JP4465817B2

JP4465817B2 - Headlight control device

Info

Publication number: JP4465817B2
Application number: JP2000172025A
Authority: JP
Inventors: 武利佐藤; 真市近田; 雅央山田
Original assignee: Denso Corp
Current assignee: Denso Corp
Priority date: 2000-06-08
Filing date: 2000-06-08
Publication date: 2010-05-26
Anticipated expiration: 2020-06-08
Also published as: JP2001347880A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のヘッドライトの点灯制御を行うヘッドライト制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば、カナダなどの国において定められている交通法規では、自動車等の車両は、昼間であってもヘッドライトを点灯して走行することが義務付けられている。即ち、昼間の走行時においても車両のヘッドライトを点灯させることで対向車からの視認性を向上させて、交通の安全性を確保することを図っている。また、アメリカにおいては、斯様な昼間点灯制御（以下、ＤＲＬ(Daytime Running Light) 制御と称す）を行うことは法的に義務付けられてはいないが、ＤＲＬ制御を行う場合の条件がカナダの場合と略同様に規定されている。
【０００３】
図４は、ＤＲＬ制御を行うヘッドライト制御装置の一構成例を示すものである。即ち、制御装置１には、コンビネーションスイッチ２及びライトセンサ３からの出力信号や、パーキングブレーキが掛けられていることを示すＰＫＢ(ParKing Brake) 信号，エンジンが始動しておりオルタネータ（何れも図示せず）が発電を行っていることを示すＡＬＴ(ALTernator)信号などが与えられている。また、制御装置１には、図示しないキースイッチにおいてイグニッションがＯＮとなっている場合に、端子ＩＧを介してバッテリ４から電源が供給されるようになっている。
【０００４】
尚、コンビネーションスイッチ２は、ライトのＯＮ／ＯＦＦ切替えを行うライトスイッチと、ハイ（Ｈ）ビーム／ロウ（Ｌ）ビームの切替えを行うディマスイッチとで構成されている。また、ライトセンサ３は、自動車外部の環境の照度を検出するように配置されている。
【０００５】
制御装置１の出力端子は、一端がバッテリ４の正側端子に接続されたヘッドライト用のランプ５の他端側に接続されていると共に、常開型リレー６の接点を介してグランドに接続されている。そして、制御装置１は、ＰＷＭ制御によってランプ５の通電制御を行う。即ち、制御装置１が内蔵しているスイッチング素子をＰＷＭ信号によってオンオフすると、ランプ５は、そのスイッチング素子がオンしてランプ５の他端側がグランドレベルとなった時に通電されて点灯する。従って、ＰＷＭ信号のデューティによってランプ５（ヘッドライト）の輝度を変化させることができる。
【０００６】
また、制御装置１は、リレー６の開閉をも制御するようになっており、ランプ５を連続通電する場合（１００％デューティ）には、リレー６の接点を閉成するようになっている。このリレー６は、制御装置１内部の上述したスイッチング素子（図示せず）が破壊されたような場合であっても、ランプ５のＯＮ／ＯＦＦが制御可能となるように設けられている。
【０００７】
図５は、制御装置１が行うランプ５の通電制御（照度制御）の例を示すものである。制御装置１は、夜間などにユーザがライトスイッチをＯＮした場合には、リレー６の接点を閉じてランプ５を連続通電させる。また、昼間であっても、ライトセンサ３により出力される照度信号のレベルに応じて、ランプ５を適当な輝度で点灯させるように制御する。
【０００８】
即ち、図５において、制御装置１は、横軸に示す自動車外部（周囲）の明るさ（照度）がＣ以下である場合には、リレー６の接点を閉じてランプ５を連続通電させる。そして、外部の明るさが下限値Ｃ以上である場合には、図５の縦軸に示すように、ヘッドライト（ランプ５）の輝度が交通法規で定められている範囲内となるように出力信号のデューティがＡ〜Ｂの範囲内にある所定値に定めるようにする。
【０００９】
このように、昼間において自動車のヘッドライトを点灯させる場合に、輝度を一定範囲内に設定することがＤＲＬ制御である。例えば、ヘッドライトがＨビームの場合は、デューティＡによる輝度が７０００Ｃｄに相当するように、デューティＢによる輝度が２０００Ｃｄに相当するように定められている。また、Ｌビームの場合は、デューティＡ＝８４．６％，デューティＢ＝５６．３％とするように定められている。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図５に示すようなＤＲＬ制御では、自動車外部の明るさがＣを超えている場合には、ヘッドライトの輝度を一定にしている。従って、デューティの値をＡ〜Ｂの範囲内であっても高めに設定すると、周囲が比較的明るい時には対向車の運転者や歩行者が眩しく感じる場合がある（現実に、アメリカにおいてはこのような苦情が発生している）。また、この場合、結果的には電力を無駄に消費していることになる。逆に、デューティの値をＡ〜Ｂの範囲内でも低めに設定すると、周囲が比較的暗い時にはヘッドライトの輝度が不足ぎみとなり、視認性が低下するという問題がある。
【００１１】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両について昼間点灯制御を行う場合でも、ヘッドライトの輝度を周囲の照度に応じて適切に設定することができるヘッドライト制御装置を提供することにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
本発明のヘッドライト制御装置によれば、制御手段は、車両が昼間に走行中であると判断される場合は、昼間点灯制御の規制値内で、照度センサにより検知される車両外部の明るさに応じてヘッドライトの輝度を変化させる。そして、制御手段は、ヘッドライトの輝度をＰＷＭ信号のデューティにより線形に変化させるように制御し、ヘッドライトがＨビームの場合は輝度を変化させる範囲の上限及び下限を輝度自体で設定し、ヘッドライトがＬビームの場合は輝度を変化させる範囲の上限及び下限を前記ＰＷＭ信号のデューティで設定するように切り換える。即ち、昼間において車両が走行する際にヘッドライトを点灯させる昼間点灯制御を行う場合であっても、ヘッドライトの輝度は車両外部の明るさに応じて設定される。
【００１３】
従って、周囲が比較的明るい場合に対向車の運転者や歩行者などがヘッドライトを眩しく感じることを防止できる。そして、ヘッドライトを過剰な輝度で点灯させることがないので、電力の無駄な消費を抑制することができる。また、周囲が比較的暗い時であってもヘッドライトの輝度が不足することがないので、対向車の運転者や歩行者等による視認性の低下を防止できる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について図１乃至図３を参照して説明する。尚、図４と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。本実施例では、制御装置１に代わる制御装置１０がランプ５の点灯制御を行うようになっている。制御装置１０は、制御回路（制御手段）１１とランプ駆動手段とを内蔵している。
【００１５】
また、図４においては制御装置１に直接与えられていたＰＫＢ信号やＡＬＴ信号は、ボデーＥＣＵ１２に与えられており、ボデーＥＣＵ１２は、制御回路１１と例えば車内ＬＡＮなどを介して通信を行い、ＰＫＢ信号やＡＬＴ信号が出力されたことを制御回路１１に伝達するように構成されている。そして、コンビネーションスイッチ２やライトセンサ（照度センサ）３からの出力信号は、制御回路１１に直接与えられている。
【００１６】
制御回路１１の出力端子は、ランプ駆動手段たるＮチャネルＭＯＳＦＥＴ１３のゲートに接続されている。ＦＥＴ１３のドレインはランプ５の一端に接続されており、ソースはグランドに接続されている。そして、制御回路１１は、ＦＥＴ１３のゲートにＰＷＭ信号を出力して、そのＰＷＭ信号のレベルがハイの期間だけランプ５を点灯させるようになっている。
【００１７】
次に、本実施例の作用について図２及び図３をも参照して説明する。図２は、制御回路１１によって実行される処理内容を示すフローチャートである。先ず、制御回路１１は、ボデーＥＣＵ１２を介してＡＬＴ信号が出力されているか否かを参照し、自動車のエンジンが始動するまで待機している（ステップＳ１）。そして、ＡＬＴ信号が出力されると（「ＹＥＳ」）、続いて、コンビネーションスイッチ２の出力状態を参照し、ライトスイッチがＯＦＦしているか否かを判断する（ステップＳ２）。
【００１８】
ステップＳ２においてライトスイッチがＯＮしている場合（「ＮＯ」）、制御回路１１は、ライトスイッチの入力状態に応じた動作を実行する（ステップＳ３）。また、ライトスイッチがＯＦＦしている場合は（「ＹＥＳ」）、更に、パーキングブレーキが解除されている（ＯＦＦ）か否かを判断する（ステップＳ４）。ＰＫＢ信号が出力されておりパーキングブレーキが掛かっている場合は（「ＮＯ」）ステップＳ１に戻り、ＰＫＢ信号が出力されていなければ（「ＹＥＳ」）、ライトセンサ２の出力信号ＬS を読み込む（ステップＳ５）。
【００１９】
次に、制御回路１１は、ステップＳ６で読み込んだ出力信号ＬS のレベルが下限値Ｃ未満であるか否かを判断する（ステップＳ６）。ここで、下限値Ｃは、図３または図５に示すように、ＤＲＬ制御を開始するための下限となる自動車外部の照度に対応している。尚、この下限値Ｃについては、現状では法的に規定されていないため、各種の設計要素に応じて適宜設定すれば良く、例えば、通常のオートライト制御におけるヘッドライトの点灯条件などと同様に設定しても良い。
【００２０】
ステップＳ６において、ライトセンサ２の出力信号ＬS のレベルが下限値Ｃ未満であれば（「ＹＥＳ」）、制御回路１１はＰＷＭ信号のデューティを１００％に設定して（ステップＳ７）ステップＳ１に戻る。即ち、昼間であっても、曇天或いは雨天などの場合に周囲が暗い状態であれば、ヘッドライトがＨビーム，Ｌビームの何れであるかにかかわらず、１００％のデューティでランプ５を点灯させる。
【００２１】
また、ステップＳ６において、ライトセンサ２の出力信号ＬS のレベルが下限値Ｃ以上であれば（「ＮＯ」）、制御回路１１は、続いて出力信号ＬS のレベルが上限値Ｄ以下であるか否かを判断する（ステップＳ８）。ここで、出力信号ＬS のレベルが上限値Ｄを超えている場合（「ＮＯ」）、制御回路１１は、ヘッドライトがＨビームであるか否かを判断する（ステップＳ９）。Ｈビームであれば（「ＹＥＳ」）ステップＳ１０に移行して、ＰＷＭ信号のデューティをヘッドライトの輝度が２０００Ｃｄに相当する値Ｂに設定してからステップＳ１に移行する。
【００２２】
一方、ヘッドライトがＬビームである場合は（ステップＳ９，「ＮＯ」）、ＰＷＭ信号のデューティを５６．３％に設定してから（ステップＳ１１）ステップＳ１に戻る。このＨビームの場合の２０００Ｃｄ，Ｌビームの場合の５６．３％デューティは、ＤＲＬ制御範囲の下限に相当する値であり、周囲が明るい場合には、それに応じてヘッドライトの輝度を低めに設定する。
【００２３】
また、ステップＳ８において、出力信号ＬS のレベルが上限値Ｄ以下である場合（「ＹＥＳ」）、制御回路１１は、ヘッドライトがＨビームであれば（ステップＳ１２，「ＹＥＳ」）ステップＳ１４に移行する。そして、ＰＷＭ信号のデューティを、出力信号ＬS のレベルに応じて、ヘッドライトの輝度が２０００Ｃｄ〜７０００Ｃｄに相当する範囲（規制値内）で設定する。尚、Ｈビームの場合の７０００Ｃｄは、ＤＲＬ制御範囲の上限に相当する値である。
【００２４】
図３に示すように、出力信号ＬS のレベルに応じてデューティＤt を線形に変化させる場合は、（１）式のように演算する。
Ｄt ＝｛（Ｂ−Ａ）／（Ｄ−Ｃ）｝×ＬS ＋Ａ …（１）
但し、Ａは輝度が７０００Ｃｄに相当するデューティの値である。
【００２５】
また、ステップＳ１２において、ヘッドライトがＬビームである場合は（「ＮＯ」）、ＰＷＭ信号のデューティを８４．６％〜５６．３％の範囲（規制値内）に設定してから（ステップＳ１３）ステップＳ１に戻る。このＬビームの場合の８４．６％デューティは、ＤＲＬ制御範囲の上限に相当する値である。
【００２６】
従って、ステップＳ１３においても、（１）式と同様に出力信号ＬS のレベルに応じてデューティＤt を線形に変化させるように設定する場合は、（１）式におけるＢを“５６．３”，Ａを“８４．６”に置き換えて設定すれば良い。
【００２７】
即ち、以上の制御をまとめると以下のようになる。

【００２８】
以上のように本実施例によれば、ランプ５の点灯制御を行う制御装置１０の制御回路１１は、自動車が昼間に走行中であると判断される場合は、ＤＲＬ制御の規制値内で、ライトセンサ３により検知される自動車外部の明るさに応じてヘッドライトの輝度を変化させるので、周囲が比較的明るい場合に対向車の運転者や歩行者などがヘッドライトを眩しく感じることを防止できる。そして、ヘッドライトを過剰な輝度で点灯させることがないので、電力の無駄な消費を抑制することができる。また、昼間であっても周囲が比較的暗い場合にヘッドライトの輝度が不足することがないので、対向車の運転者や歩行者等による視認性の低下を防止できる。
【００２９】
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
カナダやアメリカにおいて行われているＤＲＬ制御に限らず、その他の国で規定されている同様の昼間点灯制御について適用しても良い。また、例えば車両のメーカ等が独自に規定した昼間点灯制御に適用しても良い。
図４と同様にリレー９を設けて、１００％デューティの場合にはリレー６の接点を閉止させるようにしても良い。
また、ＰＫＢ信号やＡＬＴ信号を、ボデーＥＣＵ１２を介すことなく、図４と同様に制御装置１０に直接与えるようにしても良い。逆に、ボデーＥＣＵ１２側にコンビネーションスイッチ２やライトセンサ３などの信号を与えて、車内ＬＡＮ等を介して制御装置１０に与えるように構成しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例であり、ヘッドライト制御装置の電気的構成を示す図
【図２】制御回路による処理内容を示すフローチャート
【図３】自動車外部の明るさと、ヘッドライトの輝度を設定するＰＷＭ信号のデューティとの関係を示す図
【図４】従来技術を示す図１相当図
【図５】図３相当図
【符号の説明】
３はライトセンサ（照度センサ）、５はランプ、１１は制御回路（制御手段）を示す。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a headlight control device that performs lighting control of a headlight of a vehicle.
[0002]
[Prior art]
For example, according to traffic regulations established in countries such as Canada, vehicles such as automobiles are required to run with headlights turned on even during daytime. That is, even during daytime driving, the vehicle headlights are turned on to improve visibility from oncoming vehicles and to ensure traffic safety. In the United States, it is not legally required to perform such daytime lighting control (hereinafter referred to as DRL (Daytime Running Light) control), but the condition for performing DRL control is Canada. It is defined in substantially the same way.
[0003]
FIG. 4 shows a configuration example of a headlight control apparatus that performs DRL control. That is, the control device 1 includes an output signal from the combination switch 2 and the light sensor 3, a PKB (ParKing Brake) signal indicating that the parking brake is applied, an engine starter and an alternator (both not shown). ALT) is provided with an ALT (ALTernator) signal indicating that power is being generated. The control device 1 is supplied with power from the battery 4 via the terminal IG when the ignition is turned on in a key switch (not shown).
[0004]
The combination switch 2 includes a light switch that switches light ON / OFF and a dimmer switch that switches high (H) beam / low (L) beam. Moreover, the light sensor 3 is arrange | positioned so that the illumination intensity of the environment outside a motor vehicle may be detected.
[0005]
The output terminal of the control device 1 is connected to the other end of the headlight lamp 5 whose one end is connected to the positive terminal of the battery 4 and connected to the ground through the contact of the normally open relay 6. Has been. And the control apparatus 1 performs electricity supply control of the lamp | ramp 5 by PWM control. That is, when the switching element built in the control device 1 is turned on / off by the PWM signal, the lamp 5 is energized and lit when the switching element is turned on and the other end side of the lamp 5 is at the ground level. Therefore, the luminance of the lamp 5 (headlight) can be changed by the duty of the PWM signal.
[0006]
The control device 1 also controls the opening and closing of the relay 6, and when the lamp 5 is energized continuously (100% duty), the contact of the relay 6 is closed. This relay 6 is provided so that ON / OFF of the lamp 5 can be controlled even when the above-described switching element (not shown) inside the control device 1 is destroyed.
[0007]
FIG. 5 shows an example of energization control (illuminance control) of the lamp 5 performed by the control device 1. When the user turns on the light switch at night or the like, the control device 1 closes the contact of the relay 6 and continuously energizes the lamp 5. Further, even during the daytime, the lamp 5 is controlled to be lit at an appropriate luminance according to the level of the illuminance signal output from the light sensor 3.
[0008]
That is, in FIG. 5, when the brightness (illuminance) outside the vehicle (surrounding) shown on the horizontal axis is C or less, the control device 1 closes the contact of the relay 6 and continuously energizes the lamp 5. Then, when the external brightness is equal to or higher than the lower limit C, the output is performed so that the luminance of the headlight (lamp 5) is within the range defined by traffic regulations as shown on the vertical axis of FIG. The duty of the signal is set to a predetermined value within the range of A to B.
[0009]
In this way, when the vehicle headlight is turned on in the daytime, the DRL control is to set the luminance within a certain range. For example, when the headlight is an H beam, the luminance by the duty B is determined to correspond to 2000 Cd so that the luminance by the duty A corresponds to 7000 Cd. In the case of the L beam, the duty A is set to 84.6% and the duty B is set to 56.3%.
[0010]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the DRL control as shown in FIG. 5, when the brightness outside the vehicle exceeds C, the luminance of the headlight is kept constant. Therefore, if the duty value is set to a high value even within the range of A to B, the driver or pedestrian of the oncoming vehicle may feel dazzling when the surroundings are relatively bright (in reality, in the United States, Complaints have occurred). In this case, as a result, power is wasted. On the other hand, if the duty value is set low even within the range of A to B, there is a problem that the brightness of the headlight becomes insufficient when the surroundings are relatively dark, and the visibility is lowered.
[0011]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and a purpose thereof is a headlight control device that can appropriately set the luminance of a headlight according to the ambient illuminance even when daytime lighting control is performed on the vehicle. Is to provide.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
According to the headlight control device of the present invention, when it is determined that the vehicle is running in the daytime, the brightness of the outside of the vehicle detected by the illuminance sensor is within the regulation value of the daytime lighting control. The brightness of the headlight is changed according to the above. Then, the control means controls the brightness of the headlight to change linearly according to the duty of the PWM signal , and when the headlight is an H beam, sets the upper and lower limits of the range in which the brightness is changed by the brightness itself, When the light is an L beam, the upper and lower limits of the range in which the luminance is changed are switched so as to be set by the duty of the PWM signal. That is, even when daytime lighting control is performed to turn on the headlight when the vehicle travels in the daytime, the luminance of the headlight is set according to the brightness outside the vehicle.
[0013]
Therefore, it is possible to prevent the driver or pedestrian in the oncoming vehicle from feeling dazzling the headlight when the surroundings are relatively bright. And since a headlight is not lighted with excessive brightness | luminance, useless consumption of electric power can be suppressed. Moreover, since the brightness of the headlight does not become insufficient even when the surroundings are relatively dark, it is possible to prevent a decrease in visibility by an oncoming vehicle driver or a pedestrian.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described below with reference to FIGS. The same parts as those in FIG. 4 are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted. Only different parts will be described below. In this embodiment, a control device 10 in place of the control device 1 performs lighting control of the lamp 5. The control device 10 includes a control circuit (control means) 11 and a lamp driving means.
[0015]
Further, in FIG. 4, the PKB signal and the ALT signal directly given to the control device 1 are given to the body ECU 12, and the body ECU 12 communicates with the control circuit 11 via, for example, an in-vehicle LAN, and the like. The control circuit 11 is configured to transmit the output of the signal and the ALT signal. Output signals from the combination switch 2 and the light sensor (illuminance sensor) 3 are directly given to the control circuit 11.
[0016]
The output terminal of the control circuit 11 is connected to the gate of an N-channel MOSFET 13 serving as lamp driving means. The drain of the FET 13 is connected to one end of the lamp 5, and the source is connected to the ground. The control circuit 11 outputs a PWM signal to the gate of the FET 13 so that the lamp 5 is lit only during a period when the level of the PWM signal is high.
[0017]
Next, the operation of this embodiment will be described with reference to FIGS. FIG. 2 is a flowchart showing the processing contents executed by the control circuit 11. First, the control circuit 11 refers to whether or not the ALT signal is output via the body ECU 12, and waits until the automobile engine is started (step S1). When the ALT signal is output (“YES”), the output state of the combination switch 2 is subsequently referred to and it is determined whether or not the light switch is OFF (step S2).
[0018]
When the light switch is ON in Step S2 (“NO”), the control circuit 11 executes an operation according to the input state of the light switch (Step S3). If the light switch is OFF (“YES”), it is further determined whether or not the parking brake is released (OFF) (step S4). If the PKB signal is output and the parking brake is applied ("NO"), the process returns to step S1, and if the PKB signal is not output ("YES"), the output signal LS of the light sensor 2 is read (step S1). S5).
[0019]
Next, the control circuit 11 determines whether or not the level of the output signal LS read in step S6 is less than the lower limit value C (step S6). Here, as shown in FIG. 3 or FIG. 5, the lower limit value C corresponds to the illuminance outside the automobile that is the lower limit for starting the DRL control. Since the lower limit C is not legally defined at present, it may be set as appropriate according to various design factors. For example, the lower limit C is the same as the lighting condition of a headlight in normal autolight control. May be set.
[0020]
In step S6, if the level of the output signal LS of the light sensor 2 is less than the lower limit C ("YES"), the control circuit 11 sets the duty of the PWM signal to 100% (step S7) and returns to step S1. . That is, even in the daytime, if the surroundings are dark when it is cloudy or rainy, the lamp 5 is turned on with a duty of 100% regardless of whether the headlight is H beam or L beam. .
[0021]
In step S6, if the level of the output signal LS of the light sensor 2 is not less than the lower limit value C ("NO"), the control circuit 11 subsequently determines whether or not the level of the output signal LS is not more than the upper limit value D. Is determined (step S8). Here, when the level of the output signal LS exceeds the upper limit value D (“NO”), the control circuit 11 determines whether or not the headlight is an H beam (step S9). If it is an H beam ("YES"), the process proceeds to step S10, the duty of the PWM signal is set to a value B corresponding to the headlight luminance of 2000 Cd, and then the process proceeds to step S1.
[0022]
On the other hand, when the headlight is an L beam (step S9, “NO”), the duty of the PWM signal is set to 56.3% (step S11), and the process returns to step S1. The 56.3% duty in the case of 2000 Cd in the case of the H beam and in the case of the L beam is a value corresponding to the lower limit of the DRL control range, and when the surroundings are bright, the headlight luminance is set lower accordingly. To do.
[0023]
In step S8, if the level of the output signal LS is not more than the upper limit value D ("YES"), the control circuit 11 proceeds to step S14 if the headlight is an H beam (step S12, "YES"). To do. Then, the duty of the PWM signal is set in the range (within the regulation value) in which the luminance of the headlight corresponds to 2000 Cd to 7000 Cd according to the level of the output signal LS. Note that 7000 Cd in the case of the H beam is a value corresponding to the upper limit of the DRL control range.
[0024]
As shown in FIG. 3, when the duty Dt is changed linearly in accordance with the level of the output signal LS, the calculation is performed as shown in equation (1).
Dt = {(BA) / (DC)}. Times.LS + A (1)
However, A is a duty value corresponding to a luminance of 7000 Cd.
[0025]
In step S12, if the headlight is an L beam (“NO”), the duty of the PWM signal is set to a range of 84.6% to 56.3% (within the regulation value) (step S13). ) Return to step S1. The 84.6% duty in the case of the L beam is a value corresponding to the upper limit of the DRL control range.
[0026]
Therefore, also in step S13, when setting the duty Dt to change linearly according to the level of the output signal LS as in the equation (1), B in the equation (1) is set to "56.3", A May be set by replacing with “84.6”.
[0027]
That is, the above control is summarized as follows.

[0028]
As described above, according to the present embodiment, the control circuit 11 of the control device 10 that performs the lighting control of the lamp 5 determines that the automobile is running in the daytime, within the regulation value of the DRL control, Since the brightness of the headlight is changed according to the brightness outside the vehicle detected by the light sensor 3, it is possible to prevent a driver or a pedestrian in the oncoming vehicle from feeling dazzling the headlight when the surroundings are relatively bright. . And since a headlight is not lighted with excessive brightness | luminance, useless consumption of electric power can be suppressed. Moreover, since the brightness of the headlight does not become insufficient when the surroundings are relatively dark even during the daytime, it is possible to prevent a decrease in visibility due to an oncoming vehicle driver or a pedestrian.
[0029]
The present invention is not limited to the embodiments described above and illustrated in the drawings, and the following modifications or expansions are possible.
Canada and not limited to a carried out by that DRL control in the United States, may be applied the provisions has been are similar daytime lighting control in other countries. Further, for example, it may be applied to daytime lighting control uniquely defined by a vehicle manufacturer or the like.
Similarly to FIG. 4, the relay 9 may be provided so that the contact of the relay 6 is closed when the duty is 100%.
Further, the PKB signal and the ALT signal may be directly supplied to the control device 10 similarly to FIG. 4 without passing through the body ECU 12. Conversely, it may be configured such that signals such as the combination switch 2 and the light sensor 3 are given to the body ECU 12 side and given to the control device 10 via an in-vehicle LAN or the like.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an electrical configuration of a headlight control apparatus according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a flowchart showing processing contents by a control circuit. FIG. 3 is a brightness outside a vehicle and a headlight brightness. FIG. 4 is a diagram corresponding to FIG. 1 showing the prior art. FIG. 5 is a diagram corresponding to FIG.
3 is a light sensor (illuminance sensor), 5 is a lamp, and 11 is a control circuit (control means).

Claims

An illuminance sensor for detecting brightness outside the vehicle;
When it is determined that the vehicle is running in the daytime, the luminance of the headlight of the vehicle is changed in accordance with the brightness outside the vehicle detected by the illuminance sensor within the regulation value of daytime lighting control. Control means for causing
The control means controls the brightness of the headlight to change linearly according to the duty of the PWM signal , and when the headlight is an H beam, sets the upper and lower limits of the range in which the brightness is changed by the brightness itself, When the headlight is an L beam, the upper and lower limits of the range in which the luminance is changed are switched so as to be set by the duty of the PWM signal.