JP4456373B2 - 偏厚部を有する商品の仕切り付き包装箱及びこの包装箱を用いた商品包装方法 - Google Patents

偏厚部を有する商品の仕切り付き包装箱及びこの包装箱を用いた商品包装方法 Download PDF

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本発明は、偏厚部を有する商品例えば折り畳んだ紙器箱とか、アルバム、バインダーのごとき文具等を出荷、運搬する際に使用する通い箱として好適な仕切り付き包装箱及びこの箱を用いた商品包装方法に関するものである。
化粧品、洗剤、飲食品などのパッケージの多くは、包装材料の販売・製造者が紙器箱として組立て使用する板紙等からなる材料に印刷や表面加工を施し、立体構造にするための加工を施してから、外装箱や通い箱に梱包して使用者に出荷輸送される。この折り畳んだ状態のパッケージは、例えば100枚或いは200枚の単位で、従来A−1式と呼ばれる段ボール箱(JISZ1507の0201に対応する箱)に集積梱包して使用者に輸送するのが今までの例である。使用者は、その段ボール箱を開梱して内容物を全量取出し、数量を確認した上で次工程のマシンに使用する。
しかし、折り畳んだパッケージの厚みは、底板やフラップの折り込み等により一定にならず、端部の一方が厚く他方が薄いという、略クサビ形の断面をした偏厚した板状の外形(図8参照)を呈することがある。この折り畳んだパッケージ(以下商品という)を、段ボール箱に入れて運搬するとき、輸送時の振動や衝撃でその集積した商品の束は、図8にも示すように、一部が初期の収納位置から移動して傾き倒れ、荷姿が崩れてしまうという問題点が指摘されていた。その原因は、前記のように商品の厚みが両端で一定でないことから生まれる余剰空間の総和によるからである。
図8(a)は、前述した略クサビ形断面を有した商品Gを一例として12枚集積したときを示した摸式図である。同図に示したように、集積した商品の束形状は安定の良い荷姿(立方体形状或いは直方体形状)にならない。この集積した商品は、輸送時の振動や衝撃を契機として荷崩れを生じ、例えば図8(b)〜(c)のように、集積した商品の一部が収納時の初期位置から移動して傾き倒れ、ズリ下がったり、あるものは商品の下に潜ってしまうことがある。このように荷姿が崩れるため、後述するように次工程のマシンに自動充填できないトラブルの原因となっている。
荷姿が崩れると、開梱時に商品を取り出しにくくなるばかりでなく、数量の確認もしづらくなる。特に開梱後、商品を自動充填機に掛けなければならない場合においては商品が整然と並んでいないと、改めて揃えなおす必要がある。その場合、数十分にわたり工場のラインを止めなければならず、生産性を阻害してしまう。
段ボール箱で商品を出荷する場合おいて、商品が小さく、また多くの量の商品を梱包する場合、流通の過程で商品が移動して配置が変わったり衝突し合ったりしないようにするため、また、輸送中の箱が多段積みされて圧縮荷重を受けても変形・破損することがないように補強することを目的として、商品間に仕切りを設けることは一般的である(特許文献1)。
しかし仕切り数を多くする程、複数枚の仕切り材を用意しなければならない。
また通い箱として使用に供するには、箱と仕切りとが繰り返しの組立て、折畳み作業に特別の作業や部材を必要としないことが要求されているが、これを満足するものはまだ提案されていない。
従来より、複数枚のピースを井桁状に組合わせる組仕切りや、コの字型仕切り、H型仕切り、或いはZ型仕切りも知られているが(例えば、特許文献2〜4等参照)、仕切り自体が箱に固定されない場合には、流通時の振動・衝撃によって初期の位置から移動して仕切り自体が中身の商品と一緒にズレ動いてしまうことがある。
さらにまた、コの字型、H型、Z型仕切りの場合、1枚で箱内を2分割にしかできないなどの欠点があった。また通例、仕切りは、箱とは別構造であったので、箱の組立て作業とは別に仕切りの組立て作業を要し、また箱への装着の際、仕切りの位置決めも容易でないという問題を生ずる。
なお、仕切り板と箱とを一体に連結して、箱と仕切りをコンパクトに折畳むことができるようにした保管に便利な通い箱は提案されている(特許文献5)
特開2003−118724号公報 実公昭61− 1057号公報 実開昭63−177222号公報 特開平06−298242号公報 特開平11−124125号公報
本発明者は、前述の問題を解決するために鋭意研究を行った。先ず、第一に、本発明が対象とする略クサビ形の偏厚部を有する板状商品または冊子状商品を荷崩れなく外箱内に納めておくためには、従来の外装箱とは別体のコの字型仕切り、H型仕切り或いはZ型仕切りでは、中身商品と一緒に仕切り自体が初期の収納位置から移動してしまい、対応できない。そこで仕切り自体が外装箱への貼り付けられて一体化されている(中味商品と一緒に動かない)必要がある。
また、本発明が対象とする偏厚部を有する商品は、仕切られた空間内で移動するとき図8(b〜c)のような動きを示しながら崩れ始めることと、箱の中での商品の安定性は、商品の高さと商品の集積方向の寸法との関係が大きいことを究明した。
すなわち
K:仕切り材で仕切られた空間寸法(商品の集積方向の寸法)、
D:商品の高さ寸法、
のとき、KとDの関係は、K=Dを境として、K>Dの場合、図8(b)または(c)のように商品の荷姿が不安定になり荷崩れしやすいことが判った。
そして、K<Dの場合、箱内で荷崩れがおこりにくいことを究明した。
以上の状況に鑑み、本発明者は、従来の外装箱、通い箱が有する問題点を克服して、端部の一方が厚く他方が薄いという偏厚した外形を呈し、全体としては略クサビ形の断面形状を呈する商品を安定よく箱内に収めて運搬することができる包装箱及びこの包装箱を用いた包装方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明が採用する手段は、外装箱や通い箱底面の内フラップ間に、商品の少なくとも1枚を挟んで商品の移動を阻止することができる間隙を設けて、この間隙に商品を仮に固定することで、その仮固定した商品自体が「仕切り材」として機能するようにして前記した商品の集積束が崩れたり動いたりすることなく運搬できる構造を有する包装箱及びこの包装箱を用いた包装方法を提供することにある。
すなわち本発明の第1は、段ボール等の厚紙より作られた直方体の包装箱と、該箱内に垂直に配置されて箱内部を所定割合で区分できる1ピースの仕切り材とを組み合わせて形成する仕切り付き包装箱であって、
前記箱は、交互に連結した一対の長側板及び一対の短側板と、前記長側板及び短側板の上端縁から延出した蓋部フラップと前記長側板及び短側板の下端縁から延出した底部フラップとを有し、
一方、箱内に配置する前記仕切り材は、下記(イ)式を満足するとともに、箱内部を3区分するように配置され、
(イ)K≦D
但し、K:仕切り材で仕切られた空間寸法(商品の集積方向の寸法)
D:商品の高さ寸法
かつ、該底部フラップの内フラップの突合せ辺間に間隙よりなる落し込み部を設けて、該落し込み部に内容品の下辺を落し込むことができる構成とされ、
前記落し込み部は、その間隙寸法Sが下記(ロ)式及び(ハ)式を満足するように形成されていること
(ロ)S=Wa+Wb+α
(ハ)2Wa≧S≧Wa
但し、Wa:商品の厚い部分の寸法
Wb:商品の薄い部分の寸法
α:余裕寸法(2〜3mm)
また、該仕切り材の両端側翼片と対向する長側板とが接合されて一体化していることを特徴としている。
本発明の第2は、第1の発明に記載の仕切り付き包装箱を使用し、略クサビ形断面の偏厚部を有する板状商品又は冊子状商品を集積梱包するに当って、該商品の厚さの薄い方を下にし厚い方を上にして収容するときに、該商品の少なくとも1枚を薄い部分を下にして箱底面の内フラップ間に設ける間隙に落し込むことで該商品の移動を阻止するように半固定状態に保持して梱包することを特徴とする偏厚部を有する商品の包装方法である。
本発明の仕切り付き包装箱を使用すると、集積された商品の寸法が立方形状もしくは直方形状にならない略クサビ形断面の偏厚部を有する板状商品又は冊子状商品を所定枚数集積して箱内に梱包するとき、該商品の厚みの薄い方を下にしてその薄い部分を箱底面の落し込み部に落とし込むことでその商品を半固定状態に保持することができる。
すなわち箱の底面を構成する内外フラップのうち、対向する内フラップの突合せ辺間に、前記商品の少なくとも1枚を挟んで商品の移動を阻止することができるように仮固定するものである。そして、その仮固定した商品自体が半固定状態に自立保持されて、あたかも「仕切り材」のように機能するのである。
従って出荷流通時に、箱内に集積した商品の一部が、図8の(b)のように傾いて移動したり、図8の(c)のように商品の下に潜りこんで荷姿が崩れたりバラバラになることなく、箱内に整然と商品を保持した状態での輸送が可能となる。
又本発明により、自動ライン上で通い箱から内容物を安定的に取り出し、次工程に供給し使用することができるようになる。
以下本発明の実施形態について図面に基づき、さらに詳しく説明する。
図1は1枚のピースからなる包装箱(通い箱)のブランク図である。箱の素材としては従来より使用されている外装用段ボールが好適であるが特に制限は無い。すなわちA、B又はCフルートの両面段ボール、複両面段ボールが好適であるが、段ボール以外の板紙、或いはこれらの複合シートからなる厚紙を用いることも勿論可能である。
図1に示すこの包装箱のブランク10は、罫線を介して一対の長側板1,1と一対の短側板2,2が交互に連接され、これらの一対の長側板1,1及び短側板2,2の上端縁に、蓋部となる内フラップ3,3と外フラップ4、4とが連接され、また一対の長側板1,1及び短側板2,2の下端縁には、底部となる内フラップ5,5と外フラップ6、6とが連接されている。
なお、符号1aは一方の長側板1の側端縁に付設した継ぎ代である。
蓋部フラップは、JIS Z-1507の「0201」形のフラップであり、全フラップが同一長さで、外フラップ4,4のみが突合せとなるように形成されている。一方、底部フラップは、「0204」形の変形であり、外フラップが突合せタイプとして構成されているが、図7に示すように、内フラップは完全な突き合わせではなく、後述するように内フラップの突き合せ辺間に所定寸法の間隙Sからなる落し込み部を設ける構成とし、該落し込み部の間隙Sに、少なくとも商品の1枚を落し込むことができる構成とされている。
次に、上記包装箱A内に垂直に配置して箱内部を所定割合で区分する仕切り材について説明する。
この仕切り材も箱と同様に単一ピースから形成して、組立て使用するときに、前記箱の対向する長側板間に略Z字形状に広げて箱内部を1:2:1に3区分するように配置すると共に、該仕切り材の両端側翼片15a,15bと対向する長側板1,1とを接着剤により接合して箱本体に一体化して使用される。
なお、K:仕切り材で仕切られた空間寸法(商品の集積方向の寸法)、
D:商品の高さ寸法、
としたとき、K≦Dを満足するように構成されている。
図2は本発明で好適に使用する仕切り材のブランク図である。仕切り材のブランク11は、1枚の横長のシートの長手方向(水平方向)中央線X上に切込み線(溝)12を設け、該切込み線(溝)の両端から互いに相反するシート上下縁に向け、該切込み線に対し直角方向の罫線13a,13bを形成している。
また該罫線13a,13bと平行な罫線14a,14bとにより、箱内を1:2:1に3分割する間隔、すなわち外箱の長側面の内のり寸法をLとしたとき、K=L/4、となるように設定する。
また、本発明の仕切り材は、水平方向の中央線Xを挟み仕切り材の両端部の対角位置に、側翼片15a,15b,15c、15dと、仕切壁16a、16bとを区画して設ける。また、図2に示すようにこの仕切り材のブランクは、一方の側翼片15a,15b側のコーナ部を切除して切欠き部17a,17b(斜線部分)を設定する。
なお図中Pは、一端の側翼片15bと15cの連結部、側翼片15aと15dの連結部の寸法であり、最大L/4から最小15mm程度に設定するのがよい。
上記仕切り材は箱本体と同じ素材で形成することができる。また、A或いはBフルートの段ボールで形成することもできるが、1〜2mm厚のチップボール等のなるべく材料厚みのないものを使用するのがよい。その理由は、通い箱として使用に供するときに、折畳んだ箱本体の膨らみが大きくなるからである。
このような仕切り材を使用して本発明の仕切り付き包装箱を組立てるには、一例として手動にて一対の長側板1,1及び短側板2,2を継ぎ代1aにより筒状に接合して角筒状の本体Aを形成する。
仕切り材Bは、前記水平方向の切れ目線12の外側に位置するP部分を折目として、両端側翼片15a,15b,15cと仕切壁16a、16bとを互いに背中合わせになるように2枚重ねにした後、この仕切り材をクランクのように折り曲げると図3に示すように中央に筒形の空間が形成されるから、本体Aの対向する長側板間に略Z字形状に配置されるようにする(図4参照)。その上で、該仕切材の両端側翼片15a,15bを対向する一対の長側板1,1に接着して一体化する。
このように仕切り材Bを本体Aの中に接着すると、箱の組み立て、折り畳みの動作に仕切りが追従する。すなわち箱起し、折畳みの動きに追従して仕切り材は平行リンクのような動きをすることになる(図略)。
図2に示すように仕切り材の両端側翼片15a,15bの側方に、切欠き部17a,17b(斜線部分)を設けると、仕切りと箱本体を折畳むときに、仕切り材料の厚みによる箱の罫線への影響も最小限に押さえられる。したがって、仕切り付き段ボール箱を折り畳んだ状態で畳まれたシートが、特に、折り畳み罫線部付近において必要以上に膨らむことなく、又、折り畳む際に、罫線部が仕切りの厚みにより破壊されることがない。また、継ぎ代1aは側板に対して外貼りする構成とすると、仕切り材Bを本体Aに接合するときに継ぎ代1aが仕切り材Bと干渉しないため、箱内に無用な隙間を形成することが防止され、好ましい。
図5は、一枚のシートから本発明で使用する仕切り材Bを2枚同時に型抜きするときのブランクの配置を示すものである。同図に示すように、切欠き部17a,17b(斜線部分)を利用して2枚の仕切り材B1、B2を入れ子に制作すると仕切り材料が節約できるため、好ましい。
以上のように本発明の包装箱は、一対の長側板1,1と一対の短側板2,2とによって筒状の本体Aが構成され、この筒状本体Aの上下両側に設けられた一対の内フラップ3,3と外フラップ4、4及び一対の内フラップ5,5と外フラップ6、6を内外折り重ねて箱の蓋部及び底部を閉鎖してから流通に使用する。
ここで、箱底部の内フラップ5,5間の離間する大きさについて説明する。底部の内フラップ5,5は折り曲げた状態でその先端辺間に下記の関係を満足する間隙Sを形成することで、商品の落し込み部を設ける(図3の内フラップ参照)。この落し込み部の間隙Sの寸法は、
S=Wa+Wb+α
2Wa≧S≧Wa
但し Wa:商品の厚い部分の寸法
Wb:商品の薄い部分の寸法
α:内フラップの延びを考慮した余裕寸法(2〜3mm)
上記Sの寸法をさらに具体的に述べると、一例として5から10mm(「偏厚商品の厚い部分Waの寸法」+3〜5mm)である。
この条件で設計された間隙Sには、必ず1つの商品が落ち込むことなる。
本発明が対象とする略クサビ形断面の偏厚部を有する板状商品又は冊子状商品は、前述したように、流通時の振動、衝撃により、図8(b)または(c)に示したよう仕切り材で箱内の仕切られた空間内で移動して傾きやすいが、底部の内フラップ5,5の先端辺間には、図7のように、少なくとも中央部の1枚の商品が落ち込み、商品の薄肉部が内フラップの両端部により挟みこまれて保持固定されるから、商品自体が仕切りの役目を果たすことになる。
従って流通時の振動、衝撃に対して内容品の安定性が生まれ、特に左右への商品の倒れ込みが無くなる。
以上のように略クサビ形断面をした板状または冊子状商品を箱内に集積梱包するに当って、商品の厚い方を上にして薄い方を下にして収容して、該商品の少なくとも1枚を、箱底面の内フラップ間に設ける落し込み部に落とし込む。すなわち、商品梱包時に間隙部の上にある商品の下辺を、この内フラップ間に形成される落し込み部(間隙部)Sに確実に落とし込むようにすることで、落とし込んだ商品自身が左右へ動くことが無いように半固定状態に保持することにより、商品自身が1枚の仕切りとして自立する効力を発揮するようになる。
本発明の包装箱は、底部内フラップ間に間隙部を形成させた構成の「0204形」の変形フラップを設けたものであるから、流通時の振動、衝撃に対して内容品の安定性が生まれ、特に3つに仕切られた空間の中央部の商品が底フラップの突き合わせ付近の間隙に落ち込みそれ自体が仕切りの役目を果たすことになる。従って両端で厚みの異なる商品を10枚、20枚と集積して箱本体内に収納したとき、流通上で商品を移動させることなく該商品を底面の内フラップ間で半固定状態に保持し、集積した荷姿が崩れることなく、安定した輸送が可能である。又この安定的な輸送により自動ライン上で段ボール箱から内容物を安定的に供給し、使用することができるようになる。
本発明包装箱のブランク図である。 本発明で使用する仕切り材のブランク図である。 図2の仕切り材を図1の箱に挿入する前の状態を示した斜視図である。 上記箱内を上記仕切り材により3分割にした状態を上から見た平面図である。 一枚のシートから本発明で使用する仕切り材Bを2枚同時に型抜きするときのブランクの配置を示す図である。 仕切り材により箱内を1:2:1にした分割状態を上から見た平面図である。 図6の箱内に商品を挿入した状態を示す模式図である。 (a)は偏厚した商品を集積した(縦積)状態を示す模式図、(b)は商品の集積が壊れた状態を示す模式図、(c)はズレが生じ始める状態を示す模式図である。
符号の説明
1 長側板
2 短側板
3 蓋部内フラップ
4 蓋部外フラップ
5 底部内フラップ
6 底部外フラップ
S 底部内フラップの間隙
10 箱ブランク
11 仕切材のブランク
12 切込線
13a、13b,14a,14b 罫線
15 連結片
16a,16b 仕切壁
17a,17b 切欠き部
S 箱底フラップに設ける商品落し込み部(間隙部)

Claims (2)

  1. 段ボール等の厚紙より作られた直方体の包装箱と、該箱内に垂直に配置されて箱内部を所定割合で区分できる1ピースの仕切り材とを組み合わせて形成する仕切り付き包装箱であって、
    前記箱は、交互に連結した一対の長側板及び一対の短側板と、前記長側板及び短側板の上端縁から延出した蓋部フラップと前記長側板及び短側板の下端縁から延出した底部フラップとを有し、
    一方、箱内に配置する前記仕切り材は、下記(イ)式を満足するとともに、箱内部を3区分するように配置され、
    (イ)K≦D
    但し、K:仕切り材で仕切られた空間寸法(商品の集積方向の寸法)
    D:商品の高さ寸法
    かつ、該底部フラップの内フラップの突合せ辺間に間隙よりなる落し込み部を設けて、該落し込み部に内容品の下辺を落し込むことができる構成とされ、
    前記落し込み部は、その間隙寸法Sが下記(ロ)式及び(ハ)式を満足するように形成されていること
    (ロ)S=Wa+Wb+α
    (ハ)2Wa≧S≧Wa
    但し、Wa:商品の厚い部分の寸法
    Wb:商品の薄い部分の寸法
    α:余裕寸法(2〜3mm)
    また、該仕切り材の両端側翼片と対向する長側板とが接合されて一体化していることを特徴とする偏厚部を有する商品の仕切り付き包装箱。
  2. 請求項に記載の仕切り付き包装箱を使用し、略クサビ形断面の偏厚部を有する板状商品又は冊子状商品を集積梱包するに当って、該商品の厚さの薄い方を下にし厚い方を上にして収容するときに、該商品の少なくとも1枚を薄い部分を下にして箱底面の内フラップ間に設ける間隙に落し込むことで該商品の移動を阻止するように半固定状態に保持して梱包することを特徴とする偏厚部を有する商品の包装方法。
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