JP4457982B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

この発明は、CDやDVD等の光ディスクに記録されている番組等のコンテンツを再生する光ディスク装置に関し、特に挿入口に挿入された光ディスクを掴んでターンテーブルにセットする位置まで取り込むスロットインモデルの光ディスク装置に関する。
従来、CDやDVD等の光ディスクに記録されている番組等のコンテンツのデータを読み取り、このデータに基づく再生映像や再生音声を出力する(コンテンツを再生する)光ディスク装置が広く一般に普及している。光ディスク装置は、周知のように、ターンテーブルにセットした光ディスクを回転させ、この回転させている光ディスクの記録面にレーザ光を照射し、その反射光を検出することで、この光ディスクに記録されているデータを読み取る。従来の光ディスク装置には、本体に対して移動自在に設けたトレイを利用して光ディスクをターンテーブルにセットする位置(以下、セット位置と言う。)まで搬送するトレイモデルと、挿入口に挿入された光ディスクを掴んでゼット位置まで搬送するスロットインモデルとがある。
また、トレイモデルの光ディスク装置では、トレイにおける光ディスクの載置位置が暗い場所(部屋)でも分かるように、トレイの光ディスクの載置位置やその周辺に畜光材を塗布し、光源からの光照射により、このトレイに塗布した畜光材を発光させることが提案されている(特許文献1参照)。この構成では、暗い場所でも、畜光材の発光により、トレイにおける光ディスクの載置位置や、トレイに載置されている光ディスクを確認することができ、トレイに対する光ディスクのセットや、光ディスクの取り出しがスムーズに行える。
特開2003−16769号公報
しかしながら、スロットインモデルの光ディスク装置では、光ディスクが表裏反対向きに挿入されることが多いという問題がある。トレイモデルの光ディスク装置は、その殆どが、光ディスクの記録面をトレイの載置面に対向させて載置する構造であるので、光ディスクが表裏反対向きにトレイに載置されることは殆どなかった。一方、スロットインモデルの光ディスク装置は、光ディスクを挿入する挿入口が機種によって横長のものや、縦長のものがあり、また挿入口が設けられている位置も本体正面や、側面、上面等様々であり、さらには挿入口に挿入する光ディスクの向きも機種毎に決められていることから、ユーザが勘違いして光ディスクを表裏反対向きに挿入してしまうことがあり、光ディスクが表裏反対向きに挿入されるという問題が生じている。
このため、従来のスロットインモデルの光ディスク装置では、挿入口付近に光ディスクの向きを示すシールの貼付や、光ディスクの向きを示す刻印を施す等して、ユーザが光ディスクの挿入方向(記録面の向き)を確認できるようにしているが、このシールや刻印を確認することなく光ディスクを装置本体に挿入するユーザが多く、またシールや刻印では光ディスクの向きを記号で示していることから、この記号の意味が理解できないユーザもおり、光ディスクが装置本体に対して表裏反対向きに挿入されるのを十分に防止できていなかった。
なお、ユーザは、光ディスクを表裏反対向きに挿入したとき、この光ディスクを一旦取り出し、その向きを反転させて再度本体に挿入しなおすことになる。多くのユーザは、この作業を煩わしく感じ、操作性が良くないと感じている。
この発明の目的は、スロットインモデルにおける光ディスクの挿入方向をユーザに認識させることで、光ディスクが装置本体に対して表裏反対向きに挿入されるのを防止し、操作性を向上させた光ディスク装置を提供することにある。
この発明の光ディスク装置は、上記課題を解決するために以下の構成を備えている。
(1)挿入口に挿入された光ディスクを本体内部に取り込むローディング手段と、
前記ローディング手段が本体内部に取り込んだ光ディスクに記録されているデータを読み取り、再生する再生手段と、を備えた光ディスク装置において、
装置本体に対する光ディスクの挿入方向を示すガイド映像を出力するガイド映像出力手段と、
前記ローディング手段が前記挿入口に挿入された光ディスクを本体内部に取り込んだときに、この光ディスクが本体に対して表裏反対向きに挿入されていないかどうかを判定する判定手段と、
前記判定手段により、光ディスクが装置本体に対して表裏反対向きに挿入されたと判定された回数が予め定められた第1の条件を満足したときにオンされ、光ディスクが本体に対して適正な向きに挿入されたと判定された回数が予め定められた第2の条件を満足したときにオフされるガイドフラグを記憶する記憶手段と、
前記挿入口に光ディスクが挿入されたときに、前記記憶手段が記憶するガイドフラグがオンであれば、前記ローディング手段がこの光ディスクを本体内部に取り込むのを一時的に制限し、前記ガイド映像出力手段に対してガイド映像の出力を指示する確認要求手段と、を備えている。
この構成では、判定手段により、ローディング手段が本体内部に取り込んだ光ディスクが表裏反対向きに挿入されいないかどうかが判定される。判定手段により光ディスクが表裏反対向きに挿入されていると判定された回数が第1の条件を満足したとき、記憶手段に記憶するガイドフラグがオンされる。また、判定手段により光ディスクが表裏反対向きに挿入されていないと判定された回数が第2の条件を満足したとき、記憶手段に記憶するガイドフラグがオフされる。第1の条件は光ディスクが表裏反対向きに挿入される可能性が比較的高いと考えられる条件にするのが望ましい。例えば、最近10回の判定で表裏反対向きに挿入されていると判定された回数が3回に達したときに、ガイドフラグをオンする条件とすればよい。また、第2の条件は、光ディスクが表裏反対向きに挿入される可能性が比較的低いと考えられる条件にするのが望ましい。例えば、3回や5回等、所定回数連続して光ディスクが適正な向きに挿入されたと判定されたときに、ガイドフラグをオフする条件とすればよい。
なお、第1の条件、および第2の条件の両方が満たされていないときには、ガイドフラグは、その時の状態を保持すればよい。
また、挿入口に光ディスクが挿入されたとき、確認要求手段がガイドフラグがオンしていれば、すなわち光ディスクが表裏反対向きに挿入される可能性が比較的高いと考えられるとき、ローディング手段による光ディスクの本体内部への取り込みを一時的に制限し、ガイド映像出力手段による光ディスクの挿入方向を示すガイド映像の出力を実行する。このガイド映像を出力することで、今回挿入口に挿入された光ディスクの向きが適正であるか、反対向きであるかをユーザに確認させることができる。また、この時点ではローディング手段が光ディスクを本体内部に取り込んでいないので、ユーザは挿入口に挿入した光ディスクが表裏反対向きであると気づいたときに、速やかにその向きを換えることができる。これにより、装置本体に対して光ディスクが表裏反対向きに挿入されるのを防止でき、操作性の向上が図れる。
なお、確認要求手段は、挿入口に光ディスクが挿入されたとき、ガイドフラグがオフしていれば、すなわちユーザが光ディスクを表裏反対向きに挿入する可能性が殆どないと考えられるときには、ガイド映像出力手段により光ディスクの挿入方向を示すガイド映像を出力することなく、ローディング手段により光ディスクを本体内部に取り込めばよい。これにより、光ディスクの挿入方向を認識しているユーザに対してまで、今回挿入口に挿入された光ディスクの向きが適正であるか、反対向きであるかを確認させることがないので、光ディスクの挿入方向を認識しているユーザの操作性を低下させることもない。
(2)前記確認要求手段は、前記ガイド映像出力手段に対してガイド映像の出力を指示した後に、前記挿入口に挿入されている光ディスクの向きについての確認入力があれば、前記ローディング手段が前記挿入口に挿入されている光ディスクを本体内部に取り込むのを許可する手段である。
この構成では、ガイド映像の出力後に、確認入力をユーザに行わせるようにしているので、光ディスクが表裏反対向きに挿入されていたときには、光ディスクを本体に取り込むまえに、略確実に適正な向きに換えさせることができる。
(3)前記確認要求手段は、前記判定手段が本体内部に取り込んだ光ディスクが表裏反対向きに挿入されていると判定したとき、前記ガイド映像出力手段に対して前記ガイド映像の出力を指示する手段である。
この構成では、ガイドフラグがオフしているときであっても、ユーザが光ディスクを表裏反対向きに挿入したときには、ガイド映像を出力し、本体に対する光ディスクの向きをユーザに再確認させることができる。
(4)前記確認要求手段は、前記ガイドフラグのオン/オフ状態に関係なく、予め定められたタイミングで、前記ガイド映像出力手段に対してガイド映像の出力を指示する手段である。
この構成では、ガイド映像を予め定められたタイミングで出力するので、適当なタイミングで光ディスクの適正な挿入方向をユーザに確認させることができる。これにより、光ディスクが装置本体に対して表裏反対向きに挿入されるのを一層確実に防止できる。
この発明によれば、スロットインモデルにおいて、光ディスクが装置本体に対して表裏反対向きに挿入されるのを防止でき、ユーザの操作性の向上が図れるとともに、光ディスクの挿入方向を認識しているユーザの操作性を低下させることもない。
以下、この発明の実施形態である光ディスク装置の実施形態について説明する。
図1は、この発明の実施形態である光ディスク装置の主要部の構成を示すブロック図であり、図2は、同光ディスク装置の概略の外観図である。この実施形態の光ディスク装置1は、本体の動作を制御する制御部2と、挿入口3aに挿入された光ディスク10をターンテーブル(不図示)にセットする位置(以下、セット位置と言う。)まで搬送するローディング部3と、ローディング部3が本体内部に取り込んだ光ディスク10に記録されている番組等のコンテンツのデータを読み取る読取部4と、読取部4が読み取ったデータに基づいてコンテンツの映像および音声を再生する再生部5と、OSD画像を記憶するOSD画像記憶部6とOSD画像記憶部6が記憶するOSD画像を再生部5で再生されたコンテンツの映像に重ね合わせた合成画像を生成する画像合成部7と、再生部5で再生された音声をスピーカ8aから出力する音声出力部8と、画像合成部7で生成された合成画像を表示器9aに表示させる映像出力部9と、を備えている。この実施形態の光ディスク装置1は、図2に示すように、表示器9aの後ろ側の上面に挿入口3aを横長に設けている。光ディスク10は、記録面を手前(図2における正面側)にして上方から挿入する。
ローディング部3は、光ディスク10の挿入方向に並べられた2つのセンサを有している。この2つのセンサは、光ディスク10の有無を検知するセンサであり、挿入口3aに近いほうが所謂インセンサであり、挿入口3aから遠いほうが所謂アウトセンサである。インセンサ、およびアウトセンサがともに光ディスク10を検知していないオフ状態であるとき、本体に光ディスク10がセットされていないと判定する。これら2つのセンサがオフ状態から、インセンサが光ディスク10を検知しているオン状態に変化すると(この時点ではアウトセンサはオフ状態である。)、光ディスク10が挿入口3aに挿入されたと判断する。ローディング部3は、挿入口3aから挿入された光ディスク10を掴んで、本体内部のセット位置まで搬送する。ここで言うセット位置は、光ディスク10をターンテーブルにセットする位置であり、このとき光ディスク10は全体が装置本体内に位置する。また、光ディスク10がセット位置にあるとき、インセンサおよびアウトセンサはともにオンしている。また、ローディング部3は、セット位置の光ディスク10を挿入口3a側に搬送し、排出するイジェクト処理も行う。このイジェクト処理では、アウトセンサがオフする位置まで光ディスク10を搬送する。このとき、インセンサはオンしており、光ディスク10の一部が挿入口3aから上方に突出している。ユーザは、挿入口3aから突出している部分を持って、この光ディスク10を装置本体から取り出すことができる。ユーザが光ディスク10を挿入口3aから取り出すと、インセンサもオフする。
なお、光ディスク装置1は、イジェクト処理後に、光ディスク10が挿入口3aから抜き取られることなく(インセンサがオフすることなく)、この光ディスク10が本体に挿入する向きに押され、アウトセンサがオンすると、光ディスク10が装置本体に挿入されたと判断する。
読取部4は、公知のピックアップヘッドを有し、ターンテーブルにセットし回転されている光ディスク10にレーザ光を照射し、その反射光を検出することにより、この光ディスク10に記録されている番組等のコンテンツのデータを読み取る。再生部5は、読取部4で読み取ったデータを、映像データと音声データとに分離するとともに、ここで分離した映像データおよび音声データをデコードし、映像および音声を再生する。OSD画像記憶部6には、挿入口3aにおける光ディスク10の挿入方向を示すガイド映像等が記憶されている。画像合成部7は、OSD画像記憶部6から読み出したOSD画像を、再生部5で再生されたコンテンツの映像に重ね合わせた合成画像を生成する。また、画像合成部7は、再生部5で再生された映像を合成画像として出力することもあれば、OSD画像記憶部6から読み出したOSD画像を合成画像として出力することもある。音声出力部8は、再生部5で再生された音声に基づく音声信号をスピーカ8aに入力し、スピーカ8aから再生音声を出力する。映像出力部9は画像合成部7から出力された合成画像に基づく映像信号を表示器9aに入力し、表示器9aで合成画像を表示する。
さらに、制御部2は、ユーザが装置本体に対して光ディスク10を表裏反対向きに挿入する可能性が高いか、反対に低いかを示すガイドフラグ記憶している。この実施形態では、ガイドフラグがオンであるとき、ユーザが装置本体に対して光ディスク10を表裏反対向きに挿入する可能性が高く、ガイドフラグがオフであるとき、ユーザが装置本体に対して光ディスク10を表裏反対向きに挿入する可能性が低い。また、制御部2は、光ディスク10を本体に取り込む毎に、この取り込んだ光ディスク10が適正な向きであったか、表裏反対向きであったか示す履歴情報を記憶している。この履歴情報は、例えば最近10回分記憶している。例えば、ローディング部3が光ディスク10をセット位置に取り込んだときに、今回取り込んだ光ディスク10が適正な向きであるか、表裏反対向きであるかを判断し、その判断結果を履歴情報として記憶する。このとき、11回前に取り込んだ光ディスク10についての履歴情報を削除する。
上述したように、ガイドフラグは、ユーザが光ディスク10を表裏反対向きに挿入する可能性が高いと考えられるときにオンされ、反対に光ディスク10を表裏反対向きに挿入する可能性が低いと考えられるときにオフされる。この実施形態では、装置本体に光ディスク10が挿入された最近10回について、光ディスク10が表裏反対向きに挿入された回数が予め定めた第1の回数、例えば3回、に達したときにガイドフラグをオンする。すなわち、ユーザが光ディスク10を表裏反対向きに挿入した頻度が高いときに、ガイドフラグをオンする。また、光ディスク10が予め定めた第2の回数、例えば5回、連続して適正な向きに挿入されたときに、ガイドフラグをオフする。すなわち、ユーザが光ディスク10を適正な向きに挿入した頻度が高いときに、ガイドフラグをオフする。ガイドフラグをオンする条件が、この発明で言う第1の条件に相当し、ガイドフラグをオフする条件が、この発明で言う第2の条件に相当する。
なお、第1の条件、または第2の条件の両方が満足されないときには、ガイドフラグはその時の状態が保持される。
次に、この発明の実施形態である光ディスク装置1における、光ディスク10のローディング処理について説明する。図3は、このローディング処理を示すフローチャートである。光ディスク装置1は、挿入口3aにおいて装置本体に光ディスク10が挿入されるのを待っている(s1)。s1では、ローディング部3のインセンサが光ディスク10を検知し、オンするのを待っている。光ディスク装置1は、s1で挿入口3aにおいて装置本体に光ディスク10が挿入されたと判定すると、この時点で制御部2に記憶しているガイドフラグがオンであるかオフであるかを判定する(s2)。
光ディスク装置1は、s2でガイドフラグがオンであると判定すると、すなわちユーザが光ディスク10を表裏反対向きに挿入する可能性が高いと判定すると、ローディング部3が今回挿入口3aに挿入された光ディスク10をセット位置に取り込むのを制限し、すなわちローディング部3による光ディスク10の取り込みを開始せずに、OSD画像記憶部6に記憶している、挿入口3aにおける光ディスク10の挿入方向を示すガイド映像を読み出し、このガイド映像を表示器9aに表示するガイド映像の出力処理を行う(s3)。s3では、画像合成部7が、OSD画像記憶部6から読み出したガイド映像を合成画像として出力する。s3で出力されるガイド映像は、例えば図4に示す映像であり、光ディスク10の記録面を正面(表示器9aの画面と同じ向き)にして、挿入口3aに挿入することをユーザに認識させる映像である。このガイド映像は、静止画であってもよいし、数秒程度(2〜3秒程度)の動画であってもよい。光ディスク装置1は、s3でガイド映像を出力すると、今回挿入口3aに挿入された光ディスク10の向きが適正であることの確認入力を待つ(s4)。
今回挿入口3aに挿入された光ディスク10は、この時点では、ローディング部3が本体に取り込んでいない。ユーザは、s3で表示器9aに表示されたガイド映像をみて、光ディスク10を表裏反対向きに挿入していたことに気がついた場合、速やかにこの光ディスク10を挿入口3aから取り出し、適正な向きに換えて再度挿入口3aに挿入することができる。また、ユーザは、今回挿入口3aに挿入した光ディスク10が適正な向きであることを確認すると、装置本体に対して確認入力を行う。この確認入力にかかる操作は、図示していない操作部、またはリモコン装置において行われる。
光ディスク装置1は、s4で確認入力があったと判定すると、挿入口3aに挿入されている光ディスク10をローディング部3により、セット位置まで取り込む(s5)。また、光ディスク装置1は、s2でガイドフラグがオフであると判定すると、上述したs2〜s4の処理を実行することなく、s5にかかる、挿入口3aに挿入されている光ディスク10をローディング部3によりセット位置まで取り込む処理を実行する。
光ディスク装置1は、セット位置に取り込んだ光ディスク10をターンテーブルにセットし、この光ディスク10のサイズ、および種別の判別を行う(s6)。光ディスク装置1は、サイズおよび種別の両方が判別できなかったと判定すると、今回セット位置に取り込んだ光ディスク10が表裏反対向きに挿入されていると判断し、今回取り込んだ光ディスク10をイジェクトする(s7、s8)。また、このときに、OSD画像記憶部6が記憶するガイド映像を表示器9aに表示するガイド映像の出力処理を行う(s9)。このs9にかかる処理は、上述したs3にかかる処理と同じである。
さらに、光ディスク装置1は、今回光ディスク10が表裏反対向きに挿入されたことを示す履歴情報を制御部2に記憶し(s10)、ガイドフラグをオンする条件(第1の条件)を満足するかどうかを判定する(s11)。光ディスク装置1は、s11で第1の条件を満足すると判定すると、制御部2が記憶するガイドフラグをオンし(s12)、s1に戻る。反対に、s11で第1の条件を満足しないと判定すると、ガイドフラグの状態をその時の状態に保持し(s13)、s1に戻る。
なお、s12では、ガイドフラグがオンであったときにも、ガイドフラグをオンにするという処理が行われるが、特にこの処理によって問題が生じることはない。
また、光ディスク装置1は、s7でサイズおよび種別の両方が判別できたと判定すると、今回セット位置に取り込んだ光ディスク10が適正な向きに挿入されていると判断し、今回光ディスク10が適正な向きに挿入されたことを示す履歴情報を制御部2に記憶する(s14)。そして、光ディスク装置1は、ガイドフラグをオフする条件(第2の条件)を満足するかどうかを判定する(s15)。光ディスク装置1は、s15で第2の条件を満足すると判定すると、制御部2が記憶するガイドフラグをオフする(s16)。反対に、s15で第2の条件を満足しないと判定すると、ガイドフラグの状態をその時の状態に保持する(s17)。
なお、s16では、ガイドフラグがオフであったときにも、ガイドフラグをオフにするという処理が行われるが、特にこの処理によって問題が生じることはない。
光ディスク装置1は、s16、またはs17にかかる処理を実行すると、この光ディスク10のリードインに記録されているTOC等の管理情報を読み取る(s18)。光ディスク装置1は、s18で管理情報が読み取ることができなければ、この光ディスク10が不良であると判定し、今回取り込んだ光ディスク10をイジェクトする(s19、s20)。s20では、傷等が原因で記録されているデータを読み取ることができない光ディスク10としてイジェクトしており、表裏反対向きに挿入された光ディスク10としてイジェクトしているわけではない。光ディスク装置1は、 s18で管理情報が読み取ることができると、ローディング処理を終了し、この光ディスク10に記録されているコンテンツの再生等にかかる入力を待って、コンテンツを再生する。
このように、この実施形態の光ディスク装置1は、ユーザが光ディスク10を表裏反対向きに挿入する可能性が高いと考えられるとき、具体的には光ディスク10を表裏反対向きに挿入する頻度がある程度まで増加しているとき、挿入口3aに光ディスク10が挿入されると、ガイド映像を出力して光ディスク10の向きをユーザに確認させる。これにより、挿入口3aに挿入する光ディスク10の向きをユーザに確実に認識させることができる。また、このガイド映像を出力するときには、ローディング部3が挿入口3aに挿入された光ディスク10を本体に取り込むのを一時的に制限し、取り込まないようにしているので、光ディスク10を表裏反対向きに挿入していることに気がついたユーザが、速やかに光ディスク10を適正な向きに換えることができる。また、表裏反対向きに挿入された光ディスク10を本体に取り込んだときにも、ガイド映像を出力する構成としているので、ユーザがたまたま間違ったときにも、ユーザに光ディスク10の向きを再確認させることができる。さらに、ユーザが光ディスク10を表裏反対向きに挿入する可能性が低いと考えられるときには、挿入口3aに光ディスク10が挿入されると、ローディング部3がこの光ディスク10を直ぐに本体に取り込むので、光ディスク10を挿入する向きを認識しているユーザの操作性を低下させることもない。
なお、上記実施形態では、表示器9aの背面上方に光ディスク10の挿入口3aが設けられている場合を例にして本願発明を説明したが、表示器9aの背面の右側面または左側面に光ディスク10の挿入口3aが設けられていてもよいし、また、表示器9aを備えていないスロットインモデルの光ディスク装置であっても、本願発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、ガイドフラグの状態に応じて、挿入口3aに挿入された光ディスク10をローディング部3が取り込むのを制限するかどうかを設定するとしたが、例えば、ACコードが接続されたときには、無条件にガイド映像を表示するようにしてもよい。このようにすれば、光ディスク装置1を初めて使用するユーザに、最初にガイド映像を見せて、光ディスク10を挿入する向きを確認させることができる。
また、予め定めた入力が行われたときに、ガイド映像を表示するようにしてもよい。このようにすれば、ユーザは、光ディスク10を挿入する向きを確認したいときに、この予め定められた入力操作を行うことで、ガイド映像を見て、光ディスク10を挿入する向きを確認することができる。
また、上記実施形態では、再生装置を例にして本願発明を説明をしたが、記録装置であっても、本願発明を適用することができる。
この発明の実施形態である光ディスク装置の主要部の構成を示すブロック図である。 この発明の実施形態である光ディスク装置の概略の外観図である。 この発明の実施形態である光ディスク装置におけるローディング処理を示すフローチャートである。 この発明の実施形態である光ディスク装置におけるガイド映像を示す図である。
符号の説明
1−光ディスク装置
2−制御部
3−ローディング部
3a−挿入口
4−読取部
5−再生部
6−OSD画像記憶部
7−画像合成部
8−音声出力部
8a−スピーカ
9−映像出力部
9a−表示器
10−光ディスク

Claims (5)

  1. 挿入口に挿入された光ディスクを本体内部に取り込むローディング手段と、
    前記ローディング手段が本体内部に取り込んだ光ディスクに記録されているデータを読み取り、再生する再生手段と、を備えた光ディスク装置において、
    装置本体に対する光ディスクの挿入方向を示すガイド映像を出力するガイド映像出力手段と、
    前記ローディング手段が前記挿入口に挿入された光ディスクを本体内部に取り込んだときに、この光ディスクが本体に対して表裏反対向きに挿入されていないかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、光ディスクが装置本体に対して表裏反対向きに挿入されたと判定された回数が予め定められた第1の条件を満足したときにオンされ、光ディスクが本体に対して適正な向きに挿入されたと判定された回数が予め定められた第2の条件を満足したときにオフされるガイドフラグを記憶する記憶手段と、
    前記挿入口に光ディスクが挿入されたときに、前記記憶手段が記憶するガイドフラグがオンであれば、前記ローディング手段がこの光ディスクを本体内部に取り込むのを一時的に制限し、前記ガイド映像出力手段に対してガイド映像の出力を指示し、その後、前記挿入口に挿入されている光ディスクの向きについての確認入力があれば、前記ローディング手段が前記挿入口に挿入されている光ディスクを本体内部に取り込むのを許可する確認要求手段と、を備え、
    さらに、前記確認要求手段は、前記判定手段が本体内部に取り込んだ光ディスクが表裏反対向きに挿入されていると判定したとき、前記ガイド映像出力手段に対して前記ガイド映像の出力を指示する手段であるとともに、前記ガイドフラグのオン/オフ状態に関係なく、予め定められたタイミングで、前記ガイド映像出力手段に対してガイド映像の出力を指示する手段である光ディスク装置。
  2. 挿入口に挿入された光ディスクを本体内部に取り込むローディング手段と、
    前記ローディング手段が本体内部に取り込んだ光ディスクに記録されているデータを読み取り、再生する再生手段と、を備えた光ディスク装置において、
    装置本体に対する光ディスクの挿入方向を示すガイド映像を出力するガイド映像出力手段と、
    前記ローディング手段が前記挿入口に挿入された光ディスクを本体内部に取り込んだときに、この光ディスクが本体に対して表裏反対向きに挿入されていないかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、光ディスクが装置本体に対して表裏反対向きに挿入されたと判定された回数が予め定められた第1の条件を満足したときにオンされ、光ディスクが本体に対して適正な向きに挿入されたと判定された回数が予め定められた第2の条件を満足したときにオフされるガイドフラグを記憶する記憶手段と、
    前記挿入口に光ディスクが挿入されたときに、前記記憶手段が記憶するガイドフラグがオンであれば、前記ローディング手段がこの光ディスクを本体内部に取り込むのを一時的に制限し、前記ガイド映像出力手段に対してガイド映像の出力を指示する確認要求手段と、を備えた光ディスク装置。
  3. 前記確認要求手段は、前記ガイド映像出力手段に対してガイド映像の出力を指示した後に、前記挿入口に挿入されている光ディスクの向きについての確認入力があれば、前記ローディング手段が前記挿入口に挿入されている光ディスクを本体内部に取り込むのを許可する手段である請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記確認要求手段は、前記判定手段が本体内部に取り込んだ光ディスクが表裏反対向きに挿入されていると判定したとき、前記ガイド映像出力手段に対して前記ガイド映像の出力を指示する手段である請求項2または3に記載の光ディスク装置。
  5. 前記確認要求手段は、前記ガイドフラグのオン/オフ状態に関係なく、予め定められたタイミングで、前記ガイド映像出力手段に対してガイド映像の出力を指示する手段である請求項2〜4のいずれかに記載の光ディスク装置。
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