JP4459586B2 - ダンボール紙製造用耐熱性積層コンベアベルト - Google Patents

ダンボール紙製造用耐熱性積層コンベアベルト Download PDF

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Description

本発明は、ダンボール紙を製造する装置にセットされて使用されるダンボール紙製造用耐熱性積層コンベアベルトに関する。
従来、段ボール製造装置には、例えば図3(A),(B)に示す構成の耐熱性積層コンベアベルトが使用されている(特許文献1)。ここで、図3(A)は前記コンベアベルトの平面図、図3(B)は図3(A)のX−X線に沿う断面図を示す。
図中の符番1は、厚み0.5mmの補強層を示す。ここで、補強層1は、アラミド繊維を平織にし、その織布をPTFE樹脂ディスパージョンに含浸させた後、乾燥、焼結し、この工程を数回繰り返すことにより得られた。前記補強層1上(外周側)には、厚み25μmのPFAフィルム2を介して厚み0.5mmの耐摩耗層3が形成されている。ここで、耐摩耗層3は、アラミド繊維をアラミド繊維丸編織布にし、その織布をPTFE樹脂ディスパージョンに含浸させた後、乾燥し、焼結し、この工程を数回繰り返すことにより得られた。
こうした構成の耐熱性積層コンベアベルトは、従来、例えば図4に示すようにして使用されている。
図4は、加圧ベルトによる張り合わせ方式により段ボールを製造するものである。図4中の符番4は、下段ロール5と噛合する上段ロールを示す。前記上段ロール4の上側には、該上段ロール4と近接して2つの圧力ロール6a,6bが配置されている。これらの圧力ロール6a,6bには、無端状の加圧ベルト7が跨設されている。
図4の方式では、上段ロール4と下段ロール5間、上段ロール4と加圧ベルト7間に芯紙8を矢印Xのように通過させるとともに、段ボール紙ライナー9を上段ロール4と加圧ベルト7間に矢印Yのように通過させて、芯紙8と段ボール紙ライナー9を積層、一体化することにより段ボール紙片段シート10を製造する。なお、前記芯紙8と段ボール紙ライナー9の積層体が上段ロール4と加圧ベルト7間を通過するときは、圧力ロール6a,6bから加圧ベルト7を介して矢印Zに示すような圧力が前記積層体にかかるようになっている。
実用新案登録第2584218号公報(段落[0013]、[0014]、図1及び図2)。
しかしながら、現在使用されている前記構成の耐熱性積層コンベアベルトでは、段ボール製造に使用されるライナーによる摩耗等の過酷な条件下で、ベルト寿命にばらつきを生じ、全ての条件に対しては完全には満足が得られていないのが現状である。
ところで、上記コンベアベルトの寿命は、主として、耐摩耗層表面,即ちベルト表面の摩耗量の多い部分と少ない部分との動摩擦係数の相違に起因し、一旦一体化された段ボール紙の芯紙とライナーが剥離する不良が発生することにより決定される。即ち、この現象の発生により寿命と判断され、ベルトが取り外し、交換される。
本発明は上記した課題を解決するためになされたもので、表面摩耗量が少なく、動摩擦係数の変化が少ない高寿命なダンボール紙製造用耐熱性積層コンベアベルトを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、
第1の発明に係るダンボール紙製造用耐熱性積層コンベアベルトは、アラミド繊維織布にふっ素樹脂ディスパージョンを含浸、乾燥、焼成してなる補強層と、この補強層上に形成された,アラミド繊維からなる伸縮性を付与した織布にふっ素樹脂ディスパージョンを含浸、乾燥、焼成してなる耐摩耗層と、この耐摩耗層上に形成された,アラミド繊維とPTFE樹脂とを混合してなる混合物シート層とを具備することを特徴とする。
また、第2の発明に係るダンボール紙製造用耐熱性積層コンベアベルトは、アラミド繊維織布にふっ素樹脂ディスパージョンを含浸、乾燥、焼成してなる補強層と、この補強層上に形成された,アラミド繊維からなる伸縮性を付与した織布にポリイミドとPFA樹脂の組成物からなるディスパージョンを含浸、乾燥、焼成してなる耐摩耗層とを具備することを特徴とする。
以下、本発明について更に詳しく説明する。
第1の発明において、補強層に使用されるアラミド繊維織布としては、平織の織布が使用され、通常、ベルト製作上の利便性からアラミド繊維袋織(シームレス)織布が使用されるが、これに限定されない。また、この織布を被覆するふっ素樹脂としては、例えば四ふっ化エチレン樹脂(PTFE樹脂)、四ふっ化エチレンパーフルオロアルコキシエチレン共重合樹脂(PFA樹脂)、四ふっ化エチレン・六ふっ化プロピレン共重合樹脂(FEP樹脂)が挙げられるが、通常、使用可能な製品が豊富なことからPTFE樹脂が使用される。
第1の発明において、耐摩耗層に使用される伸縮性を付与して使用されるアラミド織布としては、アラミド繊維丸編織布が使用される。また、この織布の被覆材料として使用されるふっ素樹脂としては、前記補強層と同様に、PTFE樹脂、PFA樹脂、PFEP樹脂が挙げられるが、通常、使用可能な製品が豊富なことからPTFE樹脂が使用される。
第1の発明において、前記耐摩耗層上に形成されるアラミド繊維とPTFE樹脂を混合してなる混合物シート層としては、アラミド繊維とPTFE樹脂粉末とが水中に分散した液に凝集剤を加えることにより、PTFE樹脂を不安定化させ沈降してアラミド繊維に付着させ、該PTFE樹脂が付着したアラミド繊維を抄造、乾燥してシート状にした不織布シートを使用する。ここで、混合物シート層としては、厚さ0.3mm、PTFE樹脂/アラミド繊維=55/45(重量%割合)のものが市販されており、本発明に使用可能である。また、本発明では、前記混合物シート層を1枚あるいは2枚以上重ねて使用する。その際、混合物シート層が1枚の場合は、厚さのばらつきによる凹凸が表面に出やすいので、2枚以上積層して使用することが好ましい。この場合、前記凹凸の度合が1枚の場合と比べて低減される。
第2の発明において、補強層に使用されるアラミド繊維織布としては、平織の織布が使用され、通常、ベルト製作上の利便性からアラミド繊維袋織(シームレス)織布が使用されるが、これに限定されない。また、この織布を被覆するふっ素樹脂としては、例えばPTFE樹脂、PFA樹脂、PFEP樹脂等が挙げられるが、通常、使用可能な製品が豊富なことからPTFE樹脂が使用される。
第2の発明において、耐摩耗層に使用される伸縮性を付与したアラミド織布としては、アラミド繊維丸編織布が使用される。このアラミド繊維丸編織布に被覆する材料としては、PFA樹脂とポリイミドの混合物が使用される。
本発明によれば、表面摩耗量が少なく、動摩擦係数の変化が少ない高寿命なダンボール紙製造用耐熱性積層コンベアベルトを提供できる。
以下、本発明の実施の形態1〜4及び比較例について説明する。但し、本発明の権利範囲がこれらによって限定されるものではない。
(実施例1)
図1(A),(B)を参照する。ここで、図1(A)は耐熱性積層コンベアベルトの平面図、図1(B)は図1(A)のX−X線に沿う断面図を示す。
図中の符番21は、アラミド平織繊維基布にPTFEを含浸、乾燥、焼結してなる厚み0.5mmの補強層を示す。ここで、補強層21は、アラミド繊維袋織(シームレス)織布(商品名:THB6016、(株)有沢製作所製)を、PTFE樹脂ディスパージョンに含浸させた後、乾燥、焼結し、この工程を数回繰り返すことにより得られる。前記補強層21上(外周側)には、厚み25μmのPFA樹脂フィルム層(接着剤層)22を介して厚み0.5mmの耐摩耗層23、厚み0.3mmの混合物シート層24が順次形成されている。ここで、耐摩耗層23は、アラミド繊維丸編織布(商品名:スパナイズド編物(MK0210)、帝人テクノプロダクツ(株)製)をPTFE樹脂ディスパージョンに含浸させた後、乾燥し、焼結し、この工程を数回繰り返すことにより得られた。前記混合物シート層24は、アラミド繊維とPTFE樹脂複合不織布シート(商品名:トワロンTPL、帝人テクノプロダクツ(株)製)を1枚用いたものである。
本実施例1に係る耐熱性積層コンベアベルトは、次のようにして製作した。
1)まず、アラミド繊維袋織(シームレス)織布及びPTFE樹脂ディスパージョンとを使用し、上述した方法で、シームレス構造の補強層21を、また、アラミド繊維丸編織布とPTFE樹脂ディスパージョンとにより耐摩耗層23の材料を製作した。
2)次に、接着剤層22であるPFA樹脂フィルム、耐摩耗層材料、及びアラミド繊維とPTFE樹脂複合不織布シートを準備し、これらPFA樹脂フィルム(接着剤層22)、PTFE樹脂被覆アラミド繊維丸編織布(耐摩耗層23)及びアラミド繊維とPTFE樹脂の複合不織布シート(混合物シート層24)を、先に製作したPTFE樹脂被覆アラミド繊維袋織(シームレス)織布補強層材料の幅及び周長に合わせて裁断し、接着剤層22、耐摩耗層23、混合物シート層24の順番で重ね合わせた。
3)次に、PTFE樹脂被覆アラミド繊維袋織(シームレス)織布(補強層21)上に、前記接着剤層22、耐摩耗層23及び混合物シート層24からなる積層体を配置した状態で、熱プレス盤面間に配置し、面圧2.45MPa、380℃、保持時間10分の条件で補強層21に積層体を熱融着した。つづいて、この操作を熱プレスの盤面長さピッチで積層体を送りながらシームレス補強層上全体に積層体が熱融着するまで繰り返し、最後に積層体の端部をバット接合して無端状の耐熱性積層コンベアベルトを製作した。
上記したように、実施例1に係る耐熱性積層コンベアベルトは、図1に示すように、補強層21上に接着層22を介して耐摩耗層23を積層し、更にその上にアラミド繊維とPTFE樹脂の複合不織布シートである混合物シート層24を積層した構成となっている。
(実施例2)
本実施例2に係る耐熱性積層コンベアベルトは、実施例1と比べ、混合物シート層としてのトワロンTPLを2枚用いた点を除いて、実施例1のコンベアベルトと同様な構成となっている。また、コンベアベルトの製作方法も実施例1と同様である。
(実施例3)
本実施例3に係る耐熱性積層コンベアベルトは、実施例1と比べ、混合物シート層としてのトワロンTPLを3枚用いた点を除いて、実施例1のコンベアベルトと同様な構成となっている。また、コンベアベルトの製作方法も実施例1と同様である。
(実施例4)
図2を参照する。但し、図1と同部材は同符番を付して説明を省略する。
図中の符番33は耐摩耗層を示し、アラミド繊維丸編織布(商品名:スパナイズド編物(MK0210)、帝人テクノプロダクツ(株)製)にポリイミドとPFAエナメルとを含むディスパージョン(商品名:PR−902YL、三井デュポンフロロケミカル(株)製)を含浸させた後、120℃で5分間焼結することにより得られる。
本実施例4に係る耐熱性積層コンベアベルトは、次のようにして製作した。
1)まず、アラミド繊維袋織(シームレス)織布にPTFE樹脂ディスパージョンを含浸させた後、120℃で焼結してシームレス構造の補強層31を、また、アラミド繊維丸編織布にポリイミドとPFAエナメルを含むディスパージョンを含浸させた後、焼結して耐摩耗層33を製作した。
2)次に、製作したポリイミドとPFAエナメル被覆アラミド繊維丸編布(耐摩耗層33)及びPFA樹脂フィルム(接着剤層22)とを、PTFE樹脂被覆アラミド繊維袋織(シームレス)織布(補強層31)の幅、及び周長に合わせて裁断し、補強層31に接着剤層22,耐摩耗層33の順番で重ね合せた。
3)次に、PTFE樹脂被覆アラミド繊維袋織(シームレス)織布(補強層31)上に、前記接着剤層22及び耐摩耗層33からなる積層体を、熱プレス盤面間に配置し、面圧2.45MPa、380℃、保持時間10分の条件で補強層31に積層体を熱融着した。つづいて、この操作を熱プレスの盤面長さピッチで積層体を送りながらシームレス補強層上全体に積層体が熱融着するまで繰り返し、最後に積層体の端部をバット接合して無端状の耐熱性積層コンベアベルトを製作した。
実施例4に係る耐熱性積層コンベアベルトは、図2に示すように、補強層31上に接着剤層22を介して、織布にポリイミドとPFAエナメルを含むディスパージョンを含浸、焼結してなる耐摩耗層33を積層した構成となっている。
(比較例)
比較例は、図3のように、補強層上にPFAフィルムを介して耐摩耗層を積層した構成の耐熱性積層コンベアベルトとした。但し、前記補強層は、アラミド繊維を袋織にし、その織布をPTFE樹脂ディスパージョンに含浸させた後、乾燥、焼結し、この工程を数回繰り返すことにより得られる。前記耐摩耗層は、アラミド繊維丸編織布をPTFEディスパージョンに含浸させた後、乾燥し、焼結し、この工程を数回繰り返すことにより得られる。
比較例に係る耐熱性積層コンベアベルトは、次のようにして製作した。
1)まず、アラミド繊維袋織(シームレス)織布及びPTFE樹脂ディスパージョンとを使用し、上述した方法で、シームレス構造の補強層を、また、アラミド繊維丸編織布とPTFE樹脂ディスパージョンとにより耐摩耗層の材料を製作した。
2)次に、PTFE樹脂被覆アラミド繊維丸編織布(耐摩耗層)及びPFA樹脂フィルム(接着剤層)とをPTFE樹脂被覆アラミド繊維袋織(シームレス)織布の幅及び周長に合わせて裁断し、接着剤層、耐摩耗層の順番で重ね合わせた。
3)次に、PTFE樹脂被覆アラミド繊維袋織(シームレス)織布(補強層)上に、前記接着剤層及び耐摩耗層からなる積層体を配置した状態で、熱プレス盤面間に配置し、面圧2.45MPa、380℃、保持時間10分の条件で補強層に積層体を熱融着した。つづいて、この操作を熱プレスの盤面長さピッチで積層体を送りながらシームレス補強層上全体に積層体が熱融着するまで繰り返し、最後に積層体の端部をバット接合して無端状の耐熱性積層コンベアベルトを製作した。
上記実施例1〜4及び比較例として作成した試料を下記表1の条件下で摩耗量、動摩擦係数及びショアD硬度を測定して評価したところ、下記表2に示す結果が得られた。但し、摩耗試験には、高千穂精機株式会社製の商品名:TRI−S−200型摩耗試験機を用いた。
Figure 0004459586
Figure 0004459586
表2より、実施例1〜4の評価試料は、比較例と比べ、摩耗量が著しく小さいことが明らかである。また、実施例1〜3の評価試料の60分後の摩耗量は、耐摩耗層を構成するシートの枚数が1枚より2枚以上の方が小さいことが明らかである。また、実施例1〜4の評価試料は、比較例と比べ、時間が経過しても動摩擦係数があまり変化せず、表面の耐摩耗性が格段に改善されていることが明らかである。更に、実施例1〜4の評価試料は、比較例と比べ、ショアD硬度が大きいことが確認できた。
また、実施例1,2及び比較例に係るベルトコンベアについて、時間に対する摩耗量の変化を調べたところ、図5に示す結果が得られた。図5より、比較例の場合は時間の経過とともに摩耗量が比例的に増加するが、実施例1,2の場合は時間が経過してもほとんど摩耗量が変化しないことが明らかである。これにより、本発明のベルトコンベアが比較例のベルトコンベアに比べて優れていることが明らかである。
なお、この発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施の形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の実施の形態1に係る耐熱性積層コンベアベルトの断面図。 本発明の実施の形態1に係る耐熱性積層コンベアベルトの断面図。 従来の耐熱性積層コンベアベルトの説明図。 加圧ベルトによる張合わせ方式を用いた段ボールの製造装置の説明図。 実施例1,2及び比較例に係るコンベアベルトにおける時間と摩耗量との関係を示す特性図。
符号の説明
21,31…補強層、 22…接着剤層、
23,33…耐摩耗層、 24…混合物シート層。

Claims (4)

  1. ダンボール紙を製造する装置にセットされて使用される耐熱性積層コンベアベルトであり、アラミド繊維織布にふっ素樹脂ディスパージョンを含浸、乾燥、焼成してなる補強層と、この補強層上に形成された,アラミド繊維からなる伸縮性を付与した織布にふっ素樹脂ディスパージョンを含浸、乾燥、焼成してなる耐摩耗層と、この耐摩耗層上に形成された,アラミド繊維とPTFE樹脂とを混合してなる混合物シート層とを具備することを特徴とするダンボール紙製造用耐熱性積層コンベアベルト。
  2. 前記混合物シート層が2枚以上積層されていることを特徴とする請求項1記載のダンボール紙製造用耐熱性積層コンベアベルト。
  3. 前記混合物シート層は、PTFE樹脂を付着したアラミド繊維を抄造、乾燥してなる不織布シートである請求項1記載のダンボール紙製造用耐熱性積層コンベアベルト。
  4. ダンボール紙を製造する装置にセットされて使用される耐熱性積層コンベアベルトであり、アラミド繊維織布にふっ素樹脂ディスパージョンを含浸、乾燥、焼成してなる補強層と、この補強層上に形成された,アラミド繊維からなる伸縮性を付与した織布にポリイミドとPFA樹脂の組成物からなるディスパージョンを含浸、乾燥、焼成してなる耐摩耗層とを具備することを特徴とするダンボール紙製造用耐熱性積層コンベアベルト。
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