JP4457010B2 - ヨーレートセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、独立請求項の上位概念に記載の形式のヨーレートセンサに関する。
背景技術
既にドイツ連邦共和国特許出願公開第19945859号明細書からヨーレートセンサが公知であり、ここではヨーレートセンサの動作周波数が比較的小さくなっている。
発明の利点
表面マイクロマシニング式に製作された回転振動体を備えた、先行技術によるヨーレートセンサでは、回転振動体もしくははずみ質量体は、機械的に、X字形に設けられたばねを介して中央部分で基板と点状に結合されている。この場合X字形に設けられたばねおよび回転振動体の質量に起因して、動作周波数が設定される。先行技術によるヨーレートセンサに対して動作周波数を増加するために、X字形に設けられたばねのばねアームを拡幅するか、またはX字形に設けられたばねアームを短縮する必要がある。もちろんこれらの両方の構成手段の組み合わせも考えられる。しかしながらこのような構成手段では、一方では振幅が減少し、また他方ではばね材料の伸度が増加する恐れがある、という問題が生じる。振幅の減少は、センサ感度の低下をもたらし、これは不都合である。X字形に設けられたばね材料の伸度の増加によって、ばね材料は破壊する恐れがある。さらに不変の振幅でばね長さが短縮される場合、変位に関するばね剛性の非線形性が増加する。非線形性は、安定したセンサ運転のためにできるだけ小さく維持するのが望ましい。なぜならばそうでないと非線形的な破壊リスクが生じる(2つの安定した作動点)からである。本発明の独立請求項の特徴部に記載した構成を有するヨーレートセンサは、先行技術に対して、先行技術による、振動周波数を増加する構成手段によって生じる欠点が生じない、という利点を有している。先行技術に対して、本発明によるヨーレートセンサの撓みばね装置は、所定の変位で、緊締箇所において著しく小さな最大伸度を有している。さらに最大伸度は、緊締箇所における半径の大きさによって選択することができる。比較的大きな半径とは、緊締箇所の小さな伸度を意味している。
従属請求項に記載した構成手段によって、独立請求項に記載したヨーレートセンサの有利な実施形および改良形が達成される。
特に有利には、撓みばね装置が、半径方向の長さ補償が実現されるように、はずみ質量体と結合されている。半径方向の長さ補償を達成するために、とりわけ撓みばね装置は、はずみ質量体との結合部で、折り曲げられた領域を備えている。これによってセンサが1平面上で回動する際に、撓みばね装置における長さ方向力は、角度付けされた端部部材もしくは折り曲げられた領域によって吸収することができる。撓みばね装置における長さ方向力が解消されない場合、剛性は変位の関数として増加し、その結果ばね剛性の非線形性は大きくなる。このことは本発明によって回避することができ、したがって半径方向の長さ補償によってばね剛性の非線形性の減少がもたらされる。さらに有利には、2つの撓みばね装置が最大延伸方向に沿って鏡面対称的に相並んで設けられていて、かつ協働して撓みばねを形成する。これによって、撓みばねが静止位置から出発して種々異なる方向で変位するために対称的な特性を有するよう、ということが保証されている。たとえばZ軸を中心としてある角度だけ+方向および−方向ではずみ質量体が回転する際の変位および戻し力はそれぞれ同じである。さらに有利には、2つの撓みばねは、脚部がはずみ質量体に向かって開放角を成して拡開されるように、V字形に配置されている。撓みばねの間の開放角の変化によって、センサの検出共振周波数、つまりX軸もしくはY軸を中心とする基板平面からのはずみ質量体の回動は、調節することができる。固有周波数の相対比は、実質的に、センサ特性、たとえば感度、妨害にたいする強さおよび耐熱性を特定する。撓みばねの開放角に関して、固有周波数を簡単な形式で互いに独立して正確に同調可能に設けることができる。さらに有利には、全体で4つの撓みばねは、実質的にX字形を成すように配置されている。このことによって対称的な撓みばね構造が形成される。さらに有利には、基板表面に対して垂直に位置する回転軸を中心とする固有周波数が、基板表面に対して平行に位置する回転軸を中心とする各固有周波数よりも小さくなるように、開放角が選択されている。これによって極めてポジティブな検出特性を達成することができる。さらに有利には、本発明によるヨーレートセンサは、表面マイクロマシン技術または別のマイクロマシン技術で製作されている。本発明によるマイクロマシニング式のヨーレートセンサを製作するために表面マイクロマシン技術、特に典型的には10μmの厚さの厚いエピポリ層(Ep−Poly−Schicht)を用いた大量生産プロセスを使用することによって、僅かな横感度を達成させる硬いセンサ構造の形成が許容される。さらに有利には、固定装置は基板と不動に結合されているか、または固定装置は基板に対して可動に配置されている。これによって本発明のヨーレートセンサの様々な実施例を形成することができる。さらに有利には、X字形に形成された撓みばねに対して追加的に、単数または複数の支持ばねが設けられている。このことは有利には、センサの別の固有振動数を所望の形式で干渉するために、本発明によるセンサの別の実施例で設けられている。
実施例の説明
次に本発明の実施例を図示し、詳しく説明する。
図1には、先行技術による従来慣用のヨーレートセンサを斜視図で示した。図1において、符号100でシリコンウェハの構成をした基板を示し、符号10でリング状のはずみ質量体を示し、符号25´でブリッジを示し、また符号30〜33でV字形の2つの撓みばね(Biegefeder)のばね脚部を示した。符号21,21´で基台を示し、また符号150で給電部を示した。基部21,21´はブリッジ25´に向かってそれぞれ楔形のテーパ部を備えており、テーパ部は符号22,22´で示した。図1に示した先行技術による従来慣用のヨーレートセンサでは、表面マイクロマシニング式に製作されたはずみ質量体10(これは回転振動体10とも記載する)が設けられており、はずみ質量体10は、機械的に、ばね脚部30〜33から成るX字形のばねを介して、中心部分で基板100と点状に結合されている。センサの、被駆動式の回転振動の動作周波数はたとえば1.5kHZである。先行技術から出発して、本発明では、たとえば5kHzを上回る比較的高い動作周波数を有するセンサが設けられている。ここでははずみ質量体10の構造は実質的に不変に維持するのが望ましい。このために先行技術によるセンサでは、X字形に延びる撓みばね脚部30〜33は、短縮しかつ/または拡幅する必要がある。ここでは多くの場合問題が生じる。先ず撓みばねの短縮および/または拡幅によって、センサの感度が低下する恐れがある。このことは好ましくない。なぜならば原則として高い感度を有するセンサが所望されているからである。さらに広幅のばねでは、図1に示したように、X字形ばねの緊締箇所における伸度が大きくなり、はずみ質量体10のねじり振動が最大限に変位する際に、ばね材料の耐久限度に到達する恐れがある。このことはたとえばばね材料としてポリシリコンを使用する場合に生じる。さらに記載の条件で、振幅が不変でばね長さが短縮される場合、X字形ばねの変位に関するばね剛性の非線形性が増加する恐れがある。しかしながらセンサの安定した運転のために非線形性はできるだけ小さく維持する必要がある。なぜならばそうでないと非線形的な崩壊の可能性もしくはリスクが生じるからである。したがって本発明では、先行技術の前述の欠点を有していないか、またはほとんど有していないばねを提供する必要がある。その上X字形ばねの利点、たとえば種々異なる振動軸を中心とする共振周波数の所望の調節性を失わないようにするのが望ましい。
図2には、本発明のヨーレートセンサのセンサ中央部を示した。図1に示した部材もしくは構成要素と同じものには、同じ符号を用いた。要するに符号10ではずみ質量体もしくは回転振動体を示し、符号100で基板を示した。本発明でも、基板100は特にシリコン基板として設けられている。さらに図2には固定装置200を示した。固定装置200は、第1の撓みばね装置301の一方の端部と結合されている。第1の撓みばね装置301は他方の端部で、はずみ質量体10と結合されている。また第2の撓みばね装置302が設けられており、第2の撓みばね装置302もまたはずみ質量体10と結合されている。さらに第3から第8の撓みばね装置303〜308が設けられており、これらの撓みばね装置303〜308もまた固定装置200とはずみ質量体10との間に設けられている。したがって固定装置200は、とりわけ撓みばね装置301〜308の各撓みばねのために別の固定位置を備えるように設けられている。撓みばね装置301〜308、固定装置200およびはずみ質量体10は、本発明によれば酸化ケイ素層上で特にポリシリコンから成っており、この場合酸化ケイ素層はあとで下方エッチングによって除去され、これによって可動部分は基板100に対して変位可能に形成することができる。固定装置200は、本発明の特別な実施例によれば、酸化ケイ素層を介して基板100と結合されるか、または基板上に固定されて、センサ構造の固定点を形成する。本発明の別の実施例では、撓みばね装置301〜308は、可動に設けられた固定装置200と結合されているので、この場合固定装置200は基板100と不動に固定して設けられていない。ここでは本発明に関して、固定装置200が基板100と不動に結合された実施例につき説明する。
本発明によれば、撓みばね装置301〜308はとりわけ次のように配置されていて、つまり第1の撓みばね301と第2の撓みばね装置302とが対称的に、それも図2に示していない軸に沿って鏡面対称的に配置されていて、かつこれらが協働して第1の撓みばね360を形成するように配置されている。同様にこれに応じて第3の撓みばね装置303と第4の撓みばね装置304とが第2の撓みばね361を形成する。同様に第5の撓みばね装置305と第6の撓みばね装置306とが第3の撓みばね362を形成し、また第7の撓みばね装置307と第8の撓みばね装置308とが第4の撓みばね363を形成する。既に記載したように、本発明によれば、はずみ質量体10は特にリング状に設けられていて、しかも中心部400に対してセンタリングされている。ここでは基板100は基板主平面を成しており、実質的に基板主平面上ではずみ質量体10は延在している。基板主平面上で、図2の右側部分に示した両方の方向Xおよび方向Yが位置しており、ここではX方向は図平面に対して水平方向で左から右に向いていて、またY方向は図平面で下方から上方に向いている。Z方向は、図平面および基板主平面に対して垂直方向に設けられていて、かつ図平面から手前(観察者)に向かって延びている。中心部400は、Z方向で延び、かつ基板100を中心部400で交差する軸を中心とする、はずみ質量体10の回動(旋回)振動の中心である。第1の撓みばね360と第2の撓みばね361とは協働して実質的に2つの脚部を形成し、これらの脚部のV字形は、脚部がはずみ質量体10に向かって符号370で示した開放角を成して拡開するように配置されている。第3の撓みばね362と第4の撓みばね363とも同様にV字形に配置された脚部を成し、かつ本発明によれば特に同じ開放角370で第1の撓みばね360および第2の撓みばね361に対して鏡面対称的に配置されているので、4つの撓みばね360〜363はまとめてX字形の配置構造を有している。
図3には、仮想の第1のばね装置354および仮想の第2のばね装置355の線形特性を示した。図3には、振幅16に関するばね装置354,355の剛さ350を線図で示した。ばね装置354,355としての撓みばねの実施例に関して、図3の振幅もしくは変位16は、たとえば静止位置に対する、緊張状態の撓みばねの自由端部の変位に相当する。図示の実施例では、その他は同じ寸法で、同じ材料が提供される場合、第2のばね装置355に比較的小さな長さの撓みばねが相当し、第1のばね装置354に比較的大きな長さの撓みばねが相当する。したがってゼロ以外の変位16では、比較的小さなばね長さの第2のばね装置355に関する剛さ350は、比較的大きなばね長さの第1のばね装置354に関する剛さ350よりも大きくなっている。その結果、第2のばね装置355では、同じ振幅16で、比較的大きな非線形成分みられる。このことはヨーレートセンサを製作するために回避する必要があるので、ここでは非線形成分はできるだけ小さく維持するのが望ましい。
図4には、第1の撓みばね360を拡大図で詳しく示した。図4の左側に固定装置200を看取することができ、固定装置200と、第1の撓みばね装置301の第1の端部330とが結合されている。第1の撓みばね装置301の第2の端部320で、第1の撓みばね装置301ははずみ質量体10と結合されている。中心部400(図4には示していない)を中心としてはずみ質量体10が回動振動する際に、両矢で示した運動が生じ、ここでは両矢は符号15で示した。はずみ質量体10の運動15で移動する距離が大きい程、図3において符号16で示した振幅がより大きくなる。第1の撓みばね装置301の他に、第1の撓みばね360は、追加的に第2の撓みばね装置302を備えており、ここでは第1の撓みばね装置301と第2の撓みばね装置302とは、図4において符号364で示した対称平面に沿って互いに鏡面対称的に配置されている。もちろん第2の撓みばね装置302も第1の端部および第2の端部を備えており、図4では、これらの第1の端部および第2の端部は独自の別の符号で示すことはしない。第1の端部330の領域で、第1の撓みばね装置301は屈曲部を有しており、曲率半径は、第2の撓みばね装置302に符号331で例示した。これによって、第1の撓みばね装置301の変位に際して、固定装置200に対する第1の撓みばね装置301の緊締箇所における最大伸度は、先行技術による従来慣用のヨーレートセンサよりも極めて小さくなっている。さらに固定装置200に対する緊締箇所における最大伸度は、曲率半径331の大きさによって変化させることができる。この場合大きな曲率半径331は、その他の点では同じ条件、特に同じ振幅で、緊締箇所における比較的小さな伸度を意味する。撓みばねを形成するためにそれぞれ2つの撓みばね装置を設けることによって、撓みばね360の、一体的に形成され、極めて広幅に設計されたばねと同じ剛さを達成することができる。第1の撓みばね装置301の第2の端部320の領域で、図4に示したように、角度付けした、つまり折り曲げられた領域が設けられている。撓みばね装置301の第2の端部320の領域における、このような角度付けされた領域もしくは折り曲げられた端部部材によって、XY平面上ではずみ質量体10が回動する際に撓みばね装置301によって長さ方向の力が吸収される。第1の撓みばね装置301における長さ方向力が折り曲げられた領域によって吸収されないとすると、変位に関する剛さは大幅に増加し、したがってばね剛性の非線形性が拡大される。このことは第1の撓みばね装置301の第2の端部320における折り曲げによって回避される。これによって、図1に示した従来慣用のセンサによるX字形ばねよりも、比較的大きなばね幅もしくは比較的小さなばね長さを有するばねと同じ特性を有する、センサの比較的大きな動作周波数のために設けられた撓みばね360を形成することができる。総じて各撓みばね装置301〜308の二重の配置構造に基づいてシミュレーションされた比較的大きなばね幅と、これによる比較的高いばね剛さとによって、さらに別の利点が得られ、本発明によるそのような構造体を製作する際に、ばね幅において製作変動が生るが、センサごとのばね幅の相対的なばらつき、ひいてははずみ質量体10の共振周波数のばらつきも比較的小さくなる。なぜならば完成品における同じ幅変動で、比較的大きな絶対ばね幅が提供され、そうして共振周波数の相対変動が比較的小さくなるからである。
第1の撓みばね301の第2の端部320における第1の撓みばね装置301の折り曲げ領域と、第1の撓みばね装置301の第1の端部330における屈曲部331とは、本発明によれば、特にXY平面、つまり基板主平面上で、対称軸364からみて同じ方向に設けられている。これによって撓みばね装置301〜308のU字形状が形成される。本発明によれば、図4において符号365で示した、第1の撓みばね装置301の長さは、撓みばね360の幅366よりも著しく大きくなっている。第1の撓みばね装置301の第1の端部330の領域における大きな緊締半径331によって、固定装置200に対する結合箇所にかかる振動による機械負荷は低減することができる。
固定装置200における撓みばね装置301〜308の懸架位置は、必ずしも基板100と結合する必要はない。撓みばね装置301〜308は、たとえば相対運動する2つの質量体の間に位置することもできる。
図2について説明した、撓みばね360〜363のX字形の配置構造に対して追加的に、別のばねエレメントを組み込むこともできる。これについては図5に示した。図5には、図2と同様の、はずみ質量体10、基板100、撓みばね装置301〜308、固定装置200に関してほぼ同じ配置構造を示した。さらに別の固定装置210が設けられており、別の固定装置210に、第1の支持ばね309または第2の支持ばね310が結合されており、支持ばね309,310自体ははずみ質量体10と結合されている。第1の支持ばね309は、センサ配置構造の中心部400に関して、第2の支持ばね310とは反対側に設けられている。さらに別の固定装置210は、支持ばね309,310を固定装置200の直ぐ傍で固定するために、中心部400の傍に設けられている。本発明によれば、支持ばね309,310は、とりわけセンサの、撓みばね360,363を介して干渉不能であるか、またはほとんど干渉不能である特定の固有周波数を所望の形式で干渉するために役立つ。
先行技術による従来慣用のヨーレートセンサを示す斜視図である。 本発明によるセンサ配置構造の中央部分を示す平面図である。 異なるばね装置の異なる線形特性を示す線図である。 撓みばねを詳しく示す図である。 本発明によるヨーレートセンサの別の実施例を示す図である。
符号の説明
10 はずみ質量体、 15 両矢、 16 振幅、 22,22´ テーパ部、 25´ ブリッジ、 30〜33 撓みばね脚部、 21,21´ 基台、 100 基板、 150 給電部、 200 固定装置、 210 固定装置、 301〜308 撓みばね装置、 309,310 支持ばね、 320,330 端部、 331 曲率半径、 354,355 ばね装置、 360〜363 撓みばね、 364 対称平面、 365 長さ、 366 幅、 370 開放角、 400 中心部

Claims (9)

  1. マイクロマシニング式のヨーレートセンサであって、
    基板(100)が設けられており、該基板(100)が、基板(100)上に設けられた固定装置(200)を備えており、はずみ質量体(10)が設けられており、該はずみ質量体(10)が、はずみ質量体(10)と結合された撓みばね装置(301,302,303,304,305,306,307,308)を介して、固定装置(200)と結合されており、はずみ質量体(10)が、基板表面に対して垂直方向に位置する回転軸(Z)を中心に、弾性的に静止位置から変位可能でかつ、かつ回動振動するようになっている形式のものにおいて、
    撓みばね装置(301,302,303,304,305,306,307,308)が、はずみ質量体(10)から回転振動の中心部(400)に向かって真っ直ぐに延びる部分を有し、固定装置(200)との固定領域で屈曲部(331)を有し、かつはずみ質量体(10)との結合部で折り曲げられた部分を有していることを特徴とする、ヨーレートセンサ。
  2. 撓みばね装置(301,302,303,304,305,306,307,308)の固定領域が、回転振動の中心部(400)の外側に設けられている、請求項記載のヨーレートセンサ。
  3. 2つの撓みばね装置(301,302,303,304,305,306,307,308)が、最大の延伸方向に沿って、鏡像的に相並んで設けられていて、かつ協働して撓みばね(360,361,362,363)を形成している、請求項1または2記載のヨーレートセンサ。
  4. 2つの撓みばね(360,361,362,363)が、V字形に配置されており、撓みばねのばね脚部が、はずみ質量体(10)に向かって開放角(370)を成して拡開されている、請求項1からまでのいずれか1項記載のヨーレートセンサ。
  5. 全体で4つの撓みばね(360,361,362,363)が、実質的にX字形を成すように配置されている、請求項1からまでのいずれか1項記載のヨーレートセンサ。
  6. 基板表面に対して垂直に位置する回転軸(Z)を中心とする固有振動数が、基板表面に対して平行に位置する回転軸(X,Y)を中心とする固有振動数よりも小さくなるように、開放角(370)が選択されている、請求項1からまでのいずれか1項記載のヨーレートセンサ。
  7. 当該ヨーレートセンサが、シリコン−表面マイクロマシン技術または別のマイクロマシン技術によって製作されている、請求項1からまでのいずれか1項記載のヨーレートセンサ。
  8. 固定装置(200)が、基板(100)と不動に結合されているか、または固定装置(200)が、基板(100)に対して可動に配置されている、請求項1からまでのいずれか1項記載のヨーレートセンサ。
  9. X字形を成す撓みばね(360,361,362,363)に対して追加的に、単数または複数の支持ばね(390,310)が設けられている、請求項1からまでのいずれか1項記載のヨーレートセンサ。
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