JP4451993B2 - 風洞設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は風洞に関し、遷音速、超音速での試験において、模型の支持を容易に行うことができるような構造としたものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の風洞の一般的な構成を示し、(a)は側面図、(b)は(a)におけるD−D矢視図、(c)は(a)におけるE−E矢視図である。これらの図において、50は模型支持部、51は遷音速カート、52は気流80の流入部、53は気流の流出部であり、流入部52は、図示を省略しているが、上下の壁を油圧シリンダ等で上下動して変形させ、壁の曲面を変化させ、気流80の流出通路をそれぞれの音速での試験に応じて変化させるノズル構造となっている。模型支持部50の底面には支持台54が取付けられ、支持台54には車輪55が設けられ、床70上のレールに沿って模型支持部50を風洞軸方向に移動できるようになっている。超音速域での試験を行う際には、遷音速カート51を、風洞軸方向と直交する方向のレール(図示省略)に沿って横に退避させ、模型支持部50を風洞軸方向へ移動させて模型支持部50と流入部52の出口とを直接接続し、超音速域での試験を行う。
【0003】
60は板状のストラットであり、その断面形状は気流を乱さないように、(b)に示すような形状としている。ストラット60の途中にはスティングポッド61が設けられ、スティングポッド61にはスティング62の一端が取付けられ、スティング62の他端には航空機、等の模型100が図示していない天秤を介して取付けられる。スティングポッド61は、支点64周りに垂直面内で回転できるようにストラット60に取り付けられ、ストラット駆動装置63により上下するストラット60の動きと連動して、支点64周りに回転するようにしてあり、航空機、等の模型100の姿勢角が変更される。
【0004】
上記のような構成の風洞において、遷音速域で模型100の試験(空気力測定)を行う際には、流入部52のノズル形状を、図示省略のシリンダを作動させて設定の上、気流80を流して遷音速カート51と模型支持部50が連接された図示の状態で試験が実施される。一方、超音速域での試験では、遷音速カート51を取外して横へ移動して退避させ、模型支持部50を流入部52に接続して、模型100を流入部52内に配置した状態で試験を行う(流入部52のノズル形状は超音速気流にあわせて変更)。
【0005】
上記のように、航空機、等の模型100を用いた空気力計測では、模型支持装置は1台であるが、上記模型100周りの気流分布計測や、上記模型100の近傍での搭載物模型の空気力計測では、上記模型100の支持装置の他に、ヨーメータや搭載物模型用の支持装置が必要である。後者支持装置の設置にあたり、図7に示す支持装置の改修等が必要であり、設計の自由度が小さかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、遷音速域、超音速域のいずれの場合においても図7に示す支持装置の改修、取外しや模型支持部50内への支持装置の新設等を不要とし、航空機、等の模型周りの気流分布計測や航空機、等の模型近傍での搭載物模型の空気力計測ができる風洞を提供することを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は前述の課題を解決するために次の手段を提供する。
【0008】
(1)気体流入部からの気流を遷音速カート、模型支持部へ順次導き、気体流出部より流出させ、模型支持装置で支持した模型を前記気流に対向させて風洞試験を行う風洞設備において、前記遷音速カートと前記模型支持部との間に設けられ、前記遷音速カートに導かれた前記気流を前記模型支持部に導く第2模型支持部に前記模型支持装置を設け、前記模型支持装置は、模型を前記第2模型支持部よりも風洞の気流方向(風洞軸方向)の上流側に配置することを特徴とする風洞設備。
【0009】
(2)前記遷音速カートは床に配設された前記風洞軸方向と直交するレール上に搭載され横方向へ移動して退避し、前記模型支持部は床に配設された前記風洞軸方向のレールに搭載され前記第2模型支持部と共に前記風洞軸方向へ移動可能とし、超音速域の試験時には前記第2模型支持部と前記気体流入部とを連接可能とすることを特徴とする(1)記載の風洞設備。
【0010】
(3)前記模型支持装置は前記第2模型支持部内の上部から懸吊する上部支持装置と前記第2模型支持部内下部に設けられた下部支持装置からなり、2個の模型等を支持可能とすることを特徴とする(1)又は(2)記載の風洞設備。
【0011】
(4)前記下部支持装置は、スティング及び天秤を介して前記上部支持装置に支持された模型に対応の実機に搭載される搭載物の模型を支持し、前記スティングは前記搭載物模型の空間内での平行移動、または回転移動を可能とすることを特徴とする(3)記載の風洞設備。
【0012】
本発明の(1)においては、遷音速域では、遷音速カート、第2模型支持部、模型支持部を組合せた状態で気流を流し、第2模型支持部に設けられた支持装置に模型等を支持し、遷音速カート内に模型等を配置して試験を実施することができる。超音速域においては流入部と第2模型支持部が連接しており、第2模型支持部の支持装置に模型等を取付けるのみで流入部内に模型等を配置して試験が可能となる。従って、遷音速域、超音速域のいずれにおいても模型支持部の支持装置の改修をすることなく試験が実施できる。
【0013】
本発明の(2)では、遷音速域での試験においては、遷音速カート、第2模型支持部、模型支持部の組合せにより、第2模型支持部に取付けた支持装置に模型等を取付け、試験を実施するが、超音速域での試験に際しては、遷音速カートをレールに沿って横移動して退避させ、模型支持部を風洞軸方向へ移動させて第2模型支持部と気体流入部とを直接接続する。この状態で第2模型支持部の支持装置に模型等を取付け、模型支持部と第2模型支持部は連接しているので、模型支持部内の支持装置の改修をすることなく、試験を実施することができる。
【0014】
本発明の(3)では、支持装置は上部、下部支持装置からなり、上部支持装置には例えば、航空機、等の模型を取付け、下部支持装置にはヨーメータを取付けて気流分布、等を測定することができ、上記(1)又は(2)の発明がより効果的に実施できる。
【0015】
本発明の(4)では、上部支持装置には例えば、航空機、等の模型を取付け、下部支持装置には航空機の搭載物模型を、天秤を介して取付け、搭載物模型に作用する空気力を測定することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実施の第1形態に係る風洞の側面図である。図において、模型支持部50、遷音速カート51、流入部52、流出部53、支持台54、車輪55、ストラット60、スティングポッド61、ストラット駆動装置63は図7で説明した従来の構成と同じものである。本発明の特徴部分は模型支持部50と遷音速カート51との間に第2模型支持部1を接続した構成であり、第2模型支持部1には上部ストラット2、下部ストラット3、上部ストラット2に取付けられたスティング5を設け、スティング5に模型100を取付け、更に、下部ストラット3に取付けたスティング6、スティング6先端にヨーメータ101を取付けた構成としたものである。
【0017】
図示の状態では、第2模型支持部1に取付けた模型100とヨーメータ101を遷音速カート51の内に配置し、遷音速域での試験を行う状態を示しており、超音速域での試験を行う際には、図7の従来例で説明したように、遷音速カート51を取外し、模型支持部50に取り付けられた第2模型支持部1を流入部52に直接接続して気流80を流し、第2模型支持部1に取付けた上部ストラット2にスティング5を介して模型100を取付け、更に下部ストラット3にスティング6を介して取付けたヨーメータ101とにより超音速域での試験がなされる。なお、遷音速カート51は、図7の従来例と同様に、図示していないが風洞軸方向(前後方向)と直交する方向のレールを床に配設しておき、横に移動して退避させることにより容易に取り外すことができる。
【0018】
図2は図1におけるA−A矢視断面図であり、第2模型支持部1の上部にはX軸ガイド部材11、Y軸ガイド部材12が取付けられ、両ガイド部材11,12に沿ってX軸,Y軸方向に移動可能な上部ストラット2が懸吊した状態で取付けられ、その下端にはスティング5の一端が取付けられ、その他端には航空機、等の模型100が取付けられている。又、第2模型支持部1の下部にはY軸ガイド部材13がY軸方向に配置され、下部ストラット3がY軸方向に移動可能に取付けられている。下部ストラット3の上端部にはスティング6の一端がスティングポッド7を介して取付けられ、その他端にはヨーメータ101が取付けられている。
【0019】
図3は模型100及びヨーメータ101の取付部の詳細な側面図であり、第2模型支持部1の内部上面には風洞軸(風洞の前後)方向にX軸ガイド部材11が、X軸と直交するY軸方向にはY軸ガイド部材12が、それぞれ配置されている。Y軸ガイド部材12はレール11aと係合してX軸方向に移動すると共に、上部ストラット2をY軸方向に移動可能としている。従って、上部ストラット2はスティング5を介して模型100をX軸、Y軸方向へ移動可能とし、模型100を所望の位置へ設定させることができる。
【0020】
又、第2模型支持部1の下部にはY軸ガイド部材13が配設されており、下部ストラット3はY軸ガイド部材13に沿ってY軸方向へ移動可能としている。下部ストラット3にはスティング6の一端が、スティングポッド7を介して下部ストラット3の上端部に、上下方向、即ちZ軸方向へ移動可能となるように取付けられ、スティング6の先端にはヨーメータ101が取付けられている。
【0021】
図4は模型100、ヨーメータ101の取付の詳細な平面図であり、(a)は図3におけるB−B矢視図で模型100の取付を、(b)はC−C矢視図でヨーメータ101の取付を、それぞれ示す。(a)において、上部ストラット2はレール12aを介してY軸ガイド部材12に取付けられ、レール12aに沿ってY軸方向に移動できると共に、Y軸ガイド部材12はX軸ガイド部材11のレール11aに係合し、レール11aに沿ってX軸方向へ移動可能である。従って、上部ストラット2にはスティング5を介して模型100を取付け、模型100をX軸、Y軸方向へ移動可能とし、模型を所望の位置へ設定することができる。
【0022】
(b)において、Y軸ガイド部材13は第2模型支持部1内の下部に取付けられ、下部ストラット3はY軸ガイド部材13に設置されたレール13aに係合し、レール13aに沿って下部ストラット3をY軸方向へ移動可能としている。従って、下部ストラット3はスティング6を介してヨーメータ101をY軸方向及びZ軸方向へ移動可能としている。
【0023】
図5は上記に説明した実施の第1形態に係る風洞の全体外観を示す斜視図である。図示のように、模型支持部50と遷音速カート51との間には、第2模型支持部1が接続されている。模型支持部50には従来と同様にストラット60、スティングポッド61がそのまま取付けられている。
【0024】
第2模型支持部1内の上部には、上部ストラット2がX軸,Y軸方向に移動可能に取付けられ、又、下部には、下部ストラット3がY軸方向及びZ軸方向(上下方向)へ移動可能に取付けられている。上部ストラット2にはスティング5を介して模型100が取付けられ、下部ストラット3には、スティング6がZ軸方向(上下方向)へ移動可能に取付けられ、スティング6にはヨーメータ101が取付けられている。従って、ヨーメータはY軸,Z軸方向へ移動可能となっている。このような構成の第2模型支持部1を取付けることにより超音速域と遷音速域での両域での試験が可能となる。
【0025】
上記に説明した実施の第1形態に係る風洞によれば、模型支持部50には既存のストラット60、スティングポッド61をそのまま残し、模型支持部50と遷音速カート51との間に第2模型支持部1を介在させ、第2模型支持部1に模型100とヨーメータ101とを支持させる構成としたので次のような効果が得られる。
【0026】
遷音速域の試験では、模型支持部50と第2模型支持部1及び遷音速カート51の組合せにより模型100をX軸,Y軸方向へ自由に移動可能であり、模型100を所望の位置へ配置しておき、ヨーメータ101をY軸方向、Z軸方向の所望の位置に配置することで航空機、等の模型周りの気流分布が容易に測定できる。
【0027】
超音速域の試験では、遷音速カート51を従来と同様に退避させて取り除き、第2模型支持部1と流入部52を連結させるのみで、超音速域での試験が容易に実施できる。上記のように第2模型支持部1に設置された上部ストラット2、下部ストラット3からなる支持装置は、スティング5,6の取付け調整のみにより、遷音速域、超音速域のいずれの試験にも適用できる。
【0028】
又、第2模型支持部1もY軸方向にレールで移動可能とし、遷音速カート51と同様に退避させて取外し可能な構成とすれば、従来と同様にストラット60、スティングポッド61を用いて、模型100を模型支持部50内へ支持することで、超音速域及び遷音速域で模型100に作用する空気力計測が可能となり、試験の適用範囲が広まるものである。
【0029】
図6は本発明の実施の第2形態に係る風洞の模型支持部の内部側面図である。図において、模型100を支持する上部ストラット2、X軸ガイド部材11、Y軸ガイド部材12、スティング5は図3に示す実施の第1形態と同じ構成であり、又、下部ストラット3、Y軸ガイド部材13も実施の第1形態と同じである。本実施の第2形態においては、下部ストラット3にスティング21,22,23を介して搭載物模型102を支持した構成である。
【0030】
下部ストラット3にはスティング21の一端が、スティングポッド7を介して上下動(Z軸方向)可能に取付けられ、その他端にはZ軸と平行な軸を中心としてβ方向(水平面で)に回転可能な連結部24が取付けられている。連結部24にはスティング22が連結され、スティング22の先端には連結部24の回転軸と直交する軸を中心にα方向に回転可能な連結部25が取付けられている。連結部25には更にスティング23が取り付けられ、スティング23の先端には図示していない天秤を介して搭載物模型102が取付けられている。
【0031】
上記のような構成とすることで、模型100の近傍において、搭載物模型102に作用する空気力を計測することができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明の風洞設備は、(1)気体流入部からの気流を遷音速カート、模型支持部へ順次導き、気体流出部より流出させ、模型支持装置で支持した模型等を前記気流に対向させて風洞試験を行う風洞設備において、前記遷音速カートと前記模型支持部との間に設けられ、前記遷音速カートに導かれた前記気流を前記模型支持部に導く第2模型支持部に前記模型支持装置を設け、前記模型支持装置は、模型を前記第2模型支持部よりも風洞の気流方向(風洞軸方向)の上流側に配置することを特徴としている。
【0033】
上記の構成により、遷音速域では、遷音速カート、第2模型支持部、模型支持部を組合せた状態で気流を流し、第2模型支持部に設けられた支持装置で模型等を支持し、遷音速カート内に模型等を配置して試験を実施することができる。超音速域においても模型支持部と第2模型支持部が連接しており、第2模型支持部の支持装置に模型を取付けるのみで流入部内に模型等を配置して試験が可能となる。従って、遷音速域、超音速域のいずれにおいても支持装置の改修をすることなく試験が実施できる。
【0034】
本発明の(2)では、遷音速域での試験においては、遷音速カート、第2模型支持部、模型支持部の組合せにより、第2模型支持部に取付けた支持装置に模型等を取付け、遷音速カート内に模型等を配置して試験を実施するが、超音速域での試験に際しては、遷音速カートをレールに沿って横移動して退避させ、模型支持部を風洞軸方向へ移動させて第2模型支持部と気体流入部とを直接接続する。模型支持部と第2模型支持部は連接しており、模型支持部内の支持装置の改修をすることなく、流入部内に模型を配置して試験を実施することができる。
【0035】
本発明の(3)では、支持装置は上部、下部支持装置からなり、上部支持装置には例えば、航空機、等の模型を取付け、下部支持装置にはヨーメータを取付けて航空機、等の模型周りの気流分布を測定することができ、上記(1)又は(2)の発明がより効果的に実施できる。
【0036】
本発明の(4)では、上部支持装置には例えば、航空機、等の模型を取付け、下部支持装置には航空機の搭載物模型を取付け、航空機の搭載物模型に作用する空気力の計測が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る風洞設備の側面図である。
【図2】図1におけるA−A矢視断面図である。
【図3】本発明の実施の第1形態に係る風洞設備の模型支持部の内部側面図である。
【図4】図3における矢視図であり、(a)はB−B矢視図、(b)はC−C矢視図である。
【図5】本発明の実施の第1形態に係る風洞設備全体の斜視図である。
【図6】本発明の実施の第2形態に係る風洞設備の模型支持部の側面図である。
【図7】従来の風洞設備を示し、(a)は側面図、(b)は(a)におけるD−D矢視図、(c)は(a)におけるE−E矢視図である。
【符号の説明】
1 第2模型支持部
2 上部ストラット
3 下部ストラット
5,6,21,22,23,62 スティング
7,61 スティングポッド
11 X軸ガイド部材
11a,12a,13a レール
12,13 Y軸ガイド部材
24,25 連結部
50 模型支持部
51 遷音速カート
52 流入部
53 流出部
54 支持台
55 車輪
60 ストラット
63 ストラット駆動装置
64 支点
70 床
80 気流
100 模型
101 ヨーメータ
102 搭載物模型

Claims (4)

  1. 気体流入部からの気流を遷音速カート、模型支持部へ順次導き、気体流出部より流出させ、模型支持装置で支持した模型を前記気流に対向させて風洞試験を行う風洞設備において、
    前記遷音速カートと前記模型支持部との間に設けられ、前記遷音速カートに導かれた前記気流を前記模型支持部に導く第2模型支持部に前記模型支持装置を設け
    前記模型支持装置は、模型を前記第2模型支持部よりも風洞の気流方向(風洞軸方向)の上流側に配置する
    ことを特徴とする風洞設備。
  2. 前記遷音速カートは床に配設された前記風洞軸方向と直交するレール上に搭載され横方向へ移動して退避し、
    前記模型支持部は床に配設された前記風洞軸方向のレールに搭載され前記第2模型支持部と共に前記風洞軸方向へ移動可能とし、超音速域の試験時には前記第2模型支持部と前記気体流入部とを連接可能とする
    ことを特徴とする請求項1記載の風洞設備。
  3. 前記模型支持装置は前記第2模型支持部内の上部から懸吊する上部支持装置と前記第2模型支持部内下部に設けられた下部支持装置からなり、2個の模型等を支持可能とする
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の風洞設備。
  4. 前記下部支持装置はスティング及び天秤を介して前記上部支持装置に支持された模型に対応の実機に搭載される搭載物の模型を支持し、
    前記スティングは前記搭載物模型の空間内で平行移動、または回転移動を可能とする
    ことを特徴とする請求項3記載の風洞設備。
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