JP4452727B2 - IPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法及びそのシステム - Google Patents

IPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法及びそのシステム Download PDF

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Description

本発明は、IPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法及びそのシステムに関する。
インターネットは、21世紀情報化社会の核心のインフラとして位置付けられており、インターネットを介して転送されるトラフィックも過去のテキストモードのトラフィックから、音声、イメージ及び映像を含むマルチメディアトラフィックに変化し、このようなVoIPとInternet TVのような高品質の実時間処理を要求するマルチメディアトラフィックが爆発的に増加する傾向にある。
マルチメディアトラフィックは、既存のテキストモードのトラフィックに比べてデータの量が膨大し、また、遅延とジッター(jitter)に敏感であるという特徴を有している。したがって、いわゆるトリプルプレイサービス(Triple Play Service;TPC)といった音声、ビデオ及びデータのような異なる特徴を有するトラフィックが要求するQoS(Quality of Service)を、現在のインターネットで提供し得るようにするための努力が続いている。
インターネットの使用の普遍化に伴って、マルチメディアトラフィックが増加することによって、インターネットを介して転送されるトラフィックの量は、6ケ月毎に2倍ずつ増加しており、このような増加傾向は、今後も持続する展望である。したがって、インターネットトラフィックの急激な増加を効率的に収容できるインターネットインフラの構築が必須であるといえる。
現在のインターネットは、IPv4を基盤としている。IPv4において、ソースは、トラフィックを目的地に転送するために、パケットにソースアドレス及び目的地アドレスを書き込み、インターネットを介して転送する。このようなインターネットは、大きく、ルータからなるネットワークであるといえ、ルータがこのパケットを受信すれば、自身のルーティングテーブルを用いてパケットを転送するインタフェースを決定する。
そして、パケットの長さと当該インタフェースの最大転送単位(Maximum Transmission Unit:MTU)とを比較し、仮にパケットの長さがMTUより大きければ、ルータは、パケットを分割(fragmentation)する。また、ルータは、パケットにオプションが存在するか否かを確認し、適切な動作をとる。しかしながら、このような分割(fragmentation)やオプション確認/処理などは、ルータの性能を低下させる重大な要因として作用し、インターネットの全体の性能を低下させる。
また、IPv4で使われるアドレスは、32ビットからなるので、最大約40億個のホストがインターネットに接続することが可能である。しかしながら、特殊アドレスの使用とサブネッティング(subnetting)、そしてネットワークアドレスの割当による非効率的なアドレス割当に起因して、実際にインターネットに接続し得るホストの数は、極めて少ない。
これに対し、インターネットの普遍化とマルチメディアトラフィックの増加によって、従来とは異なり、コンピュータのみならず、移動通信端末や、情報家電なども現在のインターネットに接続しようとする努力が続いている。このような移動通信端末とテレビ及び冷蔵庫のような情報家電の数は、非常に多く、このような装置をインターネットに接続するには、IPv4アドレスが極めて不足している。
したがって、ほぼ無限の端末を接続することができ、また、IPv4の非効率性を補完し、全体としてのインターネットの性能を向上させるために、IPv6技術が提案された。
IPv6は、ソースから目的地の間に存在する全ての経由ルータが全てのオプション検査をしなければならないし、また、分割(fragmentation)を行うことによって発生し得るIPv4の短所によるインターネットの性能低下を防止することができ、リアルタイム転送を必要とするマルチメディアトラフィックを効率的に収容することができるプロトコルである。
IPv6は、この他にも128ビットのアドレス体系を有していて、ほぼ無限の端末機を収容することができる。アドレス体系が32ビットから128ビットに増加すれば、ルータにおいて経路を決定するための必須事項であるルーティングテーブルの内容が増加するが、IPv6のアドレス体系は、IPv4の場合より多い階層構造からなるので、ルーティングテーブルから適切な経路を探すために必要とされる時間を短縮できるという長所を有している。
すなわち、IPv6の向上した機能は、現在のインターネットトラフィックの急激な増加とマルチメディアトラフィックの普遍的使用による現在のインターネットの性能問題を解決することができる。
このようなIPv6は、IPv4に比べて非常に向上した機能を有しているが、現在のインターネットは、IPv4を基盤としており、IPv4とIPv6は、直接的な互換関係にはない。また、現在のインターネットを構成している全てのルータとホストのIP機能を短時間に変えることは不可能である。
したがって、IPv4からIPv6への遷移は、漸進的に行われ、このような漸進的な遷移がかなり長期間続くはずである。また、IPv6の初期には、大部分のインターネットは、IPv4であり、特定の企業や研究所の一部では、IPv6網が使われながら順次IPv6網の大きさが拡張され且つIPv4網の大きさが縮小され、自然にIPv6への遷移が起こると考えられるので、IPv6網に接続されているホストとIPv4網に接続されているホストとの間に情報を伝達できるメカニズムを提供することが、IPv6を成功させる重要な要素となる。
したがって、IPv6網とIPv4網との間に位置するホストが互いにトラフィックを交換できるように、相互の互換性を提供できる切換メカニズムが必須である。
このような切換メカニズムとして、IETFでは、NAT−PTのような変換メカニズム(translation mechanism)と、DSTM(Dual Stack Transition Mechanism)のようなトンネリングメカニズムが提案された。NAT−PTは、SIITプロトコル変換と、NAT及びDNS ALGなど適切なALGの動的アドレス変換とを組み合わせて、IPv6専用ノードとIPv4専用ノードとの間で相互の通信を可能にする。
すなわち、NAT−PTは、IPv6−IPv4網の境界でIPv4アドレスプールを使用して動的にIPv4アドレスを割り当てるようにする。NAT−PTは、IPv6ネットワークのアドレスとIPv4ネットワークアドレスとを互いにバインディングし、各アドレス領域間を行き来するデータグラムに透明なルーティングを提供する。
言い換えれば、NAT−PTメカニズムを用いた端末ノードで変更されることはなく、IPパケットルーティングは、端末ノードにおいて完全に透明になる。しかしながら、NAT−PT変換方式の適用に制約がある。1つのセッションに対する全ての応答及び要請は、同一のNAT−PTルータを経てルーティングされなければならない。
また、IPv4フィールドの内容の相当数は、IPv6フィールドの内容と異なるので、直接的に変換できないという短所を有している。そして、NAT−PTは、IP階層でアドレス変換を行うので、上位階層でIPアドレスを使用するアプリケーションは、正常に動作しない。これを解決するために、ALGを使用するが、現在使われる全てのアプリケーションと新しく開発される全てのアプリケーションを予測してALGを作ることは、本質的に不可能なので、アドレス変換の影響は、解決することができない問題点と言える。
また、NAT−PTの最も重要な問題の1つは、終端間ネットワーク階層保安が不可能である点である。また、IPアドレスをアプリケーション階層で使用する場合において、転送及びアプリケーション階層保安もやはり不可能である。これは、NAT機能自体の限界である。これとは別に、IPSec保安は、異なるアドレス領域間では不可能なので、IPSecネットワークレベル保安を望む終端ノードは、両方共にIPv4またはIPv6のいずれかをサポートしなければならない。そして、DNS−SECを適用しないという短所を有している。
これに対し、DSTMは、IPv6網に位置する端末がIPv4及びIPv6の2つのプロトコルスタックを具現していて、この端末がIPv6ノードと接続する場合には、IPv6スタックを利用し、IPv4ノードと接続する場合には、IPv4−in−IPv6トンネリングメカニズムを用いてIPv4スタックを使用して通信できるようにする構造である。
DSTMは、臨時のグローバルIPv4アドレスをIPv6ノードに提供する方法と、IPv6ネットワーク内で動的トンネルを用いてIPv4パケットを転送する方法を提供する。DSTMは、この切換メカニズムに必須なサポートインフラに対して定義された一連のプロセスとアーキテクチャーを提供する。
DSTMは、必要に応じて、IPv4アドレスをデュアルIP階層ホストに指定する。すると、IPv6ホストがIPv4専用ホストと通信できるようになり、又は、IPv4専用アプリケーションがIPv6ホストで修正されずに、実行されることができる。
すなわち、DSTMは、DSTMサーバ、TEP(Tunnel End Point)、及びDSTMクライアントで構成され、DSTMクライアントがIPv4網に存在するIPv4ノードと接続しようとする場合には、臨時のグローバルIPv4アドレスをDSTMサーバから割り当てられる。
そして、この情報を用いてDSTMクライアントがIPv4ノードと通信するために、IPv4パケットを生成すれば、そのノードは、IPv4パケットを自身のIPv6アドレス及びTEPのIPv6アドレス情報を用いてカプセル化した後、このパケットを転送する。このパケットは、IPv6パケットであり、したがって、DSTMノードが存在するネットワークの内部では、TEPにネットワーク内部のルーティングアルゴリズムによって転送される。
TEPがこのパケットを受信すれば、IPv6ヘッダーに存在するアドレスとIPv6パケットのペイロードに存在するIPv4パケットのソースIPv4アドレスとを用いてマッピングテーブルを構成し、IPv6ヘッダーを削除した後に、IPv4パケットをIPv4ノードに転送する。すると、IPv4ノードは、受信したトラフィックに対する応答パケットを転送し、このパケットをTEPが受信し、元来のIPv6ノードにトンネリングを用いて転送する。
一方、IP階層で異なるQoSを要求するトラフィックを収容するために、リソース予約方式であるRSVP(Resource Reservation Protocol)が定義された。RSVP方式は、QoS基盤の連結のために、ネットワークリソースを予約し、仮に予約できなければ、リソース予約を拒否する方式である。
このようなRSVP方式は、1つのユーザがソースから目的地まで一種の仮想回線であるフローを開設するために、ソースと目的地との間に全てのルータの所要の資源を予約し、QoSを保証する技術であって、フロー基盤のモデルであるといえる。
すなわち、RSVPは、フロー基盤のQoSを保証するための信号プロトコルであるといえ、この信号プロトコルによって、ソースノードと目的地ノードとの間に存在するルータは、自身のリソースを予約する。
ソースノードが属しているネットワークがIPv6網であり、目的地ノードが属しているネットワークがIPv4網である場合には、IPv6網とIPv4網との間にQoS保証のためにIPv6網で駆動されるRSVPと、IPv4網で駆動されるRSVPとの連動が必須であるといえる。しかしながら、現在のRSVPは、IPv4基盤のネットワーク内、またはIPv6基盤のネットワーク内のように、単一ネットワーク内でのリソース予約のみが定義されている。
このように、現在のRSVPサポートメカニズムは、IPv4網内、またはIPv6網内のように、単一ネットワーク内でQoSを提供するためのセッションを開設できるようにしているだけで、IPv6網とIPv4網とが結合したIPv6−IPv4統合網の環境では、サポートしないという短所を有している。
また、現在のインターネットは、IPv4を基盤としており、ストリーミングサーバのように実時間処理を要するトラフィックを格納し転送するサーバは、一般的にIPv4網内に位置しているので、IPv6網内に存在するデュアルスタックホストがIPv4網内に位置するサーバとQoSセッションを結ぶための一連の過程がないのが実情である。
韓国特許出願第10−2003−0101612号明細書
従って、本発明の目的は、前述のような問題点を解決するためになされたもので、IPv4とIPv6とが混在したIPv4/IPv6統合網において、IPv4網にマルチメディアトラフィックのためのサーバが位置する場合に、サーバからIPv6網内に位置するデュアルスタックホストに転送されるトラフィックがQoSを提供され得るようにするために、終端間RSVP連結を設定することを可能としたIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法及びそのシステムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法は、IPv6網内のデュアルスタックホストがDSTM TEPを介してIPv4サーバに終端間QoSセッション連結要請メッセージを転送する段階と、IPv4サーバがDSTM TEPを介してデュアルスタックホストに終端間経路メッセージを転送する段階と、DSTM TEPがデュアルスタックホストにIPv6網内でのリソース予約のための経路メッセージを転送する段階と、デュアルスタックホストがDSTM TEPを介してIPv4サーバに終端間リソース予約要請メッセージを転送し、IPv4網内でのリソース予約を設定する段階と、デュアルスタックホストがDSTM TEPにリソース予約要請メッセージを転送し、IPv6網内でのリソース予約を設定する段階と、を備える。
IPv6網内のデュアルスタックホストがDSTM TEPを介してIPv4サーバに終端間QoSセッション連結要請メッセージを転送する段階で、QoSセッション連結要請メッセージは、IPv4ヘッダーを有し、IPv6にカプセル化され、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いてDSTM TEPに転送される。
DSTM TEPは、デュアルスタックホストから転送されたメッセージに含まれるソースIPv6アドレス及び内部に存在するソースIPv4アドレスに関するマッピング情報をテーブルに格納した後に、IPv6ヘッダーを除去したIPv4パケットをIPv4サーバに転送する。
IPv4サーバがDSTM TEPを介してデュアルスタックホストに終端間経路メッセージを転送する段階で、DSTM TEPに転送される経路メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv4ヘッダーと、を含む構造を有する。
終端間経路メッセージのIPv4パケットの目的地アドレスは、デュアルスタックホストのIPv4アドレスである。
DSTM TEPは、IPv4パケットの目的地アドレスに存在するIPv4アドレスにマッピングされる当該IPv6アドレスをマッピングテーブルから抽出し、IPv6パケットにカプセル化した後、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いてデュアルスタックホストに転送する。
IPv4−in−IPv6トンネリングされた経路メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv4ヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有する。
DSTM TEPがデュアルスタックホストにIPv6網内でのリソース予約のための経路メッセージを転送する段階で、経路メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有する。
デュアルスタックホストがDSTM TEPを介してIPv4サーバに終端間リソース予約要請メッセージを転送し、IPv4網内でのリソース予約を設定する段階で、終端間リソース予約要請メッセージは、IPv4ヘッダーを有し、IPv6にカプセル化され、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いてDSTM TEPに転送される。
DSTM TEPに転送されるリソース予約要請メッセージは、リソース予約要請データと、RSVPヘッダーと、IPv4ヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有する。
DSTM TEPは、デュアルスタックホストから転送されたリソース予約要請メッセージからIPv6ヘッダーを除去したIPv4パケットをIPv4サーバに転送する。
IPv4サーバに転送されるIPv4パケットは、ホップバイホップ(hop-by-hop)の形態で転送されながら各ルータにリソースを予約設定する。
デュアルスタックホストがDSTM TEPにリソース予約要請メッセージを転送し、IPv6網内でのリソース予約を設定する段階で、リソース予約要請メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有する。
DSTM TEPに転送されるリソース予約要請メッセージは、ホップバイホップの形態で転送されながら各ルータにリソースを予約設定する。
また、本発明のIPv4/IPv6統合網におけRSVPサポートシステムは、IPv6網内のデュアルスタックホストと、IPv4網内のIPv4サーバと、デュアルスタックホストとIPv4サーバとを接続するDSTM TEPと、を有するIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステムであって、デュアルスタックホストが、DSTM TEPを介してIPv4サーバに終端間QoSセッション連結要請メッセージを転送し、IPv4サーバが、DSTM TEPを介してデュアルスタックホストに終端間経路メッセージを転送し、DSTM TEPが、デュアルスタックホストにIPv6網内でのリソース予約のための経路メッセージを転送し、デュアルスタックホストが、DSTM TEPを介してIPv4サーバに終端間リソース予約要請メッセージを転送し、IPv4網内でのリソース予約を設定し、デュアルスタックホストが、DSTM TEPにリソース予約要請メッセージを転送し、IPv6網内でのリソース予約を設定することを特徴とする
DSTM TEPに転送される終端間経路メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv4ヘッダーと、を含む構造を有する。
終端間経路メッセージのIPv4パケットの目的地アドレスは、デュアルスタックホストのIPv4アドレスである。
DSTM TEPは、IPv4パケットの目的地アドレスに存在するIPv4アドレスにマッピングされる当該IPv6アドレスをマッピングテーブルから抽出し、IPv6パケットにカプセル化した後に、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いてデュアルスタックホストに転送する。
IPv4−in−IPv6トンネリングされた経路メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv4ヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有する。
DSTM TEPは、IPv6網内でのリソース予約のための経路メッセージをデュアルスタックホストに転送する。
IPv6網内でのリソース予約のための経路メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有する。
DSTM TEPに転送される終端間リソース予約要請メッセージは、IPv4ヘッダーを有し、IPv6にカプセル化され、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いてDSTM TEPに転送される。
DSTM TEPに転送される終端間リソース予約要請メッセージは、リソース予約要請データと、RSVPヘッダーと、IPv4ヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有する。
DSTM TEPは、デュアルスタックホストから転送された終端間リソース予約要請メッセージからIPv6ヘッダーを除去したIPv4パケットをIPv4サーバに転送する。
IPv4サーバに転送されるIPv4パケットは、ホップバイホップの形態で転送されながら各ルータにリソースを予約設定する。
DSTM TEPに転送されるリソース予約要請メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有する。
DSTM TEPに転送されるリソース予約要請メッセージは、ホップバイホップの形態で転送されながら各ルータにリソースを予約設定する。
本発明によれば、IPv4とIPv6が混在したIPv4/IPv6統合網においてIPv4網にマルチメディアトラフィックのためのサーバが位置する場合に、サーバからIPv6網内に位置するデュアルスタックホストに転送されるトラフィックがQoSを提供され得るようにすることで、終端間のRSVP連結を設定することが可能となり、QoSを保証することが可能となる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。なお、図面で、同じ参照番号は、同じ構成要素を示す。本発明を説明するにあたって、関連する公知の機能または構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不明確にすることがあると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。
図1は、一般的なRSVPのSESSION_ASSOCオブジェクトを説明する図である。
図1に示すように、「SESSION_ASSOCオブジェクト」には、長さ情報を有する「長さ(Length)」フィールドと、種類情報を有する「クラス(Class)」フィールドと、タイプ情報を有する「タイプ(C−タイプ)」フィールドと、終端間セッション情報を有する「SESSIONオブジェクト」フィールドと、トンネルセッション情報を有する「送信機FILTER_SPEC」フィールドと、を含む。
このような「SESSION_ASSOCオブジェクト」は、送信終端から受信終端に転送される経路メッセージに含まれる。
図2は、一般的なRSVPのNODE_CHARオブジェクトを説明する図である。
「NODE_CHARオブジェクト」は、トンネル区間の最終ノードがトンネル区間の開始ノードに「RFC2746」で定義されたトンネルRSVPメカニズムをサポートすることができるか否かに関する情報を伝達するためのものである。
図2に示すように、トンネル区間の最終ノードがトンネルRSVPメカニズムをサポートすることができる場合には、受信終端から送信終端に転送される予約メッセージ(Resv message)の「NODE_CHARオブジェクト」内に、RSVPをサポートすることができるか否かを通知する「T」bitを設定して転送する。
図3は、一般的なIPv4/IPv6統合網におけるRSVPの経路メッセージフローを説明する図である。
図3に示す送信終端(S1)10及び受信終端(D1)20は、IPv4網に含まれる。開始ノードであるRentry31と最終ノードであるRexit32との間に設定されるトンネルは、IPv6網に含まれる。
そして、送信終端(S1)10とRentry31との間、Rentry31とRexit32との間、そしてRexit32と受信終端(D1)20との間の経路上のルータ及びノードは、省略されていると仮定する。
例えば、送信終端(S1)10は、受信終端(D1)20に10Mbpsでトラフィックを転送しようとする場合には、終端間に10Mの帯域幅を予約するために、RSVPに応じた終端間経路メッセージを受信終端(D1)20に転送する。
送信終端(S1)10は、IPヘッダー(IP Hdr)のソースアドレス情報(SrcAddr)を自身のIPアドレス情報である「S_IP」に設定し、目的地アドレス情報(DstAddr)を受信終端(D1)20のIPアドレス情報である「D_IP」に設定する。
送信終端(S1)10は、終端間経路メッセージ(RSVP Msg)の「SESSIONオブジェクト(SESSION Obj)」の、目的地アドレス情報(DstAddr)を「D_IP」に設定し、目的地ポート情報(Dst port)を「D_Port」に設定する。また、送信終端(S1)10は、「SENDER_TEMPLATEオブジェクト(SENDER Disc)」の、ソースアドレス情報(SrcAddr)を自身のアドレス情報である「S_IP」に設定し、ソースポート情報(Src Port)を自身のポート情報である「S_Port」に設定する。
このような終端間経路メッセージは、「Router Alert IPオプション」を含んで転送されるので、送信終端(S1)10と受信終端(D1)20との間のRSVPをサポートする全てのルータにより処理される。
そして、トンネルの開始ノードであるRentry31は、経路メッセージが受信された場合には、トンネルの最終ノードであるRexit32がRSVPメカニズムをサポートすることができるか否かについて把握することができないので、終端間セッションに対する経路状態を格納し、経路メッセージをカプセル化し、Rexit32に転送する。
Rexit32は、受信されたカプセル化した経路メッセージを脱カプセル化し、終端間セッションに対する経路を設定した後、経路メッセージを受信終端(D1)20に転送する。
受信終端(D1)20は、経路メッセージが受信された場合には、予約メッセージをホップ−バイ−ホップで送信終端(S1)10に転送する。
図4は、一般的なIPv4/IPv6統合網におけるRSVPの予約メッセージのフローを説明する図である。
図4を参照すれば、受信終端(D1)20は、IPヘッダー(IP Hdr)のソースアドレス情報(SrcAddr)を「D_IP」に設定し、目的地アドレス情報(DstAddr)をRSVPメカニズムをサポートするアップストリームノードであるRexit32のIPアドレス情報(Next_Hop)に設定する。受信終端(D1)20は、経路メッセージと同じ情報を含む「SESSIONオブジェクト(SESSION Obj)」と、経路メッセージの「SENDER_TEMPLATEオブジェクト(SENDER Disc)」と同じ情報を含む「FILTERSPECオブジェクト(FILTER SPEC)」と、を含むRSVPメッセージ(RSVP Msg)を、Rexit32に転送する。
Rexit32は、受信終端(D1)20から予約メッセージが受信された場合には、終端間セッションに対するリソース状態を予約し、終端間セッションにマッピングされるトンネルセッションがないので、Rentry31にトンネルRSVPをサポートすることができることを通知するために、「T」bitが設定された「NODE_CHARオブジェクト(NODE_CHAR)」を予約メッセージに追加した後に、予約メッセージをカプセル化し、Rentry31に転送する。
Rentry31は、受信された予約メッセージを脱カプセル化し、「NODE_CHAR」を除去した後に、終端間セッションに対するリソースを予約する。Rentry31は、「NODE_CHAR」が除去された予約メッセージを送信終端(S1)10に転送する。
このとき、Rentry31がトンネルRSVPメカニズムをサポートすることができる場合には、Rentry31は、予約メッセージをアップリンクで送信終端(S1)10に転送しながら、トンネル経路メッセージをRexit32に転送する。
図5は、一般的なIPv4/IPv6統合網におけるRSVPのトンネル経路メッセージフローを説明する図である。
図5を参照すれば、トンネルの開始ノードであるRentry31は、予約メッセージが受信された場合には、終端間セッションにマッピングされるトンネルセッションを生成し、トンネル内のリソースを予約できるように、トンネル経路メッセージ(Tunnel Path message)と、経路上の変更された情報を通知するための終端間経路メッセージ(E to E Path message)とを、Rexit32に転送する。
トンネル経路メッセージの送信ノードは、Rentry31であり、受信ノード32は、Rexit32であるから、IPヘッダー(IP Hdr)のソースアドレス情報(SrcAddr)は、Rentry31のアドレス情報である「Entry_IP」に設定され、目的地アドレス情報(DstAddr)は、「Exit_IP」に設定され、「SESSIONオブジェクト(SESSION Obj)」の目的地アドレス情報(DstAddr)は、「Exit_IP」に設定され、目的地ポート情報(Dst port)は、例えば、「363」が設定される。
トンネル経路メッセージの「SENDER_TEMPLATEオブジェクト(SENDER Disc)」のソースアドレス情報(SrcAddr)は、「Entry_IP」に設定され、ソースポート情報(Src Port)は、トンネル内で各フローを区別するために、Rentry31が割り当てた特定値(200)に設定される。
このようなトンネル経路メッセージは、Rentry31とRexit32との間に設定されるトンネル内に存在するRSVPをサポートすることができるノードが、トンネルセッションに対する経路を設定できるようにする。
また、終端間セッションとトンネルセッションとのマッピング情報を伝達する「SESSION_ASSOCオブジェクト(SESSION_ASSOC Obj)」を含む終端間経路メッセージは、Rexit32がトンネルセッションと終端間セッションとをマッピングさせることができるようにする。
そして、Rexit32は、終端間経路メッセージが受信された場合には、終端間経路メッセージの「SESSION_ASSOCオブジェクト(SESSION_ASSOC Obj)」に該当するマッピング情報を設定し、「SESSION_ASSOCオブジェクト(SESSION_ASSOC Obj)」を除去した後に、受信終端(D1)20に向かってトンネル内に設定された経路に沿って終端間セッションにマッピングされるトンネルセッションのリソースを要請するために、トンネル予約メッセージをRentry31に転送する。
図6は、一般的なIPv4/IPv6統合網におけるRSVPのトンネル予約メッセージフローを説明する図である。
図6を参照すれば、トンネル予約メッセージ(RSVP Msg)のIPヘッダー(IP Hdr)に含まれるソースアドレス情報(SrcAddr)は、「Exit_IP」、目的地アドレス情報(DstAddr)は、RSVPをサポートするRexit32のアップストリームノード「Next_hop」のアドレス情報に設定される。
そして、トンネル予約メッセージ(RSVP Msg)で「SESSIONオブジェクト(SESSION Obj)」の目的地アドレス情報(DstAddr)は、「Exit_IP」に設定され、目的地ポート情報(Dst port)は、「363」に設定される。「FILTERSPECオブジェクト(FILTER SPEC)」のソースアドレス情報(SrcAddr)は、「Entry_IP」に設定され、ソースポート情報(Src Port)は、Rentryが終端間セッションに該当するトンネルセッションのために割り当てた値「200」に設定される。
トンネル予約メッセージは、ホップ−バイ−ホップ方式で、Rexit32とRentry31との間に設定されるトンネル内のRSVPをサポートすることができるノードに転送され、各ノードがトンネルリソースを予約できるようにする。
図7は、一般的なIPv4/IPv6統合網における多数のトンネルを介してパケットを転送する場合を説明する図である。
図7を参照すれば、第1の送信終端(S1)10が、第1の受信終端(D1)20に10Mbpsの速度でパケットを転送するリソースを予約し、第2の送信終端(S2)10’が第2の受信終端(D2)20’に20Mbpsの速度でパケットを転送するリソースを予約する場合について説明する。
Rentry31は、確立されたトンネル内でセッションを区別するためのソースポート情報として、第1の送信終端(S1)10及び第2の送信終端(S2)10’に、200及び201を各々割り当てる。
Rentry31は、第1の送信終端(S1)10からパケットが受信された場合には、パケットのIPヘッダー(IP Hdr)及びUDPヘッダー(UDP Hdr)をカプセル化し、Rexit32に転送する。
この際、カプセル化されるパケットのIPヘッダー(IP Hdr)及びUDPヘッダー(UDP Hdr)の目的地ポート情報(D_Port)は、全てのセッションに対して同一であり、UDPヘッダー(UDP Hdr)のソースポート情報(S_Port)が各終端間に設定されたセッションによって異なる値が設定されて転送されることによって、トンネル内のRSVPをサポートできるノードが受信されるパケットのソースポート情報を用いて各セッションに区別して各セッションに要求するQoSを提供することができる。
Rexit32は、受信されたパケットのIPヘッダー(IP Hdr)及びUDPヘッダー(UDP Hdr)を脱カプセル化し、第1の受信終端(D1)20に転送する。
図8は、本実施形態のIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステムの構成を示す図である。
図8に示すように、本実施形態は、大きく、デュアルスタックホスト(IPv6ノード)100と、DSTMサーバ200と、DSTM TEP300と、DNSサーバ400と、IPv4−onlyサーバ500とで構成される。
デュアルスタックホスト100は、IPv6網内に位置するデュアルスタックホストであって、Ipv4網内に存在するIPv4−onlyサーバ500からマルチメディアトラフィックを受信しようとし、このトラフィックにQoSを保証しようとする場合に、まず、サーバのドメインネームに対するIPアドレスを得るために、DNSに質問(query)メッセージを転送する。
質問の結果、DNSサーバ400からIPv4−onlyサーバ500のドメインネームに該当するIPv4アドレスが含まれた応答メッセージを伝送された場合には、デュアルスタックホスト100は、IPv4−onlyサーバ500がIPv4網に位置していることを確認する。
これにより、デュアルスタックホスト100は、IPv4プロトコルを用いてIPv4−onlyサーバ500に接続するために、DSTMサーバ200に臨時のIPv4アドレスを得るためのアドレス要請メッセージを転送する。
すなわち、アドレス要請メッセージの転送の結果、デュアルスタックホスト100は、DSTMサーバ200から1つの臨時のグローバルIPv4アドレスを割り当てられ、且つ、DSTM TEP300のIPv6アドレス情報をも提供される。
これにより、デュアルスタックホスト100は、IPv4−onlyサーバ500からQoS基盤のマルチメディアトラフィックを受信しようとするメッセージをDSTM TEP300に転送する。
この際、DSTM TEP300に転送されるメッセージは、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いて転送される。すなわち、このメッセージは、IPv4ヘッダーを有し、さらにIPv6にカプセル化される。
また、デュアルスタックホスト100は、マルチメディアトラフィックを受信しようとするメッセージを転送した後に、DSTM TEP300から経路メッセージを受信した場合には、IPv4網内でのリソース予約のために予約メッセージを生成し、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いて転送する。
この際、DSTM TEP300に転送される予約メッセージは、リソース予約要請データ(Resv data)と、RSVPヘッダー(RSVP Hdr)と、IPv4ヘッダー(IPv4 Hdr)と、IPv6ヘッダー(IPv6 Hdr)とを含む構造を有する。
また、デュアルスタックホスト100は、別の予約メッセージを生成し、このメッセージにIPv6ヘッダーを付けた後、DSTM TEP300を目的地アドレスにしてIPv6スタックを用いて転送する。
すなわち、DSTM TEP300に転送される予約メッセージは、経路データ(Path data)と、RSVPヘッダー(RSVP Hdr)と、IPv6ヘッダー(IPv6 Hdr)とを含む構造を有する。
この際、このメッセージは、ホップバイホップ(hop-by-hop)の形態でDSTM TEP300に伝達され、伝達されながらIPv6網内の各々のルータにリソースを予約する。仮に、このパケットがDSTM TEP300に到達すれば、デュアルスタックホスト10とDSTM TEP300との間にQoS連結が設定される。
DSTMサーバ200は、デュアルスタックホスト100から転送されるアドレス要請メッセージを受信した場合には、デュアルスタックホスト100に1つの臨時のグローバルIPv4アドレスを割り当てるようになり、且つ、DSTM TEP300のIPv6アドレス情報をも提供する。
DSTM TEP300は、デュアルスタックホスト100からIPv4−in−IPv6トンネリングを用いたマルチメディアトラフィック受信要請メッセージが転送された場合には、先に受信したパケットの外部ヘッダーに存在するソースIPv6アドレス及びパケットの内部ヘッダーに存在するソースIPv4アドレスに関するマッピング情報をテーブルに格納した後に、IPv6ヘッダーを除去し、IPv6ヘッダーが除去されたIPv4パケットをIPv4−onlyサーバ500に転送する。
また、DSTM TEP300は、IPv4−onlyサーバ500にIPv6ヘッダーが除去されたIPv4パケットを転送した後に、IPv4−onlyサーバ500からRSVP(Resource Reservation Protocol)で定義された経路メッセージ(path message)を受信する。
これにより、DSTM TEP300は、IPv4−onlyサーバ500から転送されたパケットの目的地アドレスに存在するIPv4アドレスを用いて自身のマッピングテーブルから該当IPv6アドレスを抽出する。
すなわち、DSTM TEP300は、マッピングテーブルから抽出したIPv6アドレス情報を用いてIPv6パケットにカプセル化した後、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いてデュアルスタックホスト100に転送する。
ここで、DSTM TEP300がデュアルスタックホスト100に転送する経路メッセージは、経路データ(Path data)と、RSVPヘッダー(RSVP Hdr)と、IPv4ヘッダー(IPv4 Hdr)と、IPv6ヘッダー(IPv6 Hdr)とを含む構造を有する。
また、DSTM TEP300は、IPv6網内でのリソース予約のためにRSVPの経路メッセージを作り、IPv6ヘッダーを追加した後、デュアルスタックホスト100に転送する。
この際、前記デュアルスタックホスト100に転送される経路メッセージは、経路データ(Path data)と、RSVPヘッダー(RSVP Hdr)と、IPv6ヘッダー(IPv6 Hdr)とを含む構造を有する。
また、DSTM TEP300は、デュアルスタックホスト100からIPv4−in−IPv6トンネリングされた予約メッセージを受信する場合には、転送されたパケットのIPv6ヘッダーを除去した後に、予約メッセージが含まれているIPv4パケットをIPv4−onlyサーバ500に転送する。ここで、パケットは、ホップバイホップ(hop-by-hop)の形態で伝達される。
すなわち、IPv4−onlyサーバ500に転送されるパケットは、リソース予約要請データ(Resv data)と、RSVPヘッダー(RSVP Hdr)と、IPv4ヘッダー(IPv4 Hdr)とを含む構造を有する。
この際、メッセージが伝達されながら各々のルータにリソースを予約するようになり、仮に、このパケットがIPv4−onlyサーバ500に到達すれば、DSTM TEP300とIPv4−onlyサーバ500との間にQoS連結が設定される。
DNSサーバ400は、デュアルスタックホスト100の質問要請によって、IPv4−onlyサーバ500のドメインネームに該当するアドレスがIPv4アドレスであることを確認し、タイプを“A”に設定した後、デュアルスタックホスト100にIPv4−onlyサーバ500のドメインネームに該当するIPv4アドレスが含まれた応答メッセージを転送する。
IPv4−onlyサーバ500は、IPv4網内に位置し、かつデュアルスタックホスト100にマルチメディアトラフィックを提供するためのサーバであって、DSTM TEP300から脱カプセル化したQoSセッション要請メッセージが転送された場合には、RSVP(Resource Reservation Protocol)で定義された経路メッセージ(path message)をデュアルスタックホスト100に転送する。
すなわち、IPv4−onlyサーバ500から転送される経路メッセージ(path message)は、まずDSTM TEP300に転送される。この際、経路メッセージは、経路データ(Path data)と、RSVPヘッダー(RSVP Hdr)と、IPv4ヘッダー(IPv4 Hdr)とを含む構造を有する。
ここで、前記経路メッセージ(path message)に含まれたIPv4パケットの目的地アドレスは、デュアルスタックホスト100のIPv4アドレスであり、このパケットは、DSTM TEP300に転送される。
図9は、本実施形態のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法を示す図である。図10は、本実施形態のIPv4/IPv6統合網における終端間経路メッセージ転送過程を示す図である。図11は、本実施形態のIPv4/IPv6統合網におけるIPv6網におけるリソース予約のためのメッセージ転送過程を示す図である。図12は、本実施形態のIPv4/IPv6統合網におけるIPv4網におけるリソース予約過程を示す図である。図13は、本実施形態のIPv4/IPv6統合網におけるIPv6網におけるリソース予約過程を示す図である。
図9に示すように、IPv6網内に存在するデュアルスタックホスト(H1_IPv6)100が、Ipv4網内に存在するIPv4−onlyサーバ(H2_IPv4)500からマルチメディアトラフィックを受信しようとし、このトラフィックがQoS保証を受けようとする場合には、まず、デュアルスタックホスト100は、IPv4−onlyサーバ500のドメインネームに対するIPアドレスを得るために、DNSサーバ400に質問(query)メッセージ(Asks DNS for A RR for “H2”)を転送(ステップS10。図ではステップをSと略する。)する。
次に、DNSサーバ400は、IPv4−onlyサーバ500のドメインネームに該当するアドレスがIPv4アドレスであることを確認し、タイプを、IPv4アドレスを意味する“A”にした後、デュアルスタックホスト100に応答メッセージ(Answer is 192.5.5.1)を転送(ステップS20)する。
次に、DNSサーバ400から応答メッセージを受信したデュアルスタックホスト100は、IPv4−onlyサーバ500がIPv4網に位置していることを確認し、IPv4プロトコルを用いて接続するために、自身も一つの臨時IPv4アドレスを得るために、DSTMサーバ200にアドレス要請メッセージ(Request DSTM Server for an IPv4 address)を転送(ステップS30)する。
デュアルスタックホスト100からアドレス要請メッセージを受信したDSTMサーバ500は、デュアルスタックホスト100に一つの臨時のグローバルIPv4アドレスを割当(Provides a temporary IPv4 global address(H1_IPv4), TEP’s IPv6 address(TEP_IPv6)(ステップS40)する。
デュアルスタックホスト100は、IPv4−onlyサーバ500に、QoS基盤のマルチメディアトラフィックを受信しようとするメッセージを転送(To request end-to-end QoS session)(ステップS50)する。このメッセージは、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いて転送される。すなわち、このメッセージは、IPv4ヘッダーを有し、さらにIPv6にカプセル化される。
このパケットがDSTM TEP300に到達した場合には、DSTM TEP300は、このパケットに存在するソースIPv6アドレス及び内部に存在するソースIPv4アドレスに対するマッピング情報をテーブルに格納(Cache association Hi_IPv6-H1_IPv4)し、IPv6ヘッダーを除去した後、IPv4パケットをIPv4−onlyサーバ500に転送(ステップS60)する。
IPv4−onlyサーバ500は、RSVPで定義された経路メッセージ(path message)をデュアルスタックホスト100に転送(Send EtoE Path message)(ステップS70)する。ここで、このメッセージに含まれたIPv4パケットの目的地アドレスは、デュアルスタックホスト100のIPv4アドレスであり、このパケットは、DSTM TEP300に伝達される。
すなわち、図10のように、IPv4−onlyサーバ500から転送される経路メッセージ(path message)は、まず、DSTM TEP300に転送される。この際、経路メッセージは、経路データ(Path data)と、RSVPヘッダー(RSVP Hdr)と、IPv4ヘッダー(IPv4 Hdr)とを含む構造を有する。
ここで、経路メッセージ(path message)に含まれたIPv4パケットの目的地アドレスは、デュアルスタックホスト100のIPv4アドレスであり、このパケットは、DSTM TEP300に転送される。
DSTM TEP300は、このパケットの目的地アドレスに存在するIPv4アドレスを用いて自身のマッピングテーブルから該当IPv6アドレスを抽出した後、この情報を用いてIPv6パケットにカプセル化した後、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いてデュアルスタックホスト100に転送(Send EtoE Path message(IPv4-in-IPv6))(ステップS80)する。
すなわち、図10のように、DSTM TEP300は、IPv4−onlyサーバ500から転送されたパケットの目的地アドレスに存在するIPv4アドレスを用いて自身のマッピングテーブルから該当するIPv6アドレスを抽出する。
DSTM TEP300は、マッピングテーブルで抽出したIPv6アドレス情報を用いてIPv6パケットにカプセル化した後、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いてデュアルスタックホスト100に転送する。
ここで、DSTM TEP300がデュアルスタックホスト100に転送する経路メッセージは、経路データ(Path data)と、RSVPヘッダー(RSVP Hdr)と、IPv4ヘッダー(IPv4 Hdr)と、IPv6ヘッダー(IPv6 Hdr)とを含む構造を有する。
次に、DSTM TEP300は、IPv6網内でのリソース予約のために、rsvpの経路メッセージを生成し、IPv6ヘッダーを追加した後、デュアルスタックホスト100に転送(ステップS90)する。
すなわち、図11のように、DSTM TEP300は、IPv6網内でのリソース予約のためにRSVPの経路メッセージを生成し、IPv6ヘッダーを追加した後に、デュアルスタックホスト100に転送する。
この際、デュアルスタックホスト100に転送される経路メッセージは、経路データ(Path data)と、RSVPヘッダー(RSVP Hdr)と、IPv6ヘッダー(IPv6 Hdr)とを含む構造を有する。
IPv4−onlyサーバ500から経路メッセージを受信したデュアルスタックホスト100は、IPv4網内でのリソース予約のために予約メッセージを生成し、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いて転送(Send EtoE Resv message(IPv4-in-IPv6))(ステップS100)する。
すなわち、図12に示されたように、デュアルスタックホスト100は、マルチメディアトラフィックを受信しようとするメッセージを転送した後に、DSTM TEP300から経路メッセージを受信した場合には、IPv4網内でのリソース予約のために予約メッセージを生成し、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いて転送する。
この際、DSTM TEP300に転送される予約メッセージは、リソース予約要請データ(Resv data)と、RSVPヘッダー(RSVP Hdr)と、IPv4ヘッダー(IPv4 Hdr)と、IPv6ヘッダー(IPv6 Hdr)とを含む構造を有する。
このパケットは、DSTM TEP300に転送されることによって、DSTM TEP300は、IPv6ヘッダーを除去した後に、予約メッセージに含まれているIPv4パケットをIPv4−onlyサーバ500に転送(Decapsulate IPv6 and Sends EtoE Resv message)(ステップS110)する。ここで、このパケットは、ホップバイホップ(hop-by-hop)の形態でサーバに伝達される。
すなわち、図12に示すように、IPv4−onlyサーバ500に転送されるパケットは、リソース予約要請データ(Resv data)と、RSVPヘッダー(RSVP Hdr)と、IPv4ヘッダー(IPv4 Hdr)とを含む構造を有する。
この際、メッセージが伝達されながら各々のルータにリソースを予約し、仮に、このパケットがIPv4−onlyサーバ500に到達すれば、DSTM TEP300とIPv4−onlyサーバ500との間には、QoS連結が設定される。しかしながら、これだけで終端間QoS連結が設定されるわけではない。
すなわち、終端間QoS連結が設定されるためには、IPv6網内でもリソース予約がなされなければならない。このために、デュアルスタックホスト100は、別の予約メッセージを生成し、このメッセージにIPv6ヘッダーを付けた後に、DSTM TEP300を目的地アドレスにしてIPv6スタックを用いて転送(Sends Resv message(IPv6))(ステップS120)する。
すなわち、図13に示されたように、DSTM TEP300に転送される予約メッセージは、リソース予約要請データ(Resv data)と、RSVPヘッダー(RSVP Hdr)と、IPv6ヘッダー(IPv6 Hdr)と、を含む構造を有する。
この際、このメッセージは、ホップバイホップ(hop-by-hop)の形態でDSTM TEP300に伝達され、伝達されながら各々のルータにリソースを予約する。このパケットがDSTM TEP300に到達した場合には、デュアルスタックホスト100とDSTM TEP300との間にQoS連結が設定される。
つまり、デュアルスタックホスト100とDSTM TEP300との間、そしてDSTM TEP300とIPv4−onlyサーバ500との間にQoS連結が設定された場合に、終端間QoS連結が設定される。
以上において説明した本発明は、本発明が属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形及び変更が可能であるので、上述した実施例及び添付された図面に限定されるものではない。
一般的なRSVPのSESSION_ASSOCオブジェクトを説明する図である。 一般的なRSVPのNODE_CHARオブジェクトを説明する図である。 一般的なIPv4/IPv6統合網におけるRSVPの経路メッセージフローを説明する図である。 一般的なIPv4/IPv6統合網におけるRSVPの予約メッセージフローを説明する図である。 一般的なIPv4/IPv6統合網におけるRSVPのトンネル経路メッセージフローを説明する図である。 一般的なIPv4/IPv6統合網におけるRSVPのトンネル予約メッセージフローを説明する図である。 一般的なIPv4/IPv6統合網における多数のトンネルを介してパケットを転送することを説明する図である。 本実施形態のIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステムの構成を示す図である。 本実施形態のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法を示す図である。 本実施形態のIPv4/IPv6統合網における終端間経路メッセージ転送過程を示す図である。 本実施形態のIPv4/IPv6統合網におけるIPv6網におけるリソース予約のためのメッセージ転送過程を示す図である。 本実施形態のIPv4/IPv6統合網におけるIPv4網におけるリソース予約過程を示す図である。 本実施形態のIPv4/IPv6統合網におけるIPv6網におけるリソース予約過程を示す図である。
符号の説明
100 デュアルスタックホスト
200 DSTMサーバ
300 DSTM TEP
400 DNSサーバ
500 IPv4−onlyサーバ

Claims (27)

  1. DSTM TEPにより結合するIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポート方法であって、
    IPv6網内のデュアルスタックホストが、前記DSTM TEPを介してIPv4サーバに終端間QoSセッション連結要請メッセージを転送する段階と、
    前記IPv4サーバが、前記DSTM TEPを介して前記デュアルスタックホストに終端間経路メッセージを転送する段階と、
    前記DSTM TEPが、前記デュアルスタックホストにIPv6網内でのリソース予約のための経路メッセージを転送する段階と、
    前記デュアルスタックホストが、前記DSTM TEPを介して前記IPv4サーバに終端間リソース予約要請メッセージを転送し、IPv4網内でのリソース予約を設定する段階と、
    前記デュアルスタックホストが、前記DSTM TEPにリソース予約要請メッセージを転送し、IPv6網内でのリソース予約を設定する段階と、
    を備えることを特徴とするIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法。
  2. 前記IPv6網内のデュアルスタックホストが、前記DSTM TEPを介してIPv4サーバに終端間QoSセッション連結要請メッセージを転送する段階で、
    前記QoSセッション連結要請メッセージは、IPv4ヘッダーを有し、IPv6にカプセル化され、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いて前記DSTM TEPに転送されることを特徴とする請求項1に記載のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法。
  3. 前記DSTM TEPは、前記デュアルスタックホストから転送されたメッセージに含まれるソースIPv6アドレス及び内部に存在するソースIPv4アドレスに関するマッピング情報をテーブルに格納した後に、IPv6ヘッダーを除去したIPv4パケットを前記IPv4サーバに転送することを特徴とする請求項2に記載のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法。
  4. 前記IPv4サーバが、前記DSTM TEPを介して前記デュアルスタックホストに終端間経路メッセージを転送する段階で、
    前記DSTM TEPに転送される経路メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv4ヘッダーと、を含む構造を有することを特徴とする請求項1に記載のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法。
  5. 前記終端間経路メッセージのIPv4パケットの目的地アドレスは、前記デュアルスタックホストのIPv4アドレスであることを特徴とする請求項4に記載のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法。
  6. 前記DSTM TEPは、前記IPv4パケットの目的地アドレスに存在するIPv4アドレスにマッピングされる当該IPv6アドレスをマッピングテーブルから抽出し、IPv6パケットにカプセル化した後、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いて前記デュアルスタックホストに転送することを特徴とする請求項5に記載のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法。
  7. 前記IPv4−in−IPv6トンネリングされた経路メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv4ヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有することを特徴とする請求項6に記載のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法。
  8. 前記DSTM TEPが、前記デュアルスタックホストにIPv6網内でのリソース予約のための経路メッセージを転送する段階で、
    前記経路メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有することを特徴とする請求項1に記載のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法。
  9. 前記デュアルスタックホストが、前記DSTM TEPを介して前記IPv4サーバに終端間リソース予約要請メッセージを転送し、IPv4網内でのリソース予約を設定する段階で、
    前記終端間リソース予約要請メッセージは、IPv4ヘッダーを有し、IPv6にカプセル化され、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いて前記DSTM TEPに転送されることを特徴とする請求項1に記載のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法。
  10. 前記DSTM TEPに転送されるリソース予約要請メッセージは、リソース予約要請データと、RSVPヘッダーと、IPv4ヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有することを特徴とする請求項9に記載のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法。
  11. 前記DSTM TEPは、前記デュアルスタックホストから転送されたリソース予約要請メッセージからIPv6ヘッダーを除去したIPv4パケットを前記IPv4サーバに転送することを特徴とする請求項10に記載のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法。
  12. 前記IPv4サーバに転送されるIPv4パケットは、ホップバイホップ(hop-by-hop)の形態で転送されながら各ルータにリソースを予約設定することを特徴とする請求項11に記載のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法。
  13. 前記デュアルスタックホストが前記DSTM TEPにリソース予約要請メッセージを転送し、IPv6網内でのリソース予約を設定する段階で、
    前記リソース予約要請メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有することを特徴とする請求項1に記載のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法。
  14. 前記DSTM TEPに転送されるリソース予約要請メッセージは、ホップバイホップの形態で転送されながら各ルータにリソースを予約設定することを特徴とする請求項13に記載のIPv4/IPv6統合ネットワークシステムにおけるRSVPサポート方法。
  15. IPv6網内のデュアルスタックホストと、IPv4網内のIPv4サーバと、前記デュアルスタックホストと前記IPv4サーバとを接続するDSTM TEPと、を有するIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステムであって、
    前記デュアルスタックホストが、前記DSTM TEPを介してIPv4サーバに終端間QoSセッション連結要請メッセージを転送し、
    前記IPv4サーバが、前記DSTM TEPを介して前記デュアルスタックホストに終端間経路メッセージを転送し、
    前記DSTM TEPが、前記デュアルスタックホストにIPv6網内でのリソース予約のための経路メッセージを転送し、
    前記デュアルスタックホストが、前記DSTM TEPを介して前記IPv4サーバに終端間リソース予約要請メッセージを転送し、前記IPv4網内でのリソース予約を設定し、
    前記デュアルスタックホストが、前記DSTM TEPにリソース予約要請メッセージを転送し、前記IPv6網内でのリソース予約を設定する
    ことを特徴とするIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステム
  16. 前記DSTM TEPに転送される終端間経路メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv4ヘッダーと、を含む構造を有することを特徴とする請求項15に記載のIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステム。
  17. 前記終端間経路メッセージのIPv4パケットの目的地アドレスは、前記デュアルスタックホストのIPv4アドレスであることを特徴とする請求項16に記載のIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステム。
  18. 前記DSTM TEPは、前記IPv4パケットの目的地アドレスに存在するIPv4アドレスにマッピングされる当該IPv6アドレスをマッピングテーブルから抽出し、IPv6パケットにカプセル化した後、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いて前記デュアルスタックホストに転送することを特徴とする請求項17に記載のIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステム。
  19. 前記IPv4−in−IPv6トンネリングされた経路メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv4ヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有することを特徴とする請求項18に記載のIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステム。
  20. 前記DSTM TEPは、前記IPv6網内でのリソース予約のための経路メッセージを前記デュアルスタックホストに転送することを特徴とする請求項15に記載のIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステム。
  21. 前記IPv6網内でのリソース予約のための経路メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有することを特徴とする請求項20に記載のIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステム。
  22. 前記DSTM TEPに転送される終端間リソース予約要請メッセージは、IPv4ヘッダーを有し、IPv6にカプセル化され、IPv4−in−IPv6トンネリングを用いて前記DSTM TEPに転送されることを特徴とする請求項15に記載のIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステム。
  23. 前記DSTM TEPに転送される終端間リソース予約要請メッセージは、リソース予約要請データと、RSVPヘッダーと、IPv4ヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有することを特徴とする請求項22に記載のIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステム。
  24. 前記DSTM TEPは、前記デュアルスタックホストから転送された終端間リソース予約要請メッセージからIPv6ヘッダーを除去したIPv4パケットを前記IPv4サーバに転送することを特徴とする請求項23に記載のIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステム。
  25. 前記IPv4サーバに転送されるIPv4パケットは、ホップバイホップの形態で転送されながら各ルータにリソースを予約設定することを特徴とする請求項24に記載のIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステム。
  26. 前記DSTM TEPに転送されるリソース予約要請メッセージは、経路データと、RSVPヘッダーと、IPv6ヘッダーと、を含む構造を有することを特徴とする請求項15に記載のIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステム。
  27. 前記DSTM TEPに転送されるリソース予約要請メッセージは、ホップバイホップの形態で転送されながら各ルータにリソースを予約設定することを特徴とする請求項26に記載のIPv4/IPv6統合網におけるRSVPサポートシステム。
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