JP4452876B2 - LKP2部分cDNAを用いた遺伝子導入による植物体の種子収量、乾燥重量の制御 - Google Patents
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岩波生物学辞典 第4版、「概日リズム」欄、 1996年、岩波書店 Reddy,P., Jacquier,A.C., Abovich,N., Peterson,G., Rosbash,M., (1986) The period clock of D.melanogaster codes for a proteoglycan. Cell, 46, p.53‐61 Hoffman,E.C., Reyes,H., Chu,F.F., Sander,F., Conley,L.H., Brooks,B.A., Hankinson,O., (1991) Cloning of a factor required for activity of the Ah(dioxin) receptor. Science, 252, p.954‐958 Crews,S,T., Thomas,J,B., Goodman,C,S., (1988) The Drosophila single-minded gene encodes a nuclear protein with sequence similarity to the per gene product. Cell, 5, p.143‐151 Barak,S., Tobin,E.M., Andronis,C., Sugano,S., Green,R.M., (2000) All in good time:the Arabidopsis circadian clock. Trends Plant Sci, 5, p.517‐522 小林恭士,荒木崇、 (2000)「生物時計と花成制御」 植物細胞工学シリーズ, 13, p.166‐170 Somers,D.E., Schultz,T.F., Milnsmow,M.and Kay,S.A., (2000) ZEITLUPE encodes a novel clock-associated PAS protein from Arabidopsis. Cell, 101, p. 319‐329 Jarillo,J.A., Capel.J., Tang,R.H., Yang,H.Q., Alonso,J.M., Ecker,J.R., Cashmore,A.R.,(2001) An Arbidopsis circadian clock component interacts with both CRY1 and phyB. Nature, 410, p.487‐490 Schultz,T.F., Kiyosue,T., Yanovsky,M., Wada,M.and Kay,S.A. (2001) A role for LKP2 in the circadian clock of Arabidopsis. Plant Cell, 13, p.2659‐2670 Kiyosue,T.and Wada,M. (2000) LKP1(LOV kelch protein 1): a factor involved in the regulation of flowering time in Arabidopsis. The Plant Journal, 23(6), p.807‐815 Nelson,D.C., Lasswell,J., Rogg,L.E., Cohen,M.A.and Bartel,B., (2000) FKF1, a Clock-Controlled Gene that Regulates the Transition to Flowering in Arabidopsis. Cell, 101, p.331‐340
項1. LOV domain、F-box及びKelch repeatよりなる群から選択される1または2の機能領域のアミノ酸配列をコードする塩基配列を含む、植物体重量、葉数、種子収量または開花日数の制御因子。
項2. LOV domainが、下記(a)または(b)に記載するアミノ酸配列からなる機能領域である、項1記載の制御因子:
(a)配列番号1に記載するアミノ酸配列
(b)配列番号1に記載するアミノ酸配列において、1または複数個のアミノ酸が欠失、置換または付加してなるアミノ酸配列であって、LKP2のLOV domainの機能を実質的に有するアミノ酸配列。
項3. LOV domainが、下記(c)または(d)に記載する塩基配列によってコードされるアミノ酸配列からなるものである、項1記載の制御因子:
(c)配列番号2に記載する塩基配列
(d)配列番号2に記載する塩基配列と相補的な塩基配列と、ストリンジェントな条件でハイブリダイズし、且つLKP2のLOV domainの機能を実質的に有するアミノ酸配列をコードする塩基配列。
項4. F-boxが、下記(e)または(f)に記載するアミノ酸配列からなる機能領域である、項1乃至3のいずれかに記載の制御因子:
(e)配列番号3に記載するアミノ酸配列
(f)配列番号3に記載するアミノ酸配列において、1または複数個のアミノ酸が欠失、置換または付加してなるアミノ酸配列であって、LKP2のF-boxの機能を実質的に を有するアミノ酸配列。
項5. F-box が、下記(g)または(h)に記載する塩基配列によってコードされるアミノ酸配列からなるものである、項1乃至3のいずれかに記載の制御因子:
(g)配列番号4に記載する塩基配列
(h)配列番号4に記載する塩基配列と相補的な塩基配列と、ストリンジェントな条件でハイブリダイズし、且つLKP2のF-boxの機能を実質的に有するアミノ酸配列をコードする塩基配列。
項6. Kelch repeatが、下記(i)または(j)に記載するアミノ酸配列からなるものである、項1乃至5のいずれかに記載の制御因子:
(i)配列番号5に記載するアミノ酸配列
(j)配列番号5に記載するアミノ酸配列において、1または複数個のアミノ酸が欠失、置換または付加してなるアミノ酸配列であって、LKP2のKelch repeat の機能を実質的に有するアミノ酸配列。
項7. Kelch repeatが、下記(k)または(l)に記載する塩基配列によってコードされるアミノ酸配列からなるものである、項1乃至5のいずれかに記載の制御因子:
(k)配列番号6に記載する塩基配列
(l)配列番号6に記載する塩基配列と相補的な塩基配列と、ストリンジェントな条件でハイブリダイズし、且つLKP2のKelch repeat の機能を実質的に有するアミノ酸配列をコードする塩基配列。
項8. 項1乃至7のいずれかに記載の制御因子、並びに該制御因子に作動可能に結合した塩基配列を含む、植物における遺伝子発現用カセット。
項9. 制御因子に作動可能に結合した塩基配列が、プロモーター及び/又はターミネーターである項8に記載する遺伝子発現用カセット。
項10. 項1乃至7のいずれかに記載の制御因子を含むプラスミド。
項11. 項8または9に記載の遺伝子発現用カセットを含むプラスミド。
項12. 項1乃至7のいずれかに記載の制御因子、または項8または9に記載の遺伝子発現用カセットを含むトランスジェニック植物。
項13. 植物のゲノムDNAに、発現可能に、LOV domain、F-box及びKelch repeatよりなる群から選択される1または2の機能領域のアミノ酸配列をコードする塩基配列を導入し、形質転換する工程を含む、植物体重量、葉数若しくは種子収量が増加するか、または開花日数が遅延してなるトランスジェニック植物の作製方法。
(13-1) LOV domainが、下記(a)または(b)に記載するアミノ酸配列からなる機能領域である、項13記載の制御因子:
(a)配列番号1に記載するアミノ酸配列
(b)配列番号1に記載するアミノ酸配列において、1または複数個のアミノ酸が欠失、置換または付加してなるアミノ酸配列であって、LKP2のLOV domainの機能を実質的に有するアミノ酸配列。
(13-2) LOV domainが、下記(c)または(d)に記載する塩基配列によってコードされるアミノ酸配列からなるものである、項13記載の制御因子:
(c)配列番号2に記載する塩基配列
(d)配列番号2に記載する塩基配列と相補的な塩基配列と、ストリンジェントな条件でハイブリダイズし、且つLKP2のLOV domainの機能を実質的に有するアミノ酸配列をコードする塩基配列。
(13-3) F-boxが、下記(e)または(f)に記載するアミノ酸配列からなる機能領域である、項13に記載の制御因子:
(e)配列番号3に記載するアミノ酸配列
(f)配列番号3に記載するアミノ酸配列において、1または複数個のアミノ酸が欠失、置換または付加してなるアミノ酸配列であって、LKP2のF-boxの機能を実質的に を有するアミノ酸配列。
(13-4) F-box が、下記(g)または(h)に記載する塩基配列によってコードされるアミノ酸配列からなるものである、項13に記載の制御因子:
(g)配列番号4に記載する塩基配列
(h)配列番号4に記載する塩基配列と相補的な塩基配列と、ストリンジェントな条件でハイブリダイズし、且つLKP2のF-boxの機能を実質的に有するアミノ酸配列をコードする塩基配列。
(13-5) Kelch repeatが、下記(i)または(j)に記載するアミノ酸配列からなるものである、項13に記載の制御因子:
(i)配列番号5に記載するアミノ酸配列
(j)配列番号5に記載するアミノ酸配列において、1または複数個のアミノ酸が欠失、置換または付加してなるアミノ酸配列であって、LKP2のKelch repeat の機能を実質的に有するアミノ酸配列。
(13-6) Kelch repeatが、下記(k)または(l)に記載する塩基配列によってコードされるアミノ酸配列からなるものである、項13に記載の制御因子:
(k)配列番号6に記載する塩基配列
(l)配列番号6に記載する塩基配列と相補的な塩基配列と、ストリンジェントな条件でハイブリダイズし、且つLKP2のKelch repeat の機能を実質的に有するアミノ酸配列をコードする塩基配列。
項14. 植物のゲノムDNAに、発現可能に、LOV domain、F-box及びKelch repeatよりなる群から選択される1または2の機能領域のアミノ酸配列をコードする塩基配列を導入し、形質転換する工程を含む、当該植物体について植物体重量、葉数、種子収量または開花日数を制御する方法。
(14-1) LOV domainが、下記(a)または(b)に記載するアミノ酸配列からなる機能領域である、項14記載の制御因子:
(a)配列番号1に記載するアミノ酸配列
(b)配列番号1に記載するアミノ酸配列において、1または複数個のアミノ酸が欠失、置換または付加してなるアミノ酸配列であって、LKP2のLOV domainの機能を実質的に有するアミノ酸配列。
(14-2) LOV domainが、下記(c)または(d)に記載する塩基配列によってコードされるアミノ酸配列からなるものである、項14記載の制御因子:
(c)配列番号2に記載する塩基配列
(d)配列番号2に記載する塩基配列と相補的な塩基配列と、ストリンジェントな条件でハイブリダイズし、且つLKP2のLOV domainの機能を実質的に有するアミノ酸配列をコードする塩基配列。
(14-3) F-boxが、下記(e)または(f)に記載するアミノ酸配列からなる機能領域である、項14に記載の制御因子:
(e)配列番号3に記載するアミノ酸配列
(f)配列番号3に記載するアミノ酸配列において、1または複数個のアミノ酸が欠失、置換または付加してなるアミノ酸配列であって、LKP2のF-boxの機能を実質的に を有するアミノ酸配列。
(14-4) F-box が、下記(g)または(h)に記載する塩基配列によってコードされるアミノ酸配列からなるものである、項14に記載の制御因子:
(g)配列番号4に記載する塩基配列
(h)配列番号4に記載する塩基配列と相補的な塩基配列と、ストリンジェントな条件でハイブリダイズし、且つLKP2のF-boxの機能を実質的に有するアミノ酸配列をコードする塩基配列。
(14-5) Kelch repeatが、下記(i)または(j)に記載するアミノ酸配列からなるものである、項14に記載の制御因子:
(i)配列番号5に記載するアミノ酸配列
(j)配列番号5に記載するアミノ酸配列において、1または複数個のアミノ酸が欠失、置換または付加してなるアミノ酸配列であって、LKP2のKelch repeat の機能を実質的に有するアミノ酸配列。
(14-6) Kelch repeatが、下記(k)または(l)に記載する塩基配列によってコードされるアミノ酸配列からなるものである、項14に記載の制御因子:
(k)配列番号6に記載する塩基配列
(l)配列番号6に記載する塩基配列と相補的な塩基配列と、ストリンジェントな条件でハイブリダイズし、且つLKP2のKelch repeat の機能を実質的に有するアミノ酸配列をコードする塩基配列。
(1)開花日数(開花にかかる日数)、葉数、植物体重量、または種子収量の制御因子
本発明は、植物体の開花日数、葉数、植物体重量、または種子収量を制御する因子に関する。より詳細には、開花時期を遅延させる因子、葉数、植物体乾燥重量、または種子収量を増加させる因子に関する。
本発明は、前述する制御因子、並びにそれに作動可能に結合してなるDNA配列を含む、植物への適用に適した遺伝子発現用カセットに関する。なお、本発明で遺伝子発現用カセットとは、植物に導入するために用いられるプラスミド並びにそのサブフラグメントを意味する。
さらに本発明は、前述する本発明の制御因子、または該因子を含む本発明の遺伝子発現用カセットを発現可能に含むことによって、当該導入された制御因子またはその発現産物の作用によって、開花日数(開花に要する日数)、葉数、植物体重量または種子収量が制御されてなるトランスジェニック植物を提供する。好ましくは開花時期(開花に要する日数)が遅延されてなるトランスジェニック植物、本葉数、植物体重量または種子収量が増加されてなるトランスジェニック植物である。このなお、当該トランスジェニック植物には、これら植物の子孫も包含される。
(1)形質転換に使用するコンストラクト及び発現ベクターの作成
図6に示すように、LKP2のLOV domain、F-box、kelch repeatの各機能領域を各々単独または組み合わせたcDNA断片(コンストラクト)(7通り:LFK [LOV domain/F-box/Kelch repeat]、L[LOV domain]、F[F-box]、K[Kelch repeat]、LF[LOV domain/F-box]、LK[LOV domain/Kelch repeat]、FK[F-box/Kelch repeat])を作成し、これらのコンストラクトを、NPT II遺伝子(NPT II)、カリフラワーモザイクウイルス35Sプロモーター(CaMV35Sprom)、及びGreen Fluorescent Protein(GFP)遺伝子を有する植物発現用ベクターにGFPのC末端にin-frameで結合し、各コンストラクト(GLFK,GL,GF,GK,GLF,GLK.GFK,G)を発現する発現ベクターを作成した。
具体的には、シロイヌナズナのゲノムDNAから5'-CATAAGCAAATCAATGACTAAAGAGAGTAG-3'及び5'-GGAGACTTCGATTACCTACAGATATCAGAT-3'をプライマーとし、シロイヌナズナのゲノムDNAを組み込んだ細菌人工染色体(BAC)F19F24のDNAを鋳型として増幅したLKP2遺伝子を含む4.26KbのPCR断片をプローブに用いて、プラークハイブリダーゼーション法(Maniatis et al., Cold Spring Harbor Laboratory Press, (1982) pp.2, 108-1117)により、シロイヌナズナのcDNAライブラリー(cDNA libraries[CD4-13(0.5-1kb), CD4-14(1-2kb),CD4-15(2-3kb),CD4-16(3-6kb)](Kieber et al, Cell (1993) 72, pp.427-441))をスクリーニングした。
F:Fbox/Fプライマー(TGGATCCATATCTCGCTCATTTACTTCTG)、Fbox/Rプライマー(TGGATCCCCTTTTTGCACCGGGAACACTCT)
K:kelch/Fプライマー(TAGATCTATTGGTTGGGTGCGACTGGCC)、kelch/Rプライマー(TGGATCCTCAAGTACTTGCAGTGGTAGAAG)
LF:LOV/Fプライマー(AGGATCCATGCAAAATCAAATGGAGTGG)、Fbox/Rプライマー(TGGATCCCCTTTTTGCACCGGGAACACTCT)
FK: Fbox/Fプライマー(TGGATCCATATCTCGCTCATTTACTTCTG)、kelch/Rプライマー(TGGATCCTCAAGTACTTGCAGTGGTAGAAG)
LFK:LOV/Fプライマー(AGGATCCATGCAAAATCAAATGGAGTGG)、kelch/Rプライマー(TGGATCCTCAAGTACTTGCAGTGGTAGAAG)。
別途、オワンクラゲの蛍光タンパクであるGFP(green fluorescent protein)(Chiu W, Niwa Y, Zeng W, Hirano T, Kobayashi H, Sheen J. (1996) Engineered GFP as a vital reporter in plants. Curr Biol. 1;6(3):325-30. Sheen J, Hwang S, Niwa Y, Kobayashi H, Galbraith DW. (1995) Green-fluorescent protein as a new vital marker in plant cells. Plant J. 8(5):777-84.)を鋳型にBgl/GFP/Fプライマー(TAGATCTTCCATGGTGAGCAAGGGCGAGGA)とGFP/Bam/TAA/Bgl/Rプライマー(TAGATCTTTAGGATCCCTTGTACAGCTCGTCCATGCCGT)を用いてPCRを行い、増幅されたDNA断片をpCR2に組み込み、塩基配列を決定し、PCRによるエラーがないクローンを選抜した。次いで得られたクロ?ンからGFPcDNAを含む断片をBglIIで切り出し、それを、NPTII遺伝子(NPT II)とカリフラワーモザイクウイルス35Sプロモーター(CaMV35S promoter)を含む発現ベクターpBE2113(Mitsuhara et al., Plant Cell Physiol.,(1996) 37, pp.49-59)の、CaMV35S promoterの下流に位置するMCS(マルチクローニングサイト)のBamHIの位置に組み込み、pBE2113-GFP発現ベクター(G)を作成した。
この7種類の発現ベクターをそれぞれアグロバクテリウム法によりシロイヌナズナに導入した。
各個体(形質転換体)の生育を観察して、それぞれのコンストラクト導入個体〔GLFK( [LOV domain/F-box/Kelch repeat]導入個体、個体数43)、GL([LOV domain]導入、個体数48)、GF([F-box]導入、個体数138)、GK([Kelch repeat]導入、個体数111)、GLF([LOV domain/F-box]導入、個体数38)、GLK([LOV domain/Kelch repeat]導入、個体数57)、及びGFK([F-box/Kelch repeat]導入、個体数49)、ならびにコンストラクト非導入個体(GFP、個体数70)について、下記の方法に従って開花日数(開花に要する日数)、本葉数、植物体の乾燥重量、及び種子収量を測定した。
各個体について、最初の花が開いた時点での日数(を測定した。
各個体について、最初の花が開いた時点での本葉の枚数を測定した。
結実し、サヤの一部が黄色くなった時点で水分の供給を停止し、しばらく放置して、サヤ及び植物体を乾燥した。完全に乾燥した時点で、個体毎に植物体(種子を除いた地上部)と種子とを分離して、それぞれ植物体の乾燥重量と種子収量を測定した。
(4-1) 開花日数
図7に各コンストラクト導入個体の開花平均日数を示す。図に示すように対照植物(GFP)(開花平均日数:40日)と比較して、全てのコンストラクト導入個体で開花の遅延が認められた。特に開花の遅延が認められたのは、LOV domainを有するコンストラクト導入個体(GLFK、GL、GLF、GLK)、並びにF-boxとKelch repeatの両方を有するコンストラクト導入個体(GLFK、GFK)であった。
図8に各コンストラクト導入個体の開花時における本葉の枚数を示す。図に示すように対照植物(GFP)(開花平均日数:約12枚)と比較して、全てのコンストラクト導入個体で葉数の増加が認められた。特に葉数の増加が認められたのは、F-boxを有するコンストラクト導入個体(GLFK、GF、GLF、GFK)、並びにLOV domainを有するコンストラクト導入個体(GL、GLK)であった。
図9に各コンストラクト導入個体の平均乾燥重量を示す。図に示すように対照植物(GFP)の乾燥重量(約350mg)と比較して、全てのコンストラクト導入個体で植物体乾燥重量の増加が認められた。特に重量の増加が認められたのは、F-boxを有するコンストラクト導入個体(GLFK、GF、GLF、GFK)、並びにLOV domainとkelch repeatの両方を有するコンストラクト導入個体(GLFK、GLK)であった。
図10に各コンストラクト導入個体の種子の平均収量を示す。図に示すように対照植物(GFP)の種子収量(約100mg)と比較して、全てのコンストラクト導入個体で種子収量の増加が認められた。特に種子収量の増加が認められたのは、F-boxを有するコンストラクト導入個体(GLFK、GF、GLF、GFK)であった。一方、LOV domainを有するコンストラクト導入個体のうちGL及びGLKは種子収量が低下していた。しかし、LOV domainを有するコンストラクト導入個体のうちF-boxを有するコンストラクト導入個体(GLFK及びGLF)は種子収量が増加していたことから、F-boxはLOV domainに対して種子収量増大に関しては優位に働くことがわかった。
(1) LOV domainを含むコンストラクトか、またはF-boxとKelch repeatの両方を含むコンストラクトを導入することによって開花遅延を生じるトランスジェニック植物体が作成できること、
(2) F-box を含むコンストラクトか、またはLOV domainを含むコンストラクトを導入することによって本葉の枚数の増加を生じるトランスジェニック植物体が作成できること、
(3) F-box を含むコンストラクトか、またはLOV domainとKelch repeatの両方を含むコンストラクトを導入することによって植物体重量の増加を生じるトランスジェニック植物体が作成できること、
(4) F-box を含むコンストラクトを導入することによって種子収量の増加を生じるトランスジェニック植物体が作成できること。
<223> LKP2をコードする塩基配列を有するDNA領域をPCRにより増幅するために使用したプライマー
<210> 14
<223> LKP2をコードする塩基配列を有するDNA領域をPCRにより増幅するために使用したプライマー
<210> 15
<223> コンストラクトを取得するために、LKP2をコードするcDNAを鋳型とするPCRで使用したプライマー(LOV/Fプライマー)
<210> 16
<223> コンストラクトを取得するために、LKP2をコードするcDNAを鋳型とするPCRで使用したプライマー(LOV/Rプライマー)
<210> 17
<223> コンストラクトを取得するために、LKP2をコードするcDNAを鋳型とするPCRで使用したプライマー(Fbox/F プライマー)
<210> 18
<223> コンストラクトを取得するために、LKP2をコードするcDNAを鋳型とするPCRで使用したプライマー(Fbox/R プライマー)
<210> 19
<223> コンストラクトを取得するために、LKP2をコードするcDNAを鋳型とするPCRで使用したプライマー(kelch/F プライマー)
<210> 20
<223> コンストラクトを取得するために、LKP2をコードするcDNAを鋳型とするPCRで使用したプライマー(kelch/Rプライマー)
<210> 21
<223> コンストラクトを取得するために、LKP2をコードするcDNAを鋳型とするPCRで使用したプライマー(LOV/Fプライマー)
<210> 22
<223> コンストラクトを取得するために、LKP2をコードするcDNAを鋳型とするPCRで使用したプライマー(Fbox/R プライマー)
<210> 23
<223> コンストラクトを取得するために、LKP2をコードするcDNAを鋳型とするPCRで使用したプライマー(FK:Fbox/Fプライマー)
<210> 24
<223> コンストラクトを取得するために、LKP2をコードするcDNAを鋳型とするPCRで使用したプライマー(kelch/Rプライマー)
<210> 25
<223> コンストラクトを取得するために、LKP2をコードするcDNAを鋳型とするPCRで使用したプライマー(LFK:LOV/Fプライマー)
<210> 26
<223> コンストラクトを取得するために、LKP2をコードするcDNAを鋳型とするPCRで使用したプライマー(kelch/Rプライマー)
<210> 27
<223> コンストラクトを取得するために、LKP2をコードするcDNAを鋳型とするPCRで使用したプライマー(Bgl/GFP/Fプライマー)
<210> 28
<223> コンストラクトを取得するために、LKP2をコードするcDNAを鋳型とするPCRで使用したプライマー(GFP/Bam/TAA/Bgl/Rプライマー)
Claims (11)
- LKP2のLOV domain、F-boxおよびKelch repeatよりなる群から選択される1または2の機能領域のアミノ酸配列をコードする塩基配列を含む、植物体重量または葉数の増加因子であって、当該機能領域がLKP2のLOV domainとKelch repeatの2つを組み合わせたものか、またはF-box の1つからなることを特徴とする増加因子。
- LKP2のLOV domainが、配列番号1に記載するアミノ酸配列からなる機能領域であるか、または配列番号2に記載する塩基配列によってコードされるアミノ酸配列からなるものである、請求項1記載の増加因子。
- LKP2のF-boxが、配列番号3に記載するアミノ酸配列からなる機能領域であるか、または配列番号4に記載する塩基配列によってコードされるアミノ酸配列からなるものである、請求項1または2に記載の増加因子。
- LKP2のKelch repeatが、配列番号5に記載するアミノ酸配列からなるものであるか、または配列番号6に記載する塩基配列によってコードされるアミノ酸配列からなるものである、請求項1乃至3のいずれかに記載の増加因子。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の増加因子、並びに該増加因子に作動可能に結合した塩基配列を含む、植物における遺伝子発現用カセット。
- 増加因子に作動可能に結合した塩基配列が、プロモーター及び/又はターミネーターである請求項5に記載する遺伝子発現用カセット。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の増加因子を含むプラスミド。
- 請求項5または6に記載の遺伝子発現用カセットを含むプラスミド。
- 請求項1乃至4のいずれかに記載の増加因子、または請求項5または6に記載の遺伝子発現用カセットを含むトランスジェニック植物。
- 植物のゲノムDNAに、発現可能に、LKP2のLOV domainとKelch repeatのアミノ酸配列をコードする塩基配列、またはLKP2のF-boxのアミノ酸配列をコードする塩基配列を導入し、形質転換する工程を含む、植物体重量または葉数が増加してなるトランスジェニック植物の作製方法。
- 植物のゲノムDNAに、発現可能に、LKP2のLOV domainとKelch repeatのアミノ酸配列をコードする塩基配列、またはLKP2のF-boxのアミノ酸配列をコードする塩基配列を導入し、形質転換する工程を含む、当該植物体について植物体重量または葉数を増加させる方法。
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