JP4452439B2 - シート分離機構および定着装置並びに画像形成装置 - Google Patents

シート分離機構および定着装置並びに画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分離爪を有するシート分離機構および定着装置並びに画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
可視像形成のためにトナーを用いる画像形成装置においては、トナー画像を転写紙等の記録シートに永久画像として定着するために定着装置が備えられている。かかる定着装置では、加熱され回転している定着ローラや定着ベルトと、それに圧接に回転している加圧ローラや加圧ベルトと、この圧接部をシートが通過することによって、シート上に担持されたトナーが溶融されシート上にトナー画像が定着される。主に、樹脂で構成されているトナーは圧接部で溶融し、定着ローラと粘着する性質があるため、トナーへのワックス成分付加、定着ローラの表面を離型性の材質で被覆、定着ローラの表面にシリコーンオイルなどの離型材を塗布等の様々な手段を用いて定着ローラとトナーが粘着することを防止している。さらには、分離爪を備えたシート分離機構を定着ローラに付設して、溶融したトナーによって定着ローラに巻き付こうとしている用紙を強制的に定着ローラから分離している。
【0003】
シート分離機構の分離爪は、爪部と回転軸とを有し、回転軸を中心として爪部が定着ローラに接触するようにスプリングで加圧されている。爪部の用紙対向面は分離した用紙をそのまま搬送するガイドの形状も兼ねている。
【0004】
このようなシート分離機構を設けた定着装置においては、排紙部の付近で詰まった用紙が蛇腹状に形成された場合、用紙が分離爪を圧迫し、爪先端が定着ローラ側に押し付けられて、定着ローラに傷が付けてしまう。また、定着ローラの表面が弾性体層で構成されている場合は、分離爪の先端が定着ローラに食い込みその表層を剥ぎ取ってしまうという問題点があった。
【0005】
そこで、ジャムした用紙が分離爪と接触するとき、用紙の押圧力で分離爪が定着ローラへ食い込まない方向へ移動する機構が多数提案されているが、これらの分離爪保持機構はリンク機構やスプリングなどの部品数増加によって、部品コスト、製造コスト、メンテナンスコストの増加という不具合が発生する。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−272259号公報
特開平8−272259号公報では、分離爪の回転軸を溝形状のガイドで支持して、この溝に沿って分離爪の移動を規制し、かつ、回転体に分離爪を付勢するスプリングの付勢力を分離爪の位置決めとして利用して構成の簡略化を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記公報に記載されたシート分離機構は組み付け時にスプリングをセットするまでには分離爪が位置決めされていないため、セット時に分離爪ががたついたりしてスプリングの組み付け性が劣ってしまう。また、小さいスプリングをセットするためにはラジオペンチなどの工具が必要であるため、複数個(一般的に4〜10個)の分離爪を組み付けるにはそれ相応の組み付け時間が必要であった。さらに、上記公報に記載されたシート分離機構は分離爪が移動したときに回転軸がねじれの状態となると溝と競って分離爪がスムーズに移動しなくなるという不具合が発生することもあった。
【0008】
本発明は、上記した従来の問題に鑑み、分離爪の組み付けが容易で、部品点数の少ないシート分離機構および定着装置並びに画像形成装置を提供することを課題としている。
【0009】
上記課題を解決するため、本発明は、回転体表面に爪部が摺接可能な分離爪回転軸の回りを回転可能に装着された分離爪と、前記分離爪回転軸を含み該分離爪を保持するホルダとを有し、該ホルダが装置本体の取り付け部に設けられたホルダ回転軸を中心として分離爪回転軸を所定角度回転可能に装着されるシート分離機構において、前記分離爪回転軸は前記ホルダ回転軸よりも回転体表面近くに配置され、前記ホルダ回転軸は前記回転体中心から分離爪回転軸の方向の延長方向に配置され、前記分離爪回転軸は前記ホルダ回転軸を中心としたホルダの回転によって、回転体表面近くを回転体回転方向上流側位置から回転体回転方向下流側位置に変位可能であり、前記分離爪はバネによって前記分離爪回転軸を中心として爪部が前記回転体表面に摺接する摺接方向への回転力が付勢され、前記装置本体の取り付け部には、基部及び該基部両端の折り曲げ部が設けられ、前記ホルダには分離爪回転軸を回転体回転方向上流側位置に回転付勢する板バネ、前記ホルダ回転軸が嵌合される回転軸穴及びホルダ底部が設けられており、当該ホルダはホルダ回転軸を回転軸穴に挿入して前記取り付け部へ装着されると、ホルダ底部が取り付け部の折り曲げ部に接触し、前記基部に当ることによって付勢される前記板バネの弾性によって分離爪回転軸が回転体回転方向上流側位置に保持され、前記分離爪がジャムしたシートによって回転体の回転方向下流側方向へ押されたとき、前記ホルダが前記ホルダ回転軸を中心として、前記板バネの弾性に抗して回転体の回転方向下流側位置方向へ回転され、前記装置本体には前記ホルダの前記ホルダ回転軸を中心として回転体の回転方向下流側位置方向への回転されたときに前記分離爪に設けられた突起が接触するストッパが設けられ、前記ホルダの前記ホルダ回転軸を中心とした回転体の回転方向下流側位置方向への回転動作に伴う、前記分離爪の突起と前記ストッパとの接触により、分離爪は分離爪回転軸を中心として分離爪の爪部が回転体から離れる方向へ移動されることを特徴とするシート分離機構を提案する。
【0010】
なお、本発明は、前記板バネが前記ホルダと一体に設けられていると、効果的である。
【0011】
さらにまた、本発明は、前記ホルダに前記分離爪を前記回転体に接する方向への付勢する弾性部材が一体に設けられていると、効果的である。
また、上記課題を解決するため、本発明は、請求項1ないし4の何れか一項に記載のシート分離機構を用いた定着装置が設けられていることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るシート分離機構を用いた画像形成装置を概略的に示す構成図である。
【0013】
図1において、像担持体としての感光体1は、図示していない駆動手段によって矢印方向に回転駆動され、この感光体1が回転されるとき、帯電ローラ2によって感光体表面が一様に帯電される。この帯電部分には、レーザーによる光書き込み手段8によって露光されることにより静電潜像が形成され、静電潜像は現像装置によって現像されてトナー像となる。一方、給紙部9では記録媒体としてのシート状の用紙10が給紙され、用紙10はレジストローラ16によって上記トナー像にタイミングに合わせて転写部へ搬送される。転写部では、転写ローラ4の作用によってトナー像が用紙10へ転写される。
【0014】
トナー像が転写された用紙10は、搬送ベルト7を介して定着装置20へ搬送され、定着装置20にてトナー像が用紙10に定着されて永久画像となり、排紙ローラ対17を介して排紙トレイ18へ排紙される。また、転写後の感光体1はクリーニング装置5によって残留トナーが清掃され、さらに除電装置6によって残留電荷が除去されて次の画像形成に備えられる。
【0015】
本発明に係るシート分離機構は、上記定着装置20に設けられており、図2はシート分離機構を付設した定着装置20の概略を示す説明図である。
図2において、定着装置20は定着ローラ21と、該定着ローラに圧接された加圧ローラ22を有し、定着ローラ21は図示していないが、金属性パイプと、その表面に0.1mm〜3mm程度のシリコーンゴム層と、そのゴム層の表面に20μm〜200μmのPFAチューブが被覆された弾性を有するローラである。この定着ローラ21には、内部に配置したハロゲンランプ等の熱源(図示せず)を備え、該熱源は図示していない表面温度を検知する温度検知素子の測定結果をもとにオン・オフされて、定着ローラ21の表面温度が所定の温度域になるように制御されている。
【0016】
加圧ローラ22は、図示していないが、金属製パイプと、その表面に1mm〜5mm程度のシリコーンゴム層と、そのゴム層の表面に20μm〜200μmのPFAチューブが被覆された弾性を有するローラである。この加圧ローラ22は、定着ローラ21が図示していない駆動手段によって回転されることによって従動回転される。なお、符号11,12は上下ガイド板である。
【0017】
このように構成された定着装置20は、定着ローラ21と加圧ローラ22との圧接によって形成されるニップ部23に上記したトナー像を担持した用紙10が送り込まれて挟持搬送するときに、トナーを熱と圧力によって用紙20に定着する。この定着時において、ニップ部23を通過した用紙は、ニップ部23で溶融したトナーが定着ローラ21と粘着しようとするため、定着ローラ21側に巻き付きながら排出される場合がある。定着ローラ21への用紙の巻き付きは、高温下で定着ローラ21が傷付かないように作業するため、処理に時間を要する。したがって、定着ローラ21にはトナーの粘着によって巻き付こうとする用紙10を分離させる分離爪50を備えたシート分離機構30が設けられている。このシート分離機構30は、一般的なプリンタ等の場合、用紙幅に対応して4ないし10個程度設けられている。
【0018】
本実施形態におけるシート分離機構30は、図2および図3に示すように、分離爪50を支持するホルダ40と、該ホルダ40が組み付けられる装置本体のフレーム13に設けられた取り付け部としてのブラケット31とを有している。フレーム13は、板金部材で作られ、これにブラケット31が固定されている。ブラケット31は、図4に示すように、側面から見ると角張ったCの字を90度右回転させた左右対称な断面形状に形成される。すなわち、ブラケット31にはフレーム13に固定される基部32と、基部32の左右両側に設けられた腕部33と、腕部33の先端に設けられた折り曲げ部34とが形成されている。そして、腕部33にはその内面側に互いに対向し、短軸で構成されたホルダ回転軸35が設けられている。なお、符号19はジャム紙により押圧された分離爪50の移動を規制する分離爪ストッパである。
【0019】
他方、ホルダ40は図3および図5に示すように、コの字を90度右回転させた左右対称な断面形状に形成されたホルダ体41と、該ホルダ体41に装着される分離爪50とを有している。ホルダ体41は、SUS301などの板バネ材料で形成され、図5の水平方向に延びる基板部42と、基板部42の両側に垂下された側板部43とを有している。そして、ホルダ体41は基板部42の上部に板バネ44が設けられ、その下部に分離爪50を所定位置に保持するストッパ45が設けられている。さらに、側板部43は図3から明らかなように、左右方向に延び、その図3の右端側には後述する分離爪の回転軸が嵌合される小軸穴が形成されている。また、側板部43の左端側にはブラケット31の腕部33に設けられたホルダ回転軸35が嵌合される回転軸穴46が形成されている。
【0020】
また、分離爪50は分離爪回転軸51に固定された爪部52と突起53とを有しており,これら部材は耐熱性樹脂(例えば、PPS、PEEK)の一体成形によって作ることができる。分離爪50の分離爪回転軸51には,両端に軸心が一致した小軸54が設けられ、この小軸54が上記したホルダ体41の脚板部43に形成された小軸穴に嵌合されている。なお、小軸穴は小軸54が嵌合された図3では小軸54と同じ部分になるので、符号を付していない。
なお、図2に示すように、分離爪回転軸51はホルダ回転軸35よりも回転体21表面近くに配置され、ホルダ回転軸35は回転体21の中心から分離爪回転軸51の方向の延長方向に配置されている。
【0021】
ホルダ40は、小軸穴への小軸54の嵌合によりホルダ体41に分離爪50が回転可能に装着され、これに分離爪50の爪部52が定着ローラ21に摺接する方向への弾性力を付勢する捩りバネ55を装着することにより完成する。なお、捩りバネ55の装着は手間のかかる作業であるが、本発明の場合分離爪50を画像形成装置に組み込む前に行えるので、その作業性が容易になる。
【0022】
かくして、分離爪50を装着したホルダ40が完成すると、該ホルダ40を図3に示すように、矢印P方向からブラケット31に挿入し、回転軸穴46にホルダ回転軸35を嵌合するだけでシート分離機構30の組み付けが完了する。このとき、ホルダ体41の側板部43の底部47が折り曲げ部34との接触を保つようにしてホルダ40をブラケット31に挿入すると、ホルダ体41上に設けられた板バネ44が折り曲がる方向へ弾性変形され、装着後も板バネ44は弾性変形することになり、その板バネ44の作用によりホルダ40がブラケット31に一体的に保持される。すなわち、ブラケット31の基部32と折り曲げ部34の幅は板バネ44の先端からホルダ底部47の幅よりも狭いが、ホルダ体41の側板部43の上下方向の幅より大きいため、ホルダ40をブラケットに挿着すると、板バネ44の弾性によってホルダ底部47が折り曲げ部34に圧接した状態で保持される。また、ホルダ40の組み付け時において、ホルダ体41が板バネ材料から作られているので、ホルダ回転軸35と回転軸穴46の嵌合も側板部43が一時的に弾性変形することで容易に嵌合することができる。
【0023】
このようにして、シート分離機構30はホルダをアッセンブリ化して装置への組み付けが行われるので、その組み付けがきわめて簡単である。次に、組み付けが完了したシート分離機構30の作動の態様を図6および図7を用いて説明する。
図6は分離爪回転軸51が回転体回転方向上流側位置にあり、図7は分離爪回転軸51が回転体回転方向下流側位置にある。
【0024】
図6において、排紙ローラ17を基点として用紙10がジャムすると、排紙ローラ17の下流側に設けられた用紙センサ(図示せず)が用紙到着せずを検知するまで定着ローラ21は回転を続ける。そのため、ジャムした用紙は上下ガイド板11,12の間で蛇腹状に詰まっていくと、用紙10が分離爪50の底部を上方へ押し上げる。このとき、分離爪50はホルダ回転軸35を中心としてホルダ40が板バネ44の作用に抗して反時計方向に回転することにより、上ガイド板11内へ退避する。この段階では、用紙10が分離爪50を押す力がホルダ回転軸35を中心として分離爪50を移動する力に変換されるので、定着ローラ21が分離爪50を押し付けられて傷付くことはない。
【0025】
さらに用紙が詰まっていくと、図7に示すように、用紙がさらに分離爪50を押し上げ、分離爪50は移動量いっぱいに移動する。この状態では、分離爪50の突起53が分離爪ストッパ19と接触し、分離爪50の爪部52が定着ローラ21から離間する方向に移動する。そのため、用紙によって分離爪50をいくら押し上げられても分離爪50の爪部52は定着ローラ21から離間するため、定着ローラ21に傷をつけることはない。なお、図7では分離爪50の爪部52が完全に定着ローラ21から離間しているが、完全に離間しなくても定着ローラ21への食込み力が減少することは明白である。
【0026】
図8および図9は、本発明の他の実施形態を示す正面および側面説明図であって、本実施形態では捩りバネ55の代わりにホルダ40と一体に形成した板バネ56を用いている。すなわち、分離爪50を定着ローラ21へ当接させる付勢力を板バネ56によって与えるように構成している。
【0027】
このように構成すると、ホルダ40においては組み付け時に捩りバネ55を分離爪50にセットしなくてもよいため、さらに組立性が容易となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、各種改変することができる。
【0028】
上記実施形態では、板バネ44がホルダ体41と一体に形成したものであるが、製造コスト等は劣るが板バネ44とホルダ体41とを別体で形成し、その両者を接着、溶接等で固定したものであってもよい。
【0029】
また、上記実施形態において回転体を定着ローラで説明したが、回転体は加圧ローラであってもよく、さらに弾性ベルトやフィルムを複数のローラに掛け回したベルト定着装置の任意のローラに巻き掛けた位置に分離爪を配置する装置にも適用することができる。さらには、シート分離機構は分離爪を使用する感光体ドラムや感光体ベルトにも採用可能であることは明白である。
【0030】
【発明の効果】
請求項1の構成によれば、シート分離機構の組み付け性が大幅に向上し、しかも部品点数も減少するとともに、ジャムしたシートによって分離爪が押されてもホルダが板バネの作用に抗してホルダ回転軸を中心に摺接方向に回転するので、ジャムシートによる分離爪によって回転体表面が傷つくことを防止することができる。
【0031】
請求項2の構成によれば、板バネがホルダと一体に設けられているので、請求項1に記載した効果がより確実に得られる。
【0032】
請求項の構成によれば、ホルダに分離爪を回転体に接する方向への付勢する弾性部材が一体に設けられているので、部品コストの低減、組立性の容易化が可能にすることができる。
【0033】
請求項の構成によれば、請求項1ないしの何れか一項に記載されたシート分離機構を用いるので、製造コストが低減された定着装置を提供することができる。
請求項5の構成によれば、請求項4に記載された定着装置を用いるので、製造コストが低減された画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置を概略的に示す構成図である。
【図2】本発明に係るシート分離機構を用いた定着装置の説明図である。
【図3】図2に示すシート分離機構の正面説明図である。
【図4】図2に示すシート分離機構のブラケットの側面説明図である。
【図5】図2に示すシート分離機構のホルダの側面説明図である。
【図6】本発明に係るシート分離機構を用いた定着装置のジャム発生時を示す説明図である。
【図7】図6のジャムがさらに進行した状態を示す説明図である。
【図8】本発明の他の実施形態を示すシート分離機構の正面説明図である。
【図9】図8のシート分離機構の側面説明図である。
【符号の説明】
10 用紙
20 定着装置
21 定着ローラ
30 シート分離機構
31 ブラケット
40 ホルダ
41 ホルダ体
44 板バネ
50 分離爪
55 捩りバネ
56 分離爪用板バネ

Claims (5)

  1. 回転体表面に爪部が摺接可能な分離爪回転軸の回りを回転可能に装着された分離爪と、前記分離爪回転軸を含み該分離爪を保持するホルダとを有し、該ホルダが装置本体の取り付け部に設けられたホルダ回転軸を中心として分離爪回転軸を所定角度回転可能に装着されるシート分離機構において、
    前記分離爪回転軸は前記ホルダ回転軸よりも回転体表面近くに配置され、
    前記ホルダ回転軸は前記回転体中心から分離爪回転軸の方向の延長方向に配置され、
    前記分離爪回転軸は前記ホルダ回転軸を中心としたホルダの回転によって、回転体表面近くを回転体回転方向上流側位置から回転体回転方向下流側位置に変位可能であり、
    前記分離爪はバネによって前記分離爪回転軸を中心として爪部が前記回転体表面に摺接する摺接方向への回転力が付勢され、
    前記装置本体の取り付け部には、基部及び該基部両端の折り曲げ部が設けられ、
    前記ホルダには分離爪回転軸を回転体回転方向上流側位置に回転付勢する板バネ、前記ホルダ回転軸が嵌合される回転軸穴及びホルダ底部が設けられており、
    当該ホルダはホルダ回転軸を回転軸穴に挿入して前記取り付け部へ装着されると、ホルダ底部が取り付け部の折り曲げ部に接触し、前記基部に当ることによって付勢される前記板バネの弾性によって分離爪回転軸が回転体回転方向上流側位置に保持され、
    前記分離爪がジャムしたシートによって回転体の回転方向下流側方向へ押されたとき、前記ホルダが前記ホルダ回転軸を中心として、前記板バネの弾性に抗して回転体の回転方向下流側位置方向へ回転され、
    前記装置本体には前記ホルダの前記ホルダ回転軸を中心として回転体の回転方向下流側位置方向への回転されたときに前記分離爪に設けられた突起が接触するストッパが設けられ、
    前記ホルダの前記ホルダ回転軸を中心とした回転体の回転方向下流側位置方向への回転動作に伴う、前記分離爪の突起と前記ストッパとの接触により、分離爪は分離爪回転軸を中心として分離爪の爪部が回転体から離れる方向へ移動される
    ことを特徴とするシート分離機構。
  2. 請求項1に記載のシート分離機構において、前記板バネが前記ホルダと一体に設けられていることを特徴とするシート分離機構。
  3. 請求項1または2に記載のシート分離機構において、前記ホルダに前記分離爪を前記回転体に接する方向への付勢する弾性部材が一体に設けられていることを特徴とするシート分離機構。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載のシート分離機構を用いることを特徴とする定着装置。
  5. 請求項4に記載の定着装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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