JP4453182B2 - 電気掃除機 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、充電台を備えた一般家庭用電気掃除機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来この種の電気掃除機は、図１９、図２０において、掃除機本体１の前部には着脱自在にホース３６が，前方上方にはサゲテ８がそれぞれ設けられ、充電器２０を内蔵した充電台１４に掃除機本体１を載置させ、充電台１４に設けられ充電端子部１８に掃除機本体１の本体端子部２を装着させることで、充電端子部１６に設けられた充電端子１７と、本体端子部１２に設けられた本体端子１３とを接触させ充電を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、サゲテ８を持って充電台１４にセットしようとしても，掃除機本体１が本体重心Ｇによりイ方向に傾くため，本体１を持ってセット状態にした後に再セットすることになり，掃除機本体１の本体端子部１２を充電台１４の充電端子部１８に合わせて載置させるのは困難であった。
【０００４】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、掃除機本体のサゲテを持った状態のままで簡単に充電台にセットできる電気掃除機の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために本発明は、ファンモータ及び電源用の蓄電池を内蔵し、前方上部にサゲテを設け、後面側にはこの蓄電池と接続された本体端子を配設した略凹状の本体端子部を設けた掃除機本体と、上部に掃除機本体を載置するための載置部を有し、充電用回路に接続した充電台とを具備し、上記載置部には前記サゲテを持った状態で掃除機本体が保つ本体傾斜状態のままで前記本体端子部に係合する前記充電用回路と接続された充電端子を配設した略凸状の充電端子部を設け、前記充電台の載置部上部から充電端子部を垂直方向に突出させて形成し、本体が充電台に上方から近接した時、前記充電端子部の先端が本体端子部の開口部に当接し、その後前記当接点を中心に本体が回動し、本体を垂直状態にセットさせる電気掃除機である。
【０００６】
これによって、サゲテを持った掃除機本体傾斜状態のままで、掃除機本体に設けられた略凹状の本体端子部の開口方向と、充電台に設けられた略凸状の充電端子部の突出方向が同方向のため、サゲテを持った掃除機本体を充電台に降ろすことで簡単に載せ置きできる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
請求項１記載の発明は、ファンモータ及び電源用の蓄電池を内蔵し、前方上部にサゲテを設け、後面側にはこの蓄電池と接続された本体端子を配設した略凹状の本体端子部を設けた掃除機本体と、上部に掃除機本体を載置するための載置部を有し、充電用回路に接続した充電台とを具備し、上記載置部には前記サゲテを持った状態で掃除機本体が保つ本体傾斜状態のままで前記本体端子部に係合する前記充電用回路と接続された充電端子を配設した略凸状の充電端子部を設け、前記充電台の載置部上部から充電端子部を垂直方向に突出させて形成し、本体が充電台に上方から近接した時、前記充電端子部の先端が本体端子部の開口部に当接し、その後前記当接点を中心に本体が回動し、本体を垂直状態にセットさせるもので、サゲテを持った掃除機本体傾斜状態のままで、掃除機本体を充電台に降ろすと、本体端子部が充電端子部に係合し簡単にセットできるものである。また、サゲテを持ち垂直方向に簡単に本体を充電台から取り外すことができる。
【０００８】
請求項２記載の発明は、ファンモータ及び電源用の蓄電池を内蔵し、前方上部にサゲテを設け、後面側にはこの蓄電池と接続された本体端子を配設した略凹状の本体端子部を設けた掃除機本体と、上部に掃除機本体を載置するための載置部を有し、充電用回路に接続した充電台とを具備し、上記載置部には前記サゲテを持った状態で掃除機本体が保つ本体傾斜状態のままで前記本体端子部に係合する前記充電用回路と接続された充電端子を配設した略凸状の充電端子部を設け、前記充電端子を内蔵し、両端に回動自在に軸支する回動部を有した充電端子ケースを、充電台の載置部上部に設けたもので、サゲテを持った掃除機本体傾斜状態のままで、掃除機本体を充電台に降ろすと、本体端子部が充電端子部に係合し簡単にセットできるものである。また、サゲテを持ち垂直方向等に本体を引いても充電端子部ケースが前後に回動し、本体端子部が充電端子部ケースに擦れることなく充電台から本体を簡単に取り外すことができる。
【０００９】
請求項３記載の発明は、ファンモータ及び電源用の蓄電池を内蔵し、前方上部にサゲテを設け、後面側にはこの蓄電池と接続された本体端子を配設した略凹状の本体端子部を設けた掃除機本体と、上部に掃除機本体を載置するための載置部を有し、充電用回路に接続した充電台とを具備し、上記載置部には前記サゲテを持った状態で掃除機本体が保つ本体傾斜状態のままで前記本体端子部に係合する前記充電用回路と接続された充電端子を配設した略凸状の充電端子部を設け、前記本体端子を内蔵し、両端に回動自在に軸支する回動部を有した本体端子ケースを、本体に設けたもので、サゲテを持った掃除機本体傾斜状態のままで、掃除機本体を充電台に降ろすと、本体端子部が充電端子部に係合し簡単にセットできるものである。また、サゲテを持った状態から垂直方向等に本体を引いても本体端子部ケースが前後回動し、本体端子部ケースが充電端子部に擦れることなく本体を充電台から簡単に取り外すことができる。
【００１０】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図１〜１８を参照しながら説明する。
【００１１】
（実施例１）
図１、図２は、本発明の第一の実施例における電気掃除機及び充電台の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１において、１は掃除機本体（以下本体と称す。）でファンモータ２及び電源用の畜電池３を内蔵し、前方に紙袋４を収納した集塵室５を設けてあり、その上方には集塵室５を開閉するダストボックスフタ６を設けている。
【００１２】
紙袋４前方にはホースの差し込み口７、その上方にサゲテ８を設けている。また本体１の下面には起毛布９、後方の左右に２個のローラー１０を回動自在に挿着してあり、後面には本体端子１３からなる略凹状の本体端子部１２を畜電池３に接続設けてある。次に充電台１４は上ケース１５と下ケース１６をネジ止め（図示せず）し、一体化して構成しており、上ケース１５の上面には充電端子１７からなる略凸状の充電端子部１８が設けてあり、この充電端子１７は充電台１４に内蔵した充電器２０に接続してある。そしてこの上面は本体１の後面の形状に合わせて構成し、本体１後面に接して安定に載置きできる載置部２１を形成している。
【００１３】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００１４】
本体１の内部の蓄電池３を充電する時、サゲテ８を持った本体傾斜状態（図１（Ａ））のままて差し込み口７を斜め上側にして本体１を充電台１４に載置するが、この上面載置部２１は本体傾斜状態で本体１の後面の全面又は一部形状に合わせて構成し、かつ、この載置部２１の上方に本体傾斜状態で本体端子部１２ａに係合させられる充電端子部１８ａを設けたことにより、サゲテ８をままで、本体１を充電台１４に降ろすと、本体端子部１２ａが充電端子部１８ａに係合し簡単にセットさせられるものである。
【００１５】
（実施例２）
図３（Ａ）、（Ｂ）は、本発明の第二の実施例における電気掃除機及び充電台の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図２（Ａ）、（Ｂ）において、充電台１４上部にサゲテ８を持った本体傾斜状態と同傾斜斜面２３からなる突出部２２を設けた。
【００１６】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００１７】
突出部２２の斜面２３に掃除機本体１の底面又は車輪１０等を当接して滑らせながら、充電台１４に載置することにより、本体端子部１２ａと充電端子部１８ａを係合することができ充電台へのセットがより簡単にできる。
【００１８】
また、本実施例では、本体を充電台へセット時、本体が前方側に傾斜するよう本体端子部１２ａを斜方向に本体１に設け、前記本体端子部１２ａに係合する充電端子部１８ａを載置部２１に突出させて設けたことにより、収納状態をコンパクト化できる。
【００１９】
（実施例３）
図４は、本発明の第三の実施例における電気掃除機及び充電台の要部斜視図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図３において、充電量表示部２４、ごみパック満杯等の表示部２５をサゲテ８の下方に位置させた。
【００２０】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００２１】
充電量表示部２４、ごみパック満杯表示部２５をサゲテ８に対向した本体面に位置させたことにより、小面積ながら外方向からの衝撃や圧力を受けにくいうえに、本体１を充電台１４セット状態においては、サゲテ８に隠れることなく表示部をみることができる。
【００２２】
（実施例４）
図５（Ａ）、（Ｂ）は、本発明の第四の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図５において、サゲテ８を持った状態での掃除機本体１の傾斜と同傾斜方向の略凹状の本体端子部１２ｂを本体１後部底面側に、充電台１４にはこの本体端子部１２ｂに係合する垂直方向に突出した充電端子部１８ｂを設けた。
【００２３】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００２４】
本体１を充電台１４へセットする時、前記充電端子部１８ｂの先端が本体端子部１２ｂの開口部の当接点に当たり、次に前記当接点を支点にして重心が本体方向にあるため、本体１が時計回りに回動し、本体１を垂直状態にセットさせることにより、サゲテ８を持った状態から垂直方向に簡単に本体１を充電台１４から取り外すことができる。
【００２５】
（実施例５）
図６は、本発明の第五の実施例における電気掃除機及び充電装置の要部断面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図５において、充電端子ケース１８ｃの下部両端に軸穴２６を設け、充電台１４の載置部２１上部からは突出した充電端子ケース１８ｃがはまるケース開口部２７と前記軸穴２６にはまる軸２８をケース開口部２７両端に設けた。
【００２６】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００２７】
軸２８を中心に充電端子ケース１８ｃが前後に回動させることにより、サゲテ８を持った状態から垂直方向に本体１を引き上げても充電端子部ケース１８ｃが前後回動し、本体端子部１２ａが充電端子部ケース１８ｃに擦れることなく充電台１４から簡単に取り外すことができる。
【００２８】
（実施例６）
図７は、本発明の第六の実施例における電気掃除機及び充電装置の要部断面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図７において、本体端子ケース１２ｃの下部両端に軸穴２９を設け、本体１に本体端子ケース１２ｃが挿入される本体ケース開口部３０と前記軸穴２９にはまる軸３１を本体ケース開口部３０両端に設けた。
【００２９】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００３０】
軸を中心に本体端子ケース前後に回動することにより、サゲテを持った状態から垂直方向に本体を引き上げても本体端子部ケースが前後回動し、本体端子部ケースが充電端子部に擦れることなく充電台から簡単に取り外すことができる。
【００３１】
（実施例７）
図８は、本発明の第七の実施例における電気掃除機及び充電装置の断面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図８において、本体１を充電台１４へセット時、本体１が重心方向に傾斜するのに対し、端子の弾性方向が対抗するように本体端子１３を本体端子部１２に、充電端子１７を充電端子部１８に配設した。
【００３２】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００３３】
本体端子１３が斜前方に充電端子１７を常時圧接し、接点圧接力を向上させている。
【００３４】
（実施例８）
図９は、本発明の第八の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図９において、蓄電池３を本体１底面に配置させた。
【００３５】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００３６】
本体１を充電台１４へセットした状態、本体１がより重心方向に傾斜し、端子の弾性方向がより対抗するようにさせたことにより、本体端子１３が充電端子１７を圧接する力がより強くなり、接点圧接力をより向上させる。
【００３７】
（実施例９）
図１０（Ａ）、（Ｂ）は、本発明の第九の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１０（Ａ）、（Ｂ）において、充電端子部１８両端に充電端子部１８より高い誘いリブ３２ａを設け、本体端子部１２近傍には前記誘いリブ３２ａを嵌合するリブ開口部３３ａを設けた。
【００３８】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００３９】
本体端子１３が充電端子１７に接触する前に、誘いリブ３２ａがリブ開口部３３ａに当接し、充電端子部１２を本体端子部１８に誘わせて係合させたことにより、サゲテ８を持った本体１傾斜状態のままで、本体１を充電台１４に降ろすと、本体端子部１２が充電端子部１８とずれた位置にあっても、誘いリブ３２ａがリブ開口部３３ａに触れることで誘われ、本体端子部１２が充電端子部１８に合わされて嵌合し、簡単にセットさせられる。
【００４０】
（実施例１０）
図１１は、本発明の第十の実施例における電気掃除機及び充電装置の断面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１１において、充電端子部１８より高い誘いリブ３２ｂを略半円柱状に形成し、略半円柱状の天面の縦長さＬ１、横長さＷ１が本体端子部１２の開口部縦長さＬ２、横長さＷ２より長くさせた。
【００４１】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００４２】
略半円柱状の天面の縦長さＬ１、横長さＷ１を本体端子部１２の開口部縦長さＬ２、横長さＷ２より長くしたことにより、誘いリブ３２ｂが本体端子部の１２開口部に入り込まず、本体端子部１２に設けられた本体端子１に当たり曲げたりすることがない。
【００４３】
（実施例１１）
図１２、１３、１４は、本発明の第十一の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１２において、ノズル保持部３９を充電台１４外周に形成し、ノズル保持部３９には床ノズル３４を傾斜状態で保持される床ノズル３４先端が当接する平面部３７を設け、床ノズル３４横幅より狭く形成した。充電台１４の突出部２２の上部に延長管３５を係合する係止部４０を設け、さらに充電台１４のノズル保持部３９と載置部２１間にはスキマノズル４５またはタナノズル４６等の付属の吸込具を着脱自在に係止する係止突部４７を設けている。
【００４４】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００４５】
床ノズル３４、延長管３５、ホース３６、本体１を充電台１４にセットした状態で横方向に傾けると、ノズル保持部３９の平面部３７は床ノズ３４ル横幅より狭く形成したので、床ノズル３４端部が床面に当たってセット状態での転倒を防止できる。
【００４６】
さらに、掃除機本体と床ノズル３４及び延長管３５間に形成された空間部分にスキマノズル４５等を収納できるため，余分な収納スペースを確保する必要の無いものである。
【００４７】
また、本実施例では、延長管３５が本体１側に傾斜し、本体１底面側が延長管３５側に傾斜するようにし、充電量表示部２４、ごみパック満杯等表示部２５をサゲテ８の下方に位置させたことにより、床ノズル３４、延長管３５、ホース３６、本体１を充電台１４にセットした状態をコンパクト化でき、収納状態でより安定する。
【００４８】
（実施例１２）
図１５は、本発明の第十二の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１５において、ノズル保持部３９の平面部３７の先端に床ノズル３４の先端が当たる前端当接部４１を設けた。
【００４９】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００５０】
前端当接部４１を設けたことにより、床ノズル３４が前端当接部４１を乗り越さず、セットした状態をよりコンパクト化できる。
【００５１】
（実施例１３）
図１６は、本発明の第十三の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１６において、床ノズル３４下側前方のノズル保持部３９の平面部３７より外側の両端部に複数の起毛布等の軟質材からなる突出体４２を設け、突出体４２の先端が床面に接触するように設けた。
【００５２】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００５３】
床ノズル３４を充電台１４にセットした状態において、床ノズル３４下前方のノズル保持部３９の平面部３７に触れない両端部に突出体４２の先端が床面に触れ、床ノズル３４、延長管３５、ホース３６、本体１を充電台１４にセットした状態で横方向に傾けても、突出体４２の先端が床面に当たって収納状態での転倒をより防止できる。
【００５４】
（実施例１４）
図１７は、本発明の第十四の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１７において、床ノズル３４を充電台１４にセットする時、床ノズル３４の先端を、ノズル保持部３９へ充電台１４に沿って移動する場合に摺接する傾斜部３８から突出させた引掛け部４３を設けた。
【００５５】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００５６】
床ノズル３４を充電台１４のノズル保持部３９にセット時に、引掛け部４３が床ノズル３５下後面に当接し、当接点を支点に床ノズル３４が下方に回動し、床ノズル３４先端が前端当接部４１に当たる構成を設けたことにより、床ノズル３４が前端当接部４１に押され、床ノズル３４、延長管３５、ホース３６のぐらつきが抑えられセット状態での転倒をより防止できる。
【００５７】
（実施例１５）
図１８は、本発明の第十五の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１８において、床ノズル３４に設けられた吸気口にはまりこむ略Ｌ字棒状のフック体４４をノズル保持部３９の傾斜部３８前方に突出させて設けた。
【００５８】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００５９】
床ノズル３４を充電台１４にセット時に、床ノズル３４に設けられた吸気口にはまりこむ略Ｌ字のフック体４４をノズル保持部３９の傾斜部３８前方に突出させて設けたことにより、床ノズル３５が前端当接部４１と略Ｌ字棒状のフック体４４とに挟まれ、床ノズル３５、延長管３６、ホース３７のぐらつきが抑えられセット状態での転倒をより防止できる。
【００６０】
【発明の効果】
本発明により、掃除機本体のサゲテを持った状態のままで簡単に充電台にセットできる電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 （Ａ）本発明の第１の実施例における掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置する時）
（Ｂ）同掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置した時）
【図２】 同掃除機本体及び充電台の側面図
【図３】 （Ａ）本発明の第２の実施例における掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置する時）
（Ｂ）同掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置した時）
【図４】 本発明の第３の実施例における掃除機本体及び充電台の正面図
【図５】 （Ａ）本発明の第４の実施例における掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置する時）
（Ｂ）同掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置した時）
【図６】 本発明の第５の実施例における掃除機本体及び充電台の要部断面図
【図７】 本発明の第６の実施例における掃除機本体及び充電台の要部断面図
【図８】 本発明の第７の実施例における掃除機本体及び充電台の要部断面図
【図９】 本発明の第８の実施例における掃除機本体及び充電台の側面図
【図１０】 （Ａ）本発明の第９の実施例における掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置する時）
（Ｂ）同掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置した時）
【図１１】 本発明の第１０の実施例における要部斜視図
【図１２】 本発明の第１１の実施例における掃除機本体及び充電台の側面図
【図１３】 本発明の第１１の実施例における掃除機本体及び充電台の要部平面図
【図１４】 同掃除機本体及び充電台の要部正面図
【図１５】 本発明の第１２の実施例における掃除機本体及び充電台の要部側面図
【図１６】 本発明の第１３の実施例における掃除機本体及び充電台の要部正面図
【図１７】 本発明の第１４の実施例における掃除機本体及び充電台の要部側面図
【図１８】 本発明の第１６の実施例における掃除機本体及び充電台の要部側面図
【図１９】 従来の掃除機本体及び充電台の要部断面図
【図２０】 同掃除機本体を充電台に載置する際の様子を示す部分断面図
【符号の説明】
１ 掃除機本体
２ ファンモータ
３ 蓄電池
８ サゲテ
１０ 車輪
１２ 本体端子部
１２ｃ 本体端子ケース
１３ 本体端子
１４ 充電台
１７ 充電端子
１８ 充電端子部
１８ｃ充電端子ケース
２０ 充電器
２１ 載置部
２２ 突出部
２４ 充電量表示部
２５ ごみパック満杯表示部
２６、２９ 軸穴
２７、３０ 開口部
２８、３１ 軸
３２ａ 誘いリブ
３３ａ、ｂ リブ開口部
３４ 床ノズル
３５ 延長管
３６ ホース
３７ 平面部
３９ ノズル保持部
４０ 係止部
４１ 前端当接部
４２ 軟質体
４３ 掛け部
４４ 略Ｌ字のフック体
【発明の属する技術分野】
本発明は、充電台を備えた一般家庭用電気掃除機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来この種の電気掃除機は、図１９、図２０において、掃除機本体１の前部には着脱自在にホース３６が，前方上方にはサゲテ８がそれぞれ設けられ、充電器２０を内蔵した充電台１４に掃除機本体１を載置させ、充電台１４に設けられ充電端子部１８に掃除機本体１の本体端子部２を装着させることで、充電端子部１６に設けられた充電端子１７と、本体端子部１２に設けられた本体端子１３とを接触させ充電を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、サゲテ８を持って充電台１４にセットしようとしても，掃除機本体１が本体重心Ｇによりイ方向に傾くため，本体１を持ってセット状態にした後に再セットすることになり，掃除機本体１の本体端子部１２を充電台１４の充電端子部１８に合わせて載置させるのは困難であった。
【０００４】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、掃除機本体のサゲテを持った状態のままで簡単に充電台にセットできる電気掃除機の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために本発明は、ファンモータ及び電源用の蓄電池を内蔵し、前方上部にサゲテを設け、後面側にはこの蓄電池と接続された本体端子を配設した略凹状の本体端子部を設けた掃除機本体と、上部に掃除機本体を載置するための載置部を有し、充電用回路に接続した充電台とを具備し、上記載置部には前記サゲテを持った状態で掃除機本体が保つ本体傾斜状態のままで前記本体端子部に係合する前記充電用回路と接続された充電端子を配設した略凸状の充電端子部を設け、前記充電台の載置部上部から充電端子部を垂直方向に突出させて形成し、本体が充電台に上方から近接した時、前記充電端子部の先端が本体端子部の開口部に当接し、その後前記当接点を中心に本体が回動し、本体を垂直状態にセットさせる電気掃除機である。
【０００６】
これによって、サゲテを持った掃除機本体傾斜状態のままで、掃除機本体に設けられた略凹状の本体端子部の開口方向と、充電台に設けられた略凸状の充電端子部の突出方向が同方向のため、サゲテを持った掃除機本体を充電台に降ろすことで簡単に載せ置きできる。
【０００７】
【発明の実施の形態】
請求項１記載の発明は、ファンモータ及び電源用の蓄電池を内蔵し、前方上部にサゲテを設け、後面側にはこの蓄電池と接続された本体端子を配設した略凹状の本体端子部を設けた掃除機本体と、上部に掃除機本体を載置するための載置部を有し、充電用回路に接続した充電台とを具備し、上記載置部には前記サゲテを持った状態で掃除機本体が保つ本体傾斜状態のままで前記本体端子部に係合する前記充電用回路と接続された充電端子を配設した略凸状の充電端子部を設け、前記充電台の載置部上部から充電端子部を垂直方向に突出させて形成し、本体が充電台に上方から近接した時、前記充電端子部の先端が本体端子部の開口部に当接し、その後前記当接点を中心に本体が回動し、本体を垂直状態にセットさせるもので、サゲテを持った掃除機本体傾斜状態のままで、掃除機本体を充電台に降ろすと、本体端子部が充電端子部に係合し簡単にセットできるものである。また、サゲテを持ち垂直方向に簡単に本体を充電台から取り外すことができる。
【０００８】
請求項２記載の発明は、ファンモータ及び電源用の蓄電池を内蔵し、前方上部にサゲテを設け、後面側にはこの蓄電池と接続された本体端子を配設した略凹状の本体端子部を設けた掃除機本体と、上部に掃除機本体を載置するための載置部を有し、充電用回路に接続した充電台とを具備し、上記載置部には前記サゲテを持った状態で掃除機本体が保つ本体傾斜状態のままで前記本体端子部に係合する前記充電用回路と接続された充電端子を配設した略凸状の充電端子部を設け、前記充電端子を内蔵し、両端に回動自在に軸支する回動部を有した充電端子ケースを、充電台の載置部上部に設けたもので、サゲテを持った掃除機本体傾斜状態のままで、掃除機本体を充電台に降ろすと、本体端子部が充電端子部に係合し簡単にセットできるものである。また、サゲテを持ち垂直方向等に本体を引いても充電端子部ケースが前後に回動し、本体端子部が充電端子部ケースに擦れることなく充電台から本体を簡単に取り外すことができる。
【０００９】
請求項３記載の発明は、ファンモータ及び電源用の蓄電池を内蔵し、前方上部にサゲテを設け、後面側にはこの蓄電池と接続された本体端子を配設した略凹状の本体端子部を設けた掃除機本体と、上部に掃除機本体を載置するための載置部を有し、充電用回路に接続した充電台とを具備し、上記載置部には前記サゲテを持った状態で掃除機本体が保つ本体傾斜状態のままで前記本体端子部に係合する前記充電用回路と接続された充電端子を配設した略凸状の充電端子部を設け、前記本体端子を内蔵し、両端に回動自在に軸支する回動部を有した本体端子ケースを、本体に設けたもので、サゲテを持った掃除機本体傾斜状態のままで、掃除機本体を充電台に降ろすと、本体端子部が充電端子部に係合し簡単にセットできるものである。また、サゲテを持った状態から垂直方向等に本体を引いても本体端子部ケースが前後回動し、本体端子部ケースが充電端子部に擦れることなく本体を充電台から簡単に取り外すことができる。
【００１０】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図１〜１８を参照しながら説明する。
【００１１】
（実施例１）
図１、図２は、本発明の第一の実施例における電気掃除機及び充電台の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１において、１は掃除機本体（以下本体と称す。）でファンモータ２及び電源用の畜電池３を内蔵し、前方に紙袋４を収納した集塵室５を設けてあり、その上方には集塵室５を開閉するダストボックスフタ６を設けている。
【００１２】
紙袋４前方にはホースの差し込み口７、その上方にサゲテ８を設けている。また本体１の下面には起毛布９、後方の左右に２個のローラー１０を回動自在に挿着してあり、後面には本体端子１３からなる略凹状の本体端子部１２を畜電池３に接続設けてある。次に充電台１４は上ケース１５と下ケース１６をネジ止め（図示せず）し、一体化して構成しており、上ケース１５の上面には充電端子１７からなる略凸状の充電端子部１８が設けてあり、この充電端子１７は充電台１４に内蔵した充電器２０に接続してある。そしてこの上面は本体１の後面の形状に合わせて構成し、本体１後面に接して安定に載置きできる載置部２１を形成している。
【００１３】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００１４】
本体１の内部の蓄電池３を充電する時、サゲテ８を持った本体傾斜状態（図１（Ａ））のままて差し込み口７を斜め上側にして本体１を充電台１４に載置するが、この上面載置部２１は本体傾斜状態で本体１の後面の全面又は一部形状に合わせて構成し、かつ、この載置部２１の上方に本体傾斜状態で本体端子部１２ａに係合させられる充電端子部１８ａを設けたことにより、サゲテ８をままで、本体１を充電台１４に降ろすと、本体端子部１２ａが充電端子部１８ａに係合し簡単にセットさせられるものである。
【００１５】
（実施例２）
図３（Ａ）、（Ｂ）は、本発明の第二の実施例における電気掃除機及び充電台の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図２（Ａ）、（Ｂ）において、充電台１４上部にサゲテ８を持った本体傾斜状態と同傾斜斜面２３からなる突出部２２を設けた。
【００１６】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００１７】
突出部２２の斜面２３に掃除機本体１の底面又は車輪１０等を当接して滑らせながら、充電台１４に載置することにより、本体端子部１２ａと充電端子部１８ａを係合することができ充電台へのセットがより簡単にできる。
【００１８】
また、本実施例では、本体を充電台へセット時、本体が前方側に傾斜するよう本体端子部１２ａを斜方向に本体１に設け、前記本体端子部１２ａに係合する充電端子部１８ａを載置部２１に突出させて設けたことにより、収納状態をコンパクト化できる。
【００１９】
（実施例３）
図４は、本発明の第三の実施例における電気掃除機及び充電台の要部斜視図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図３において、充電量表示部２４、ごみパック満杯等の表示部２５をサゲテ８の下方に位置させた。
【００２０】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００２１】
充電量表示部２４、ごみパック満杯表示部２５をサゲテ８に対向した本体面に位置させたことにより、小面積ながら外方向からの衝撃や圧力を受けにくいうえに、本体１を充電台１４セット状態においては、サゲテ８に隠れることなく表示部をみることができる。
【００２２】
（実施例４）
図５（Ａ）、（Ｂ）は、本発明の第四の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図５において、サゲテ８を持った状態での掃除機本体１の傾斜と同傾斜方向の略凹状の本体端子部１２ｂを本体１後部底面側に、充電台１４にはこの本体端子部１２ｂに係合する垂直方向に突出した充電端子部１８ｂを設けた。
【００２３】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００２４】
本体１を充電台１４へセットする時、前記充電端子部１８ｂの先端が本体端子部１２ｂの開口部の当接点に当たり、次に前記当接点を支点にして重心が本体方向にあるため、本体１が時計回りに回動し、本体１を垂直状態にセットさせることにより、サゲテ８を持った状態から垂直方向に簡単に本体１を充電台１４から取り外すことができる。
【００２５】
（実施例５）
図６は、本発明の第五の実施例における電気掃除機及び充電装置の要部断面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図５において、充電端子ケース１８ｃの下部両端に軸穴２６を設け、充電台１４の載置部２１上部からは突出した充電端子ケース１８ｃがはまるケース開口部２７と前記軸穴２６にはまる軸２８をケース開口部２７両端に設けた。
【００２６】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００２７】
軸２８を中心に充電端子ケース１８ｃが前後に回動させることにより、サゲテ８を持った状態から垂直方向に本体１を引き上げても充電端子部ケース１８ｃが前後回動し、本体端子部１２ａが充電端子部ケース１８ｃに擦れることなく充電台１４から簡単に取り外すことができる。
【００２８】
（実施例６）
図７は、本発明の第六の実施例における電気掃除機及び充電装置の要部断面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図７において、本体端子ケース１２ｃの下部両端に軸穴２９を設け、本体１に本体端子ケース１２ｃが挿入される本体ケース開口部３０と前記軸穴２９にはまる軸３１を本体ケース開口部３０両端に設けた。
【００２９】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００３０】
軸を中心に本体端子ケース前後に回動することにより、サゲテを持った状態から垂直方向に本体を引き上げても本体端子部ケースが前後回動し、本体端子部ケースが充電端子部に擦れることなく充電台から簡単に取り外すことができる。
【００３１】
（実施例７）
図８は、本発明の第七の実施例における電気掃除機及び充電装置の断面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図８において、本体１を充電台１４へセット時、本体１が重心方向に傾斜するのに対し、端子の弾性方向が対抗するように本体端子１３を本体端子部１２に、充電端子１７を充電端子部１８に配設した。
【００３２】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００３３】
本体端子１３が斜前方に充電端子１７を常時圧接し、接点圧接力を向上させている。
【００３４】
（実施例８）
図９は、本発明の第八の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図９において、蓄電池３を本体１底面に配置させた。
【００３５】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００３６】
本体１を充電台１４へセットした状態、本体１がより重心方向に傾斜し、端子の弾性方向がより対抗するようにさせたことにより、本体端子１３が充電端子１７を圧接する力がより強くなり、接点圧接力をより向上させる。
【００３７】
（実施例９）
図１０（Ａ）、（Ｂ）は、本発明の第九の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１０（Ａ）、（Ｂ）において、充電端子部１８両端に充電端子部１８より高い誘いリブ３２ａを設け、本体端子部１２近傍には前記誘いリブ３２ａを嵌合するリブ開口部３３ａを設けた。
【００３８】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００３９】
本体端子１３が充電端子１７に接触する前に、誘いリブ３２ａがリブ開口部３３ａに当接し、充電端子部１２を本体端子部１８に誘わせて係合させたことにより、サゲテ８を持った本体１傾斜状態のままで、本体１を充電台１４に降ろすと、本体端子部１２が充電端子部１８とずれた位置にあっても、誘いリブ３２ａがリブ開口部３３ａに触れることで誘われ、本体端子部１２が充電端子部１８に合わされて嵌合し、簡単にセットさせられる。
【００４０】
（実施例１０）
図１１は、本発明の第十の実施例における電気掃除機及び充電装置の断面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１１において、充電端子部１８より高い誘いリブ３２ｂを略半円柱状に形成し、略半円柱状の天面の縦長さＬ１、横長さＷ１が本体端子部１２の開口部縦長さＬ２、横長さＷ２より長くさせた。
【００４１】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００４２】
略半円柱状の天面の縦長さＬ１、横長さＷ１を本体端子部１２の開口部縦長さＬ２、横長さＷ２より長くしたことにより、誘いリブ３２ｂが本体端子部の１２開口部に入り込まず、本体端子部１２に設けられた本体端子１に当たり曲げたりすることがない。
【００４３】
（実施例１１）
図１２、１３、１４は、本発明の第十一の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１２において、ノズル保持部３９を充電台１４外周に形成し、ノズル保持部３９には床ノズル３４を傾斜状態で保持される床ノズル３４先端が当接する平面部３７を設け、床ノズル３４横幅より狭く形成した。充電台１４の突出部２２の上部に延長管３５を係合する係止部４０を設け、さらに充電台１４のノズル保持部３９と載置部２１間にはスキマノズル４５またはタナノズル４６等の付属の吸込具を着脱自在に係止する係止突部４７を設けている。
【００４４】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００４５】
床ノズル３４、延長管３５、ホース３６、本体１を充電台１４にセットした状態で横方向に傾けると、ノズル保持部３９の平面部３７は床ノズ３４ル横幅より狭く形成したので、床ノズル３４端部が床面に当たってセット状態での転倒を防止できる。
【００４６】
さらに、掃除機本体と床ノズル３４及び延長管３５間に形成された空間部分にスキマノズル４５等を収納できるため，余分な収納スペースを確保する必要の無いものである。
【００４７】
また、本実施例では、延長管３５が本体１側に傾斜し、本体１底面側が延長管３５側に傾斜するようにし、充電量表示部２４、ごみパック満杯等表示部２５をサゲテ８の下方に位置させたことにより、床ノズル３４、延長管３５、ホース３６、本体１を充電台１４にセットした状態をコンパクト化でき、収納状態でより安定する。
【００４８】
（実施例１２）
図１５は、本発明の第十二の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１５において、ノズル保持部３９の平面部３７の先端に床ノズル３４の先端が当たる前端当接部４１を設けた。
【００４９】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００５０】
前端当接部４１を設けたことにより、床ノズル３４が前端当接部４１を乗り越さず、セットした状態をよりコンパクト化できる。
【００５１】
（実施例１３）
図１６は、本発明の第十三の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１６において、床ノズル３４下側前方のノズル保持部３９の平面部３７より外側の両端部に複数の起毛布等の軟質材からなる突出体４２を設け、突出体４２の先端が床面に接触するように設けた。
【００５２】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００５３】
床ノズル３４を充電台１４にセットした状態において、床ノズル３４下前方のノズル保持部３９の平面部３７に触れない両端部に突出体４２の先端が床面に触れ、床ノズル３４、延長管３５、ホース３６、本体１を充電台１４にセットした状態で横方向に傾けても、突出体４２の先端が床面に当たって収納状態での転倒をより防止できる。
【００５４】
（実施例１４）
図１７は、本発明の第十四の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１７において、床ノズル３４を充電台１４にセットする時、床ノズル３４の先端を、ノズル保持部３９へ充電台１４に沿って移動する場合に摺接する傾斜部３８から突出させた引掛け部４３を設けた。
【００５５】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００５６】
床ノズル３４を充電台１４のノズル保持部３９にセット時に、引掛け部４３が床ノズル３５下後面に当接し、当接点を支点に床ノズル３４が下方に回動し、床ノズル３４先端が前端当接部４１に当たる構成を設けたことにより、床ノズル３４が前端当接部４１に押され、床ノズル３４、延長管３５、ホース３６のぐらつきが抑えられセット状態での転倒をより防止できる。
【００５７】
（実施例１５）
図１８は、本発明の第十五の実施例における電気掃除機及び充電装置の側面図を示すものである。従来例と同一の部分には同一番号を付し、その説明を省略する。図１８において、床ノズル３４に設けられた吸気口にはまりこむ略Ｌ字棒状のフック体４４をノズル保持部３９の傾斜部３８前方に突出させて設けた。
【００５８】
上記構成による作用は以下の通りである。
【００５９】
床ノズル３４を充電台１４にセット時に、床ノズル３４に設けられた吸気口にはまりこむ略Ｌ字のフック体４４をノズル保持部３９の傾斜部３８前方に突出させて設けたことにより、床ノズル３５が前端当接部４１と略Ｌ字棒状のフック体４４とに挟まれ、床ノズル３５、延長管３６、ホース３７のぐらつきが抑えられセット状態での転倒をより防止できる。
【００６０】
【発明の効果】
本発明により、掃除機本体のサゲテを持った状態のままで簡単に充電台にセットできる電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 （Ａ）本発明の第１の実施例における掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置する時）
（Ｂ）同掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置した時）
【図２】 同掃除機本体及び充電台の側面図
【図３】 （Ａ）本発明の第２の実施例における掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置する時）
（Ｂ）同掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置した時）
【図４】 本発明の第３の実施例における掃除機本体及び充電台の正面図
【図５】 （Ａ）本発明の第４の実施例における掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置する時）
（Ｂ）同掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置した時）
【図６】 本発明の第５の実施例における掃除機本体及び充電台の要部断面図
【図７】 本発明の第６の実施例における掃除機本体及び充電台の要部断面図
【図８】 本発明の第７の実施例における掃除機本体及び充電台の要部断面図
【図９】 本発明の第８の実施例における掃除機本体及び充電台の側面図
【図１０】 （Ａ）本発明の第９の実施例における掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置する時）
（Ｂ）同掃除機本体及び充電台の側面図（掃除機本体を充電台に載置した時）
【図１１】 本発明の第１０の実施例における要部斜視図
【図１２】 本発明の第１１の実施例における掃除機本体及び充電台の側面図
【図１３】 本発明の第１１の実施例における掃除機本体及び充電台の要部平面図
【図１４】 同掃除機本体及び充電台の要部正面図
【図１５】 本発明の第１２の実施例における掃除機本体及び充電台の要部側面図
【図１６】 本発明の第１３の実施例における掃除機本体及び充電台の要部正面図
【図１７】 本発明の第１４の実施例における掃除機本体及び充電台の要部側面図
【図１８】 本発明の第１６の実施例における掃除機本体及び充電台の要部側面図
【図１９】 従来の掃除機本体及び充電台の要部断面図
【図２０】 同掃除機本体を充電台に載置する際の様子を示す部分断面図
【符号の説明】
１ 掃除機本体
２ ファンモータ
３ 蓄電池
８ サゲテ
１０ 車輪
１２ 本体端子部
１２ｃ 本体端子ケース
１３ 本体端子
１４ 充電台
１７ 充電端子
１８ 充電端子部
１８ｃ充電端子ケース
２０ 充電器
２１ 載置部
２２ 突出部
２４ 充電量表示部
２５ ごみパック満杯表示部
２６、２９ 軸穴
２７、３０ 開口部
２８、３１ 軸
３２ａ 誘いリブ
３３ａ、ｂ リブ開口部
３４ 床ノズル
３５ 延長管
３６ ホース
３７ 平面部
３９ ノズル保持部
４０ 係止部
４１ 前端当接部
４２ 軟質体
４３ 掛け部
４４ 略Ｌ字のフック体
Claims (3)
- ファンモータ及び電源用の蓄電池を内蔵し、前方上部にサゲテを設け、後面側にはこの蓄電池と接続された本体端子を配設した略凹状の本体端子部を設けた掃除機本体と、上部に掃除機本体を載置するための載置部を有し、充電用回路に接続した充電台とを具備し、上記載置部には前記サゲテを持った状態で掃除機本体が保つ本体傾斜状態のままで前記本体端子部に係合する前記充電用回路と接続された充電端子を配設した略凸状の充電端子部を設け、前記充電台の載置部上部から充電端子部を垂直方向に突出させて形成し、本体が充電台に上方から近接した時、前記充電端子部の先端が本体端子部の開口部に当接し、その後前記当接点を中心に本体が回動し、本体を垂直状態にセットさせる電気掃除機。
- ファンモータ及び電源用の蓄電池を内蔵し、前方上部にサゲテを設け、後面側にはこの蓄電池と接続された本体端子を配設した略凹状の本体端子部を設けた掃除機本体と、上部に掃除機本体を載置するための載置部を有し、充電用回路に接続した充電台とを具備し、上記載置部には前記サゲテを持った状態で掃除機本体が保つ本体傾斜状態のままで前記本体端子部に係合する前記充電用回路と接続された充電端子を配設した略凸状の充電端子部を設け、前記充電端子を内蔵し、両端に回動自在に軸支する回動部を有した充電端子ケースを、充電台の載置部上部に設けた電気掃除機。
- ファンモータ及び電源用の蓄電池を内蔵し、前方上部にサゲテを設け、後面側にはこの蓄電池と接続された本体端子を配設した略凹状の本体端子部を設けた掃除機本体と、上部に掃除機本体を載置するための載置部を有し、充電用回路に接続した充電台とを具備し、上記載置部には前記サゲテを持った状態で掃除機本体が保つ本体傾斜状態のままで前記本体端子部に係合する前記充電用回路と接続された充電端子を配設した略凸状の充電端子部を設け、前記本体端子を内蔵し、両端に回動自在に軸支する回動部を有した本体端子ケースを、本体に設けた電気掃除機。
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