JP4464249B2 - 回転角度検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被回転検出部材の回転角を検出する回転角度検出装置に関するものである。
近年、自動車において、VSC(Vehicle Stability Control )システム(R)、ESP(Electronic Stability Program)システム(R)といった車両安定性制御システムや、電子制御サスペンションシステムなどを搭載する場合には、そのシステム制御のためにステアリングの操舵角を検出する必要がある。このため、従来、こうした車両においては、操舵角を検出するための回転角度検出装置をステアリングコラム内に組み込むことが行われている。
回転角度検出装置としては、例えば特許文献1に示すような構成が知られている。この回転角度検出装置は、外周面にギア部を有する回転板と、前記ギア部に噛合した2つのギア体と、このギア体の中心部に固定された2つの永久磁石と、前記永久磁石に対して対向配設された2つの磁気抵抗素子とを備えている。前記回転板は、ステアリングシャフトに一体的に固定されている。従って、ステアリングシャフトが回転すると、ステアリングシャフトの回転に応じて回転板、及び永久磁石が固定されたギア体も回転する。前記磁気抵抗素子はステアリングシャフトが回転してもその位置が変化しない。このため、ステアリングシャフトが回転することにより永久磁石と磁気抵抗素子との相対位置が変化する。
前記磁気抵抗素子は、永久磁石が発生する磁束を検出してギア体の回転角に応じて連続的に変化する角度検出用の検出信号をマイコン(マイクロコンピュータ)に出力する。マイコンは、前記磁気抵抗素子からの検出信号に基づいて、ステアリングシャフトの回転角度を検出するように構成されている。
特開2002−213944号公報(図6)
ところで、上記回転角度検出装置では、2つの磁気抵抗素子に対して2つの永久磁石と2つのギア体を配設している。そのため、部品点数が多く、生産性を悪くするばかりでなく、回転板やギア体等を格納するハウジングを大きくする必要があり、ステアリングシャフトまわりの狭いスペースの中での搭載性も悪いという問題がある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、本体を小型化することができる回転角度検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、被回転検出部材の回転角を検出する回転角度検出装置において、前記被回転検出部材と共に回転する回転体と、前記回転体の回転軸と交わる該回転体の側面に固定され前記回転軸を基準として渦を巻くように設けられた渦巻壁部と、前記渦巻壁部の一部と一部との間に配置され前記回転体が回転することにより該渦巻壁部及び該回転体に対して相対移動可能な磁性体と、前記渦巻壁部の径方向の外方に配置されると共に前記回転軸に対して相対移動不能に設けられかつ前記磁性体を吸引する磁石と、前記磁性体における前記回転軸を基準とした径方向への変位を検出する位置検出手段とを備えた。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記磁石を、前記磁性体よりも下方に配置した。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記磁性体は、磁性流体である。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の発明において、前記位置検出手段は、前記磁性体の変位を磁気的変化として検出する磁気検出手段である。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば以下に示す作用を得る。被回転検出部材が回転すると、回転体及び渦巻壁部も一体に回転する。渦を巻くように設けられた渦巻壁部の一部と一部との間には磁性体が配置されている。この磁性体は、渦巻壁部の径方向の外方に配置された磁石に吸引されている。そのため、回転体及び渦巻壁部が回転すると、磁性体は回転軸を基準とした周方向へ移動するのではなく回転軸を基準とした径方向へ移動する。位置検出手段は、この磁性体の径方向への変位を検出する。そのため、位置検出手段による磁性体の径方向への変位を検出することにより、被回転検出部材の回転角を検出することが可能となる。本発明の回転角度検出装置は、ギア体等を必要とせず、その分、小型化が可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて以下に示す作用を得る。磁石の吸引力と、磁性体に加わっている重力とが互いに相殺しにくく、磁石による磁性体の吸引を好適に行うことが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて以下に示す作用を得る。磁性流体は、たとえ回転体における渦巻壁部が固定された側面や渦巻壁部の側面に凸凹があっても、その凸凹に影響されることなく好適に回転体及び渦巻壁部との相対移動を行うことが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の発明の作用に加えて以下に示す作用を得る。埃などに影響されず、磁性体の変位を好適に検出することが可能となる。
本発明によれば、本体を小型化することができる。
以下、本発明をステアリング機構の回転角度検出装置に具体化した一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1は、ステアリング機構11を示している。ステアリング機構11は、固定部材12と、固定部材12に対して一対のベアリング13を介して回転可能に支持されたステアリングシャフト14、ステアリングシャフト14の一端に固定されたステアリングホイール15を備えている。ステアリングホイール15は、被回転検出部材に相当する。ステアリングシャフト14は、その回転軸Oが斜状に傾くように配置されている。ステアリングシャフト14の外周には、ケース16が固定されている。ステアリングホイール15、ステアリングシャフト14、及びケース16は一体に回転するようになっている。
固定部材12には、磁石17及び支持体18が固定されている。磁石17は、ケース16の外周に対向するように配置され、かつ回転軸Oの真下に位置するように配置されている。支持体18は、ケース16よりもステアリングホイール15側に配置され、かつ回転軸Oの真下に位置するように配置されている。支持体18のケース16に対向した側面には、位置検出回路19が固定されている。位置検出回路19は、位置検出手段及び磁気検出手段に相当する。
図3及び図4に示すように、回転角度検出装置20は、前記ケース16、前記磁石17、前記位置検出回路19、及び磁性流体Mにより構成されている。ケース16は、合成樹脂により形成されている。ケース16は、ケース本体21と、蓋体22とを備えている。ケース本体21は、中央に円形状の貫通孔23aを備えた円盤状をなす底部23と、その底部23の外周に一体に形成された外周壁部24と、その底部23の内周に一体に形成された内周壁部25とを備えている。底部23は、回転体に相当する。底部23の貫通孔23a内には、ステアリングシャフト14が配置されている。外周壁部24及び内周壁部25は、底部23の内底面23bから突出するように形成されている。内底面23bは、回転軸Oと交わる底部23の側面に相当する。内周壁部25は、ステアリングシャフト14に対して固定されている。底部23の内底面23bには、渦巻き状をなす渦巻壁部26が一体に形成されている。
図4に示すように(ステアリングホイール15側から渦巻壁部26を視て)、渦巻壁部26は、ステアリングシャフト14の回転軸Oを中心として反時計回り方向へ向けて次第に渦が大きくなるように形成されている。渦巻壁部26は、外周壁部24と内周壁部25との間に位置し、略4.6周の渦となるように形成されている。渦巻壁部26は、外側端部26aが外周壁部24に対して一体に形成されており、内側端部26bが内周壁部25に対して一体に形成されている。
図3に示すように、外周壁部24、内周壁部25、及び渦巻壁部26は、底部23の内底面23bからの突出長さが同じとなるように形成されている。外周壁部24、内周壁部25、及び渦巻壁部26は、それぞれの先端に前記蓋体22が固定されている。蓋体22は、中央に円形状の貫通孔22aが形成された円盤状をなしている。蓋体22の貫通孔22a内には、ステアリングシャフト14が配置されている。
図3及び図4に示すように、渦巻壁部26の一部と一部との間には、磁性体としての磁性流体Mが配置されている。磁性流体Mは、通常媒体となるベース液と、高濃度のマグネタイト等からなる磁性超微粒子と、磁性超微粒子の表面に強固に吸着した界面活性剤とを備えている。磁性流体Mは、磁性超微粒子の激しい熱運動と、磁性超微粒子表面の界面活性剤の相互反発力によって凝集することなく安定した分散状態を保つ特性を備えている。磁性流体Mは、回転軸Oと磁石17との間に常に位置するようになっている。詳述すると、磁性流体Mは、重力の影響により、回転軸Oと磁石17との間に位置する渦巻壁部26の一部に対して接触した状態で位置している。さらには、磁性流体Mは、磁石17の磁界の影響により、該磁石17に吸引されている。磁性流体Mは、磁石17に吸引されていることにより、磁化されており、この結果、自身も磁界を発している。
ところで、図5に示すように、通常、車両では、ステアリングホイール15は、左に2回転分、右に2回転分だけ回転可能に構成されている。本実施形態の回転角度検出装置20は、このようなステアリングホイール15の回転角を検出する。即ち、回転角度検出装置20は、ステアリングホイール15(1回転が360度)の回転角を0°〜1440°までの範囲において、検出する。
支持体18に固定された位置検出回路19は、図2に示すように、ブリッジ回路31、差動増幅回路32、及び検出器33を備えている。
ブリッジ回路31は、巨大磁気抵抗素子R1,R2,R3,R4により構成されている。巨大磁気抵抗素子R1と巨大磁気抵抗素子R2とが互いに直列接続され、巨大磁気抵抗素子R3と巨大磁気抵抗素子R4とが互いに直列接続されている。巨大磁気抵抗素子R1,R2と、巨大磁気抵抗素子R3,R4とが互いに並列接続されている。巨大磁気抵抗素子R1と巨大磁気抵抗素子R2との間には中点aが形成され、巨大磁気抵抗素子R3と巨大磁気抵抗素子R4との間には中点bが形成されている。中点a,bは、差動増幅回路32に接続されている。
巨大磁気抵抗素子R1,R2と巨大磁気抵抗素子R3,R4とには、所定レベルの電圧が印加されている。巨大磁気抵抗素子R1〜R4は、外部から磁界が加えられると電気抵抗が低下する特性を備えている。巨大磁気抵抗素子R1〜R4は、磁界を発している磁性流体Mの径方向dの位置に応じてその抵抗値がそれぞれ変化する。ここでいう、径方向dとは、回転軸Oを中心とした径方向である。ちなみに、巨大磁気抵抗素子R1〜R4は、磁石17の磁界の影響も受けているが、磁石17は変位しないため、この磁石17の影響により抵抗値が変化することはない。よって、ブリッジ回路31は、磁性流体Mの径方向dの位置に応じて中点aと中点bとの差動出力が変化する。
差動増幅回路32は、中点a,bから入力された差動出力を増幅して検出器33へ出力する。検出器33は、入力した差動出力を同期検波し、その電圧を出力する(以下、この電圧を出力電圧という)。
図4に示すように、回転軸Oから巨大磁気抵抗素子R1,R4までの距離が、回転軸Oから巨大磁気抵抗素子R2,R3までの距離よりも近くなるように配置されている。
ステアリングホイール15が左へ2回転している場合には、磁性流体Mは、図4に示すように、渦巻壁部26の内側端部26bの外方に位置するように設定されている。この場合には、磁性流体Mの磁界の影響を受けた位置検出回路19の検出器33の出力電圧は、図6に示すように最も小さな出力電圧値となる。一方、ステアリングホイール15が右へ2回転している場合には、磁性流体Mは、図7(d)に示すように、外周壁部24と渦巻壁部26との間に位置するように設定されている。この場合には、磁性流体Mの磁界の影響を受けた位置検出回路19の検出器33の出力電圧は、図6に示すように最も大きな出力電圧値となる。
ちなみに、図7(a)は、ステアリングホイール15が左へ1回転している場合におけるケース本体21と磁性流体Mとの位置関係を示し、図7(b)は、ステアリングホイール15が0回転の場合(直進ポジションの場合)におけるケース本体21と磁性流体Mとの位置関係を示している。図7(c)は、ステアリングホイール15が右へ1回転している場合におけるケース本体21と磁性流体Mとの位置関係を示している。
ステアリングホイール15を左へ2回転している状態から右へ2回転している状態となるように該ステアリングホイール15を回転させていくと、検出器33から出力される出力電圧値は、リニアに次第に大きくなる。
従って、本実施形態によれば、以下のような作用・効果を得ることができる。
(1)ステアリングホイール15が回転すると、ケース16(底部23)及び渦巻壁部26も一体に回転する。渦を巻くように形成された渦巻壁部26の一部と一部との間には磁性流体Mが配置されている。この磁性流体Mは、渦巻壁部26の径方向dの外方に配置された磁石17に吸引されている。そのため、ケース16(底部23)及び渦巻壁部26が回転すると、磁性流体Mは回転軸Oを基準とした周方向へ移動するのではなく回転軸Oを基準とした径方向dへ移動する。即ち、磁性流体Mは、ケース16(底部23)及び渦巻壁部26に対して相対移動する。位置検出回路19は、この磁性流体Mの径方向dへの変位を検出する。そのため、位置検出回路19による磁性流体Mの径方向dへの変位を検出することにより、ステアリングホイール15の回転角を検出することができる。本実施形態の回転角度検出装置20は、従来技術の回転角度検出装置とは異なり、ギア体等を必要とせず、その分、小型化が可能となる。よって、本実施形態の回転角度検出装置20は、本体を小型化することができる。
(2)回転角度検出装置20は、磁石17を磁性流体Mよりも下方に配置した。よって、磁石17の吸引力と、磁性流体Mに加わっている重力とが互いに相殺しにくく、磁石17による磁性流体Mの吸引を好適に行うことができる。
(3)磁性流体Mは、たとえ底部23の内底面23bや渦巻壁部26の側面に凸凹があっても、その凸凹に影響されることなく好適に底部23及び渦巻壁部26との相対移動を行うことができる。底部23及び渦巻壁部26に対して磁性流体Mが好適に相対移動できることにより、位置検出回路19による磁性流体Mの径方向dへの変位を好適に検出することができる。
(4)位置検出回路19は、磁性流体Mの変位を磁気的変化として検出するように構成した。よって、埃などに影響されず、磁性流体Mの変位を好適に検出することができる。
(5)底部23と渦巻壁部26とを一体に形成したため、底部23と渦巻壁部26との間に隙間がなく、磁性流体Mが底部23と渦巻壁部26との間から漏れることがない。また、底部23と外周壁部24とを一体に形成し、底部23と内周壁部25とを一体に形成したため、上記の底部23と渦巻壁部26との関係と同様に磁性流体Mが漏れることがない。よって、位置検出回路19による磁性流体Mの変位の検出を長期に渡り好適に行うことができる。
なお、前記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・前記実施形態では、底部23と渦巻壁部26とを一体に形成していた。これに限らず、底部23と渦巻壁部26とを個別に形成し、それらを接着剤や熱溶着などを用いて互いに固定してもよい。また、このような態様の変更を、底部23と外周壁部24との固定、及び底部23と内周壁部25との固定においても具体化してもよい。
・前記実施形態では、位置検出回路19は、磁気的手段により磁性流体Mの変位を検出するように構成していた。これに限らず、位置検出回路は、複数の発光体と複数のフォトトランジスタとを備えた光学的手段により磁性流体Mの変位を検出するように構成してもよい。
・前記実施形態では、ブリッジ回路31は、巨大磁気抵抗素子R1〜R4から構成されたフルブリッジ回路としていたが、ハーフブリッジ回路によりブリッジ回路を構成してもよい。この場合、差動増幅回路32を増幅回路に変更する。
・前記実施形態では、ブリッジ回路31は、巨大磁気抵抗素子R1〜R4により構成していた。この巨大磁気抵抗素子の換わりに、磁気抵抗素子、ホール素子を用いてブリッジ回路31を構成してもよい。
・前記実施形態では、回転角度検出装置20は磁性流体Mを用いていたが、これに換えて磁性体としての鉄球を用いてもよい。
・前記実施形態では、磁石17を、磁性流体Mよりも下方に配置していたが、磁性流体Mよりも上方に配置してもよい。即ち、前記実施形態では、磁石17及び支持体18(位置検出回路19)を、回転軸Oの真下に位置するように配置していたが、それらを回転軸Oの真上に位置するように配置してもよい。
・前記実施形態では、磁石17を、磁性流体Mよりも下方に配置していたが、磁性流体Mよりも上方に配置してもよい。即ち、この場合、ステアリング機構11は、支持体18及び位置検出回路19を、蓋体22側ではなく底部23側に配置し、磁石17を蓋体22側に配置する。
・前記実施形態では、ケース本体21(底部23)の内底面23bには、図4に示すような渦巻き状をなす渦巻壁部26を形成していた。これに限らず、ケース本体21(底部23)の内底面23bには、図8に示すような渦巻き状をなす渦巻壁部36を形成してもよい。即ち、渦巻壁部36は、長尺な四角枠状をなす壁部を渦巻き状に配置したものである。
次に、上記実施形態及びその態様の変更から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記回転体と前記渦巻壁部とを一体に形成したことを特徴とする請求項3に記載の回転角度検出装置。このように構成すると、回転体と渦巻壁部との間に隙間がなく、磁性流体が回転体と渦巻壁部との間から漏れることがない。
本実施形態におけるステアリング機構の部分側断面図。 本実施形態の位置検出回路の回路図。 図1の部分拡大図。 ステアリングホイールが左へ2回転した状態におけるケース本体と磁性流体との位置関係を示し、図3におけるA−A線矢視断面図。 ステアリングホイールの回転角の検出範囲を示す説明図。 ステアリングホイールの回転角と出力電圧との関係を示すグラフ。 (a)は、ステアリングホイールが左へ1回転した状態を示す部分拡大説明図。(b)は、ステアリングホイールが0回転の状態を示す部分拡大説明図。(c)は、ステアリングホイールが右へ1回転した状態を示す部分拡大説明図。(d)は、ステアリングホイールが右へ2回転した状態を示す部分拡大説明図。 態様の変更における渦巻壁部が形成されたケース本体を示す正面図。
符号の説明
15…被回転検出部材としてのステアリングホイール、17…磁石、19…位置検出手段及び磁気検出手段としての位置検出回路、20…回転角度検出装置、23…回転体としての底部、23b…回転軸と交わる回転体の側面としての内底面、26,36…渦巻壁部、d…径方向、M…磁性体としての磁性流体、O…回転軸。

Claims (4)

  1. 被回転検出部材の回転角を検出する回転角度検出装置において、
    前記被回転検出部材と共に回転する回転体と、
    前記回転体の回転軸と交わる該回転体の側面に固定され前記回転軸を基準として渦を巻くように設けられた渦巻壁部と、
    前記渦巻壁部の一部と一部との間に配置され前記回転体が回転することにより該渦巻壁部及び該回転体に対して相対移動可能な磁性体と、
    前記渦巻壁部の径方向の外方に配置されると共に前記回転軸に対して相対移動不能に設けられかつ前記磁性体を吸引する磁石と、
    前記磁性体における前記回転軸を基準とした径方向への変位を検出する位置検出手段とを備えたことを特徴とする回転角度検出装置。
  2. 前記磁石を、前記磁性体よりも下方に配置したことを特徴とする請求項1に記載の回転角度検出装置。
  3. 前記磁性体は、磁性流体であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転角度検出装置。
  4. 前記位置検出手段は、前記磁性体の変位を磁気的変化として検出する磁気検出手段であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちいずれか1項に記載の回転角度検出装置。
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