JP4465001B2 - 表示装置 - Google Patents
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本発明の目的は、かかる課題点を解決できる表示装置の技術を提供することにある。
実施例は、液晶パネルを表示素子として用いた投射型表示装置の場合の構成例である。
図1〜図4は、本発明における第1の実施例の説明図であって、図1は投射型表示装置の上方平面図、図2は図1の装置構成の側面図、図3は、図1、図2の構成における冷却実験結果を示す図、図4はダクトの断面積の説明図である。図1、図2において同一符号は同一部分を表す。
図4において、(a)は、ダクト入り口(空気流入部)12aからダクト出口(空気流出部=ファン吸い込み口)にかけて断面積がリニアに増大する場合、(b)は、ダクト入り口(空気流入部)で断面積がリニアより少ない割合で徐々に増大する場合、(c)は、ダクト出口(空気流出部=ファン吸い込み口)で断面積がリニアよりも少ない割合で徐々に増大する場合である。(a)の場合は、ダクト断面積が徐々に変化するため、空気の流速は徐々に変化し、断面積変化による通過空気のエネルギ損失も少なく、流れの乱れも少ない。このため、空気はスムーズに流れ易くなり、冷却効率が向上する。なお、排気ダクト12の吸気側(空気流入部)12aでの断面積を、表示素子ユニット5や色合成プリズム6の配された領域部分の断面積と略一致させると、より一層冷却効率が向上する。(b)の場合は、表示素子ユニット5の配された領域からダクト入り口(空気流入部)12aにかけての位置で空気流路の断面積の変化を小さくできるため、該位置の流路内で空気の流速の変化を緩やかにできる。このため、断面積変化による通過空気のエネルギ損失も少なくでき、流れの乱れも減らせる。従って、表示素子ユニット5部や色合成プリズム6の配された領域を通過する空気の流れをより一層スムーズにでき、表示素子ユニット5部における冷却効率を向上させることができる。特に、(b)の構成は、ダクト12の長さを短縮化するような場合に、上記空気流入部12aとその近傍の流路の断面積変化を小さくできるため有利である。なお、(b)の場合も、該空気流入部12aでの断面積を、表示素子ユニット5や色合成プリズム6の配された領域部分の断面積に略一致させると、より冷却効率が良くなる。(c)の場合は、ダクト出口(空気流出部=ファン吸い込み口)、すなわち、ファン11の吸込み口付近での流路断面積の変化が緩やかとなり、空気の流速変化が緩やかとなる。このため、この位置の流路内において、流路の断面積変化によるエネルギ損失も少なくでき、流れの乱れも少なくできる。従って、ファン11の負荷が減り、消費電力や騒音を低減できる。
本第2の実施例は、表示素子ユニット5や色合成プリズム6の配された領域の空気流入側にも、冷却用空気の案内流路形成用のダクトを設けた場合の構成例である。
図5において、上記図2の構成と同様の部分には、図2の場合と同じ符号を付した。21は、表示素子ユニット5や色合成プリズム6の配された表示素子ユニット周辺部領域に流入する冷却用空気流を案内し、該領域の空気流入側に第1の空気流路を形成するための第1のダクト、22は、該第1のダクト21に流入する冷却用空気に含まれる塵埃等を除去するためのフィルタで、該第1のダクト21の入り口(空気流入部)に配される。該第1のダクト21の出口(空気流出部)21aは、表示素子ユニット5、色合成プリズム6の配された領域の上方部にこれらを覆うように設けられる。該第1のダクト21は、上記空気流入部側(フィルタ側)の断面積が上記空気流出部側の断面積よりも大きくされている。一方、表示素子ユニット5や色合成プリズム6の配されたいわゆる表示素子ユニット周辺部領域の空気流出側には、上記第1の実施例の場合と同様、ダクト12(第2のダクト)が設けられ、該表示素子ユニット5や色合成プリズム6の配された表示素子ユニット周辺部領域からファン11の周辺部に向かう空気流を案内し該表示素子ユニット周辺部領域と該ファン周辺部領域との間に第2の空気流路を形成するようになっている。第2のダクト12は、上記第1の実施例の場合と同様、空気流の方向に次第に断面積が増大する構成とされている。従って、第1のダクト21、第2のダクト12、及びファン11によって、該表示素子ユニット5や色合成プリズム6の配された領域を間にはさむ冷却風の一連の吸い込み式流路が形成され、第1のダクト21内で次第に空気の流速が増大され、該増大された流速の空気が該表示素子ユニット5や色合成プリズム6の配された領域を通され、該領域を通った空気は、第2のダクト12内を通過するとき、次第に流速を低減され、該低減された状態でファン11に吸い込まれる。つまり、例えば、ファン11を低速回転状態としても、該表示素子ユニット5を通過する空気の流速は増大する。なお、第2のダクト12の断面積の効果については、上記図4において説明したのと同様である。
本第3の実施例は、ファンによる吸込み空気流をフィンで案内して表示素子ユニット側に集めるようにした構成例である。
図6において、4は取付け板、5は表示素子ユニット、31a、31bは冷却空気を案内するフィン、Aは空気の流れ(空気流)である。フィン31a、31bは、取付け板4上において、表示素子ユニット5の中心線に対し両側に傾斜状にして配し、そのうちフィン31bは表示素子ユニット5の空気流入側に対の間隔を狭めた状態で設ける。吸込み空気流を発生させるファンは、取付け板4の下方((b)図において下方)に設けてある。フィン31aは表示素子ユニット5の外側部の空気流を案内して表示素子ユニット5側に集め、フィン31bは空気流を案内して表示素子ユニット5の中央側に集める。フィン31a、31bによる空気の流れは、空気流Aとなって該表示素子ユニット5の表面や内部の空間部(入射側偏光板と、液晶パネルと、出射側偏光板との間に形成される空間部)を通り、ファン(図示せず)に吸い込まれる。フィン31a、31bは、空気流の下流側が表示素子ユニット5に近づく方向に傾斜しているため、空気はこれらのフィンに沿い表示素子5の中央に向けて流れる。このため、表示素子ユニット5の中心線方向に流れる空気量(流れAの空気量)が増加するとともに、流速も増す。さらに、フィン31aによって案内され、途中から該流れAに加わる空気は、表示素子ユニット5からの伝熱量が少ないかまたは伝熱がないため、表示素子ユニット5に沿って流れる冷却中の空気に比べて温度が低く、表示素子ユニット5に沿って流れる空気(流れAの空気)の温度を低減する効果もあり、冷却効率を向上させる。また、フィン31aにおいては、下流側のフィンの上流側の端部は上流側のフィンより外側にあるため、下流側のフィンにより表示素子ユニット5側に向けられる空気の量は上流側のフィンの影響を受けにくい。さらに、空気の流れがフィンから外れる部分で渦を生じたり、空気の流れがぶつかり合うことで空気の流れの乱れが増加したりするため、この点からも冷却効率の改善が可能となる。なお、フィン31a、31bはそれぞれ、表示素子ユニット5の中心線に対し、対称な状態(位置、形状、寸法等)で配置してもよいし、または、非対称な状態で配置してもよい。
2…照明ユニット、
3…光源ランプ、
4…取付け板、
5…表示素子ユニット、
6…色合成プリズム、
8…投射ユニット、
11…ファン、
12、21…ダクト、
22…フィルタ、
31a、31b…フィン。
Claims (1)
- 光源側からの光を表示素子ユニットに照射し映像信号に応じて制御し光学像を形成する表示装置であって、
上記表示素子ユニットを冷却するための空気流を発生させるファンと、
上記表示素子ユニット周辺部に設置され、上記空気流の向きを変え、上記表示素子ユニットに上記空気流を集める複数のフィンを有するフィン部材と、
を備え、
上記フィン部材は、上記フィンが、上記表示素子ユニットの中心線に対し両側の位置であって該中心線に沿う方向の複数の位置に、空気流方向に傾斜状に配され、上記空気流の下流側のフィンの上流側端部は該空気流の上流側のフィンより外側にあることを特徴とする表示装置。
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Family Applications (1)
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