JP4465142B2 - ウィンドウ表示制御プログラム、ウィンドウ表示制御方法およびウィンドウ表示制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、アプリケーションからの要求に応答して表示装置の表示画面上に表示するウィンドウの表示位置を制御するウィンドウ表示制御プログラム、ウィンドウ表示制御方法およびウィンドウ表示制御装置に関し、特に、ウィンドウを利用者の目線の位置に合わせて表示して、利用者の視線の移動量を少なくし、もって見やすいウィンドウを表示することができるウィンドウ表示制御プログラム、ウィンドウ表示制御方法およびウィンドウ表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータのヒューマンインタフェースとして、ウィンドウ表示を利用したものが数多く見られる。このウィンドウ表示は、ウィンドウの表示位置、大きさを自由に変えられ、複数のウィンドウを使うことにより関連する情報を同時に見られるなど優れた特性を有するので、ヒューマンインタフェースの中心として利用されている。
【0003】
このため、コンピュータの利用者はウィンドウを操作する機会が多く、ウィンドウの操作性を向上するための技術が必要となっている。特に、かかるウィンドウを表示する際には、利用者の目の疲労を減らし、作業効率を向上させることが重要となる。
【0004】
従来、表示装置に新たなウィンドウを表示する場合には、特にアプリケーションからの表示位置の指定がなければ、表示装置の物理的中央に表示するように位置決めされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来技術のようにただ単純に表示画面の物理的な中央に新たなウィンドウを表示することとすると、利用者が表示画面上で目線を頻繁に動かさねばならなくなるケースが生じる。
【0006】
たとえば、天井からスクリーンを吊り下げる方式のプロジェクタの場合には、利用者の目線はスクリーンの下部に集中する傾向があるので、ウィンドウをスクリーンの物理的な中央に表示すると、利用者が目線を移動する移動量が大きくなる。また、卓上に置くディスプイレイ装置の場合には、利用者の目線は画面のやや上部に集中する傾向があるので、この場合にも利用者が目線を移動する移動量が大きくなる。
【0007】
このように、従来の表示装置の中央に表示する方式では、利用者の視線の移動量が多く、疲労が大きくなるという問題がある。特に、長時間にわたって表示画面を注視する必要がある計算機システムの運用オペレータなどにとっては、かかる疲労を改善することが強く望まれている。
【0008】
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、ウィンドウを利用者の目線の位置に合わせて表示して、利用者の視線の移動量を少なくし、もって見やすいウィンドウを表示することができるウィンドウ表示制御プログラム、ウィンドウ表示制御方法およびウィンドウ表示制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係るウィンドウ表示制御プログラムは、アプリケーションからの要求に応答して表示装置の表示画面上に表示するウィンドウの表示位置を制御するウィンドウ表示制御プログラムであって、前記表示画面上での利用者の目線中央点を表示装置ごとに定義する中央点定義テーブルに該目線中央点の入力を受け付けて登録する中央点定義テーブル作成プロセスと、前記中央点定義テーブル作成プロセスにより中央点定義テーブルに登録された目線中央点に基づいて前記表示画面上での前記ウィンドウの表示位置を制御する表示位置制御プロセスを、コンピュータに実行させることを特徴とする。
【0010】
この請求項1にかかる発明によれば、表示画面上での利用者の目線中央点を表示装置ごとに定義する中央点定義テーブルに目線中央点の入力を受け付けて登録し、登録した目線中央点に基づいて表示画面上でのウィンドウの表示位置を制御することとしたので、ウィンドウを利用者の目線の位置に合わせて表示して、利用者の視線の移動量を少なくし、もって見やすいウィンドウを表示することができる。
【0013】
また、請求項2の発明に係るウィンドウ表示制御プログラムは、請求項1の発明において、前記表示位置制御プロセスは、前記表示画面上に表示された第1のウィンドウ上に新たな第2のウィンドウを表示する場合には、前記中央点定義テーブルに定義された目線中央点に基づいて前記第2のウィンドウを表示制御するとともに、前記第1のウィンドウと第2のウィンドウの重畳表示部分を低減するように前記第1のウィンドウを移動させることを特徴とする。
【0014】
この請求項2の発明によれば、表示画面上に表示された第1のウィンドウ上に新たな第2のウィンドウを表示する場合には、中央点定義テーブルに定義された目線中央点に基づいて第2のウィンドウを表示制御するとともに、第1のウィンドウと第2のウィンドウの重畳表示部分を低減するように第1のウィンドウを移動させることとしたので、複数のウィンドウを同一画面上に表示する場合にも、目線の移動量を効率良く低減することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係るウィンドウ表示制御プログラム、ウィンドウ表示制御方法およびウィンドウ表示制御装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0020】
(実施の形態1)
まず、本実施の形態1に係るウィンドウのセンタリングの概念について説明する。図1は、本実施の形態1に係るウィンドウのセンタリングを説明するための説明図である。同図(a)に示すように、従来のセンタリングでは、ウィンドウが表示画面の物理的中央に表示される。
【0021】
一方、同図(b)に示すように、本実施の形態1に係るセンタリングでは、ウィンドウを単に表示画面の物理的中央に表示するのではなく、ウィンドウを表示画面の上部に表示することとしている。その理由は、卓上ディスプレイ装置では利用者の目線が表示画面のやや上部に集中することから、利用者の目線の位置に合わせて中央位置を上部に設定したためである。
【0022】
このように、本実施の形態1では、ウィンドウを画面中央に表示する場合に、単に画面の物理的中央に表示するのではなく、利用者の目線の位置に合わせて表示して、利用者の視線の移動量を少なくし、もって見やすいウィンドウを表示することとしている。
【0023】
次に、本実施の形態1に係るウィンドウ表示制御装置の構成について説明する。図2は、本実施の形態1に係るウィンドウ表示制御装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このウィンドウ表示制御装置は、コンピュータ200と、キーボード210と、マウス220と、ディスプレイ230とからなる。
【0024】
コンピュータ200は、このウィンドウ表示制御装置の主体をなすものであり、利用者の目線の位置に合わせてウィンドウの表示位置を決定し、ディスプレイ230にウィンドウを表示する。具体的には、表示装置上の利用者の目線中央点を中央点定義テーブル202に定義しておき、この中央点定義テーブル202に基づいてウィンドウの表示位置を制御する。
【0025】
キーボード210は、コンピュータ200への処理の指示およびデータの入力をおこなうための装置である。ここでは、表示装置に対する利用者の目線の位置を定義する場合に、表示装置名を入力するためなどの目的に使われる。
【0026】
マウス220は、表示画面上の任意の場所を指定するための装置である。ここでは、ディスプレイ230に表示されるカーソルを使い、利用者の目線の位置を指定するなど、画面上の座標を入力するために使われる。
【0027】
ディスプレイ230は、コンピュータ200により表示位置を決められたウィンドウを表示する。また、利用者の目線の位置を定義する場合には、マウス220の動きに合わせてカーソルを移動し、利用者の目線の位置の指定に使われる。
【0028】
次に、コンピュータ200の構成について説明する。図2に示すように、コンピュータ200は、アプリケーション201と、中央点定義テーブル202と、ウィンドウ管理テーブル203と、表示ウィンドウ位置決定部204と、ウィンドウ表示部205と、ディスプレイインタフェース206とからなる。
【0029】
アプリケーション201は、ディスプレイ230へのウィンドウ表示を必要とする任意のプログラムである。具体的には、処理結果の表示、利用者への入力依頼、操作結果の確認などにウィンドウ表示を利用する。
【0030】
中央点定義テーブル202は、各種表示装置についての利用者の目線の位置に関するデータを格納したテーブルである。ディスプレイ230へ表示されるウィンドウは、この中央点定義テーブル202に基づき表示位置が決定される。なお、この中央点定義テーブル202の一例については後述する。
【0031】
ウィンドウ管理テーブル203は、ディスプレイ230へ表示されるウィンドウに関するデータを格納したテーブルであり、具体的には、各ウィンドウの大きさ、原点の座標などが格納される。
【0032】
表示ウィンドウ位置決定部204は、アプリケーション201からの画面中央へのウィンドウ表示要求に対して、中央点定義テーブル202に基づき、ウィンドウ管理テーブル203を参照しながらウィンドウの表示位置を決定する処理部である。また、決定した表示位置へのウィンドウ表示をウィンドウ表示部205に依頼する処理もおこなう。
【0033】
ウィンドウ表示部205は、ディスプレイ230に表示するウィンドウデータを作成する処理部である。このウィンドウ表示部205により作成されたウィンドウデータは、ディスプレイインタフェース206を介してディスプレイ230に送られ、ウィンドウとして表示される。
【0034】
ディスプレイインタフェース206は、ディスプレイ230を制御し、ウィンドウ表示部205で作成されたデータを表示する。また、ディスプレイ230の初期化、故障等に対応した処理をおこなう。
【0035】
次に、利用者の目線の中央点に基づいて表示ウィンドウの位置を求める要領について説明する。図3は、利用者の目線の中央点に基づいて表示ウィンドウの位置を求める要領を説明するための説明図である。同図(a)は、表示画面上での利用者の目線の中央点Aを示しており、ax1、ax2、ay1、ay2は各々Aから画面左端、画面右端、画面上端、画面下端までの距離を示している。
【0036】
同図(b)は、表示ウィンドウの中央点Bの求め方を示しており、bx1、bx2、by1、by2は各々Bからウィンドウ左端、ウィンドウ右端、ウィンドウ上端、ウィンドウ下端までの距離を表す。ここでbx1、bx2、by1、by2は、
ax1:ax2 = bx1:bx2 かつ ay1:ay2=by1:by2
となるように決められる。このようにして求めたBがAに重なるように表示ウィンドウの位置を決定する。
【0037】
次に、図2に示した中央点定義テーブル202の一例について説明する。図4は、図2に示した中央点定義テーブル202の一例を示す図である。同図に示すように、この中央点定義テーブル202は、表示装置ごとに利用者の目線中央点の位置を表示画面の横の長さと縦の長さに対する百分率で示したものである。
【0038】
たとえば、CRTの場合には、表示画面の横の長さの50%、縦の長さの65%の位置に利用者の目線中央点があることを示しており、液晶の場合には、表示画面の横の長さの50%、縦の長さの70%の位置に利用者の目線中央点があることを示している。また、プロジェクタの場合には、表示画面の横の長さの50%、縦の長さの35%の位置に利用者の目線中央点があることを示しており、ディスプレイ装置1の場合には、表示画面の横の長さの50%、縦の長さの40%の位置に利用者の目線中央点があることを示しており、ディスプレイ装置2の場合は、表示画面の横の長さの50%、縦の長さの40%の位置に利用者の目線の中央点があることを示している。以下、他の表示装置に対しても同様に、利用者の目線中央点が定義される。
【0039】
次に、中央点定義テーブル202を用いた表示ウィンドウ位置決定部204の処理手順について説明する。図5は、図2に示した表示ウィンドウ位置決定部204の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、表示ウィンドウ位置決定部204は、中央点データを中央点定義テーブル202より取得し(ステップS501)、表示画面の大きさと中央点データから表示画面の中央点Aを求める(ステップS502)。
【0040】
さらに、表示ウィンドウの大きさから、その中央点Bを求め(ステップS503)、最後に、AとBを重ねることにより、表示ウィンドウの原点の座標を求める(ステップS504)。
【0041】
次に、具体例を使って、中央点定義テーブル202を用いた表示ウィンドウ位置決定部204の処理手順について説明する。なお、ここでは、表示画面の大きさは横の長さ(AX)が640、縦の長さ(AY)が480とする。
【0042】
図4に示す中央点定義テーブル202の中で、対象とする中央点データを液晶:X=50%、Y=70%とし、ウィンドウ管理テーブル203が図6に示す内容であるとする。すなわち、図6(a)において、表示ウィンドウは横の長さ(BX)が200、縦の長さ(BY)が100であり、原点は未定義である。この原点を求めることが、表示ウィンドウの位置を決めることになる。
【0043】
まず、中央点データのX=50%、Y=70%を取得し(ステップS501)、これら中央点データと表示画面の大きさ(AX, AY)=(640, 480)から、表示画面の中央点Aは、A=(640*0.50, 480*0.70)=(320, 336)となる(ステップS502)。また、中央点データと表示ウィンドウの大きさ(BX, BY)=(200, 100)から、表示ウィンドウの中央点Bは、B=(200*0.50, 100*0.70)=(100, 70)となる(ステップS503)。
【0044】
ここで、A=Bとなるように表示ウィンドウの原点を求めると、表示ウィンドウの原点=A-B=(320, 336)-(100, 70)=(220, 266)となる(ステップS504)。この結果、図6(b)に示すようなウィンドウ管理テーブル203が得られ、表示ウィンドウの位置が決定される。
【0045】
ところで、上記説明では、コンピュータ200の構成を機能面から特定したが、実際には各機能部はソフトウェアにより形成される。そこで、以下では、本実施の形態1に係るウィンドウ表示制御装置のソフトウェア構成について具体的に説明する。
【0046】
図7は、図2に示したコンピュータ200のソフトウェア構成を示す図である。同図(a)に示すように、このコンピュータ200は、アプリケーション201とオペレーティングシステム720aが提供するウィンドウ表示のためのランタイムライブラリ721の間の表示制御ライブラリ710aとして実現される。ここで、ランタイムライブラリ721は図2に示したウィンドウ表示部205に対応し、表示制御ライブラリ710aは図2に示した表示ウィンドウ位置決定部204に対応する。
【0047】
すなわち、アプリケーション201が直接ランタイムライブラリ721を呼び出すことによってウィンドウを表示するかわりに、表示制御ライブラリ710aを呼び出し、表示制御ライブラリ710aが利用者の目線の位置に基づいたウィンドウ表示位置の決定をおこなった後にランタイムライブラリ721を呼び出し、ウィンドウを表示する。
【0048】
図7(b)は、別のオペレーティングシステム720bを用いた場合のコンピュータ200のソフトウェア構成を示す図である。このオペレーティングシステム720bでは、ウィンドウシステム730が利用可能であり、コンピュータ200は、アプリケーション201とウィンドウシステム730の間の表示制御ライブラリ710bとして実現される。ここで、ウィンドウシステム730は図2に示したウィンドウ表示部205に対応し、表示制御ライブラリ710bは図2に示した表示ウィンドウ位置決定部204に対応する。
【0049】
また、ウィンドウシステム730は、一つのコンピュータ200で実現されるとは限らない。むしろ、ネットワークに接続された複数のコンピュータ200を使って、クライアント・サーバ型のシステムとして実現される場合が多い。
【0050】
図7(c)は、JAVA(登録商標、以下同様)を用いた場合のコンピュータ200のソフトウェア構成を示す図である。JAVAが利用できるオペレーティングシステム720cでは、コンピュータ200は、アプリケーション201とJAVAの提供するクラスライブラリ740の間の表示制御ライブラリ710cとして実現される。ここで、クラスライブラリ740は図2に示したウィンドウ表示部205に対応し、表示制御ライブラリ710cは図2に示した表示ウィンドウ位置決定部204に対応する。
【0051】
次に、本実施の形態1に係るウィンドウ表示の一例について説明する。図8は、本実施の形態1に係るウィンドウ表示の一例を示す図である。なお、ここでは、表示画面は全画面表示されたウィンドウで示されている。同図に示すように、表示画面の中央よりやや上に新たなウィンドウを表示する。この例では、利用者の目線は基準となるウィンドウの中央よりやや上にあるため、ウィンドウを利用者の目線の位置に合わせて表示して、利用者の視線の移動量を少なくし、もって見やすいウィンドウを表示することができる。
【0052】
図9は、本実施の形態1に係る他のウィンドウ表示を示す図である。同図(a)は、天井からスクリーンを吊り下げる方式のプロジェクタでの表示例を示している。多数の閲覧者に利用されるスクリーンでは、閲覧者の目線が下部に集中するため、中央点定義テーブル202に基づいて表示ウィンドウ位置決定部204が新たなウィンドウを中央やや下部に表示することになる。
【0053】
同図(b)は、机上に配設するディスプレイでの表示例を示している。かかるディスプレイでは、利用者が上部からやや下方に見下ろす形で画面を視認するため、新たなウィンドウを表示画面に対してはやや上部に表示することになる。
【0054】
このように、利用者の目線の位置は、表示装置の種類、表示装置の使われる環境、表示画面の他のウィンドウの表示状況などによって異なる。したがって、これらの条件を考慮してウィンドウの表示位置を決定することが重要となる。
【0055】
これまでの説明では、図2の中央点定義テーブル202は作成済みのものとして扱ってきた。しかし、上述したように、各表示装置に対する利用者の目線は、その表示装置を使用する環境に応じて変化すると考えられる。このような場合、中央点定義テーブル202の内容を変更する必要がある。
【0056】
図10は、かかる必要性に対処できる、中央点定義テーブル作成機能を備えたウィンドウ表示制御装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、ここでは説明の便宜上、図2に示した各部と同様の役割を果たす機能部については同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略する。
【0057】
同図に示すように、コンピュータ200は、アプリケーション201と、中央点定義テーブル202と、ウィンドウ管理テーブル203と、表示ウィンドウ位置決定部204と、ウィンドウ表示部205と、ディスプレイインタフェース206に、中央点定義テーブル作成部1000を付加した構成となる。
【0058】
中央点定義テーブル作成部1000は、オペレータの指定に基づいて中央点定義テーブル202の変更を可能とする。具体的には、中央点定義テーブル作成部1000は、オペレータにマウス220を用いてディスプレイ230上に利用者の目線の位置をカーソルで指定させ、カーソルの座標を入力する。また、キーボード210から表示装置名を入力させる。
【0059】
そして、入力した座標の値と物理的画面の大きさから中央点データを作成し、表示装置名とともに中央点定義テーブル202に格納する。オペレータはこのような簡単な操作で中央点定義テーブル202を変更することができる。
【0060】
上述してきたように、本実施の形態1では、アプリケーション201から画面中央へのウィンドウ表示要求があると、表示ウィンドウ位置決定部204が中央点定義テーブル202の中央点データに基づき、表示ウィンドウの位置を決定する構成としたので、ウィンドウを利用者の目線の位置に合わせて表示して、利用者の視線の移動量を少なくし、もって見やすいウィンドウを表示することができる。
【0061】
(実施の形態2)
ところで、上記実施の形態1では、新たに表示するウィンドウに着目して、利用者にとって見やすい表示について示したが、複数のウィンドウを利用する場合には、新たなウィンドウを目視中央点に表示するとともに関連するウィンドウをできるだけ重ならないように表示することが重要となる。
【0062】
そこで、本実施の形態2では、利用者の視線の移動量をできるだけ少なくすると同時に、関連ウィンドウと表示ウィンドウができるだけ重ならないように表示するウィンドウ表示制御装置について説明する。具体的には、表示ウィンドウにできるだけ重ならないように、関連ウィンドウを移動する。
【0063】
まず、本実施の形態2に係るウィンドウ表示制御装置の構成について説明する。図11は、本実施の形態2に係るウィンドウ表示制御装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、ここでは説明の便宜上、図2に示した各部と同様の役割を果たす機能部については同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略する。
【0064】
同図に示すように、コンピュータ200は、アプリケーション201と、中央点定義テーブル202と、ウィンドウ管理テーブル203と、表示位置決定部1100と、ウィンドウ表示部205と、ディスプレイインタフェース206と画面管理テーブル1101とからなる。
【0065】
表示位置決定部1100は、表示ウィンドウの位置を決定する表示ウィンドウ位置決定部204の他に、関連ウィンドウを移動する関連ウィンドウ移動部1102を付加した構成となる。すなわち、コンピュータ200で実行されるアプリケーション201から画面中央へのウィンドウ表示要求があると、表示位置決定部1100が中央点定義テーブル202に基づき、ウィンドウ管理テーブル203と画面管理テーブル1101を参照しながら表示ウィンドウの位置および関連ウィンドウの移動先を決定する。
【0066】
関連ウィンドウ移動部1102は、表示ウィンドウ位置決定部204で決定された表示ウィンドウの位置と、画面管理テーブル1101に格納された表示画面の大きさおよび重心から、関連ウィンドウを移動する。
【0067】
図12は、図11に示した画面管理テーブル1101の一例を示す図である。同図に示すように、画面管理テーブル1101は、表示画面の物理的大きさと重心の位置を格納する。この例では、表示画面の大きさは(640, 480)で、重心は(320, 240)である。
【0068】
次に、表示ウィンドウと関連ウィンドウとの重なりを少なくする表示要領について説明する。図13は、表示ウィンドウと関連ウィンドウとの重なりを少なくする表示要領を説明するための説明図である。同図(a)に示すように、本実施の形態1に係る表示では、関連ウィンドウに重なるかたちで新たなウィンドウを表示する。一方、同図(b)に示すように、本実施の形態2に係る表示では、新たに表示されるウィンドウにできるだけ重ならないように関連ウィンドウを右下に移動する。なお、表示ウィンドウについてはすでに説明したように中央点定義テーブル202に基づいて表示制御される。
【0069】
次に、関連ウィンドウ移動部1102の処理手順について説明する。図14は、図11に示した関連ウィンドウ移動部1102の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、関連ウィンドウ移動部1102は、まず、画面管理テーブル1101から画面の重心(acx, acy)を取得する(ステップS1401)。また、ウィンドウ管理テーブル203の表示ウィンドウに関するデータから、表示ウィンドウの重心(bcx, bcy)を求める(ステップS1402)。表示ウィンドウの重心は、原点に表示ウィンドウの大きさの1/2を加えることによって求めることができる。
【0070】
ここで、画面の重心のx座標acxと表示ウィンドウの重心のx座標bcxを比較し、表示ウィンドウが表示画面の左右どちらに寄っているかを調べる(ステップS1403)。もし、表示ウィンドウが表示画面の左によっていれば、関連ウィンドウをできるだけ右に寄せる(ステップS1404)。すなわち、関連ウィンドウの原点のx座標(DX0)=画面の横の長さ(AX)-関連ウィンドウの横の長さ(DX)となる。
【0071】
逆に、表示ウィンドウが表示画面の右によっていれば、関連ウィンドウをできるだけ左に寄せる(ステップS1405)。すなわち、DX0=0となる。表示ウィンドウが表示画面の中心にあれば、関連ウィンドウは移動しない。
【0072】
同様に、画面の重心のy座標acyと表示ウィンドウの重心のy座標bcyを比較し、表示ウィンドウが表示画面の上下どちらに寄っているかを調べる(ステップS1406)。もし、表示ウィンドウが表示画面の下によっていれば、関連ウィンドウをできるだけ上に寄せる(ステップS1407)。すなわち、関連ウィンドウの原点のy座標(DY0)=画面の縦の長さ(AY)-関連ウィンドウの縦の長さ(DY)となる。
【0073】
逆に、表示ウィンドウが表示画面の上によっていれば、関連ウィンドウをできるだけ下に寄せる(ステップS1408)。すなわち、DY0=0となる。表示ウィンドウが表示画面の中心にあれば、関連ウィンドウは移動しない。最後に、ウィンドウ管理テーブル203の関連ウィンドウの原点の値を、上述した値に変更する(ステップS1409)。
【0074】
次に、具体例を使って、関連ウィンドウ移動部1102の処理手順について説明する。図15は、表示ウィンドウの位置が決定した時点でのウィンドウ管理テーブル203と画面管理テーブル1101の一例を示す図である。同図(a)、(b)に示すように、関連ウィンドウの原点(DX0, DY0)は(0, 0)に設定されており、画面の重心(acx, acy)は(320, 240)である。まず、画面の重心のx座標acx=320と表示ウィンドウの重心のx座標bcx=BX0+BX/2=200+200/2=300を比較する(ステップS1403)と、acx>bcxなので、関連ウィンドウをできるだけ右に寄せる(ステップS1404)。すなわち、DX0=AX-DX=640-600=40となる。
【0075】
同様に、画面の重心のy座標acy=240と表示ウィンドウの重心のy座標bcy=BY0+BY/2=210+100/2=260を比較する(ステップS1406)と、acy<bcyなので、関連ウィンドウをできるだけ下に寄せる(ステップS1408)。すなわち、DY0=0となる。この結果、関連ウィンドウの原点は、図15(c)に示すように(40, 0)に変更される(ステップS1409)。
【0076】
図16は、本実施の形態2に係るウィンドウ表示の一例を示す図である。同図に示すように、表示ウィンドウと関連ウィンドウができるだけ重ならないように、関連ウィンドウを右下に移動する。
【0077】
上述してきたように、本実施の形態2では、関連ウィンドウ移動部1102が、表示ウィンドウの画面位置に基づき、関連ウィンドウと表示ウィンドウができるだけ重ならないように、関連ウィンドウを移動することとしたので、利用者にとって視線の移動量を少なくするだけでなく、関連するウィンドウを見やすく表示することができる。
【0078】
(実施の形態3)
上記の実施の形態1および2では、本発明に係るウィンドウの位置制御をコンピュータ200で実行されるプログラムとして実現した場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ディスプレイ230上のソフトウエアとして実現することもできる。そこで、本実施の形態3では、ディスプレイ230を用いたウィンドウ表示制御装置を示すこととする。
【0079】
図17は、本実施の形態3に係るウィンドウ表示制御装置の構成を示す機能ブロック図である。なお、ここでは説明の便宜上、図2に示した各部と同様の役割を果たす機能部については同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略する。
【0080】
同図に示すように、ディスプレイ1700は、コンピュータインタフェース1701と、中央点定義データ1702と、表示位置変更部1703と、表示処理部1704とからなる。
【0081】
コンピュータインタフェース1701は、コンピュータ200から画面中央へのウィンドウ表示要求を受け付け、表示位置変更部1703に対して画面中央へのウィンドウ表示要求があることを伝える。
【0082】
表示位置変更部1703は、中央点定義データ1702に基づき、画面中央へ表示されるウィンドウの表示位置を変更し、表示処理部1704へウィンドウの表示を依頼する。
【0083】
表示処理部1704は、表示画面へウィンドウを表示する。また、コンピュータ上のディスプレイインタフェース1705は、画面中央へのウィンドウ表示に必要なデータをコンピュータインタフェース1701を介してディスプレイ1700に送る。
【0084】
図18は、本実施の形態3に係るディスプレイの概念を説明するための説明図である。同図に示すように、アプリケーション201が要求する画面中央へのウィンドウ表示(実線で示すウィンドウ)は、ディスプレイ1700により、利用者の目線の中央点に基づき、画面の上方への表示となる(破線で示すウィンドウ)。なお、ディスプレイ1700によって表示位置を変更されたウィンドウに対する座標入力がある場合には、入力座標は元のウィンドウの座標に変更されてコンピュータに送られる。
【0085】
上述してきたように、本実施の形態3では、アプリケーション201からの画面中央へのウィンドウ表示要求に対して、ディスプレイ1700が利用者の目線の中央点に基づいて表示位置を決定することとしたので、コンピュータは利用者の目線の中央点に基づく処理をすることなく、ウィンドウを利用者の目線の位置に合わせて表示して、利用者の視線の移動量を少なくし、もって見やすいウィンドウを表示することができる。
【0086】
(付記1)アプリケーションからの要求に応答して表示装置の表示画面上に表示するウィンドウの表示位置を制御するウィンドウ表示制御プログラムであって、
前記表示画面上での利用者の目線中央点を定義した中央点定義テーブルと、
前記中央点定義テーブルに定義された目線中央点に基づいて前記表示画面上での前記ウィンドウの表示位置を制御する表示位置制御プロセスと、
を含んだことを特徴とするウィンドウ表示制御プログラム。
【0087】
(付記2)前記中央点定義テーブルは、各表示装置ごとに目線中心点の位置をそれぞれ記憶したことを特徴とする付記1に記載のウィンドウ表示制御プログラム。
【0088】
(付記3)前記表示画面上での利用者の目線中央点の入力を受け付けて中央点定義テーブルに登録する中央点定義テーブル作成プロセスをさらに含んだことを特徴とする付記1または2に記載のウィンドウ表示制御プログラム。
【0089】
(付記4)前記中央点定義テーブル作成プロセスは、所定の指示部によって前記表示画面上の位置を目線中央点として指示された際に、指示された座標位置を前記中央点定義テーブルに登録することを特徴とする付記3に記載のウィンドウ表示制御プログラム。
【0090】
(付記5)前記表示位置制御プロセスは、前記表示画面上に表示された第1のウィンドウ上に新たな第2のウィンドウを表示する場合には、前記中央点定義テーブルに定義された目線中央点に基づいて前記第2のウィンドウを表示制御するとともに、前記第1のウィンドウと第2のウィンドウの重畳表示部分を低減するように前記第1のウィンドウを移動させることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載のウィンドウ表示制御プログラム。
【0091】
(付記6)前記表示位置制御プロセスは、前記アプリケーションとオペレーティングシステムのランタイムライブラリとの間に介在する表示制御ライブラリであることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載のウィンドウ表示制御プログラム。
【0092】
(付記7)前記表示位置制御プロセスは、前記アプリケーションとオペレーティングシステム上で動作するウィンドウシステムとの間に介在する表示制御ライブラリであることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載のウィンドウ表示制御プログラム。
【0093】
(付記8)前記表示位置制御プロセスは、前記アプリケーションとJAVA仮想マシン上で動作するクラスライブラリとの間に介在する表示制御ライブラリであることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載のウィンドウ表示制御プログラム。
【0094】
(付記9)アプリケーションからの要求に応答して表示装置の表示画面上に表示するウィンドウの表示位置を制御するウィンドウ表示制御方法であって、
前記表示画面上での利用者の目線中央点を定義した中央点定義テーブルに基づいて前記表示画面上での前記ウィンドウの表示位置を制御することを特徴とするウィンドウ表示制御方法。
【0095】
(付記10)アプリケーションからの要求に応答して表示装置の表示画面上に表示するウィンドウの表示位置を制御するウィンドウ表示制御装置であって、
前記表示画面上での利用者の目線中央点を定義した中央点定義テーブルと、
前記中央点定義テーブルに定義された目線中央点に基づいて前記表示画面上での前記ウィンドウの表示位置を制御する表示位置制御手段と、
を備えたことを特徴とするウィンドウ表示制御装置。
【0096】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、表示画面上での利用者の目線中央点を表示装置ごとに定義する中央点定義テーブルに目線中央点の入力を受け付けて登録し、登録した目線中央点に基づいて表示画面上でのウィンドウの表示位置を制御するよう構成したので、ウィンドウを利用者の目線の位置に合わせて表示して、利用者の視線の移動量を少なくし、もって見やすいウィンドウを表示することが可能なウィンドウ表示制御プログラムが得られるという効果を奏する。
【0098】
また、請求項2の発明によれば、表示画面上に表示された第1のウィンドウ上に新たな第2のウィンドウを表示する場合には、中央点定義テーブルに定義された目線中央点に基づいて第2のウィンドウを表示制御するとともに、第1のウィンドウと第2のウィンドウの重畳表示部分を低減するように第1のウィンドウを移動させるよう構成したので、複数のウィンドウを同一画面上に表示する場合にも、目線の移動量を効率良く低減することが可能なウィンドウ表示制御プログラムが得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1に係るウィンドウのセンタリングの概念を説明するための説明図である。
【図2】本実施の形態1に係るウィンドウ表示制御装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図3】利用者の目線の中央点に基づいて表示ウィンドウの位置を求める要領を説明するための説明図である。
【図4】図2に示した中央点定義テーブルの一例を示す図である。
【図5】図2に示した表示ウィンドウ位置決定部の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】図2に示したウィンドウ管理テーブルの一例を示す図である。
【図7】図2に示したコンピュータのソフトウェアの構成を示す図である。
【図8】本実施の形態1に係るウィンドウ表示の一例を示す図である。
【図9】本実施の形態1に係る他のウィンドウ表示を示す図である。
【図10】中央点定義テーブル作成機能を備えたウィンドウ表示制御装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図11】本実施の形態2に係るウィンドウ表示制御装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図12】図11に示した画面管理テーブルの一例を示す図である。
【図13】表示ウィンドウと関連ウィンドウとの重なりを少なくする表示要領を説明するための説明図である。
【図14】図11に示した関連ウィンドウ移動部の処理手順を示すフローチャートである。
【図15】表示ウィンドウの位置が決定した時点でのウィンドウ管理テーブルと画面管理テーブルの一例を示す図である。
【図16】本実施の形態2に係るウィンドウ表示の一例を示す図である。
【図17】本実施の形態3に係るウィンドウ表示制御装置の構成を示す機能ブロック図である。
【図18】本実施の形態3に係るディスプレイの概念を説明するための説明図である。
【符号の説明】
200 コンピュータ
201 アプリケーション
202 中央点定義テーブル
203 ウィンドウ管理テーブル
204 表示ウィンドウ位置決定部
205 ウィンドウ表示部
206,1705 ディスプレイインタフェース
210 キーボード
220 マウス
230,1700 ディスプレイ
710a,710b,710c 表示制御ライブラリ
720a,720b,720c オペレーティングシステム
730 ウィンドウシステム
740 クラスライブラリ
750 JAVA仮想マシン
1000 中央点定義テーブル作成部
1100 表示位置決定部
1101 画面管理テーブル
1102 関連ウィンドウ移動部
1701 コンピュータインタフェース
1702 中央点定義データ
1703 表示位置変更部
1704 表示処理部
Claims (2)
- アプリケーションからの要求に応答して表示装置の表示画面上に表示するウィンドウの表示位置を制御するウィンドウ表示制御プログラムであって、
前記表示画面上での利用者の目線中央点を表示装置ごとに定義する中央点定義テーブルに該目線中央点の入力を受け付けて登録する中央点定義テーブル作成プロセスと、
前記中央点定義テーブル作成プロセスにより中央点定義テーブルに登録された目線中央点に基づいて前記表示画面上での前記ウィンドウの表示位置を制御する表示位置制御プロセスを、
コンピュータに実行させることを特徴とするウィンドウ表示制御プログラム。 - 前記表示位置制御プロセスは、前記表示画面上に表示された第1のウィンドウ上に新たな第2のウィンドウを表示する場合には、前記中央点定義テーブルに定義された目線中央点に基づいて前記第2のウィンドウを表示制御するとともに、前記第1のウィンドウと第2のウィンドウの重畳表示部分を低減するように前記第1のウィンドウを移動させることを特徴とする請求項1に記載のウィンドウ表示制御プログラム。
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