JP4461493B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の弾球遊技機では、演算を実行するCPUとは別に、一定の間隔(例えば2ms周期)でリセット信号を発生する外部回路を備えている。外部回路が発するリセット信号はCPUのリセット端子に入力され、CPUに一定の間隔でリセット割込を発生させている。CPUはこの定期的に発生されるリセット割込により弾球遊技機を制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記例示した方式では、リセット信号を一定の間隔で発生する外部回路が必要となるという問題点があった。
【0004】
【0005】
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために請求項1記載の弾球遊技機は、演算を実行する演算手段と所定の間隔で繰り返し割込信号を発生させる割込信号発生手段とを内蔵する中央処理装置を備えており、前記中央処理装置に内蔵される演算手段は、弾球遊技機の電源が投入された場合のリセット信号の入力に基づき行われる第1処理と、その第1処理に割込んで行われると共に、前記所定の間隔で繰り返し行われる第2処理とを実行可能であり、前記第1処理は、スタックポインタの初期化を行うスタックポインタ初期化処理と、割込の実行を許可する第1割込許可処理とを含み、前記第2処理は、前記中央処理装置に内蔵される割込信号発生手段により割込信号が発生された場合に実行され、かつ、スタックポインタを復帰処理の実行により第2処理の実行前の状態に復帰させるスタックポインタ復帰処理と、割込の実行を許可する第2割込許可処理と、弾球遊技機の制御を実行する制御処理とを含むものである。
【0008】
請求項2記載の弾球遊技機は、請求項1記載の弾球遊技機がパチンコ遊技機である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。本実施例では、弾球遊技機の一例としてパチンコ遊技機を用いて説明する。
【0010】
図1は、パチンコ遊技機Pの遊技盤の正面図である。遊技盤1の周囲には、打球が入賞することにより5個から15個の遊技球が払い出される複数の入賞口2が設けられている。また、遊技盤1の中央には、複数種類の識別情報としての図柄などを表示する液晶(LCD)ディスプレイ3が設けられている。このLCDディスプレイ3の表示画面は横方向に3分割されており、3分割された各表示領域において、それぞれ図柄の変動表示が行われる。
【0011】
LCDディスプレイ3の下方には、図柄作動ゲート4が設けられ、この図柄作動ゲート4を打球が通過すると、LCDディスプレイ3の変動表示が開始される。図柄作動ゲート4の下方には、特定入賞口(大入賞口)5が設けられている。この特定入賞口5は、LCDディスプレイ3の変動後の表示結果が予め定められた図柄の組み合わせの1つと一致する場合に、大当たりとなって、打球が入賞しやすいように所定時間(例えば、30秒経過するまで、あるいは、打球が10個入賞するまで)開放される入賞口である。この特定入賞口5内には、Vゾーン5aが設けられており、特定入賞口5の開放中に、打球がVゾーン5a内を通過すると、継続権が成立して、特定入賞口5の閉鎖後、再度、その特定入賞口5が所定時間(又は、特定入賞口5に打球が所定個数入賞するまで)開放される。この特定入賞口5の開閉動作は、最高で16回(16ラウンド)繰り返し可能にされており、開閉動作の行われ得る状態が、いわゆる所定の遊技価値の付与された状態(特別遊技状態)である。
【0012】
図2は、かかるパチンコ遊技機Pの電気的構成を示したブロック図である。パチンコ遊技機Pの制御部Cは、演算装置であるCPU11と、不揮発性で電気的書換可能なメモリであるEEPROM16と、入出力ポート17とが、バスライン18により相互に接続されて構成されている。
【0013】
CPU11は、その内部に、演算回路12、タイマ割込回路13、図5及び図6のフローチャートに示すプログラムや各種のデータを記憶したROM14、保存メモリ15aをはじめとする各種のワークエリアとして機能するRAM15等を備えている。演算回路12は、ALUや各種レジスタ、プログラムカウンタ等を有する回路であり、ROM14に記憶されるプログラムに従って演算、即ちプログラムを実行する回路である。タイマ割込回路13は、設定した時間が経過した場合に、割込を発生させて(割込要求13g1〜13g5を出力して)、CPU11に割込処理を行わせるための回路であり、タイマ1からタイマ5の5つの回路を備えている。
【0014】
図3は、かかるタイマ割込回路13のブロック構成図である。図3に示すように、タイマ割込回路13は、フリーランニングカウンタ13aと、5個のコンペアレジスタ13b1〜13b5と、割込フラグレジスタ13cと、割込マスクレジスタ13dと、10個のアンド回路13e1〜13e5,13f1〜13f5とを備えている。フリーランニングカウンタ13aは、クロック信号13hを入力するたびに1カウントずつアップする16ビットのカウンタであり、カウントアップによりカウント値がFFFFhとなった場合には、次のクロック信号13hによって0000hに戻される。
【0015】
コンペアレジスタ13b1〜13b5は、フリーランニングカウンタ13aの値と比較されるコンパレータ機能を有するレジスタであり、タイマ1からタイマ5の各タイマ毎にそれぞれ1個ずつ合計で5個設けられている。各コンペアレジスタ13b1〜13b5には、割込を発生させるタイミングに対応するカウント値が書き込まれ、このコンペアレジスタ13b1〜13b5に書き込まれたカウント値に、フリーランニングカウンタ13aのカウント値が一致すると、割込フラグレジスタ13cの対応する割込フラグ13c1〜13c5がオンされる。
【0016】
割込フラグレジスタ13cは、フリーランニングカウンタ13aのカウント値がコンペアレジスタ13b1〜13b5のカウント値と一致した場合にオンされるフラグであり、割込の発生状態を示すものである。割込フラグレジスタ13cの割込フラグ13c1〜13c5は、各タイマ1〜5毎に設けられ、各コンペアレジスタ13b1〜13b5にそれぞれ対応している。
【0017】
割込マスクレジスタ13dは、各タイマ1〜5毎に割込の許可または禁止を設定するためのものであり、各タイマ1〜5毎にそれぞれ設けられている。割込マスクレジスタ13dの対応するタイママスクレジスタ13d1〜13d5がオンされていると、そのタイマ1〜5の割込は許可状態にあり、逆に、オフされていると、そのタイマ1〜5の割込は禁止状態にある。
【0018】
10個のアンド回路13e1〜13e5,13f1〜13f5のうち前段のアンド回路13e1〜13e5は、各タイマ1〜5毎に、タイマ割込フラグ13c1〜13c5とタイママスクレジスタ13d1〜13d5とを入力して共にオンされている場合に、後段のアンド回路13f1〜13f5へオン信号を出力するものである。後段のアンド回路13f1〜13f5は、かかる前段のアンド回路13e1〜13e5の出力信号に加えて、CPU11全体の割込の許可または禁止の信号をそれぞれ入力して、各タイマ1〜5毎に、割込要求13g1〜13g5を発生させるものである。
【0019】
即ち、CPU11全体の割込が許可されている状態において、割込マスクレジスタ13dによって割込が許可されたタイマ1〜5について、フリーランニングカウンタ13aのカウント値とコンペアレジスタ13b1〜13b5のカウント値とが一致すると、割込フラグレジスタ13cの対応するタイマ割込フラグ13c1〜13c5がオンして、後段のアンド回路13f1〜13f5から対応する割込要求13g1〜13g5が出力されるのである。
【0020】
ここで、図4を参照して、割込ジャンプテーブルについて説明する。割込ジャンプテーブルは、割込要求13g1〜13g5があった場合に、プログラムのジャンプ先となるアドレスを記憶するテーブルである。CPU11は、割込要求13g1〜13g5が出力されると、その割込要求13g1〜13g5に対応する割込ジャンプテーブルのアドレスを参照し、プログラムカウンタの値をそのアドレスにセットして、割込処理を実行するのである。このため割込ジャンプテーブルのジャンプアドレス(ジャンプ先アドレス)には、対応する割込処理のプログラムが記憶されている。
【0021】
本実施例では、パチンコ遊技機Pの制御は、タイマ1割込により行われる。かかるジャンプアドレスは、リセット割込、イリーガルオペコードトラップ割込、クロックモニタ異常割込のジャンプアドレスと同一のRESET番地とされている。リセット割込は、パチンコ遊技機Pの電源投入時に実行される割込であり、イリーガルオペコードトラップ割込は、CPU11が未定義のオペコードをフェッチした場合に実行される割込である。また、クロックモニタ異常割込は、CPU11が備えるクロックモニタに異常が発生した場合に実行される割込である。即ち、これらのリセット割込、イリーガルオペコードトラップ割込、クロックモニタ異常割込は、静電気ノイズやACラインノイズ等のノイズ異常によって発生することが多いので、これらの割込のジャンプアドレスを、パチンコ遊技機Pの制御を行うタイマ1割込のジャンプアドレスと同一にすることにより、かかるノイズが生じた場合にも、パチンコ遊技機Pを誤動作させることなく、その制御を継続することができるのである。
【0022】
図2に説明を戻す。RAM15に設けられる保存メモリ15aは、タイマ1コンペアレジスタ13b1に書き込まれるカウント値を記憶するメモリである。本実施例のタイマ1割込は、2ms毎に実行される。よって、そのタイマ1割込により実行される割込処理毎に(図5のフローチャートの処理の実行毎に)、保存メモリ15aの値に2msに相当するカウント値を加算し、加算後のカウント値を保存メモリ15aに記憶すると共に、これをタイマ1コンペアレジスタ13b1へ書き込むようにしている。このためタイマ1割込が、フリーランニングカウンタ13aを用いたタイマ割込回路であっても、割込発生から実際の割込処理が開始されるまでの誤差時間を累積することなく、タイマ1割込を定期的に実行することができるのである。
【0023】
なお、本実施例では、コンペアレジスタ13b1〜13b5は、いずれも読み書き可能に構成されている。よって、保存メモリ15aを設けずに、タイマ1コンペアレジスタ13b1の値を直接読み出して、その値に2msに相当するカウント値を加算し、加算結果を、再度、タイマ1コンペアレジスタ13b1に書き込むように構成することが考えられる。しかし、コンペアレジスタ13b1〜13b5は、システムリセットまたはユーザリセットにより、その内容がFFFFhに初期化されてしまう。よって、かかる構成を用いた場合、リセット割込を発生させるようなノイズ等が生じると、タイマ1割込の割込間隔(周期)が乱れて、正常な制御を継続することができなくなってしまうのである。従って、本実施例では、ノイズ等によるかかる不具合を回避するべく、RAM15内に保存メモリ15aを設けて、その保存メモリ15aにタイマ1コンペアレジスタ13b1のカウント値を記憶させている。
【0024】
入出力ポート17は、バスライン18を介して接続されるCPU11やEEPROM16の他に、表示装置Dや他の入出力装置19等と接続されている。制御部Cは、この入出力ポート17を介して、表示装置Dや他の入出力装置19へ各種の動作コマンドを送って、これら各装置を制御する。即ち、LCDディスプレイ3の変動表示や特定入賞口5の開閉動作も、この動作コマンドに基づいて制御されるのである。
【0025】
表示装置Dは、CPU21と、プログラムROM22と、ワークRAM23と、ビデオRAM24と、キャラクタROM25と、画像コントローラ26と、入出力ポート27と、LCDディスプレイ3とを備えている。表示装置DのCPU21は、制御部Cから出力される動作コマンドに応じて、LCDディスプレイ3の表示制御(変動表示)を行うものであり、プログラムROM22には、このCPU21により実行されるプログラムが記憶されている。ワークRAM23は、CPU21によるプログラムの実行時に使用されるワークデータが記憶されるメモリである。
【0026】
ビデオRAM24は、LCDディスプレイ3に表示されるデータが記憶されるメモリであり、このビデオRAM24の内容を書き換えることにより、LCDディスプレイ3の表示内容が変更される。即ち、各表示領域における図柄の変動表示は、ビデオRAM24の内容が書き換えられることにより行われる。キャラクタROM25は、LCDディスプレイ3に表示される図柄などのキャラクタデータを記憶するメモリである。画像コントローラ26は、CPU21、ビデオRAM24、入出力ポート27のそれぞれのタイミングを調整して、データの読み書きを介在するとともに、ビデオRAM24に記憶される表示データをキャラクタROM25を参照して所定のタイミングでLCDディスプレイ3に表示させるものである。
【0027】
次に、上記のように構成されたパチンコ遊技機Pの制御部Cで実行される各処理について、図5および図6のフローチャートを参照して説明する。図5は、タイマ1割込により、2ms毎に実行される割込処理のフローチャートである。なお、図4の割込ジャンプテーブルに示すように、リセット割込のジャンプアドレスも、タイマ1割込のジャンプアドレスと同一のRESET番地である。よって、この割込処理は、電源投入時におけるリセット割込処理においても同様に実行されるのである。また、イリーガルオペコードトラップ割込、クロックモニタ異常割込が発生した場合にも同様に、この割込処理が実行される。
【0028】
この割込処理では、まず、CPU11全体の割込を禁止した後(S1)、タイマ1の割込要求13g1を解除するためにタイマ1割込フラグ13c1をクリアし(S2)、スタックポインタの値を初期化する(S3)。次に、RAM15の所定エリアに書き込まれているパターン(例えばキーワード等)をチェックして、正しく書き込まれているか否か、即ちパターンに異常があるか否かをチェックする(S4)。パターンに異常がある場合には(S4:Yes)、電源投入後のリセット割込処理により実行された処理であるので、かかる場合には、RAMの初期化処理を行い(S5)、フリーランニングカウンタ13aの値を保存メモリ15aに書き込むのである(S6)。なお、S4の処理においてチェックされる所定のパターンは、RAMの初期化処理において書き込まれる。
【0029】
S6の処理の後、または、S4のパターンチェックにおいて異常が発見されない場合には(S4:No)、S7の処理へ移行する。S7の処理では、保存メモリ15aに記憶されるカウント値に、割込間隔(周期)である2msに相当するカウント値を加算する(S7)。そして、加算後の保存メモリ15aの値をタイマ1コンペアレジスタ13b1に書き込み(S8)、次のタイマ1割込の発生時期をセットする。その後、タイマ1マスクレジスタ13d1をオンし(S9)、更に、CPU11全体の割込を許可した後に(S10)、パチンコ遊技機Pの制御処理であるメイン処理を実行する(S11)。
【0030】
メイン処理の実行後は(S11)、次のタイマ1割込が発生するまでの間、残余時間処理を繰り返す(S12)。図6は、残余時間処理のフローチャートであり、残余時間処理では所定の処理が行われる(S13)。なお、この所定の処理としては(S13)、例えば、LCDディスプレイ3に表示される図柄パターンの更新処理や、メイン処理(S11)で使用される乱数の更新処理等がある。
【0031】
残余時間処理の実行中に(S12)、フリーランニングカウンタ13aのカウント値がタイマ1コンペアレジスタ13b1のカウント値と一致して、タイマ1割込フラグ13c1がオンし、タイマ1割込が発生すると、既に、S9の処理によりタイマ1マスクレジスタ13d1はオンされており且つS10の処理によりCPU11全体の割込が許可されているので、アンド回路13f1によって、タイマ1の割込要求13g1が出力される。すると、CPU11は実行中の命令の終了後に、プログラムカウンタの値をスタックポインタに退避し、図5のフローチャートの割込処理を開始する。
【0032】
前記した通り、この割込処理では、S3の処理によりスタックポインタが初期化されているので、この割込処理の実行に際し、実行時間の長いRETI(RETurn Interrupt)命令を実行してスタックポインタの値を戻す必要がない。しかも、S9及びS10の処理により、タイマ1の多重割込が許可されているので、タイマ1割込フラグ13c1がオンされると、即座に、タイマ1の割込要求13g1が出力される。よって、タイマ1割込が発生してから短時間のうちに、この割込処理を実行することができるのである。これによりCPU11に内蔵されるタイマ割込を用いても、パチンコ遊技機Pの制御を行うことができるのである。
【0033】
【0034】
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
【0035】
例えば本実施例では、図5の割込処理は、タイマ1の割込処理の他に、リセット割込の割込処理とも共用されているので、S3の処理において、スタックポインタを戻すのではなく、初期化するように構成している。しかし、この割込処理がリセット割込の割込処理と共用されず、タイマ1の割込処理に専用される場合には、S3の処理において、スタックポインタを初期化するのではなく、例えばポップ命令を実行するなどしてスタックポインタの値を戻すように構成しても良い。
【0036】
なお、当然のことながら、割込処理がタイマ1の割込とリセット割込とで共用される場合においても、S3に相当するスタックポインタを操作する処理が、リセット割込の割込処理とタイマ1の割込処理とで分けられていれば、タイマ1の割込処理にて実行されるスタックポインタの操作処理を、スタックポインタの初期化に代えて、例えばポップ命令の実行などにより戻すように構成しても良い。
【0037】
以下に本発明の変形例を示す。請求項1記載の弾球遊技機の制御装置において、前記スタック復帰手段はスタックポインタの初期化を行うものであり、前記割込回路による割込発生時のジャンプ先アドレスは、電源の投入時に実行されるリセット割込のジャンプ先アドレスと同一にされていることを特徴とする弾球遊技機の制御装置2。よって、リセット割込が発生するような異常がノイズ等によって生じても、リセット割込のジャンプ先アドレスは、前記割込回路による割込発生時のジャンプ先アドレスと同一にされているので、異常なリセット割込の発生により前記割込処理が実行される。従って、弾球遊技機を誤動作させることなく、制御することができる。
【0038】
弾球遊技機の制御装置2において、前記割込回路による割込発生時のジャンプ先アドレスは、未定義のオペコードをフェッチした場合に発生するトラップ割込のジャンプ先アドレスと同一にされていることを特徴とする弾球遊技機の制御装置3。よって、トラップ割込が発生するような異常がノイズ等によって生じても、トラップ割込のジャンプ先アドレスは、前記割込回路による割込発生時のジャンプ先アドレスと同一にされているので、異常なトラップ割込の発生により前記割込処理が実行される。従って、弾球遊技機を誤動作させることなく、制御することができる。
【0039】
弾球遊技機の制御装置2若しくは3または請求項1記載の弾球遊技機の制御装置おいて、前記割込回路は、タイマ割込回路で構成され、所定のクロック毎に更新されるフリーランニングカウンタと、そのフリーランニングカウンタの値と比較されるコンペアレジスタとを備えており、前記フリーランニングカウンタの値が前記コンペアレジスタの値と一致した場合に割込を発生させるものであり、前記コンペアレジスタにセットされている値を記憶するセット値記憶手段と、前記タイマ割込回路による割込の発生時に前記セット値記憶手段の内容に割込間隔に相当する時間を加算する加算手段と、その加算手段による加算結果を前記コンペアレジスタおよびセット値記憶手段へ書き込む書込手段とを備えていることを特徴とする弾球遊技機の制御装置4。よって、フリーランニングカウンタを用いたタイマ割込であっても、割込発生から割込処理が開始されるまでの誤差時間を累積することなく、所望の間隔で割込を発生させることができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明の弾球遊技機によれば、リセット信号を一定の間隔で発生する外部回路を不要とすることが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。
【図2】 パチンコ遊技機の電気的構成を示したブロック図である。
【図3】 タイマ割込回路の構成を示したブロック図である。
【図4】 割込みジャンプテーブルを模式的に表した図である。
【図5】 割り込み処理を示したフローチャートである。
【図6】 残余時間処理を示したフローチャートである。
【符号の説明】
11 CPU(中央処理装置)
12 演算回路(演算手段)
13 タイマ割込回路(割込信号発生手段)
13a フリーランニングカウンタ
13b1〜b5 コンペアレジスタ
14 ROM
15 RAM
15a 保存メモリ
C 制御部
D 表示装置
P パチンコ遊技機(弾球遊技機)
S1〜S12 第1処理、第2処理
S3 スタックポインタ初期化処理
S10 割込許可処理(第1割込許可処理、第2割込許可処理)
S11 メイン処理(制御処理)

Claims (2)

  1. 演算を実行する演算手段と所定の間隔で繰り返し割込信号を発生させる割込信号発生手段とを内蔵する中央処理装置を備えた弾球遊技機であって、
    前記中央処理装置に内蔵される演算手段は、弾球遊技機の電源が投入された場合のリセット信号の入力に基づき行われる第1処理と、その第1処理に割込んで行われると共に、前記所定の間隔で繰り返し行われる第2処理とを実行可能であり、
    前記第1処理は、スタックポインタの初期化を行うスタックポインタ初期化処理と、割込の実行を許可する第1割込許可処理とを含み、
    前記第2処理は、
    前記中央処理装置に内蔵される割込信号発生手段により割込信号が発生された場合に実行され、
    かつ、スタックポインタを復帰処理の実行により第2処理の実行前の状態に復帰させるスタックポインタ復帰処理と、
    割込の実行を許可する第2割込許可処理と、
    弾球遊技機の制御を実行する制御処理とを含むことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記弾球遊技機がパチンコ遊技機であることを特徴とする請求項1記載の弾球遊技機。
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