JP4453852B2 - 化粧料 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用感を損なわずに乳化・分散安定性を向上した化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
化粧料は水、油、粉体などの様々な原料を用い、互いに溶け合わない物質同士を分散させ、かつ分散状態を広い温度範囲で長時間安定して維持する必要がある。また化粧品は、容器から手や指に取りやすく、べたつきの少ない感触が重視される。乳化・分散状態を維持するために親水性高分子物質が配合されるが、多くの親水性高分子物質は濃度が高くなると、その化粧料に「べたつき感」が生じるという性質もあり、これらの要求をバランスよく満たすことは難しい問題であった。
【0003】
アルカリゲネス レータスB−16株細菌培養産物である多糖類は、優れた増粘性、乳化・分散安定性、吸水・吸湿・保湿性を有し化粧料の使用に適した親水性高分子である。この多糖類は低濃度で充分な分散安定性が得られるので「べたつき感」が少ない感触のよい化粧料が得られる〔特公平7−100650号公報〕
【0004】
アルカリゲネス レータスB−16株細菌培養産物はこのように優れた性能を有する高分子物質であるが、該微生物の培養に多くの日数が必要であり、さらに化粧料原料とするための精製加工に多大な設備費、光熱費、人件費がかかり非常に高価となった。そのため該培養産物を化粧料に配合するには、その適用範囲、添加量が制限されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、使用感を損なわず乳化・分散安定性の高い化粧料を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、アルカリゲネス レータスB−16株細菌培養産物の特徴的な性状に着目し、これと親水性高分子を組み合せて化粧料に配合することにより、低濃度で高い乳化・分散安定性が得られことを見出し本発明をなすに至った。
【0007】
すなわち、請求項1の発明は、アルカリゲネス属(Alcaligenes SP.)細菌に属するアルカリゲネス レータス B−16株細菌(受託番号:FERM BP−2015)培養産物と、ローカストビーンガム、グアガム、ヒアルロン酸、キサンタンガム、ウェランガム、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、及びカルボキシビニルポリマーから選ばれる一種以上の親水性高分子物質を配合した、粉末分散系、水−油の乳化系、水−油−粉末の乳化分散系のいずれかである化粧料であり、請求項2の発明は、アルカリゲネス レータス B−16株細菌(受託番号:FERM BP−2015)培養物が、フコース、グルコース、グルクロン酸、ラムノースを構成単糖として含む多糖類である請求項1記載の化粧料である。
【0008】
【実施の形態】
本発明は、アルカリゲネス属(Alcaligenes SP.)細菌に属するアルカリゲネス レータス B−16株細菌(受託番号:FERM BP−2015)培養産物と、ローカストビーンガム、グアガム、ヒアルロン酸、キサンタンガム、ウェランガム、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、及びカルボキシビニルポリマーから選ばれる一種以上の親水性高分子物質を配合した、粉末分散系、水−油の乳化系、水−油−粉末の乳化分散系のいずれかである化粧料である。
【0009】
アルカリゲネス レータスB−16株細菌は、ブダペスト条約に基づいて工業技術院生命工学技術研究所に「FERM BP−2015」として寄託されている。本菌株は、「バージー・マニュアル・システマテック・バクテリオロジー(Bergey's Manual of Systematic Bacteriology)第1巻 372頁(1984年)」により、アルカリゲネス属すること、および安全性を有するものであることが判明している。
【0010】
本菌株は通常の微生物の培養法を用いて培養することができ、例えば、炭素源にフラクトース、グルコース、シュークロースなどの単糖類、ヘミセルロース、デンプン、コーンスターチなどの天然高分子、オリーブ油脂などの油類を、窒素源に尿素、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウムなどの無機体窒素源、トリプトン、酵母エキス、肉エキス、ペプトン、麦芽エキスなどの有機体窒素源を用い、その他リン酸カリウム、硫酸マグネシウム、塩化ナトリウムなどの無機塩類を加えた培地を用い、初発pH:4〜10、温度:15〜40℃で通気攪拌液体培養を1〜10日間行なう。
【0011】
培養産物は、該培養液に約2倍量以上のアセトン、エタノール、イソプロピルアルコールなどの有機溶媒を入れて不溶性の凝集物として得ることができる。
【0012】
アルカリゲネス レータスB−16株細菌の産出する培養産物は、「アルカラン」(伯東(株)社製)として市販されている。この培養産物には少なくとも2種の多糖類からなっている。
【0013】
その一つの多糖類はグルコース、グルクロン酸、ラムノースからなる繰返し構造のなかの1つのグルコースに1つのフコースが分岐して結合した下記(化1)に示すような構造を有し〔1998年度日本農芸化学会大会要旨集、371頁)、分子量は10の9乗程度の高分子成分である。
【化1】
【0014】
もう一つの多糖類は実質的にフコースとマンノースを構成単糖とする下記(化2)構造の繰り返し〔Y.Nohata,J.Azuma,R.Kurane.Carbohydrate Research 293 (1996)〕であり、その分子量は10の3乗〜10の7乗の低分子成分である。
【化2】
【0015】
本発明に用いるアルカリゲネス レータスB−16株細菌培養産物は、高分子成分と低分子成分を約7:1のモル比で含んでいるが、そのうちの高分子成分がより好ましく使用される。
【0016】
アルカリゲネス レータスB-16株細菌より得られた培養産物は、優れた増粘性、分散安定性、凝集性、および吸水・吸湿・保湿性を有している。
【0017】
親水性高分子は、親水性基を鎖側に有する鎖状高分子、または主鎖自体が親水性を有する高分子である。親水性高分子は天然高分子と合成高分子に大別され、天然高分子には植物由来、および動物由来、微生物由来のものがあり、また天然高分子を化学的に修飾および改変した半合成高分子といえるものもある。本発明の親水性高分子はこれら全てを包含するものである。
【0018】
植物由来の親水性高分子としてはセルロース、デンプン、寒天、カラギーナン、アルギン酸、アルギン酸ソーダ、クインスシード、ローカストビーンガム、マンナン、グルコマンナン、グアガム、トラガントガム、アラビアガム、タマリンドガム、アラビナン、アミロース、アミロペクチン、ペクチン、フノラン、ポルフィラン、ラミナランなどがあり、動物由来の親水性高分子としてはコラーゲン、ゼラチン、カゼインなどの蛋白質、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ソーダ、ケラタン硫酸、コンドロイチン、コンドロイチン硫酸、キチン、キトサン、グリコーゲン、デルマタン硫酸、ムコイチン硫酸、ケラト硫酸、ツニシン、サクシノグルカン、ガラクタンなどがあり、微生物由来の親水性高分子としてキサンタンガム、ジェランガム、カードラン、ラムザンガム、ウェランガム、シゾフィラン、デキストラン、ニゲラン、フコイダン、プルラン、ポリグルタミン酸、ポリリシンなどがある。
【0019】
更に天然高分子を化学的に修飾および改変した親水性高分子としてはヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、酢酸セルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、アルギン酸プロピレングリコールエステル、カルボキシメチルデンプン、メチルデンプン、カルボキシメチルグアガム、カルボキシメチルキチン、アガロペクチン、ヒドロキシエチルグアガムなどがある。
【0020】
合成高分子系の親水性高分子としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメチルエーテル、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ソーダ、ポリエチレンオキシド、エチレンオキシド−プロピレンオキシドブロック共重合体、ポリアクリルアミド、ポリヒドロキシエチルアクリレート、ポリイソブチレン−マレイン酸、ポリ−2−アクリルアミド−2−メチルプロパン−スルホン酸、ポリアクリロキシプロパンスルホン酸、ポリビニルホスホン酸、ポリメタクリロイロキシエチル四級化アンモニウムクロリド、ポリビニルピリジン、ポリエチレングリコール、ポリエチレンイミンなどがある。
【0021】
本発明はアルカリゲネス レータス B−16株細菌(受託番号:FERM BP−2015)の培養産物と、ローカストビーンガム、グアガム、ヒアルロン酸、キサンタンガム、ウェランガム、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、及びカルボキシビニルポリマーから選ばれる一種以上の親水性高分子を組み合わせて化粧料に配合するものであり、これにより相乗的に乳化・分散安定性が向上し、少ない配合量で使用感の優れた化粧料とすることが可能である。
【0022】
また、高価なアルカリゲネス レータスB−16株細菌の培養産物の配合量を減らし、比較的価格の安い親水性高分子を組み合わせて、高い乳化・分散安定性と使用感の良い化粧料を得ることができることからコスト的にも非常に有利となる。
【0023】
アルカリゲネス レータスB−16株細菌の培養産物の化粧料への配合量は、その目的、要求度などにより異なり一律に定義できないが、一般的には0.001〜0.5重量%、好ましくは0.01〜0.3重量%である。
【0024】
親水性高分子の化粧料への配合量は、親水性高分子の種類、その目的、要求度などにより異なり一律に定義できないが、一般的には0.005〜2重量%、好ましくは0.01〜1重量%である。
【0025】
アルカリゲネス レータスB−16株細菌の培養産物と親水性高分子はいずれもそれなりの乳化・分散安定性を有しているものであり、それらの組み合わせの比率はその目的により適宜選択される。しかし本発明の相乗的な効果、およびコスト上の有利さを得るにはアルカリゲネス レータスB−16株細菌の培養産物と親水性高分子を、好ましくは1:9〜9:1(重量比)、さらに好ましくは1:4〜1:1(重量比)である。
【0026】
本発明の化粧料は、粉末分散系、水−油の乳化系、水−油−粉末の乳化分散系など、いずれにも適用可能であるが、アルカリゲネス レータス B−16株細菌培養産物が親水性が高く、その寄与する効果が多大であることから、水中油系乳化化粧料であることが好ましい。
【0027】
本発明により、粘弾特性などのレオロジー的性質も変化し、化粧料に少ない配合量で「べたつき感」の少ない感触の良い使用感が得られる。また、「べたつき感」のあるとされる保湿剤とともに配合した場合にも、「べたつき感」という欠点を補うのに十分な使用感が得られる
【0028】
アルカリゲネス レータスB−16株細菌の培養産物は分子量が非常に高く、その高分子成分は実質的にフコース、グルコース、グルクロン酸、ラムノースといった4種の異なる単糖からなる多糖類であり、低分子成分はフコースとマンノースからなる多糖類であるために、いずれも水溶液中での構造は3次元的に障害の多い構造、つまり網目状に広がりのある構造である。特に該高分子成分はフコースを分岐鎖としてもっており、より複雑な構造となっている。そこに構造の全く異なる親水性高分子を配合することにより、高分子鎖同志の絡み合いはますます大きくなり、網目構造が強固になるために乳化・分散安定性がよくなると考えられる。
【0029】
本発明による化粧料には、上述した成分の他に本発明の効果を損なわない範囲で、一般に化粧品や医薬品などの外薬に含まれる他の成分、例えば、油分、湿潤剤、酸化防止剤、界面活性剤、防腐剤、キレート剤、糖、アミノ酸、尿素、乳酸塩、有機酸、ペプチド、ビタミン、香料、アルコール(含多価アルコール)、顔料、スクラブ剤、カプセル、紫外線吸収・散乱剤、美白剤、老化防止剤、消炎剤および植物抽出物など必要に応じて適宜配合することができ、本発明はそれらの併用を妨げるものではない。
【0030】
【実施例】
以下、実施例によって本発明を具体的に説明する。ただし本発明はこれらにより限定されるものではない。
【0031】
[アルカリゲネス レータスB−16株細菌の培養産物]
A−1 : アルカリゲネス・レータスB−16株より産生される多糖類〔伯東(株)製、「アルカラン」 (商品名)〕。高分子成分と低分子成分を約7:1のモル比で含んでいる。
A−2 : アルカリゲネス・レータスB−16株より産生される多糖類から分離した高分子成分〔特開平5−301904の方法に従って精製〕
【0032】
[親水性高分子物質]
B−1 : キサンタンガム 〔ケルコ(Kelco)社製 〕
B−2 : ヒアルロン酸 〔和光純薬(株)製 〕
B−3 : ローカストビーンガム 〔三晶(株)製 〕
B−4 : ウェランガム 〔ケルコ(Kelco)社製 〕
B−5 : グァガム 〔三晶(株)製 〕
B−6 : カルボキシメチルセルロース 〔ダイセル化学工業(株)製 〕
B−7 : ポリビニルアルコール 〔電気化学工業(株)製、「PVAB−17」(商品名)〕
【0033】
[試験に用いた試料]
アルカリゲネス レータスB−16株細菌の培養産物と親水性高分子物質を表1のような割合で混合し、試料とした。
【表1】
【0034】
[実施例1:乳化安定性]
200mLビーカーに混合試料を所定濃度含む水溶液160g、流動パラフィンを0.8g加えた後、室温下、8,000rpmにて10分間激しく攪拌して乳化させた。3ヶ月間放置した後、500nmでの吸光度を測定し、次式により安定率を求めた。
安定率(%)=(放置後の吸光度/放置前の吸光度)×100
【0035】
この結果を表2に示した。
【表2】
本発明による組み合わせにより、良好な乳化安定性を示し、化粧料に配合した場合には、優れた安定性の水中油系乳化化粧品が出来ることが認められた。
【0036】
[実施例2:分散安定性]
カオリン100ppmと各混合試料を所定量加えた懸濁液100mLを、30℃に3ヶ月間静置した後、550nmにおける吸光度を測定した。各吸光度における分散率を次式により計算した。
分散率(%)=(放置後の吸光度/混合直後の吸光度)×100
【0037】
結果を表3に示した。
【表3】
本発明の組み合わせにより、良好な分散性を示し、化粧料に配合した場合には、顔料などの水に不溶性の粉末などに対し、低濃度の配合で良好な分散安定性を示すことが認められた。
【0038】
[実施例3:増粘性]
表1に示した各試料を、0.1重量%濃度になるようにイオン交換水に溶解させ、30℃、50℃、80℃の各温度に1晩静置した後、B型回転粘度計を用いそれぞれの温度、30rpmの条件で粘度を測定した。
【0039】
結果を表4に示した。
【表4】
【0040】
また、表4に示したA−1とB−1の組み合わせ〔試料−1、2、3〕、およびA−1とB−1単独〔試料−15、16〕の結果を図1に図示した。
【0041】
この結果より、アルカリゲネス レータスB−16株細菌の培養産物と親水性高分子物質を組み合せて用いることにより相乗的に粘度は高くなり、また温度が高くなっても粘度の低下が少なく、広い温度範囲において安定した粘度が得られることがわかる。
【0042】
[実施例4:化粧品の使用感]
アルカリゲネス レータスB−16株細菌の培養産物と親水性高分子物質を表1の割合で混合した試料を用い、以下の配合成分で化粧水および乳液を調製し、官能試験の項目の「べたつき感」、および「しっとり感」で使用感を評価した。また上述の化粧水および乳液を、30℃あるいは50℃に3ヶ月間静置し、その粘度変化および目視による分離の有無を確認し安定性の尺度とした。
【0043】
1〜4を均一に混合溶解し(*1)、5〜7を均一に分散させた(*2)。*1に*2を加え攪拌混合し、均一にして化粧水を得た。
【0044】
1〜6を80℃に加温し完全溶解し(*1)、7〜11を均一に分散した後(*2)、80℃に加温した。*1に*2を加え乳化した後、室温まで冷却し化粧水を得た。
【0045】
「べたつき感」「しっとり感」の評価は以下の基準に依った。
「べたつき感」の評価基準;
「べたつきが少ない」と評価した人が、
◎:10名中9名以上
○:10名中6〜8名
△:10名中3〜5名
×:10名中2名以下
【0046】
「しっとり感」の評価基準;
「しっとりとした感触がある」と評価した人が、
◎:10名中9名以上
○:10名中6〜8名
△:10名中3〜5名
×:10名中2名以下
【0047】
化粧水の結果を表5に、乳液の結果を6に示した。
【表5】
【表6】
【0048】
本発明による方法で調製した化粧料は、べたつきが少なく、しっとりとした感触があると評価され、また高温での粘度変化や分離も認められず、良好な安定性が得られた。
【0049】
【発明の効果】
本発明により、低コストで乳化・分散状態が安定し、かつ使用感の優れた化粧料が調製される。加えて増粘性にも相乗効果が認められ、増粘剤として使用する場合にもコストを抑えて増粘効果を引き出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A−1とB−1の組み合わせと粘度の関係を示す図である。
Claims (2)
- アルカリゲネス属(Alcaligenes SP.)細菌に属するアルカリゲネス レータス B−16株細菌(受託番号:FERM BP−2015)培養産物と、ローカストビーンガム、グアガム、ヒアルロン酸、キサンタンガム、ウェランガム、カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール、及びカルボキシビニルポリマーから選ばれる一種以上の親水性高分子物質を配合した、粉末分散系、水−油の乳化系、水−油−粉末の乳化分散系のいずれかである化粧料。
- アルカリゲネス レータス B−16株細菌(受託番号:FERM BP−2015)培養物が、フコース、グルコース、グルクロン酸、ラムノースを構成単糖として含む多糖類である請求項1記載の化粧料。
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