JP4467467B2 - 無人搬送車の走行制御方法 - Google Patents

無人搬送車の走行制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、無人搬送車の走行制御装置及び方法に関し、任意の現在位置から目的位置まで物品または情報を登載して自動的に移動する無人搬送車の走行を制御する技術に係るものである。
従来より、無人搬送車の走行制御にはジャイロと距離計を併用した自己位置演算方式が広く用いられている。この方法は近年のカーナビゲーションシステムにおいても、GPSが使用できない状況下において補助的に用いられている。
この自己位置演算方式はジャイロ及び距離計の検出誤差、走行面の傾斜、路面状態等の影響を受けるので、同方法によって算出する自己位置情報は、自己位置座標及び方位の真値に対する誤差が走行距離に比例して累積していく。このため、一定距離を走行する度に自己位置情報を校正する作業が必須となる。この校正は絶対位置及び方位を何らかの情報として保有する指標に対して行う。この校正方法の一つとしては、例えば特許文献1に記載するものがある。
特開平05−257530号公報
ところで、上記従来の方法による無人搬送車の走行制御装置においては、ジャイロを代表とする精密計器が多用されており、装置コストを引き上げる要因のひとつとなっている。しかしながら、走行による自己位置及び方位の累積誤差を減少させるためにはより高精度のジャイロ、距離計、更には傾斜計などを搭載する必要があり、更なる装置コストの増大を招く事となる。また、装置の高精度化は、あくまで校正頻度を下げる効果しか期待できるものではなく、校正作業自体を廃止できるものではない。
本発明では、上記校正作業が必須である事を前提として、低コストかつ高精度な位置決めを可能とする無人搬送車の走行制御装置及び方法を提供する。
上記問題を解決するために、本発明の無人搬送車の走行制御方法は、走行面を制御系による制御によって走行する無人搬送車を、走行面上に定義する走行座標系の目的位置座標へ移動させるものであり、無人搬送車は、正転及び逆転動作が可能なパルスモータの回転軸に車輪を取り付けてなる一対の駆動系と、走行面上に設置した十字指標を検知する複数の光学系と、駆動系および光学系を制御する制御系を車体に備え、前記駆動系の双方をパルスモータの回転軸が同軸心上に位置するように前記車体に配置し、第1の光学系を前記駆動系の双方の車輪間の中間位置に対応させて前記車体に配置するとともに、第2、第3の光学系を第1の光学系から等距離の位置で、かつ前記駆動系の回転軸の軸心と平行な線上に配置してなり、走行座標系に目的位置座標と目的位置座標から座標x軸方向および座標y軸方向に所定距離を隔てた副目的位置座標を設定し、走行面上に配置する十字指標を、十字指標の指標原点を走行座標系の目的位置座標に一致させるとともに、十字指標の指標X軸と指標Y軸を走行座標系の座標x軸および座標y軸に対してそれぞれ平行にして設置し、予備移動工程において、無人搬送車の制御系に保持する自己位置座標情報に基づいて走行座標系上の自己位置座標から副目的位置座標までの目標方位および目標移動距離を算定するとともに、無人搬送車を目標方位に向けて目標移動距離だけ移動させ、
予備移動工程後の最終移動工程において、無人搬送車に備えた光学系により十字指標を検知し、十字指標の指標X軸と指標Y軸を指標として十字指標の指標原点まで移動する校正動作を行って走行座標系の目的位置座標へ到達することを特徴とする。
また、最終移動工程後に、走行座標系の目的位置座標を自己位置座標として自己位置座標情報を更新することを特徴とする。
また、算定した目標方位および目標移動距離を、無人搬送車に備えた駆動系のパルスモータに対する制御パルス数および制御回転方向に制御系で換算して駆動系を制御することを特徴とする。
校正動作において、双方の駆動系のパルスモータを前進方向へ正転する状態で第2、第3の光学系の何れか一方が十次指標の指標X軸を検知した時から他方の光学系が十次指標の指標X軸を検知するまでに移動する距離と、第2、第3の光学系間の距離とに基づいて十字指標に対する無人搬送車の自己方位の傾斜角度を求め、この傾斜角度に見合って駆動系を制御して自己方位が十字指標の指標Y軸と平行となるように方位調整し、方位調整後に双方の駆動系のパルスモータを後進方向へ逆転する状態で第1の光学系が十次指標の指標X軸を検知した時から設定距離だけ移動し、その後に双方の駆動系のパルスモータを相反する方向に回転させて第1の光学系の現在位置を維持しつつ、自己方位が十字指標の指標X軸と平行で、かつ指標Y軸に向くように方位転換し、方位転換後に双方の駆動系のパルスモータを前進方向へ正転する状態で第1の光学系が十次指標の指標Y軸を検知するまで移動し、その後に双方の駆動系のパルスモータを相反する方向に回転させて第1の光学系の現在位置を維持しつつ、自己方位が十字指標の指標Y軸と一致し、かつ指標X軸に向くように方位転換し、方位転換後に双方の駆動系のパルスモータを前進方向へ正転する状態で前記設定距離だけ移動することで、第1の光学系を十字指標の指標原点に一致させることを特徴とする。
以上のように本発明の走行制御装置によれば、従来必須であったジャイロや距離計等の高価な計器の装置への搭載が不要であり、低コストかつ保守性に優れた走行制御装置を構成することができる。また、本発明の走行制御方法によれば、走行座標系上の副目的位置座標へ移動後に、十字指標を指標として目的位置座標へ移動することで、副目的位置座標までの移動に伴う自己位置座標および自己方位の真値に対する誤差の許容範囲を十字指標が対応可能な範囲まで拡張することができるため、自己位置座標を検出するための高価な計器類を装置に搭載する必要がない。また、目的位置座標に移動する度に自己位置座標及び自己方位が校正されるので、高精度な位置決めと校正作業とを動時に実行することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は本実施の形態における無人搬送車の走行制御装置を示す構成図である。図1において、無人搬送車の車体100の前部側に配置する2基の駆動系は、正転及び逆転動作の可能であるパルスモータ1とパルスモータ1の回転軸1aに取り付けた車輪2とからなり、双方の駆動系のパルスモータ1の回転軸1aが同軸心上に位置するように車体100に設けている。
車体100に備える3基の光学系3は、走行面101に向けて光を出射する発光素子と、発光素子から出射されて走行面101で反射した反射光を受光し、受光量に応じた信号を出力する受光素子からなり、第1の光学系3を双方の車輪2の中間位置に対応させて車体100に配置するとともに、第2、第3の光学系3を第1の光学系3から等距離の位置で、かつ駆動系の回転軸1aの軸心と平行な線上に配置している。
以降において第1の光学系3をセンサA、第2の光学系3をセンサB、第3の光学系3をセンサCと称し、各センサA、B、Cは2等辺三角形の各頂点に位置し、センサAが頂角に対応するように配置している。
車体100に備える制御系は、演算装置4とセンサ制御回路5とパルスモータコントローラ6とからなる。演算装置4はCPUとその周辺回路とからなり、後述する走行座標系における無人搬送車の現在の自己位置座標を自己位置座標情報として、自己方位を自己方位情報として記憶するとともに、後述する目的位置座標および副目的位置座標をそれぞれ目的位置座標情報および副目的位置座標情報として記憶する。そして、自己位置座標から副目的位置座標までの目標方位および目標移動距離を算定し、目標方位および目標移動距離に応じて駆動系を制御するのに必要な2基のパルスモータ1に対する制御パルス数および制御回転方向の演算を行い、各センサA、B、Cより得られる走行面の光の反射率の差の判断を行う。演算装置4の作用は後に詳述する。
センサ制御回路5は各センサA、B、Cより出力する信号を受けて走行面101の反射率の差を電位として演算装置4に出力する。パルスモータコントローラ6は演算装置4により指示されたパルスモータ1の正転方向もしくは逆転方向に向けて指示された制御数のパルスをパルスモータ1に出力する。また、車体100の後部側にはボールベアリングからなる補助輪7を設けている。
ところで、本実施の形態における無人搬送車は、図4に示すように、走行面101に予め走行座標系(座標x軸、座標y軸)を定義し、この走行座標系上に定めた座標位置間を移動する。このため、走行座標系上には、目的位置座標(xa,ya)および目的位置座標(xa,ya)から座標x軸方向および座標y軸方向に所定距離を隔てた副目的位置座標(xa1,ya1)を設定する。
走行面101には、走行座標系の座標原点(x0,y0)および目的位置座標(xa,ya)に相当する位置に十字指標102を配置する。本実施の形態では、目的位置座標(xa,ya)を1箇所として説明するが、目的位置座標は必要に応じて複数個所に設定する。
十字指標102は一辺が指標X軸をなすX軸指標材102aと一辺が指標Y軸をなすY軸指標材102bとからなり、走行面101と比してその光の反射率が著しく異なる材質にて構成することが望ましい。十字指標102は、指標X軸と指標Y軸が直交する指標原点を走行座標系の座標原点(x0,y0)もしくは目的位置座標(xa,ya)に一致させるとともに、十字指標102の指標X軸と指標Y軸が走行座標系の座標x軸および座標y軸に対してそれぞれ平行となるように設置する。
以上のように構成された無人搬送車の走行制御装置の動作について以下に説明する。まず、無人搬送車の基本移動方法を説明する。直進動作は、前進及び後進共に、演算装置4からパルスモータコントローラ6を通して2基の駆動系のパルスモータ1に対し、双方の回転軸1aを同一の制御回転方向に駆動する同一数の制御パルスを送出することによって実現できる。
また、回頭動作は、時計回り及び反時計回り共に、演算装置4からパルスモータコントローラ6を通して2基の駆動系のパルスモータ1に対し、双方の回転軸1aを互いに相反する制御回転方向に駆動する同一数の制御パルスを送出することによって実現できる。この回頭動作において、無人搬送車の車体100はセンサAの位置を回動中心として回頭動作を行なう。
図1(b)に示すように、各パルスモータ1で駆動する双方の車輪2の中心間距離をD(m)、車輪2の直径をd(m)、パルスモータ1の1パルスあたりの回転角度をA(degree/pulse)とすると、無人搬送車が1パルスあたりに移動するL1距離は、(式1)によって求められる。
Figure 0004467467
また、無人搬送車が1パルスあたりに回頭する角度θ1は、(式2)によって求められる。
Figure 0004467467
ところで、本実施の形態における無人搬送車は、走行座標系上にマッピングされた座標位置間を移動するので、無人搬送車の起動時には走行座標系上における無人搬送車自体の現在位置を十字指標をもとに校正・記憶する必要がある。
以下、この初期校正動作手順について、図2〜図3を用いて説明する。まず、図2に示すように、走行座標系の座標原点(x0,y0)に設置された十字指標102に対して適当な距離だけオフセットさせて、かつ目分量にて装置走行軸と指標Y軸とがほぼ並行となるように無人搬送車を設置する。無人搬送車の装置走行軸は、センサB、Cを通る線に対して直交し、無人搬送車の制御基準点と見なすセンサAを通るものである。
この状態を図中にセンサ位置ABCとして示す。この状態からセンサAの出力を制御回路5を通して演算装置4でモニタしながら、演算装置4からパルスモータコントローラ6を通して2基の駆動系のパルスモータ1に対し、双方の回転軸1aを同一の制御回転方向に駆動する同一数の制御パルスを送出して直進動作により無人搬送車を前進させ、センサAが十字指標102の指標X軸に達した時点より各パルスモータ1に送出する制御パルス数のカウントを始める。
カウントを開始してからセンサCが指標X軸に達するまでに送出した制御パルスのカウント数をCcとして記憶する。この状態を図中にセンサ位置A’B’C’として示す。さらに前進してセンサBが指標X軸に達するまでに送出した制御パルスのカウント数をCbとして記憶し、両パルスモータ1を停止させる。この状態を図中にセンサ位置A”B”C”として示す。
ここで、センサB、C間の距離は既知であり、これを距離Sとすると装置走行軸と指標Y軸とのなす角度θは(式1)を参照して、(式3)にて求められる。
Figure 0004467467
したがって、装置走行軸と指標Y軸とを並行にするために、無人搬送車の車体100を必要角度だけ回頭させるのに必要な両パルスモータ1に送出すべきパルス数Pは(式2)を参照して、(式4)で求めることができる。
Figure 0004467467
そして、求めたパルス数Pの制御パルスを2基の駆動系のパルスモータ1に対して送出し、双方の回転軸1aを互いに相反する制御回転方向に駆動し、回頭動作を行うことによって、図3(a)に示すように、装置走行軸と指標Y軸が平行な状態となる。
次に、この状態からセンサAの出力をモニタしながら無人搬送車を直進動作により後進させ、図3(b)に示すようにセンサAが指標X軸に達した時点より、図3(c)に示すように予め適当に定められた所定距離Xだけ後進した後、図3(d)に示すように回頭動作によりセンサAを回動中心として90°時計回りに無人搬送車の車体100を回頭させて方位転換する。
続いて、センサAの出力をモニタしながら無人搬送車を直進動作により前進させ、図3(e)に示すように指標Y軸を検出した後に、図3(f)に示すように回頭動作によりセンサAを回動中心として90°反時計回りに無人搬送車の車体100を回頭させて方位転換し、その後に図3(g)に示すように前記距離Xだけ直進動作により前進させる。
以上の制御操作を行うことで、無人搬送車の制御基準点と見なすセンサAの位置は実用上十分な精度内において座標原点と一致し、かつ装置走行軸は座標y軸に対して平行に位置決めされる。この時点において無人搬送車の現在の自己位置座標を座標原点(x0,y0)として自己位置座標情報をリセットするとともに、自己方位を座標y軸と平行な方位角0として自己方位情報をリセットし、以上をもって初期校正動作を完了する。
次に、自己位置座標(x0,y0)、自己方位0にある状態の無人搬送車を、目的位置座標(xa、ya)に移動させるための制御操作について図5〜図8を用いて説明する。この制御操作は、副目的位置座標(xa1、ya1)へ移動する予備移動工程と、予備移動工程後に目的位置座標(xa、ya)へ移動する最終移動工程とからなる。
予備移動工程では、図5に示すように、自己位置座標(x0,y0)、自己方位0にある状態の無人搬送車において、演算装置4が自己位置座標情報として記憶した自己位置座標(x0,y0)と自己方位情報として記憶した自己方位0と副目的位置座標情報として記憶した副目的位置座標(xa1、ya1)とから目標移動距離と目標方位を算定する。
そして、装置走行軸を目標方位に向けるのに必要な回頭の角度を求め、この回頭に必要な両パルスモータ1に送出すべきパルス数を算出し、回頭動作による方位転換によって自己方位を目標方位と一致させ、目標移動距離を移動するのに必要な両パルスモータ1に送出すべきパルス数を算出し、直進動作によって副目的位置座標(xa1、ya1)にまで移動し、自己方位を座標y軸に沿った方向に方位転換する。
しかし、予備移動工程が長距離であるほどに、走行に伴う実距離と目標移動距離との誤差および実際の進行方向の方位と目標方位との誤差が大きくなる。
このため、副目的位置座標(xa1、ya1)に対する予備移動工程終了時点では、例えば図6および図8に示すように、走行座標系の副目的位置座標(xa1、ya1)に対して、無人搬送車の実際の位置、ここではセンサAの位置がずれた状態となり、実際の自己方位、ここでは装置走行軸103が座標y軸と平行でない状態となる。
次に、上述の誤差を補正しつつ目的位置座標(xa、ya)へ移動する最終移動工程を行う。最終移動工程では、図8に示す状態で、上述した初期校正動作と同じ制御操作を実行することで、図7に示すように、センサAの位置が十字指標102の指標原点、つまり走行座標系の目的位置座標(xa、ya)に一致し、無人搬送車が実際的に目的位置座標(xa、ya)に到達し、装置走行軸103と座標y軸とが平行となって自己方位0となる。
この最終移動工程完了時に、自己位置座標情報の自己位置座標を目的位置座標(xa、ya)の値にリセットし、自己方位情報の自己方位を方位角0とリセットする。
本発明の実施の形態にかかる無人搬送車の構成を示すもので、(a)は正面図、(b)は平面図 同実施の形態にかかる無人搬送車の動作説明図 同実施の形態にかかる無人搬送車の動作説明図 同実施の形態にかかる無人搬送車の動作説明図 同実施の形態にかかる無人搬送車の動作説明図 同実施の形態にかかる無人搬送車の動作説明図 同実施の形態にかかる無人搬送車の動作説明図 同実施の形態にかかる無人搬送車の動作説明図
符号の説明
1 パルスモータ
1a 回転軸
2 車輪
3 光学系
4 演算装置
5 光学系の制御回路
6 パルスモータコントローラ
7 補助輪
100 車体
101 走行面
102 十字指標
102a X軸指標材
102b Y軸指標材
103 装置走行軸

Claims (4)

  1. 走行面を制御系による制御によって走行する無人搬送車を、走行面上に定義する走行座標系の目的位置座標へ移動させるものであり、
    無人搬送車は、正転及び逆転動作が可能なパルスモータの回転軸に車輪を取り付けてなる一対の駆動系と、走行面上に設置した十字指標を検知する複数の光学系と、駆動系および光学系を制御する制御系を車体に備え、前記駆動系の双方をパルスモータの回転軸が同軸心上に位置するように前記車体に配置し、第1の光学系を前記駆動系の双方の車輪間の中間位置に対応させて前記車体に配置するとともに、第2、第3の光学系を第1の光学系から等距離の位置で、かつ前記駆動系の回転軸の軸心と平行な線上に配置してなり、
    走行座標系に目的位置座標と目的位置座標から座標x軸方向および座標y軸方向に所定距離を隔てた副目的位置座標を設定し、走行面上に配置する十字指標を、十字指標の指標原点を走行座標系の目的位置座標に一致させるとともに、十字指標の指標X軸と指標Y軸を走行座標系の座標x軸および座標y軸に対してそれぞれ平行にして設置し、
    予備移動工程において、無人搬送車の制御系に保持する自己位置座標情報に基づいて走行座標系上の自己位置座標から副目的位置座標までの目標方位および目標移動距離を算定するとともに、無人搬送車を目標方位に向けて目標移動距離だけ移動させ、
    予備移動工程後の最終移動工程において、無人搬送車に備えた光学系により十字指標を検知し、十字指標の指標X軸と指標Y軸を指標として十字指標の指標原点まで移動する校正動作を行って走行座標系の目的位置座標へ到達することを特徴とする無人搬送車の走行制御方法。
  2. 最終移動工程後に、走行座標系の目的位置座標を自己位置座標として自己位置座標情報を更新することを特徴とする請求項1に記載の無人搬送車の走行制御方法。
  3. 算定した目標方位および目標移動距離を、無人搬送車に備えた駆動系のパルスモータに対する制御パルス数および制御回転方向に制御系で換算して駆動系を制御することを特徴とする請求項1に記載の無人搬送車の走行制御方法。
  4. 校正動作において、双方の駆動系のパルスモータを前進方向へ正転する状態で第2、第3の光学系の何れか一方が十次指標の指標X軸を検知した時から他方の光学系が十次指標の指標X軸を検知するまでに移動する距離と、第2、第3の光学系間の距離とに基づいて十字指標に対する無人搬送車の自己方位の傾斜角度を求め、この傾斜角度に見合って駆動系を制御して自己方位が十字指標の指標Y軸と平行となるように方位調整し、方位調整後に双方の駆動系のパルスモータを後進方向へ逆転する状態で第1の光学系が十次指標の指標X軸を検知した時から設定距離だけ移動し、その後に双方の駆動系のパルスモータを相反する方向に回転させて第1の光学系の現在位置を維持しつつ、自己方位が十字指標の指標X軸と平行で、かつ指標Y軸に向くように方位転換し、方位転換後に双方の駆動系のパルスモータを前進方向へ正転する状態で第1の光学系が十次指標の指標Y軸を検知するまで移動し、その後に双方の駆動系のパルスモータを相反する方向に回転させて第1の光学系の現在位置を維持しつつ、自己方位が十字指標の指標Y軸と一致し、かつ指標X軸に向くように方位転換し、方位転換後に双方の駆動系のパルスモータを前進方向へ正転する状態で前記設定距離だけ移動することで、第1の光学系を十字指標の指標原点に一致させることを特徴とする請求項1に記載の無人搬送車の走行制御方法。
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