JP4458641B2 - 軸流水車発電装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定案内羽根と回転羽根車を流水方向と同一軸線上に配設した軸流水車を有する軸流水車発電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、水力発電装置においては、その装置の設置場所毎に落差、流量の仕様が異なるため、水車は設置場所毎に異なる条件に対応して一品一様に製作することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、設置場所毎に異なる仕様の水車を設計・製作するのは製造上能率が悪く、プラント建設費が高くつき採算性が悪い等の問題がある。そこで、採算性を改善するためには大量生産し製造能率を向上させることが考えられるが、異なる仕様の水車を大量生産することは非常に困難である。
【0004】
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、多様な落差、流量の仕様に対しても大量生産によって製造能率が向上した水車を適用することができるようにした軸流水車発電装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る軸流水車発電装置は、内周に上流部固定案内羽根が取着されている上流部水車ケーシングと、内周に中間部固定案内羽根が取着されている中間部水車ケーシングと、内周に下流部固定案内羽根が取着されている下流部水車ケーシングとからなる水車ケーシング本体を備え、前記中間部水車ケーシング及び下流部水車ケーシングは円周方向に2分割された円筒をフランジにより連結された構成を有し、前記水車ケーシング本体内には、第1回転羽根車を備えた第1軸流水車及び第2回転羽根車を備えた第2軸流水車が同一軸線上に配設されており、前記第1軸流水車の一端は前記上流部水車ケーシング内の前記上流部固定案内羽根によって支持されており、前記第2軸流水車の一端は前記下流部水車ケーシング内の前記下流部固定案内羽根によって支持されており、前記第1軸流水車の第1回転羽根車と前記第2軸流水車の第2回転羽根車間の流水路は、前記中間部水車ケーシングにより構成されており、前記第1軸流水車の第1回転羽根車及び前記第2軸流水車の第2回転羽根車は、一体として取り外し可能なように、それぞれ前記第1軸流水車の第1回転軸及び前記第2軸流水車の第2回転軸に取着されており、上流側にある前記第1軸流水車の第1回転軸は、下流側にある前記第2軸流水車の第2回転軸より径大の中空部を形成しており、この第1回転軸の前記中空部に前記第2軸流水車の第2回転軸が同軸に貫挿されており、前記上流部水車ケーシング内には、前記第1軸流水車の回転方向と前記第2軸流水車の回転方向とが逆になるようにする回転変換機構が備えられており、この回転変換機構によって出力される回転力が第3回転軸に伝達されて発電を行う発電機を備えたことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明の第1の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す断面図である。
同図において、符号101は水車ケーシングであって、この水車ケーシング101は、上流部水車ケーシング101a、中間部水車ケーシング101b、下流部水車ケーシング101cの3つの円筒を直列に配設した構成となっている(その部分の詳細を図3に示す)。そして、本実施の形態では、このうちの中間部水車ケーシング101b及び下流部水車ケーシング101cは、円周方向に2分割された円筒をフランジにより接続したものとなっている。
【0018】
この水車ケーシング101内には第1のユニット軸流水車102及び第2のユニット軸流水車103が順に同一軸線上に配設されている。上記第1のユニット軸流水車102及び第2のユニット軸流水車103は、第1のユニット軸流水車102の回転羽根車104の上流側に設けられ下流部水車ケーシング101cの内周面の内側に固定された上流側固定案内羽根105、及び第2のユニット軸流水車103の回転羽根車106の下流側に設けられ下流部水車ケーシング101cの内周面に固定された下流側固定案内羽根107によって支持されている。また、上記第1のユニット軸流水車102の回転羽根車104と第2のユニット軸流水車103の回転羽根車106との間の流水路は中間部水車ケーシング101bにより構成されており、この中間部水車ケーシング101b内には中間固定案内羽根108が固定されている。
【0019】
第1のユニット軸流水車102の回転羽根車104及び、第2のユニット軸流水車103の回転羽根車106は、一体として取り外しができるようにそれぞれ第1のユニット軸流水車102の回転軸102a及び、第2のユニット軸流水車103の回転軸103aに取り付けられている。さらに、これらの羽根はそれぞれ1枚ずつの交換もできるようにもなっている。
【0020】
ところで、第2のユニット軸流水車103は、上流側に位置する第1のユニット軸流水車102の出口における水の流れの旋回成分を吸収し、水車効率を向上させるために、後述するように第1のユニット軸流水車102の回転方向と逆になるようにしてある。このため、第1のユニット軸流水車102の回転軸102aは、第2のユニット軸流水車103の回転軸103aよりその径が大きく中空となっており、この中空部に第2のユニット軸流水車103の回転軸103aが同軸に貫挿されている。
【0021】
図2は、上記第1及び第2のユニット軸流水車102,103と発電機111との連結部の拡大図である。なお、図2において図1と同一の構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0022】
第1のユニット軸流水車102の回転軸102aには第1の太陽歯車114が設けられており、その第1の太陽歯車114にはその外周に配設された歯車115が噛合されている。一方、第2のユニット軸流水車103の回転軸103aに設けられている第2の太陽歯車116にはその外周に配設された中間歯車117が噛合されており、その中間歯車117には前記歯車115と一体的に回転する歯車118が噛合されている。そして、上記中間歯車117と一体的に回転する歯車119が、発電機主軸111aに設けられている歯車120に噛合されている。
【0023】
したがって、水車ケーシング101内を流れる流水によって第1及び第2のユニット軸流水車102,103の各回転羽根車104,106が回転されると、回転羽根車106の回転力、及び第1の太陽歯車114と歯車115等によって反転された回転羽根車104の回転力がともに中間歯車117に加えられ、その回転力が歯車119及び120を介して発電機主軸111aに伝えられ発電が行われる。
【0024】
このように、一定の落差、流量に対応させて設計した固定案内羽根と回転羽根車とからなるユニット軸流水車を直列に複数組み合わせ各々の軸出力を一台の発電機に伝え発電を行うものであるため、異なる落差、流量仕様であっても、同一設計で大量生産された製造能率の高いユニット水車を複数台設置して使用落差を各々分担して発電させることができ、採算性を向上させることができる。しかも、前述のように流水方向に相前後する水車の回転方向を逆にすることによって、上流側の水車の出口の流れに旋回成分が残るような落差、流量の仕様である場合、下流側の水車によって上記流れの旋回成分を吸収し、水車の効率を向上させることができる。また、最下流に位置するユニット軸流水車の出口側流路に固定式の案内羽根を設けることによって、水車出口の流れの旋回成分による振動を軽減させ、静かな運転を可能とすることができる。さらに、反転ギア112を構成する歯車のギア比を適切に設定することにより、第1及び第2のユニット軸流水車102,103の回転速度の関係を水力的に最適に保ち、さらにこれら第1及び第2のユニット軸流水車の軸出力を発電機111に最適な回転速度として伝えることができる。なお、歯車機構の代りに巻掛け伝動装置を使用してもよい。
【0025】
なお、以降に示す各実施の形態では、上記第1の実施の形態と共通する要素には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0026】
<第2の実施の形態>
図3は、図1および図2に示した軸流水車発電装置の老朽化した回転羽根車104または回転羽根車106を交換する場合の、軸流水車発電装置の分解状態を示している。
【0027】
図1および図2に示した軸流発電装置では、発電機111が流路の上流側に設置されており、水車と発電機111の連結部も回転羽根車104および回転羽根車106の上流側に設置されている。このため、回転羽根車104もしくは回転羽根車106を上流側に引き抜いて取り外すことは作業上合理的ではなく、本実施の形態では、回転羽根車104および回転羽根車106を下流側に引き抜いて取り外すことを一つの特徴としている。
【0028】
まず、下流側にある第2のユニット軸流水車103の回転羽根車106を取り外す方法について以下に述べる。
【0029】
第2のユニット軸流水車103の回転羽根車106を取り外す際には、前もって、下流部水車ケーシング101c及びこの内側に固定された下流部固定案内羽根107を取り外す。ここで、下流部水車ケーシング101c及びこれに固定された下流部固定案内羽根107は、下流部水車ケーシング101cに設けられたフランジで取り付けられているため、ここから円周方向に2つに分割して取り外すことができる。
【0030】
このようにして下流部水車ケーシング101c及びこれに固定された下流部固定案内羽根107を取り外し、流路外に取り出すことで、第2のユニット軸流水車103の下流側には空間ができるため、この空間に第2のユニット軸流水車103の回転羽根車106を引き抜いて取り外すことができる。
【0031】
次に、この状態からさらに第1のユニット軸流水車102の回転羽根車104を取り外す場合は以下のようにする。
【0032】
第2のユニット軸流水車103の回転羽根車106を取り外した後、中間部水車ケーシング101b及びこの内側に固定された中間部固定案内羽根108を取り外す。ここで、中間部水車ケーシング101b及びこれに固定された中間部固定案内羽根108は、中間部水車ケーシング101bに設けられたフランジで取り付けられているため、ここから円周方向に2つに分割して取り外すことができる。
【0033】
こうして、さらに中間部水車ケーシング101b及びこれに固定された中間部固定案内羽根108を取り外し、流路外に取り出すことで、第1のユニット軸流水車102の下流側に空間ができるため、この空間に第1のユニット軸流水車102の回転羽根車104を引き抜いて取り外すことができる。ここで、第1のユニット軸流水車102の回転軸102aのうち、回転羽根車106の取り付け部では、第2のユニット軸流水車103の回転軸103aのうち回転羽根車104の取り付け部よりもその径が大きく構成されているため、問題無く取り外すことができる。
【0034】
この実施の形態によれば、軸流水車発電装置のメンテナンスなどの際に、複雑な構造部であるユニット軸流水車と発電機との連結部や発電機本体を分解することなくユニット軸流水車の回転羽根車を取り外すことができる。また、この際に軸流水車発電装置の前後の水管を取り外す必要も無いため、工期が短く済むという利点もある。
【0035】
<第3の実施の形態>
図4は本発明の第3の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す図である。
第1のユニット軸流水車122と第2のユニット軸流水車水車123が同一方向の回転を行うようにしてある。しかして、この場合両ユニット軸流水車122,123の軸出力を増速ギア124により発電機111に最適な回転速度として伝え、発電機111を駆動することができる。この実施の形態は、図1に示すものと異なり、上流側のユニット軸流水車の出口部の流れに旋回成分が残らない場合に適する。
【0036】
<第4の実施の形態>
図5は本発明の第4の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す図であり、図1の水車より更に高落差になった場合に適用する軸流水車発電装置を示す。
同図に示す軸流水車発電装置は、図1に示す2つの軸流水車を中間軸125を介して流路の軸方向に直列に連結し、一つの発電機111を駆動し発電するようにしたものである。
【0037】
<第5の実施の形態>
上記第1の実施の形態においては、軸流水車の上流側に発電機ケーシング109を設け、その中に発電機111を設けたものを示したが、図6のように、水車ケーシング101の上流側にエルボ121を取付け、流路外に設置した発電機111の発電機主軸111aをエルボ121内に挿入し、軸流水車に連結するようにしてもよい。
【0038】
しかして、この場合には、図1に示すものに比し、発電機の大きさが制限されることがなく、また流水の抵抗を低減せしめることもできる。
【0039】
<第6の実施の形態>
図7は本発明の第6の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す図である。
【0040】
同図において、符号301は水車ケーシングであって、この水車ケーシング301は上流部水車ケーシング301a、第1のユニット軸流水車ケーシング301b、中間部水車ケーシング301c、第2のユニット軸流水車ケーシング301d、下流部水車ケーシング301eの5つのケーシングを直線状に配置したものとなっている。これらのうち、上流部水車ケーシング301aの内側には、上流部内筒311が上流部水車ケーシング301aの内周面に固定された上流部固定案内羽根305によって支えられており、中間部水車ケーシング301cの内側には、中間部内筒312が中間部水車ケーシング301c内周面に固定された中間部固定案内羽根308によって支持されている。そして、上流部水車ケーシング301a及び中間部水車ケーシング301cはそれぞれ外周面に設けられたフランジにより接続されており、このフランジを外すことによって円周方向に2分割して取り外せる構成となっている。
【0041】
この水車ケーシング301内には第1のユニット軸流水車302及び第2のユニット軸流水車303が順に同一軸線上に配設されている。この第1のユニット軸流水車302は第1のユニット軸流水車ケーシング301bの内周面に固定された第1ユニット軸流水車出口固定案内羽根310によって支持されており、この部位に第1のユニット軸流水車302の軸受部が構成され、回転軸302aが設けられている。そしてこの第1のユニット軸流水車302の回転軸302aの上流側に、第1のユニット軸流水車302の回転羽根車304が取り付けられている。さらに第2のユニット軸流水車303は第2のユニット軸流水車ケーシング301dの内周面に固定された下流部固定案内羽根316によって支持されており、この部位に軸受部が構成され、回転軸303aが設けられている。そしてこの第2のユニット軸流水車の回転軸303aの上流側には、第2のユニット軸流水車303の回転羽根車306が取り付けられている。また、上記第1のユニット軸流水車302と第2の軸流水車303との間の流水路は中間部水車ケーシング301cにより構成されている。
【0042】
上述したように、第1のユニット軸流水車302の回転軸302aと第2のユニット軸流水車303の回転軸303aは接続されており、それぞれのユニット軸流水車の軸出力は一つにまとめられる。そして、この駆動力を第2のユニット軸流水車303の回転軸303aの下流端に設置された水車プーリ317からベルト322を介して回転軸302a、回転軸303aに平行な発電機軸319の先端に接続された発電機プーリ320へ伝え、発電機323を駆動する。ここで、本実施の形態では、ベルト322を用いて駆動力を伝えているが、ベルト322の代わりにチェーンなどを用いてもよい。そして、このとき水車軸315と発電機軸319との相対的な位置関係は下流部水車ケーシング301eにより維持されるとともに、この下流部水車ケーシング301eの発電機323側には、ベルト通し321が設けられており、このベルト通し321に上述のベルト322が通されている。
【0043】
このようにして、本実施の形態による軸流水車発電装置を設置する際に、第1のユニット軸流水車302、第2のユニット軸流水車303および発電機323を構造的に一体のものとして取り扱うことを可能としている。
【0044】
図8は図7のベルト322近傍における発電機軸に垂直な断面を下流側より見た図である。ベルト322は、ベルト通し321を通って流路内にある水車出口内筒336内に設置された水車プーリ317の出力を流路外にある発電機プーリ320へ伝え、発電機を駆動する。
【0045】
この実施の形態によれば、軸流発電装置は発電機の回転軸を水車軸の軸線上ではなく水車軸と平行に配置することで、軸流水車を設置する管路を曲げずに直線管路の状態で発電機を設置することができ、少ない設置面積での軸流水車発電装置の設置を可能とし、また直線流路となるので水力損失を低減することができる。
【0046】
また、この実施の形態によれば、回転羽根車の回転軸の先端に設置したプーリと発電機軸先端に設置したプーリと軸流水車の内筒と外筒との間の流路に設置した管の中を通したベルトまたはチェーンで結ぶことで、軸流水車の内筒と外筒との間の流路をあまり狭めずに、軸流水車の回転羽根車の軸出力を発電機に伝えることが可能となる。
【0047】
<第7の実施の形態>
図9は、本発明の第7の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す図である。なお、本実施の形態において、図7および図8と同一な構成には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0048】
本実施の形態においては、第1のユニット軸流水車302と第2のユニット軸流水車303は一つにまとめられて、歯車機構によりその駆動力を発電機323へ伝達するように構成したことを特徴とするものである。
【0049】
すなわち、第1のユニット軸流水車302の回転軸302aと第2のユニット軸流水車303の回転軸303aとを接続し、それぞれのユニット軸流水車の軸出力を一つにまとめ、その駆動力を第2のユニット軸流水車303の回転軸303aの下流端に設置された水車歯車327から第1のユニット軸流水車302の回転軸302a及び第2のユニット軸流水車303の回転軸303aに垂直な方向の回転軸を有する水車歯車328、動力伝達軸329、発電機歯車330を介して発電機軸319の先端に接続された発電機歯車331へ伝え、発電機323を駆動する。ここで、本実施の形態においては、発電機軸319を第1のユニット軸流水車302の回転軸302aおよび第2のユニット軸流水車303の回転軸303aと平行になるような構成としているが、歯車機構を用いてユニット軸流水車の出力を伝達すればよいため、必ずしも平行である必要はなく、特に、発電機歯車331を省略し、発電機軸319が第1のユニット軸流水車302の回転軸302aおよび第2のユニット軸流水車303の回転軸303aと垂直になるように構成してもよい。
【0050】
図10は図9の動力伝達軸329近傍における発電機軸319に垂直な断面を下流側より見た図を示す。なお、図10において図7〜図9と同一な構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。このときの第2のユニット軸流水車303の回転軸303aと発電機軸319との相対的な位置関係は下流部水車ケーシング301eにより維持され、本発明による軸流水車発電装置を設置する際に、第1のユニット軸流水車302、第2の軸流水車303および発電機323を構造的に一体のものとして取り扱うことを可能としている。
【0051】
この実施の形態によれば、前述の第6の実施の形態と同様、発電機の回転軸を水車軸の軸線上に配置せずに済むため、軸流水車を設置する管路を曲げずに直線管路の状態のまま発電機を設置することができ、少ない設置面積での軸流水車発電装置の設置を可能とし、また、直流線路となることで水力損失を低減することができる。
【0052】
また、この実施の形態によれば、軸流水車の軸出力を発電機軸へ、軸流水車の回転軸と直交する歯車機構によって伝達することで、軸流水車下流の流路をあまり狭めずに済むという利点もある。
【0053】
また、上述した第6および第7の実施の形態では、軸流水車を構成する部材の一部と発電機を構成する部材の一部とを構造上強度的に一体とすることで、軸流水車と発電機とから成る軸流水車発電装置を管路に設置する際に軸流水車発電装置を一体として取り扱うことを可能とし、水車軸と発電機軸との位置関係を正確に安定して保ち、運転時の軸振動等の発生を抑制する。また、水車軸と発電機軸との距離を短く保ち、発電機と軸流水車とを別々の構造物として設置する場合と比較して軸流水車と発電機とからなる発電装置の設置面積を小さくすることが可能となる。
【0054】
ここでは、第6の実施の形態及び第7の実施の形態として、水車の軸出力をプーリを介して流路外に設置された発電機に伝達するものと、水車の軸出力を歯車機構を用いて発電機に伝達するものについて述べたが、直線状の流路から水車の軸出力を流路外に取り出せばよいため、この他にも、フレキシブルジョイント等を用いることも可能である。
【0055】
<第8の実施の形態>
図11は、図7に示す軸流水車発電装置の老朽化した回転羽根車304または回転羽根車306を交換する場合の軸流水車発電装置の分解状態を示している。なお、図11においても、図7から図10と同一な構成については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0056】
図7及び図9に示した軸流水車発電装置では、軸流水車の軸出力の発電機への伝達は下流部水車ケーシング301eに設けられた動力伝達機構により行う。このため、回転羽根車304もしくは回転羽根車306をこの下流部水車ケーシング301eの設置されている下流側に引き抜いて取り外すことは作業上合理的でなく、本実施の形態では、回転羽根車304及び回転羽根車306を上流側に引き抜いて取り外すことをその一つの特徴としている。
【0057】
まず、上流側にある第1のユニット軸流水車302の回転羽根車304を取り外す方法について以下に述べる。
【0058】
第1のユニット軸流水車302の回転羽根車304を取り外す際には、前もって、上流部水車ケーシング301a、この上流水車ケーシング301aの内側に固定された上流部固定案内羽根305、及びこの上流部固定案内羽根305により支持されている上流部内筒311を取り外す。ここで、上流部水車ケーシング301a、上流部固定案内羽根305、及び上流部内筒311は上流部水車ケーシング301aの外周面に設けられたフランジで取り付けられているため、このフランジを外すことによって円周方向に2分割されて取り外すことができる。
【0059】
このようにして、上流部水車ケーシング301a、上流部固定案内羽根305、及び上流部内筒311を取り外して流路外に取り出すことによって、第1のユニット軸流水車302の上流側には空間ができるため、この空間に第1のユニット軸流水車302の回転羽根車304を引き抜いて取り出すことができる。
【0060】
次に、この状態からさらに第2のユニット軸流水車303の回転羽根車306を取り外す場合は以下のようにする。
【0061】
第1のユニット軸流水車302の回転羽根車304を取り外した後、第1のユニット軸流水車ケーシング301bを取り外す。この第1のユニット軸流水車ケーシング301bの内周面に固定された第1のユニット軸流水車出口固定案内羽根310の内側には、第1のユニット軸流水車302の軸受部が構成されているが、ここでは第1のユニット軸流水車ケーシング301bをそのまま取り外すため、軸受部の分解の必要はない。
【0062】
そして、さらに中間部水車ケーシング301c、この中間部水車ケーシング301cの内周面に固定された中間部固定案内羽根308、及びこの中間部固定案内羽根308によって支持されている中間内筒312を取り外す。ここで、中間部水車ケーシング301c、中間部固定案内羽根308、及び中間内筒312は中間部水車ケーシング301cの外周面に設けられたフランジで取り付けられているため、このフランジを外すことによって円周方向に2分割されて取り外すことができる。
【0063】
このように、中間部水車ケーシング301c、この中間部水車ケーシング301cの内周面に固定された中間部固定案内羽根308、及び中間内筒312を取り外し、流路外に取り出すことで、第2のユニット軸流水車303の上流側に空間ができるため、この空間に第2のユニット軸流水車303の回転羽根車306を引き抜いて取り外すことができる。
【0064】
この実施の形態によれば、軸流水車の水車軸を支持する軸受を回転羽根車の上流側または下流側のみに設置し、前記軸流水車の回転羽根車の直前または直後の水車ケーシングのうち、水車軸を支持する軸受を有さない方の内筒を固定案内羽を介して外筒に固定して外筒と一体構造とし、この水車ケーシングの外周面にフランジを設けて円周方向に2分割して取り外すことが可能となるように構成したことによって、回転羽根車の直前または直後に回転羽根車を流路内から取り出す空間を確保し、水車軸を引き抜くために軸受を分解することなしに回転羽根車を水車軸から取り外し、前記軸流水車前後の管路を取り外すことなしに回転羽根車を流路外に取り外すことが可能となる。
【0065】
<第9の実施の形態>
図12は本発明の第9の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す図であり、大流量に対応できるようにした軸流水車発電装置を示す。
この実施の形態では、一定の落差、流量に対応させて設計した図1に示すような軸流水車を同一流路内の流水方向に水平な軸に対し並列に複数組み合わせ、各々の軸出力を交差軸ギア126を介して中間軸127に伝え、さらにこれに連結されている発電機主軸111aによって発電機111を駆動するようにしてある。
【0066】
ところで、図12は上述のように図1に示すような軸流水車を複数個並列に設けたものであるが、図5に示すような軸流水車を複数個並列に設けることができ、より高落差、大流量の発電設備に使用することができる。
【0067】
なお、上記各実施の形態においては、各回転羽根車は一定落差、一定流量に対応するように設計されており、各羽根の取付角度は一定であるが、その各羽根の取り付け角度を変化させることで、各ユニット軸流水車の水力的性能を微調整し、軸流水車発電装置の落差、流量仕様を設置場所の落差、流量の仕様に合わせることもできる。
【0068】
<第10の実施の形態>
図13は本発明の第10の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す縦断正面図、図14は図13に示す装置を流路の下流側から見た図である。
管路201の途中には水車ケーシング202が設けられ、その水車ケーシング202内には第1のユニット軸流水車203A、第2のユニット軸流水車203B、及び第3のユニット軸流水車203Cが流水方向に対して互いに平行に配設されている。
【0069】
各ユニット軸流水車203A,203B,203Cはそれぞれ同一形状、同一寸法に形成されており、それぞれ入口導管204及び出口導管205を有し、その入口導管204および出口導管205の間に回転羽根車206が配設されている。そして、入口導管204には回転羽根車206に流入する水を案内する複数枚の固定案内羽根207が設けられている。しかして、管路201内を流れる水は各固定案内羽根207によって案内されて回転羽根車206に流入し、その回転羽根車206を回転駆動する。
【0070】
ところで、各ユニット軸流水車203A,203B,203Cの回転羽根車206の外輪206aの外周には、その外輪206aと同心状に駆動プーリ208及び従動プーリ209が形成されている。また、各ユニット軸流水車203A,203B,203Cの間には、第1の伝動輪210a,211a及び第2の伝動輪210b,211bを有する中間ホイール210,211が配設されている。
【0071】
しかして、第1のユニット軸流水車203Aの回転羽根車206の外輪206aに設けられた駆動プーリ208と、第1及び第2のユニット軸流水車203A,203B間の中間ホイール210の第1の伝動輪210aとの間にはベルト212aが巻回され、上記中間ホイール210の第2の伝動輪210bと第2のユニット軸流水車203Bの従動プーリ209との間にはベルト212bが巻装されている。同様にして第2のユニット軸流水車203Bの駆動プーリ208と第2の中間ホイール211の第1の伝動輪211aとの間にベルト212cが巻装され、上記第2の中間ホイール211の第2の伝動輪211bと第3のユニット軸流水車203Cの従動プーリ209との間にはベルト212dが巻装されている。
【0072】
そして、第3のユニット軸流水車203Cの駆動プーリ208に巻装されたベルト212eが、発電機軸213に設けられたプーリ214に巻装されている。
【0073】
しかして、第1のユニット軸流水車203Aで生じた軸出力はベルト212a,212bを介して隣接する第2のユニット軸流水車203Bの従動プーリ209に伝えられ、第2のユニット軸流水車203Bの軸出力に合わされる。さらに、第1のユニット軸流水車203Aの軸出力と合わさった第2のユニット軸流水車203Bの軸出力は、ベルト212c及びベルト212dを介して第3のユニット軸流水車203Cの軸出力に合わされる。そして、第1及び第2のユニット軸流水車203A,203Bの軸出力が合わさった第3のユニット軸流水車203Cの軸出力がベルト212e及びプーリ214を介して発電機軸213に伝えられ発電機(図示せず)を駆動する。
【0074】
このようにして、互いに隣接するユニット軸流水車の軸出力が順次一つにまとめられ、複数のユニット軸流水車の軸出力が一つに合計され、これによって発電機が回転駆動され発電が行われる。
【0075】
ところで、上記実施の形態においては3台のユニット軸流水車を並列に設けたものを示したが、図15に示すように、さらに多数台のユニット軸流水車を並設してもよい。
【0076】
すなわち、図15は7台のユニット軸流水車203A,203B…203Gを並設したものであって、ユニット軸流水車203Aを中心として残りのユニット軸流水車203B〜203Gがその外周側に配列されている。そして、第1のユニット軸流水車203Aと第2のユニット軸流水車203Bが図14に示すものと同様にベルト212a,212bを介して連動連結され、第2のユニット軸流水車203Bと第3の軸流水車203Cがベルト212c,212dによって連動連結されている。以後同様にして順次隣接するユニット軸流水車が連動連結され、第7のユニット軸流水車の軸出力がプーリ214を介して発電機軸213に伝動される。
【0077】
ところで、上記第10の実施の形態においては、複数のユニット軸流水車の軸出力を一つにまとめ、一台の発電機に伝えるようにしたものを示したが、複数のグループにまとめ複数台の発電機に伝えるようにしてもよい。
【0078】
なお、以降に示す各実施の形態では、上記第10の実施の形態と共通する要素には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0079】
<第11の実施の形態>
図16及び図17は本発明の第11の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す図であり、図13及び図14に対応している。
【0080】
図16及び図17において、第1〜第3のユニット軸流水車203A,203B,203Cにおける回転羽根車206の外輪206aの外周には伝動プーリ215が同心状に形成されており、互いに隣接するユニット軸流水車203Aと203B或は203Bと203C間及び第3のユニット軸流水車203Cとプーリ214との間には、図17に示すように、それぞれ伝動輪216aを有する中間ホイール216が2個ずつ配設されている。
【0081】
そして、上記第1〜第3のユニット軸流水車203A〜203Cにおける回転羽根車206の外輪206aに形成された伝動プーリ215及び発電機軸213に設けられたプーリ214には1本のベルト217が巻装されており、そのベルト217の中間部が一対をなす中間ホイール216の伝動輪216aによって互いに接近する方向に付勢されている。
【0082】
しかして、各ユニット軸流水車203A〜203Cによって発生した軸出力は1本のベルト217に伝えられ、そのベルト217による軸出力がプーリ214を介して発電機軸213に伝えられる。したがって、この場合も各ユニット軸流水車の軸出力が合計して一つの発電機軸に出力される。
【0083】
図18は、図17の変形例であって、ユニット軸流水車を7台並設したものであり、図16及び図17に示したものと同様に7台のユニット軸流水車の伝動プーリ215及び発電機軸213に設けたプーリ214に一本のベルト217が巻装されている。したがって、7台のユニット軸流水車203A〜203Gの軸出力がベルト17によって合計され、発電機軸13に伝えられ、図16等に示すものと同様の効果を奏する。
【0084】
なお、上記各実施の形態においては、伝動装置としてプーリとベルトを使用したものを示したが、チェーンホイール及びチェーンを使用してもよい。
【0085】
<第12の実施の形態>
図19及び図20は本発明の第12の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す図であり、図13及び図14に対応する図である。
各ユニット軸流水車203A、203B、203Cにおける回転羽根車206の外輪206aの外周には歯車218がそれぞれ形成されており、第1のユニット軸流水車203Aにおける歯車218が第1の中間歯車219aを介して第2のユニット軸流水車203Bにおける歯車218に噛合され、さらに第2のユニット軸流水車203Bにおける歯車218が第2の中間歯車219bを介して第3のユニット軸流水車203Cにおける歯車218と噛合されている。すなわち、互いに隣接するユニット軸流水車203Aと203B、或は203Bと203Cにおける歯車218が中間歯車219a或は219bを介して互いに連動連結されている。そして、第3のユニット軸流水車203Cにおける歯車218が発電機軸213に設けられた従動歯車220に噛合されている。
【0086】
しかして、この場合も、各ユニット軸流水車203A〜203Cの軸出力が合計され、従動歯車220を介して発電機軸213に伝えられ、前記各実施例と同様な作用効果を奏する。
【0087】
また、図21は7台のユニット軸流水車203A〜203Gを並設したものを示し、この場合にも互いに隣接するユニット軸流水車における歯車218が順次中間歯車219a,219b,…を介して噛合され、各軸出力が合計され、発電機軸213に伝えられる。
【0088】
<第13の実施の形態>
図22は本発明の第13の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す図である。
互いに流水方向に対して平行に配設された第1〜第3のユニット軸流水車203A,203B、203Cの各水車軸221には、それぞれ第1の傘歯車222a,第2の傘歯車222bが設けられている。また、第1のユニット軸流水車203Aと第2のユニット軸流水車203B間及び第2のユニット軸流水車203Bと第3のユニット軸流水車203C間には、各水車軸221と直交する方向に延びる伝達軸223a,223bが配設されており、その伝達軸223aの一端に設けられた傘歯車224aが第1のユニット軸流水車203Aの水車軸221に設けられた第1の傘歯車222aに噛合されている。そして、上記伝達軸223aの他端に設けられた傘歯車224bが第2のユニット軸流水車203Bの水車軸221に設けられた第1の傘歯車222aに噛合されている。
【0089】
また、第2のユニット軸流水車203Bの水車軸221に設けられた第2の傘歯車222bには伝達軸223bの一端に設けられた傘歯車225aが噛合され、その伝達軸223bの他端に設けられた傘歯車225bが第3のユニット軸流水車203Cの水車軸221に設けられた第2の傘歯車222bに噛合されている。そして、上記第3のユニット軸流水車203Cの水車軸221に設けられた第1の傘歯車222aが、発電機軸213に設けられた傘歯車226に噛合されている。
【0090】
しかして、第1のユニット軸流水車203Aで発生した軸出力は、傘歯車222a,224a,伝達軸223a及び傘歯車224b,222aを介して第2のユニット軸流水車の軸出力に合わされ、さらに第1のユニット軸流水車203Aの軸出力と合わさった第2のユニット軸流水車203Bの軸出力は、第2のユニット軸流水車203Bの傘歯車222b,伝達軸223bの傘歯車225a,伝達軸223b,その伝達軸223bに設けられた傘歯車225b,及びその傘歯車225bと噛合する傘歯車222bを介して第3のユニット軸流水車203Cの軸出力に合わされる。そして、第1〜第3のユニット軸流水車203A〜203Cの軸出力が合わさった軸出力が第3のユニット軸流水車203Cの傘歯車222a及びこれと噛合する傘歯車226を介して発電機軸213に伝えられる。
【0091】
このようにして、互いに隣接するユニット軸流水車203A〜203Cの軸出力が順次一つにまとめられ、これによって発電機が駆動される。
【0092】
また、図23は7台のユニット軸流水車203A〜203Gによって発電装置を構成し、各ユニット軸流水車の軸出力を図22に示すものと同様な傘歯車伝動機構によって順次加えて一つにまとめるようにしたものである。しかして、この場合も前記各実施の形態と同様な作用効果を奏する。
【0093】
なお、上記第10の実施の形態〜第13の実施の形態においては、3台または7台のユニット軸流水車によって発電装置を構成したものを示したが、その他複数台のユニット軸流水車によって構成してもよいことは勿論である。また、各ユニット軸流水車に設ける駆動プーリ208,従動プーリ209等は1個でなくそれぞれ複数個ずつ設けてもよい。さらに、各実施の形態においては、流水方向に対してのユニット軸流水車と発電機の位置を入れ替えた構成にしてもよい。
【0094】
なお、本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲で種々変形して実施することが可能である。
【0095】
【発明の効果】
以上詳記したように本発明によれば、同一設計の単位流量,単位落差のユニット軸流水車を複数組み合わせることにより、多様な落差、流量の仕様に対処することができ、大量生産によって製造能率を向上させることができ、従来採算上の理由で水車を設置できなかったような個所へも水車の設置が可能となる。また、比較的簡単な機構によって互いに平行に配設されたユニット軸流水車の軸出力を一つにまとめることができる。更に、軸流水車発電装置の流路を曲管を介さずに直線的に配置することが可能となり、流路を簡素化し軸流水車発電装置の設置面積が小さくなり、曲管による水力的損失も小さくなる。また、軸流水車発電装置の上流側管路および下流側管路を分解せずに回転羽根車を交換できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す断面図。
【図2】図1におけるユニット軸流水車と発電機との連結部の拡大図。
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるパーツ交換を行なえる状態を示す断面図。
【図4】本発明の第3の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す断面図。
【図5】本発明の第4の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す断面図。
【図6】本発明の第5の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す断面図。
【図7】本発明の第6の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す断面図。
【図8】図7のベルト近傍における発電機軸に垂直な断面を下流側より見た図。
【図9】本発明の第7の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す断面図。
【図10】図9の動力伝達軸近傍における発電機軸に垂直な断面を下流側より見た図。
【図11】本発明の第8の実施の形態による軸流水車発電装置の分解状態を表す図。
【図12】本発明の第9の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す断面図。
【図13】本発明の第10の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す縦断正面図。
【図14】図13に示す装置を流路の下流から見た概略構成図。
【図15】図14に示す装置の変形例を示す図。
【図16】本発明の第11の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す縦断正面図。
【図17】図16に示す装置を流路の下流から見た概略構成図。
【図18】図17に示す装置の変形例を示す図。
【図19】本発明の第12の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す縦断正面図。
【図20】図19に示す装置を流路の下流から見た概略構成図。
【図21】図20に示す装置の変形例を示す図。
【図22】本発明の第13の実施の形態による軸流水車発電装置の構成を示す縦断正面図。
【図23】図22に示す装置の変形例を示す図。
【符号の説明】
101 水車ケーシング
101a 上流部水車ケーシング
101b 中間部水車ケーシング
101c 下流部水車ケーシング
102,122 第1のユニット軸流水車
103,123 第2のユニット軸流水車
102a,103a 回転軸
104,106 回転羽根車
105 上流側固定案内羽根
107 下流側固定案内羽根
108 中間固定案内羽根
109 発電機ケーシング
111 発電機
112 反転ギア
113,124 増速ギア
121 エルボ
125 中間軸
126 交差軸ギア
202 水車ケーシング
203A,203B,…203G ユニット軸流水車
206 回転羽根車
207 固定案内羽根
208 駆動プーリ
209 従動プーリ
210,211 中間ホイール
210a,210b,211a,211b 伝動輪
212a,212b ベルト
213 発電機軸
214 プーリ
216 中間ホイール
216a 伝動輪
217 ベルト
218 歯車
219a,219b 中間歯車
220 従動歯車
221 水車軸
222a 第1の傘歯車
222b 第2の傘歯車
223a,223b 伝達軸
224a,224b,225a,225b,226 傘歯車
301 水車ケーシング
301a 上流部水車ケーシング
301b 第1のユニット軸流水車ケーシング
301c 中間部水車ケーシング
301d 第2のユニット軸流水車ケーシング
301e 下流部水車ケーシング
302 第1のユニット軸流水車
302a,303a 回転軸
303 第2のユニット軸流水車
304,306 回転羽根車
305 上流部固定案内羽根
308 中間部固定案内羽根
310 第1ユニット軸流水車出口固定案内羽根
311 上流部内筒
312 中間部内筒
315 水車軸
316 下流部固定案内羽根
317 水車プーリ
319 発電機軸
320 発電機プーリ
321 ベルト通し
322 ベルト
323 発電機
327,328 水車歯車
329 動力伝達軸
330,331 発電機歯車
336 水車出口内筒

Claims (4)

  1. 内周に上流部固定案内羽根が取着されている上流部水車ケーシングと、内周に中間部固定案内羽根が取着されている中間部水車ケーシングと、内周に下流部固定案内羽根が取着されている下流部水車ケーシングとからなる水車ケーシング本体を備え、
    前記中間部水車ケーシング及び下流部水車ケーシングは円周方向に2分割された円筒をフランジにより連結された構成を有し、
    前記水車ケーシング本体内には、第1回転羽根車を備えた第1軸流水車及び第2回転羽根車を備えた第2軸流水車が同一軸線上に配設されており、前記第1軸流水車の一端は前記上流部水車ケーシング内の前記上流部固定案内羽根によって支持されており、前記第2軸流水車の一端は前記下流部水車ケーシング内の前記下流部固定案内羽根によって支持されており、前記第1軸流水車の第1回転羽根車と前記第2軸流水車の第2回転羽根車間の流水路は、前記中間部水車ケーシングにより構成されており、
    前記第1軸流水車の第1回転羽根車及び前記第2軸流水車の第2回転羽根車は、一体として取り外し可能なように、それぞれ前記第1軸流水車の第1回転軸及び前記第2軸流水車の第2回転軸に取着されており、
    上流側にある前記第1軸流水車の第1回転軸は、下流側にある前記第2軸流水車の第2回転軸より径大の中空部を形成しており、この第1回転軸の前記中空部に前記第2軸流水車の第2回転軸が同軸に貫挿されており、
    前記上流部水車ケーシング内には、前記第1軸流水車の回転方向と前記第2軸流水車の回転方向とが逆になるようにする回転変換機構が備えられており、この回転変換機構によって出力される回転力が第3回転軸に伝達されて発電を行う発電機を備えたことを特徴とする軸流水車発電装置。
  2. 前記回転変換機構は、前記第1軸流水車の第1回転軸に第1太陽歯車が設けられ、この第1太陽歯車の外周に第1歯車が噛合され、前記第2軸流水車の第2回転軸に第2太陽歯車が設けられ、この第2太陽歯車の外周には中間歯車が噛合され、この中間歯車は前記第1歯車と一体的に回転する第2歯車が噛合され、前記中間歯車と一体的に回転する第3歯車が第4歯車に噛合され、前記第3回転軸を回転せしめることを特徴とする請求項1記載の軸流水車発電装置。
  3. 前記水車ケーシング本体の前記上流部水車ケーシングの上流側には発電機ケーシングが連結されており、この発電機ケーシング内には、前記第3回転軸を発電機主軸とする発電機が前記第1及び第2軸流水車と同一軸線上に設けられていることを特徴とする請求項2記載の軸流水車発電装置。
  4. 前記第3回転軸の回転力を前記水車ケーシング本体外へ延在せしめ、この第3回転軸を発電機主軸とし、前記水車ケーシング本体外に配置された発電機が、前記第1及び第2軸流水車と同一軸線上に設けられていることを特徴とする請求項2記載の軸流水車発電装置。
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