JP4453353B2

JP4453353B2 - 指示記述修正装置、指示記述修正命令プログラム、指示記述修正方法、ジョブ実行装置、及びジョブ実行命令プログラム

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Publication number: JP4453353B2
Application number: JP2003411858A
Authority: JP
Inventors: 晋大竹; 敏行前沢
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd; Fujifilm Business Innovation Corp
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Priority date: 2003-12-10
Filing date: 2003-12-10
Publication date: 2010-04-21
Anticipated expiration: 2023-12-10
Also published as: JP2005173901A

Description

本発明は、指示記述修正装置、指示記述修正命令プログラム、指示記述修正方法、ジョブ実行装置、及びジョブ実行命令プログラムにかかり、特に、指示記述を修正する指示記述修正装置、指示記述修正命令プログラム、及び指示記述修正方法、ジョブを実行するジョブ実行装置、及びジョブ実行命令プログラムに関する。

従来、ジョブ実行システムでは、複数のジョブと各ジョブを実行した後のデータを送信する送信先とを指示する指示書に基づいて、ジョブを実行し、指示書のデータ等を、指示された送信先に送信する（特許文献１）。

ここで、ジョブ実行後のデータを送受信するジョブ実行装置が同一の社内ＬＡＮに配置されていれば、ジョブ実行後のデータの送受信の際、セキュリティが問題になることはない。
特開平１１-３１６７８０号公報

しかしながら、ジョブ実行後のデータを送受信するジョブ実行装置が、各々異なる社内ＬＡＮに配置されている場合に、ジョブ実行後のデータを、所謂電子メールなどで送受信すると、セキュリティの問題が発生する。

本発明は、上記記述に鑑みなされたもので、ジョブ実行後のデータを送受信する際のセキュリティレベルを満足する通信態様を確保することが可能な指示記述修正装置、指示記述修正命令プログラム、指示記述修正方法、ジョブ実行装置、及びジョブ実行命令プログラムを提供することを目的とする。

上記目的を達成するために請求項１に記載の発明にかかる指示記述修正装置は、複数のジョブ各々を示すデータ、各ジョブを実行する複数のジョブ実行装置のアドレスを示すデータ、及び複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置がジョブを実行した結果のデータを送信する先の第２のジョブ実行装置を指示するデータを備えた指示記述であって、前記複数のジョブ実行装置は、前記第１のジョブ実行装置を含み、各々第１のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に第１のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、前記第２のジョブ実行装置を含み、各々前記第１のイントラネットとは異なる第２のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に前記第１のドメイン名とは異なる第２のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、を含む、前記指示記述を含む複数の指示記述を記憶する記憶装置と、前記記憶装置に記憶された前記複数の指示記述を表示する表示装置と、前記表示装置に表示された前記複数の指示記述の内の１つの指示記述を選択するための選択信号を入力する入力装置と、を備え、前記入力装置により入力された選択信号により前記指示記述が選択された場合、前記指示記述における、前記第１のジョブ実行装置及び前記第２のジョブ実行装置各々のアドレス内のドメイン名が異なるか否かを判断することにより、データの送信先がセキュリティレベルを満足するか否かを判断し、前記データの送信先がセキュリティレベルを満足しないと判断した場合には、前記第２のジョブ実行装置を指示するデータに代えて、アドレス内のドメイン名が前記第１のジョブ実行装置のアドレス内のドメイン名と同じ、前記第２のジョブ実行装置に代替される代替ジョブ実行装置を指示するデータが備えられるように、前記指示記述を修正する。

請求項２記載の発明に係る指示記述修正プログラムは、指示記述修正装置を、複数のジョブ各々を示すデータ、各ジョブを実行する複数のジョブ実行装置のアドレスを示すデータ、及び複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置がジョブを実行した結果のデータを送信する先の第２のジョブ実行装置を指示するデータを備えた指示記述であって、前記複数のジョブ実行装置は、前記第１のジョブ実行装置を含み、各々第１のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共にドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、前記第２のジョブ実行装置を含み、各々前記第１のイントラネットとは異なる第２のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に前記第１のドメイン名とは異なる第２のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、を含む、前記指示記述を含む複数の指示記述を記憶する記憶装置、前記記憶装置に記憶された前記複数の指示記述を表示する表示装置、及び前記表示装置に表示された前記複数の指示記述の内の１つの指示記述を選択するための選択信号を入力する入力装置として機能させるとともに、前記入力装置により入力された選択信号により前記指示記述が選択された場合、前記指示記述における、前記第１のジョブ実行装置及び前記第２のジョブ実行装置各々のアドレス内のドメイン名が異なるか否かを判断することにより、データの送信先がセキュリティレベルを満足するか否かを判断し、前記データの送信先がセキュリティレベルを満足しないと判断した場合には、前記第２のジョブ実行装置を指示するデータに代えて、アドレス内のドメイン名が前記第１のジョブ実行装置のアドレス内のドメイン名と同じ、前記第２のジョブ実行装置に代替される代替ジョブ実行装置を指示するデータが備えられるように、前記指示記述を修正するように機能させる。

請求項３記載の発明に係る指示記述修正装置は、複数のジョブ各々を示すデータ、各ジョブを実行する複数のジョブ実行装置のアドレスを示すデータ、及び複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置がジョブを実行した結果のデータを送信する先の第２のジョブ実行装置を指示するデータを備えた指示記述であって、前記複数のジョブ実行装置は、前記第１のジョブ実行装置を含み、各々第１のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に第１のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、前記第２のジョブ実行装置を含み、各々前記第１のイントラネットとは異なる第２のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に前記第１のドメイン名とは異なる第２のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、を含む、前記指示記述における各データを含む指示記述を作成するためのデータを入力する入力装置を備え、前記入力装置により入力された前記データに基づいて前記指示記述を作成し、該作成された指示記述における、前記第１のジョブ実行装置及び前記第２のジョブ実行装置各々のアドレス内のドメイン名が異なるか否かを判断することにより、データの送信先がセキュリティレベルを満足するか否かを判断し、前記データの送信先がセキュリティレベルを満足しないと判断した場合には、前記第２のジョブ実行装置を指示するデータに代えて、アドレス内のドメイン名が前記第１のジョブ実行装置のアドレス内のドメイン名と同じ、前記第２のジョブ実行装置に代替される代替ジョブ実行装置を指示するデータが備えられるように、前記指示記述を修正する。

請求項４記載の発明に係る指示記述修正プログラムは、指示記述修正装置を、複数のジョブ各々を示すデータ、各ジョブを実行する複数のジョブ実行装置のアドレスを示すデータ、及び複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置がジョブを実行した結果のデータを送信する先の第２のジョブ実行装置を指示するデータを備えた指示記述であって、前記複数のジョブ実行装置は、前記第１のジョブ実行装置を含み、各々第１のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に第１のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、前記第２のジョブ実行装置を含み、各々前記第１のイントラネットとは異なる第２のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に前記第１のドメイン名とは異なる第２のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、を含む、前記指示記述における各データを含む指示記述を作成するためのデータを入力する入力装置として機能させると共に、前記入力装置により入力された前記データに基づいて前記指示記述を作成し、該作成された指示記述における、前記第１のジョブ実行装置及び前記第２のジョブ実行装置各々のアドレス内のドメイン名が異なるか否かを判断することにより、データの送信先がセキュリティレベルを満足するか否かを判断し、前記データの送信先がセキュリティレベルを満足しないと判断した場合には、前記第２のジョブ実行装置を指示するデータに代えて、アドレス内のドメイン名が前記第１のジョブ実行装置のアドレス内のドメイン名と同じ、前記第２のジョブ実行装置に代替される代替ジョブ実行装置を指示するデータが備えられるように、前記指示記述を修正するように機能させる。

請求項５記載の発明に係るジョブ実行装置は、複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置から第２のジョブ実行装置にジョブを実行した結果のデータを送信する該第１のジョブ実行装置であるジョブ実行装置であって、複数のジョブ各々を示すデータ、各ジョブを実行する複数のジョブ実行装置のアドレスを示すデータ、及び複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置がジョブを実行した結果のデータを送信する先の第２のジョブ実行装置を指示するデータを備えた指示記述であって、前記複数のジョブ実行装置は、前記第１のジョブ実行装置を含み、各々第１のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に第１のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、前記第２のジョブ実行装置を含み、各々前記第１のイントラネットとは異なる第２のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に前記第１のドメイン名とは異なる第２のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、を含む、前記指示記述を受信する共にデータを送信するインターフェイスと、前記送受信装置により受信された前記指示記述に基づいてジョブを実行する処理部と、を備え、前記インターフェイスにより受信された指示記述における、前記第１のジョブ実行装置及び前記第２のジョブ実行装置各々のアドレス内のドメイン名が異なるか否かを判断することにより、データの送信先がセキュリティレベルを満足するか否かを判断し、前記データの送信先がセキュリティレベルを満足しないと判断した場合には、アドレス内のドメイン名が前記第１のジョブ実行装置のアドレス内のドメイン名と同じ、前記第２のジョブ実行装置に代替される代替ジョブ実行装置に、前記処理部によりジョブが実行された結果のデータが送信されるように、前記インターフェイスを制御する。

請求項６記載の発明に係るジョブ実行プログラムは、複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置から第２のジョブ実行装置にジョブを実行した結果のデータを送信する該第１のジョブ実行装置であるジョブ実行装置を、複数のジョブ各々を示すデータ、各ジョブを実行する複数のジョブ実行装置のアドレスを示すデータ、及び複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置がジョブを実行した結果のデータを送信する先の第２のジョブ実行装置を指示するデータを備えた指示記述であって、前記複数のジョブ実行装置は、前記第１のジョブ実行装置を含み、各々第１のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に第１のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、前記第２のジョブ実行装置を含み、各々前記第１のイントラネットとは異なる第２のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に前記第１のドメイン名とは異なる第２のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、を含む、前記指示記述を受信する共にデータを送信するインターフェイス、及び前記送受信装置により受信された前記指示記述に基づいてジョブを実行する処理装置として機能させると共に、前記インターフェイスにより受信された指示記述における、前記第１のジョブ実行装置及び前記第２のジョブ実行装置各々のアドレス内のドメイン名が異なるか否かを判断することにより、データの送信先がセキュリティレベルを満足するか否かを判断し、前記データの送信先がセキュリティレベルを満足しないと判断した場合には、アドレス内のドメイン名が前記第１のジョブ実行装置のアドレス内のドメイン名と同じ、前記第２のジョブ実行装置に代替される代替ジョブ実行装置に、前記処理装置によりジョブが実行された結果のデータが送信されるように、前記インターフェイスを制御するように機能させる。

以上説明したように本発明によれば、指示記述に指示された通信態様が予め定められたセキュリティー・レベルを満足するか否かを判断し、この判断結果に応じて指示記述を修正するので、データの送受信間で、セキュリティー・レベルを満足する通信対応を確保することができるという効果がある。

以下、図面を参照して本発明の第１の実施の形態を詳細に説明する。

図１に示すようにジョブ実行システムは、複数の社内ＬＡＮ５２、５４がインターネット１８に接続して構成されている。社内ＬＡＮ５２は、クライアント１２Ａ１、ジョブ実行装置１４Ａ１、１４Ｂ１、およびサーバー１６を、イントラネット接続線１０Ａ１を介して相互に接続して構成されている。同様に、社内ＬＡＮ５４は、クライアント１２Ａ２、ジョブ実行装置１４Ａ２、１４Ｂ２、およびサーバー１６をイントラネット接続線１０Ａ２によって相互に接続して構成されている。

なお、クライアント１２（１２Ａ１、１２Ａ２）は本発明の指示書修正装置に対応し、ジョブ実行装置１４（１４Ａ１、１４Ａ２、１４Ｂ１、１４Ｂ２）は本発明のジョブ実行装置に対応する。

図２に示すようにクライアント１２Ａは、ＣＰＵ２２、ＲＯＭ２４、ＲＡＭ２６、入力装置２８、記憶装置３０、表示装置３２、及び、イントラネット１０Ａに接続にされたインターフェイス８４を、バスを介して相互に接続して構成されている。

図３に示すようにジョブ実行装置は、ＣＰＵ３４、ＲＯＭ３６、ＲＡＭ３８、及び、イントラネット１０Ａに接続されたインターフェイス４０を、バスを介して相互に接続して構成されている。

次に、本実施の形態の作用を説明する。

図４には、指示記述修正方法を実行するための指示記述修正命令プログラム（ＲＯＭ２４に記憶されている）を示したフローチャートが示されている。

クライアント１２において予め記憶された複数の指示書（指示記述（データで構成されている。））が表示装置３２に表示され、入力装置３８、例えば、マウスにより１つの指示書が選択されたときや、指示書が作成されたときに、指示記述修正プログラムがスタートする。

ここで、指示書では、ジョブ及び該ジョブの実行後のジョブ実行後データの通信態様を予め指示する。

ステップ１０２で、指示書において指示されかつジョブ実行後のデータを送受信するジョブ実行装置の組を識別する変数ｉを０に初期化し、ステップ１０４で、変数ｉを１インクルメントし、ステップ１０６で、指示書に指示され、ジョブ実行後のデータを送受信するジョブ実行装置の組ｉの送信先にパスワードの入力が必要か否か（第２の判断内容）を判断する。ジョブ実行装置の組ｉの送信先にパスワードの入力が必要と判断された場合には、ステップ１０８（問合せ手段）で、処理効率及びセキュリティのどちらを優先するか否かを表示装置４２に示すことにより、ユーザーに問い合わせる。

この問い合わせに応じてユーザーは、処理効率及びセキュリティのいずれを優先するか否か操作入力する。これによりステップ１１０（入力手段）の入力実行処理が実行される。

次のステップ１１２で、処理効率が優先されたか否かを判断する。処理効率が優先されたと判断された場合には、ステップ１１４（修正手段）で、指示書に、ジョブ実行装置の組ｉの送信先への入力すべきパスワードなどを書き込み、ステップ１１６に進む。尚、処理効率が優先されない、即ちセキュリティを優先すると判断された場合には、ステップ１１４をスキップして、ステップ１１６に進む。

ステップ１１６では、ジョブ実行装置の組ｉの送信先へのデータの送信がセキュリティレベルを満足しているか否か（第１の判断内容）を判断する。即ち、例えば、ジョブ実行装置の組ｉの各ジョブ実行装置のアドレスであるドメイン名が同じか否かを判断する。なお、通信方法がＳ／ＭＩＮＥであるか否かを判断してもよい。

即ち、ジョブ実行装置の組ｉの各ジョブ実行装置のアドレスであるドメイン名が同じでないと判断された場合には、送信先へのデータの送信がセキュリティレベルを満足していないと判断される。一方、各ジョブ実行装置のドメイン名が同じでも異なっていても、送信方法がＳ／ＭＩＮＥである場合には、送信先へのデータの送信がセキュリティレベルを満足していると判断される。

上記のように、送信先へのデータの送信がセキュリティレベルを満足していないと判断された場合にはステップ１１８で、セキュリティレベルを満足していない旨を表示装置３２に表示し、ステップ１２０で、セキュリティレベルを満足する代替ジョブ実行装置を検索し、ステップ１２２で、代替ジョブ実行装置を検索できた否かを判断し、代替ジョブ実行装置が探索出来た場合には、ステップ１２４（修正手段）、代替ジョブ実行装置をジョブ実行装置の組ｉの送信先として指示書を修正する。

尚、ステップ１２２で代替ジョブ実行装置が探索出来なかった場合には、探索出来なかった旨を表示装置３２に表示することにより、オペレーターに通知する。

ステップ１２６で、変数ｉが、ジョブ実行装置の組ｉの総数Ｉに等しいか否かを判断する。変数ｉがＩに等しくないと判断された場合には、データを送受信するジョブ実行装置の組ｉのセキュリティレベルを満足する通信態様を確保出来ていない可能性のある組が存在するので、ステップ１０４に戻り、以上の処理（ステップ１０４〜１２６）を実行する。変数ｉが総数Ｉに等しい場合には、指示書で指示されかつジョブ実行装置の組の全てのデータの送受信間でセキュリティレベルを満足する通信態様を確保することが出来たので、本ルーチンを終了する。

図５には、ジョブ実行命令方法を実行するジョブ実行命令プログラムを示したフローチャートが示されている。

ジョブ実行装置が、クライアントから指示書のデータまたは他のジョブ実行装置から、ジョブ実行後のデータ及び指示書のデータを受信したときに、ジョブ実行命令プログラムがスタートし、ステップ１４２で、本ジョブ実行装置においてパスワードの入力が必要か否かを判断し、パスワードの入力が必要と判断された場合には、ステップ１４４で、指示書にパスワードが記載されているか否かを判断する。指示書にパスワードが記載されていないと判断された場合には、ステップ１４６で、パスワードの入力が必要である旨をクライアント１２Ａに通知する。これにより、オペレーターからクライアント１２Ａを介してパスワードが入力され、これによりステップ１４８が実行されて、ステップ１５０に進む。

以上のようにステップ１４４で指示書にパスワードが記載されていると判断された場合、又は、パスワードの入力処理があった場合にも、ステップ１５０で、パスワードが正しいか否かを判断し、パスワードが正しいと判断された場合にも、ステップ１５４で、指示書で指示された処理を実行し、ステップ１５６で、データを送信する。

尚、ステップ１５０で、パスワードが正しいと判断されなかった場合には、ステップ１５２で、パスワードが正しくない旨をクライアント１２Ａに通知して、ステップ１４８に戻る。

以上説明したように、本実施の形態では、指示書に指示された通信態様が予め定められたセキュリティレベルを満足するか否かを判断し、この判断結果に応じて、指示書を修正するので、セキュリティレベルを満足する通信態様を確保することが出来る。

次に本発明の第２の実施の形態を説明する。なお本実施の形態の構成は、前述した本実施の形態と同様であるので、その説明を省略し、本実施の形態の作用を説明する。なお、前述した第１の実施の形態では、通信態様が予め定められたセキュリティー・レベルを満足するか否かを判断し、判断結果に応じて指示書を修正しているが、本実施の形態ではジョブ実行装置において通信方法を変更してデータを送信する。以下、詳細に説明する。

図６には、ジョブ実行命令プログラムを示したフローチャートが示されている。

ジョブ実行装置が、クライアントから指示書のデータまたは他のジョブ実行装置から、ジョブ実行後のデータ及び指示書のデータを受信したとき、本プログラムがスタートし、ステップ２０２で、指示書に基づいて、次の送信先へのデータ送信のセキュリティレベルを検出し、ステップ２０４で、検出したセキュリティレベルを満足するか否かを判断し、セキュリティレベルを満足しないと判断された場合には、ステップ２０４（判断手段）で、セキュリティレベルを満足する代替ジョブ実行装置を探索する。

次のステップ２０８で、代替ジョブ実行装置を探索できたか否かを判断し、代替ジョブ実行装置を探索できたと判断された場合には、ステップ２１０で、代替ジョブ実行装置を送信先として設定して、ステップ２１２に進む。ステップ２１２で、設定された送信先にデータを送信する。

尚、ステップ２０８で代替ジョブ実行装置が探索できなかったと判断された場合には、ステップ２１４でクライアントに、代替ジョブ実行装置を探索できなかった旨を通知する。

このように、送信先へのデータ送信のセキュリティレベルを検出し、検出したセキュリティレベルを満足しない場合に、セキュリティレベルを満足する代替ジョブ実行装置を探索するので、セキュリティレベルを満足する通信態様を確保することが出来る。

ジョブ実行システムのブロック図である。クライアントのブロック図である。ジョブ実行装置のブロック図である。指示記述修正命令プログラムを示したフローチャートである。ジョブ実行命令プログラムを示したフローチャートである。ジョブ実行命令プログラムを示したフローチャートである。

符号の説明

１２Ａ１、１２Ａ２クライアント
１４Ａ１、１４Ａ２、１４Ｂ１、１４Ｂ２ジョブ実行装置

Claims

複数のジョブ各々を示すデータ、各ジョブを実行する複数のジョブ実行装置のアドレスを示すデータ、及び複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置がジョブを実行した結果のデータを送信する先の第２のジョブ実行装置を指示するデータを備えた指示記述であって、
前記複数のジョブ実行装置は、
前記第１のジョブ実行装置を含み、各々第１のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に第１のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、
前記第２のジョブ実行装置を含み、各々前記第１のイントラネットとは異なる第２のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に前記第１のドメイン名とは異なる第２のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、
を含む、
前記指示記述を含む複数の指示記述を記憶する記憶装置と、
前記記憶装置に記憶された前記複数の指示記述を表示する表示装置と、
前記表示装置に表示された前記複数の指示記述の内の１つの指示記述を選択するための選択信号を入力する入力装置と、
を備え、
前記入力装置により入力された選択信号により前記指示記述が選択された場合、前記指示記述における、前記第１のジョブ実行装置及び前記第２のジョブ実行装置各々のアドレス内のドメイン名が異なるか否かを判断することにより、データの送信先がセキュリティレベルを満足するか否かを判断し、前記データの送信先がセキュリティレベルを満足しないと判断した場合には、前記第２のジョブ実行装置を指示するデータに代えて、アドレス内のドメイン名が前記第１のジョブ実行装置のアドレス内のドメイン名と同じ、前記第２のジョブ実行装置に代替される代替ジョブ実行装置を指示するデータが備えられるように、前記指示記述を修正する、
指示記述修正装置。
指示記述修正装置を、
複数のジョブ各々を示すデータ、各ジョブを実行する複数のジョブ実行装置のアドレスを示すデータ、及び複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置がジョブを実行した結果のデータを送信する先の第２のジョブ実行装置を指示するデータを備えた指示記述であって、
前記複数のジョブ実行装置は、
前記第１のジョブ実行装置を含み、各々第１のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共にドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、
前記第２のジョブ実行装置を含み、各々前記第１のイントラネットとは異なる第２のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に前記第１のドメイン名とは異なる第２のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、
を含む、
前記指示記述を含む複数の指示記述を記憶する記憶装置、
前記記憶装置に記憶された前記複数の指示記述を表示する表示装置、及び
前記表示装置に表示された前記複数の指示記述の内の１つの指示記述を選択するための選択信号を入力する入力装置
として機能させるとともに、
前記入力装置により入力された選択信号により前記指示記述が選択された場合、前記指示記述における、前記第１のジョブ実行装置及び前記第２のジョブ実行装置各々のアドレス内のドメイン名が異なるか否かを判断することにより、データの送信先がセキュリティレベルを満足するか否かを判断し、前記データの送信先がセキュリティレベルを満足しないと判断した場合には、前記第２のジョブ実行装置を指示するデータに代えて、アドレス内のドメイン名が前記第１のジョブ実行装置のアドレス内のドメイン名と同じ、前記第２のジョブ実行装置に代替される代替ジョブ実行装置を指示するデータが備えられるように、前記指示記述を修正するように機能させるための指示記述修正プログラム。
複数のジョブ各々を示すデータ、各ジョブを実行する複数のジョブ実行装置のアドレスを示すデータ、及び複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置がジョブを実行した結果のデータを送信する先の第２のジョブ実行装置を指示するデータを備えた指示記述であって、
前記複数のジョブ実行装置は、
前記第１のジョブ実行装置を含み、各々第１のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に第１のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、
前記第２のジョブ実行装置を含み、各々前記第１のイントラネットとは異なる第２のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に前記第１のドメイン名とは異なる第２のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、
を含む、
前記指示記述における各データを含む指示記述を作成するためのデータを入力する入力装置を備え、
前記入力装置により入力された前記データに基づいて前記指示記述を作成し、該作成された指示記述における、前記第１のジョブ実行装置及び前記第２のジョブ実行装置各々のアドレス内のドメイン名が異なるか否かを判断することにより、データの送信先がセキュリティレベルを満足するか否かを判断し、前記データの送信先がセキュリティレベルを満足しないと判断した場合には、前記第２のジョブ実行装置を指示するデータに代えて、アドレス内のドメイン名が前記第１のジョブ実行装置のアドレス内のドメイン名と同じ、前記第２のジョブ実行装置に代替される代替ジョブ実行装置を指示するデータが備えられるように、前記指示記述を修正する、
指示記述修正装置。
指示記述修正装置を、
複数のジョブ各々を示すデータ、各ジョブを実行する複数のジョブ実行装置のアドレスを示すデータ、及び複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置がジョブを実行した結果のデータを送信する先の第２のジョブ実行装置を指示するデータを備えた指示記述であって、
前記複数のジョブ実行装置は、
前記第１のジョブ実行装置を含み、各々第１のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に第１のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、
前記第２のジョブ実行装置を含み、各々前記第１のイントラネットとは異なる第２のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に前記第１のドメイン名とは異なる第２のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、
を含む、
前記指示記述における各データを含む指示記述を作成するためのデータを入力する入力装置として機能させると共に、
前記入力装置により入力された前記データに基づいて前記指示記述を作成し、該作成された指示記述における、前記第１のジョブ実行装置及び前記第２のジョブ実行装置各々のアドレス内のドメイン名が異なるか否かを判断することにより、データの送信先がセキュリティレベルを満足するか否かを判断し、前記データの送信先がセキュリティレベルを満足しないと判断した場合には、前記第２のジョブ実行装置を指示するデータに代えて、アドレス内のドメイン名が前記第１のジョブ実行装置のアドレス内のドメイン名と同じ、前記第２のジョブ実行装置に代替される代替ジョブ実行装置を指示するデータが備えられるように、前記指示記述を修正するように機能させるための指示記述修正プログラム。
複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置から第２のジョブ実行装置にジョブを実行した結果のデータを送信する該第１のジョブ実行装置であるジョブ実行装置であって、
複数のジョブ各々を示すデータ、各ジョブを実行する複数のジョブ実行装置のアドレスを示すデータ、及び複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置がジョブを実行した結果のデータを送信する先の第２のジョブ実行装置を指示するデータを備えた指示記述であって、
前記複数のジョブ実行装置は、
前記第１のジョブ実行装置を含み、各々第１のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に第１のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、
前記第２のジョブ実行装置を含み、各々前記第１のイントラネットとは異なる第２のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に前記第１のドメイン名とは異なる第２のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、
を含む、
前記指示記述を受信する共にデータを送信するインターフェイスと、
前記送受信装置により受信された前記指示記述に基づいてジョブを実行する処理部と、
を備え、
前記インターフェイスにより受信された指示記述における、前記第１のジョブ実行装置及び前記第２のジョブ実行装置各々のアドレス内のドメイン名が異なるか否かを判断することにより、データの送信先がセキュリティレベルを満足するか否かを判断し、前記データの送信先がセキュリティレベルを満足しないと判断した場合には、アドレス内のドメイン名が前記第１のジョブ実行装置のアドレス内のドメイン名と同じ、前記第２のジョブ実行装置に代替される代替ジョブ実行装置に、前記処理部によりジョブが実行された結果のデータが送信されるように、前記インターフェイスを制御する、
ジョブ実行装置。
複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置から第２のジョブ実行装置にジョブを実行した結果のデータを送信する該第１のジョブ実行装置であるジョブ実行装置を、
複数のジョブ各々を示すデータ、各ジョブを実行する複数のジョブ実行装置のアドレスを示すデータ、及び複数のジョブ実行装置の内の第１のジョブ実行装置がジョブを実行した結果のデータを送信する先の第２のジョブ実行装置を指示するデータを備えた指示記述であって、
前記複数のジョブ実行装置は、
前記第１のジョブ実行装置を含み、各々第１のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に第１のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、
前記第２のジョブ実行装置を含み、各々前記第１のイントラネットとは異なる第２のイントラネットに接続されかつジョブを実行すると共に前記第１のドメイン名とは異なる第２のドメイン名を備えたアドレスで識別される複数のジョブ実行装置と、
を含む、
前記指示記述を受信する共にデータを送信するインターフェイス、及び
前記送受信装置により受信された前記指示記述に基づいてジョブを実行する処理装置
として機能させると共に、
前記インターフェイスにより受信された指示記述における、前記第１のジョブ実行装置及び前記第２のジョブ実行装置各々のアドレス内のドメイン名が異なるか否かを判断することにより、データの送信先がセキュリティレベルを満足するか否かを判断し、前記データの送信先がセキュリティレベルを満足しないと判断した場合には、アドレス内のドメイン名が前記第１のジョブ実行装置のアドレス内のドメイン名と同じ、前記第２のジョブ実行装置に代替される代替ジョブ実行装置に、前記処理装置によりジョブが実行された結果のデータが送信されるように、前記インターフェイスを制御するように機能させるためのジョブ実行プログラム。