JP4452654B2 - 抜取り板 - Google Patents

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本発明は、抜取り板に関し、特に、吹込みノズルを貫通させるノズル挿入貫通孔の内径を可変とすることにより、外径が異なる種々の吹込みノズルを用いる場合でも、抜取り板の交換を不要とするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種の中空成形機の打込み装置における吹込みノズルを貫通させて中空成形品の上バリを除去するための抜取り板としては、文献名等を挙げていないが、一般に、図8か図11で示される構成を挙げることができる。
すなわち、図8及図9の第1従来例において符号1で示されるものは、抜取り板2を形成するための四角状の板体であり、この板体1の中央位置には、図示しない吹込みノズルを挿入するためのノズル挿入貫通孔3が形成され、このノズル挿入貫通孔3の両側には、この抜取り板2を打込み装置に取付けるための取付穴4が形成されている。
また、図10及図11で示される第2従来例においては、前記抜取り板2が断面T字型の肉厚構造よりなり、図8及図9と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、異なる部分のみ説明すると、前記板体1の下部に、前記ノズル挿入貫通孔3と平行してエア案内孔5が形成されている。
尚、このエア案内孔5は、冷却エア6を案内して中空成形品(図示せず)の上バリを冷却し、上バリを速やかに硬化させ、除去しやすくするように構成されている。
従来の抜取り板は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、前述の図8か図11で示される抜取り板を、図示しない打込み装置の下部に装着し、この抜取り板のノズル挿入貫通孔を貫通した吹き込みノズルを金型に把持されたパリソン内に打込み、この吹込みノズルの径によって中空成形品の口部の大きさが形成され、中空成形後にこの吹込みノズルを上昇させると、この抜取り板に中空成形品の口部がひっかかり、中空成形品及び上バリが吹込みノズルから除去されて中空成形品が回収されるが、この中空成形品の口部の内径は種々あり、その中空成形品の口部の大きさに応じて吹込みノズルの大きさも変える必要がある。
この場合、この打込み装置に取付ける抜取り板も、その吹込みノズルの大きさに合わせたノズル挿入貫通孔を有する抜取り板に変更する必要があり、例えば、中空成形のロット毎に抜取り板を取替えることは、エア配管を含めてその作業は困難なものであった。
本発明による抜取り板は、金型で把持されたパリソンに吹込みノズルを打込む打込み装置の下部に設けられ、前記吹込みノズルが貫通するノズル挿入貫通孔を有する板体から構成される抜取り板において、前記板体の前記ノズル挿入貫通孔の内側には、前記ノズル挿入貫通孔の内径を可変とするための内径可変手段が設けられている構成であり、また、前記板体を保持する保持板には、冷却エアを吐出するための冷却エア吐出ノズルが設けられ、前記吹込みノズルに位置する上バリを冷却する構成であり、また、前記内径可変手段は、前記板体に設けられ前記ノズル挿入貫通孔の孔内壁を外側から貫通する複数の調整ボルトと、前記各調整ボルトの内端に設けられ弧状をなす当接片とよりなり、前記各調整ボルトは出入自在に設けられ、前記各当接片により前記ノズル挿入貫通孔の内径が設定されるようにした構成であり、また、前記内径可変手段は、前記ノズル挿入貫通孔内に同軸状に設けられた円筒状弾性部材と、前記円筒状弾性部材の内側に配設され軸方向に沿って移動自在で、かつ、外周にカム面を有する円筒状カム体とからなり、前記円筒状弾性部材は上端から下端に向けて弾性部材内径が径小となるようにした構成である。
本発明による抜取り板は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、吹込みノズルを挿入するノズル挿入貫通孔の孔内径を、内径可変手段を介して可変としているため、複数の抜取り板が不要となり、中空成形の成形サイクルの大幅な向上を計ることができる。
また、この抜取り板の周囲に冷却エア吐出ノズルが配設されているため、上バリを高効率に冷却することができ、中空成形の歩留まりを大幅に向上させることができる。
本発明は、吹込みノズルを貫通させるノズル挿入貫通孔の内径を可変とすることにより、外径が異なる種々の吹込みノズルを用いる場合でも、抜取り板の交換を不要とするようにした抜取り板を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による抜取り板の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。
図1は中空成形機の打込み装置を示すもので、基台10の金型11上には吹込みノズル12を有する打込み装置13のケース14が設けられ、このケース14には、前記吹込みノズル12を矢印Aの方向に沿って上下動させるためのサーボモータ15、カップリング15a、ナット体16、ボールネジ17及びスリーブ体18が設けられ、打込み式の電動式の打込み装置13を構成すると共に、前記スリーブ体18の下端18aに前記吹込みノズル12が接続されている。
前記抜取り板2は、より具体的には図2及び図3で示されるように構成されている。
すなわち、前記打込み装置13の下部20に設けられた保持板21には、冷却エア吐出ノズル22を有する冷却エア吐出管23が設けられ、この冷却エア吐出ノズル22は前記抜取り板2の両側から冷却エアを吐出し、中空成形時に吹込みノズル12に位置する中空成形品の上バリ30を冷却することができるように構成されている。
前記抜取り板2のノズル挿入貫通孔3には、図4及び図5のように、このノズル挿入貫通孔3の孔内径3aを可変とするための内径可変手段31が設けられている。
前記内径可変手段31は、前記板体1に設けられ前記ノズル挿入貫通孔3の孔内壁3Aを外側32から貫通すると共に矢印Bの半径方向に沿って往復移動できる複数(図4では90度毎の4本構成)の調整ボルト33と、前記各調整ボルト33の内端33aに設けられ弧状をなす当接片34とよりなり、前記各調整ボルト33は出入自在に設けられ、前記各当接片34の内面34aにより前記ノズル挿入貫通孔3の内径が設定されるように構成されている。
従って、図4及び図5で示される抜取り板2を前記打込み装置13に装着して用いる場合、前記打込み装置13に用いる吹込みノズル12の径に応じて前記内径可変手段31の内径を可変とする。
すなわち、図4の場合は、前記各調整ボルト33を最も内側へ螺入して内径を最小とした状態であり、図5の場合は、前記各調整ボルト33を最も外側へ引出して内径を最大とした状態であり、この内径の最大と最小の間で任意に選択することができる。
また、図6及図7で示す構成は、前記内径可変手段31の他の形態を示すもので、前記内径可変手段31は、前記ノズル挿入貫通孔3内に同軸状に設けられた円筒状弾性部材50と、前記円筒状弾性部材50の内側に配設され図示しない部材により軸方向に沿って移動自在で、かつ、外周にカム面51を有する円筒状カム体52とからなり、前記円筒状弾性部材50は上端50aから下端50bに向けて弾性部材内径50cが径小となるように構成されている。
従って、前記円筒状カム体52を矢印Cの方向に沿って上下動することにより円筒状弾性部材50の弾性部材内径50cが可変となり、ノズル挿入貫通孔3の内径を吹込みノズル12の径に合わせることが可能となる。
尚、前述の場合、図4及び図5の形態では、各当接片34の下端により前記吹込みノズル12上昇時の上バリ30を除去し、図6及図7の円筒状弾性部材50の下端50bが前述の上バリ30除去に用いられる。
本発明は、吹込みノズル上昇時の上バリ除去に使用されるのみではなく、物体のチャッキング等にも適用可能である。
本発明による打込み装置を示す断面図である。 図1の抜取り板の拡大平面図である。 図2のA−A断面図である。 図3の抜取り板を示す拡大平面図である。 図4の各当接片を開いた状態の平面図である。 図4の抜取り板の他の形態を示す平面図である。 図6の断面図である。 従来の抜取り板を示す平面図である。 図8の断面図である。 図8のの従来形態を示す平面図である。 図10の断面図である。
1 板体
2 抜取り板
3 ノズル挿入貫通孔
3a 孔内径
3A 孔内壁
11 金型
12 吹込みノズル
20 下部
21 保持板
22 冷却エア吐出ノズル
23 冷却エア吐出管
30 上バリ
31 内径可変手段
32 外側
33 調整ボルト
34 当接片
50 円筒状弾性部材
50a 上端
50b 下端
50c 弾性部材内径
51 カム面
52 円筒状カム体

Claims (4)

  1. 金型(11)で把持されたパリソンに吹込みノズル(12)を打込む打込み装置(13)の下部(20)に設けられ、前記吹込みノズル(12)が貫通するノズル挿入貫通孔(3)を有する板体(1)から構成される抜取り板において、
    前記板体(1)の前記ノズル挿入貫通孔(3)の内側には、前記ノズル挿入貫通孔(3)の内径を可変とするための内径可変手段(31)が設けられていることを特徴とする抜取り板。
  2. 前記板体(1)を保持する保持板(21)には、冷却エアを吐出するための冷却エア吐出ノズル(22)が設けられ、前記吹込みノズル(12)に位置する上バリ(30)を冷却することを特徴とする請求項1記載の抜取り板。
  3. 前記内径可変手段(31)は、前記板体(1)に設けられ前記ノズル挿入貫通孔(3)の孔内壁(3A)を外側(32)から貫通する複数の調整ボルト(33)と、前記各調整ボルト(33)の内端(33a)に設けられ弧状をなす当接片(34)とよりなり、前記各調整ボルト(33)は出入自在に設けられ、前記各当接片(34)により前記ノズル挿入貫通孔(3)の内径が設定されるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の抜取り板。
  4. 前記内径可変手段(31)は、前記ノズル挿入貫通孔(3)内に同軸状に設けられた円筒状弾性部材(50)と、前記円筒状弾性部材(50)の内側に配設され軸方向に沿って移動自在で、かつ、外周にカム面(51)を有する円筒状カム体(52)とからなり、前記円筒状弾性部材(50)は上端(50a)から下端(50b)に向けて弾性部材内径(50c)が径小となるように構成したことを特徴とする請求項1又は2記載の抜取り板。
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