JP4463195B2 - 光源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プロジェクタ(特に液晶プロジェクタ)や照明装置などに用いられ、LED(発光ダイオード)やLD(半導体レーザー)を有する光源装置に関する。
図6に示すように、LED発光素子(不図示)を具備した複数のLED51からの光をコリメートレンズ52にて集光し、凹面鏡53、反射鏡54で順次反射させた後、光ファイバー55の入射端面56へ入射させ、この光ファイバー55の前方へ光を導くようにした光源装置50が、特許文献1に開示されている。この光源装置50は、当該光源装置50から光ファイバー55により導かれた光を利用して所望の部位を照明する照明装置に搭載されている。
上述のような光源装置50では、LED51からの光を光ファイバー55の狭面積部分である入射端面56へ好適に入射させるためのLED51の光軸調整、つまりLED51が発する光の光軸調整は、複数個のLED51が設置された発光体保持部材57を、光ファイバー55の入射端面56に直交する軸58に対して傾斜させることで実施している。
特開2002‐365488号公報
ところが、LED51が発する光の光軸59は、図示しないLED発光素子をリードフレームにボンディングする際の上記発光素子の位置ずれや傾きなどによって、LED51の機械的軸に対し著しく偏っていることが知られている。このため、複数個のLED51が設置された発光体保持部材57を上述のように同時に傾斜させるだけでは、個々のLED51が発する光の光軸59を良好に調整することができない。
また、LED51の発光強度が大きくなると、このLED51の発熱量が大きくなり、冷却機構が必要になる。この冷却機構は、一般に、装置の筐体60へ熱を拡散することによって実施される。ところが、上述のように発光体保持部材57が傾斜して配置されると、当該発光体保持部材57と筐体60との間に空間が発生して、この筐体60への熱伝播効率が低下し、放熱性が損なわれる恐れがある。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、発光体の光軸を良好に調整できると共に、放熱性を確保できる光源装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、発光体と、上記発光体を取り付ける発光体取付部材と、上記発光体からの熱を放熱する放熱部材とにより構成されて、上記発光体から照射される光を照射する光源装置であって、上記発光体取付部材と上記放熱部材との間に、弾性変形が可能で、熱伝導性の良好な材質にて構成された熱伝導部材を介在させて、上記発光体取付部材と上記放熱部材を複数の光軸調整用ねじで結合し、上記光軸調整用ねじを回転させることによるねじのリードに応じて、上記介在させた熱伝導部材が弾性変形されて、上記発光体が上記放熱部材に対して変位し、当該発光体の光軸が調整可能に構成されたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記熱伝導部材は、ゲル状態の熱伝導シートであることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の上記放熱部材は、当該光源装置を具備する製品の筐体に面接触状態で配設されることを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、上記複数の光軸調整用ねじは、放熱部材の面内において、直交する直線上のそれぞれに少なくとも1個、合計3個以上設置されることを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、上記発光体は、赤色を発光する赤色発光体、緑色を発光する緑色発光体、青色を発光する青色発光体であり、各発光体では、それぞれの発光体を取り付ける発光体取付部材が、熱伝導部材を介し複数の光軸調整用ねじを用いて放熱部材に結合され、これらの放熱部材が互いに連結されて一体に構成されると共に、各発光体からの光を合成して照射するよう構成されたことを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、上記発光体は、発光色が可視光、不可視光、白色光を含む全ての発光色のいずれかを発光するものであることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、上記発光体は、LED発光素子を備えたLED、またはレーザー発光素子を備えた半導体レーザーであることを特徴とするものである。
請求項1、2、4、6または7に記載の発明によれば、発光体を取り付ける発光体取付部材と、発光体からの熱を放熱する放熱部材と、発光体取付部材と放熱部材との間に介在され、弾性変形可能で、熱伝導性の良好な材質にて構成された熱伝導部材と、発光体取付部材及び放熱部材を結合する光軸調整用ねじとを有し、この光軸調整用ねじを回転させることによるねじのリードに応じて、熱伝導部材が弾性変形されて、発光体が放熱部材に対して変位し、当該発光体の光軸が調整可能に構成されたことから、個々の発光体の光軸を良好に調整することができる。と同時に、弾性変形された熱伝導部材を介して、発光体の熱を放熱部材へ伝熱できるので、光源装置の放熱性を確保することができる。
また、放熱部材の外面側から光軸調整用ねじを操作することで発光体の光軸を調整できるので、光源装置を製品に取り付けた状態で当該光源装置の発光体の光軸を調整でき、この結果、光軸調整作業を簡易化できる。
請求項3に記載の発明によれば、放熱部材が、光源装置を具備する製品の筐体に面接触状態で配設されることから、発光体の熱を放熱部材を介して製品の筐体からも放熱できるので、光源装置の放熱性を更に高めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、各発光体では、発光体取付部材が熱伝導部材を介し光軸調整用ねじを用いて放熱部材に結合される構造がコンパクトに構成されたことから、複数個の発光体を使用した場合にも小型の光源装置を実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係る光源装置を備えた単板式の液晶プロジェクタの構成を示す構成図である。図2は、図1の光源装置を示す平面図である。
図1に示す液晶プロジェクタ10は単板式であり、1枚の液晶パネル11に表示された画像をスクリーン12に投影するものである。つまり、光源装置13から照射された光がコンデンサレンズ14によりまとめられて透光性の液晶パネル11に入射される。この液晶パネル11は、入力信号に応じた画像情報を持ち、入射された光を映像光に変換する。この映像光が投射レンズ15に入射されて拡大され、スクリーン12上に投影される。このような単板式の液晶プロジェクタ10は光学系が一つで済むので、液晶プロジェクタ10を小型化できる利点がある。
ところで、上記光源装置13は、図2及び図3に示すように、図示しないLED(発光ダイオード)発光素子を備えた、発光体としてのLED16から出射される光を照射するものである。このLED16は、赤色光を発光する赤色LED16A、緑色光を発光する緑色LED16B、青色光を発光する青色LED16Cである。これらの赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16Cは、後述のごとく、それぞれ発光ユニット17A、17B、17Cを構成する構成要素である。
赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16Cからそれぞれ出射される赤色光、緑色光、青色光は、後述のコリメートレンズ28によりそれぞれが集光され、ダイクロイックフィルタ18へ入射されて合成されて白色光となる。この白色光は、コリメートレンズ19により集光されてインデグレータ20(本実施形態ではライトパイプまたはライトトンネル)に入射される。このインテグレータ20に入射された白色光は、当該インテグレータ20内で全反射を繰り返して面内均一性が高められ、インテグレータ20の出射端面21Bから出射(照射)される。
ここで、図2及び図3中の符号P1は、赤色LED16Aが発光する赤色光の光軸中心であり、符号P2は、緑色LED16Bが発光する緑色光の光軸中心であり、符号P3は、青色LED16Cが発光する青色光の光軸中心である。また、符号P4は、ダイクロイックフィルタ18にて合成された白色光の光軸中心である。
上記各発光ユニット17A、17B、17Cは、図4に示すように、反射鏡部材22を介してLED16(赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16C)を取り付ける発光体取付部材23と、LED16からの熱を放熱する放熱部材24と、発光体取付部材23と放熱部材24との間に介在された熱伝導部材としての熱伝導シート25と、発光体取付部材23、熱伝導シート25および放熱部材24を結合する複数本の光軸調整用ねじ26とを有して構成される。
上記発光体取付部材23は、アルミニウム合金製であり、上部に開口を有する箱形状に構成され、底面部27に反射鏡部材22を介してLED16(赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16C)が固着される。また、発光体取付部材23の上部には、コリメートレンズ28が上記開口を覆うようにして配置される。LED16(赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16C)は、リードフレーム(不図示)へ直接給電がなされて発光し、発光した光の大部分がコリメートレンズ28へ向かう。このLED16からコリメートレンズ28とは反対側へ出射された光及び側面に出射された光は、反射鏡部材22の反射鏡29にて反射されて、コリメートレンズ28へ向かう光となる。
発光ユニット17A、17B、17Cのそれぞれの前記放熱部材24は、図2に示すように、放熱ユニット30の壁31A、31B、31Cとして構成される。この放熱ユニット30は、底面32の縁から上記壁31A、31B、31Cが一体に立設されたものであり、アルミニウム合金で構成される。従って、各壁31A、31B、31Cは、放熱ユニット30の底面32によって相互に連結されている。放熱ユニット30は、底面32がビス33を用いて液晶プロジェクタ10の筐体(ケーシング)34に固定される。この固定状態で、放熱ユニット30の底面32、壁31A及び31Bが上記筐体34に面接触状態に保持される。尚、壁31Cには、図示しないヒートシンクが貼着されてもよい。
前記熱伝導シート25は、図4に示すように、発光体取付部材23の底面部27と放熱部材24(壁31A、31B、31C)との間に介在される。この熱伝導シート25は、熱伝導性が良好であると共に、弾性変形可能で柔軟性に富むゲル状の材質にて構成される。このような材質としては、例えばブチルゴムまたはシリコンゴムなどが好ましい。従って、LED16(赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16C)で発光した熱は、発光体取付部材23及び当該熱伝導シート25を経て放熱部材24(壁31A、31B、31C)へ良好に伝播されると共に、熱伝導シート25は後述の如く弾性変形可能に構成される。
ここで、熱伝導性が良好な熱伝導シート25の例としては、株式会社ジェルテック製のシート状熱伝導ゲル「λGEL」(型番COH-1002、COH-2003、COH-4000)がある。これらのシート状熱伝導ゲル「λGEL」の熱伝導率は、同社測定法による測定値として、型番COH-1002が1.8W/m・K、型番COH-2003が3.5W/m・K、型番COH-4000が6.5W/m・Kであり、いずれも熱伝導性が良好であることを示している。
また、前記発光体取付部材23、前記放熱部材24を構成するアルミニウム合金は、純アルミニウムを含み、この純アルミニウムに銅、マンガン、ケイ素、マグネシウム、亜鉛等を適宜選択して添加した合金の総称である。
前記光軸調整用ねじ26は、放熱部材24(壁31A、31B、31C)から熱伝導シート25を貫通し、発光体取付部材23の底面部27に螺合されたものであり、LED16(赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16C)を取り付ける発光体取付部材23を、熱伝導シート25を介して放熱部材24(壁31A、31B、31C)に結合させる。この光軸調整用ねじ26は、図5に示すように、放熱部材24(壁31A、31B、31C)の面内において、互いに直交するX軸、Y軸上のそれぞれに少なくとも1本、合計3本以上が配置される。本実施形態では、光軸調整用ねじ26は、X軸上に2本、Y軸上に1本、合計3本が配置されている。
光軸調整用ねじ26がこのように配置されることで、この光軸調整用ねじ26のそれぞれの操作により、発光体取付部材23に取り付けられたLED16(赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16C)が、放熱部材24(壁31A、31B、31C)に対し角度変更されて変位する。これにより、このLED16の光軸、つまりLED16が発する光の光軸P(前述の光軸中心P1、P2、P3を含む)が上下方向及び左右方向を含む3次元方向に調整可能とされる。この光軸Pの調整時に、熱伝導シート25が、発光体取付部材23の底面部27と放熱部材24(壁31A、31B、31C)との間で弾性変形されて、上記光軸調整が抵抗なく良好に実施される。
つまり、複数本(例えば3本)の光軸調整用ねじ26の回転による当該ねじのリードに応じて、それぞれの光軸調整用ねじ26が軸方向に移動する。これにより、これらの光軸調整用ねじ26により結合された発光体取付部材23と放熱部材24との間の熱伝導シート25が弾性変形する。この結果、発光体取付部材23に取り付けられたLED16が放熱部材24に対して変位して、LED16の光軸が調整される。ここで、図2〜図4中の符号Mは、LED16が発する光の光軸Pの調整範囲を示す。
尚、上記光軸調整用ねじ26の操作は、放熱部材24(壁31A、31B、31C)の外面側から実施され、この操作を容易化するために、壁31A、31Bに接する筐体34には、光軸調整用ねじ26に対応する位置に切欠き35(図4)が形成されている。これにより、光源装置13が液晶プロジェクタ10の筐体34に取り付けられた状態でも、図2に示す光源装置13における発光ユニット17A、17B、17CのそれぞれのLED(赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16C)が発する光の光軸調整が可能とされる。
このように発光ユニット17A、17B、17Cにおける赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16Cのそれぞれが発する赤色光、緑色光、青色光の光軸Pが個別に調整されることによって、これらの赤色光、緑色光及び青色光が合成された白色光が、インテグレータ20の狭面積部分である入射端面21Aへ好適に入射されることになる。
このインテグレータ20は、前述の如く、入射された光を内部で複数回全反射させることによって、出射端面21Bから出射される光の面内均一性を向上させるものであるが、この面内均一性は、インテグレータ20の入射端面21Aの面積が小さいほど、またはインテグレータ20の長さが長いほど向上する特性がある。液晶プロジェクタ20ひいては光源装置30の小型化の要請を達成するためには、入射端面21Aの面積を小さくして上記面内均一性を高める必要がある。このため、インテグレータ20の入射端面21Aは狭面積部分となり、この入射端面21Aへ上記白色光を好適に入射させるために、赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16Cのそれぞれが発する光の光軸Pを調整して、光源装置13の小型化と、光源装置13から照射(出射)される光の面内均一性の向上とを図っているのである。
以上のように構成されたことから、上記実施の形態によれば、次の効果(1)〜(4)を奏する。
(1)発光ユニット17A、17B、17Cのそれぞれは、LED16(赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16C)を取り付ける発光体取付部材23と、LED16からの熱を放熱する放熱部材24(放熱ユニット30の壁31A、31B、31C)と、発光体取付部材23と放熱部材24との間に介在され、弾性変形可能で、熱伝導性の良好な材質にて構成された熱伝導シート25と、発光体取付部材23、熱伝導シート25及び放熱部材24を結合する光軸調整用ねじ26とを有する。そして、この光軸調整用ねじ26を回転させることによる当該ねじのリードに応じて熱伝導シート25が弾性変形されて、LED16が放熱部材24に対して変位し、当該LED16が発光する光の光軸Pが調整可能に構成される。このことから、個々のLED16(赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16C)が発する光の光軸Pを良好に調整することができる。
と同時に、弾性変形された熱伝導シート25を介して、LED16が発する熱を放熱部材24へ良好に伝播できるので、光源装置13の放熱性を確保することができる。更に、熱伝導シート25の弾性変形の範囲内であれば、光軸調整用ねじ26を緩める過程で熱伝導シート25が復元するので、この光軸調整用ねじ26の頭部が放熱部材24の表面から突出せず、従って、放熱部材24と筐体34との密着性が保持されて、光源装置13の放熱性を充分に確保することができる。
(2)放熱部材24(放熱ユニット30の壁31A、31B、31C)の外面側から光軸調整用ねじ26を操作することで、LED16(赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16C)が発する光の光軸Pを調整できる。従って、光源装置13を液晶プロジェクタ10の筐体34に取り付けた状態でも、この光源装置13のLED16が発する光の光軸Pを調整でき、光軸調整作業を容易化できる。
(3)放熱部材24(放熱ユニット30の壁31A、31B、31C)が、光源装置13を具備する液晶プロジェクタ10の筐体34に面接触状態で配設されることから、LED16(赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16C)の熱を、放熱部材24を介して液晶プロジェクタ10の筐体34からも放熱できるので、光源装置13の放熱性を更に高めることができる。
(4)LED16(赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16C)において、発光体取付部材23が、熱伝導シート25を介し光軸調整用ねじ26を用いて、放熱部材24(放熱ユニット30の壁31A、31B、31C)に結合される構造がコンパクトに構成されている。このことから、複数個のLED(赤色LED16A、緑色LED16B、青色LED16C)を使用しても小型の光源装置13を実現することができる。
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、光源装置13の放熱ユニット30を液晶プロジェクタ10の筐体34に直接装着するのではなく、発光ユニット17A、17B、17Cが配置された光源装置13の放熱ユニット30を、放熱ジェルシートを介してヒートシンクに圧入し、このヒートシンクを液晶プロジェクタ10の筐体34に装着してもよい。
また、上記実施の形態では、発光体取付部材23および放熱部材24は、アルミニウム合金で構成されるものを述べたが、アルミニウム合金に限定するものでなく、光源が安定に動作する温度に保持できるように、光源装置13で発生する熱を放熱部材24を用いて放熱する目的を果たすために選定された材質であれば、いかなる材質で構成されてもよい。
また、上記実施の形態では、発光ユニット17Aの赤色LED16Aが赤色光を、発光ユニット17Bの緑色LED16Bが緑色光を、発光ユニット17Cの青色LED16Cが青色光を発光するものを述べたが、白色光を発光するLEDを備えた発光ユニットを1個または複数個具備する光源装置13であってもよい。
また、上記実施の形態では、各LEDの発光色(可視光)が赤、緑、青の場合を述べたが、イエロー、マゼンダ、シアンであってもよい。更にLEDは、紫外光や赤外光等の不可視光、または白色光を含む全ての発光色のいずれかを発光するものでもよい。
更に、上記実施の形態では、単板式の液晶プロジェクタを例に説明しているが、本発明は、単板DLP方式、単板LCOS方式、多板液晶方式、多板DLP方式、多板LCOS方式の各液晶プロジェクタに適用可能であり、更に一般照明にも適用できる。
また、上記実施の形態では、発光体がLEDの場合を述べたが、レーザー発光素子を備えた半導体レーザーに対しても本発明を適用できる。
本発明に係る光源装置を備えた単板式の液晶プロジェクタの構成を示す構成図である。 図1の光源装置を示す平面図である。 図2のIII矢視断面図である。 図2の発光ユニットを示す断面図である。 図4のV矢視図である。 従来の光源装置を示す概略断面図である。
符号の説明
10 液晶プロジェクタ
11 液晶パネル
13 光源装置
16 LED(発光体)
16A 赤色LED(発光体)
16B 緑色LED(発光体)
16C 青色LED(発光体)
17A、17B、17C 発光ユニット
21A 入射端面
20 インテグレータ
23 発光体取付部材
24 放熱部材
25 熱伝導シート(熱伝導部材)
26 光軸調整用ねじ
30 放熱ユニット
31A、31B、31C 壁
32 底面
34 筐体
P 光軸
M 調整範囲

Claims (7)

  1. 発光体と、上記発光体を取り付ける発光体取付部材と、上記発光体からの熱を放熱する放熱部材とにより構成されて、上記発光体から照射される光を照射する光源装置であって、
    上記発光体取付部材と上記放熱部材との間に、弾性変形が可能で、熱伝導性の良好な材質にて構成された熱伝導部材を介在させて、上記発光体取付部材と上記放熱部材を複数の光軸調整用ねじで結合し、
    上記光軸調整用ねじを回転させることによるねじのリードに応じて、上記介在させた熱伝導部材が弾性変形されて、上記発光体が上記放熱部材に対して変位し、当該発光体の光軸が調整可能に構成されたことを特徴とする光源装置。
  2. 上記熱伝導部材は、ゲル状態の熱伝導シートであることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 上記放熱部材は、当該光源装置を具備する製品の筐体に面接触状態で配設されることを特徴とする請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 上記複数の光軸調整用ねじは、放熱部材の面内において、直交する直線上のそれぞれに少なくとも1個、合計3個以上設置されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の光源装置。
  5. 上記発光体は、赤色を発光する赤色発光体、緑色を発光する緑色発光体、青色を発光する青色発光体であり、
    各発光体では、それぞれの発光体を取り付ける発光体取付部材が、熱伝導部材を介し複数の光軸調整用ねじを用いて放熱部材に結合され、これらの放熱部材が互いに連結されて一体に構成されると共に、各発光体からの光を合成して照射するよう構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光源装置。
  6. 上記発光体は、発光色が可視光、不可視光、白色光を含む全ての発光色のいずれかを発光するものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光源装置。
  7. 上記発光体は、LED発光素子を備えたLED、またはレーザー発光素子を備えた半導体レーザーであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光源装置。
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