JP4118909B2 - デュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換システム及びその方法 - Google Patents

デュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換システム及びその方法 Download PDF

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Description

本発明は、IPv6とIPv4間の変換技術に関し、より詳細には、4in6技術の1つであるDSTM(Dual Stack Transition Mechanism)の単一方向性を克服し、IPv4ネットワーク内のノードからIPv6ネットワーク内のノードへの接続を可能にするデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換システム及びその方法に関する。
TCP/IPプロトコル集合において、ネットワーク階層プロトコルとしての現在の主流は、IPv4(Internetworking Protocol, version 4)である。IPv4は、インターネット上でシステム間にホスト対ホスト通信を提供する。
しかしながら、IPv4は、よく設計されてはいるが、1970年代にIPv4が開発されて以来、データ通信は発展し続けており、急速に発展するインターネットに対しては、IPv4の欠点が明らかになり始めた。
IPv4は、5つのクラスよりなる2−レベルアドレス構造を有するが、このアドレス空間に非効率的な面が内包されている。IPv4のアドレス指定方式は、アドレス空間を枯渇させ、これにより、インターネット接続を望む新しいシステムに割り当てるアドレスが不足するという問題点を有する。
また、インターネットは、リアルタイムでのオーディオとビデオの転送に対応しなければならないが、このような転送方式は、IPv4の設計では提供されない最小遅延戦略と資源の予約とを要求する。インターネットの一部応用分野では、データ暗号化と認証を必要とするが、このような暗号化と認証はIPv4では提供されるものではない。
このような欠点を克服するために、IPng(Internetworking Protocol, next generation)として知られるIPv6(Internet Protocol, version6)が提案され、現在標準になった。IPv6においてインターネットプロトコルは、急速に発展するインターネットに対応するために、多くの部分が修正された。IPアドレスの形式や長さは、パケット形式と共に変化した。ICMPのような関連プロトコルも修正された。ネットワーク階層において、ARP(Address Resolution Protocol:アドレス変換プロトコル)、RARP(Reverse Address Resolution Protocol:逆アドレス変換プロトコル)、及びIGMP(Internet Group Management Protocol:インターネットグループ管理プロトコル)のような他のプロトコルも削除され、ICMP(Internet Control Message Protocol:インターネット制御メッセージプロトコル)に含まれた。RIP、OSPFのようなルーティングプロトコルも、このような変化を収容するために若干修正された。
以下、次世代IPであるIPv6の長所をIPv4と比較して説明する。
第1に、IPv6のアドレスは、128ビットの長さであり、IPv4アドレスの32ビットと比較すると、拡張されたアドレス空間を有する。
第2に、IPv6は、オプションが基本ヘッダーから分離され、必要に応じて、基本ヘッダーと上位階層データとの間に挿入される新しいヘッダーフォーマットを使用する。このような方式は、大部分のオプションがルータにより検査される必要がないので、ルーティング過程を単純化し、且つ迅速にする。
第3に、IPv6は、付加的機能を許容する新しいオプションを有する。
第4に、IPv6は、新しい技術や応用分野により要求されるプロトコルの拡張を許容するように設計されている。
第5に、IPv6では、サービス類型(Type of Service)フィールドが削除され、フローラベル(Flow Label)というメカニズムが追加され、送信装置が、パケットに対して特別な処理を要請できる。このようなメカニズムは、リアルタイムでオーディオ、ビデオのようなトラフィック提供に使うことができる。
第6に、IPv6において暗号化と認証オプションは、パケットの信頼性と整合性を提供する。
前述のようなIPv4の問題点にもかかわらず、インターネットには、膨大なシステムが存在するので、IPv4からIPv6に変換するには多くの時間が必要である。このような状況で、IPv6とIPv4間の変換技術(Transition Mechanism)と関連して色々な戦略が登場している。これは、IPv4形態のパケットにIPv6データを搬送する6in4技術と、IPv6形態のパケットにIPv4データを搬送する4in6技術とに大きく分けられる。
変換技術と関連する代表的な技術としては、デュアルスタック(Dual Stack)、トンネリング(Tunneling)、ヘッダー変換などが挙げられる。
トンネリング(Tunneling)は、IPv6を使用する2つのコンピュータが互いに通信しようとする場合に、IPv4を使用する領域を通過しなければならないときに使われる戦略である。この領域を通過するために、パケットは、IPv4アドレスを有しなければならない。IPv6パケットは、その領域に進入するときに、IPv4パケット内にカプセル化(Capsulation)され、その領域から出るときに、逆カプセル化(Decapsulation)される。これは、あたかもIPv6パケットがトンネルの一方に入り、他方から出ることと同様である。
ヘッダー変換(Header Translation)は、大部分のインターネットがIPv6を使用するが、未だ一部のシステムがIPv4を使用する場合に必要である。送信装置は、IPv6を使用したいが、受信装置は、IPv6を認識できないとき、パケットは、受信装置が認識できるIPv4形式にならなければならないため、トンネリングは、このような状況では動作しない。この場合には、ヘッダー形式が、ヘッダー変換により全体的に変わらなければならない。IPv6パケットのヘッダーは、IPv4ヘッダーに変換することができるが、これは、マップアドレスを用いて行われる。
DSTM(Dual Stack Transition Mechanism)は、バージョン6に完全に移行する前に、全てのホストがデュアルスタックプロトコルを有する方法で、4in6を用いた動的トンネルを行う。IPv6−onlyネットワーク内でデュアルスタックノード(以下、「DSTMクライアント」という)が、IPv4アプリケーションを実行して、IPv4ネットワークのIPv4ノードと通信できるようにする。
デュアルスタックを使用する方法は、パケットを目的地に送るとき、どのバージョンを使用すべきかを決定するために、発信地ホストは、DNS(Domain Name System)に問い合わせをし、仮にDNSからの応答がIPv4アドレスである場合には、発信地ホストは、IPv4パケットを転送し、DNSからの応答がIPv6アドレスである場合には、発信地ホストはIPv6パケットを送るように進行する。
この技術の長所は、DSTMクライアントは、臨時のIPv4アドレスを取得し、IPv4ノードと通信を行うことができるので、グローバルIPv4アドレスの使用を低減することができ、ネットワーク管理も比較的簡単である。
DSTMは、3つの構成要素よりなる。第1の構成要素は、IPv6−onlyネットワーク内のDSTMクライアントであり、第2の構成要素は、IPv4アドレスプールを管理するDSTMサーバである。DSTMサーバは、DSTMクライアントが使用することができる臨時のグローバルIPv4アドレスを割り当てる。第3の構成要素は、IPv4 over IPv6パケットのカプセル化(Encapsulation)及び逆カプセル化(Decapsulation)を行うDSTMボーダールータ(Border Router)(DSTMゲートウェイあるいはTEP(Tunnel End Point)ともいう。以下、TEPという)である。
図1は、一般的なDSTMの構造を示す。
一般的に、DSTMは、DSTMクライアント110、DSTMサーバ120、TEP130、及びV4HOST140で構成される。
IPv6−onlyネットワークのDSTMクライアント110が、IPv4ネットワークのノードDと通信を開始する場合には、まず、DSTMサーバ120に臨時のIPv4アドレスを要請し、DSTMサーバ120は、ノードAのための臨時IPv4アドレスを割り当てた後に、割り当てられたIPv4アドレスと、TEPのアドレス情報と、割り当てられたIPv4アドレスの有効時間(Lifetime)とを、ノードAに知らせると同時に、該当情報をTEP130にも伝達する。
DSTMサーバ120から上記情報を受信したDSTMクライアント110は、自己のIPv4スタックを初期化し、IPv4パケットをIPv6カプセル化してTEP130に伝達する。TEP130は、このパケットを逆カプセル化した後、これをV4HOST140にフォーワーディング(Forwarding)する。その後、V4HOST140からDSTMクライアント110に伝達されたパケットが、TEP130に伝達されると、IPv6カプセル化して、DSTMクライアント110に伝達する。
しかしながら、前述のような従来の技術は、IPv6−onlyネットワーク内の特定ノードからIPv4ネットワーク内のノードにパケットを伝達する場合において有用ではあるが、その逆方向にパケットを伝達しようとする場合に対処できる方法ではない。
すなわち、IPv4ネットワーク内の特定ノードからIPv6ネットワーク内の1つのノードにパケットを伝達するためには、IPv6ネットワーク内のノードのアドレスを認識できなければならないが、該当ノードは、IPv4アドレスがなく、IPv4アドレスがあるとしても、IPv4ネットワーク内の発信ノードは臨時に割り当てられたIPv4のアドレスを認識できないので、IPv4ネットワーク内の特定ノードからIPv6ネットワーク内の特定ノードへのパケット伝達に問題が発生する。
本発明は、前述のような問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、IPv6−onlyネットワークのデュアルスタックノード(DSTMクライアント)がサーバである場合、DSTMを用いてIPv4を介しての接続を実現することによって、IPv4ネットワーク内のノードからIPv6ネットワーク内のノードへの接続を可能にするデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換システム及びその方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換方法は、IPv6ネットワーク内に位置するDSTM(Dual Stack Transition Mechanism)クライアント、DSTMサーバ、及びIPv4ネットワークに接続する、TEP(Tunnel End Point)データを管理しトンネルメッセージを処理しV4ドメインネーム処理を行うTEP/DNSv4と、の間にDNS(Domain Name System)を設定す段階と、IPv4ネットワーク内に位置する1つのV4ホストが、IPv4ネットワーク内のDNSv4サーバに接続しようとするDSTMクライアントに対するDNS検索要請をDNSv4サーバに転送する段階と、DNSv4サーバは、TEP/DNSv4との通信によりDSTMクライアントのIPv4アドレスを取得し、IPv4アドレスをV4ホストに伝達する段階と、V4ホストが取得したIPv4アドレスを用いてDSTMクライアントに接続する段階とを備えることを特徴とする。
V4ホストとDSTMクライアントの接続は、TEP/DNSv4を介して伝達されるIPv4パケットを分析し、IPv4−IPv6間のマッピングテーブルを検索してIPv6ネットワーク内のアドレスを探し、該当するアドレスのDSTMクライアントに接続される。
DNSを設定することにより、V4ドメインネーム処理を実行する段階は、DSTMクライアントがDSTMサーバにトンネル生成メッセージを発信する段階と、DSTMサーバは、トンネル生成メッセージから取得したクライアント情報とドメインネーム及びV4アドレスプールの中から選択したV4アドレスを含む情報を新しいトンネル生成メッセージに乗せてTEP/DNSv4に発信する段階と、TEP/DNSv4は、受信したクライアント情報を記録し、トンネル生成が完了したことを知らせるトンネル情報メッセージを生成し、DSTMサーバを介して前記DSTMクライアントに転送する段階とを備える。
DSTMクライアントがDSTMサーバに転送するトンネル生成メッセージは、DSTMクライアントのIPv6アドレス、ホストネーム、又は、ドメインネームに関する情報のうち少なくとも1つを含む。
DSTMサーバがTEP/DNSv4に転送するトンネル生成メッセージは、DSTMクライアントのIPv6リンク−ローカルアドレス、IPv6グローバルアドレス、ホストネーム、ドメインネームのうち少なくとも1つの情報と、DSTMサーバがIPv4アドレスプールの中からドメインネームとマッチングするように選択したV4アドレスに関する情報とを含む。
DSTMドメインで使用するIPv4アドレスプール、IPv4アドレスプールに対応するドメインネーム及びTEPのアドレスに関する情報を有し、該当情報は、システム管理者により設定され、DSTMサーバに格納される。
TEPデータは、IPv4−IPv6間のマッピングテーブルの構造よりなり、DSTMドメイン毎にV6アドレス、V4アドレス、ホストネーム及び有効時間に関する情報のうち少なくとも1つを含む。
本発明の変換方法は、DNSを設定することにより、V4ドメインネーム処理を実行する段階の前に、DSTMサーバは、DSTMドメインで使用するIPv4アドレスプールに関する情報、IPv4アドレスプールに対応するドメインネーム及びTEPのアドレス情報を取得し、DNSv4は、DSTMサーバが管理するドメインネームのDNSv4アドレスをTEPのアドレスに設定する段階をさらに備える。
また、本発明のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換システムは、IPv6ネットワーク内で4in6トンネルを用いて外部IPv4ネットワーク内のノードと通信するDSTMクライアントと、IPv4アドレスプール、IPv4アドレスプールに対応するドメインネーム及びTEPのアドレスに関する情報を管理するDSTMサーバと、DSTMサーバとIPv4ネットワークとを接続してTEPデータを管理し、IPv4ネットワークから伝達されたパケットをカプセル化してIPv6ネットワークに転送するとともに、DSTMクライアント及びDSTMサーバを介してIPv6ネットワークから伝達されるパケットを逆カプセル化してIPv4ネットワークに転送し、V4ドメインネーム処理を行うTEP/DNSv4とを備えることを特徴とする。
デュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換システムは、IPv4ネットワーク内に位置し、IPv6ネットワーク内のサーバへの接続を試みるV4ホストと、TEP/DNSv4との通信によりDSTMクライアントのIPv4アドレスを取得し、DSTMクライアントのIPv4アドレスをV4ホストに伝達するDNSv4とをさらに備え、V4ホストは、TEP/DNSv4を介して、取得したIPv4アドレスを用いてDSTMクライアントに接続する。
TEP/DNSv4は、TEPデータを管理し、トンネルメッセージを処理するTEPプロセスと、V4ドメインに接続し、V4ドメインネーム処理を行うDNSv4サーバと、V4ルーティング及びV6ルーティングを設定するためのルーティングプロセスとを備える。
TEPデータは、IPv4−IPv6間のマッピングテーブルの構造よりなり、DSTMドメイン毎にV6アドレス、V4アドレス、ホストネーム及び有効時間に関する情報のうち少なくとも1つを含む。
DSTMクライアント、DSTMサーバ及びTEP/DNSv4間でトンネル生成メッセージ及びトンネル情報メッセージを交換することによりDNS(Domain Name System)を設定し、DNS設定は、DSTMクライアントがDSTMサーバにトンネル生成メッセージを発信し、DSTMサーバは、トンネル生成メッセージから取得したクライアント情報とドメインネーム及びV4アドレスプールの中から選択したV4アドレスを含む情報を新しいトンネル生成メッセージに乗せてTEP/DNSv4に発信し、TEP/DNSv4は、受信したクライアント情報を記録し、トンネル生成が完了したことを知らせるトンネル情報メッセージを生成し、DSTMサーバを介してDSTMクライアントに転送することによって行われる。
本発明は、TEPにDNSv4のための基本的な検索及び応答機能を備えることによって、IPv4ネットワークの1つのホストがDSTMドメイン内のDSTMクライアントに接続を試みることができるようにし、4in6技術を用いてDNSv4に対する検索及び応答をTEP/DNSv4が行うようにすることによって、別途のDNSv6やDNS−ALGを追加することなく、IPv4ネットワークに対する接続がホストネームを介して可能になるという利点を有する。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を具体的に説明する。
図2は、本実施形態に適用されるDSTM構造を示す。
DSTMクライアント(DSTM Client)110は、DSTMドメイン内で4in6トンネル技術を用いて外部のIPv4ノードと通信を行う役目をする。IPv4サーバとして動作を行うためには、自己のドメインネームとホストネームを認識していなければならない。
DSTMサーバ(DSTM Server)120は、DSTMクライアント110に、臨時のIPv4アドレスを割り当てる役目をする。このためには、自己のIPv4アドレスプール(Pool)情報と、アドレスプールに関するドメインネーム情報と、アドレスプールに対するDSTMボーダールータに関する情報と、現在のDSTMクライアントに割り当てられたIPv4情報とを維持及び管理する。
TEP/DNSv4 200は、DSTMボーダー(Border)ルータの役目を行う。基本的な役目は、DSTMドメインから伝達された4in6パケットを逆カプセル化(Decapsulation)してIPv4ネットワークに伝達し、IPv4ネットワークから伝達されたIPv4パケットを4in6パケットにカプセル化してDSTMドメインに伝達する役目をする。
V4HOST 140は、IPv4ネットワーク内に存在するホストであり、本実施形態で実現される4in6技術の発信装置の役目をするものとみなすことができる。
DNSv4 210は、IPv4ネットワークからIPv6ネットワークに転送されるパケットを処理するためのDNSサーバであり、IPv4ネットワークにおいて一般的に使われるDNSサーバの役目と同じ役目を行う。
図3は、本実施形態のDSTMサーバ120が管理するデータの構造を示す。
図3は、2つのV6ドメインを有する場合を示し、ドメイン毎にV4アドレスプール300による、ドメインネーム(Domain name)310と、TEP情報(TEP Info)320と、クライアント情報(Client Info)330とを有する。
また、それぞれのクライアント情報330は、V6リンクローカルアドレス(V6 Link Local Address)331と、V6グローバルアドレス(V6 Global Address)332と、V4アドレス(V4 Address)333と、有効時間(Lifetime)334と、ホストネーム(Hostname)335とを含む。
図4は、本実施形態のTEP/DNSv4 200の構造を示す。
本実施形態のTEP/DNSv4 200は、DSTMドメインIP(v6ドメイン)とIPv4ドメインを接続するために、少なくとも2つ以上のV6/V4インタフェースを有する。インタフェースは、デバイスドライバ(Device Driver)及びネットワークスタック(NETWORK STACK (IPV4/IPV6))を経て、上位階層に接続するが、上位階層は、TEPプロセス(TEP Process)410、DNSv4サーバ(DNS v4 Server)420、ルーティングプロセス(Routing Process)430を含む。
すなわち、TEP/DNSv4 200は、V4のルーティング(静的ルーティングを含む)及びV6のルーティング設定のためのルーティングプロセス(routing process)430と、V4 DNSを処理するためのDNSv4サーバ(DSNv4 server)420と、トンネルメッセージを処理するために、既存のDSTMボーダールータの機能を行うTEPプロセス(TEP process)410とを含む。
本実施形態において必要なプロセスであるTEP(Tunnel End Point)プロセス410は、基本的に最小限のDNSv4に対する検索及び応答(Query/Reply)を処理できるようにしなければならない。この処理のための基本情報は、図5に示されている。
図5は、本実施形態のTEPプロセス410のデータ構造を示す。
TEPプロセス410が管理するデータは、基本的にIPv4−Pv6間のマッピングテーブルの構造よりなり、V6ドメインとV4ドメインを接続する役目をする。図3に示すの例と同様に、図5に示す例でも、2つのV6ドメインを有する場合には、それぞれのドメインによって管理するV6アドレス(V6 address)51と、V6アドレス51の各々にマッチングするV4アドレス(V4 address)52と、ホストネーム(Host name)53と、有効期間(Lifetime)54とを該当情報として有している。
図6は、本実施形態のメッセージの流れを示す。
図6の過程は、大きく、DNSのための基本設定過程(図中の点線より上の部分)と、IPv4ネットワークの1つのホストがDSTMクライアントに接続を試みる過程(図中の点線より下の部分)とに分けられる。以下、これについて詳細に説明する。
まず、本実施形態の主要過程を開始する前に、装置毎に用意すべき状況は、次の通りである。
DSTMサーバ120は、DSTMドメインで使用するIPv4アドレスプール(AD POOL)に関する情報と、それに該当するドメインネーム、及びTEPのアドレス情報を有しなければならないが、これは、システム管理者により設定する。また、IPv4ネットワークのDNSv4サーバ210は、DSTMサーバ120が管理するドメインネームのDNSv4のアドレスを、TEPのアドレスに設定する。
以下、DNSのための基本設定過程を説明する。
DSTMクライアント110は、最初のブーティング時に、IPv6アドレスを有し、サーバとしての動作が必要な場合に、トンネル生成(Tunnel Create)メッセージを用いてDSTMサーバ120に自己のIPv6アドレス、ホストネーム、ドメインネームなどの情報を伝達する(ステップ601。図中ではステップをSと略す。)。
図7は、DSTMクライアントがDSTMサーバに転送するトンネル生成メッセージの好ましい一例を示す。
図7では、DSTMクライアント110は、DSTMサーバ120に、IPv6リンク−ローカルアドレス「fe80:0000・・・」と、IPv6グローバルアドレス「3ffe:0b00:・・・」と、ドメインネーム「alpha.co.kr」とを情報として有するホストネーム「galaxy」を含むメッセージを生成し、DSTMサーバ120に伝達していることが分かる。
トンネル生成メッセージを受信したDSTMサーバ120は、図3に示されたDSTMサーバのデータ構造において、クライアントが送ったアドレス情報の「alpha.co.kr」というドメインネーム310に該当するV4アドレスプール300とTEP情報320とを検索して、クライアント情報330に記録する。
すなわち、トンネル生成メッセージを受信したDSTMサーバ120は、IPv4アドレスプールのうち、自己のアドレスプールテーブルからドメインネームに該当する1つを選択した後、DSTMサーバ120が管理するデータ構造に記録する。
前述の過程を終了したDSTMサーバ120は、トンネル生成メッセージから取得したクライアント情報330と、ドメインネーム310と、V4アドレスプールの中から取得した1つのV4アドレスとを含む情報を、新しいトンネル生成メッセージに乗せてTEP/DNSv4 200に転送する(ステップ602)。
図8は、DSTMサーバがTEP/DNSv4に転送するトンネル生成メッセージの好ましい一例を示す。
図8を参照すれば、DSTMサーバ120が、V4アドレスプール300から選択してTEP/DNSv4 200に転送するV4アドレスは、「165.213.223.100」であることが分かる。
TEP/DNSv4 200は、DSTMサーバ120から、図7に示すようなトンネル生成メッセージを受信し、図5で説明したようなIPv4−IPv6間のマッピングテーブルに記録した後、トンネル情報メッセージを用いてDSTMサーバ120に応答し(ステップ603)、この情報は、DSTMクライアント110に転送され(ステップ604)、DNSのための基本設定過程が終了する。図8及び図9を参照してより詳細に説明する。
図9は、TEP/DNSv4がDSTMサーバ及びDSTMクライアントに転送するトンネル情報メッセージの好ましい一例を示す。
TEP/DNSv4 200は、図5に示すようなTEPデータ構造にクライアント情報を記録した後、トンネル生成が完了したことを知らせる図9に示すようなトンネル情報メッセージを生成して、DSTMサーバ120に転送する(ステップ603)。IPv4の「165.213.223.1」は、TEPのV4ドメインに接続したV4アドレスであり、IPv6の「3ffe:0b00:0c18:ffff::1」は、DSTMドメインに接続したTEP/DNSv4のIPv6アドレスである。
図9のようなメッセージを受信したDSTMサーバ120は、トンネル生成が完了したことを知らせるトンネル情報メッセージを生成して、DSTMクライアント110に転送するが(ステップ604)、このときのメッセージ形態は、TEP/DNSv4 200がDSTMサーバ120に転送する図9のメッセージ形態と同様である。
次に、IPv4ネットワークの1つのホストがDSTMクライアントに接続を試みる過程について説明する。
まず、IPv4ネットワークの1つのV4ホスト140が、DNSv4サーバ210に接続しようとするDSTMクライアント110に対するDNS検索(Query)を転送する(ステップ611)。DNSv4サーバ210は、TEP/DNSv4 200と検索及び応答(Query/Reply)により(ステップ612、ステップ613)、DSTMクライアント110のIPv4アドレスを取得した後、これをV4ホスト140に伝達する(ステップ614)。
V4ホスト140は、取得したIPv4アドレスを用いてTEP/DNSv4 200に接続を試みる(ステップ615)。TEP/DNSv4 200は、受信したIPv4パケットを分析して、自己のIPv4−IPv6間のマッピングテーブルを検索し、該当DSTMクライアント110に4in6パケットを用いて伝達する(ステップ616)。
その後の送受信過程は、TEP/DNSv4 200の中継により4in6パケットを使用したV4HOST 140とDSTMクライアント110間の通信が行われるようになる。
以下、図6乃至図9を参照して説明した本実施形態のメッセージの流れを説明する。
DSTMクライアント110は、最初のブーティング時にIPv6アドレスを有し、サーバとしての動作が必要な場合、トンネル生成(Tunnel Create)メッセージを用いてDSTMサーバ120に自分のIPv6アドレス、ホストネーム、ドメインネームなどの情報を伝達する(ステップ601)。
上記情報を受信したDSTMサーバ120は、トンネル生成メッセージから取得したクライアント情報330とドメインネーム310及びV4アドレスプールの中から取得した1つのV4アドレスを含む情報を、トンネル生成メッセージに乗せてTEP/DNSv4 200に転送する(ステップ602)。
TEP/DNSv4 200は、DSTMサーバ120からトンネル生成メッセージを受信し、IPv4−IPv6間のマッピングテーブルに記録した後、トンネル情報(Tunnel Info)メッセージを用いてDSTMサーバ120に応答する(ステップ603)。このトンネル情報は、最終的にDSTMクライアント110に転送され(ステップ604)、これにより、DNSのための基本設定過程が終了する。
DNSのための基本設定過程が行われた後、IPv4ネットワークの1つのホストがDSTMクライアントに接続を試みる過程は、次の通りである。
IPv4ネットワークの1つのV4ホスト140がDNSv4サーバ210に接続しようとするDSTMクライアント110に対するDNS検索(Query)を転送し(ステップ611)、DNSv4サーバ210は、TEP/DNSv4 200と検索及び応答(Query/Reply)により(ステップ612、ステップ613)、DSTMクライアント110のIPv4アドレスを取得した後、これをV4ホスト140に転送する(ステップ614)。V4ホスト140は、取得したIPv4アドレスに接続を試み(ステップ615)、TEP/DNSv4 200は、伝達されたIPv4パケットを分析して、自分のIPv4−IPv6間のマッピングテーブルを検索して、該当DSTMクライアント110に4in6パケットを用いて伝達する(ステップ616)段階を進行する。
一般的なDSTMの構造図である。 本実施形態に適用されるDSTMの構造図である。 本実施形態のDSTMサーバが管理するデータの構造図である。 本実施形態のTEP/DNSv4の構造図である。 本実施形態のTEPのデータ構造図である。 本実施形態のメッセージの流れ図である。 DSTMクライアントがDSTMサーバに転送するトンネル生成メッセージの好ましい一例である。 DSTMサーバがTEP/DNSv4に転送するトンネル生成メッセージの好ましい一例である。 TEP/DNSv4がDSTMサーバ及びDSTMクライアントに転送するトンネル情報メッセージの好ましい一例である。
符号の説明
110 DSTMクライアント
120 DSTMサーバ
130 TEP
140 V4HOST
200 TEP/DNSv4(境界変換部)
210 DNSv4
300 V4アドレスプール
310 ドメインネーム
320 TEP情報
330 クライアント情報
331 V6リンクローカルアドレス
332 V6グローバルアドレス
333 V4アドレス
334 有効時間(Lifetime)
335 ホストネーム
410 TEPプロセス
420 DNSv4サーバ
430 ルーティングプロセス

Claims (17)

  1. IPv6(Internet Protocol version 6)ネットワークとIPv4(Internet Protocol version 4)ネットワークとの間の通信方法であって、
    前記IPv6ネットワーク内に位置するDSTM(Dual Stack Transition Mechanism)クライアント及びDSTMサーバと、前記IPv4ネットワークに接続する、TEP(Tunnel End Point)データを管理しトンネルメッセージを処理しV4ドメインネーム処理を行うTEP/DNSv4との間にDNS(Domain Name System)を設定す段階と、
    前記IPv4ネットワーク内のDNSv4サーバに接続しようとする前記DSTMクライアントへのDNS検索要請を、前記IPv4ネットワーク内に位置するV4ホストから前記DNSv4サーバに転送する段階と、
    前記DNSv4サーバは、前記TEP/DNSv4との通信により前記DSTMクライアントのIPv4アドレスを取得し、前記DSTMクライアントのIPv4アドレスを前記V4ホストに伝達する段階と、
    前記V4ホストが取得した前記DSTMクライアントのIPv4アドレスを用いて前記DSTMクライアントに接続する段階と、を備えることを特徴とするデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換方法。
  2. 前記V4ホストと前記DSTMクライアントの接続は、
    前記TEP/DNSv4を介して伝達されるIPv4パケットを分析し、IPv4−IPv6間のマッピングテーブルを検索してIPv6ネットワーク内のアドレスを探し、該当するアドレスのDSTMクライアントに接続することを特徴とする請求項1に記載のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換方法。
  3. 前記DNSを設定することにより、V4ドメインネーム処理を実行する段階は、
    前記DSTMクライアントが、前記DSTMサーバにトンネル生成メッセージを発信する段階と、
    前記DSTMサーバは、前記トンネル生成メッセージから取得したクライアント情報とドメインネーム及びV4アドレスプールの中から選択したV4アドレスを含む情報を新しいトンネル生成メッセージに乗せて前記TEP/DNSv4に発信する段階と、
    前記TEP/DNSv4は、受信したクライアント情報を記録し、トンネル生成が完了したことを知らせるトンネル情報メッセージを生成し、前記DSTMサーバを介して前記DSTMクライアントに転送する段階と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換方法。
  4. 前記DSTMクライアントが前記DSTMサーバに転送するトンネル生成メッセージは、
    前記DSTMクライアントのIPv6アドレス、ホストネーム、又は、ドメインネームに関する情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項3に記載のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換方法。
  5. 前記DSTMサーバが前記TEP/DNSv4に転送するトンネル生成メッセージは、
    前記DSTMクライアントのIPv6リンク−ローカルアドレス、IPv6グローバルアドレス、ホストネーム、ドメインネームの情報と、前記DSTMサーバが前記IPv4アドレスプールの中から前記ドメインネームとマッチングするように選択したV4アドレスに関する情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項3に記載のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換方法。
  6. 前記DSTMドメインで使用するIPv4アドレスプール、該IPv4アドレスプールに対応するドメインネーム及びTEPのアドレスに関する情報は、システム管理者により設定され、前記DSTMサーバに格納されることを特徴とする請求項1に記載のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換方法。
  7. 前記TEP/DNSv4は、
    TEP(Tunnel End Point)データを管理し、トンネルメッセージを処理し、V4ドメインに接続してV4ドメインネーム処理を行い、V4ルーティング及びV6ルーティングを設定するためのルーティングプロセス機能を制御することを特徴とする請求項1に記載のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換方法。
  8. 前記TEPデータは、
    IPv4−IPv6間のマッピングテーブルの構造よりなり、DSTMドメイン毎にV6アドレス、V4アドレス、ホストネーム及び有効時間に関する情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項7に記載のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換方法。
  9. 前記DNSを設定することにより、V4ドメインネーム処理を実行する段階の前に、
    前記DSTMサーバは、前記DSTMドメインで使用するIPv4アドレスプールに関する情報、前記DSTMドメインで使用するIPv4アドレスプールに対応するドメインネーム及び前記TEPのアドレス情報を取得し、
    前記DNSv4は、前記DSTMサーバが管理するドメインネームのDNSv4アドレスをTEPのアドレスに設定する段階をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換方法。
  10. IPv6(Internet Protocol version 6)ネットワークとIPv4(Internet Protocol version 4)ネットワーク間の通信システムであって、
    前記IPv6ネットワーク内で4in6トンネルを用いて外部の前記IPv4ネットワーク内のノードと通信するDSTMクライアントと、
    IPv4アドレスプール、該IPv4アドレスプールに対応するドメインネーム及びTEPのアドレスに関する情報を管理するDSTMサーバと、
    前記DSTMサーバと前記IPv4ネットワークとを接続してTEPデータを管理し、前記IPv4ネットワークから伝達されたパケットをカプセル化して前記IPv6ネットワークに転送するとともに、前記DSTMクライアント及び前記DSTMサーバを介して前記IPv6ネットワークから伝達されるパケットを逆カプセル化して前記IPv4ネットワークに転送し、V4ドメインネーム処理を行うTEP/DNSv4と、を備えることを特徴とするデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換システム。
  11. 前記IPv4ネットワーク内に位置し、前記IPv6ネットワーク内のサーバへの接続を試みるV4ホストと、
    前記TEP/DNSv4との通信により前記DSTMクライアントのIPv4アドレスを取得し、前記DSTMクライアントのIPv4アドレスを前記V4ホストに伝達するDNSv4と、をさらに備え、
    前記V4ホストは、前記TEP/DNSv4を介して、前記取得したDSTMクライアントのIPv4アドレスを用いて前記DSTMクライアントに接続することを特徴とする請求項10に記載のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換システム。
  12. 前記TEP/DNSv4は、
    TEPデータを管理し、トンネルメッセージを処理するTEPプロセスと、
    V4ドメインに接続し、V4ドメインネーム処理を行うDNSv4サーバと、
    V4ルーティング及びV6ルーティングを設定するためのルーティングプロセスと、を備えることを特徴とする請求項10に記載のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換システム。
  13. 前記TEPデータは、
    IPv4−IPv6間のマッピングテーブルの構造よりなり、DSTMドメイン毎にV6アドレス、V4アドレス、ホストネーム及び有効時間に関する情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項12に記載のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換システム。
  14. 前記DSTMクライアント、前記DSTMサーバ及び前記TEP/DNSv4間でトンネル生成メッセージ及びトンネル情報メッセージを交換することにより、DNS(Domain Name System)を設定することを特徴とする請求項10に記載のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換システム。
  15. 前記DNSの設定は、
    前記DSTMクライアントが、前記DSTMサーバにトンネル生成メッセージを発信し、
    前記DSTMサーバは、前記トンネル生成メッセージから取得したクライアント情報とドメインネーム、及び、V4アドレスプールの中から選択したV4アドレスを含む情報を新しいトンネル生成メッセージに乗せて、前記TEP/DNSv4に発信し、
    前記TEP/DNSv4は、受信した前記クライアント情報を記録し、トンネル生成が完了したことを知らせるトンネル情報メッセージを生成し、前記DSTMサーバを介して前記DSTMクライアントに前記トンネル情報メッセージを転送することによって行われることを特徴とする請求項14に記載のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換システム。
  16. 前記DSTMクライアントが前記DSTMサーバに転送するトンネル生成メッセージは、
    前記DSTMクライアントのIPv6アドレス、ホストネーム、又は、ドメインネームに関する情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項15に記載のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換システム。
  17. 前記DSTMサーバが前記TEP/DNSv4に転送するトンネル生成メッセージは、
    前記DSTMクライアントのIPv6リンク−ローカルアドレス、IPv6グローバルアドレス、ホストネーム、ドメインネームの情報と、前記DSTMサーバがIPv4アドレスプールの中から前記ドメインネームとマッチングするように選択したV4アドレスに関する情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項15に記載のデュアルスタック変換メカニズムを用いたIPv4−IPv6変換システム。
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