JP4464927B2 - 脚筋力算出装置、脚筋力算出方法及びプログラム - Google Patents

脚筋力算出装置、脚筋力算出方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4464927B2
JP4464927B2 JP2006035835A JP2006035835A JP4464927B2 JP 4464927 B2 JP4464927 B2 JP 4464927B2 JP 2006035835 A JP2006035835 A JP 2006035835A JP 2006035835 A JP2006035835 A JP 2006035835A JP 4464927 B2 JP4464927 B2 JP 4464927B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
value
leg
acceleration
subject
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006035835A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006263449A (ja
JP2006263449A5 (ja
Inventor
博 能勢
広和 源野
義憲 田邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2006035835A priority Critical patent/JP4464927B2/ja
Priority to US11/307,946 priority patent/US7430905B2/en
Publication of JP2006263449A publication Critical patent/JP2006263449A/ja
Publication of JP2006263449A5 publication Critical patent/JP2006263449A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4464927B2 publication Critical patent/JP4464927B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/22Ergometry; Measuring muscular strength or the force of a muscular blow
    • A61B5/224Measuring muscular strength

Description

本発明は、被験者に着脱可能に装着され、被験者の脚筋力を算出する脚筋力算出装置、脚筋力算出方法及びプログラムに関する。
従来から被験者の脚筋力を算出する運動機器が提供されている(例えば、特許文献1参照)。この運動機器は、所定方向に延成されたレールと、当該レール上でスライド可能に支持されたプレートと、被験者が座るシートとを備えている。被験者は、シートに座り自分の両足を折り曲げてプレートに押し当てた状態で両足を前方に勢いよく押し出す。
そのことにより、運動機器は、被験者の両足により押し出されたプレートに作用する荷重を検出し、検出した荷重により被験者の脚筋力を算出している。
特開2002−209874号公報
しかしながら、上述した運動機器では、被験者は自分の両足をプレートに押し当てて、瞬間的に自己の持つ最大限の力で両足を前方に押し出さなければならないため、特に高齢者には負担となっていた。また、上記運動機器は大掛かりな機器であり、しかも高価であるため、被験者は、当該運動機器を用いて簡単に脚筋力を把握することができなかった。
そこで、本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、被験者に大きな負担を掛けさせずに容易に被験者の脚筋力を算出することができる脚筋力算出装置、脚筋力算出方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、上記課題を解決するために、被験者に着脱可能に装着される脚筋力算出装置であって、互いに直交するx軸,y軸,z軸に作用する被験者が歩行した際の加速度を測定する加速度センサと、加速度センサにより測定された加速度の値に基づいて、被験者の脚筋力を算出する脚筋力算出部とを備えることを要旨とする。なお、脚筋力算出装置、脚筋力算出方法及びプログラムのいずれにおいても以下に示す同様の作用及び効果を奏する。
かかる本発明の特徴によれば、被験者に作用する加速度の値に基づいて、該加速度の値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出する。
これにより、被験者に高負荷を掛けることにより被験者の脚筋力を算出する運動機器を用いなくても、被験者の歩行などだけで被験者の脚筋力を算出することができる。
本発明の第2の特徴は、前記z軸は鉛直方向に沿う軸であり、加速度センサにより測定されたz軸に作用する加速度の値である第1加速度の値と、加速度センサにより測定されたx軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値である第2加速度の値との比率に基づいて、比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出する脚筋力算出部を備えることを要旨とする。
かかる本発明の特徴によれば、z軸に作用する加速度の値である第1加速度の値とx軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値である第2加速度の値との比率に基づいて、該比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出する。
これにより、被験者に高負荷を掛けることにより被験者の脚筋力を算出する運動機器を用いなくても、歩行という誰にでも可能な運動だけで被験者の脚筋力を算出することができる。
また、被験者は、大掛かりな運動機器を用いなくても、脚筋力算出装置を装着するだけで自己の脚筋力を容易に把握することができる。さらに、脚筋力算出装置は、被験者に装着可能な程度の大きさであり、大掛かりな運動機器ではない。このため、脚筋力算出装置は、製造コストを抑制可能な構造を持つことができる。
本発明の第3の特徴は、脚筋力算出部が、多数の被験者のz軸に作用する加速度の値及びx軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値の比率と、多数の被験者の脚筋力の値との関係により予め算出された近似式に基づいて、第1加速度の値及び第2加速度の値の比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを要旨とする。
かかる本発明の特徴によれば、多数の被験者が持つz軸に作用する加速度の値及びx軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値の比率と多数の被験者の脚筋力とを用いてより適切な近似式を算出することができるため、当該近似式を用いて新たな被験者の第1加速度の値及び第2加速度の値の比率と相関関係を持つ脚筋力をより正確に算出することができる。
本発明の第4の特徴は、脚筋力算出部が、第2加速度の値が閾値を超えている場合には、第1加速度の値と閾値を超えている第2加速度の値との比率に基づいて、比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを要旨とする。
かかる本発明の特徴によれば、第1加速度の値と閾値を超えている第2加速度の値との比率、すなわち被験者が最速で歩行した際の第1加速度の値と第2加速度の値との比率を用いるため、その比率に基づいて被験者の持つ最大の脚筋力を算出することができる。
また、被験者の脚筋力を測定するための長い距離がなくても(例えば、運動場にある歩行用などの長いトラックなど)、被験者が最速で歩行し得る距離があれば被験者の最大の脚筋力が算出されるため、被験者は、運動場などに出向かなくても自己の最大の脚筋力を容易に測定することができる。
本発明の第5の特徴は、脚筋力算出部が、加速度センサにより測定されたx軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値である特定値に基づいて、特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、脚筋力算出部が、加速度センサにより測定されたx軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値と被験者の体重とを含む特定値に基づいて、特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、脚筋力算出部は、多数の被験者の特定値と多数の被験者の脚筋力の値との関係により予め算出された近似式に基づいて、特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、脚筋力算出部が、測定された特定値が閾値を超えている場合には、閾値を超えている特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを要旨とする。
本発明の第9の特徴は、脚筋力算出部が、加速度センサにより測定されたx軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値である測定合成値に基づいて、被験者が被験者の成し得る最大限の運動強度を発揮し得るときのx軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値である運動強度最大時合成値を算出することを要旨とする。
本発明の特徴によれば、被験者に大きな負担を掛けさせずに容易に被験者の脚筋力を算出することができる。
[第1実施形態]
(脚筋力算出装置の外観)
本実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態における脚筋力算出装置100の外観を示す図である。図1(a)は脚筋力算出装置100の前面を示す図であり、図1(b)は脚筋力算出装置100の側面を示す図である。
脚筋力算出装置100は、被験者に着脱可能に装着され、脚筋力算出装置100を装着した被験者の脚筋力(脚伸展力及び脚屈筋力)、歩数、消費カロリー、持久力などの運動量を測定するものである。
図1(a)に示すように、脚筋力算出装置100の前面には、電源ボタン101と、モード切替ボタン102と、スタートボタン103と、表示部104と、スピーカ105とが備えられている。
上記電源ボタン101は、脚筋力算出装置100の電源をON/OFFするために用いられる。モード切替ボタン102は、被験者の持久力を算出するためのモード(以下では、単に「持久力モード」と称する)、被験者の体力に応じた運動を実行させるためのモード(以下では、単に「トレーニングモード」と称する)、被験者の脚筋力を算出するためのモード(以下では、単に「脚筋力モード」と称する)などのいずれかのモードに切替えるために用いられる。
スタートボタン103は、運動量の測定開始や測定停止の入力に用いられる。表示部104は、算出された脚筋力、歩数、持久力、消費カロリーなどの運動量を表示する。スピーカ105は、被験者の歩行速度に変化を与えるための音などを出力する。
また、図1(b)に示すように、脚筋力算出装置100の背面にはクリップ106が備えられている。更には、脚筋力算出装置100の側面には通信用ポート107も備えられている。クリップ106は、脚筋力算出装置100を被験者の衣服に装着するために用いられる。通信用ポート107は、パーソナルコンピュータなどと接続可能である。
図2(a)は、本実施形態における脚筋力算出装置100が被験者に装着されている状態を示す図である。図2(b)は、被験者に作用する加速度の方向を示す図である。
図2(a)に示すように、脚筋力算出装置100は、被験者の胴体部分などに装着される。また、図2(b)に示すように、脚筋力算出装置100が被験者に装着されることにより、脚筋力算出装置100には、互いに直交する3軸の方向、すなわちx軸(ここでは被験者の進退方向に沿う軸),y軸(ここでは被験者の左右方向に沿う軸),z軸(ここでは鉛直方向に沿う軸)に加速度が作用している。
(脚筋力算出装置の内部ブロック構成)
次に、図3を参照しながら、脚筋力算出装置の内部ブロック構成について説明する。図3は、本実施形態における脚筋力算出装置100の内部ブロック構成を示す図である。
図3に示すように、脚筋力算出装置100は、電源ボタン101と、モード切替ボタン102と、スタートボタン103と、表示部104と、スピーカ105と、通信用ポート107と、加速度センサ108と、電源供給部109と、RAM110と、ROM111と、CPU112とを備えている。
電源ボタン101、モード切替ボタン102、スタートボタン103、表示部104及びスピーカ105は、上述の通り、脚筋力算出装置100と被験者とのインターフェースとして用いられる。
通信用ポート107は、パーソナルコンピュータなどと接続可能にする通信インターフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)が挙げられる。
なお、通信用ポート107を介して接続されたパーソナルコンピュータは、RAM110に記憶された運動量の測定データを受信することや、RAM110に記憶された脚筋力算出装置100の内部動作を実行するためのプログラムを更新することなどができる。なお、当該パーソナルコンピュータは、RAM110に被験者の体重などを設定することもできる。
加速度センサ108は、被験者が歩行した際の加速度を測定する。本実施形態では、加速度センサ108は、互いに直交する3軸方向の被験者の加速度(後述する式1参照)、すなわちx軸方向に作用する被験者の加速度、y軸方向に作用する被験者の加速度、z軸に作用する被験者の加速度を測定する。
電源供給部109は、上記内部ブロックを動作させるための電源を供給する。RAM110は、CPU112により処理されるデータを一時的に格納する。なお、RAM110は、処理に必要な被験者の体重などのデータを格納することもできる。
ROM111は、上記内部ブロックを動作させるためのプログラムなどを格納する。
CPU112は、加速度センサ108により測定された加速度の値に基づいて、被験者の脚筋力を算出する。本実施形態では、CPU112は、加速度センサ108により測定されたz軸に作用する加速度の値である第1加速度の値(後述するi)と、加速度センサにより測定されたx軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値である第2加速度の値(後述するio)との比率に基づいて、該比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出する(後述する図5に示す脚筋力モード処理を参照)。なお、CPU112は、脚筋力算出部を構成する。
また、CPU112は、多数の被験者のz軸に作用する加速度の値及びx軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値の比率と、該多数の被験者の脚筋力の値との関係により予め算出された近似式に基づいて、第1加速度の値及び第2加速度の値の比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出する(後述する図5に示す脚筋力モード処理、図9に示す脚筋力−I’/I’total特性・算出処理を参照)。
さらに、CPU112は、第1加速度の値及び閾値を超えている第2加速度の値の比率に基づいて、該比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出する(後述する図5に示す脚筋力モード処理を参照)。
(脚筋力算出方法)
次に、図4乃至図8を参照して、脚筋力算出装置100の動作である脚筋力算出方法について説明する。図4は、脚筋力算出方法を示す図である。
図4に示すように、S100において、脚筋力算出装置100は、モード切替ボタン102により現在のモードが持久力モードにされたか否か判定する。また、脚筋力算出装置100は、この判定がYESである場合にはS200の処理に移り、NOである場合にはS300の処理に移る。
S200において、脚筋力算出装置100は、被験者の持久力を算出する処理を示す持久力モード処理を実行する。
具体的には、先ず、脚筋力算出装置100は、前回のタイミングよりも今回のタイミングにおいて被験者が自律的に速く歩行するように促す歩行情報(例えば、“ピッ”という音)を所定タイミング毎にスピーカ105に出力させる。脚筋力算出装置100は、最終タイミングにおいて被験者が被験者の成し得る最大限の速度で歩行するように促す最速歩行情報(例えば、“ピッ,ピッ”という音)をスピーカ105に出力させる。
この脚筋力算出装置100は、最大速度歩行情報を出力させた後に、被験者に作用する加速度の値に基づいて被験者の力積の最大値を算出し、予め設定された最大力積−最大酸素摂取量・特性に基づいて、算出した力積の最大値に対する最大酸素摂取量(持久力)を算出する。
これにより、被験者が自律的に最速で歩行するだけで、被験者の持久力が算出されるため、被験者は、エルゴメータなどのように被験者に高負荷を掛けることにより被験者の持久力を算出する運動機器を用いなくても、被験者の持久力を容易に把握することができる。
例えば、脚筋力算出装置100は、上記歩行情報又は上記最速歩行情報の出力処理と並行して、被験者が歩行している際の運動の強さを示す運動強度(例えば、脈拍数、心拍数、消費カロリー又は酸素摂取量)を測定する。脚筋力算出装置100は、最速歩行情報を出力させた後に、所定時間内における運動強度の最大値を特定する。
脚筋力算出装置100は、運動強度の最大値を特定した時点における被験者に作用する加速度の値(例えば、x軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値である測定合成値)を特定する。
これにより、脚筋力算出装置100は、特定した加速度の値を用いて被験者の力積の最大値(これは、後述するI”totalに対応する)を算出することができる。また、脚筋力算出装置100は、その力積の最大値と予め設定された最大力積−最大酸素摂取量(持久力)の近似式とに基づいて、その力積の最大値に対する最大酸素摂取量(持久力)を算出することもできる。
このように被験者が段階的に歩行速度を速くし、最終段階で被験者が被験者の成し得る最大限の速度で歩行するだけで、被験者の持久力が算出される。このため、被験者は、エルゴメータなどのように被験者に高負荷を掛けることにより被験者の持久力を算出する運動機器を用いなくても、被験者の持久力を容易に把握することができる。
S300において、脚筋力算出装置100は、モード切替ボタン102により現在のモードがトレーニングモードにされたか否か判定する。また、脚筋力算出装置100は、この判定がYESである場合にはS400の処理に移り、NOである場合にはS500の処理に移る。
S400において、脚筋力算出装置100は、被験者の体力に応じた運動を実行させる処理を示すトレーニングモード処理を実行する。具体的には、脚筋力算出装置100は、被験者が自律的に通常の速度で歩行するように促す情報である通常歩行情報と、被験者が自律的に最速で歩行するように促す情報である最速歩行情報とを所定タイミング毎に交互にスピーカ105に出力させる。
これにより、被験者は、通常の速度の歩行・最速の歩行を交互に実行することができる。このため、被験者は、通常の速度の歩行だけを実行するよりも効果的に脚筋力、持久力等を向上させることができる。
S500において、脚筋力算出装置100は、モード切替ボタン102により現在のモードが脚筋力モードにされたか否か判定する。また、脚筋力算出装置100は、この判定がYESである場合にはS600の処理に移り、NOである場合にはS100の処理に移る。
S600において、脚筋力算出装置100は、被験者の脚筋力を算出する処理を示す脚筋力モード処理を実行する。この脚筋力モード処理については後述する図5で詳細に説明する。
次に、図5乃至図8を参照しながら、脚筋力モード処理について詳述する。図5は、脚筋力モード処理を示す図である。
図5に示すように、S601において、脚筋力算出装置100は、スタートボタン103が押下されたか否か判定する。また、脚筋力算出装置100は、この判定がYESである場合にはS602の処理に移り、NOである場合には本処理を繰り返す。
S602において、脚筋力算出装置100は、被験者に作用する3軸方向の加速度の値を特定する。ここで、脚筋力算出装置100が加速度センサ108により測定された加速度の値をサンプリングする間隔をΔTとすると、時点t=kΔTにおける3軸方向の加速度itは次の式となる。
Figure 0004464927
なお、it,xは時点tにおいて被験者に作用するx軸方向の加速度である。it,yは時点tにおいて被験者に作用するy軸方向の加速度である。it,zは時点tにおいて被験者に作用するz軸方向の加速度である。
S603において、脚筋力算出装置100は、スタートボタン103が再び押下されたか否か判定する。また、脚筋力算出装置100は、この判定がYESである場合にはS604の処理に移り、NOである場合にはS602の処理を繰り返す。
S604において、脚筋力算出装置100は、被験者に作用する3軸方向の加速度の合成値である加速度ioにより、被験者に作用する3軸方向の力積の合成値である力積itotal(ノルム)を算出する。被験者の体重をwとすると、時点t=kΔTにおいて被験者に作用する3軸方向の力積の合成値である力積itotal(ノルム)は次の式となる。
Figure 0004464927
また、脚筋力算出装置100は、z軸方向に作用する加速度it,zにより、被験者に作用するz軸方向の力積の値である力積iz(ノルム)を算出する。時点t=kΔTにおいて被験者に作用するz軸方向の力積iz(ノルム)は次の式となる。
Figure 0004464927
S605において、脚筋力算出装置100は、力積itotal(ノルム)の閾値を設定する。図6は、測定時間に対する力積itotal(ノルム),力積iz(ノルム)を示す図である。 図6に示すように、脚筋力算出装置100は、力積itotal(ノルム)の最大値(図6に示す「max」参照)及び力積itotal(ノルム)の最小値(図6に示す「min」参照)を特定する。この脚筋力算出装置100は、特定した力積itotal(ノルム)の最大値と最小値との中点(図6に示す「T=(max+min)/2」参照)を閾値として設定する。
S606において、脚筋力算出装置100は、設定した閾値を超えている力積itotal(ノルム;測定合成値)を特定する(図6に示す丸印参照)。脚筋力算出装置100は、特定した力積itotal(ノルム)と同時点に対応する力積iz(ノルム)も特定する(図6に示す×印参照)。
S607において、脚筋力算出装置100は、S606において特定した力積iz(ノルム),力積itotal(ノルム)に基づいて、単位時間当りの力積iz(ノルム)の平均値を示す平均力積Iz(ノルム)、単位時間当りの力積itotal(ノルム)の平均値を示す平均力積Itotal(ノルム)を算出する。
ここで、n・ΔTの間における各力積iz(ノルム)の平均力積Iz(ノルム),n・ΔTの間における各力積itotal(ノルム)の平均力積Itotal(ノルム)は次の式となる。なお、測定時間に対する力積iz(ノルム)/力積itotal(ノルム)の関係は図7に示す通りである。
Figure 0004464927
Figure 0004464927
S608において、脚筋力算出装置100は、S607において算出した平均力積Iz(ノルム)、平均力積Itotal(ノルム)に基づいて、平均力積Iz(ノルム)/平均力積Itotal(ノルム)を算出する。平均力積Iz(ノルム)/平均力積Itotal(ノルム)は次の式となる。
Figure 0004464927
また、式6はn・ΔTの時間におけるIz(ノルム)/Itotal(ノルム)を示している。このため、Iz(ノルム)/Itotal(ノルム)はn・ΔT毎に存在する。例えば、n・ΔTが1sである場合には、そのn・ΔTは図6の“2s”と“3s”との間の時間などである。
このため、n・ΔTがm倍存在する時間(例えば、図6の“2s”と“10s”との間の時間など)におけるIz(ノルム)/Itotal(ノルム)の平均値I’z/I’totalは次の式となる。
Figure 0004464927
上記式7より、I’z/I’totalは、被験者のz軸方向の加速度を発生させる力積と被験者の体全体の加速度を発生させる力積との比率であり、被験者の脚筋力と大きく関係する。
このI’z/I’totalの比率が小さいということは、被験者が最速で歩行した際のz軸方向への被験者の上下動が少ないことになる。従って、被験者が最速で歩行しているときに被験者自身の脚筋力が少ないと、歩行効率が悪くなり被験者の上下動が大きくなる。
これにより、I’z/I’totalは被験者の脚筋力と相関がある。このことから、脚筋力を推定する近似式は次の式となる。なお、下記式8におけるA,Bは定数である。
Figure 0004464927
S609において、脚筋力算出装置100は、式8の近似式に基づいて、S608で算出したI’z/I’totalを代入し、脚筋力Fを算出する。
図8は、上記式8に基づく脚筋力−I’z/I’total特性を示す図である。例えば、S608において、I’z/I’totalが0.55である場合には、脚筋力算出装置100は、{脚筋力F=A(I’z/I’total)+B;ここでは脚筋力F=−196.32(I’z/I’total)+183.23}に0.55を代入し、被験者の脚筋力Fを75として算出する。
S610において、脚筋力算出装置100は、算出した脚筋力Fを表示する。
次に、図9を参照しながら、上記S609において用いられる脚筋力−I’z/I’total特性を算出するまでの処理について説明する。図9は、脚筋力−I’z/I’total特性を算出するまでの処理を示す図である。
S701において、脚筋力算出装置100は、所定数(n)の被験者の脚筋力と、その脚筋力が発揮されている所定数(n)の被験者のI’z/I’totalとの入力を促す。なお、所定数(n)は、後述する最小二乗法により近似式が算出可能な数である。
S702において、脚筋力算出装置100は、入力された所定数(n)の被験者の脚筋力とそれに対する所定数(n)の被験者のI’z/I’totalとの関係により、最小二乗法を用いて近似式(上記式8参照)を求める。
このような本発明の特徴によれば、I’z/I’totalに基づいて、該比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出する。これにより、被験者に高負荷を掛けることにより被験者の脚筋力を算出する運動機器を用いなくても、被験者の歩行という誰にでも可能な運動だけで被験者の脚筋力を算出することができる。
また、被験者は、大掛かりな運動機器を用いなくても、脚筋力算出装置100を装着するだけで自己の脚筋力を容易に把握することができる。さらに、脚筋力算出装置100は、被験者に装着可能な程度の大きさであり、大掛かりな運動機器ではない。このため、脚筋力算出装置100は製造コストを抑制可能な構造を持つことができる。
また、多数の被験者のI’z/I’totalと多数の被験者の脚筋力の値とを用いてより適切な近似式(式8参照)を算出することができるため、当該近似式を用いて新たな被験者のI’z/I’totalと相関関係を持つ脚筋力の値をより正確に算出することができる。
また、近似式(式8参照)には被験者の体重の成分が含まれていないため、被験者の体重が設定されなくても被験者の脚筋力を算出することができる。これにより、被験者は、自己の体重を設定する必要がないため、より簡単な手順により被験者の脚筋力を把握することができる。
さらに、力積iと閾値を超えている力積itotalとの比率に基づいて算出されたI’z/I’total、すなわち被験者が最速で歩行をした際の力積iと力積itotalとの比率に基づいて算出されたI’z/I’totalを用いるため、それに基づいて被験者の持つ最大の脚筋力を算出することができる。
また、被験者の脚筋力を測定するための長い距離がなくても(例えば、運動場にある歩行用などの長いトラックなど)、被験者が最速で歩行し得る距離があれば被験者の最大の脚筋力が算出される。このため、被験者は、運動場などに出向かなくても自己の最大の脚筋力を容易に測定することができる。
なお、本実施形態では、脚筋力算出装置100は、脚筋力−I’z/I’total特性である近似式を予め設定(S609参照)しているが、これに限定されずに、次に示す変更を加えてもよい。
具体的には、脚筋力算出装置100は、S610において算出した脚筋力の値と、その脚筋力に対するI’z/I’totalの値とを順次記憶する。脚筋力算出装置100は、その脚筋力の値とI’z/I’totalの値とが所定期間において所定数分記憶されたことを条件に、記憶された略全ての脚筋力の値とI’z/I’totalの値とを用いて近似式を算出する。脚筋力算出装置100は、予め設定されている近似式から、算出した近似式に変更する。 この場合には、脚筋力算出装置100が、より多くの脚筋力の値とI’z/I’totalの値とに基づいて近似式を順次更新することにより、より適切な近似式を算出することができる。このため、脚筋力算出装置100は、その近似式を用いて被験者のI’z/I’totalの値に対する脚筋力をより正確に算出することができる。
なお、本実施形態では、脚筋力算出装置100は、脚筋力−I’z/I’total特性である近似式を用いて被験者の脚筋力を算出しているが、これに限定される分けではない。
具体的には、脚筋力算出装置100は、予め設定されたテーブルを用いて被験者の脚筋力を算出してもよい。例えば、脚筋力算出装置100は、脚筋力とI’z/I’totalとが複数対応付けられたテーブルを記憶する。脚筋力算出装置100は、新たな被験者のI’z/I’totalを算出した場合には、当該テーブルの中から、算出したI’z/I’totalに対応付けられた脚筋力を特定する。
なお、本実施形態及び変更例では、脚筋力算出装置100は、I’z/I’total(式7及び式8参照)を用いて被験者の脚筋力を算出しているが、これに限定される分けではない。具体的には、脚筋力算出装置100は、I’z/I’totalに替えてIz/Itotal(式6参照)を用いて被験者の脚筋力を算出してもよい。
すなわち、脚筋力算出装置100は、式8におけるI’z/I’totalなどをIz/Itotalに変更することにより、新たな被験者のIz/Itotalに対応する脚筋力を算出することができる。これによっても、上記と同様の作用及び効果を奏することは当然のことである。
なお、脚筋力算出装置100は、加速度センサ108により測定されたx軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値である測定合成値と被験者の体重とに基づいて、該測定合成値及び該体重と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出してもよい。
例えば、脚筋力算出装置100は、I’z/I’total(式7及び式8参照)に替えて、下記式9に示すI’total用いて被験者の脚筋力を算出してもよい。なお、I’totalには、測定合成値と体重(w)とが含まれている(式4及び式9参照)。これにより、脚筋力算出装置100は、I’totalに含まれている測定合成値及び体重(w)を用いて、下記の通り被験者の脚筋力を算出することができる。
Figure 0004464927
ここで、図10は、上記式9における定数C,Dを算出するために用いられる脚筋力−I’total特性を示す図である。脚筋力算出装置100は、入力された所定数(n)の被験者の脚筋力とそれに対する所定数(n)の被験者のI’totalとの関係により、最小二乗法を用いて式9における定数C,Dを算出し、脚筋力Fの近似式(F=0.0498I’total+17.685;図10参照)を求める。
これにより、S608において、例えばI’totalが1000である場合には、脚筋力算出装置100は、{脚筋力F=0.0498I’total+17.685}に1000を代入して、被験者の脚筋力Fを約68として算出する。
なお、脚筋力算出装置100は、加速度センサ108により測定されたx軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値である測定合成値に基づいて、該測定合成値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出してもよい。
例えば、脚筋力算出装置100は、I’z/I’totalに替えて、下記式10に示すI’total/wを用いて被験者の脚筋力を算出する。下記式10におけるI’totalは、式9におけるI’totalを用いている。
なお、I’totalには測定合成値と体重(w)とが含まれている。これにより、I’total/wが算出されることにより、体重(w)の要素が除かれるため、脚筋力算出装置100は、I’totalに含まれる測定合成値を用いて、下記の通り被験者の脚筋力を算出することができる。
Figure 0004464927
ここで、図11は、上記式10における定数E,Gを算出するために用いられる脚筋力−I’total/w特性を示す図である。脚筋力算出装置100は、入力された所定数(n)の被験者の脚筋力とそれに対する所定数(n)の被験者のI’total/wとの関係により、最小二乗法を用いて式10における定数E,Gを算出し、脚筋力Fの近似式(F=2.6487I’total/w+21.39;図11参照)を求める。
これにより、S608において、例えばI’total/wが15である場合には、脚筋力算出装置100は、{脚筋力F=2.6487I’total/w+21.39}に15を代入して、被験者の脚筋力Fを約61として算出する。
ここで、脚筋力FとI’z/I’totalとから算出される相関係数r1は、0.77である(図8)。脚筋力FとI’totalとから算出される相関係数r2は、0.63である(図10)。脚筋力FとI’total/wとから算出される相関係数r3は、0.45である(図11)。
これにより、脚筋力FとI’z/I’totalとの間、脚筋力FとI’totalとの間、脚筋力FとI’total/wとの間には相関があるため、脚筋力算出装置100は、I’z/I’total,I’total,又はI’total/wを用いて、それらと相関関係を持つ脚筋力Fを適切に算出することができる。
また、脚筋力算出装置100は、除算処理のある式8を用いるよりも、除算処理のない式9を用いた方が、脚筋力Fの演算処理を速く実行することができる。
さらに、式10では体重の要素がそもそも含まれない。このため、脚筋力算出装置100は、体重の要素を含む式8よりも、式10を用いた方が、脚筋力Fの演算処理を速く実行することができる。
なお、式9及び式10におけるI’totalは、Itotalに変更されてもよいのは勿論のことである。
[第2実施形態]
第1実施形態では、脚筋力算出装置100は、段階的に被験者の歩行速度を速めさせて、最終段階で被験者の成し得る最大限の速度で歩行させた後に、被験者の最大酸素摂取量(持久力)を算出している(S200参照)。
これに対し、第2実施形態では、脚筋力算出装置100は、段階的に被験者の歩行速度を速めさせることなく、上記各段階を経た累積の歩行距離よりも短い特定距離のみ被験者の成し得る最大限の速度で歩行させるだけで(第1実施形態の脚筋力モード時の歩行方法)、被験者の最大酸素摂取量(持久力)を算出している。なお、第2実施形態における各部の構成は、特段の断りがない限り第1実施形態で説明した各部の構成と同様である。以下、詳細に説明する。
脚筋力算出装置100は、特定距離内を被験者が被験者の成し得る最大限の速度で歩行するように促す情報を出力する(上記S603のYES参照)。脚筋力算出装置100は、その情報を出力した後に、x軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値である測定合成値(式9におけるI’totalに含まれる値)を算出する。
脚筋力算出装置100は、算出した測定合成値及び被験者の体重に基づいて、被験者が被験者の成し得る最大限の運動強度を発揮し得るときのx軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値及び被験者の体重を含む運動強度最大時合成値を算出する。この運動強度は、被験者の脈拍数、心拍数、消費カロリー又は酸素摂取量の大きさを含む。
例えば、脚筋力算出装置100は、算出した測定合成値及び被験者の体重を含むI’totalを用いて、運動強度最大時合成値を含むI”totalを算出する。脚筋力算出装置100は、算出したI”totalを用いて、下記に示すように最大酸素摂取量(持久力)を算出する。
次に、最大酸素摂取量(持久力)の算出方法について詳細に説明する。図12は、所定数(n)の被験者のI’totalとI”totalとの関係を示す図である。
図12に示すように、脚筋力算出装置100は、入力された所定数(n)の被験者のI’totalとそれに対する所定数(n)の被験者のI”totalとの関係により、最小二乗法を用いて下記の式11における定数H,Jを算出し、I”totalの近似式(I”total=0.4433I’total+5456.2;図12参照)を求める。
Figure 0004464927
脚筋力算出装置100は、図12に示す近似式と算出したI’totalとを用いてI”totalを算出する。脚筋力算出装置100は、そのI”totalと下記の式12とを用いて最大酸素摂取量(持久力)を算出する。
Figure 0004464927
ここで、脚筋力算出装置100は、入力された所定数(n)の被験者のI”totalとそれに対する所定数(n)の被験者の最大酸素摂取量(持久力)との関係により、最小二乗法を用いて式12における定数K,Lを算出し、最大酸素摂取量(持久力)の近似式を求める。この近似式の導出過程は、上記図10,図11及び図12で説明した過程と同様である。
これにより、脚筋力算出装置100は、式12に示す近似式と算出したI”totalとを用いて、最大酸素摂取量(持久力)を算出することができる。
図12に示すようにI”totalとI’totalとから算出される相関係数r4は、0.789である(図12)。これにより、I”totalとI’totalとの間には相関があるため、脚筋力算出装置100は、算出したI’totalのみを用いて、それと相関関係を持つI”totalを適切に算出することができる。
なお、脚筋力算出装置100は、最大酸素摂取量(持久力)を算出するために、I’total又はそれに含まれている運動強度最大時合成値を用いているが、Itotal又はそれに含まれている運動強度最大時合成値を用いてもよいのは勿論のことである。
なお、本実施形態では、脚筋力算出装置100は、算出した測定合成値及び被験者の体重を用いて運動強度最大時合成値(被験者の体重を含む)を算出しているが、これに限定される分けではない。具体的には、脚筋力算出装置100は、被験者の体重を用いずに、算出した測定合成値のみを用いて運動強度最大時合成値(被験者の体重を含まない)を算出してもよい。
[第3実施形態]
本実施形態では、脚筋力算出装置100は、S400のトレーニングモードに加えて、次に示す処理を実行してもよい。なお、本実施形態における各部の構成は、特段の断りがない限り第1実施形態で説明した各部の構成と同様である。
具体的には、脚筋力算出装置100は、算出した運動強度最大時合成値(I”total)の所定割合(例えば、70%)を基準値として設定する。
ここで、運動強度最大時合成値がトレーニング時の基準値としてそのまま使用されると、被験者に大きな負荷が掛かり、被験者の生命に危険が生じることがある。運動生理学上、運動強度最大時合成値の約60%に対応する負荷が被験者に掛かった場合には乳酸が発生し始め、また約70%に対応する負荷が被験者に掛かった場合には乳酸が確実に発生するといわれている。そして、被験者の体力を向上させるには、乳酸が確実に発生し得る程度の強い負荷を被験者にかける必要があるといわれている。このため、脚筋力算出装置100は、運動強度最大時合成値の約70%を基準値として設定するのが好ましい。
脚筋力算出装置100は、加速度センサ108により測定されたx軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値である測定合成値(力積に含まれる値)が当該基準値を超えている場合には、被験者の身体に関する身体情報を出力する。
例えば、脚筋力算出装置100は、測定した測定合成値が当該基準値を超えている場合には、被験者の身体にとって適切な負荷であることを示す身体情報を出力する。一方、脚筋力算出装置100は、測定した測定合成値が当該基準値を超えていない場合には、被験者の身体にとって適切な負荷でないことを示す身体情報を出力する。脚筋力算出装置100は、例えば所定音を身体情報としてスピーカ105から出力することができる。
かかる特徴によれば、測定合成値が基準値を超えている場合には、身体情報が出力される。このため、被験者は、運動中にその身体情報を聞くことにより、現在の歩行速度が自己にとってトレーニングに適していることを把握することができる。
[その他の実施形態]
上記各実施形態で述べる脚筋力は膝が動かない状態で計測する等尺性膝屈曲力、又は膝を動かした状態で計測する等速性膝伸展力等でもよい。
なお、上記各実施形態の脚筋力である脚伸展力、脚屈筋力には、膝伸展力や膝屈曲力などがある。膝伸展力は、被験者の膝を伸ばそうとするときに発生する最大筋力である。膝屈曲力は、被験者の膝を曲げようとするときに発生する最大筋力である。
(プログラム)
上記脚筋力算出装置において動作するプログラムは、上記CPU112と同様の機能を有する。具体的には、プログラムは、互いに直交するx軸,y軸,鉛直方向に沿うz軸に作用する被験者が歩行した際の加速度を測定する加速度センサにより測定されたz軸に作用する加速度の値である第1加速度の値と、加速度センサにより測定されたx軸,y軸,z軸に作用する加速度の合成値である第2加速度の値との比率に基づいて、該比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出する脚筋力算出部としての機能を有する。
なお、プログラムは、記録媒体に記録されてもよい。この記録媒体は、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ICチップ、カセットテープなどが挙げられる。
以上、本発明の一例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各部の具体的構成等は、適宜設計変更可能である。また、各実施形態の構成及び各変更例の構成もそれぞれ組み合わせることが可能である。また、各実施形態及び各変更例の作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、各実施形態及び各変更例に記載されたものに限定されるものではない。
第1実施形態における脚筋力算出装置を示す外観図である。 第1実施形態における脚筋力算出装置に作用する加速度の方向を示す図である。 第1実施形態における脚筋力算出装置の内部構造を示す図である。 第1実施形態における脚筋力算出方法を示す図である。 第1実施形態における脚筋力モード処理を示す図である。 第1実施形態における測定時間に対するi,itotalを示す図である。 本実施形態における測定時間に対するi/itotalを示す図である。 第1実施形態におけるI’z/I’totalに対する脚筋力を示す図である。 第1実施形態における脚筋力−I’z/I’total特性・算出処理を示す図である。 変更例におけるI’totalに対する脚筋力を示す図である。 変更例におけるI’total/wに対する脚筋力を示す図である。 第2実施形態におけるI’totalに対するI”totalを示す図である。
符号の説明
100…脚筋力算出装置、101…電源ボタン、102…モード切替ボタン、103…スタートボタン、104…表示部、105…スピーカ、106…クリップ、107…通信用ポート、108…加速度センサ、109…電源供給部、110…RAM、111…ROM、112…CPU

Claims (24)

  1. 被験者に着脱可能に装着される脚筋力算出装置であって、
    互いに直交するx軸,y軸,z軸に作用する被験者が歩行した際の加速度を測定する加速度センサと、
    前記加速度センサにより測定された加速度の値に基づいて、被験者の脚筋力を算出する脚筋力算出部とを備え、
    前記z軸は鉛直方向に沿う軸であり、
    前記脚筋力算出部は、前記加速度センサにより測定された前記z軸に作用する加速度の値である第1加速度の値と、前記加速度センサにより測定された前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値である第2加速度の値との比率に基づいて、前記比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする脚筋力算出装置。
  2. 被験者に着脱可能に装着される脚筋力算出装置であって、
    互いに直交するx軸,y軸,z軸に作用する被験者が歩行した際の加速度を測定する加速度センサと、
    前記加速度センサにより測定された加速度の値に基づいて、被験者の脚筋力を算出する脚筋力算出部とを備え、
    前記脚筋力算出部は、前記加速度センサにより測定された前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値と被験者の体重とを含む特定値に基づいて、前記特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする脚筋力算出装置。
  3. 被験者に着脱可能に装着される脚筋力算出装置であって、
    互いに直交するx軸,y軸,z軸に作用する被験者が歩行した際の加速度を測定する加速度センサと、
    前記加速度センサにより測定された加速度の値に基づいて、被験者の脚筋力を算出する脚筋力算出部とを備え、
    前記脚筋力算出部は、前記加速度センサにより測定された前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値である測定合成値に基づいて、被験者が被験者の成し得る最大限の運動強度を発揮し得るときの前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値である運動強度最大時合成値を算出することを特徴とする脚筋力算出装置。
  4. 被験者に着脱可能に装着される脚筋力算出装置であって、
    互いに直交するx軸,y軸,z軸に作用する被験者が歩行した際の加速度を測定する加速度センサと、
    前記加速度センサにより測定された加速度の値に基づいて、被験者の脚筋力を算出する脚筋力算出部とを備え、
    前記脚筋力算出部は、前記加速度センサにより測定された前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値である特定値を測定し、
    測定された前記特定値が閾値以下の場合には、
    測定された前記特定値と、多数の被験者の前記特定値と前記多数の被験者の脚筋力の値との関係により予め算出された近似式とに基づいて、前記特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出し、
    測定された前記特定値が閾値を超えている場合には、前記閾値を超えている前記特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする脚筋力算出装置。
  5. 前記脚筋力算出部は、多数の被験者の前記z軸に作用する加速度の値及び前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値の比率と、前記多数の被験者の脚筋力の値との関係により予め算出された近似式に基づいて、前記第1加速度の値及び前記第2加速度の値の比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする請求項1に記載の脚筋力算出装置。
  6. 前記脚筋力算出部は、前記第2加速度の値が閾値を超えている場合には、前記第1加速度の値と前記閾値を超えている前記第2加速度の値との比率に基づいて、前記比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする請求項1又は請求項5に記載の脚筋力算出装置。
  7. 前記脚筋力算出部は、多数の被験者の前記特定値と前記多数の被験者の脚筋力の値との関係により予め算出された近似式に基づいて、前記特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする請求項2に記載の脚筋力算出装置。
  8. 前記脚筋力算出部は、測定された前記特定値が閾値を超えている場合には、前記閾値を超えている前記特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする請求項2又は請求項7に記載の脚筋力算出装置。
  9. 被験者に着脱可能に装着される脚筋力算出装置を用いた脚筋力算出方法であって、
    互いに直交するx軸,y軸,z軸に作用する被験者が歩行した際の加速度を測定する第1のステップと、
    前記第1のステップによって測定された加速度の値に基づいて、被験者の脚筋力を算出する第2のステップと
    を備え、
    前記z軸は鉛直方向に沿う軸であり、
    前記第2のステップは、前記第1のステップによって測定された前記z軸に作用する加速度の値である第1加速度の値と、第1のステップによって測定された前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値である第2加速度の値との比率に基づいて、前記比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする脚筋力算出方法。
  10. 被験者に着脱可能に装着される脚筋力算出装置を用いた脚筋力算出方法であって、
    互いに直交するx軸,y軸,z軸に作用する被験者が歩行した際の加速度を測定する第1のステップと、
    前記第1のステップによって測定された加速度の値に基づいて、被験者の脚筋力を算出する第2のステップと
    を備え、
    前記第2のステップは、前記第1のステップによって測定された前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値と被験者の体重とを含む特定値に基づいて、前記特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする脚筋力算出方法。
  11. 被験者に着脱可能に装着される脚筋力算出装置を用いた脚筋力算出方法であって、
    互いに直交するx軸,y軸,z軸に作用する被験者が歩行した際の加速度を測定する第1のステップと、
    前記第1のステップによって測定された加速度の値に基づいて、被験者の脚筋力を算出する第2のステップと
    を備え、
    前記第2のステップは、前記第1のステップによって測定された前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値である測定合成値に基づいて、被験者が被験者の成し得る最大限の運動強度を発揮し得るときの前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値である運動強度最大時合成値を算出することを特徴とする脚筋力算出方法。
  12. 被験者に着脱可能に装着される脚筋力算出装置を用いた脚筋力算出方法であって、
    互いに直交するx軸,y軸,z軸に作用する被験者が歩行した際の加速度を測定する第1のステップと、
    前記第1のステップによって測定された加速度の値に基づいて、被験者の脚筋力を算出する第2のステップと
    を備え、
    前記第2のステップは、前記第1のステップによって測定された前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値である特定値を測定し、
    測定された前記特定値が閾値以下の場合には、
    測定された前記特定値と、多数の被験者の前記特定値と前記多数の被験者の脚筋力の値との関係により予め算出された近似式とに基づいて、前記特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出し、
    測定された前記特定値が閾値を超えている場合には、前記閾値を超えている前記特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする脚筋力算出方法。
  13. 前記第2のステップは、多数の被験者の前記z軸に作用する加速度の値及び前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値の比率と、前記多数の被験者の脚筋力の値との関係により予め算出された近似式に基づいて、前記第1加速度の値及び前記第2加速度の値の比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする請求項9に記載の脚筋力算出方法。
  14. 前記第2のステップは、前記第2加速度の値が閾値を超えている場合には、前記第1加速度の値と前記閾値を超えている前記第2加速度の値との比率に基づいて、前記比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする請求項9又は請求項13に記載の脚筋力算出方法。
  15. 前記第2のステップは、多数の被験者の前記特定値と前記多数の被験者の脚筋力の値との関係により予め算出された近似式に基づいて、前記特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする請求項10に記載の脚筋力算出方法。
  16. 前記第2のステップは、測定された前記特定値が閾値を超えている場合には、前記閾値を超えている前記特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする請求項10又は請求項15に記載の脚筋力算出方法。
  17. 被験者に着脱可能に装着される脚筋力算出装置において動作するプログラムであって、
    コンピュータを、
    互いに直交するx軸,y軸,z軸に作用する被験者が歩行した際の加速度を測定する加速度センサと、
    前記加速度センサにより測定された加速度の値に基づいて、被験者の脚筋力を算出する脚筋力算出部として機能させ、
    前記z軸は鉛直方向に沿う軸であり、
    前記脚筋力算出部は、前記加速度センサにより測定された前記z軸に作用する加速度の値である第1加速度の値と、前記加速度センサにより測定された前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値である第2加速度の値との比率に基づいて、前記比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とするプログラム。
  18. 被験者に着脱可能に装着される脚筋力算出装置において動作するプログラムであって、
    コンピュータを、
    互いに直交するx軸,y軸,z軸に作用する被験者が歩行した際の加速度を測定する加速度センサと、
    前記加速度センサにより測定された加速度の値に基づいて、被験者の脚筋力を算出する脚筋力算出部として機能させ、
    前記脚筋力算出部は、前記加速度センサにより測定された前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値と被験者の体重とを含む特定値に基づいて、前記特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とするプログラム。
  19. 被験者に着脱可能に装着される脚筋力算出装置において動作するプログラムであって、
    コンピュータを、
    互いに直交するx軸,y軸,z軸に作用する被験者が歩行した際の加速度を測定する加速度センサと、
    前記加速度センサにより測定された加速度の値に基づいて、被験者の脚筋力を算出する脚筋力算出部として機能させ、
    前記脚筋力算出部は、前記加速度センサにより測定された前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値である測定合成値に基づいて、被験者が被験者の成し得る最大限の運動強度を発揮し得るときの前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値である運動強度最大時合成値を算出することを特徴とするプログラム。
  20. 被験者に着脱可能に装着される脚筋力算出装置において動作するプログラムであって、
    コンピュータを、
    互いに直交するx軸,y軸,z軸に作用する被験者が歩行した際の加速度を測定する加速度センサと、
    前記加速度センサにより測定された加速度の値に基づいて、被験者の脚筋力を算出する脚筋力算出部として機能させ、
    前記脚筋力算出部は、前記加速度センサにより測定された前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値である特定値を測定し、
    測定された前記特定値が閾値以下の場合には、
    測定された前記特定値と、多数の被験者の前記特定値と前記多数の被験者の脚筋力の値との関係により予め算出された近似式とに基づいて、前記特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出し、
    測定された前記特定値が閾値を超えている場合には、前記閾値を超えている前記特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とするプログラム。
  21. 前記脚筋力算出部は、多数の被験者の前記z軸に作用する加速度の値及び前記x軸,前記y軸,前記z軸に作用する加速度の合成値の比率と、前記多数の被験者の脚筋力の値との関係により予め算出された近似式に基づいて、前記第1加速度の値及び前記第2加速度の値の比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする請求項17に記載のプログラム。
  22. 前記脚筋力算出部は、前記第2加速度の値が閾値を超えている場合には、前記第1加速度の値と前記閾値を超えている前記第2加速度の値との比率に基づいて、前記比率と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする請求項17又は請求項21に記載のプログラム。
  23. 前記脚筋力算出部は、多数の被験者の前記特定値と前記多数の被験者の脚筋力の値との関係により予め算出された近似式に基づいて、前記特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする請求項18に記載のプログラム。
  24. 前記脚筋力算出部は、測定された前記特定値が閾値を超えている場合には、前記閾値を超えている前記特定値と相関関係を持つ被験者の脚筋力を算出することを特徴とする請求項18又は請求項23に記載のプログラム。
JP2006035835A 2005-02-28 2006-02-13 脚筋力算出装置、脚筋力算出方法及びプログラム Active JP4464927B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006035835A JP4464927B2 (ja) 2005-02-28 2006-02-13 脚筋力算出装置、脚筋力算出方法及びプログラム
US11/307,946 US7430905B2 (en) 2005-02-28 2006-02-28 Leg strength calculation device, leg strength calculation method, and program

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005055221 2005-02-28
JP2006035835A JP4464927B2 (ja) 2005-02-28 2006-02-13 脚筋力算出装置、脚筋力算出方法及びプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006263449A JP2006263449A (ja) 2006-10-05
JP2006263449A5 JP2006263449A5 (ja) 2006-11-16
JP4464927B2 true JP4464927B2 (ja) 2010-05-19

Family

ID=36930848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006035835A Active JP4464927B2 (ja) 2005-02-28 2006-02-13 脚筋力算出装置、脚筋力算出方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7430905B2 (ja)
JP (1) JP4464927B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE414470T1 (de) * 2006-03-17 2008-12-15 Myotest Sa Vorrichtung und verfahren zur auswertung der muskularischen kapazität unter verwendung von kurzen tests
JP2008237798A (ja) * 2007-03-29 2008-10-09 Konami Sports & Life Co Ltd トレーニング装置及びトレーニング装置管理システム
EP2027817B1 (fr) * 2007-08-23 2016-02-24 Myotest SA Accéléromètre et procédé de commande adapté
JP4719768B2 (ja) * 2008-05-09 2011-07-06 有限会社タック リサーチ 酸素摂取量測定方法およびこの方法を用いる装置
CH699779A2 (fr) 2008-10-22 2010-04-30 Myotest Sa Procédé et dispositif permettant à un athlète de déterminer puis de contrôler la vitesse de déplacement d'une masse.
US10391360B2 (en) * 2009-06-16 2019-08-27 Myotest Sa Method and device for optimizing the training of athletes
JP5742423B2 (ja) * 2011-04-21 2015-07-01 学校法人立命館 下肢筋力の余裕度を求めるための方法、及びこれに用いる下肢筋力評価装置
JP6446941B2 (ja) * 2014-09-22 2019-01-09 カシオ計算機株式会社 運動解析装置、方法、およびプログラム
JP6573104B2 (ja) 2015-06-05 2019-09-11 ローム株式会社 指標導出装置、ウェアラブル機器及び携帯機器
JP6793285B2 (ja) 2015-06-05 2020-12-02 ローム株式会社 指標導出装置、ウェアラブル機器及び携帯機器
JP2018007979A (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 カシオ計算機株式会社 運動支援装置及び運動支援方法、運動支援プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3525061B2 (ja) 1998-09-25 2004-05-10 株式会社東芝 半導体発光素子の製造方法
JP4713746B2 (ja) 2001-01-18 2011-06-29 直方 石井 筋力測定方法
FI20045330A (fi) * 2004-09-08 2006-03-09 Tunturi Oy Ltd Mittaväline
JP4696677B2 (ja) * 2005-05-19 2011-06-08 アイシン精機株式会社 筋力測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006263449A (ja) 2006-10-05
US20060191335A1 (en) 2006-08-31
US7430905B2 (en) 2008-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4464927B2 (ja) 脚筋力算出装置、脚筋力算出方法及びプログラム
US10512406B2 (en) Systems and methods for determining an intensity level of an exercise using photoplethysmogram (PPG)
KR102503910B1 (ko) 기립 보조 방법 및 장치
US8246555B2 (en) Method and system for monitoring sport related fitness by estimating muscle power and joint force of limbs
US8348862B2 (en) Muscular energy state analysis system and method for swing motion and computer program product thereof
US10258823B2 (en) Instrumented total body recumbent cross trainer system
EP2497547B1 (en) Information processing program, information processing apparatus, information processing system, and information processing method
US20050283205A1 (en) Apparatus, method, and medium controlling electrical stimulation and/or health training/monitoring
JP2011120871A (ja) 被験者の生理学的特性および運動パフォーマンス特性をモニタリングするための方法およびシステム
JP2017158999A (ja) 最大酸素消費をリアルタイムに監視する監視方法
US20220133198A1 (en) System and Method for Quantification of Exercise and Physical Therapy
JP4500184B2 (ja) 持久力算出装置、持久力算出方法及びプログラム
KR20170013068A (ko) 보행 보조 방법 및 이를 수행하는 장치
Kim et al. Soft wearable flexible bioelectronics integrated with an ankle-foot exoskeleton for estimation of metabolic costs and physical effort
JP2005342254A (ja) 歩行周期検出装置
KR20100062735A (ko) 걷기를 이용한 체력 추정 방법 및 장치
JP6552875B2 (ja) 移動運動解析装置、方法及びプログラム
TW201010765A (en) Athlete feedback diagnostic system
JP6079585B2 (ja) 歩容のバランス評価装置
KR20160121460A (ko) 피트니스 모니터링 시스템
Funato et al. Grip force estimation by emitting vibration
JP2007268016A (ja) 生体情報測定装置及び生体情報測定システム
Andreoni et al. Smart garments for performance and training assessment in sport
JP4826192B2 (ja) 歩行計
JP7465842B2 (ja) 作業支援システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060906

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061004

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080118

RD13 Notification of appointment of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7433

Effective date: 20080201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100219

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4464927

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130226

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140226

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250