JP4459956B2 - 位置決定システムにおける中継器識別 - Google Patents

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Description

関連出願
本出願は、2003年3月3日に出願された、米国仮特許出願第60/452,214号)の優先権を主張するものである。
本発明は、位置決定分野及び無線通信分野に関するものであり、より詳細には、中継器を採用する無線通信システムにおける位置決定に関するものである。
中継器は、無線通信システムにおけるカバレッジを拡大させる上での及びカバレッジギャップを埋める上での柔軟かつ費用対効果のある手段である。さらに、中継器は、多数のパイロットの影響を受けやすいCDMAシステムの1つのカバレッジエリア内において特定のパイロットを支配的にするためにも使用することができる。カバレッジを追加又は拡大させる上で中継器が通常、有用となる地域例は、渓谷、トンネル及びオフィスビル等の地形の変化である。中継器は、全基地局のコストのうちのわずかな部分を占めるにすぎないが、確立されている成熟したネットワークと同様に新たなネットワークにおいて使用するのにも適している。
中継器はいくつかの方法で実装することができる。最も一般的な実装においては、中継器は、図1において示されているように、双方向増幅器として機能する。中継器104は、順方向(下り)リンクにおいて、ドナーセル基地局(BTS)102から送信を受信し、該送信を増幅して加入者局(SS)106に送る。BTS102は、オムニステーション(omni station)であること又は複数のセクターを具備するセル内の1つのセクターであってもよい。SS106は、逆方向リンクにおいて、中継器104に送信を送り、中継器104は、該送信を増幅してBTS102に送る。以上のように、 中継器は、中継器が存在しなければ信頼できるカバレッジを有することができないかもしれない地域において、信頼できる信号をドナーセルと加入者局との間で中継する。
FCC指令に従い、GPS衛星、基地局、又はGPS衛星と基地局の組合せといった様々な源から受信した送信から加入者局にその所在位置を決定する能力を装備するための努力が進行中である。加入者局は、その正確な位置が既知である4つ以上の源から送信を受信する。これらの源は、単一の時間基準に合わせて同期がとられている。加入者局は送信の各々から時間測定値を導き出すが、当該時間測定値は源と加入者局との間の見通し線のパスに沿った飛行時間を表す。次に、該加入者局は、これらの時間測定値を位置決定エンティティ(PDE)に提供する。応答して、PDEは、(a)これらの時間測定値、(b)既知の光速、及び(c)該源の既知の所在位置から該加入者局の所在位置を推定する。あるいは、該加入者局は、該情報を用いて自己の位置を決定する。
無線通信システム内に中継器が存在することは、位置決定プロセスを不明瞭なものにしてしまう可能性がある。例えば、中継器の存在に起因して、加入者局は、基地局から発信されているが中継器によって中継された送信が基地局からの見通し線の送信であると誤って決め込んでしまう危険がある。この送信から導き出された時間測定値は、基地局と加入者局との間における飛行時間を誇張することがあるため、該時間測定値に基づく加入者局の所在位置の推定は誤っていることがある。
この問題は、図2を参照しつつさらに詳細に説明することができる。図示されているように、加入者局212は、GPS衛星202、BTS204、GPS衛星206、及びBTS208を具備する4つの源から送信を受信する。源202、204、及び206からの送信の各々は、見通し線の送信である。しかしながら、BTS208から受信される送信は2つ存在している。符号214によって識別されている第1の送信は、BTS208から直接受信される。符号216によって識別されている第2の送信は、中継器210によって中継される。BTS208からの両送信は、BTS208を一意で識別する同じPNコードによって変調される。中継器210によって中継された送信216は、送信214よりも強力であり、従って、加入者局212によって位置決定プロセスにおいて使用するために送信214の代わりに選択される。
加入者局212は、送信を受信した時点で、中継器210によって中継された送信216を、BTS208からの見通し線の送信として誤って識別する。このため、加入者局212は、該送信から導き出された時間測定値も、BTS208と加入者局212との間における飛行時間を表す値として誤って識別する。しかしながら、この時間測定値は、該飛行時間を表しておらず、実際には該飛行時間を誇張している。従って、この時間測定値に基づいた位置推定は、誤っていることがある。
[要約]
加入者局において受信された第1の信号が中継器によって中継されたかどうかを識別する方法が説明されている。一実施形態においては、該方法は、同期位置決定システムにおいて動作中の加入者局によって又は該加入者局内において実行される。該方法は、該第1の信号と第2の信号との間の到着時間差(time difference of arrival)を該加入者局において測定することから開始する。一実施形態においては、該第1の信号は、基地局から発信され、該第2の信号は、その源から直接受信されていて中継器によって中継されなかったことが既知である信号である。一実装においては、該第2の信号は、GPS衛星から発信される。
次に、該加入者局の可能性がある位置を示したポテンシャルソリューション面(potential solution surface)が、測定された到着時間差から形成される。一実施形態においては、該ポテンシャルソリューション面は、双曲面である。一実装においては、該双曲面は、該第1の信号に関する発信基地局の所在位置及び該第2の信号の発信源の所在位置にそれぞれ所在する2つの位置(locus)を有する二葉双曲面である。該二葉双曲面上の任意の点Pに関して、該点Pとこれらの2つの位置の間の距離の和は一定であり、該第1の信号と該第2の信号との間の測定された到着時間差に等しい。
前記第1の信号が中継器によって中継されたかどうかの決定が、該ポテンシャルソリューション面から導き出された情報に基づいて行われる。一実施形態においては、該第1の信号に関する該発信基地局の所在位置において地表とほぼ接する(tangential to)平面が形成され、該ポテンシャルソリューション面と交差されて交差曲線が形成される。該交差曲線が該第1の信号に関する該発信基地局のカバレッジエリアと交差しているか又は該カバレッジエリア内にある場合は、該第1の信号は、該第1の信号の該発信基地局から直接受信されたと識別される。該交差曲線が該第1の信号に関する該発信基地局のカバレッジエリアと交差しておらずさらに該カバレッジエリア外にある場合は、該第1の信号が中継器によって中継されたと識別される。
以下の図及び詳細な説明を検討した時点で、本発明のその他のシステム、方法、特徴及び利点が当業者には明確になるであろう。これらのさらなるシステム、方法、特徴及び利点はすべて、本説明の中に含まれること、本発明の範囲内にあること、及び添付された特許請求の範囲によって保護されることが意図されている。
図中の構成要素は、必ずしも一定の比率であるわけではなく、本発明の原理を例示することに重点が置かれている。これらの図において、同様の符号は種々の図面全体に渡って対応する部分を表す。
[詳細な説明]
本出願明細書において用いられている「約」、「ほぼ」、「実質的に」及び「近い」という表現は、当業界において(in the trade)容認できる許容値を考慮に入れて、数学的正確さにおけるある程度の余裕を許容することを意図している。従って、「約」、「ほぼ」、「実質的に」又は「近い」という表現によって修飾された値からの1%乃至20%以下の範囲内での上方又は下方への逸脱は、明確に提示された値の範囲内にあるとみなすべきである。
本出願明細書において用いられている「ソフトウェア」という用語は、ソースコード、アセンブリ言語コード、バイナリコード、ファームウェア、マクロ命令、ミクロ命令等、又は前記のうちの2つ以上の任意の組合せを含む。
「メモリ」という用語は、プロセッサによって読取可能でありさらにプロセッサによって実行可能な一連のソフトウェア命令を記憶することができる任意の媒体を意味しており、RAM、ROM、ERPOM、PROM、EEPROM、ディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、DVD、等、又は、これらのうちの2つ以上の任意の組合せを含むが、これらに限定するものではない。
「プロセッサ」又は「CPU」という用語は、一連の命令を実行することができる任意のデバイスを意味しており、汎用マイクロプロセッサ、専用マイクロプロセッサ、有限状態機械、コントローラ、コンピュータ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、等を含むが、これらに限定するものではない。
「論理」という用語は、ハードウェア内、ソフトウェア内、又はハードウェアとソフトウェアの任意の組合せ内における機能の実装を意味する。
「基地局」(BTS)という用語は、個々のセクターを含む。
「GPS衛星」という用語は、宇宙船(SVs)(space vehicles)を含む。
「位置決定システム」という用語は、無線通信システム上にオーバーレイされるか又は無線通信システム内に統合された位置決定システムを含む。
「同期」位置決定システムは、システムの要素のうちのすべての要素、実質的にすべての要素又は多くの要素に共通するシステム時間基準を有するシステムである。
第2の信号との関係における第1の信号の「到着時間差」という用語は、該第1の信号の到着時間と該第2の信号の到着時間との間の差の絶対値である。
環境例
図3のシステム300は、中継器を採用し得る無線通信システムにおける加入者局312の位置を決定する。このシステムは、本発明による方法が機能する環境の一例であり、その他の環境も可能であることが認識されるべきである。従って、この環境例についてのいずれの記載も、限定するものとして扱われるべきではない。
このシステムにおいては、加入者局312は、該加入者局内の受信機にとって可視である(visible)複数の源302、304、306、及び308によって送信された信号を受信する。さらに、源308からの信号は、直接に及び中継器310を通じた送信後に受信される。図示されているように、これらの源は、BTS、GPS衛星、又はBTSとGPS衛星の組合せである。図の例においては、源302及び306は、GPS衛星であり、源304及び308は、BTSである。さらに、BTS308は、中継器310との関係におけるドナー基地局である。
これらの源の各々は、該源を一意に識別する識別コードで変調される信号を送信する。一実装においては、該識別コードは、PNコードであり、これらのPNコードは、関係する源に応じて長さ又は周期性が異なる。IS−95に準拠したCDMAシステムの場合には、該PNコードは、26.67ミリ秒ごとに繰り返される長さ32,768チップのシーケンスである。現在のGPSシステムにおいては、該PNコードは、1ミリ秒ごとに繰り返される長さ1,023チップのシーケンスである。
源302、304、及び306によって送信された信号、及び、BTS308によって送信された信号314は、すべて、加入者局312によって直接受信される。従って、すべてが、各々の源との関係における見通し線信号(line of sight signals)である。しかしながら、基地局308から発信されさらに中継器310によって中継された信号316は、ドナーセル308の観点からは見通し線信号ではない。
位置決定エンティティ(PDE)318は、データベース320にアクセスすることができる。データベース320は、無線通信システム内に存在する中継器の各々に関するエントリを含む。これらのエントリの各々は、1個以上の校正パラメータのレコード、例えば、対応する中継器に関する位置及び時間補正、を具備する。この情報は、引用することによって本出願明細書の中に組み入れられている、2003年2月14日に出願された、Qualcomm Dkt.No.020407、米国特許出願第10/366,960において説明されている中継器校正方法のうちのいずれかの方法を用いて導き出される。各エントリは、ドナーセルのPNコードを用いてインデックスが付けられている。さらに、該データベースは、基地局、GPS衛星、又は基地局とGPS衛星の組合せのいずれであるかにかかわらず、システム300内の源の各々の現在位置を示す1つ以上のアルマナック(almanacs)を組み入れることもできる。図3において例示されているシステム300では、これらの1つ以上のアルマナックは、GPS衛星302と306の現在位置、及び基地局304と308の現在位置を示している。
加入者局312は、源から直接及び中継器を介して受信されたパイロット信号の各々に関する到着時間測定値を導き出すように構成された相関器を備える。あるいは、加入者局312内のプロセッサは、該相関器によって該プロセッサに提供された相関関数から到着時間測定値を決定するように構成されている。これらのパイロット信号は、一般的には、1つ以上のコンポジット信号の形態で加入者局312によって受信される。
システム300は、同期システム、即ち、システムの要素のうちのすべての要素又は少なくとも多くの要素に共通する、例えばGPS時間といった(但しこれに限定されない)時間基準を提供するシステムであると想定されている。加入者局312は、到着時間測定値がシステム時間に換算されるように(in terms of system time)、該情報を用いて該到着時間測定値を調整する。あるいは、このタスクは、PDE318によって実行される。同期無線通信システム例は、IS−95(CDMA)システム、CDMA2000システム、及びWCDMA(同期モード)システムである。
加入者局312はまた、該到着時間測定値のうちのいずれかの値が中継器によって中継された信号に関するものであるかどうかを識別するために本発明の方法を使用する。次に、加入者局312は、該到着時間測定値、及びこれらの測定値のうちのいずれが中継器によって中継されたかを示す指標、をPDE318に伝達する。
中継器によって中継された信号から導き出された時間測定値が存在する場合は、PDE318は、ドナーセルに関するPNコードを使用し、該中継器に関する校正パラメータをデータベース320から検索する。特に、PDE318は、該中継器に関する時間補正値及び該中継器の位置が含まれているレコードを検索する。次に、PDE318は、該中継器に関する該時間補正値を使用して、該パイロットから導き出された到着時間測定値を補正する。PDE318はまた、該ドナーセルの位置の代わりに該中継器の位置を使用する。PDE318は、中継器によって中継された信号に関わると決定された到着時間測定値の各々に関してこれらの調整を実行する。
次にPDE318は、補正された時間測定値及び更新された位置を用いて加入者局312の位置を決定する。同じく、一実装においては、加入者局312の位置を導き出すために既知の三角測量手順または三辺測量手順が用いられる。加入者局312の位置は、いったん決定されると、PDE318によって加入者局312に又はその他のネットワークエンティティに伝達され得る。
あるいは、加入者局312は、校正パラメータのデータベース320及び信号源の位置を示した1つ以上のアルマナックを用いて自己の位置を決定するが、該データベース及び1つ以上のアルマナックは、加入者局312によってアクセスできるにようになっている。
本発明の実施形態
本発明に従った方法の実施形態の流れ図が図4に例示されている。この流れ図は、ステップ402から開始し、ステップ402は、該第1の信号と第2の信号との間の到着時間差を加入者局において測定することを具備する。一実施形態においては、該第1の信号は、既知の所在位置及びカバレッジエリアを有する基地局から発信されたと想定されており、該第2の信号は、既知の所在位置を有する源から発信されたと想定されている。さらに、一実施形態においては、該第2の信号は、その源から直接受信されて中継器によって中継されたものではないことが既知である信号である。一構成においては、該第2の信号は、繰り返されない信号である。一実装においては、該方法は、位置決定システムにおいて動作中の加入者局によって実施される。一実装例においては、該位置決定システムは、同期位置決定システムである。
一実施形態においては、該第1の信号に関する該発信基地局の所在位置及び該第2の信号の該源の所在位置は、既知の値である。一実装においては、両値は、位置決定システム内の源のうちのすべての源又は少なくとも多くの源の現在の所在位置が維持されているアルマナックから得られる。一実装においては、該第1の信号及び該第2の信号は、両方ともパイロット信号である。
該流れ図は、ステップ402からステップ404に進み、測定された到着時間差から、加入者局の可能性がある位置を示したポテンシャルソリューション面(potential solution surface)を形成する。
一実施形態においては、該ポテンシャルソリューション面は、該第2の信号との関係における該第1の信号に関する到着時間差値、及び、該第1の信号と該第2の信号の既知の所在位置から導き出された双曲面である。一実装においては、図5Aに例示されているように、該双曲面は、第1の葉512及び第2の葉514を有する二葉双曲面500であり、該第1の信号に関する該発信基地局の既知の所在位置及び該第2の信号の該源の既知の所在位置に位置502及び504がそれぞれ所在している。
この二葉双曲面の1つの特徴は、該双曲面上の任意の点Pに関して、符号508によって識別されている第1の位置までの距離と符号509によって識別されている第2の位置までの距離の差は一定であり(又は実質的に一定であり)、さらに、ステップ402において測定された該第1の信号と該第2の信号との間の到着時間差に等しい(又は実質的に等しい)ことである。回転軸は、符号510によって識別されており、頂点503は、回転軸510と第2の葉514の交点であり、頂点505は、回転軸510と第1の葉512の交点である。図5Bは、二葉双曲面に関するパラメータ式を例示し、図5Cは、二葉双曲面に関する非パラメータ式を例示している。
次に、該ポテンシャルソリューション面から導き出された情報に基づいて、該第1の信号が中継器によって中継されたかどうかが決定される。一実施形態においては、この決定は、図4に点線で(in phantom)例示されているステップ406、408、412及び414を具備する。この実施形態においては、ステップ406は、ステップ404の後に続く。ステップ406は、該第1の信号に関する該発信基地局の所在位置において地表にほぼ接する平面を形成することを具備する。一実装においては、この平面は、既知の技術を用いて、地球の中心から延びて該発信基地局の該所在位置における地表の一点を通る法線ベクトル、及び該一点自体から形成される。次に、ステップ408が実施される。ステップ408は、ステップ406の結果得られた平面を、ステップ404の結果得られたポテンシャルソリューション面と交差させて、交差曲線を形成させることを具備する。
図6は、ステップ404の結果得られたポテンシャルソリューション面が図5の二葉双曲面500である場合における当該ステップの例を示す。平面602は、該第1の信号に関する該発信基地局の所在位置502において地表600とほぼ接する平面である。曲線604は、平面602を二葉双曲面500と交差させることによって形成された交差曲線である。
図4に戻ると、質問ステップ410がステップ408に後続する。ステップ410は、ステップ408の結果得られた交差曲線が、該第1の信号に関する該発信基地局のカバレッジエリアと交差しているか又は該カバレッジエリア内にあるかどうかを決定することを具備する。もしそうである場合は、ステップ412が実行される。ステップ412において、該第1の信号は、その発信基地局から直接受信されたと識別される。
ステップ410において、ステップ408の結果得られた交差曲線が、該第1の信号に関する該発信基地局のカバレッジエリアと交差しておらず、かつ該カバレッジエリア内にない場合は、ステップ414が実行される。ステップ414において、該第1の信号が中継器によって中継されたと識別される。
一実装においては、該発信基地局のカバレッジエリアは、PDEが利用可能なアルマナックによって提供された情報から導き出されるパラメータである。
図4において例示されているステップは、ある一定の順序で実施されるが、この順序が変えられた実施形態も可能であることが認識されるべきである。例えば、ステップ406は、ステップ402又はステップ404のいずれかと並行して又はステップ402及びステップ404の両方と並行して起こることができる。
図7は、該第1の信号に関する該発信基地局のカバレッジエリア702と交差しているか又は該カバレッジエリア内にある交差曲線604を例示している。従って、該第1の信号は、該加入者局において該発信基地局から直接受信されたと識別される。
図8は、該第1の信号に関する該発信基地局のカバレッジエリア702外にあり、かつ該カバレッジエリアと交差していない交差曲線604を例示している。従って、該第1の信号が中継器によって中継されたと識別される。
図9は、該第2の信号の源がGPS衛星である場合におけるタイムラインの一例を示した図である。符号908は、該第1の信号の到着時間を示し、符号910は、該第2の信号の到着時間を示している。これらの2つの値の差ρskは、ステップ404のポテンシャルソリューション面を形成するために用いられる到着時間差値である。該ポテンシャルソリューション面が二葉双曲面500である場合は、該GPS衛星の既知の所在位置は、二葉双曲面500の第2の位置504を形成する。
到着時間値908は、既知の技術を用いて、該加入者局にとって可視である基地局から受信されたパイロット信号の複合物(composite)を具備するコンポジット信号を、該第1の信号に関する該発信基地局を識別するPNコードと相互に関連づけることによって導き出された相関関数のピークを求めることによって決定される。到着時間値910は、既知の技術を用いて、該加入者局にとって可視であるGPS衛星から受信されたパイロット信号の複合物を具備するコンポジット信号を、該第2の信号の発信するGPS衛星を識別するPNコードと相互に関連づけることによって導き出された相関関数のピークを求めることによって決定される。
到着時間値908及び910は、両方とも、GPSシステム時間902に換算されている(in terms of GPS system time 902)。しかしながら、到着時間値908及び910の両方は、GPSシステム時間902に換算されているため、ここではGPSシステム時間902は直接には関係ない。従って、この値は、ρskの計算から除外される。
該第1の信号の到着時間908は、Δ、すなわち、GPSシステム時間と該第1の信号に関する該発信基地局におけるシステム時間との間のオフセットと、d、すなわち、該発信基地局からの送信と該加入者局における受信との間における1方向の伝播遅延との和である。値Δは、一般的には、既知の予め決定されている校正パラメータであり、値dは、該発信基地局と該加入者局との間における視野方向の遅延、又は、中継器を通じた伝播の結果発生する遅延、のうちのいずれかである。これらの値は、ρskを計算する上では必要ないためここでは直接的には関係ない。
図10は、該第2の信号の源が別の基地局である場合におけるタイムラインの一例である。符号908は、この場合も同じく該加入者局における該第1の信号の到着時間を示し、符号1002は、第2の基地局から発信される第2の信号が該加入者局に到着する時間を示している。これらの2つの値の差φijは、ステップ404のポテンシャルソリューション面を形成するために用いられる到着時間差値である。該ポテンシャルソリューション面が二葉双曲面500である場合は、該第2の基地局の既知の所在位置は、二葉双曲面500の第2の位置504を形成する。
到着時間値908及び1002は、両方とも、この場合も同じくGPS時間902に関わる値であり、この場合も同じくφijの計算から除外される。また、値Δ及びdはφijの計算には必要ないため同様に無関係である。
完全性のモニタリングを実行するために、該第1の信号との関係におけるGPS衛星信号に関する到着時間差値ρskも計算することができる。完全性をモニタリングする際には、該第1の信号を、その発信基地局から直接受信されたもの又は中継器によって中継されたもののいずれかとして別々に分類するために本発明の方法が用いられる。該分類のうちの一方は、φijを用いて実行され、他方は、ρskを用いて実行される。これらの結果が一致する場合は、これらの結果は信頼できる結果であるとみなされて受け入れられる。しかしながら、これらの結果が一致しない場合は、これらの結果は信頼できない結果であるとみなされ、該第1の信号を信頼できる形で分類するために、その他の信号源からの追加測定が行われ得る。
図11は、2つ以上のGPS衛星からの受信信号が加入者局によって受信されて完全性のモニタリングのために用いられる場合におけるタイムラインの一例である。この特定の例においては、2つのGPS衛星信号が用いられ、各々の信号の到着時間は、それぞれ符号1102及び1104によって示されている。さらに、これらの衛星の各々に関する到着時間差ρsk及びρsjも決定される。値ρskは、該第1の信号との関係における、これらの衛星信号のうちの1方に関する到着時間差であり、ρsjは、該第1の信号との関係における、これらの2つの衛星信号のうちの他方に関する到着時間差である。
本発明の方法を使用し、該到着時間差値のうちの一方の値であるρsk又はρsjを用いて該第1の信号を分類する。これらの到着時間差値のうちの他方を用いて該第1の信号を別個に分類する。これらの結果が一致する場合は、これらの結果は信頼できる結果であるとみなされて受け入れられる。これらの結果が一致しない場合は、該第1の信号を信頼できる形で分類できるようにするために追加測定が行われ得る。
図11の例は、2つのGPS衛星信号を用いた完全性のモニタリングを例示しているが、2つ以上の基地局信号、基地局信号とGPS衛星信号の組合せ、及び2つ以上のGPS衛星信号を用いて完全性のモニタリングが実行されるその他の例も可能であることが認識されるべきである。
図12は、本発明に従ったシステム1200の実施形態を例示した図である。例示されているように、この実施形態においては、システム1200は、図4の方法、又は、説明されているか又は示唆されている実施形態、実装、例、又はその変形のうちのいずれかを具現化した(embodying)ソフトウェア命令を保持するメモリ1202を具備する。システム1200はまた、メモリ1202によって保持されるソフトウェア命令にアクセスし該ソフトウェア命令を実行するように構成されたプロセッサ1204も具備する。本発明の方法を実行するに際しては、プロセッサ1204は、相関器(図示されていない)によって提供された到着時間値及び/又は到着時間差値にアクセスするが、該相関器は、受信機(図示されていない)によって該相関器に提供された信号からこれらの値を導き出す。これらの値は、直接に又はメモリ1202を通じてプロセッサ1204に提供され得る。システム1200の実施形態は、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの任意の組合せにより実現された実施形態が可能であることを理解すべきである。
図13は、図12のシステムを具現化するか又は組み込んだ無線通信システムにおける加入者局の例を示したブロック図である。但し、その他の例も可能であり、従って、図13内のいずれについても限定的に解釈されるべきではない。
無線トランシーバー1306は、音声又はデータといったベースバンド情報を変調してRF搬送波にのせるように構成されており、また、変調されたRF搬送波を復調してベースバンド情報を入手するように構成されている。
アンテナ1310は、変調されたRF搬送波を無線通信リンクで伝送し、また、変調されたRF搬送波を無線通信リンクで受け取るように構成されている。
ベースバンドプロセッサ1308は、CPU1302からのベースバンド情報を無線通信リンクで伝送するためにトランシーバー1306に提供するように構成されている。CPU1302は、ユーザーインタフェース1316内の入力デバイスから該ベースバンド情報を入手する。ベースバンドプロセッサ1308はまた、トランシーバー1306からのベースバンド情報をCPU1302に提供するようにも構成されている。CPU1302は、ユーザーインタフェース1316内の出力デバイスに該ベースバンド情報を提供する。
ユーザーインタフェース1316は、音声又はデータといったユーザー情報を入力又は出力するための複数のデバイスを具備する。ユーザーインタフェース内に一般的に含まれているデバイスは、キーボード、表示画面、マイク、及びスピーカーを含む。
GPS受信機1312は、加入者局にとって可視であるGPS衛星からのパイロット信号によって形成されたコンポジット信号を受信して復調し、また、復調された情報を相関器1318に提供するように構成されている。該コンポジット信号は、アンテナ1314を通じて受信される。
同様に、無線トランシーバー1306は、加入者局にとって可視である基地局によって送信されたパイロット信号によって形成されたコンポジット信号を受信して復調し、また、復調された情報を相関器1318に提供するように構成されている。該コンポジット信号は、アンテナ1310を通じて受信される。
この特定の例においては、GPS受信機1312及び無線トランシーバー1306は、同じフィルタチェーンを共有する。しかしながら、各々が別個のフィルタチェーンを有する状態で構成された例も可能であることが認識されるべきである。
相関器1318は、GPS受信機1312によって自身に提供された情報からGPS相関関数を導き出し、また、無線トランシーバー1306によって自身に提供された情報から基地局相関関数を導き出すように構成されている。
相関器1318はまた、相関器1318が導き出す相関関数のピークから到着時間測定値及び/又は到着時間差測定値を導き出すようにも構成されている。あるいは、CPU1302は、相関器1318によってCPU1302に提供された相関関数からこの情報を導き出してもよい。
この情報は、加入者局が無線通信サービスを取得するために及び/又は自己の位置を決定するか又は位置決定システム内のPDEあるいはその他のエンティティに自己の位置を決定させるために用いてもよい。
チャネル復号器1320は、ベースバンドプロセッサ1308によってチャネル復号器1320に提供されたチャネルシンボルを復号して基本となる(underlying)ソースビットにするように構成されている。これらのチャネルシンボルが畳み込み符号化された記号である第1の例においては、該チャネル復号器は、ビタビ(Viterbi)復号器である。これらのチャネルシンボルが畳み込み符号の直列連結又は並列連結である第2の例においては、チャネル復号器1320は、ターボ復号器である。
メモリ1304は、図4の方法、又は、説明されているか又は示唆されている実施形態、実装、例、又はその変形のうちのいずれかを具現化したソフトウェア命令を保持するように構成されている。
CPU1302は、これらのソフトウェア命令にアクセスして実行し、それによって、基地局から発信される信号が中継器によって中継されたかどうかを識別するように構成されている。
本発明の様々な実施形態が説明されたが、本発明の範囲内にあるその他の数多くの実施形態及び実装が可能であることが当業者にとって明らかであろう。
中継器の、基地局と加入者局の間における双方向増幅器としての典型的用途を例示したブロック図である。 位置決定システムにおいて中継器によって導入される不明瞭さを例示した図である。 加入者局の所在位置を計算し、さらに中継器によって中継されたと決定された信号から導き出された時間測定値を補正するための位置決定システムにおける位置決定エンティティを例示した図である。 加入者局によって受信された第1の信号が中継器によって中継されたかどうかを識別するための、本発明に従った一実施形態の流れ図である。 二葉双曲面を例示した図である。 二葉双曲面に関するパラメータ数式を例示している。 二葉双曲面に関する非パラメータ数式を例示している。 信号に関する発信基地局の所在位置において地表とほぼ接する平面を図5の二葉双曲面と交差させることによって形成された交差曲線を例示した図である。 交差曲線と信号に関する発信基地局のカバレッジエリアとの交差を例示した図である。 信号に関する発信基地局のカバレッジエリアと交差しておらずさらに該カバレッジエリア外にある交差曲線を例示した図である。 基地局から発信される第1の信号とGPS衛星から発信される第2の信号との間の到着時間差を例示したタイミング図である。 基地局からそれぞれ発信された第1の信号と第2の信号との間の到着時間差を例示したタイミング図である。 完全性をモニタリングするための複数の到着時間差値の利用を例示したタイミング図である。 加入者局によって受信された第1の信号が中継器によって中継されたかどうかを識別するための本発明の一実施形態に従ったシステムのブロック図である。 図12のシステムを具現化した又は組み込んだ加入者局のブロック図である。

Claims (20)

  1. 加入者局によって受信された第1の信号が中継器によって中継されたかどうかを識別する方法であって、
    前記第1の信号と第2の信号との間の到着時間差を前記加入者局において測定することと、
    前記加入者局の可能性がある位置を示すポテンシャルソリューション面を前記測定された到着時間差から形成することと、
    前記第1の信号が中継器によって中継されたかどうかを、前記ポテンシャルソリューション面から導き出された情報に基づいて識別すること、とを具備し、
    前記第1の信号は、所在位置及びカバレッジエリアを有する基地局から発信され、前記第2の信号は、所在位置を有する源から発信され、前記識別するステップは、
    前記第1の信号に関する前記発信基地局の前記所在位置において地表にほぼ接する平面を形成することと、
    前記平面を前記ポテンシャルソリューション面と交差させて交差曲線を形成することと、
    前記交差曲線が前記発信基地局の前記カバレッジエリアと交差するか又は前記カバレッジエリア内にある場合は、前記第1の信号は、前記発信基地局から直接受信されたと識別することと、
    前記交差曲線が前記第1の信号に関する前記発信基地局の前記カバレッジエリアと交差せず、かつ前記カバレッジエリア外にある場合は、前記第1の信号が中継器によって中継されたと識別すること、とを具備する方法。
  2. 前記第2の信号の源は、GPS衛星である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2の信号を発信する前記GPS衛星の前記所在位置は、アルマナックから入手される、請求項に記載の方法。
  4. 前記第2の信号の源は、基地局である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第2の信号を発信する前記基地局の前記所在位置は、アルマナックから入手される、請求項に記載の方法。
  6. 前記ポテンシャルソリューション面は、双曲面である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記双曲面は、2つの位置を有する二葉双曲面であり、第1の位置は、前記第1の信号に関する前記発信基地局の前記所在位置であり、第2の位置は、前記第2の信号の源の前記所在位置である、請求項に記載の方法。
  8. 前記発信基地局の前記所在位置は、アルマナックから入手される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1の信号は、パイロット信号である、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第2の信号は、パイロット信号である、請求項1に記載の方法。
  11. 請求項1の方法を具現化したソフトウェア命令が記憶されているメモリ。
  12. プロセッサ及び請求項11の前記メモリを具備するシステムであって、前記プロセッサは、前記メモリによって保持される前記ソフトウェア命令にアクセスし、前記ソフトウェア命令を実行するように構成されている、システム。
  13. 請求項12の前記システムを具現化した加入者局。
  14. 請求項11の前記メモリを組み込んでいるか又は含んでいる加入者局。
  15. 同期位置決定システムにおいて、加入者局において受信された第1の信号が中継器によって中継されたかどうかを識別する方法であって、
    前記第1の信号と第2の信号との間の到着時間差を前記加入者局において測定することであって、前記第1の信号は、所在位置を有する基地局から発信され、前記第2の信号は、所在位置を有するGPS衛星から発信されることと、
    前記測定された到着時間差、前記第1の信号に関する前記発信基地局の前記所在位置、及び前記第2の信号に関する前記発信GPS衛星の前記所在位置から双曲面を形成することと、
    前記第1の信号が中継器によって中継されたかどうかを、前記双曲面から導き出された情報に基づいて識別すること、とを具備し、
    前記基地局は、カバレッジエリアを有しており、前記識別するステップは、
    前記第1の信号に関する前記発信基地局の前記所在位置において地表にほぼ接する平面を形成することと、
    前記平面を前記双曲面と交差させて交差曲線を形成することと、
    前記交差曲線が前記発信基地局の前記カバレッジエリアと交差するか又は前記カバレッジエリア内にある場合は、前記第1の信号は、前記発信基地局から直接受信されたと識別することと、
    前記交差曲線が前記第1の信号に関する前記発信基地局の前記カバレッジエリアと交差せず、かつ前記カバレッジエリア外にある場合は、前記第1の信号が中継器によって中継されたと識別すること、とを具備する方法。
  16. 前記双曲面は、前記第1の信号に関する前記発信基地局の前記所在位置に所在する第1の位置、及び、前記第2の信号の源の前記所在位置に所在する第2の位置、を有する二葉双曲面である、請求項15に記載の方法。
  17. 前記交差曲線は、前記平面を前記二葉双曲面と交差させることによって形成される、請求項16に記載の方法。
  18. 加入者局において受信された第1の信号が中継器によって中継されたかどうかを識別する方法を具体的に具現化したメモリであって、
    前記第1の信号と第2の信号との間の到着時間差を前記加入者局において測定することと、
    前記測定された到着時間差からポテンシャルソリューション面を形成することと、
    前記第1の信号が中継器によって中継されたかどうかを、前記ポテンシャルソリューション面から導き出された情報に基づいて識別すること、とを具備し、
    前記第1の信号は、所在位置及びカバレッジエリアを有する基地局から発信され、前記第2の信号は、所在位置を有する源から発信され、前記識別するステップは、
    前記第1の信号に関する前記発信基地局の前記所在位置において地表にほぼ接する平面を形成することと、
    前記平面を前記ポテンシャルソリューション面と交差させて交差曲線を形成することと、
    前記交差曲線が前記発信基地局の前記カバレッジエリアと交差するか又は前記カバレッジエリア内にある場合は、前記第1の信号は、前記発信基地局から直接受信されたと識別することと、
    前記交差曲線が前記第1の信号に関する前記発信基地局の前記カバレッジエリアと交差せず、かつ前記カバレッジエリア外にある場合は、前記第1の信号が中継器によって中継されたと識別すること、とを具備する方法を具体的に具現化したメモリ。
  19. 加入者局において受信された第1の信号が中継器によって中継されたかどうかを識別するためのシステムであって、
    前記第1の信号と第2の信号との間の到着時間差を前記加入者局において測定するための手段と、
    (1)前記測定された到着時間差からポテンシャルソリューション面を形成し、(2)前記第1の信号が中継器によって中継されたかどうかを、前記ポテンシャルソリューション面から導き出された情報に基づいて識別するための論理と、を具備し、
    前記第1の信号は、所在位置及びカバレッジエリアを有する基地局から発信され、前記第2の信号は、所在位置を有する源から発信され、前記論理はさらに、(1)前記第1の信号に関する前記発信基地局の前記所在位置において地表にほぼ接する平面を形成し、(2)前記平面を前記ポテンシャルソリューション面と交差させて交差曲線を形成し、(3)前記交差曲線が前記発信基地局の前記カバレッジエリアと交差するか又は前記カバレッジエリア内にある場合は、前記第1の信号は、前記発信基地局から直接受信されたと識別し、(4)前記交差曲線が前記第1の信号に関する前記発信基地局の前記カバレッジエリアと交差せず、かつ前記カバレッジエリア外にある場合には、前記第1の信号が中継器によって中継されたと識別するように構成されている、システム。
  20. 加入者局において受信された第1の信号が中継器によって中継されたかどうかを識別する方法であって、
    前記第1の信号と第2の信号との間の到着時間差を前記加入者局において測定するためのステップと、
    前記測定された到着時間差からポテンシャルソリューション面を形成するためのステップと、
    前記第1の信号が中継器によって中継されたかどうかを、前記ポテンシャルソリューション面から導き出された情報に基づいて識別するためのステップと、を具備し、
    前記第1の信号は、所在位置及びカバレッジエリアを有する基地局から発信され、前記第2の信号は、所在位置を有する源から発信され、前記識別するステップは、
    前記第1の信号に関する前記発信基地局の前記所在位置において地表にほぼ接する平面を形成するためのステップと、
    前記平面を前記ポテンシャルソリューション面と交差させて交差曲線を形成するためのステップと、
    前記交差曲線が前記発信基地局の前記カバレッジエリアと交差するか又は前記カバレッジエリア内にある場合は、前記第1の信号は、前記発信基地局から直接受信されたと識別するためのステップと、
    前記曲線が前記第1の信号に関する前記発信基地局の前記カバレッジエリアと交差せず、かつ前記カバレッジエリア外にある場合は、前記第1の信号が中継器によって中継されたと識別するためのステップと、を具備する、方法。
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