JP4462935B2 - オゾン処理方法及びオゾン処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体基板や液晶基板などの基板表面に、少なくともオゾンを含んだ処理ガスを吹きかけて、当該基板表面に酸化膜を形成したり、或いは基板表面に形成された酸化膜を改質したり、更には、基板表面に形成されたレジスト膜を除去するオゾン処理方法及びオゾン処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記オゾン処理装置として、特開平5−166718号公報に開示されたアッシング装置が知られている。このアッシング装置100は、図3に示すように、その上面にウエハWが載置される載置台101と、前記ウエハWの上方に、このウエハWの表面と所定量の距離gを設けて設置された透明な石英板102と、この石英板102の前記ウエハWとの対向面に開口するように配設されたノズル103と、前記石英板102の上方に設けられた複数の紫外線ランプ104などから構成される。
【0003】
尚、前記載置台101,石英板102,ノズル103及び紫外線ランプ104は、閉塞空間を備えたチャンバ(図示せず)内に配設されている。また、前記載置台101にはヒータ(図示せず)が内蔵されており、前記ノズル103にはオゾンガス生成装置(図示せず)が接続されている。
【0004】
このように構成されたアッシング装置100によれば、前記載置台101の上面に載置されたウエハWが、前記ヒータ(図示せず)によって所定温度に加熱され、前記オゾンガス生成装置(図示せず)によって生成された所定濃度のオゾンガス(処理ガス)が、この加熱されたウエハWに向けて前記ノズル103から吐出される。
【0005】
このようにして吐出されたオゾンガスは、前記ウエハWに衝突した後、これに沿って流れるオゾンガス層を形成するとともに、前記紫外線ランプ104によって紫外線を照射される。このような流れの中で、オゾン(O)はウエハWにより加熱され、このように加熱されたり、ウエハWやレジストと接触したり、或いは前記紫外線ランプ104より紫外線を照射されることによって酸素(O)と活性酸素(O)に分解され、ウエハW表面に形成されたレジスト膜が、この活性酸素との熱化学反応によって除去される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記石英板102は、ウエハWの表面に沿って流れるオゾンガス流の流速を制御するものであり、ウエハWとの間隔gが小さければ、オゾンガス流の層厚が薄くなって、その流速は速くなり、前記ノズル103から離れた部分であっても、ウエハW表面を効率的に処理することができ、その処理範囲が広くなる。
【0007】
一方、前記間隔gが大きいと、オゾンガス流の層厚が厚くなって、その流速が遅くなり、前記ノズル103から離れた部分が未処理となって、ウエハW表面の処理範囲が狭くなる。
【0008】
従って、前記間隔gは、上記処理を広範囲に渡って効率的に実施することができるように、これを可能な限り小さくなるように設定することが好ましい。
【0009】
ところが、前記間隔gを小さくしてオゾンガス流の流速を速くした場合、その状態が一定時間以上維持されると、前記ノズル103の直下にあたる部分やその近傍のウエハW表面が、流速の速いオゾンガス流によって冷却され、その表面温度が低下して、同部におけるオゾンガスの分解が抑制されることになるのである。このため、却って、温度低下したウエハW表面部分に未処理部分や処理ムラを生じる事態を招いていた。或いは、このような未処理部分や処理ムラの発生を防止するために、長時間にわたって処理を行う必要を生じていた。
【0010】
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、基板表面を短時間のうちに均一に処理することが可能なオゾン処理方法及びオゾン処理装置の提供をその目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及びその効果】
本発明は、載置台上に載置された基板を、加熱手段によって加熱するとともに、前記基板と対向して配設された対向板の吐出孔から、オゾンを含んだ処理ガスを前記基板に向け吐出して、前記基板表面を処理する方法であって、前記処理ガスの吐出中に、前記載置台上の基板と前記対向板との間の間隔を変化させるようにしたことを特徴とするオゾン処理方法に係る。
【0012】
そして、このオゾン処理方法は、以下の装置発明によってこれを好適に実施することができる。即ち、この装置発明は、基板が載置される載置台と、前記載置台上の基板を加熱する加熱手段と、前記載置台上の基板と対向して配設されるとともに、前記基板との対向面に開口し、オゾンを含んだ処理ガスを前記基板に向けて吐出する吐出孔を備えた対向板と、前記対向板の吐出孔に前記処理ガスを供給して吐出せしめるガス供給手段と、前記載置台及び/又は対向板を昇降させ、前記載置台と対向板とを相互に接近/離反させる昇降手段と、前記昇降手段の作動を制御する制御手段とを備えて構成され、前記制御手段が、前記処理ガスの吐出中に前記昇降手段を動作せしめて、前記載置台上の基板と対向板との間の間隔を変化させるように構成されてなることを特徴とするオゾン処理装置に係る。
【0013】
本発明によれば、オゾンを含んだ処理ガスが前記ガス供給手段によって供給され、供給された処理ガスが前記載置台上に載置された基板と対向して配設された対向板の吐出孔から、前記基板に向けて吐出される。また、前記基板が前記加熱手段によって加熱される。
【0014】
前記吐出孔から吐出された処理ガスは、前記基板に衝突した後、これに沿って流れる処理ガス層を形成し、このような流れの中で、オゾン(O)は基板により加熱され、このように加熱されたり、基板やレジストと接触することによって酸素(O)と活性酸素(O)に分解され、この活性酸素(O)によって、基板表面に酸化膜が形成されたり、或いは基板表面上の酸化膜が改質されたり、更には、基板表面に形成されたレジスト膜が活性酸素との熱化学反応によって除去される。
【0015】
ところで、上述したように、前記対向板は基板表面に沿って流れる処理ガス流の流速を制御するものであり、基板と対向板との間の間隔が小さければ、処理ガス流の層厚が薄くなって、その流速が速くなる一方、前記間隔が大きければ、処理ガス流の層厚が厚くなって、その流速が遅くなる。
【0016】
そして、処理ガス流の流速が遅い場合には、前記吐出孔から離れた部分を処理することができず、基板表面を広範囲にわたって処理することができないという問題がある。一方、前記間隔を狭くして処理ガス流の流速を速くした場合には、その状態を一定時間以上維持すると、前記吐出孔の直下にあたる部分やその近傍の基板表面が、流速の速い処理ガス流によって冷却され、その表面温度が低下して、同部におけるオゾンガスの分解が抑制され、却って、基板表面に未処理部分や処理ムラを生じ、或いは、このような未処理部分や処理ムラの発生を防止するために、長時間にわたって処理しなければならないという問題がある。
【0017】
そこで、本発明では、前記処理ガスの吐出中に、前記載置台上の基板と前記対向板との間の間隔を変化させるようにした。
【0018】
尚、間隔を変化させる態様としては、前記基板と対向板とを徐々に接近させて、前記間隔が徐々に狭くなるようにした態様を採ることができ、更に、この場合に、接近速度が漸次遅くなるようにしても良く、或いは、接近速度が段階的に遅くなるようにしても良い。
【0019】
このようにすれば、基板と対向板との間隔が広い初期状態では、処理範囲は狭いものの、前記吐出孔の直下部分やその近傍における基板表面を確実に処理することができ、以後、基板と対向板との間隔を徐々に狭めて、ガス流の流速を速くすることにより、処理範囲を徐々に広げ、結果として広範囲な基板表面を処理することが可能となる。斯して、このように基板と対向板との間隔を徐々に狭めることで、基板表面を広範囲にわたって均一に、しかも短時間のうちに処理することができる。
【0020】
また、前記基板と対向板とは、これらを周期的又は非周期的に接近/離反せしめて、その間隔を周期的又は非周期的に変化させるようにしても良く、更に、この場合に、接近速度が漸次遅くなるようにしても良く、或いは、接近速度が段階的に遅くなるようにしても良い。このようにしても、上記と同様の効果が得られる。
【0021】
また、前記基板の加熱温度は、200℃〜500℃の範囲が好ましい。この範囲内であれば、基板内に含まれる不純物の蒸発を上記処理と同時に行うことができる。また、前記処理ガスは、14重量%以上のオゾンを含むものが好適であり、オゾンとTEOS(Tetraethyl orthosilicate、ケイ酸テトラエチル、Si(CO))の混合ガスであっても良い。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をより詳細に説明するために、添付図面に基づいてこれを説明する。
【0023】
図1に示すように、本発明にかかるオゾン処理装置1は、所定の内容積を有する処理チャンバ10と、この処理チャンバ10内に配設され、その上面に基板Kが載置される載置台20と、この載置台20を昇降させる昇降手段30と、この昇降手段30の作動を制御する制御手段35と、前記載置台20の上方に配設された対向板40などを備えている。
【0024】
前記処理チャンバ10は、蓋体11によって閉じられるとともに、適宜排出口(図示せず)によって処理チャンバ10内のガスが外部に排出されるように構成されている。また、前記処理チャンバ10には、搬入/搬出口(図示せず)が形成されており、この搬入/搬出口(図示せず)を介して基板Kが適宜処理チャンバ10内に搬入/搬出される。
【0025】
また、前記処理チャンバ10の底面には、先端が先鋭に形成された複数の支持針12が立設されており、前記搬入/搬出口(図示せず)から処理チャンバ10内に搬入された基板Kが、この支持針12の先端面に仮置きされるようになっている。
【0026】
前記載置台20は、ヒータなどからなる加熱手段(図示せず)を内臓しており、上面に載置された前記基板Kを、この加熱手段(図示せず)によって加熱する。
【0027】
また、前記載置台20には、貫通孔(図示せず)が形成されており、前記支持針12は、前記載置台20が下降端位置にある時に、この貫通孔(図示せず)に挿通されて、その先端が載置台20の上面より上方に突出する一方、前記載置台20が前記昇降手段30によって前記下降端位置から所定量上昇せしめられると、前記貫通孔(図示せず)から抜き取られるようになっている。
【0028】
斯して、前記載置台20が下降端位置にある時に、前記支持針12上に基板Kが仮置きされた後、前記載置台20が前記昇降手段30によって上昇せしめられると、前記支持針12が載置台20に対して相対的に没して、前記基板Kが載置台20上に載置される。
【0029】
前記昇降手段30は、前記処理チャンバ10の底面を貫通して設けられる昇降ロッド31を備えており、この昇降ロッド31によって前記載置台20を支持して、当該載置台20を昇降せしめる。
【0030】
前記対向板40は、前記載置台20上の基板Kと対向するように、前記処理チャンバ10に適宜固定されており、上面から下面に貫通した貫通孔41を備えている。また、この貫通孔41には、ノズル42が、前記対向板40の基板Kとの対向面に開口するように嵌挿,固定されており、このノズル42には、所定濃度のオゾンガス(処理ガス)を生成するオゾンガス生成装置43が接続されている。
【0031】
尚、前記ノズル42の開口部42aは、前記オゾンガス(処理ガス)を基板Kに向けて吐出する吐出孔44として機能するものであり、前記オゾンガス生成装置43によって生成されたオゾンガスが、前記ノズル42に供給された後、前記吐出孔44から基板Kに向けて吐出される。
【0032】
前記制御手段35は、前記昇降手段30の作動を制御するものであり、前記昇降手段を駆動して、予め設定された速度で前記載置台20を昇降させる。
【0033】
例えば、図2に示すように、本例では、前記制御手段35は、載置台20を、下降端位置から載置台20上の基板Kと対向板40との間隔gが3mmとなる位置まで上昇させる第1上昇ステップでは、上昇速度を1200mm/minに設定し、前記間隔gが2mmとなる位置まで上昇させる第2上昇ステップでは、上昇速度を6mm/minに設定し、前記間隔gが1mmとなる位置まで上昇させる第3上昇ステップでは、上昇速度を3mm/minに設定し、前記間隔gが0.5mmとなる位置(上昇端位置)まで上昇させる最終上昇ステップでは、上昇速度を1mm/minに設定して、前記昇降手段30を駆動する。また、載置台20を上昇端位置から下降端位置に降下させる際には、降下速度を1200mm/minに設定して、前記昇降手段30を駆動する。
【0034】
以上のように構成された本例のオゾン処理装置1によれば、まず、基板Kが、適宜手段により前記搬入/搬出口(図示せず)から処理チャンバ10内に搬入されて前記支持針12上に載置される。尚、この時、前記載置台20は下降端位置に位置している。
【0035】
ついで、制御手段35により昇降手段30が駆動されて、載置台20が下降端位置から前記間隔gが3mmとなる位置まで、上昇速度1200mm/minで上昇せしめられる(第1上昇ステップ)。このようにして、載置台20が上昇せしめられると、支持針12が載置台20に対し相対的に没して、基板Kが載置台20上に載置され、載置台20上に載置された基板Kが前記加熱手段(図示せず)によって加熱される。
【0036】
また、載置台20の上昇とともに、前記オゾンガス生成装置43から所定濃度のオゾンガスが前記ノズル42に供給され、前記吐出孔44(42a)から基板Kに向けて吐出される。
【0037】
次に、載置台20は、吐出孔44からオゾンガスが吐出された状態のままで、前記間隔gが2mmとなる位置まで上昇速度6mm/minで上昇せしめられ(第2上昇ステップ)、以後、前記間隔gが1mmとなる位置まで上昇速度3mm/minで(第3上昇ステップ)、前記間隔gが0.5mmとなる位置(上昇端位置)まで上昇速度1mm/min(最終上昇ステップ)で、上昇速度を段階的に落としながら上昇せしめられる。
【0038】
斯くして、前記吐出孔44から吐出されたオゾンガスは、上昇過程にある基板Kに衝突した後、これに沿って流れるオゾンガス層を形成し、このような流れの中で、オゾン(O)は基板Kにより加熱され、このように加熱されたり、基板Kやレジストと接触することによって酸素(O)と活性酸素(O)に分解され、この活性酸素(O)によって、基板K表面に酸化膜が形成されたり、或いは基板K表面上の酸化膜が改質されたり、更には、基板K表面に形成されたレジスト膜が活性酸素との熱化学反応によって除去される。
【0039】
特に、基板Kと対向板40との間隔gが広い初期状態(例えば、第2上昇ステップ終了まで)では、オゾンガス流の流速が遅く、このため処理範囲は狭いものの、前記吐出孔44の直下部分やその近傍における基板K表面を確実に処理することができる。
【0040】
一方、第3上昇ステップを経て最終上昇ステップに至り、基板Kと対向板40との間隔g徐々に狭まって、オゾンガス流の流速が速くなると、処理範囲が徐々に広がり、結果として広範囲な基板K表面を処理することができる。
【0041】
このようにして、載置台20が上昇端に至った後所定時間が経過して、基板Kが十分に処理されると、次に、制御手段35により昇降手段30が駆動されて、載置台20が上昇端位置から下降端位置まで下降速度1200mm/minで下降せしめられ(下降ステップ)、下降完了後、支持針12上に載置された基板Kが、前記適宜手段によって搬入/搬出口(図示せず)から処理チャンバ10外に搬出される。
【0042】
このように、本例のオゾン処理装置1によれば、基板Kと対向板40との間隔gを、速度を段階的に落としながら狭めているので、基板K表面を広範囲にわたって均一に、しかも短時間のうちに処理することができる。
【0043】
尚、前記基板Kの加熱温度は、200℃〜500℃の範囲が好ましい。この範囲内であれば、基板K内に含まれる不純物の蒸発を上記処理と同時に行うことができる。また、前記オゾンガスは、14重量%以上のオゾンを含むものが好適であり、オゾンとTEOS(Tetraethyl orthosilicate、ケイ酸テトラエチル、Si(CO))の混合ガスであっても良い。
【0044】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
【0045】
例えば、上例では、昇降手段30を制御する制御手段35が、載置台20が対向板40に接近するにつれ、その上昇速度を段階的に低下させるように構成されているが、これに限られるものではなく、前記上昇速度を徐々に滑らかに低下させるように構成されていても良い。このようにしても、上記と同様の効果が奏される。
【0046】
また、前記制御手段35は、載置台20を周期的又は非周期的に昇降させて、前記間隔gを拡縮させるように構成されたものであっても良い。このようにしても、前記間隔gが変化せしめられ、上例と同様の効果が奏される。更にこの場合に、載置台20を上昇させる際の速度を、対向板40に接近するにつれ、上昇速度を段階的に低下させるようにしても良く、或いは、徐々に滑らかに低下させるようにしても良い。
【0047】
また、上述の例では、載置台20を上昇させるように構成したが、これに限られるものではなく、逆に、対向板40を降下させるように構成しても良い。更に、載置台20及び対向板40の双方を昇降させて、これらを相互に接近/離反させて、その間隔を拡縮するように構成しても良い。
【0048】
【産業上の利用可能性】
以上のように、本発明にかかるオゾン処理方法及びオゾン処理装置は、半導体基板や液晶基板などの基板表面への酸化膜の形成や当該基板表面に形成された酸化膜の改質、或いは、当該基板表面に形成されたレジスト膜の除去の際に、好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明にかかる好ましいオゾン処理装置を示した断面図である。
【図2】 載置台を上昇させる位置とその上昇速度との関係を説明するための説明図である。
【図3】 従来例に係るオゾン処理装置の一部を示した正面図である。
【符号の説明】
1 オゾン処理装置
10 処理チャンバ
12 支持針
20 載置台
30 昇降手段
35 制御手段
40 対向板
42 ノズル
43 オゾンガス生成装置
K 基板

Claims (14)

  1. 載置台上に載置された基板を、加熱手段によって加熱するとともに、前記基板と対向して配設された対向板の吐出孔から、オゾンを含んだ処理ガスを前記基板に向け吐出して、前記基板表面を処理する方法であって、
    前記処理ガスの吐出中に、前記載置台上の基板と前記対向板との間の間隔を変化させるようにしたことを特徴とするオゾン処理方法。
  2. 前記基板と対向板との間の間隔が徐々に狭くなるように、前記基板と対向板とを接近させるようにした請求項1記載のオゾン処理方法。
  3. 前記基板と対向板とを接近させる速度を徐々に遅くした請求項2記載のオゾン処理方法。
  4. 前記基板と対向板とを接近させる速度を段階的に遅くした請求項3記載のオゾン処理方法。
  5. 前記基板と対向板との間の間隔が、周期的又は非周期的に変化するように、前記基板と対向板とを周期的又は非周期的に接近/離反せしめるようにした請求項1記載のオゾン処理方法。
  6. 前記基板と対向板とを接近させる速度を徐々に遅くした請求項5記載のオゾン処理方法。
  7. 前記基板と対向板とを接近させる速度を段階的に遅くした請求項6記載のオゾン処理方法。
  8. 基板が載置される載置台と、
    前記載置台上の基板を加熱する加熱手段と、
    前記載置台上の基板と対向して配設されるとともに、前記基板との対向面に開口し、オゾンを含んだ処理ガスを前記基板に向けて吐出する吐出孔を備えた対向板と、
    前記対向板の吐出孔に前記処理ガスを供給して吐出せしめるガス供給手段と、
    前記載置台及び/又は対向板を昇降させ、前記載置台と対向板とを相互に接近/離反させる昇降手段と、
    前記昇降手段の作動を制御する制御手段とを備えて構成され、
    前記制御手段が、前記処理ガスの吐出中に前記昇降手段を動作せしめて、前記載置台上の基板と対向板との間の間隔を変化させるように構成されてなることを特徴とするオゾン処理装置。
  9. 前記制御手段が、前記載置台と対向板とを接近させて、前記基板と対向板との間の間隔が徐々に狭くなるように、前記昇降手段の作動を制御するように構成されてなる請求項8記載のオゾン処理装置。
  10. 前記制御手段が、前記基板と対向板とを接近させる速度を徐々に遅くするように、前記昇降手段の作動を制御するように構成されてなる請求項9記載のオゾン処理装置。
  11. 前記制御手段が、前記基板と対向板とを接近させる速度を段階的に遅くするように、前記昇降手段の作動を制御するように構成されてなる請求項10記載のオゾン処理装置。
  12. 前記制御手段が、前記基板と対向板とを周期的又は非周期的に接近/離反させて、前記基板と対向板との間の間隔が、周期的又は非周期的に変化するように、前記昇降手段の作動を制御するように構成されてなる請求項8記載のオゾン処理装置。
  13. 前記制御手段が、前記基板と対向板とを接近させる速度を徐々に遅くするように、前記昇降手段の作動を制御するように構成されてなる請求項12記載のオゾン処理装置。
  14. 前記制御手段が、前記基板と対向板とを接近させる速度を段階的に遅くするように、前記昇降手段の作動を制御するように構成されてなる請求項13記載のオゾン処理装置。
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