JP4451360B2 - フォトニックバンドギャップファイバとその製造方法 - Google Patents
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図1に示すような構造のPBGFにおいて、コア12のエッジがバルクモードを横切る場合に表面モードが存在し、横切らない場合には表面モードが存在しないことが知られている(非特許文献3参照。)
R. F. Cregan, B. J. Mangan, J. C. Knight, T. A. Birks, P. St. J. Russell, P. J. Roberts, and D. C. Allan, "Single-mode photonic band gap guidance of light in air," Science, vol. 285, no. 3, pp. 1537-1539, 1999. J. A. West, C. M. Smith, N. F. Borrelli, D. C. Allan, and K. W. Koch, "Surface modes in air-core photonic band-gap fibers," Opt. Express, vol. 12, no. 8, pp. 1485-1496, 2004. H. K. Kim, J. Shin, S. Fan, M. J. F. Digonnet, and G. S. Kino, "Designing air-core photonic-bandgap fibers free of surface modes," IEEE J. Quant. Electron., vol. 40, no. 5, pp. 551-556, 2004. S. G. Johnson and J. D. Joannopoulos, "Block-iterative frequency-domain methods for Maxwell's equations in planewave basis," Opt. Express, vol. 8, no. 3, pp. 173-190, 2001.
また本発明は、石英部分に多数の空孔がファイバ長手方向に沿って設けられたPBGFであって、ファイバ横断面において第1のピッチΛで多数の六角形の空孔が隔壁を介して一列に並べられた第1の空孔列と、前記第1のピッチの2倍である第2のピッチΓで多数の六角形の空孔が六角形の石英部分を介して並べられた第2の空孔列とが交互に多数重ねられ、前記石英部分の対向する2辺間の長さω r が前記第1のピッチΛよりも小さい拡張三角格子状の空孔周期構造をクラッドに有し、且つ多数の六角形の空孔が三角格子状に並べられたコアを有し、前記コアの直径Dは、前記第1のピッチΛに対し、8.7Λ≦D≦11.3Λの関係であり、コアエッジがバルクモードを横切らずに構成されていることを特徴とするPBGFを提供する。
また、前記周期構造において六角形の石英部分を六角形の空孔のピッチΛより小さくしたことで、石英部分と空孔のピッチΛとが等しい周期構造と比べ、バンドギャップが広くなり、バンドギャップの位置が上昇するので、同じ波長通過帯域を実現するために必要となるファイバの寸法が大きくなり、製造が容易になる。
本発明のPBGFの製造方法は、キャピラリの一部をそれよりも肉厚の中空石英管に置換して組み合わせること以外は、従来のキャピラリを用いた方法と同様にして、簡単に拡張三角格子状の空孔周期構造を有するPBGFを製造できるので、従来のPBGFよりも優れた光学特性を有するPBGFを従来のPBGFと同様の方法によって簡単且つ安価に製造することができる。
図4は、本発明のPBGFのクラッド部分に用いた拡張三角格子(ETL:extended triangular lattice)状の空孔周期構造の一例を示す図であり、この図中、符号20は石英部分、21は六角形の空孔、22は第1の空孔列、23は第2の空孔列、25は隔壁である。
図11は、参考例として、ωr/Λ=1、ωb/Λ=0.06とした六角形空孔拡張三角格子構造を示す図であり、また図12はそのバンド構造を示すグラフである。この場合、Γ/λが0.79〜1.13の範囲で第1導波領域、1.60〜1.83で第2導波領域が存在する。
隔壁25を薄く形成する場合には、図7及び図9に示す隔壁の無いPBGFと同様の光学特性が得られ、バンドギャップが広くなり、広い伝送帯域を確保することができる。
一方、隔壁25を比較的厚く形成する場合には、非常に広い伝送帯域を確保することができ、また、伝送帯域を短波長側にシフトさせることができる。また、隔壁25を比較的厚く形成する場合には、PBGFの製造が容易になるメリットが得られる。
(A) 0.7Λ≦D≦3.3Λの範囲。
(B) 4.7Λ≦D≦7.3Λの範囲。
(C) 8.7Λ≦D≦11.3Λの範囲。
コア24の直径Dを前記範囲内に設定することで、表面モードを有しないPBGFを提供することができる。コア24の直径Dを小さくすることで、コアモードを単一モードとすることができ、一方、コア24の直径Dを大きくすることで、マルチモードとすることができる。
また、波長λが、2.1≦Γ/λ≦3.5を満たす範囲内でコアモードが存在する光学特性を有していてもよい。
さらに、波長λが、0.7≦Γ/λ≦2.4を満たす範囲内でコアモードが存在する光学特性を有していてもよい。
本製造方法では、まず、石英製のキャピラリと、それよりも肉厚の中空石英管とを用意し、多数のキャピラリが一列に並べられた第1の空孔列と、キャピラリと中空石英管とを交互に並べた第2の空孔列とが交互に重なって横断面のキャピラリ配置が拡張三角格子状となるように組み合わせ、且つ中央の中空石英管をキャピラリに置換してキャピラリコア領域としたキャピラリ束を作製する。本製造方法で用いるキャピラリは、断面円環状であり、また中空石英管は、キャピラリと外径が等しい肉厚の断面円環状であることが好ましい。この中空石英管は、中空部分を潰して石英部分とすることから、その肉厚は製造するPBGFにおけるωr/Λの値に応じて適宜選択可能である。
また、前記構造において六角形の石英部分を六角形の空孔のピッチΛより小さくしたことで、石英部分と空孔のピッチΛとが等しい周期構造と比べ、バンドギャップが広くなり、バンドギャップの位置が上昇するので、同じ波長通過帯域を実現するために必要となるファイバの寸法が大きくなり、製造が容易になる。
本例によるPBGFの製造方法は、キャピラリの一部をそれよりも肉厚の中空石英管に置換して組み合わせること以外は、従来のキャピラリを用いた方法と同様にして、簡単に拡張三角格子状の空孔周期構造を有するPBGFを製造できるので、従来のPBGFよりも優れた光学特性を有するPBGFを従来のPBGFと同様の方法によって簡単且つ安価に製造することができる。
図19に示すような、ピッチΛに対する石英部分20の2辺間の長さωrの割合が0.9(ωr/Λ=0.9)であり、ピッチΛに対する隔壁25の厚さωbの割合が0.06(ωb/Λ=0.06)である六角形空孔拡張三角格子構造をクラッドに有し、中心の石英部分20を空孔21に置換したコア24(キャピラリコア)を有するPBGFを製造し、コアモードの分散を調べた。図20はこのPBGFの第1バンドギャップ内の分散を示すグラフである。図20において、βは伝搬方向(周期構造と垂直な方向)の波数、Γ=2Λは拡張三角格子の格子定数、ωは角周波数、cは光速を表す。また、ライトラインは光が真空媒質中で伝搬するときの分散曲線を表し、バンドで囲まれる領域は、周期構造断面内にどの方向にも光が伝搬できない領域、すなわちバンドギャップを表す。図20に示すように、Γ/λ(=ωΓ/2πc)=0.89〜1.30のバンドギャップ内では、コアモードのみが存在し、表面モードが存在しない。また、この場合のコアモードは単一モードである(縮退モードを含む)。
図25に示すような、ωr/Λ=0.8、ωb/Λ=0.06である六角形空孔拡張三角格子構造をクラッドに有し、中心の石英部分20を空孔21に置換したコア24(キャピラリコア)を有するPBGFを製造し、コアモードの分散を調べた。図26はこのPBGFの第1バンドギャップ内の分散を示すグラフである。図示のように、Γ/λ=0.96〜1.40のバンドギャップ内では、コアモードのみが存在し、表面モードが存在しない。また、この場合のコアモードは単一モードである(縮退モードを含む)。
図29に示すような、ωr/Λ=0.7、ωb/Λ=0.06である六角形空孔拡張三角格子構造をクラッドに有し、中心の石英部分20を空孔21に置換したコア24(キャピラリコア)を有するPBGFを製造し、コアモードの分散を調べた。図30はこのPBGFの第1バンドギャップ内の分散を示すグラフである。図示のように、Γ/λ=1.05〜1.57のバンドギャップ内では、コアモードのみが存在し、表面モードが存在しない。また、この場合のコアモードは単一モードである(縮退モードを含む)。
図33に示すような、ωr/Λ=0.9、ωb/Λ=0.06である六角形空孔拡張三角格子構造をクラッドに有し、中心の石英部分20とその外側の1層6個の石英部分20を空孔21に置換したコア24(キャピラリコア)を有するPBGFを製造し、コアモードの分散を調べた。図34はこのPBGFの第1バンドギャップ内の分散を示すグラフである。図示のように、Γ/λ=0.96〜1.26でコアモード1、Γ/λ=0.92〜1.27でコアモード2が存在し、表面モードは存在しない。ただし、各コアモードは縮退モードを含む。
図41に示すような、ωr/Λ=0.7、ωb/Λ=0.1である六角形空孔拡張三角格子のバンド構造を図42に示す。ただし、石英の屈折率n=1.45とした。図41において、黒色の六角形部分が石英部分20、白色の六角形部分が空孔21、空孔21を区画する実線が隔壁25である。また、バンド構造は平面波展開法(非特許文献4参照)を用いて計算した。図42において、βは伝搬方向(周期構造と垂直な方向)の波数、Γ=2Λは拡張三角格子の格子定数、ωは角周波数、cは光速を表す。また、ライトライン(n=1)は光が真空媒質中で伝搬するときの分散曲線を表し、バンドで囲まれる領域は、周期構造断面内にどの方向にも光が伝搬できない領域、すなわちバンドギャップを表す。ファイバのクラッドにこの周期構造を用い、コアに空孔を用いた場合、ファイバのコアに光が導波可能になる帯域はn=1のライトラインに隣接し、その上部に存在するバンドギャップとなる。この場合、Γ/λ(=ωΓ/2πc)が0.93〜1.16の範囲で導波領域が存在する。ここで、λは波長を表す。しかし、キャピラリコアを用いると、コアの透過屈折率が上昇するので、前記真空媒質中で伝搬するライトラインの替わりに、誘電体中で伝搬するライトラインが適用される。この場合、コアの平均屈折率は、式(1)で近似することができる。
また、図50は、前記PBGFの誘電率分布を示す図である。
図51に示すような、ωr/Λ=0.8、ωb/Λ=0.1である六角形空孔拡張三角格子構造をクラッドに有し、中心の石英部分20とその外側の1層6個の石英部分20を空孔21に置換したコア24(キャピラリコア)を有するPBGFを製造し、伝搬モードの分散を計算した。図52は、このPBGFの第1バンドギャップ内の分散を示すグラフである。
また、図55は、ファイバの誘電率分布を図51と同スケールで示す図である。
図56に示すような、ωr/Λ=0.7、ωb/Λ=0.1である六角形空孔拡張三角格子構造をクラッドに有し、中心の石英部分20を空孔21に置換したコア24(キャピラリコア)を有するPBGFを製造し、伝搬モードの分散を計算した。図57は、このPBGFの第1バンドギャップ内の分散を示すグラフである。
また、図59は、ファイバの誘電率分布を図56と同スケールで示す図である。
図60に示すような、ωr/Λ=0.8、ωb/Λ=0.1である六角形空孔拡張三角格子構造をクラッドに有し、中心の石英部分20を空孔21に置換したコア24(キャピラリコア)を有するPBGFを製造し、伝搬モードの分散を計算した。図61は、このPBGFの第1バンドギャップ内の分散を示すグラフである。
また、図63は、ファイバの誘電率分布を図60と同スケールで示す図である。
Claims (20)
- 石英部分に多数の空孔がファイバ長手方向に沿って設けられたフォトニックバンドギャップファイバであって、
ファイバ横断面において第1のピッチΛで多数の六角形の空孔が隔壁を介して一列に並べられた第1の空孔列と、前記第1のピッチの2倍である第2のピッチΓで多数の六角形の空孔が六角形の石英部分を介して並べられた第2の空孔列とが交互に多数重ねられ、前記石英部分の対向する2辺間の長さωrが前記第1のピッチΛよりも小さい拡張三角格子状の空孔周期構造をクラッドに有し、
且つ多数の六角形の空孔が三角格子状に並べられたコアを有し、
前記コアの直径Dは、前記第1のピッチΛに対し、0.7Λ≦D≦3.3Λの関係であり、
コアエッジがバルクモードを横切らずに構成されていることを特徴とするフォトニックバンドギャップファイバ。 - 石英部分に多数の空孔がファイバ長手方向に沿って設けられたフォトニックバンドギャップファイバであって、
ファイバ横断面において第1のピッチΛで多数の六角形の空孔が隔壁を介して一列に並べられた第1の空孔列と、前記第1のピッチの2倍である第2のピッチΓで多数の六角形の空孔が六角形の石英部分を介して並べられた第2の空孔列とが交互に多数重ねられ、前記石英部分の対向する2辺間の長さωrが前記第1のピッチΛよりも小さい拡張三角格子状の空孔周期構造をクラッドに有し、
且つ多数の六角形の空孔が三角格子状に並べられたコアを有し、
前記コアの直径Dは、前記第1のピッチΛに対し、4.7Λ≦D≦7.3Λの関係であり、
コアエッジがバルクモードを横切らずに構成されていることを特徴とするフォトニックバンドギャップファイバ。 - 石英部分に多数の空孔がファイバ長手方向に沿って設けられたフォトニックバンドギャップファイバであって、
ファイバ横断面において第1のピッチΛで多数の六角形の空孔が隔壁を介して一列に並べられた第1の空孔列と、前記第1のピッチの2倍である第2のピッチΓで多数の六角形の空孔が六角形の石英部分を介して並べられた第2の空孔列とが交互に多数重ねられ、前記石英部分の対向する2辺間の長さωrが前記第1のピッチΛよりも小さい拡張三角格子状の空孔周期構造をクラッドに有し、
且つ多数の六角形の空孔が三角格子状に並べられたコアを有し、
前記コアの直径Dは、前記第1のピッチΛに対し、8.7Λ≦D≦11.3Λの関係であり、
コアエッジがバルクモードを横切らずに構成されていることを特徴とするフォトニックバンドギャップファイバ。 - 前記空孔を囲む石英の隔壁の厚さωbが0.005Λ≦ωb≦0.2Λの範囲であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフォトニックバンドギャップファイバ。
- 前記空孔を囲む石英の隔壁の厚さωbが0.05Λ≦ωb≦0.5Λの範囲であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフォトニックバンドギャップファイバ。
- 前記石英部分の対向する2辺間の長さωrが0.4Λ≦ωr<Λの範囲であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフォトニックバンドギャップファイバ。
- 前記クラッドに設けられた拡張三角格子状の空孔周期構造がコアの外側に3層以上設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のフォトニックバンドギャップファイバ。
- 伝搬パワーの60%以上が空孔コアの領域に集中するコアモードであり、且つ表面モードが実質的に存在しない光学特性を有していることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のフォトニックバンドギャップファイバ。
- 単一のコアモード(ただし、縮退する全てのモードはモード数1とする)のみが存在する光学特性を有していることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のフォトニックバンドギャップファイバ。
- 波長λが、0.6≦Γ/λ≦1.7を満たす範囲内でコアモードが存在する光学特性を有していることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のフォトニックバンドギャップファイバ。
- 波長λが、1.5≦Γ/λ≦2.4を満たす範囲内でコアモードが存在する光学特性を有していることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のフォトニックバンドギャップファイバ。
- 波長λが、2.1≦Γ/λ≦3.5を満たす範囲内でコアモードが存在する光学特性を有していることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のフォトニックバンドギャップファイバ。
- 波長λが、0.7≦Γ/λ≦2.4を満たす範囲内でコアモードが存在する光学特性を有していることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のフォトニックバンドギャップファイバ。
- 石英製の多数のキャピラリが一列に並べられた第1の空孔列と、前記キャピラリとそれよりも肉厚の中空石英管とを交互に並べた第2の空孔列とが交互に重なって横断面のキャピラリ配置が拡張三角格子状となるように組み合わせ、且つ中空石英管をキャピラリに置換してキャピラリコア領域としたキャピラリ束を作製し、次いでキャピラリ内部空間の圧力を高く中空石英管内部空間の圧力を低く保持したまま、該キャピラリ束を加熱一体化し、中空石英管の内部空間が潰れると共にキャピラリの空孔が六角形状となって維持されたファイバ紡糸用母材を作製し、次いで該ファイバ紡糸用母材を紡糸して請求項1〜13のいずれかに記載のフォトニックバンドギャップファイバを得ることを特徴とするフォトニックバンドギャップファイバの製造方法。
- 前記キャピラリが断面円環状であり、前記中空石英管がキャピラリと外径が等しく肉厚の断面円環状であることを特徴とする請求項14に記載のフォトニックバンドギャップファイバの製造方法。
- 前記キャピラリ束を石英管の孔内に挿入した状態で一体化してファイバ紡糸用母材を作製することを特徴とする請求項14又は15に記載のフォトニックバンドギャップファイバの製造方法。
- 前記石英管の孔内に挿入したキャピラリ束のうち、キャピラリ内部空間のみを大気圧又はそれ以上の圧力に保持し、中空石英管の内部空間を含むキャピラリ内部空間以外の空間部分を減圧状態として前記一体化を行うことを特徴とする請求項16に記載のフォトニックバンドギャップファイバの製造方法。
- 前記キャピラリ束の横断面の中心にある1つの中空石英管をキャピラリに置換してキャピラリコア領域を形成することを特徴とする請求項14〜17のいずれかに記載のフォトニックバンドギャップファイバの製造方法。
- 前記キャピラリ束の横断面の中心にある1つの中空石英管とその周りを囲む中空石英管をキャピラリに置換してキャピラリコア領域を形成することを特徴とする請求項14〜17のいずれかに記載のフォトニックバンドギャップファイバの製造方法。
- 前記キャピラリ束は、コア領域を囲む拡張三角格子状の空孔周期構造が、径方向外方に向けて3層以上の中空石英管を有するように設けられることを特徴とする請求項14〜19のいずれかに記載のフォトニックバンドギャップファイバの製造方法。
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