバイスがMAC層責任を共有する分散制御アプローチに従って動作することができる。「分散保留プロトコル(DRP)」と呼ばれるチャネルアクセスメカニズムが、このような共有責任の例である。DRPは、2つまたはそれ以上のデバイス間の単方向接続を確立し、終了させるための基本的なツールを含む。
DRPによれば、デバイスは、ある期間にわたってスーパーフレームのデータ部分を保留することができる。保留を確立し、維持するために、保留を要求したデバイスはそのビーコンスロット中にDRP情報要素(DRP IE)を送信する。保留に関して対等(ピア)の1つまたは複数のデバイスも、それぞれのビーコンスロット内にDRP IEを送信する。これらのデバイスは、保留の存在中は各スーパーフレームのそれぞれのビーコンスロット内でDRP IEを送信し続ける。保留は、例えば、あるストリームの間行うことができる。
デバイスは、ワイヤレス伝送環境及びデバイスのモビリティのようないろいろな理由から、送信されたDRP IEを受信しないかも知れない。不幸にも、現在のMBOA MAC仕様(2004年10月20日、バージョン0.72)は、これらのイベントを処理する頑丈なアプローチを提供しない。ビーコンが失われると、デバイスはストリームのステータス上で一貫性のないパースペクティブを有するようになり得る。従って、より効果的なアプローチが必要である。
本発明は、ストリームの処理に関する技術を提供する。例えば、本発明の方法においては、少なくとも1つの遠隔デバイスに関連する第1のデータストリームのデータが、反復する時間期間の第1の部分(例えば、1つまたはそれ以上の媒体アクセススロット)中に伝送される。また、第1のデータストリームの識別子を含む制御情報が、反復する時間期間の第2の部分(例えば、ビーコンスロット)中に伝送される。本方法は、第1のデータストリームの識別子を所定の時間間隔の間保留する。この所定の時間間隔中は、上記保留された識別子を使用して第2のデータストリームを少なくとも1つの遠隔デバイスへ伝送することが禁止される。この時間間隔は、第1のデータストリームの伝送の直後に出現する。
本発明のさらなる方法によれば、1つまたはそれ以上の遠隔デバイスに関連するデータストリームのデータは、反復する時間期間の第1の部分(例えば、1つまたはそれ以上の媒体アクセススロット)中に受信される。また、制御情報は、反復する時間期間の第2の部分(例えば、ビーコンスロット)中に受信される。この制御情報はデータストリームの識別子を含む。更に、本方法は、データストリームの識別子が反復する時間期間の第2の部分から少なくとも所定の時間間隔の間失われるまでは、そのデータストリームはアクティブであると見做す。更に、本方法は、反復する時間期間の第2の部分中にストリーム終了通知が受信されるまでは、そのデータストリームはアクティブであると見做す。
反復する時間期間は、MBOAスーパーフレームであることができる。従って、反復する時間期間が出現する度に、第2の部分は第1の部分に先行することができる。上記所定の時間間隔は、反復する時間期間の2つまたはそれ以上が連続して出現する長さであることができる。また、この時間間隔はMBOAパラメータmMaxLostBeaconsによって指定することができる。
識別子は、3ビット2進値のような数値であることができる。また、識別子は、分散保留プロトコル情報要素(DRP IE)内に含ませることができる。更に、識別子は、1組の可用ストリームID数からランダムに生成することができる。
本発明は、更に、上述した特色を提供する装置をも提供する。更に、本発明は、コンピュータシステム内のプロセッサを動作可能にして上述した特色を遂行させるコンピュータプログラムロジックが記録されているコンピュータプログラム製品を提供する。更に、本発明の特色及び長所は、以下の添付図面に基づく説明から明白になるであろう。
添付図面においては、類似の参照番号は一般的に同一の、機能的に類似の、及び/または構造的に類似の要素を表している。最初に現れる要素は、参照番号の最も左のディジットによって表されている。
I. 動作環境
本発明を詳細に説明する前に、先ず本発明を使用することができる環境を説明することが有用であろう。それ故、図1に動作環境例を示す。この環境は、複数のビーコニンググループ101を含み、各グループは複数のデバイス102を有している。例えば、図1に示されているビーコニンググループ101aはメンバーデバイス(DEV)102a−eを含んでいる。図1にはビーコニンググループ101bも示されており、このビーコニンググループ101bはDEV 102f、102g、及び102hを含んでいる。
ビーコニンググループ101a内の各DEV 102a−dは、対応するリンク120を介してDEV 102eと通信することができる。例えば、DEV 102aはリンク120aを介してDEV 102eと通信する。更に、ビーコニンググループ101a内の各DEV 102a−eは、互いに直接通信することができる。例えば、図1は、DEV 102cと102dがリンク122aを介して通信することを示している。
ビーコニンググループ101b内の各DEV 102f及び102gは、対応するリンク120を介してDEV 102hと通信することができる。例えば、DEV 102fはリンク120fを介してDEV 102hと通信し、一方DEV 102gはリンク120gを通してDEV 120hと通信する。ビーコニンググループ101b内のDEV 102f及び102gは、互いに通信することもできる。例えば、図1は、DEV 102fと102gがリンク122bを介して通信することを示している。
各リンク122及び120は、種々の周波数ホッピングパターンを使用することができる。これらのパターンは、例えば、1つまたはそれ以上の「時間周波数コード(TFC)」を含むことができる。本発明の実施の形態においては、各ビーコニンググループ101は特定の周波数ホッピングパターンを使用する。これらのパターンは、同一であることも、または異なることもできる。
ビーコニンググループ101a及び101bの送信は各々、スーパーフレームと呼ばれる反復するパターンに基づいている。図2にMBOAスーパーフレームフォーマット例を示す。詳述すれば、図2は、スーパーフレーム202a、202b、及び202cを有するフレームフォーマットを示している。図2に示すように、スーパーフレーム202bはスーパーフレーム202aの直後に出現し、スーパーフレーム202cは202bの直後に出現する。
各スーパーフレーム202は、ビーコン期間204及びデータ転送期間206を含む。ビーコン期間204は、ビーコニンググループ内の各アクティブデバイスからの送信のために保留されている。従って、図2に示すビーコン期間204は、複数のビーコンスロット207を有している。これらの各ビーコンスロットは、そのビーコニンググループ内の特定のデバイスに対応している。これらのスロット中に、対応するデバイスが種々のオーバヘッドまたはネットワーキング情報を送信することができる。
例えば、ビーコンスロット207は、資源割当てをセットし、そのビーコニンググループのための管理情報を通信するために使用することができる。これは、DRP保留及びDRP IEの送信を含むことができる。更に、データ転送期間206は、そのビーコニンググループ内のデバイスのサービス及び機能(例えば、情報サービス、アプリケーション、ゲーム、トポロジ、相場、安全保護機能等)に関する情報を送信するために使用することができる。ビーコン期間204におけるこのような情報の送信は、デバイスからの要求に対する応答であることができる。
データ転送期間206は、デバイスが、例えばOFDM及び/またはTFCを使用する周波数ホッピング技術に従ってデータを通信するために使用される。例えば、デバイス転送期間206は、リンク120及び122を通してのデータ通信を支援することができる。更に、デバイス(例えば、DEV 102a−e)は、他のデバイスへの要求メッセージのような制御情報を送信するためにデータ転送期間206を使用することができる。トラフィックの伝送を容易にするために、各データ転送期間206内の特定のタイムスロットを各DEVに割当てることができる。MBOA MAC仕様においては、これらのタイムスロットを媒体アクセススロット(MAS)と称している。
MASは、2つまたはそれ以上のデバイスが、保留を認識しているデバイスによるアクセスとの競合から保護されるデータ転送期間206内の時間期間である。MASは、分散保留プロトコル(DRP)のような分散プロトコルによって割当てることができる。
II. 動作シナリオ
図3A及び3Bは、ビーコンが受信されなかった場合に生じ得る問題の例を示す図である。詳述すれば、これらの図は、時間軸300に沿って出現する一連の連続スーパーフレーム302(スーパーフレーム3020、スーパーフレーム3021、スーパーフレーム3022、及びスーパーフレーム3023)を示している。これらのスーパーフレーム中に、デバイスA及びデバイスBがデータの転送に関わる。これらの両デバイスは、特定のストリームについて通信資源を保留しているDRP IEを有するビーコンを送信する。例として、図3A及び3Bは、このストリームに1という「ストリームID(SID)」が割当てられていることを示している。
スーパーフレーム3020及び3022において、各デバイスは他のデバイスのビーコンを受信することができる。しかしながら、ある理由(デバイスモビリティのような)から、スーパーフレーム3021の場合にはそのようになっていない。つまり、このスーパーフレーム中、デバイスAのビーコンはデバイスBによって受信されない。しかしながら、それでもデバイスAはデバイスBのビーコンを受信することができる。
図3Aの例では、ストリーム終了通知が見失われたことによって問題がもたらされる。即ち、デバイスAは、スーパーフレーム3021中に送信されるそのビーコンで、「ストリームID=1」に対応するストリームを終了させたことを指示する。この指示は、デバイスAが対応する「ストリームID」及び「DRP IE」をそのビーコンから除去することによって行われる。
しかしながら、スーパーフレーム3022において、デバイスAは同一「ストリームID」(即ち、「ストリームID=1」)を用いて新しいストリームを確立することを望んでいる。従って、デバイスAはそのスーパーフレーム3022ビーコン中に、この「ストリームID」を有する「DRP IE」を送信する。不幸にも、デバイスBがこのDRP IEを受信しても、デバイスBはデバイスAが実際に新しいストリーム/接続を確立中であるのか否かを認識することはできない。これは、デバイスBはスーパーフレーム3021中にデバイスAが送信したビーコンを決して受信しないからである。
図3Bには、ビーコン送信が失われることによってもたらされる問題の発生も示されている。即ち、図3Bにおいて、デバイスAは未だに「ストリームID=1」に対応するストリームを継続することを望んでいる。しかしながら、デバイスAはスーパーフレーム3021中にこのストリームで送るデータを現在有していない。また、前述したように、データBはスーパーフレーム3021中に送信されるデバイスAのビーコンを受信しない。
それにも拘わらず、スーパーフレーム3022において、デバイスAはビーコンを送信する。このビーコンは、1の「ストリームID」を有する「DRP IE」を含む。デバイスBがこのビーコンを受信しても、それはこのDRP IEをどのように解釈して良いのか分からない。即ちデバイスBは、このDRP IEが、スーパーフレーム3020中に存在するストリームを識別しているのか、それともデバイスAが確立しようとしているストリーム/接続を識別しているのかを決定できない。
1つのビーコンが失われても、特にストリームが連続するものと考えられる場合には、ストリームを終了させるべきではない。
III. 動作
本発明は、デバイスが関連しているストリーム/接続のステータスに関する共通ビューをそれらが共有することを可能にするアプローチを提供する。
例えば、本発明のアプローチは、全てのパーティ(1つまたは複数の送信及び受信デバイス)が終了させたストリームの同一ビューを共有することを保証するために、所定の時間間隔を使用する。このアプローチによれば、終了させたストリーム/接続内で使用された「ストリームID」は、所定の時間間隔が経過してしまうまでは、同一セットのデバイスの間の新しいストリーム/接続に使用すべきではない。この時間間隔が経過してしまえば、その「ストリームID」を新しい接続及び/またはストリームに使用することができる。この所定の時間間隔を、以下に隔離期間と呼ぶことがある。
隔離期間には種々の値を使用することができる。例えば、若干の実施の形態においてはこの期間は、指定された数のスーパーフレームの通過である。この指定された数の例は、現MBOA MAC仕様によって3スーパーフレームと指定されているパラメータmMaxLostBeaconsである。現在指定されているスーパーフレーム長は65,536μsであるから、隔離期間は196,608μsである。従って、この実施の形態においては、デバイスが異なるストリーム及び/または接続のためにストリームIDを再使用できるようになるまでには、少なくともこの時間の間待機しなければならない。
また、このアプローチによれば、あるデバイスが別のデバイスのビーコンを受信しない場合、若干の条件が出現しない限り、それは先にデバイスによってアナウンスされた(例えば、「DRP IE」内で)ストリームはアクティブであると見做す。本発明の一実施の形態においては、これらの条件は、ストリームを終了させる送信(例えば、対応するDRP IEを有していないビーコン)をデバイスが受信するか、または隔離期間が経過したことである。
本発明のこのアプローチは、あるデバイスに、1つまたはそれ以上の対等デバイスの状態に関する推測に専念する機会を与えない。また、この解決方法によれば、1つまたはそれ以上のビーコン送信が失われてもストリームを継続させることができる。
図4及び5は、本発明の実施の形態によるデバイスの動作例を示すフロー図である。これらの動作は、図1の環境のような環境内において使用することができる。従って、これらの動作はMBOA通信を含むことができる。しかしながら、これらの動作は、他の環境及び/または他の通信形状にも適用することができる。
図4に示すように、この動作に含まれるステップ402において、デバイスはビーコニンググループ101のようなワイヤレス通信ネットワークに参入する。従って、このデバイスには制御情報のような非ペイロード通信のために可用通信帯域幅の一部分が割当てられる。この割当てられた部分は、反復する時間期間内のスロットであることができる。例えば、この割当てられた部分はビーコンスロットであることができる。
ステップ404において、デバイスは1つまたはそれ以上の遠隔デバイスとのデータストリームを確立する。このデータストリームは、それが1つまたはそれ以上の遠隔デバイスへのデータの一方向転送を含むような、単方向ストリームであることができる。このデータストリームの確立は、データ転送のための可用通信帯域幅の一部分(例えば、スーパーフレームのデータ転送期間の1つまたはそれ以上の部分)の割当てを含む。MBOAネットワークにおいては、これらの割当ては分散保留プロトコル(DRP)に従って遂行することができる。
上述したように、DRPによれば、デバイスはスーパーフレームのデータ部分のある期間を保留することができる。保留の確立を、DRP交渉と呼ぶ。保留(もしくは、ストリーム)を確立し、維持するために、保留を要求するデバイスはそのビーコンスロット中にDRP情報要素(DRP IE)を送信する。ストリーム内の他方の(1または複数の)デバイスも、それらのそれぞれのビーコンスロット中にDRP IEを送信する。これらのデバイスは、ストリームが存在する間の各スーパーフレームのそれらのそれぞれのビーコンスロット中にDRP IEを送信し続ける。従って、ステップ404は、デバイスがDRP IEのための「ストリームID」を選択し、それらのデバイスのビーコンスロット二にDRP IEの一部として「ストリームID」を送信するステップからなる。現在のMBOA MAC仕様においては、「ストリームID」はランダムに割当てられる。
図4に示すように、デバイスは、ステップ406においてデータストリームのデータを送信する。これらの送信は、ステップ404において割当てられた通信帯域幅の部分内で行われる。ステップ408において、デバイスは、反復する時間期間の部分中に制御情報を送信する。この制御情報は、DRP IEのような第1のデータストリームの識別子を含む。上述したように、このようなDRP IEの送信が、データストリームの存在を維持する。
ステップ410において、デバイスは、ステップ404において確立されたストリームを終了させる。これは、デバイスが対応するDRP IEの送信を控えることを含むことができる。
ステップ412において、デバイスは、隔離期間を観察する。隔離期間中、デバイスは異なるデータストリームのために識別子(即ち、「ストリームID」)を使用、または送信することを禁止される。この時間間隔は、ステップ410のデータストリームの終了に後続する。従って、もしデバイスが新しいデータストリームのためにこの識別子を使用したいのであれば、先ずこの隔離期間が経過するのを待機する必要がある。
図5は、本発明の一面によるデバイス動作のフロー図である。図5に示すように、この動作に含まれるステップ502において、デバイスは、ビーコニンググループ101のようなワイヤレス通信ネットワークに参入する。
ステップ504において、デバイスは、遠隔デバイス(以下、送信デバイスという)によって開始されたデータストリームに参入する。このデータストリームは、それが遠隔デバイスからのデータの一方向転送を含むような、単方向ストリームであることができる。更に、他のデバイスはこの単方向ストリームをマルチキャストまたは同報手法で受信することもできる。
このデータストリームへの参入は、データ転送のための可用通信帯域幅の一部分(例えば、あるスーパーフレームのデータ転送期間の1つまたはそれ以上の部分)内にデータを受信することを含む。更に、このデータストリームへの参入は、遠隔デバイスからのデータストリームに関連する制御情報の受信を含む。この制御情報は、「ストリームID」を含むDRP IEのようなストリームの識別子を含む。若干の実施の形態においては、この制御情報は、ビーコンスロットのような送信デバイスに割当てられた可用通信帯域幅の一部分内に受信される。
ステップ506及び508において、デバイスは、そのストリームがアクティブであると見做すか否かを決定する。例えば、ステップ506においては、デバイスは、上述した隔離期間のような所定の時間間隔内にストリームの識別子が受信されたか否かを決定する。もし否であれば、ステップ507においてデバイスは、そのストリームが終了しているものと見做す。
ステップ508においては、デバイスは、送信デバイスからそのストリームの終了通知を受信したか否かを決定する。この通知は、対応するDRP IEを含まない送信デバイスの形状であることができる。この通知は、送信デバイスのビーコンスロット内であることができる。もしこのような通知が受信されていれば、ステップ509においてデバイスは、そのストリームは終了していると見做す。そうでなければ、ステップ510においてデバイスは、そのストリームはアクティブであると見做す。
IV.さらなるアプローチ
本発明のさらなるアプローチは、DRP IEへ新しいフィールドを導入する。このフィールドは、DRP IEをビーコンに付加する理由を定義する。即ち、ステータスフィールドと呼ばれるこのフィールドは、ストリームのステータスを記述する。ストリームに対して変化を行ったあるエンティティは、変化の本質をステータスフィールドの中で述べる。フィールドのステータスは、例えば、確立、変更、終了、及び進行中であることができる。変化のイニシエータは、ストリームの変更を行う場合、フィールドの値を変化させる。対等エンティティ(または複数の対等エンティティ)は、対応する値をイニシエータと同一の値に変更することによってそれ(それら)自体のビーコンのDRP IEの変化を認める。イニシエータは、対等エンティティ(または複数の対等エンティティ)からの肯定応答を待機し、その(それらの)肯定応答を使用して対等エンティティ(または複数の対等エンティティ)がビーコンを受信して変化を通知されたか否かを決定する。現MBOA仕様は、ステータスのためにDRP IE内に1ビットフィールドを定義している。このフィールドは、DRP保留の作成を表すために使用される。
V. 分散保留プロトコル情報要素
次に、MBOA MACのDRPのフォーマットの提案を説明する。以下の表1にDRP IEのフォーマットを示す。



Figure 0004467619
表1は、DRP IEが同一「DRP制御」及び「宛先DEVID」のために1つまたはそれ以上の「DRP保留」フィールドを含むことを示している。これらの各「DRP保留」フィールドは3オクテット長である。このフィールドのフォーマットを、以下の表2に示す。
Figure 0004467619
「DRP保留」フィールドの「DRP保留構造」は、スーパーフレーム内に1つまたはそれ以上のゾーンを指定する。従って、DRP保留は、ゾーニング構造に基づいて行われる。この構造はスーパーフレーム内の256 MASを、0から15まで番号付けられた16の等サイズのゾーンに分割する。各ゾーンは16の連続MASを含み、これらはこれらが位置しているゾーンに対して0から15まで番号付けされている。ゾーニング構造によって、あるスーパーフレーム内に複数の、及び単一のゾーン保留が可能になる。また、それは単一の、または複数のゾーンにまたがって連続または不連続MAS保留をも提供する。
「DRP保留」フィールドの「DRP保留ビットマップ」は、「DRP保留構造」フィールド内に指定されている(1つまたは複数の)ゾーン内のどのMASがDRP保留部分であるかを指定する。
表1は、DRP IEが2オクテットDRP制御フィールドをも含んでいることを示している。このフィールドのフォーマットを、以下の表3に示す。
Figure 0004467619
表3は、「DRP制御」フィールドが複数のサブフィールドを含むことを示している。例えば、応答ポリシーフィールドは、保留内で送信されるフレームのための肯定応答ポリシーをセットする。応答ポリシーフィールドは、保留型が「ハード」であるのか、または「ソフト」であるのかだけがデコードされる。「保留優先順位」フィールドは、他の潜在的な保留に対する保留の優先順位を表す。ユーザ優先順位/ストリームインデックスフィールドは、ユーザ優先順位または保留中に送信することを意図したデータのストリームを表す。従って、このフィールドは、「ストリームID」である。
DRP制御フィールドの「保留型」フィールドは保留の型を表し、以下の表4に示すようにエンコードされる。
Figure 0004467619
VI. デバイスの実施の形態
図6は、本発明の技術に従って動作することができるワイヤレス通信デバイス600のブロック図である。このデバイスは、図1の環境のような種々の通信環境内で使用することができる。図6に示すように、デバイス600は、物理層(PHY)コントローラ602、媒体アクセスコントローラ(MAC)603、OFDMトランシーバ604、1つまたは複数のアッパープロトコル層605、及びアンテナ610を含む。
MACコントローラ603は、ワイヤレス伝送のためのフレーム(データ伝送)及びビーコンを生成する。更に、MACコントローラ603は遠隔デバイスから発せられたフレーム及びビーコン伝送を受信し、処理する。MACコントローラ603は、これらのフレーム及びビーコン伝送をPHYコントローラ602と交換する。次いで、PHYコントローラ602はフレーム及びビーコン伝送をOFDMトランシーバ604と交換する。更にMACコントローラ603は妨害状態を識別し、このような状態の除去を開始する。例えば、若干の実施の形態においては、MACコントローラ603は図4及び5の諸ステップを遂行することができる。
図6は、MACコントローラ603がストリームインデックスデータベース607を含むことを示している。データベース607は、1つまたはそれ以上の遠隔デバイスとのストリームに関する情報を格納している。例えば、図6のデバイスが接続される遠隔デバイス毎に、ストリームインデックスデータベース607は、アクティブの(もしくは、現在使用されている)ストリーム識別子(1つまたは複数の)の識別子を維持している。これらの識別子は、リスト、アレイ、または他の適当な記憶配列の形状であることができる。データベース607内のこの情報は、ダイナミックに更新することができる。
この情報をデータベース607内に格納することによって、デバイスは、図4及び5に例示した動作のような本発明の技術を遂行することができる。例えば、デバイスは禁止されたストリームインデックス/ストリームIDを追跡することができる。更に、データベース607は、若干のイベントが出現した後に特定のストリームをアクティブと識別するのを中止することができる。これらのイベントは、対応する遠隔デバイスからストリーム関連制御情報を受信することなく終了通知を受信すること、または隔離期間が経過することを含むことができる。
図6は、OFDMトランシーバ604が、受信機部分650及び送信機部分660を含むことを示している。送信機部分660は、逆高速フーリエ変換(IFFT)モジュール614、ゼロ埋めモジュール616、アップコンバータ618、及び送信増幅器620を含む。IFFTモジュール614は、送信のためのフレームをPHYコントローラ602から受信する。これらのフレーム毎に、IFFTモジュール614はOFDM被変調信号を生成する。この生成は、1つまたはそれ以上の逆高速フーリエ変換動作の遂行を含む。その結果、このOFDM被変調信号は1つまたはそれ以上のOFDM記号を含む。この信号はゼロ埋めモジュール616へ送られる。ゼロ埋めモジュール616は、埋込まれた被変調信号を発生させるために、各OFDM記号の始まりに1つまたはそれ以上の“ゼロサンプル”を付加する。アップコンバータ618はこの埋込まれた信号を受信し、キャリアをベースとする技術を使用してそれを1つまたはそれ以上の周波数帯域内に配置する。これらの1つまたはそれ以上の周波数帯域は、1つまたはそれ以上のTFCのような周波数ホッピングパターンに従って決定される。その結果、アップコンバータ618は周波数ホップ信号を発生し、この信号は送信増幅器620によって増幅され、アンテナ610を通して送信される。
図6は、受信機部分650が、ダウンコンバータ622、受信増幅器624、及び高速フーリエ変換(FFT)モジュール626を含むことを示している。これらの構成要素(受信機ともいう)は、遠隔デバイスからのワイヤレス信号の受信に使用される。詳述すれば、アンテナ610は、1つまたはそれ以上のTFCのような周波数ホッピングパターンを使用することができる遠隔デバイスからワイヤレス信号を受信する。これらの信号は増幅器624へ送られ、増幅器624は増幅された信号を生成する。増幅器624は増幅された信号をダウンコンバータ622へ送る。信号を受信すると、ダウンコンバータ622はキャリアをベースとする技術を使用し、これらの信号をその1つまたはそれ以上の周波数ホッピング帯域(例えば、TFC帯域)から所定の低めの周波数範囲へ変換する。これにより被変調信号が得られ、この信号はFFTモジュール626へ送られてOFDM復調が遂行される。この復調は、増幅された信号で運ばれた記号毎の高速フーリエ変換の遂行を含む。
この復調の結果、FFTモジュール626は1つまたはそれ以上のフレームを発生し、これらはPHYモジュール602へ送られる。これらのフレームは、ペイロードデータ及びプロトコルヘッダ(1つまたは複数の)のような情報を運ぶことができる。受信すると、PHYコントローラ602はこれらのフレームを処理する。これは、若干のPHY層ヘッダフィールドを除去し、フレームの残余の部分をMACコントローラ603へ渡すことを含むことができる。
図6に示すように、デバイス600は更に、1つまたはそれ以上のアッパープロトコル層605を含む。これらの層は、例えば、ユーザアプリケーションを含むことができる。従って、アッパー層605は遠隔デバイスと情報を交換することができる。これは、MACコントローラ603とプロトコルデータユニットを交換する1つまたは複数の層605を含む。MACコントローラ603自体は、PHYコントローラ602及びトランシーバ604と共に動作して、対応するワイヤレス信号を送受信する。
図6のデバイスは、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの何れかの組合せで実現することができる。例えば、アップコンバータ618、送信増幅器620、受信増幅器624、及びダウンコンバータ622は、増幅器、ミキサ、及びフィルタのようなエレクトロニクスを含むことができる。更にデバイス600の実施の形態は、走査モジュール606、IFFTモジュール614、ゼロ埋めモジュール616、及びFFTモジュール626のような種々のモジュールを実現するために、1つまたは複数のデジタル信号プロセッサ(DSP)を含むことができる。更に、本発明の実施の形態においては、メモリ(図示してない)内に格納されている命令(即ち、ソフトウェア)を実行するマイクロプロセッサのようなプロセッサ(1つまたは複数の)を使用して、デバイス600内の種々の構成要素の動作を制御することができる。例えば、PHYコントローラ602及びMACコントローラ603のような構成要素は、主として1つまたはそれ以上のプロセッサ上で動作するソフトウェアを通して実現することができる。
図6のアーキテクチャの一実施の形態を図7に示す。この図は、本発明の一実施の形態により実現されている端末デバイスを示している。図7に示すように、この実施の形態はプロセッサ710、メモリ712、及びユーザインタフェース714を含む。更に、図7の実施の形態は、OFDMトランシーバ604及びアンテナ610を含む。これらの構成要素は、図6に関して上述したようにして実現することができる。しかしながら、図7の実施の形態は、他のワイヤレス技術を支援する異なるトランシーバを含むように変更することができる。
プロセッサ710は、デバイスの動作を制御する。図7に示すように、プロセッサ710はトランシーバ604に結合されている。プロセッサ710は、各々がメモリ712内に格納されているソフトウェア命令を実行することができる1つまたはそれ以上のマイクロプロセッサを用いて、例えば、コンピュータシステムとして実現することができる。
メモリ713は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、及び/またはフラッシュメモリを含み、データ及びソフトウェアコンポーネント(モジュールとも称する)の形状で情報を格納する。これらのソフトウェアコンポーネントは、プロセッサ710が実行可能な命令を含む。種々の型のソフトウェアコンポーネントをメモリ712内に格納することができる。例えば、メモリ712は、トランシーバ604の動作を制御するソフトウェアコンポーネントを格納することができる。また、メモリ712は、PHYコントローラ602、MACコントローラ603、及び1つまたは複数のアッパープロトコル層605の機能を与えるソフトウェアコンポーネントを格納することができる。
更に、メモリ712は、ユーザインタフェース714を通しての情報の交換を制御するソフトウェアコンポーネントを格納することができる。図7に示すように、ユーザインタフェース714もプロセッサ710に結合されている。ユーザインタフェース714は、ユーザとの情報の交換を容易にする。図7は、ユーザインタフェース714がユーザ入力部分716とユーザ出力部分718とを含むことを示している。
ユーザ入力部分716は、ユーザが情報を入力できるようにする1つまたはそれ以上のデバイスを含むことができる。これらのデバイスの例は、キーパッド、タッチスクリーン、及びマイクロホンを含む。ユーザ出力部分718は、ユーザがデバイスから情報を受けることができるようにする。従って、ユーザ出力部分718は、ディスプレイ、及び1つまたはそれ以上のオーディオスピーカ(例えば、ステレオスピーカ)、及びスピーカを駆動するためのオーディオプロセッサ及び/または増幅器のような種々のデバイスを含むことができる。ディスプレイの例は、カラー液晶ディスプレイ(LCD)、及びカラービデオディスプレイを含む。
図7に示す要素は、種々の技術に従って結合させることができる。このような技術の1つは、1つまたはそれ以上のバスインタフェースを通してのトランシーバ604、プロセッサ710、メモリ712、及びユーザインタフェース714の結合を含む。更に、これらの各構成要素は、取外し可能な及び/または再充電可能な電池パック(図示してない)のような電源に結合されている。
VII. 結論
以上に本発明の種々の実施の形態を説明したが、これらは単なる例示に過ぎず、本発明を限定するものではないことを理解されたい。例えば、MBOA通信を含む幾つかの例を説明したが、他の短距離及び長距離通信技術も本発明の範囲内にある。更に、本発明の技術は、OFDM以外の信号伝送技術にも使用することが可能である。
従って、当業者ならば、本発明の思想及び範囲から逸脱することなく、形状及び細部に種々の変化を考案できることが明白であろう。従って、本発明の範囲は上述した実施の形態の何れによっても限定されるものではなく、特許請求の範囲によってのみ限定されるものであることを理解されたい。
動作環境の例を示す図である。 MBOAスーパーフレームフォーマットの例を示す図である。 A及びBは、通信シナリオの例を示す図である。 本発明の実施の形態によるデバイス動作のフロー図である。 本発明の実施の形態によるデバイス動作のフロー図である。 本発明の実施の形態によるワイヤレス通信デバイスアーキテクチャの例のブロック図である。 本発明の実施の形態によるワイヤレス通信デバイスの実施の形態のブロック図である。

Claims (46)

  1. 反復する時間期間の第1の部分中に第1のデータストリームのデータを送信するステップを含み、上記第1のデータストリームは少なくとも1つの遠隔デバイスに関連し、
    上記反復する時間期間の第2の部分中に制御情報を送信するステップを更に含み、上記制御情報は上記第1のデータストリームの識別子を含み、
    上記第1のデータストリームの識別子を所定の時間間隔の間保留し、上記時間間隔中は上記保留された識別子を使用して第2のデータストリームを上記少なくとも1つの遠隔デバイスへ送信することを禁止するステップを更に含み、上記時間間隔上記第1のデータストリームの終了の直後に続くものであり
    上記所定の時間間隔が少なくともmMaxLostBeaconsである、ことを特徴とする方法。
  2. 上記時間間隔は、上記反復する時間期間の2つまたはそれ以上が連続して続いたものであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 上記反復する時間期間の第2の部分は、ビーコン期間内にあることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 上記反復する時間期間の第1の部分は、データ転送期間内にあることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 上記反復する時間期間は、マルチバンドOFDMアライアンス(MBOA)スーパーフレームであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 上記所定の時間間隔は、mMaxLostBeaconsであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 上記第2の部分は、上記反復する時間期間内における上記第1の部分に先行していることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 反復する時間期間の第1の部分中に第1のデータストリームのデータを送信し、また上記反復する時間期間の第2の部分中に制御情報を送信するように構成されている送信機を備え、上記第1のデータストリームは少なくとも1つの遠隔デバイスに関連し、上記制御情報は上記第1のデータストリームの識別子を含み、
    所定の時間間隔の間上記第1のデータストリームの識別子を保留し、上記時間間隔中は上記保留された識別子を使用して第2のデータストリームを上記少なくとも1つの遠隔デバイスへ送信することを禁止するように構成されているコントローラを更に備え、上記時間間隔上記第1のデータストリームの直後に続くものであり
    上記所定の時間間隔が少なくともmMaxLostBeaconsである、ことを特徴とする装置。
  9. 上記時間間隔は、上記反復する時間期間2つまたはそれ以上が連続して続いたものであることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 上記識別子は、分散保留プロトコル情報要素(DRP IE)内に含まれていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  11. 上記反復する時間期間の第2の部分は、ビーコン期間内にあることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  12. 上記反復する時間期間の第2の部分は、ビーコンスロットであることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  13. 上記反復する時間期間の第1の部分は、データ転送期間内にあることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  14. 上記反復する時間期間の第1の部分は、1つまたはそれ以上の媒体アクセススロットを含むことを特徴とする請求項8に記載の装置。
  15. 上記反復する時間期間は、マルチバンドOFDMアライアンス(MBOA)スーパーフレームであることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  16. 上記所定の時間間隔は、mMaxLostBeaconsであることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  17. 上記第2の部分は、上記反復する時間期間内における上記第1の部分に先行していることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  18. コンピュータプログラにおいて、コンピュータシステム内のプロセッサをワイヤレス通信デバイス内において動作可能にするコンピュータプログラムロジックが記録されているコンピュータ使用可能媒体を備え、上記コンピュータプログラムロジックは、
    上記プロセッサを動作可能にし、反復する時間期間の第1の部分中に第1のデータストリームのデータを送信させる命令を供給するプログラムコードを含み、上記第1のデータストリームは少なくとも1つの遠隔デバイスに関連し、
    上記プロセッサを動作可能にし、上記反復する時間期間の第2の部分中に制御情報を送信させる命令を供給するプログラムコードを更に含み、上記制御情報は上記第1のデータストリームの識別子を含み、
    上記プロセッサを動作可能にし、所定の時間間隔の間上記第1のデータストリームの識別子を保留させ、上記時間間隔中は上記保留された識別子を使用して第2のデータストリームを上記少なくとも1つの遠隔デバイスへ送信することを禁止させるプログラムコードを更に含み、上記時間間隔上記第1のデータストリームの終了の直後に続くものであり
    上記所定の時間間隔が少なくともmMaxLostBeaconsである、ことを特徴とするコンピュータプログラ
  19. 反復する時間期間の第1の部分中にデータストリームのデータを受信するステップを含み、上記第1のデータストリームは少なくとも1つの遠隔デバイスに関連し、
    上記反復する時間期間の第2の部分中に制御情報を受信するステップを更に含み、上記制御情報は上記第1のデータストリームの識別子を含み、
    上記データストリームの識別子が上記第2の部分から所定の時間間隔の間失われるまでは、上記データストリームはアクティブであると見做すステップを更に含
    上記所定の時間間隔が少なくともmMaxLostBeaconsである、ことを特徴とする方法。
  20. 上記反復する時間期間の第2の部分中にストリーム終了通知を受信するまでは、上記データストリームはアクティブであると見做すステップを更に含む、
    ことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 上記時間間隔は、上記反復する時間期間の2つまたはそれ以上が連続して出現する長さであることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  22. 上記反復する時間期間の第2の部分は、ビーコン期間内にあることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  23. 上記反復する時間期間の第1の部分は、データ転送期間内にあることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  24. 上記反復する時間期間は、マルチバンドOFDMアライアンス(MBOA)スーパーフレームであることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  25. 上記所定の時間間隔は、mMaxLostBeaconsであることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  26. 上記第2の部分は、上記反復する時間期間内における上記第1の部分に先行していることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  27. 反復する時間期間の第1の部分中にデータストリームのデータを受信し、また上記反復する時間期間の第2の部分中に制御情報を受信するように構成されている受信機を備え、上記データストリームは少なくとも1つの遠隔デバイスに関連し、上記制御情報は上記データストリームの識別子を含み、
    上記データストリームの識別子が上記反復する時間期間の第2の部分から所定の時間間隔の間失われるまでは、上記データストリームはアクティブであると見做すように構成されているコントローラを更に備
    上記所定の時間間隔が少なくともmMaxLostBeaconsである、ことを特徴とする装置。
  28. 上記コントローラは更に、上記反復する時間期間の第2の部分中にストリーム終了通知を受信するまでは、上記データストリームはアクティブであると見做すように構成されている、
    ことを特徴とする請求項27に記載の装置。
  29. 上記時間間隔は、上記反復する時間期間の2つまたはそれ以上が連続して続いたものであることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  30. 上記識別子は、分散保留プロトコル情報要素(DRP IE)内に含まれていることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  31. 上記反復する時間期間の第2の部分は、ビーコンスロットであることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  32. 上記反復する時間期間の第1の部分は、データ転送期間内にあることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  33. 上記反復する時間期間の第1の部分は、1つまたはそれ以上の媒体アクセススロットを含むことを特徴とする請求項27に記載の装置。
  34. 上記反復する時間期間は、マルチバンドOFDMアライアンス(MBOA)スーパーフレームであることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  35. 上記所定の時間間隔は、mMaxLostBeaconsであることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  36. 上記第2の部分は、上記反復する時間期間内における上記第1の部分に先行していることを特徴とする請求項27に記載の装置。
  37. コンピュータプログラにおいて、コンピュータシステム内のプロセッサをワイヤレス通信デバイス内において動作可能にするコンピュータプログラムロジックが記録されているコンピュータ使用可能媒体を備え、上記コンピュータプログラムロジックは、
    上記プロセッサを動作可能にし、反復する時間期間の第1の部分中にデータストリームのデータを受信させる命令を供給するプログラムコードを含み、上記データストリームは少なくとも1つの遠隔デバイスに関連し、
    上記プロセッサを動作可能にし、上記反復する時間期間の第2の部分中に制御情報を受信させる命令を供給するプログラムコードを更に含み、上記制御情報は上記データストリームの識別子を含み、
    上記プロセッサを動作可能にし、上記データストリームの識別子が上記反復する時間期間の第2の部分から所定の時間間隔の間失われるまでは、上記データストリームはアクティブであると見做すプログラムコードを更に含
    上記所定の時間間隔が少なくともmMaxLostBeaconsである、ことを特徴とするコンピュータプログラ
  38. 上記反復する時間期間の第2の部分中にストリーム終了通知を受信するまでは、上記データストリームはアクティブであると見做すように上記プロセッサを動作可能にするプログラムコードを更に含む、
    ことを特徴とする請求項37に記載のコンピュータプログラ
  39. 反復する時間期間の第1の部分を1つのデバイスに割当てて第1のデータストリームのデータを送信させるステップを含み、上記第1のデータストリームは上記デバイスと1つまたはそれ以上の遠隔デバイスとの間に存在し、
    上記反復する時間期間の第2の部分を上記デバイスに割当てて制御情報を送信させるステップを更に含み、上記制御情報は上記第1のデータストリームの識別子を含み、
    上記デバイスが第2のデータストリームのために上記識別子を送信することを禁止する時間間隔を確立するステップを更に含み、上記時間間隔は上記ユーザデータストリームの終了の直後に続くものであり
    上記所定の時間間隔が少なくともmMaxLostBeaconsである、ことを特徴とする方法。
  40. 上記時間間隔は、上記反復する時間期間の2つまたはそれ以上が連続して続いたものであることを特徴とする請求項39に記載の方法。
  41. 上記反復する時間期間の第2の部分は、ビーコン期間内にあることを特徴とする請求項39に記載の方法。
  42. 上記反復する時間期間の第1の部分は、データ転送期間内にあることを特徴とする請求項39に記載の方法。
  43. 上記反復する時間期間は、マルチバンドOFDMアライアンス(MBOA)スーパーフレームであることを特徴とする請求項39に記載の方法。
  44. 上記所定の時間間隔は、mMaxLostBeaconsであることを特徴とする請求項39に記載の方法。
  45. 上記第2の部分は、上記反復する時間期間内における上記第1の部分に先行していることを特徴とする請求項39に記載の方法。
  46. 反復する時間区間の第1の部分中に、少なくとも1つの遠隔デバイスに関連した第1のデータストリームのデータを送信する手段と、
    上記反復する時間区間の第2の部分中に、上記第1のデータのデータストリームの識別子を含む制御情報を送信する手段と、
    上記第1のデータストリームの識別子を、上記保留された識別子を使用した第2のデータストリームの送信が禁止される所定の時間間隔の間、保留する手段と、
    を具備し、
    上記時間間隔が上記第1のデータストリームの終了の直後に続くものであり
    上記所定の時間間隔が少なくともmMaxLostBeaconsである、ことを特徴とする装置。
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